JP6829843B2 - 制御サーバ、および、コンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本明細書は、画像処理装置がネットワークを介してサービスを提供するサーバからサービスの提供を受けるための技術に関する。
ネットワークを介してサービスを提供するサービス提供サーバに、複合機などの画像処理装置がアクセスするためには、所定の手続きを事前に行う必要がある場合がある。例えば、特許文献1には、複合機がスキャンデータをサービス提供サーバにアップロードするために、事前に行われる認証情報の取得手続きが開示されている。
2013−109703号公報
このような事前の手続きは、知識に乏しいユーザにとって負担である可能性があった。この結果、例えば、ユーザが、サービス提供サーバの利用を断念する可能性があった。
本明細書は、画像処理装置を用いてサービス提供サーバを利用するためのユーザの負担を軽減できる技術を開示する。
本明細書は、以下の適用例を開示する。
[適用例1]印刷処理を含む1個以上の画像処理を実行する画像処理装置と通信可能に接続される制御サーバであって、ユーザの操作に基づいて前記画像処理装置から送信される案内画像データ要求と、特定の情報と、を受信する受信部であって、前記案内画像データ要求は、前記画像処理装置がネットワークを介して接続された提供サーバから、サービスの提供を受けるために必要な認証情報を取得するための取得手続きの案内画像を示す案内画像データの要求である、前記受信部と、前記画像処理装置から送信された前記特定の情報に基づいて、前記取得手続きにて、アクセスされるべきデータの所在を示す所在情報を決定する所在情報決定部と、前記画像処理装置からの前記案内画像データ要求を受信した場合に、前記決定された所在情報を含む前記案内画像を示す前記案内画像データを生成する画像生成部と、前記案内画像データを前記画像処理装置に送信する画像送信部と、を備える、制御サーバ。
上記構成によれば、取得手続きの案内を示す案内画像を画像処理装置に印刷させることができる。案内画像には、画像処理装置から送信される特定の情報に基づいて決定される所在情報が含まれる。この結果、ユーザは、印刷された案内画像を見ることによって、認証情報を取得するための取得手続きを進めることができる。したがって、画像処理装置を用いて提供サーバを利用するためのユーザの負担を軽減することができる。
なお、本発明は、上記装置の他、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、制御サーバと画像処理装置とを含むシステム、案内画像の印刷方法、これらの装置、システム、方法を実現するためのコンピュータプ口グラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
以下に、本明細書に記載の技術の特徴を列挙する。
[特徴1]
印刷処理を含む1個以上の画像処理を実行する画像処理装置と通信可能に接続される制御サーバであって、
ユーザの操作に基づいて、前記画像処理装置から送信される案内画像データ要求と、特定の情報と、を受信する受信部であって、前記案内画像データ要求は、前記画像処理装置がネットワークを介して接続された提供サーバから、サービスの提供を受けるために必要な認証情報を取得するための取得手続きの案内画像を示す案内画像データの要求である、前記受信部と、
前記画像処理装置から送信された前記特定の情報に基づいて、前記取得手続きにて、アクセスされるべきデータの所在を示す所在情報を決定する所在情報決定部と、
前記画像処理装置からの前記案内画像データ要求を受信した場合に、前記決定された所在情報を含む前記案内画像を示す前記案内画像データを生成する画像生成部と、
前記案内画像データを前記画像処理装置に送信する画像送信部と、
を備える、制御サーバ。
[特徴2]
特徴1に記載の制御サーバであって、
前記特定の情報は、前記画像処理装置のモデルを示すモデル情報と、前記画像処理装置の仕向地を示す仕向地情報と、のうちの少なくとも一方を含み、
前記所在情報決定部は、前記モデル情報と、前記仕向地情報と、のうちの少なくとも一方に基づいて前記所在情報を決定する、制御サーバ。
[特徴3]
特徴1または2に記載の制御サーバであって、
前記特定の情報は、ユーザによって選択された特定のサービスを示すサービス情報を含み、
前記所在情報決定部は、前記サービス情報に基づいて前記所在情報を決定する、制御サーバ。
[特徴4]
特徴1〜3のいずれかに記載の制御サーバであって、
前記特定の情報は、言語の種類を示す言語情報を含み、
前記画像生成部は、前記言語情報に基づいて決定される文字列を含む前記案内画像を示す前記案内画像データを生成する、制御サーバ。
[特徴5]
特徴1〜4のいずれかに記載の制御サーバであって、
前記案内画像に含まれる前記所在情報は、コード画像によって示される第1種の所在情報と、文字によって示される第2種の所在情報と、を含む、制御サーバ。
[特徴6]
特徴5に記載の制御サーバであって、
前記第1種の所在情報は、複数個の第1種の画面データの中から、前記特定の情報に基づいて選択される特定の前記第1種の画面データの所在を示す情報であり、
前記第2種の所在情報は、前記特定の情報に拘わらずに共通の画面を示す第2種の画面データであって、前記共通の画面を介して、複数個の前記第1種の画面データのそれぞれにアクセスできる、前記第2種の画面データの所在を示す情報である、制御サーバ。
[特徴7]
特徴6に記載の制御サーバであって、
前記案内画像に含まれる前記所在情報は、階層化された構造を有し、
前記第1種の所在情報は、前記第2種の所在情報より下位の階層の情報である、制御サーバ。
[特徴8]
特徴1〜7に記載の制御サーバであって、
前記案内画像に含まれる前記所在情報は、前記特定の情報を含む、画像処理装置。
[特徴9]
印刷処理を含む1個以上の画像処理を実行する画像処理装置と通信可能に接続される制御サーバのためのコンピュータプログラムであって、
ユーザの操作に基づいて前記画像処理装置から送信される案内画像データ要求と、特定の情報と、を受信する受信機能であって、前記案内画像データ要求は、前記画像処理装置がネットワークを介して接続された提供サーバから、サービスの提供を受けるために必要な認証情報を取得するための取得手続きの案内画像を示す案内画像データの要求である、前記受信機能と、
前記画像処理装置から送信された前記特定の情報に基づいて、前記取得手続きにて、アクセスされるべきデータの所在を示す所在情報を決定する所在情報決定機能と、
前記画像処理装置からの前記案内画像データ要求を受信した場合に、前記決定された所在情報を含む前記案内画像を示す前記案内画像データを生成する画像生成機能と、
前記案内画像データを前記画像処理装置に送信する画像送信機能と、
を制御サーバに搭載されるコンピュータに実現させる、コンピュータプログラム。
本発明の一実施例としてのシステム1000の構成を示すブロック図である。 アカウント情報テーブルATの一例を示す図である。 アカウント登録手続のためのWEBページ群の一例を示す図である。 クラウド接続機能に関する処理のフローチャートである。 クラウド接続機能に関する処理のフローチャートである。 案内印刷に関して通信される情報の一例を示す図である。 案内画像GIの一例を示す図である。
A.実施例:
A−1:システム1000の構成
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、本発明の一実施例としてのシステム1000の構成を示すブロック図である。システム1000は、複合機100と、支援サーバ200と、画像処理サーバ300と、端末装置400と、複数個のWEBサーバ510〜530と、を備える。これらの装置100、200、300、400、510〜530は、それぞれ別体に構成され、それぞれインターネット80に接続されている。この結果、これらの装置100、200、300、400、510〜530は、インターネット80を介して、通信することができる。
WEBサーバ510〜530は、画像データを保存することができるWEBサービスを提供するサーバである。各WEBサーバは、例えば、互いに通信可能に接続された複数個の計算機と複数個の記憶装置とを含むクラウドサーバである。WEBサービスは、例えば、クライアント(例えば、複合機100や端末装置400(図示省略))から送信されたデータを保存するストレージサービスや、クライアントから送信されたデータの保存と公開とを行うソーシャルネットワークサービスを含む。WEBサービスは、具体的には、「Evernote(登録商標)」、「Google(登録商標) Drive」、「PICASA(登録商標)」、「SkyDrive(登録商標)」、「Dropbox(登録商標)」、「Box.net」、「Flickr(登録商標)」、「Facebook(登録商標)」などの公知のサービスを含む。
WEBサーバ510、520、530によって提供されるWEBサービスの名称を、それぞれ「SN1」、「SN2」、「SN3」とする。WEBサーバ510〜530によって提供されるWEBサービスSN1〜SN3を運用する事業者は、互いに異なっている。WEBサービスSN1〜SN3の事業者は、複合機100のベンダとも異なる。WEBサービスSN1〜SN3を利用するためにアクセスすべきURL(Uniform Resource Locatorの略)は、互いに異なっている。WEBサービスSN1〜SN3を利用するためにアクセスすべきURLを、それぞれ「URL1」、「URL2」、「URL3」とする。URLは、それぞれ、WEBページなどのデータのインターネット80上の所在を示す所在情報と言うことができる。
複合機100は、印刷処理とスキャン処理を含む複数個の画像処理を実行することができる画像処理装置である。複合機100は、CPU110と、ハードディスクドライブやEEPROM(登録商標)などの不揮発性記憶装置120と、RAMなどの揮発性記憶装置130と、所定の方式(例えば、レーザ方式や、インクジェット方式)で画像を印刷する印刷実行部140と、光学的に対象物(例えば、紙の文書)を読み取ることによってスキャンデータを取得する読取実行部150と、タッチパネルやボタンなどの操作部160と、タッチパネルと重畳された液晶パネルなどの表示部170と、通信インタフェース(IF)180と、を備えている。
通信IF180は、例えば、イーサネット(登録商標)規格に準拠したインタフェースを含む。
不揮発性記憶装置120は、コンピュータプログラムPG1と、後述するアカウント情報テーブルATと、を格納している。揮発性記憶装置130には、CPU110が処理を行う際に生成される種々の中間データを一時的に格納するバッファ領域131が設けられている。
コンピュータプログラムPG1は、複合機100の出荷時に、予め不揮発性記憶装置120に記憶される形態で提供される。これに代えて、コンピュータプログラムPG1は、インターネット80を介して複合機100に接続されたサーバからダウンロードされる形態で提供されても良く、CD−ROMやDVD−ROMなどに格納された形態で提供されても良い。
CPU110は、コンピュータプログラムPG1を実行することにより、複合機100のコントローラーとして機能する。具体的には、CPU110は、印刷実行部140や読取実行部150を制御して印刷やスキャンを実行する。
さらに、CPU110は、コンピュータプログラムPG1を実行することによって、クラウド接続機能を実現できる。具体的には、CPU110は、支援サーバ200にアクセスすることによって、支援サーバ200から送信される命令に従って動作する。これによって、CPU110は、支援サーバ200や画像処理サーバ300と協働して、クラウド接続機能を実現できる。例えば、クラウド接続機能は、Scan to Cloud機能やDownload Print機能と、を含む。Scan to Cloud機能は、複合機100が、読取実行部150を用いてスキャンデータを生成し、生成したスキャンデータを、所定のWEBサーバに送信する機能である。Download Print機能は、複合機100が、所定のWEBサーバに保存されている画像データをダウンロードし、ダウンロードされた画像データによって表される画像を、印刷実行部140を用いて印刷する機能である。所定のWEBサーバは、ユーザによって指定されたWEBサービス(例えば、WEBサービスSN1)を提供するWEBサーバ(例えば、WEBサーバ510)である。
図2は、アカウント情報テーブルATの一例を示す図である。アカウント情報テーブルATには、WEBサービスSN1〜SN3のアカウントごとに、アカウント情報AIが登録される。例えば、図2の例では、アカウント情報テーブルATには、3個のアカウント情報AI1〜AI3が登録されている。各アカウント情報AIは、WEBサービスの名称と、ユーザ名と、トークンと、を含む。ユーザ名(例えば、「Alice」)は、ユーザによって登録される文字列である。トークン(例えば、「TK1」)は、WEBサービスを提供するWEBサーバ(例えば、WEBサーバ510)からサービスの提供を受けるために必要な認証情報、すなわち、複合機100がWEBサーバにアクセスするために必要な認証情報である。1個のトークンは、2種のクラウド接続機能で、共通して利用される。例えば、WEBサービスSN1用のトークンTK1は、Scan to Cloud機能において、スキャンデータをWEBサーバ510にアップロードするためにWEBサーバ510にアクセスする際に用いられるとともに、Download Print機能において、WEBサーバ510から印刷すべき画像を表す画像データをダウンロードするためにWEBサーバ510にアクセスする際に用いられる。
支援サーバ200(図1)は、複合機100のベンダによって提供されるサーバである。支援サーバ200は、支援サーバ200のコントローラーとしてのCPU210と、ハードディスクドライブなどの不揮発性記憶装置220と、RAMなどの揮発性記憶装置230と、インターネット80と接続するための通信IF280と、を備えている。
不揮発性記憶装置220は、コンピュータプログラムPG2を格納している。揮発性記憶装置230には、CPU210が処理を行う際に生成される種々の中間データを一時的に格納するバッファ領域231が設けられている。
CPU210は、コンピュータプログラムPG2を実行することによって、複合機100や画像処理サーバ300と協働して、上述したクラウド接続機能に関する処理を実行する。具体的には、CPU210は、複合機100からのアクセスに応じて、複合機100に対して各種の動作命令を送信することによって、複合機100を制御する。これによって、CPU210は、複合機100にクラウド接続機能を実現させることができる。
画像処理サーバ300(図1)は、複合機100のベンダによって提供されるサーバである。画像処理サーバ300は、画像処理サーバ300のコントローラーとしてのCPU310と、ハードディスクドライブなどの不揮発性記憶装置320と、RAMなどの揮発性記憶装置330と、インターネット80と接続するための通信IF380と、を備えている。
不揮発性記憶装置320は、コンピュータプログラムPG3と、テンプレートファイル群FG1と、を格納している。揮発性記憶装置330は、CPU310が処理を行う際に生成される種々の中間データを一時的に格納するバッファ領域331として用いられる。テンプレートファイル群FG1は、複数個のテンプレートファイルを含んでいる。各テンプレートファイルは、後述する案内画像データを生成する際にテンプレートとして用いられるテンプレート画像データのファイルである。
CPU310は、コンピュータプログラムPG3を実行することによって、複合機100や支援サーバ200と協働して、クラウド接続機能に関する処理を実行する。具体的には、テンプレートファイルを用いて、後述する案内画像データを生成する処理を実行する。
コンピュータプログラムPG2、PG3、テンプレートファイル群FG1は、例えば、インターネット80を介して接続されるベンダの計算機からアップロードされる形態で提供されても良く、CD−ROMやDVD−ROMなどに格納された形態で提供されても良い。
端末装置400は、複合機100のユーザが利用する計算機であり、例えば、パーソナルコンピュータやスマートフォンである。端末装置400には、公知のブラウザプログラム(図示省略)がインストールされており、WEBブラウザWBとして機能する。
A−2:システム1000の動作
A−2−1.トークンを含むアカウント情報AIの登録手続き
複合機100を用いてクラウド接続機能を利用する前に、ユーザは、複合機100が所望のWEBサーバにアクセスして該WEBサーバからサービスの提供を受けるために必要なトークンを取得する必要がある。そして、該トークンを含むアカウント情報AI(図2参照)を、複合機100に登録する必要がある。ここで、トークンを取得して複合機100にアカウント情報AIを登録する手続き(以下、アカウント登録手続きとも呼ぶ)について説明する。ここでは、WEBサーバ510にアクセスするためのアカウント登録手続きを例として説明する。
まず、ユーザは、端末装置400のWEBブラウザWBを操作して、WEBサーバ510にアクセスして、WEBサーバ510によって提供されるWEBサービスSN1のユーザアカウントを取得する。アカウントの取得時に、WEBサービスSN1を利用するためのユーザIDとパスワードとが、WEBサーバ510からユーザに発行される。この処理は、端末装置400のWEBブラウザWBを介して、WEBサービスを利用する際に、通常行われる処理である。
次に、ユーザは、端末装置400のWEBブラウザWBを用いて、アカウント登録手続のためのWEBページにアクセスする。図3は、アカウント登録手続のためのWEBページ群の一例を示す図である。アカウント登録手続のためのWEBページ群は、複合機100のベンダが運営するサーバ、本実施例では、図1の支援サーバ200によって提供される。
例えば、ユーザは、アカウント登録手続きのためのWEBページ群のうちのトップページWPaに、アクセスする。図3(A)には、トップページWPaの一例が示されている。トップページWPaは、3個のプルダウンメニューM1〜M3と、ボタンBTNと、を含んでいる。プルダウンメニューM1〜M3は、ユーザの居住する国を示す国情報、使用する言語の種類を示す言語情報、使用する複合機のモデルを示すモデル情報と、をそれぞれ入力するためのメニューである。ユーザは、これらのプルダウンメニューM1〜M3を操作して、これらの情報を入力して、ボタンBTNを押下する。ユーザの居住する国を示す国情報は、ユーザが使用する複合機の仕向地を示す情報でもあるので、仕向地情報とも呼ぶ。
ボタンBTNが押下されると、端末装置400には、入力された仕向地情報、言語情報、モデル情報に応じて、複数個のWEBページの中から選択されたWEBページWPbが表示される。図3(B)には、個別WEBページWPbの一例が示されている。このWEBページWPbは仕向地情報、言語情報、モデル情報に応じて異なるので、個別WEBページとも呼ぶ。すなわち、トップページWPaを介して、複数個の個別WEBページのそれぞれにアクセスできる。個別WEBページWPbは、複数個のWEBサービスの選択肢を示す複数個のボタンBT1〜BT3と、利用すべきWEBサービスの選択を促すメッセージMS1と、を含んでいる。複合機は、仕向地やモデルによって仕様が異なるので、クラウド接続機能において利用可能なWEBサービスの種類や個数は、ユーザが使用する複合機の仕向地やモデルによって異なり得る。このために、個別WEBページWPbに含まれるボタンの個数は、ページごとに異なり得る。メッセージMS1は、トップページWPaにて入力された言語情報によって示される言語の文字で記述されている。
ユーザは、個別WEBページWPbに含まれる複数個のボタンBT1〜BT3のいずれかを選択することによって、利用したいWEBサービスを選択する。ここでは、ユーザによって、WEBサーバ510によって提供されるWEBサービスSN1が選択されたとして説明する。
WEBサービスSN1が選択されると、端末装置400のWEBブラウザWBは、WEBページWPbを提供する支援サーバ200から、WEBサーバ510によって提供されるトークン配布サービスにアクセスするための特定のURLを取得する。端末装置400のWEBブラウザWBは、特定のURLを指定してWEBサーバ510にアクセスし、ユーザの操作に従って、登録済みのユーザIDとパスワードをWEBサーバ510に送信する。
WEBサーバ510は、端末装置400から送信されたユーザIDとパスワードに対応するユーザアカウントを特定する。WEBサーバ510は、特定したユーザアカウントに対応するトークンを生成して、支援サーバ200に送信する。WEBサーバ510は、特定のURLを指定したアクセスを経て、登録済みユーザIDとパスワードが送信された場合には、生成したトークンを支援サーバ200に送信すべきことを予め認識している。
支援サーバ200は、トークンを受信すると、トークンを不揮発性記憶装置220に保存する。そして、支援サーバ200は、トークンに対応付ける仮登録IDを生成して、当該仮登録IDを、端末装置400に送信する。端末装置400のWEBブラウザWBは、受信した仮登録IDを表示する。
次に、ユーザは、複合機100と支援サーバ200とに、アカウント登録処理を実行させて、アカウント情報AIの登録を行う。簡単に説明すると、ユーザは、複合機100の操作部160を操作して、WEBサービスSN1の名称(「SN1」)と、ユーザ名(例えば、「Alice」)と、端末装置400に表示された仮登録IDと、を複合機100に入力する。これらの情報の入力を受け付けた複合機100は、入力された仮登録IDを支援サーバ200に送信する。支援サーバ200は、仮登録IDに対応付けられたトークン(例えば、「TK1」)を、複合機100に送信する。支援サーバ200は、複合機100に送信済みのトークンを、サーバ200の不揮発性記憶装置220から削除する。
複合機100は、受信したトークン(例えば、「TK1」)と、WEBサービスSN1の名称(「SN1」)と、ユーザ名(例えば、「Alice」)と、を含むアカウント情報AIを、揮発性記憶装置130のアカウント情報テーブルATに登録する(図2参照)。
以上、WEBサーバ510が提供するWEBサービスSN1のアカウント情報AIが複合機100に登録される例を説明したが、他のWEBサービスSN2、SN3について、同様の処理が行われることによって、同様のアカウント情報AIが複合機100に登録され得る。
以上の説明から解るように、アカウント情報AIを登録するためにユーザが行うべき手続きは、単に、WEBサービスSN1のユーザアカウントを取得するだけでは足りない。すなわち、ユーザが行うべき手続きは、端末装置400を用いて支援サーバ200が提供するトップページWPaや個別WEBページWPbにアクセスして仮登録IDを取得するステップと、当該仮登録IDを複合機100に入力するステップと、を含む。このような手続きは、ユーザにとって馴染みがなく、ユーザにとって複雑である可能性がある。この結果、ユーザがクラウド接続機能の利用をあきらめる可能性もある。
A−2−2.案内画像印刷処理
本実施例のシステム1000では、複合機100と支援サーバ200と画像処理サーバ300とが協働して、クラウド接続機能に関する処理の一部として、アカウント登録手続きの案内画像を印刷する案内画像印刷処理を実行する。これによって、ユーザが、アカウント登録手続きを行う負担が軽減される。以下では、案内画像印刷処理を中心に、クラウド接続機能に関する処理について説明する。
図4、図5は、クラウド接続機能に関する処理のフローチャートである。この処理は、ユーザからのクラウド接続機能の開始指示が複合機100によって受け付けられたときに開始される。ここでは、クラウド接続機能の1つであるScan to Cloud機能の開始指示が受け付けられたとして説明する。
なお、図4、図5の処理は、複合機100と支援サーバ200との間の通信、および、複合機100と画像処理サーバ300との間の通信を含んでいる。これらの通信は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いて、実行される。すなわち、図4、図5の処理において、複合機100からサーバ200、300へ送信されるデータ(例えば、各種の通知、情報、要求)は、HTTPリクエストとして送信される。
また、サーバ200、300から複合機100へ送信されるデータ(例えば、各種の動作命令やデータ)は、直前に複合機100から受信されたHTTPリクエストに対するHTTPレスポンスとして送信される。
S2では、複合機100のCPU110は、支援サーバ200へ、最初の命令の要求を送信する。
支援サーバ200が、最初の命令の要求を受信すると、S4にて、CPU210は、複合機100へ、サービス選択画面SC1の表示命令を送信する。表示命令は、表示対象の画面(例えば、後述の画面SC1〜画面SC4(図4))を表す表示画面データを含む。表示画面データは、例えば、XML(Extensible Markup Language)を用いて記述されている。
図4のS6では、CPU110は、サービス選択画面SC1の表示命令に従って、表示部170に、画面SC1を表示する。具体的には、CPU110は、受信した動作命令が表示命令である場合には、表示命令に含まれる表示画面データを用いて、表示画面データによって表される画面を表示部170に表示する。
図4のサービス選択画面SC1は、選択可能な複数個のWEBサービスSN1〜SN3を示す複数個のボタンBTa〜BTcを含む。ユーザが、スキャンデータの送信先として希望するWEBサービスを示すボタンを選択すると、S8にて、CPU110は、選択結果を示すサービス選択情報を支援サーバ200に送信する。
支援サーバ200が、サービス選択情報を受信すると、CPU210は、S10にて、複合機100へ、アカウント情報AIの支援サーバ200への送信命令を送信する。支援サーバ200への送信命令は、支援サーバ200から複合機100へ送信される動作命令の一種である。
複合機100が、アカウント情報AIの送信命令を受信すると、S12にて、CPU110は、受信した送信命令に従って、支援サーバ200へ、アカウント情報テーブルAT(図2)に登録された全てのアカウント情報AIを送信する。
支援サーバ200が、アカウント情報AIを受信すると、S14にて、CPU210は、複合機100へ、アカウント選択画面SC2の表示命令を送信する。具体的には、CPU210は、S8で受信したサービス選択情報に基づいて、選択されたWEBサービスを特定する。CPU210は、S12で受信した全てのアカウント情報AIから、選択されたWEBサービスに対応付けられたユーザ名を抽出する。例えば、選択されたWEBサービスがWEBサービスSN2である場合には、図2のアカウント情報AI1〜AI3から、「Alice」と「Bob」の2つのユーザ名が抽出される。CPU210は、抽出されたユーザ名を選択可能なアカウント選択画面SC2を表す表示画面データを生成する。そして、CPU210は、当該表示画面データを含む表示命令を送信する。
複合機100が、アカウント選択画面SC2の表示命令を受信すると、S16にて、CPU110は、該命令に従って、表示部170に、画面SC2を表示する。図4の例では、アカウント選択画面SC2は、ユーザ名である「Alice」と「Bob」を示す2個のボタンBTd、BTeと、「アカウント管理」を示すボタンBTfと、を含む。
ユーザは、既に自身のアカウント情報AIを登録済みである場合には、アカウント選択画面SC2において、当該アカウント情報AIのユーザ名を示すボタンを選択する。この場合には、選択されたユーザ名のアカウント情報AIを用いて、WEBサーバにアクセスして、当該WEBサーバにスキャンデータをアップロードするScan to Cloud機能が実行される(図示省略)。クラウド接続機能を初めて利用する場合などには、自身のアカウントが登録されていない。この場合には、ユーザは、「アカウント管理」を示すボタンBTfを選択する。ここでは、「アカウント管理」を示すボタンBTfがユーザによって選択されたとして、説明を続ける。
ユーザが「アカウント管理」を示すボタンBTfを選択すると、S18にて、CPU110は、支援サーバ200へ、アカウント管理が選択されたことを示すアカウント管理選択情報を送信する。
支援サーバ200が、アカウント管理選択情報を受信すると、S20にて、CPU210は、複合機100へ、アカウント管理画面SC3の表示命令を送信する。複合機100が、画面SC3の表示命令を受信すると、S22にて、CPU110は、該命令に従って、表示部170に、画面SC3を表示する。図4のアカウント管理画面SC3は、「アカウント登録」を示すボタンBTgと、「アカウント削除」を示すボタンBThと、「案内印刷」を示すボタンBTiと、を含む。
「アカウント登録」を示すボタンBTgが選択されると、アカウント情報AIを登録すべく、ユーザが仮登録IDを複合機100へ入力する上述した手続きを行うための処理が実行される。詳細は省略するが、支援サーバ200の表示命令に従って、複合機100のCPU110は、WEBサービスの名称(例えば、「SN1」)と、ユーザ名(例えば、「Alice」)と、仮登録IDと、を入力するためのUI画面を表示部170に表示する。
そして、CPU110は、支援サーバ200から、仮登録IDに対応付けられたトークンを取得して、該トークンを含むアカウント情報AIをアカウント情報テーブルATに登録する。「アカウント削除」を示すボタンBThが選択されると、詳細は省略するが、アカウント情報テーブルATから、ユーザによって指定されたアカウント情報AIを削除するための処理が実行される。
ここでは、「案内印刷」を示すボタンBTiがユーザによって選択されたとして、説明を続ける。ユーザが「案内印刷」を示すボタンBTiを選択すると、S24にて、CPU110は、支援サーバ200へ、案内印刷が選択されたことを示す案内印刷選択情報を送信する。
支援サーバ200が案内印刷選択情報を受信すると、S26にて、CPU210は、複合機100へ、案内印刷説明画面SC4の表示命令を送信する。複合機100が、画面SC4の表示命令を受信すると、S22にて、CPU110は、該命令に従って、表示部170に、画面SC4を表示する。図4の案内印刷説明画面SC4は、案内印刷の説明を示すメッセージMS2と、「OK」を示すボタンBTkと、を含む。
「OK」を示すボタンBTkが押下されると、図5のS30にて、CPU110は、支援サーバ200へ、「OK」が選択されたことを示すOK選択情報を送信する。
図6は、案内印刷に関して通信される情報の一例を示す図である。図6(A)には、OK選択情報の一例が示されている。OK選択情報は、「OK」の選択を示す情報に加えて、複合機100のモデルを示すモデル情報と、複合機100の仕向地を示す仕向地情報と、複合機100のUI画面で使用されている言語の種類を示す言語情報と、を含んでいる。モデル情報、仕向地情報、言語情報は、例えば、HTTPリクエストのヘッダに含まれている。
支援サーバ200がOK選択情報を受信すると、S32にて、CPU210は、テンプレートファイル群FG1に含まれる複数個のテンプレートファイルの中から、使用すべき1個のテンプレートファイルを決定する。複数個のテンプレートファイルによって表される複数個のテンプレート画像は、画像内に含まれるメッセージ(文字列)に用いられる言語が互いに異なっている。CPU210は、OK選択情報に含まれる言語情報によって示される言語のテンプレート画像を表すテンプレートファイルを、使用すべきテンプレートファイルとして決定する。具体的には、CPU210は、使用すべきテンプレートファイルの名称を決定する。テンプレートファイル群FG1に含まれる複数個のテンプレートファイルの名称は、画像内に含まれるメッセージ(文字列)に用いられる言語の種類を示すテキストを含むように規定されている。例えば、日本語のテンプレート画像のテンプレートファイルの名称は、「guide-image_JP」, 英語のテンプレート画像のテンプレートファイルの名称は、「guide-image_EN」というように、規定されている。このために、CPU210は、テンプレートファイルの名称の共通部分(例えば、「guide-image」)に、言語情報によって示される言語を示すテキスト(例えば、「JP」や「EN」)を付加した名称を、使用すべきテンプレートファイルの名称に決定する。
S34では、CPU210は、個別WEBページWPb(図3(B))のURL(個別URL)を決定する。上述したように、本実施例では、仕向地情報、言語情報、モデル情報に応じて異なる複数個の個別WEBページWPbが用意されている。CPU210は、OK選択情報に含まれる仕向地情報、言語情報、モデル情報に応じた個別WEBページWPbの所在を示す個別URLを決定する。
S36では、CPU210は、複合機100へ、案内画像を複合機100に印刷させる印刷命令を送信する。図6(B)には、印刷命令の一例が示されている。印刷命令は、案内画像データの取得先を示す取得先URLと、モデル情報と、S32で決定されたテンプレートファイルの名称を示すテンプレートファイル情報と、S34で決定された個別URLと、を含む。取得先URLは、本実施例では、画像処理サーバ300を示すURLである。図6(B)には、個別URLの一例として、「http://device.maker.com/?mdl=mdl738&c=JP&lng=jp」が示されている。個別URLは、共通部分MLと、複合機100のモデルを示すモデル表示部分SL1と、複合機100の仕向地を示す仕向地表示部分SL2と、言語を示す言語表示部分SL3と、を含んでいる。図6(B)の例では、共通部分MLは、「http://device.maker.com」である。また、図6(B)の例では、モデル表示部分SL1、仕向地表示部分SL2、言語表示部分SL3は、それぞれ、「mdl=mdl738」、「c=JP」、「lng=jp」である。このように、個別URLは、特定の情報(具体的には、モデル情報、仕向地情報、言語情報)を含む、と言うことができる。
印刷命令を受信した場合には、印刷を実行すべく、取得先URLを用いて印刷すべき画像を表す画像データを取得し、取得した画像データを用いて印刷を実行すべきことを、複合機100は、予め認識している。このために、複合機100が印刷命令を受信すると、S38では、CPU110は、画像処理サーバ300へ、案内画像データの要求を送信する。案内画像データの要求の宛先URLには、印刷命令に含まれる取得先URLが用いられる。図6(C)には、案内画像データの要求の一例が示されている。図6(C)に示すように、案内画像データの要求は、印刷命令に含まれるモデル情報とテンプレートファイル情報と個別URLとを含む。
画像処理サーバ300が案内画像データの要求を受信すると、S40にて、CPU310は、案内画像GIを示す案内画像データを生成する。
図7は、案内画像GIの一例を示す図である。案内画像GIは、アカウント登録手続の案内を示す。案内画像GIは、複合機100のモデルの名称を示す画像MNと、アカウント登録手続きの概要を説明する概要部分MSaと、アカウント登録手続きの詳細を説明する詳細部分MSbと、を含んでいる。詳細部分MSbは、トップページURLを示す文字列TXと、コード画像QCと、を含んでいる。トップページURLは、上述したアカウント登録手続きのためWEBページ群のトップページWPa(図3(A))の所在を示す所在情報である。このURLは、仕向地情報、言語情報、モデル情報に拘わらずに、共通であるので、共通URLとも呼ぶ。コード画像QCは、符号化された個別URLを示すQRコード(登録商標)である。共通URLは、上述した個別URL(例えば、「http://device.maker.com/?mdl=mdl738&c=JP&lng=jp」)の共通部分ML(「http://device.maker.com」)と等しい。換言すれば、共通URLや個別URLは、階層化された構造を有し、個別URLは共通URLより下位の階層のURLである。
CPU310は、案内画像データの要求(図6(C))のテンプレートファイル名によって示されるテンプレートファイルを、不揮発性記憶装置320内のテンプレートファイル群FG1から取得して、バッファ領域331に格納する。テンプレートファイルによって表されるテンプレート画像は、図7の案内画像GIからモデルの名称を示す画像MNと、コード画像QCと、を除いた画像である。CPU310は、テンプレート画像内に、モデルの名称を示す画像MNと、コード画像QCと、を配置することによって、案内画像GIを示す案内画像データを生成する。モデルの名称を示す画像MNは、案内画像データの要求に含まれるモデル情報に基づいて生成される。コード画像QCは、案内画像データの要求に含まれる個別URLに基づいて生成される。
S42では、CPU310は、複合機100へ、生成した案内画像データを送信する。複合機100が案内画像データを受信すると、S44にて、CPU110は、案内画像データを用いて、S36にて受信した印刷命令に従って、印刷実行部140を制御して、図7の案内画像GIを用紙に印刷する。
案内画像GIの印刷が完了すると、CPU110は、S46にて、支援サーバ200へ、印刷完了の通知を送信する。支援サーバ200が印刷完了の通知を受信すると、S48にて、CPU210は、複合機100へ、上述したアカウント管理画面SC3の表示命令を送信する。複合機100が該表示命令を受信すると、S50にて、CPU110は、アカウント管理画面SC3(図4)を表示部170に表示する。この結果、クラウド接続機能に関する処理は、図4のS22が実行された状態に戻る。
以上説明した本実施例によれば、ユーザの操作、具体的には、アカウント管理画面SC3のボタンBTiの押下や案内印刷説明画面SC4のボタンBTkの押下に基づいて、複合機100から特定の情報(具体的には、言語情報、モデル情報、仕向地情報)が、支援サーバ200へ送信される(図5のS30、図6(A))。これらの情報に基づいて、支援サーバ200は、アカウント登録手続、アクセスされるべき個別WEBページWPbの所在を示す個別URLを決定する(図5のS34)。また、画像処理サーバ300は、複合機100から送信される案内画像データの要求(図5のS38)を受信すると、個別URLを示すコード画像QCを含む案内画像GIを示す案内画像データを生成して(図5のS40)、該案内画像データを複合機100へ送信する(図5のS42)。この結果、案内画像GIを複合機100に印刷させることができる。したがって、ユーザは、印刷された案内画像GIを見ることによって、トークンの取得を含むアカウント登録手続を進めることができる。したがって、複合機100を用いてWEBサーバを利用するクラウド接続機能のためのユーザの負担を軽減することができる。
以上の説明から解るように、支援サーバ200と画像処理サーバ300との全体が、制御サーバの例である。
ここで、利用できるWEBサービスが異なり得るので、アクセスされるべき個別WEBページWPbも異なる。本実施例では、個別URLは、モデル情報と、仕向地情報と、に基づいて決定される。この結果、適切な個別URLを含む案内画像GIを複合機100に印刷させることができる。
また、案内画像データは、複合機100から支援サーバ200に送信される言語情報に基づいて決定されるテンプレートファイルを用いて生成される(図5のS32、S40)。すなわち、該言語情報によって示される文字列を含む案内画像GIを示す案内画像データが生成される。この結果、言語情報に応じた適切な文字列を含む案内画像GIを複合機100に印刷させることができる。
さらに、案内画像GIは、コード画像QCによって示されるURLと、文字列TXによって示されるURLと、を含む(図7)。この結果、ユーザは、端末装置400に搭載されたデジタルカメラを用いてコード画像QCを読み取ることによって、個別WEBページWPbにアクセスできるとともに、端末装置400に文字列TXを入力することによって、トップページWPaにアクセスすることができる。
また、コード画像QCによって示される個別URLは、複数個のWEBページデータの中から、特定の情報(例えば、言語情報、モデル情報、仕向地情報)に基づいて選択されるWEBページデータ(すなわち、個別WEBページWPbを示すWEBページデータ)の所在を示す所在情報である。一方、文字列TXによって示される共通URLは、特定の情報に拘わらずに共通のWEBページを示すWEBページデータ(すなわち、トップページWPaを示すWEBページデータ)の所在を示す所在情報である。このように、案内画像GIには、ユーザにとって適切な2種類の所在情報を含むので、ユーザの負担をより適切に低減できる。
より具体的に説明すると、階層が下位であるURLほど情報量(文字の個数)が大きくなるので、入力が煩雑になる。上記実施例では、個別URLは共通URLより下位の階層のURLである。この結果、ユーザが手入力する必要がないコード画像QCに示されるURLと比較して、ユーザが手入力する必要がある文字列TXによって示されるURLの文字数を少なくすることができる。この結果、例えば、デジタルカメラを備えない端末装置400が用いられる場合のように、ユーザがURLを入力する必要がある場合には、ユーザがURLを入力する負担をより軽減できる。また、デジタルカメラを備える端末装置400が用いられる場合のように、ユーザがURLを手入力する必要がない場合には、言語情報、モデル情報、仕向地情報に応じた個別WEBページWPbを初めから端末装置400に表示することができる。この結果、ユーザの負担をより適切に低減できる。
B.変形例:
(1)上記実施例では、個別URLを決定するための特定の情報は、モデル情報、仕向地情報、言語情報を含んでいる。特定の情報は、これらの情報に変えて、または、これらの情報とともに、サービス選択画面SC1(図4)を介してユーザによって選択された特定のサービスを示すサービス情報を含んでも良い。この場合には、図5のS34にて決定される個別URLは、該サービス情報に基づいて決定されても良い。例えば、利用可能な複数個のWEBサービスごとに異なる個別WEBページが用意される。そして、S34では、サービス情報によって示されるWEBサービスに対応する個別WEBページのURLが、個別URLとして決定される。この場合の個別URLは、例えば、「http://device.maker.com/?service=cloudservice1」などのように、サービス情報(具体的には、「?service=cloudservice1」)を含んでも良い。
利用するサービスによって、例えば、アカウント登録手続が異なる場合がある。この場合には、アカウント登録手続にて、アクセスされるべきWEBページも異なり得るので、本変形例のように、個別URLサービス情報に基づいて決定されることが好ましい。こうすれば、利用されるWEBサービスに応じて、より適切な個別URLを含む案内画像GIを複合機100に印刷させることができる。
(2)上記実施例において、図4、図5の処理の具体的な内容は一例であって適宜に変更され得る。例えば、図5のS34の個別URLを決定するための特定の情報として、モデル情報、仕向地情報、言語情報が用いられているが、モデル情報だけが用いられても良いし、仕向地情報だけが用いられても良い。また、案内画像GI内の個別URLは、コード画像QCの形態に代えて、文字列の形態で表示されても良い。
(3)上記実施例の複合機100に代えて、印刷処理を実行できるが、スキャン処理を実行できない単体のプリンタが採用されても良い。そして、当該プリンタを用いてクラウド接続機能、例えば、Download Print機能を利用するためのアカウント情報AIを登録する手続の案内画像が、当該プリンタによって印刷されても良い。
(4)上記実施例では、支援サーバ200と画像処理サーバ300とは、別々の装置で構成されているが、これに限られない。例えば、支援サーバ200と画像処理サーバ300との全体が、1個の制御サーバとして構成されても良い。
(5)上記各実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部あるいは全部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
100...複合機、110...CPU、120...不揮発性記憶装置、130...揮発性記憶装置、131...バッファ領域、140...印刷実行部、150...読取実行部、160...操作部、170...表示部、180...通信IF、200...支援サーバ、200...サーバ、210...CPU、220...不揮発性記憶装置、230...揮発性記憶装置、231...バッファ領域、280...通信IF、300...画像処理サーバ、310...CPU、320...不揮発性記憶装置、330...揮発性記憶装置、331...バッファ領域、380...通信IF、400...端末装置、510〜530...WEBサーバ、AT...アカウント情報テーブル、PG1〜PG3...コンピュータプログラム、FG1...テンプレートファイル群

Claims (5)

  1. 印刷処理を含む1個以上の画像処理を実行する画像処理装置と通信可能に接続される制御サーバであって、
    ユーザの操作に基づいて、前記画像処理装置から送信される案内画像データ要求と、特定の情報と、を受信する受信部であって、前記案内画像データ要求は、前記画像処理装置がネットワークを介して接続された提供サーバから、サービスの提供を受けるために必要な認証情報を取得するための取得手続きの案内画像を示す案内画像データの要求であり、前記特定の情報は、前記画像処理装置のモデルを示すモデル情報と、前記画像処理装置の仕向地を示す仕向地情報と、のうちの少なくとも一方を含む、前記受信部と、
    前記画像処理装置から送信された前記特定の情報に基づいて、前記取得手続きにて、アクセスされるべきデータの所在を示す所在情報を決定する所在情報決定部と、
    前記画像処理装置からの前記案内画像データ要求を受信した場合に、前記決定された所在情報を含む前記案内画像を示す前記案内画像データを前記画像処理装置に送信する画像送信部と、を備え、
    前記案内画像に含まれる前記所在情報は、コード画像によって示される第1種の所在情報と、文字によって示される第2種の所在情報と、を含み、階層化された構造を有し、前記第1種の所在情報は、前記第2種の所在情報より下位の階層の情報である、制御サーバ。
  2. 請求項1に記載の制御サーバであって、
    前記第2種の所在情報は、前記取得手続きのためのWEBページ群のトップページのURLであり、前記第1種の所在情報は、前記トップページにおいて前記特定の情報を入力することでアクセス可能なページのURLである、制御サーバ。
  3. 請求項1または2に記載の制御サーバであって、
    前記コード画像はQRコード(登録商標)である、制御サーバ。
  4. 印刷処理を含む1個以上の画像処理を実行する画像処理装置と通信可能に接続される制御サーバであって、
    ユーザの操作に基づいて、前記画像処理装置から送信される案内画像データ要求と、特定の情報と、を受信する受信部であって、前記案内画像データ要求は、前記画像処理装置がネットワークを介して接続された提供サーバから、サービスの提供を受けるために必要な認証情報を取得するための取得手続きの案内画像を示す案内画像データの要求であり、
    前記特定の情報は、前記画像処理装置のモデルを示すモデル情報と、前記画像処理装置の仕向地を示す仕向地情報と、のうちの少なくとも一方を含む、前記受信部と、
    前記画像処理装置から送信された前記特定の情報に基づいて、前記取得手続きにて、アクセスされるべきデータの所在を示す所在情報を決定する所在情報決定部と、
    前記画像処理装置からの前記案内画像データ要求を受信した場合に、前記決定された所在情報を含む前記案内画像を示す前記案内画像データを前記画像処理装置に送信する画像送信部と、を備え、
    前記サービスの提供を受けるために必要な認証情報は、印刷すべき画像を表す画像データをダウンロードするために提供サーバにアクセスするための情報である、制御サーバ。
  5. 印刷処理を含む1個以上の画像処理を実行する画像処理装置と通信可能に接続される制御サーバのためのコンピュータプログラムであって、
    ユーザの操作に基づいて前記画像処理装置から送信される案内画像データ要求と、特定の情報と、を受信する受信機能であって、前記案内画像データ要求は、前記画像処理装置がネットワークを介して接続された提供サーバから、サービスの提供を受けるために必要な認証情報を取得するための取得手続きの案内画像を示す案内画像データの要求であり、
    前記特定の情報は、前記画像処理装置のモデルを示すモデル情報と、前記画像処理装置の仕向地を示す仕向地情報と、のうちの少なくとも一方を含む、前記受信機能と、
    前記画像処理装置から送信された前記特定の情報に基づいて、前記取得手続きにて、アクセスされるべきデータの所在を示す所在情報を決定する所在情報決定機能と、
    前記画像処理装置からの前記案内画像データ要求を受信した場合に、前記決定された所在情報を含む前記案内画像を示す前記案内画像データを前記画像処理装置に送信する画像送信機能と、
    を制御サーバに搭載されるコンピュータに実現させる、コンピュータプログラムであって、
    前記案内画像に含まれる前記所在情報は、コード画像によって示される第1種の所在情報と、文字によって示される第2種の所在情報と、を含み、階層化された構造を有し、前記第1種の所在情報は、前記第2種の所在情報より下位の階層の情報である、
    コンピュータプログラム。
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