JP2015170296A - 情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】管理サーバを介さずに、クラウドサービスが保持する電子データの操作要求を行うことを支援する情報処理システム及び情報処理方法を提供する。【解決手段】1以上のクライアント装置20と、管理サーバ10とを有する情報処理システム1であって、クライアント装置20から、クラウドサービス30上に記憶された電子データに対する所定の操作に関する要求を受け付けると、該所定の操作をクライアント装置20が直接行うか又は管理サーバ10が行うかのいずれかを決定し、該所定の操作をクライアント装置20が直接行うと決定された場合、クライアント装置20が前記電子データにアクセスするためのプログラムを取得し、取得したプログラムを用いて該所定の操作の要求を行う。一方、管理サーバ10が行うと決定された場合、管理サーバ10は、該所定の操作の要求を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
インターネット上に電子ファイル等を保管するためのサービス(クラウドストレージサービス)を複数利用するユーザの利便のために、これら複数のクラウドストレージサービスを1つのサイトで扱えるサービス(ポータルサイト)が従来より知られている。このようなポータルサイトにおいては、OAuthなどの技術を利用することにより、ポータルサイトを介してクラウドストレージサービスから電子ファイル等を取得することができる。
他方、サービス提供サイトが保管している電子ファイル等のメタ情報をポータルサイトから取得することにより、ポータルサイトを介さずに電子ファイル等を取得することができる技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上記の従来技術においては、ポータルサイトを介して電子ファイル等の取得を行う場合、ユーザが直接クラウドストレージサービスを利用する場合と比べてポータルサイトにおける通信が増加し、通信速度がインターネットの回線状況に影響され易いという問題があった。
他方、ポータルサイトを介さずに電子ファイル等を取得する場合は、サービス提供サイトを利用する際に認証が必要な場合は、ポータルサイトを介さずに電子ファイル等の取得を行うことができないという問題がある。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、管理サーバを介さずに、クラウドサービスが保持する電子データの操作要求を行うことを支援することができる情報処理システム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、1以上のクライアント装置と、管理サーバとを有する情報処理システムであって、前記1以上のクライアント装置のうち一のクライアント装置から、クラウドサービス上に記憶された電子データに対する所定の操作に関する要求を受け付けると、該電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うか又は前記管理サーバが行うかのいずれかを、該電子データの書誌情報に基づいて決定する決定手段と、前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うと前記決定手段により決定された場合、該一のクライアント装置が前記管理サーバから前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データにアクセスするためのプログラムを取得する取得手段と、前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うと前記決定手段により決定された場合、前記一のクライアント装置は、前記取得手段で取得したプログラムを用いて前記電子データの所定の操作の要求を前記クラウドサービスに行う一方、前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記管理サーバが行うと決定された場合、前記管理サーバは、前記一のクライアント装置から受け付けた前記要求に基づいて前記電子データの所定の操作の要求を前記クラウドサービスに行う操作手段と、を有することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、管理サーバを介さずに、クラウドサービスが保持する電子データの操作要求を行うことを支援することができる。
第1の実施形態に係る情報管理システムの構成を説明するための図である。 第1の実施形態に係る情報管理システムの一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る情報管理システムの一例の機能ブロック図である。 ストレージサービス情報の一例の構成図である。 ユーザ毎ディレクトリ情報の一例の構成図である。 第1の実施形態に係る管理サーバへのログイン処理の一例のシーケンス図である。 ログイン要求及びログイン応答の一例を説明するための図である。 ストレージサービス選択画面の一例のイメージ図である。 第1の実施形態に係るディレクトリ情報取得処理の一例のシーケンス図である。 ディレクトリ情報取得要求及びディレクトリ情報取得応答の一例を説明するための図である。 ファイル選択画面の一例のイメージ図である。 第1の実施形態に係るアクセスプログラム又はファイル取得処理の一例のシーケンス図である。 アクセスプログラム取得要求及びアクセスプログラム取得応答の一例を説明するための図である。 アクセスプログラムのインタフェースの一例を説明するための図である。 ストレージサービスへのログイン画面の一例のイメージ図である。 第1の実施形態に係るストレージサービスへのログインから印刷処理までの一例のシーケンス図である。 第1の実施形態に係る管理サーバへのストレージサービス登録処理の一例のシーケンス図である。 ストレージサービス登録画面の一例のイメージ図である。 第1の実施形態に係るストレージサービス設定処理の一例のシーケンス図である。 ストレージサービス設定画面の一例のイメージ図である。 第2の実施形態に係る情報管理システムの一例の機能ブロック図である。 ユーザ情報の他の例の構成図である。 第2の実施形態に係るストレージサービス設定処理の一例のシーケンス図である。 ストレージサービス設定画面の他の例のイメージ図である。 アカウント登録画面の一例のイメージ図である。 第2の実施形態に係る印刷処理の一例のシーケンス図である。 アクセスプログラム取得要求及びアクセスプログラム取得応答の他の例を説明するための図である。 アクセスプログラムのインタフェースの他の例を説明するための図である。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、第1の実施形態に係る情報管理システムの構成を説明するための図である。図1に示す情報管理システム1は、ポータルサイトを提供する管理サーバ10と、この管理サーバ10にアクセスしてポータルサイトを利用するユーザが操作するクライアント装置20を有している。ユーザは、クライアント装置20から管理サーバ10にアクセスして、ポータルサイトを利用することで、複数のクラウドサーバ30が提供する複数のクラウドサービスをこのポータルサイト上で利用することができる。このことについて、クラウドサービスがクラウドストレージサービスである場合を一例に、本実施形態に係る情報管理システム1の処理の概要について、図1を用いて簡単に説明する。
情報管理システム1のユーザは、クライアント装置20のWebブラウザ(不図示)などを介して管理サーバ10にアクセスして、この管理サーバ10が提供するポータルサイトにログインする(ステップS1)。その後、ユーザが、ポータルサイト上から利用したいクラウドストレージサービス及びこのクラウドストレージサービスに格納している電子データを選択する。すると、本実施形態に係る情報管理システム1は、所定の条件に応じて、以下のいずれかの処理を行う。
(1)管理サーバ10は、OAuthなどのプロトコルを利用してクラウドサーバ30から所望の電子データを取得し(ステップS2−1、S2−2)、取得した電子データをクライアント装置20に送信する(ステップS3)。
(2)管理サーバ10は、クライアント装置20に対してクラウドストレージサービスにアクセスするためのプログラムを送信し(ステップS3)、クライアント装置20は、このプログラムを用いてクラウドサーバ30から所望の電子データを取得する(ステップS4−1、S4−2)。
以上のように、本実施形態に係る情報管理システム1では、従来から用いられている上記(1)の処理に加えて、上記(2)の処理も行うことができるようにするものである。これにより、管理サーバ10とクラウドサーバ30との間の通信量を低減させることができる。
図1の情報管理システム1を構成する管理サーバ10は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)などの情報処理装置である。なお、管理サーバ10は、複数の情報処理装置で構成されていてもよい。
図1の情報管理システム1を構成するクライアント装置20は、PC(パーソナルコンピュータ)などの情報処理装置である。クライアント装置20は、タブレット端末、スマートフォン、MFP(Multifunction Peripheral)などの画像形成装置、プロジェクタなど各種電子機器であってもよい。なお、情報管理システム1において、クライアント装置20は2台以上の任意の台数でよい。
なお、以降では、クラウドサービスの一例としてクラウドストレージサービスの場合について説明する。したがって、以降では、各クラウドサーバ30は、クラウドストレージサービス(ストレージサービス)のユーザがアップロードした各種電子データが記憶されているクラウドストレージサーバである。ただし、クラウドサービスとしてストレージサービスに限定されるものではなく、例えばクラウドプリントサービスなど各種クラウドサービスであってもよい。
<ハードウェア構成>
次に、情報管理システム1のハードウェア構成について説明する。情報管理システム1を構成する管理サーバ10及びクライアント装置20は、それぞれ、例えば図2に示すようなハードウェア構成を有する。図2は、第1の実施形態に係る情報管理システムの一例のハードウェア構成図である。
≪管理サーバ≫
図2に示した管理サーバ10は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、通信I/F107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスB1で相互に接続されている。
入力装置101は、キーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、管理サーバ10に各操作信号を入力するのに用いられる。なお、入力装置101は管理サーバ10の必須の構成要素ではないため、入力装置101はなくてもよい。
表示装置102は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などを含み、管理サーバ10による処理結果を表示する。なお、表示装置102は管理サーバ10の必須の構成要素ではないため、表示装置102はなくてもよい。
外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。記憶媒体103aには、実施形態を実現するプログラムを格納することができる。管理サーバ10は外部I/F103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
記録媒体103aにはUSBメモリ(Universal Serial Bus memory)、SDメモリカード(SD Memory card)、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disk)、フレキシブルディスクなどの記録媒体を用いることができる。
RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、管理サーバ10の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS(Operating System)設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。
CPU106は、ROM105やHDD108などの記憶装置からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、管理サーバ10全体制御や機能を実現する演算装置である。
通信I/F装置107は、ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、管理サーバ10は通信I/F装置107を介してデータ通信を行うことができる。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えば、管理サーバ10全体を制御する基本ソフトウェアであるOSや、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。HDD108は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
管理サーバ10は、例えば上記のハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
≪クライアント装置≫
図2に示したクライアント装置20は、入力装置201、表示装置202、外部I/F203、RAM204、ROM205、CPU206、通信I/F207、及びHDD208などを備え、それぞれがバスB2で相互に接続されている。これらクライアント装置20の各構成要素は、それぞれ、管理サーバ10の各構成要素と同様であるため、説明を省略する。ただし、管理サーバ10と異なり、クライアント装置20においては、入力装置201及び表示装置202は、必須の構成要素である。
クライアント装置20は、例えば上記のハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
次に、情報管理システム1のソフトウェア構成について説明する。図3は、第1の実施形態に係る情報管理システムの一例の機能ブロック図である。
≪管理サーバ≫
本実施形態に係る管理サーバ10は、通信部11、UI情報生成部12、ストレージサービス通信部13、動的コード生成部14、メンテナンス部15を有する。また、本実施形態に係る管理サーバ10は、共通ファイル記憶部16及びユーザファイル記憶部17を利用する。
通信部11は、通信I/F装置107などを介して、クライアント装置20と送受信を行う。例えば、通信部11は、クライアント装置20からHTTP(HyperText Transfer Protocol)リクエストを受け取ると、対応する各部にこのリクエストを受け渡す。また、他の各部から通信部11は、HTTPレスポンスを受け取ると、クライアント装置20にこのレスポンスを送信する。
UI情報生成部12は、クライアント装置20の表示装置202などに表示させる画面(UI情報)を生成する。ストレージサービス通信部13は、ストレージサービスを提供するクラウドサーバ30との送受信を行う。
動的コード生成部14は、クライアント装置20からのリクエストに応じて、クライアント装置20がクラウドサーバ30にアクセスするためのプログラムの要否を判断する。また、動的コード生成部14は、クラウドサーバ30にアクセスするためのプログラムの生成を行う。すなわち、動的コード生成部14は、例えばJava(登録商標)ソースコードからJavaクラスファイルを生成する。なお、Javaクラスファイルとは、Java仮想マシン(JVM)上で実行可能な形式であるバイトコードを含むファイルである。
メンテナンス部15は、管理サーバ10が提供するポータルサイトに、新たにストレージサービスを登録する処理を行う。また、メンテナンス部15は、管理サーバ10が提供するポータルサイトのユーザが利用するストレージサービスの利用開始設定/利用解除などを行う。
共通ファイル記憶部16は、各クラウドサーバ30の各種情報であるストレージサービス情報1000を記憶する。ストレージサービス情報1000の詳細については後述する。また、共通ファイル記憶部16は、管理サーバ10及びクライアント装置20がクラウドサービスにアクセスするための不図示のプログラム(アクセスプログラム)又はプログラムのソースファイルを記憶している。なお、これらのアクセスプログラム名はストレージサービス情報1000で管理して記憶されている。
ユーザファイル記憶部17は、ユーザ毎のストレージサービスのディレクトリ情報であるユーザ毎ディレクトリ情報2000を記憶する。ユーザ毎ディレクトリ情報2000の詳細については後述する。なお、共通ファイル記憶部16及び/又はユーザファイル記憶部17は、管理サーバ10のHDD108又は管理サーバ10とネットワークを介して接続された記憶装置に格納される。
≪ストレージサービス情報≫
本実施形態におけるストレージサービス情報1000は、例えば図4に示すようなデータ項目を有する。図4は、ストレージサービス情報の一例の構成図である。ストレージサービス情報1000は、ストレージサービスID、ストレージサービス名称、アクセスプログラム名(ポータルサイト用)、ログイン時パラメータ、アクセスプログラム名(クライアント用)などのデータ項目を有する。また、ストレージサービス情報1000は、ストレージサービスID毎に、これらの各データ項目を有するレコードから構成される。
ストレージサービスIDは、管理サーバ10が提供するポータルサイトにおいて、ストレージサービスを一意に識別するための情報である。ストレージサービス名称は、管理サーバ10が提供するポータルサイトにおける、ストレージサービスの名称である。
アクセスプログラム名(ポータルサイト用)は、管理サーバ10がストレージサービスを提供するクラウドサーバ30にアクセスするために利用するプログラムの名称である。
ログイン時パラメータは、ストレージサービスを提供するクラウドサーバ30にログインする際に必要な情報である。例えば図4においては、ストレージサービスID「S001」のクラウドサーバ30にログインするには、ユーザID、パスワード、企業名の3つ情報が必要であることを示している。このログイン時パラメータの個数及び必要な情報の種類は、ストレージサービス毎に決定される。
アクセスプログラム名(クライアント用)は、クライアント装置20がストレージサービスを提供するクラウドサーバ30にアクセスするために利用するプログラムの名称である。
なお、一般に、クラウドサービス(クラウドサーバ30)にアクセスする際に、ポータルサイト(管理サーバ10)が用いるプログラムとクライアント装置20が用いるプログラムは異なるが、同じであってもよい。また、アクセスプログラムは、ポータルサイト用の場合は、クラウドサービスへのログイン機能、電子データ(ファイル)の書誌情報(ディレクトリ情報など)取得機能、電子データ(ファイル)の受信機能などを有する。他方、クライアント用のアクセスプログラム(すなわち、後述するアクセスプログラム27)は、クラウドサービスへのログイン機能、電子データ(ファイル)の送受信機能などを有する。
≪ユーザ毎ディレクトリ情報≫
本実施形態におけるユーザ毎ディレクトリ情報2000は、例えば図5示すようなデータ項目を有する。図5は、ユーザ毎ディレクトリ情報の一例の構成図である。ユーザ毎ディレクトリ情報2000は、ユーザID、ストレージサービスID、ディレクトリ情報などのデータ項目を有する。また、ユーザ毎ディレクトリ情報2000は、ユーザID毎に、これらの各データ項目を有するレコード群から構成される。
ユーザIDは、情報管理システム1のユーザを一意に識別する情報である。ストレージサービスIDは、上述した通り、ストレージサービスを一意に識別する情報である。
ディレクトリ情報は、ユーザ毎ストレージサービス毎のディレクトリに関する情報(書誌情報)である。ディレクトリ情報は、ファイル/フォルダID、ファイル/フォルダ区分、名称、サイズ、親IDから構成されており、ディレクトリ情報1レコードが1ファイル又は1フォルダを特定する情報である。
ファイル/フォルダIDは、ストレージサービスIDが示すストレージサービスにおいて、ファイル又はフォルダを一意に識別する情報である。ファイル/フォルダ区分は、該当のレコードがファイルを示す情報か又はフォルダを示す情報かのいずれであるかを示す情報である。名称は、該当のレコードにおけるファイル又はフォルダの名称である。サイズは、該当のレコードがファイルを示す情報である場合に、ファイルの容量を示す情報である。なお、「ファイル/フォルダ区分」がフォルダを示す情報である場合は、サイズはハイフン(−)や0、NULLなどでよい。親IDは、上位の階層のフォルダの「ファイル/フォルダID」である。すなわち、該当のレコードが示すファイル又はフォルダを含むフォルダの「ファイル/フォルダID」である。
上記のように、ユーザ毎かつストレージサービスID毎にディレクトリ情報を有することで、このユーザがこのストレージサービスに格納している電子データ(ファイル)を特定することができる。なお、このようなユーザ毎ディレクトリ情報2000は、後述するディレクトリ情報取得処理において、ストレージサービス(クラウドサーバ30)から取得する。
≪クライアント装置≫
本実施形態に係るクライアント装置20は、クライアント操作部21、通信部22、UI更新部23、ストレージサービスアクセス部24、出力部25を有する。また、本実施形態に係るクライアント装置20は、アクセスプログラム記憶部26を利用する。
クライアント操作部21は、ユーザが入力装置201を介して行った操作を受け付け、この操作に対応する処理を他の各部に依頼する。通信部22は、通信I/F装置207などを介して、管理サーバ10との送受信を行う。例えば、通信部22は、管理サーバ10にHTTPリクエストを送信する。また、通信部22は、管理サーバ10からHTTPレスポンスを受信する。
UI更新部23は、管理サーバ10からUI情報を受け取ると、表示装置202などが表示する画面を更新する。ストレージサービスアクセス部24は、アクセスプログラム記憶部26に記憶されているアクセスプログラム27を用いて、対応するストレージサービスにアクセスする。出力部25は、外部I/F203や通信I/F207を介して、クライアント装置20に接続されたMFPなどに対して印刷要求などを行う。
アクセスプログラム記憶部26は、ストレージサービスを提供するクラウドサーバ30にアクセスするためのアクセスプログラム27を記憶する。クライアント装置20は、管理サーバ10から、クライアント用のアクセスプログラム27を取得(ダウンロード)し、アクセスプログラム記憶部26に格納する。なお、アクセスプログラム27は、ストレージサービス毎(すなわち、ストレージサービスID毎)に存在する。
<処理の詳細>
次に、第1の実施形態に係る情報管理システム1の処理の詳細について説明する。
≪管理サーバへのログイン処理≫
まず、ユーザがクライアント装置20を操作して、管理サーバ10にログイン(すなわち、ポータルサイトにログイン)する処理について説明する。
ユーザがクライアント装置20のWebブラウザ(不図示)などを介して、管理サーバ10が提供するポータルサイトにアクセスし、ログイン操作を行う(ステップS61)。すると、クライアント操作部21は、ポータルサイトのユーザIDを含むログイン要求(HTTPリクエスト)を通信部22に送信し(ステップS62)、通信部22は、受け取ったログイン要求を管理サーバ10に送信する(ステップS63)。
ここで、通信部22が管理サーバ10に送信するログイン要求(HTTPリクエスト)は、例えば図7(a)に示すような構成である。URI601は、後述するストレージ選択画面3000を示す情報が指定される。なお、他にもURI601は、例えば、ポータルサイトのトップページのHTML(HyperText Markup Language)ファイルを示す情報が指定されてもよい。Method602は、URI601で指定されたファイルの取得要求であるGETメソッドが指定される。Query603は、ユーザのユーザID(例えば「user001」)が指定される。なお、例えばQuery603は、ユーザIDに加えて、例えばパスワードなどが含まれていてもよい。このような場合、ポータルサイト(管理サーバ10)において認証処理が行われる。
管理サーバ10の通信部11は、クライアント装置20からログイン要求を受け取ると、このログイン要求をUI情報生成部12に送信する(ステップS64)。そして、UI情報生成部12は、ログイン要求に基づいて、ログイン応答とストレージ選択画面を生成してクライアント装置20にログイン応答(HTTPレスポンス)を送信する(ステップS65)。
このとき、クライアント装置20に送信されるログイン応答(HTTPレスポンス)は、例えば図7(b)に示すような構成である。Body604には、ストレージサービスIDとストレージサービス名称とが指定されている。これらのストレージサービスIDとストレージサービス名称は、ログイン要求に含まれるユーザID(例えば「user001」)のユーザが利用するストレージサービスのストレージサービスIDとストレージサービス名称である。なお、ストレージサービスIDとストレージサービス名称とが複数ある場合(すなわち、ユーザが複数のストレージサービスをポータルサイトから利用している場合)、ストレージサービスIDとストレージサービス名称とが配列でBody604に指定される。
クライアント装置20の通信部22は、ログイン応答(HTTPレスポンス)を受け取ると、UI更新部23に画面の更新要求を行い(ステップS66)、UI更新部23は、クライアント装置20の表示画面を更新する(ステップS67及びS68)。すなわち、UI更新部23は、管理サーバ10から受け取ったログイン応答に基づいて、例えば図8に示すようなストレージ選択画面3000を表示させる。図8のストレージ選択画面3000は、ログイン要求を行ったユーザ(例えば「user001」)が利用している(利用可能な)ストレージサービスの一覧3100と、決定ボタン3200とを有する。ストレージサービスの一覧3100から所望のストレージサービス(例えば「ストレージA」)を選択して、決定ボタン3200を押下すると、選択したストレージサービスに格納しているファイルの操作を行うことができる。
≪ディレクトリ情報取得処理≫
次に、図8に示すストレージ選択画面3000のストレージサービスの一覧3100から所望のストレージサービスを選択して、決定ボタン3200を押下した後、ディレクトリ情報を取得する処理について説明する。この処理は、ユーザが選択したストレージサービスから、このユーザのディレクトリ情報(すなわち、ストレージサービスに格納しているファイルとフォルダに関する階層に関する情報やサイズに関する情報などの書誌情報)を取得する処理である。
まず、ユーザは、クライアント装置20のクライアント操作部21からストレージサービスを選択する(ステップS91)。すなわち、ユーザは、例えばストレージ選択画面3000から所望のストレージサービスを選択し、決定ボタン3200を押下する。以降の説明では、ユーザID「user001」のユーザが、ストレージサービス名称「ストレージA」のストレージサービス(ストレージサービスIDは「S001」)を選択したものとして説明する。
すると、クライアント操作部21は、ディレクトリ情報取得要求を通信部22に送信し(ステップS92)、通信部22は、ディレクトリ情報取得要求を管理サーバ10に送信する(ステップS93)。
ここで、通信部22が管理サーバ10に送信するディレクトリ情報取得要求(HTTPリクエスト)は、例えば図10(a)に示すような構成である。URI701は、後述するファイル選択画面4000を示す情報などが指定される。Method702は、URI701で指定されたファイルの取得要求であるGETメソッドが指定される。Query703は、ユーザのユーザID(例えば「user001」)とストレージサービスID(例えば「S001」)が指定される。なお、ディレクトリ情報取得処理をログイン処理と同一のセッションで行う場合は、ユーザIDは指定しなくてもよい。
管理サーバ10の通信部11は、ディレクトリ情報取得要求を受け取ると、UI情報生成部12を介してストレージサービス通信部13にディレクトリ情報取得要求を送信する(ステップS94及びS95)。
ストレージサービス通信部13は、ストレージサービスへのアクセス方法を判別し(ステップS96)、該当のユーザ(ユーザID「user001」)のディレクトリ情報取得要求を該当のストレージサービス(ストレージA)を提供するクラウドサーバ30に対して行う(ステップS97)。ストレージサービスへのアクセス方法の判別は、図4に示すストレージサービス情報1000を参照することで判別する。すなわち、ストレージサービス通信部13は、ストレージサービス情報1000のアクセスプログラム名(ポータルサイト用)のデータ項目を参照し、ここで指定されているプログラムを用いてストレージサービスにアクセスする。例えばストレージサービス名称「ストレージA」を提供するクラウドサーバ30には、「プログラムA1」を用いてアクセスする。
なお、ストレージサービスからディレクトリ情報を取得するには、該当のユーザのユーザIDやパスワードなどの情報が必要であるが、上記のステップS97では管理サーバ10は、例えばシングルサインオンの仕組みやOAuthの仕組みなどを利用することにより、該当のユーザのディレクトリ情報を取得することができる。
ストレージサービス通信部13は、クラウドサーバ30からディレクトリ情報を受け取ると、このディレクトリ情報をユーザファイル記憶部17に保存する(ステップS98)。そして、UI情報生成部12は、ファイル選択画面を生成し、ディレクトリ情報取得応答(HTTPレスポンス)をクライアント装置20に送信する(ステップS99)。
このとき、クライアント装置20に送信されるディレクトリ情報取得応答(HTTPレスポンス)は、例えば図10(b)に示すような構成である。Body704には、該当のストレージサービス(ストレージサービスID「S001」)にアクセスするためのアクセスプログラム名(クライアント用)と、このアクセスプログラムのバージョン情報と、ディレクトリ情報などが指定されている。なお、アクセスプログラム名(クライアント用)とアクセスプログラムのバージョン情報は、後述するアクセスプログラム又はファイル取得処理において、クライアント装置20がアクセスプログラムを管理サーバ10から取得するか否かを判定するために使用する。
クライアント装置20の通信部22は、ディレクトリ情報取得応答(HTTPレスポンス)を受け取ると、UI更新部23に画面の更新要求を行い(ステップS100)、UI更新部23は、クライアント装置20の表示画面を更新する(ステップS101及びS102)。すなわち、UI更新部23は、管理サーバ10から受け取ったディレクトリ情報取得応答(HTTPレスポンス)に基づいて、例えば図11に示すようなファイル選択画面4000を表示させる。図11のファイル選択画面4000は、ストレージサービスID「S001」のストレージサービスにおける、ユーザ(ユーザID「user001」)のディレクトリ構成(フォルダ/ファイル構成)を示している。ユーザは、例えば、印刷したい所望のファイルのチェックボックス4100を選択し、印刷ボタン4200を押下することで、出力部25により例えば外部I/F203を介して接続された不図示のプリンタなどからファイルを印刷することができる。なお、ユーザは、ファイル選択画面4000で選択したファイルについて、例えば取得(ダウンロード)してHDD208に保存する、表示装置202に表示させる等してもよい。このように、ユーザは、ファイル選択画面4000からストレージサービスに格納されているファイルの各種操作要求を管理サーバ10に対して行うことができる。
≪アクセスプログラム又はファイル取得処理≫
次に、図11に示すファイル選択画面4000から、ユーザが印刷を行いたい所望のファイルを選択して、印刷ボタン4200を押下した後の処理について説明する。この処理は、ユーザが選択した所望のファイルについて、クライアント装置20がクラウドサーバ30から直接取得するためのプログラムを管理サーバ10から取得するか、又は管理サーバ10がこのファイルをクラウドサーバ30から取得するか、のいずれかを行う。
まず、ユーザは、クライアント装置20のクライアント操作部21を介して、ファイル選択画面4000から印刷を行いたい所望のファイルを選択する(ステップS121)。すると、クライアント操作部21は、アクセスプログラム取得要求をストレージサービスアクセス部24に送信する(ステップS122)。なお、アクセスプログラム取得要求は
所定の操作に関する要求の一例である。
そして、ストレージサービスアクセス部24は、該当のストレージサービス(ストレージサービスID「S001」のストレージサービス)に対応するアクセスプログラム27を取得(ダウンロード)する必要があるか否かを判定する(ステップS123)。すなわち、図10(b)で示したHTTPレスポンスにおいて、該当のストレージサービスにアクセスするためのアクセスプログラム名と、このアクセスプログラムのバージョン情報が指定されているため、これらの情報と、アクセスプログラム記憶部26に記憶されている対応するアクセスプログラム27とから判定する。例えば、アクセスプログラム記憶部26に対応するアクセスプログラム27に格納されていない場合や、アクセスプログラム27のバージョンが古い場合は、ダウンロードが必要であると判定する。他方、対応するアクセスプログラム27が格納されており、かつ、バージョンも最新である場合は、ダウンロード不要であると判定する。以降では、アクセスプログラムのダウンロードが必要であると判定されたものとして説明する。
続いて、ストレージサービスアクセス部24は、アクセスプログラム取得要求を通信部22に送信し(ステップS124)、通信部22は、受け取ったアクセスプログラム取得要求を管理サーバ10に送信する(ステップS125)。
ここで、通信部22が管理サーバ10に送信するアクセスプログラム取得要求(HTTPリクエスト)は、例えば図13(a)に示すような構成である。URI801は、アクセスプログラム名(クライアント用)を示す情報などが指定される。Method802は、URI801で指定されたプログラムの取得要求であるGETメソッドが指定される。Query803は、ストレージサービスID(例えば「S001」)と、クライアント種別と、リクエスト種別と、ファイル選択画面4000から選択したファイルの「ファイル/フォルダID」であるファイルIDとが指定される。ここで、クライアント種別は、例えばクライアント装置20上でアクセスプログラム取得要求を行っている主体を示す情報(例えばWebブラウザ、Javaプログラムなど)である。リクエスト種別は、ファイルの送信(アップロード)なのか、ファイルの受信(ダウンロード)なのかを示す情報である。なお、本実施形態では、クライアント種別はWebブラウザを示す情報が、リクエスト種別はファイルの受信を示す情報であるとする。
管理サーバ10の通信部11は、アクセスプログラム取得要求を受け取ると、動的コード生成部14にこのアクセスプログラム取得要求を送信し(ステップS126)、動的コード生成部14は、プログラム要否判定を行う(ステップS127)。ここで、動的コード生成部14が行うプログラム要否判定は、例えばHTTPリクエストに指定されたファイルIDに対応するファイルの容量(サイズ)に基づいて判定する。すなわち、例えば、当該ファイルのファイル容量と、取得要求に係るアクセスプログラムの容量とを比較し、ファイル容量の方が大きい場合、プログラム要と判定し、ファイル容量の方が小さい場合、プログラム不要と判定する。また、例えば、当該ファイルのファイル容量が所定の閾値より大きい場合、プログラム要と判定し、所定の閾値より小さい場合、プログラム不要と判定する。なお、ディレクトリ情報に含まれるファイルの容量(サイズ)は、ファイルの書誌情報の一例である。
なお、動的コード生成部14は、ファイルの容量(サイズ)に加えて、管理サーバ10とクラウドサーバ30間又は/及び管理サーバ10とクライアント装置20間のネットワークの通信速度等を考慮してプログラム要否を判定してもよい。
ステップS127においてプログラム要と判定された場合、動的コード生成部14は、共通ファイル記憶部16から取得要求に係るアクセスプログラム(アクセスプログラム名「プログラムA2」)の、例えばJavaソースコード(ソースファイル)を取得する。なお、ここで取得されるアクセスプログラム(又はソースファイル)は、HTTPリクエストに含まれるストレージサービスIDに応じて、対応するものが取得される。さらに、ストレージサービスIDとリクエスト種別とに応じて取得されるようにしてもよい。
そして、動的コード生成部14は、取得したJavaソースコードからJavaクラスファイルを生成し、通信部11を介して、アクセスプログラム取得応答(HTTPレスポンス)としてクライアント装置20に送信する(ステップS128)。このJavaクラスファイルは、実行可能なアクセスプログラムである。なお、動的コード生成部14は、共通ファイル記憶部16から実行可能なアクセスプログラムを取得してもよい。
このとき、クライアント装置20に送信されるアクセスプログラム取得応答(HTTPレスポンス)は、例えば図13(b)に示すような構成である。Body804には、取得要求に係る(実行可能形式の)アクセスプログラムと、ストレージサービスにログインする際に必要なログイン時パラメータの種類とか指定されている。なお、ログイン時パラメータの種類が複数ある場合は、配列を用いて指定される。例えばストレージサービスID「S001」のログイン時パラメータは、ユーザID、パスワード、企業名の3つであるため、3つのパラメータが配列で指定される。
クライアント装置20の通信部22は、アクセスプログラム取得応答(HTTPレスポンス)を受け取ると、この応答に含まれるアクセスプログラム27をアクセスプログラム記憶部26に保存する(ステップS129)。
ここで、アクセスプログラム27がJavaプログラムである場合、例えば図14に示すような抽象クラスを含むインタフェースを有している。抽象クラス901は、ストレージサービスにログインする際に使う抽象クラスである。引数はログイン時パラメータで指定されたパラメータ(例えば、ユーザID、パスワード、企業名など)であり、戻り値はクライアント装置20とクラウドサーバ30とのセッションを識別する情報を含むCookieである。
抽象クラス902は、ストレージサービスからファイルを受信(ダウンロード)する際に使う抽象クラスである。引数はログイン時に受け取ったCookieと、ダウンロードしたいファイルID(ファイル/フォルダID)とを指定し、戻り値はファイル(データ)である。
抽象クラス903は、ストレージサービスにファイルを送信(アップロード)する際に使う抽象クラスである。引数はログイン時に受け取ったCookieと、格納したいフォルダのフォルダID(ファイル/フォルダID)と、ファイル(データ)とを指定し、戻り値はなしである。
アクセスプログラム27は、以上のような抽象クラスを含むインタフェースを有することで、ストレージサービスに応じた実装がされる。
図12の説明に戻り、クライアント装置20の通信部22は、UI更新部23に画面の更新要求を送信し(ステップS130)、UI更新部23は、クライアント装置20の表示画面を更新する(ステップS131及びS132)。すなわち、UI更新部23は、管理サーバ10から受け取ったアクセスプログラム取得応答(HTTPレスポンス)に基づいて、例えば図15に示すようなストレージサービスへのログイン画面5000を表示させる。図15のログイン画面5000は、該当のストレージサービス(ストレージサービスID「S001」、ストレージサービス名称「ストレージA」)へログインするための画面である。図15のユーザID5100、パスワード5200、企業名5300を入力し、決定ボタン5400を押下すると、ストレージサービスにおいて認証処理が行われ、認証成功の場合、後述の「ストレージサービスへのログインから印刷処理」で説明するように所望のファイル(ファイル選択画面4000でユーザが選択したファイル)が印刷される。なお、図15のログイン画面5000においてユーザが入力するパラメータ(認証情報)は、ストレージサービスに応じて決定される。すなわち、ここでユーザが入力するパラメータは、ストレージサービス毎に決定されるログイン時パラメータである。
図12の説明に戻り、ステップS127においてプログラム不要と判定された場合、動的コード生成部14は、ストレージサービス通信部13に該当のファイルの取得要求を行う(ステップS133)。そして、ストレージサービス通信部13は、ポータルサイト用のアクセスプログラムを用いて、ファイル取得要求を行い、クラウドサーバ30から該当のファイルを取得し、この取得したファイルをクライアント装置20に送信する(ステップS134)。そして、クライアント装置20の通信部22は、出力部25に対して、取得したファイルの印刷要求を行い、出力部25は、クライアント装置20と接続されたプリンタなどの印刷装置からファイルの印刷を行う(ステップS135)。また、通信部22は、UI更新部23に画面の更新要求を行い(ステップS136)、クライアント装置20の表示画面を、例えば印刷処理が完了したことを示す画面に更新する(ステップS137及びS138)。なお、ステップS138の処理を行った場合、クライアント装置20は所望のファイルを印刷したため、後述する「ストレージサービスへのログインから印刷処理」は行われない。
以上のように、本実施形態に係る管理サーバ10は、クライアント装置20からの要求に応じて、要求に係るファイルを管理サーバ10が取得するか、又はクライアント装置20が取得するかを判定する。そして、この判定は、要求に係るファイルの容量に基づいて行う。したがって、管理サーバ10は、いずれがよりネットワーク負荷が小さいかを判定し、適切な選択を行う。
なお、上記のステップS123において、該当のストレージサービスにアクセスするためのアクセスプログラムのダウンロードは不要であると判定された場合、処理を終了させ、後述する「ストレージサービスへのログインから印刷処理」を行えばよい。
≪ストレージサービスへのログインから印刷処理≫
次に、図12のステップS132においてログイン画面5000を表示させた後の処理について説明する。図16は、第1の実施形態に係るストレージサービスへのログインから印刷処理までの一例のシーケンス図である。
まず、ユーザは、クライアント装置20のクライアント操作部21からストレージサービスへのログイン操作を行う(ステップS161)。すなわち、ユーザは、該当のストレージサービスへのログイン画面5000からユーザID、パスワード、企業名などの認証情報を入力し、決定ボタン5400を押下する。
すると、クライアント操作部21は、ストレージサービスへのログイン要求を通信部11を介して、ストレージサービスアクセス部24に送信する(ステップS162)。ストレージサービスアクセス部24は、アクセスプログラム記憶部26から該当のアクセスプログラム(例えばクラウドサービス名称「ストレージA」にアクセスするためのアクセスプログラム27)を取得する(ステップS163)。そして、ストレージサービスアクセス部24は、取得したアクセスプログラム27を用いて、クラウドサーバ30にログイン要求を行う(ステップS164)。その後、ストレージサービスを提供するクラウドサーバ30において、認証処理が行われる。以降の説明では、認証が成功したものとして説明を続ける。
続いて、ストレージサービスアクセス部24は、アクセスプログラム27を用いて、ファイル取得要求を行い、クラウドサーバ30から該当のファイルを取得する(ステップS165)。なお、ファイル取得要求は、所定の操作の要求の一例である。
そして、ストレージサービスアクセス部24は、出力部25に対して、取得したファイルの印刷要求を行い、出力部25は、クライアント装置20と接続されたプリンタなどの印刷装置からファイルの印刷を行う(ステップS166)。また、ストレージサービスアクセス部24は、UI更新部23に画面の更新要求を行い(ステップS167)、クライアント装置20の表示画面を、例えば印刷処理が完了したことを示す画面に更新する(ステップS168及びS169)。
以上により、ユーザは、クラウドストレージに格納されているファイルの印刷を行うことができる。なお、上記で説明した処理は、クラウドストレージに格納されているファイルの印刷を行う場合のみならず、例えばファイルの取得(ダウンロード)、表示、アップロード等を行う場合においても同様の処理で行うことができる。
≪管理サーバへのストレージサービス登録処理≫
次に、情報管理システム1の管理者が、管理サーバ10に新たにストレージサービスを登録する処理について説明する。この処理は、例えば新たなストレージサービスが登場した場合などにおいて、管理サーバ10が提供するポータルサイトにおいて、ユーザがこの新たなストレージサービスを利用することができるようにするための処理である。図17は、第1の実施形態に係る管理サーバへのストレージサービス登録処理の一例のシーケンス図である。
情報管理システム1の管理者は、管理サーバ10の入力装置101などを介して、図18に示すようなストレージサービス登録画面6000を表示させて、ストレージサービスの登録操作を行う(ステップS171)。図18のストレージサービス登録画面6000において、管理者は、新たに登録するストレージサービスの名称6100を入力する。また、新たに登録するストレージサービスにアクセスするためのプログラム(ポータルサイト用及びクライアント用)の登録を登録ボタン6200で行う。また、ログイン時パラメータ6300を設定し、OKボタン6400を押下する。なお、ログイン時パラメータの個数及び種類は、登録するストレージサービスに応じて決定される。
管理サーバ10のメンテナンス部15は、例えばストレージサービス登録画面6000においてOKボタン6400が押下されると、入力された情報を共通ファイル記憶部16にストレージサービス情報1000として記憶する(ステップS172)。すなわち、メンテナンス部15は、入力された情報からストレージサービス情報1000を生成し、共通ファイル記憶部16に格納する。
このように、新たにストレージサービス情報1000が格納されることで、ユーザは、管理サーバ10が提供するポータルサイトにおいて、この新たに登録されたストレージサービスを利用することができるようになる。
≪ストレージサービス設定処理≫
次に、情報管理システム1のユーザが、ポータルサイト上で利用するストレージサービスの設定を行う処理について説明する。この設定処理により、ポータルサイト(管理サーバ10)において、ユーザが設定したストレージサービスに対して例えばOAuthの仕組みなどを利用することができるようになる。図19は、第1の実施形態に係るストレージサービス設定処理の一例のシーケンス図である。
ユーザは、クライアント装置20の入力装置201などを介してストレージサービスの設定操作を行う(ステップS191)。これは、例えばポータルサイト上において、所定のリンクを選択することで、図20に示すようなストレージサービス設定画面7000を表示させて、設定操作を行う。図20のストレージサービス設定画面7000は、ポータルサイトで利用可能なストレージサービスの一覧7100が表示されており、ユーザは、自身が利用したストレージサービスの設定ボタン7200を押下することで、このストレージサービスを利用することができるようになる。すなわち、設定ボタン7200を押下することで、例えばOAuthの仕組みを利用して、ポータルサイト上で設定したストレージサービスを利用することができるようになる。他方、解除ボタン7300を押下すると、設定したストレージサービスの利用を解除することができる。
ユーザが、クライアント装置20の入力装置201などを介して、図20のストレージサービス設定画面7000のOKボタン7400を押下すると、クライアント操作部21は、設定要求を通信部22に送信する(ステップS192)。すると、通信部22は、設定要求を管理サーバ10に送信し(ステップS193)、メンテナンス部15は、通信部11から受け取った設定要求に含まれる設定情報を用いて、ユーザファイル記憶部17を更新する(ステップS195)。すなわち、例えば、ユーザが新たにストレージサービスを利用することを設定した場合、このストレージサービスに対応するレコードを生成してユーザファイル記憶部17のユーザ毎ディレクトリ情報2000を更新する(なお、このときディレクトリ情報のデータ項目は指定されていない)。他方、ユーザがストレージサービスの利用を解除した場合、このストレージサービスに対応するすべてのレコードをユーザファイル記憶部17のユーザ毎ディレクトリ情報2000から削除する。
以上により、ユーザは、管理サーバ10が提供するポータルサイトにおいて、ストレージサービスを利用するか否かを設定することができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る情報管理システム1について説明する。第2の実施形態に係る情報管理システム1においては、ユーザは、管理サーバ10にストレージサービスのユーザIDやパスワードなどの認証情報を保管させておくことができる。これにより、クライアント装置20からアクセスプログラム27を用いてストレージサービスにアクセスする場合においても、ユーザIDやパスワードなどの認証情報を入力する必要がない。なお、システム構成及びハードウェア構成については、第1の実施形態に係る情報管理システム1のシステム構成及びハードウェア構成と同様であるため説明を省略する。
<ソフトウェア構成>
まず、第2の実施形態に係る情報管理システム1のソフトウェア構成について説明する。図21は、第2の実施形態に係る情報管理システムの一例の機能ブロック図である。第2の実施形態に係る情報管理システム1の機能ブロック図は、ユーザファイル記憶部17がユーザ毎ディレクトリ情報8000を記憶している点が第1の実施形態と異なる。
≪ユーザ毎ディレクトリ情報≫
本実施形態におけるユーザ毎ディレクトリ情報8000は、例えば図22示すようなデータ項目を有する。図22は、ユーザ毎ディレクトリ情報の他の例の構成図である。ユーザ毎ディレクトリ情報8000は、第1の実施形態におけるユーザ毎ディレクトリ情報2000が有するデータ項目に加えて、認証情報のデータ項目を有する。
認証情報は、該当のユーザの、該当のストレージサービスにおける認証情報である。パラメータ1からパラメータ3などは、それぞれ、ストレージサービス情報1000の「ログイン時パラメータ」のデータ項目に対応している。なお、認証情報は、暗号化されていることが好ましい。
<処理の詳細>
次に、第2の実施形態に係る情報管理システム1の処理の詳細について説明する。なお、以降の処理において、特に言及しない処理については、第1の実施形態に係る情報管理システム1と同様であり、説明を省略する。なお、第2の実施形態においては、第1の実施形態において図16を用いて説明した「ストレージサービスへのログインから印刷処理まで」の処理は行われない。したがって、本実施形態では、ユーザはストレージサービスへのログイン操作(ストレージサービスにログインするための認証情報の入力)を行うことなく、印刷やファイルの取得などのファイル操作を行うことができる。
≪ストレージサービス設定処理≫
図23は、第2の実施形態に係るストレージサービス設定処理の一例のシーケンス図である。ユーザは、クライアント装置20の入力装置201などを介してストレージサービスの設定操作を行う(ステップS231)。これは、例えばポータルサイト上において、所定のリンクを選択することで、図24に示すようなストレージサービス設定画面9000を表示させて、設定操作を行う。なお、図24のストレージサービス設定画面9000において、図20のストレージサービス設定画面7000と同一の符号を付した箇所については同様の機能であるため説明を省略する、
ストレージサービス設定画面9000において、アカウント設定ボタン9100を押下すると、図24に示すようなアカウント設定画面10000が表示される。図24は、ストレージAのアカウント設定画面である。アカウント設定画面10000において認証情報10100を入力して、OKボタン10200を押下すると、認証情報(アカウント情報)が設定される。
図23の説明に戻り、ステップS232〜S234の処理は、それぞれ、図19のステップS192〜194の処理と同様であるため説明を省略する。そして、ステップS235の処理において、メンテナンス部15は、ユーザファイル記憶部17を更新する。すわなち、メンテナンス部15は、ユーザファイル記憶部17のユーザ毎ディレクトリ情報8000を更新する。このとき、ユーザによって認証情報も設定された場合、メンテナンス部15は、ユーザ毎ディレクトリ情報8000の認証情報のデータ項目も更新する。これによって、ユーザ毎ディレクトリ情報8000の認証情報のデータ項目に情報が設定される。
≪印刷処理≫
図26は、第2の実施形態に係る印刷処理の一例のシーケンス図である。図26に示す印刷処理は、第1の実施形態において図9を用いて説明したディレクトリ情報取得処理の後に行われる処理である。
ステップS261〜S267及びステップS273〜S278の処理は、それぞれ、第1の実施形態における図12のステップS121〜127及びステップS133〜S138の処理と同様であるため説明を省略する。ただし、ステップS265において、クライアント装置20が送信するアクセスプログラム取得要求(HTTPリクエスト)は、図27(a)に示すように、Query805に登録アカウント使用区分が指定されている。すなわち、本実施形態では、図23を用いて説明したストレージサービス設定処理において設定した認証情報(アカウント情報)を使用することを示す情報が指定される。なお、この設定した認証情報を使用するか否かについて、例えばファイル選択画面4000においてユーザがファイルを選択する際に、併せて選択できるようにしてもよい。なお、図27において、図13と同一の符号を用いている箇所は、図13と同様であるため説明を省略する。
ステップS267においてプログラム要と判定された場合、動的コード生成部14は、共通ファイル記憶部16から取得要求に係るアクセスプログラム(アクセスプログラム名「プログラムA2」)の、例えばJavaソースコード(ソースファイル)を取得する。また、動的コード生成部14は、ユーザファイル記憶部17のユーザ毎ディレクトリ情報8000から、該当のユーザかつ該当のストレージサービスの認証情報を取得する。そして、動的コード生成部14は、取得したJavaソースコードと、取得した認証情報とに基づいて、Javaクラスファイルを生成し、通信部11を介して、アクセスプログラム取得応答(HTTPレスポンス)としてクライアント装置20に送信する(ステップS268)。Javaクラスファイルの生成は、例えばJavaソースコード中のログイン時パラメータが設定される箇所(変数など)に、取得した認証情報を設定した上でコンパイルし、Javaクラスファイルを生成することにより行う。このJavaクラスファイルを用いることで、ストレージサービスにログインする際に、ユーザは認証情報を入力する必要がない。
クライアント装置20の通信部22は、アクセスプログラム取得応答(HTTPレスポンス)を受け取ると、この応答に含まれるアクセスプログラム27をアクセスプログラム記憶部26に保存する(ステップS269)。
ここで、本実施形態に係るアクセスプログラム27がJavaプログラムである場合、例えば図28に示すような抽象クラスを含むインタフェースを有している。抽象クラス901〜903は、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。抽象クラス904は、上記のステップS268の処理により、認証情報を設定された場合に、ストレージサービスにログインする際に使用する。抽象クラス904は、引数を有しないことからログイン時パラメータで指定されたパラメータ(例えば、ユーザID、パスワード、企業名など)をログイン時に入力する必要がない。なお、戻り値はクライアント装置20とクラウドサーバ30とのセッションを識別する情報を含むCookieである。
アクセスプログラム27は、以上のような第1の実施形態における抽象クラスに加えて抽象クラス904を含むインタフェースを有することで、ストレージサービスにログインする際に、認証情報を入力することなくログインできる実装がされる。
図12の説明に戻り、クライアント装置20の通信部22は、ストレージサービスへのログイン要求をストレージサービスアクセス部24に送信する(ステップS270)。そして、ストレージサービスアクセス部24は、該当のアクセスプログラム27を用いて、クラウドサーバ30にログイン要求を行う(ステップS271)。その後、ストレージサービスを提供するクラウドサーバ30において、認証処理が行われる。以降の説明では、認証が成功したものとして説明を続ける。ここで、上記のステップS271において、本実施形態では、ユーザはログイン情報(認証情報)を入力する必要がない。ステップS267で生成したアクセスプログラムに、認証情報が設定されているからである。
続いて、ストレージサービスアクセス部24は、該当のアクセスプログラム27を用いて、該当のファイルをクラウドサーバ30から取得する(ステップS272)。そして、ストレージサービスアクセス部24は、出力部25に対して、取得したファイルの印刷要求を行い、出力部25は、クライアント装置20と接続されたプリンタなどの印刷装置からファイルの印刷を行う(ステップS273)。また、ストレージサービスアクセス部24は、UI更新部23に画面の更新要求を行い(ステップS274)、クライアント装置20の表示画面を、例えば印刷処理が完了したことを示す画面に更新する(ステップS275及びS276)。このように、本実施形態に係る情報管理システム1においては、ユーザは、事前にポータルサイト上でストレージサーバに対する認証情報を設定しておくことで、ポータルサイト上からストレージサーバにログインする際に認証情報を入力する必要がなくなる。
<まとめ>
以上のように、第1の実施形態に係る情報管理システム1においては、管理サーバ10は、クライアント装置20からのストレージサービス上のファイル操作要求に対して、管理サーバ10が該当のファイル操作を行うか又はクライアント装置20が直接ストレージサービスにアクセスしてファイル操作を行うか否か判定する。そして、クライアント装置20がファイル操作を行う場合、ストレージサービスにアクセスするためのプログラムをクライアント装置20に送信する。これにより、クライアント装置20は、このプログラムを用いて、直接ストレージサービスからファイル操作を行う。管理サーバ10の以上のような振る舞いにより、管理サーバ10とストレージサービス間のネットワーク負荷を軽減することができる。また、ユーザは、迅速にストレージサービスからファイルの取得等を行うことができるようになる。
また、第2の実施形態に係る情報管理システム1においては、ユーザは、管理サーバ10にストレージサービスにログインする際に入力する認証情報を設定(保存)しておくことができる。これにより、クライアント装置20がアクセスプログラムを管理サーバ10から取得してストレージサービスにアクセスする場合、ログイン情報(認証情報)を入力する必要がなくなり、ユーザの手間を省くことができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 情報管理システム
10 管理サーバ
11 通信部
12 UI情報生成部
13 ストレージサービス通信部
14 動的コード生成部
15 メンテナンス部
16 共通ファイル記憶部
17 ユーザファイル記憶部
20 クライアント装置
21 クライアント操作部
22 通信部
23 UI更新部
24 ストレージサービスアクセス部
25 出力部
26 アクセスプログラム記憶部
30 クラウドサーバ
特開2007−208340号公報

Claims (8)

  1. 1以上のクライアント装置と、管理サーバとを有する情報処理システムであって、
    前記1以上のクライアント装置のうち一のクライアント装置から、クラウドサービス上に記憶された電子データに対する所定の操作に関する要求を受け付けると、該電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うか又は前記管理サーバが行うかのいずれかを、該電子データの書誌情報に基づいて決定する決定手段と、
    前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うと前記決定手段により決定された場合、該一のクライアント装置が前記管理サーバから前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データにアクセスするためのプログラムを取得する取得手段と、
    前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うと前記決定手段により決定された場合、前記一のクライアント装置は、前記取得手段で取得したプログラムを用いて前記電子データの所定の操作の要求を前記クラウドサービスに行う一方、前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記管理サーバが行うと決定された場合、前記管理サーバは、前記一のクライアント装置から受け付けた前記要求に基づいて前記電子データの所定の操作の要求を前記クラウドサービスに行う操作手段と、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記決定手段は、前記電子データの書誌情報に含まれる該電子データの容量に関する情報に基づき、前記電子データの容量が所定の閾値を超過するか否かに応じて、前記電子データに対する前記所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うか又は前記管理サーバが行うかのいずれかを決定する、請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記一のクライアント装置において前記所定の操作に関する要求を行ったアプリケーションの種類と、前記クラウドサービスを一意に識別する情報とに基づいて、前記クラウドサービスにアクセスするための複数のプログラムから一のプログラムを選択する選択手段を有し、
    前記取得手段は、前記選択手段により選択されたプログラムを取得する、請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. 前記一のクライアント装置が前記クラウドサービスにアクセスするためのプログラムを有しているか否かを判定する判定手段を有し、
    前記決定手段は、前記判定手段により前記プログラムを有していないと判定された場合に、前記電子データに対する前記所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うか又は前記管理サーバが行うかのいずれかを、該電子データの書誌情報に基づいて決定する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記判定手段は、
    さらに、前記一のクライアント装置が前記クラウドサービスにアクセスするためのプログラムのバージョンが最新か否かを判定し、
    前記決定手段は、さらに、前記一のクライアント装置が有する前記プログラムのバージョンが最新でない場合に、前記電子データに対する前記所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うか又は前記管理サーバが行うかのいずれかを、該電子データの書誌情報に基づいて決定する、請求項4項に記載の情報処理システム。
  6. 前記クラウドサービスにアクセスするための認証情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記取得手段は、
    前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うと前記決定手段により決定された場合、該一のクライアント装置は、前記管理サーバから前記記憶手段に記憶された認証情報が付与された前記クラウドサービスにアクセスするためのプログラムを取得する、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 1以上のクライアント装置と、管理サーバとを有する情報処理システムに用いられる情報処理方法であって、
    前記1以上のクライアント装置のうち一のクライアント装置から、クラウドサービス上に記憶された電子データに対する所定の操作に関する要求を受け付けると、該電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うか又は前記管理サーバが行うかのいずれかを、該電子データの書誌情報に基づいて決定する決定手順と、
    前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うと前記決定手順により決定された場合、該一のクライアント装置が前記管理サーバから前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データにアクセスするためのプログラムを取得する取得手順と、
    前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うと前記決定手順により決定された場合、前記一のクライアント装置は、前記取得で取得したプログラムを用いて前記電子データの所定の操作の要求を前記クラウドサービスに行う一方、前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記管理サーバが行うと決定された場合、前記管理サーバは、前記一のクライアント装置から受け付けた前記要求に基づいて前記電子データの所定の操作の要求を前記クラウドサービスに行う操作手順と、
    を有する情報処理方法。
  8. 1以上のクライアント装置と、管理サーバとを有する情報処理システムであって、
    前記1以上のクライアント装置は、
    クラウドサービス上に記憶された電子データに対する所定の操作に関する要求を前記管理サーバに送信する要求送信手段と、
    前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を当該クライアント装置が直接行うと前記管理サーバにより決定されたことに応じて送信される、前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データにアクセスするためのプログラムを受信する受信手段と、
    前記受信手段で前記プログラムを受信すると、該プログラムを用いて前記電子データの所定の操作の要求を前記クラウドサービスに行う第1の操作手段と、
    を有し、
    前記管理サーバは、
    前記1以上のクライアント装置のうち一のクライアント装置から、クラウドサービス上に記憶された電子データに対する前記所定の操作に関する要求を受け付けると、該電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うか又は前記管理サーバが行うかのいずれかを、該電子データの書誌情報に基づいて決定する決定手段と、
    前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記一のクライアント装置が直接行うと前記決定手段により決定された場合、前記管理サーバから前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データにアクセスするためのプログラムを前記一のクライアント装置に送信するプログラム送信手段と、
    前記クラウドサービス上に記憶された前記電子データに対する所定の操作を前記管理サーバが行うと決定された場合、前記一のクライアント装置から受け付けた前記要求に基づいて前記電子データの所定の操作の要求を前記クラウドサービスに行う第2の操作手段と、
    を有する情報処理システム。
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