JP2015169851A - 案内表示装置 - Google Patents

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直史 諸橋
Tadashi Morohashi
直史 諸橋
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Abstract

【課題】本発明は、アクリル板等で被覆された表示面から放射される電磁波のノイズを所定の値以下に低減させる案内表示装置を提供することを目的とする。【解決手段】箱状の金属製のケース2073の内部に電気機器が配置され、少なくともケース2073の一側面に情報を表示する表示面が設けられている案内表示装置において、当該表示面は金属メッシュの層を含む複数の層を有する略透明な板状体2075で被覆され、当該金属メッシュとケース2073とは、導電性部材2079を用いて電気的に導通されている構成とした。【選択図】図4

Description

本発明は、各列車の発車時刻、行先、列車の種別、発車番線、停車駅、通常運転・遅延・運休といった運行状況等の情報を表示する、いわゆる発車標と呼ばれる案内表示装置に関する。
案内表示装置では、発光ダイオード(LED)素子がマトリクス状(=格子状)に配列されたLEDユニットを用いる方式が、スクロールや点滅表示、表示内容の変更等が容易であることから、1990年代頃から反転フラップ式に代わって増え始め、現在の主流となっている。3色表示(緑・橙・赤)のものが大半であるが、近年ではフルカラー表示に対応したものも増加している。
そして、LEDユニットを用いて情報を表示する案内表示装置は、駅員や駅利用者等が表示されている情報を視認可能なように、表示面が略透明なアクリル樹脂製の板(以下、アクリル板という。)等で被覆されている。
特開2000−338905号公報
ところで、案内表示装置は内部に電気機器が配設されており、当該電気機器に電流が流れることにより、案内表示装置の周囲に向かって電磁波のノイズが放射される。放射された電磁波のノイズは、駅利用者等の持つ携帯電話、スマートフォン、ペースメーカ等の案内表示装置の周辺機器を誤動作させる一因となる。そのため、所定の値以上の電磁波の放射ノイズが案内表示装置から漏れないように対策を講じることが、機器の仕様(例えば、VCCIクラスA=「VCCI」は機器自身が放射する電磁波をある一定以下のレベルに抑えることで取得できる規格であり、「クラスA」は商業地域・商工業環境で使用する情報処理装置等に適用される)等で要求されている。
しかし、表示面を被覆しているアクリル板は、電磁波を通す性質があるため、案内表示装置の表示面から、電磁波のノイズが案内表示装置の周囲に向かって放射されてしまう。
そこで本発明は、アクリル板等で被覆された表示面から放射される電磁波のノイズを所定の値以下に低減させる案内表示装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、箱状の金属製のケースの内部に電気機器が配置され、少なくとも当該ケースの一側面に情報を表示する表示面が設けられている案内表示装置において、
当該表示面は金属メッシュの層を含む複数の層を有する略透明な板状体で被覆され、
当該金属メッシュと前記ケースとは、導電性部材を用いて電気的に導通されている、案内表示装置とした。
請求項2の発明では、箱状の金属製のケースの内部に電気機器が配置され、少なくとも当該ケースの一側面に情報を表示する表示面が設けられている案内表示装置において、
当該表示面は金属メッシュの層を含む複数の層を有する略透明な板状体で被覆され、
当該板状体は表示面を被覆するように抑え金具を用いて前記ケースに固定され、
前記金属メッシュと前記ケースとは、導電性部材及び前記抑え金具を用いて電気的に導通されている、案内表示装置とした。
請求項3の発明では、箱状の金属製のケースの内部に電気機器が配置され、少なくとも当該ケースの一側面に情報を表示する表示面が設けられている案内表示装置において、
当該表示面は金属メッシュの層を含む複数の層を有する略透明な板状体で被覆され、
当該板状体は表示面を被覆するように抑え金具を用いて前記ケースに固定され、
前記金属メッシュと前記ケースとは、当該抑え金具を用いて電気的に導通されている、案内表示装置とした。
請求項4の発明では、箱状の金属製のケースの内部に電気機器が配置され、少なくとも当該ケースの一側面に情報を表示する表示面が設けられている案内表示装置において、
当該表示面は金属メッシュの層を含む複数の層を有する略透明な板状体で被覆され、
当該板状体は表示面を被覆するようにネジを用いて前記ケースに固定され、
前記金属メッシュと前記ケースとは、当該ネジを用いて電気的に導通されている、案内表示装置とした。
本発明によれば、アクリル板等で被覆された表示面から放射される電磁波のノイズを所定の値以下に低減させる構成となっているため、案内表示装置の周辺機器の誤動作を防ぐことが可能となる等、案内表示装置内から放射される電磁波の放射ノイズの影響を少なくすることができる。また、周辺機器からの外来ノイズに対する耐性能の向上も期待できる。
本発明に係る実施例1の輸送指令システム及び駅運行管理システムの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明に係る実施例1の案内表示装置のケースの構成を例示的に示す(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は底面図である。 本発明に係る実施例1の案内表示装置の全体的な構成を概念的に示す側面図である。 本発明に係る実施例1の案内表示装置の扉の内部構成を概念的に示す平面図である。 本発明に係る他の実施例の案内表示装置の扉の内部構成を概念的に示す平面図である。 本発明に係る他の実施例の案内表示装置の扉の内部構成を概念的に示す平面図である。 本発明に係る他の実施例の案内表示装置の扉の内部構成を概念的に示す平面図である。 本発明に係る他の実施例の案内表示装置の扉の内部構成を概念的に示す平面図である。
本発明では、箱状の金属製のケースの内部に電気機器が配置され、少なくとも当該ケースの一側面に情報を表示する表示面が設けられている案内表示装置において、当該表示面は金属メッシュの層を含む複数の層を有する略透明な板状体で被覆され、当該金属メッシュと前記ケースとは、導電性部材を用いて電気的に導通されている構成としたため、案内表示装置の表示面から放射される電磁波のノイズを所定の値以下に低減させることができる。
<輸送指令システム及び駅運行管理システムの構成>
まず、一般的に鉄道事業者で用いられている輸送指令システム1及び駅運行管理システム2の構成の具体例を、図1を用いて概略的に説明する。
輸送指令システム1は、管轄する路線(線区)全体の列車の運行を制御する役割を果たす。輸送指令システム1は、列車の運行を司る指令員が操作する輸送指令装置101と、当該輸送システム1が管轄する路線(線区)の各駅におけるあらかじめ計画された列車の発着時間、行き先、車両編成等の情報を含む実施ダイヤグラムと、各駅において実際の運行結果に従って作成された実績ダイヤグラムとが記憶管理されている線区ダイヤ管理装置102とを有している。
輸送指令装置101は、線区ダイヤ管理装置102で記憶管理されている実施ダイヤグラム及び実績ダイヤグラムと、各駅の運行管理システム2から通知される運行情報に基づき、線区内の各列車の在線位置、遅延時分等の運行情報を表示装置(図示省略)に表示する。指令員は、この表示装置に表示された情報に基づいて運行状況を把握し、運行に乱れが生じた場合には、元の実施ダイヤグラムに従った運行に回復させるべく、線区ダイヤ管理装置102で記憶管理されている各駅のダイヤグラムを変更する。変更されたダイヤグラムは各駅に送信され、線区全体にわたる列車の運行制御がなされる。
駅運行管理システム2は各駅に設けられており、駅システム管理装置201と、駅ダイヤ管理装置202と、列車運行制御装置203と、旅客案内装置(ATOS)204とを有している。各駅運行管理システム2は、輸送指令システム1とネットワークを通じて接続されている。駅ダイヤ管理装置202は、輸送指令システム1の線区ダイヤ管理装置102から送信された当該駅の実施ダイヤグラムを受信する。また、駅ダイヤ管理装置202は、当該駅における実際の運行状況を反映した実績ダイヤグラムを線区ダイヤ管理装置102へ送信する。
駅システム管理装置201は、駅ダイヤ管理装置202で記憶管理されているダイヤグラムと輸送指令システム1からの指令に従って、当該駅へ到着する次列車の在線位置、遅れ時分などを把握し、列車運行制御装置203、旅客案内装置204を制御する。列車運行制御装置203は、列車の駅への進入時間、列車走行間隔などを制御する信号機205及び当該駅へ進入する列車を停車させる駅の番線などに応じて進路制御を行う転てつ機206等を制御し、列車の運行を制御する。
旅客案内装置204は、発車標である案内表示装置207及び案内放送装置210を制御し、実施ダイヤグラム、次列車の在線位置などの運行状況にあわせて、駅利用者へ次列車の発車時刻、行先、列車の種別、発車番線、停車駅などを自動案内する。そして旅客案内装置204は、運行乱れが発生した場合は、案内表示装置207及び案内放送装置210にて、列車が遅延している旨の情報、遅れ時分などの旅客案内情報を乗客等の駅利用者へ伝達する。なお、旅客案内装置204から案内表示装置207に出力される情報は、LEDがマトリクス状(=格子状)に配列された案内表示装置207の表示手段2077(後述)で表示させるため、どの部分のLEDを点灯させ、どの部分のLEDを消灯するといった点灯箇所の情報に変換されている。以上が、輸送指令システム1及び駅運行管理システム2の構成の具体例の概略である。
<案内表示装置の構成>
次に、本実施例に係る案内表示装置207について図2及び図3を用いて説明する。案内表示装置207は、枠体2071の両側の開口部を塞ぐように、開閉可能に扉2072が夫々設けられ、箱状のケース2073を形成している。詳しくは、枠体2071に対してヒンジ2086を介して各扉2072は開閉可能に取り付けられている。なお、枠体2071と扉2072は、例えばステンレス鋼等の金属製である。そして、一側の扉2072は、中央部に長方形状の開口部2074が設けられており、この開口部2074はアクリル板等の略透明な板状体2075で一面が被覆され、表示手段2077の表示面となる。
また、ケース2073の内部には、外部装置との情報のやり取りを行うインターフェイスである通信手段(図示省略)と、例えば、CPU(Central Processing Unit)からなる制御手段2076と、LEDユニット2087の集合体である表示手段2077と、これらの各手段を接続するバス(図示省略)等からなる電気機器が配設されている(図3参照)。制御手段2076は、通信手段を通じて旅客案内装置204から受信した情報に基づいて、表示手段2077を制御する。表示手段2077は、一側の扉2072の開口部2074に対向して案内表示装置207の外側方向に向かって多数配置されたRGBフルカラーLED素子を有するLEDユニット2087の集合体である。各LEDユニット2087には、多数のRGBフルカラーLED素子を有し、マトリクス状に配列されている。例えば、LEDユニット2087は、およそ縦24、横24程度のLED素子をマトリクス状に配列して、1つのLEDユニット2087でもって1つの文字を表示するようになっている。そのため、表示手段2077は、フルカラーを表示することができ、表示内容は英数字、漢字、グラフィック等であり、表示効果は、普通、点滅、反転、スクロール、アニメ等である。従って、表示手段2077は、制御手段2076の制御に応じて各列車の発車時刻、行先、列車の種別、発車番線、停車駅、通常運転・遅延・運休等の運行状況等の多様な情報を様々な表示効果で表示することが可能である。
なお、本実施例では、表示手段2077として、RGBフルカラーLEDのユニットを用いる構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、RGBマルチカラーユニットやRGユニット、単色LEDのユニットを用いる構成としても良い。また、本実施例では、両側が開閉可能なケース2073の構成を示したが、表示手段2077に対向する一側だけが扉2072によって開閉可能なケース2073の構成としても良い。
また、案内表示装置207のケース2073の内部に配設されている各電気機器には電力線(図示省略)が接続され、各電気機器は外部の交流電源等から電力の供給を受ける。通常、この電力線は複数本の電線から構成されているが、そのうち1本は接地線(アース線)である。この接地線は、各電気機器から案内表示装置207のケース2073の適宜の箇所に接触し、地面(大地)まで伸びている。従って、ケース2073の内の各電気機器及びケース2073は、地面と同電位になっている。
<板状体の構成>
次に、一側の扉2072の開口部2074を被覆する板状体2075の構成について図4を用いて説明する。板状体2075は、表示手段2077が表示する多様な情報を、案内表示装置207の外部から駅員や駅利用者等が視認できるように、略透明になっている。そして、板状体2075は、ケース2073の内側から順番に、保護用PETフィルム、第1透明粘着層、金属メッシュ、ベース用PETフィルム、第2透明粘着層、アクリル板の複数の層を有する構造となっている。保護用PETフィルム及びベース用PETフィルムで使用されている「PETフィルム」は、ポリエチレンテレフタレート樹脂からなる高分子フィルムである。そして、「保護用PETフィルム」は、板状体2075の金属メッシュが酸化・摩耗・腐食等しないように、金属メッシュを被覆し保護するためのものである。金属メッシュは、銅等の金属製の網であり、例えば、銅板をエッチング(etching)によって、網状化したものである。また、金属メッシュは、表面シート抵抗値が低く(例えば、5Ω以下)、物理的なメッシュ開口率が小さいもの(例えば、90%以下)で電磁波に対し高いシールド(遮蔽)性能を有するものが望ましい。更に、金属メッシュは強度を保つため、ベース用PETフィルムに貼り合わされている。なお、第1透明粘着層は、保護用PETフィルムと、ベース用PETフィルムに貼り合された金属メッシュとを粘着し、第2透明粘着層は、金属メッシュが貼り合されたベース用PETフィルムと、アクリル板とを粘着しているため、板状体2075は一体化されている。
板状体2075は、かぎ型の抑え金具2078を用いて、扉2072の開口部2074を被覆するように固定されている。抑え金具2078は、金属製であり、例えば、ネジ止めされて、扉2072の前面側の裏面に固定されている。また、粘着性の導電性テープ等の導電性部材2079が、板状体2075の金属メッシュの層の背面の適宜の箇所から、金属製の抑え金具2078に接触しながらベース用PETフィルム、第2透明粘着層、アクリル板の各層の一側面を通って伸びて、扉2072の前面側の裏面に接触するように貼着(固定)されている。
以上の通り、導電性部材2079と抑え金具2078を用いて、板状体2075の金属メッシュと扉2072が電気的に導通するように構成し、板状体2075の金属メッシュと扉2072とが同電位になるようにした。従って、制御手段2076や表示手段2077等の案内表示装置207内の電気機器が動作することによって、扉2072の開口部2074に対して放射された電磁波のノイズのうち、案内表示装置207の外部への放射ノイズを、所定の値以下に低減させることができる。特に、本実施例の構成の場合には、板状体2075の一側面で導電性部材2079と接触している抑え金具2078と、導電性部材2079の双方から板状体2075の金属メッシュと扉2072が電気的に導通するように構成されているため、確実に、板状体2075の金属メッシュと扉2072とが同電位となり、電磁波の放射ノイズをケース2073内に抑え込むことができ、より、電磁波の放射ノイズを低減させることができる。その結果、案内表示装置207の周辺機器の誤動作を防ぐことが可能となる等、案内表示装置207内から放射される電磁波の放射ノイズの影響を少なくすることができる。また、このように案内表示装置207内で放射された電磁波のノイズが外部に漏れないように電磁波のシールド(遮蔽)対策を施すことは、同時に、外部の周辺機器から放射される電磁波のノイズの案内表示装置207内の電気機器に対する影響を少なくすることができる。
<板状体の第1変形例>
次に、板状体の2075の第1変形例である板状体2080と、この板状体2080に伴って使用される導電性部材2081について図5を用いて説明する。板状体2080は、表示手段2077が表示する多様な情報を、案内表示装置207の外部から駅員や駅利用者等が視認できるように、略透明になっている。そして、板状体2080は、ケース2073の内側から順番に、ベース用PETフィルム(保護兼)、金属メッシュ、透明粘着層、アクリル板の複数の層を有する構造となっている。板状体2080の金属メッシュが貼り合わされているベース用PETフィルムは、保護用PETフィルムを兼ねている。板状体2080の透明粘着層は、金属メッシュが貼り合されたベース用PETフィルムと、アクリル板とを粘着しているため、板状体2080は一体化されている。また、粘着性の導電性テープ等の導電性部材2081が、板状体2080の金属メッシュの層の前面の適宜の箇所から、金属製の抑え金具2078に接触しながら透明粘着層、アクリル板の各層の一側面を通って伸びて、扉2072の前面側の裏面に接触するように貼着(固定)されている。この第1変形例においても、導電性部材2081と抑え金具2078を用いて、板状体2080の金属メッシュと扉2072が電気的に導通するように構成され、板状体2080の金属メッシュと扉2072とは同電位になる。また、この第1変形例においても、板状体2080の一側面で導電性部材2081と接触している抑え金具2078と、導電性部材2081の双方から板状体2080の金属メッシュと扉2072が電気的に導通するように構成されているため、確実に、板状体2080の金属メッシュと扉2072とが同電位となり、電磁波の放射ノイズをケース2073内に抑え込むことができる。
<板状体の第2変形例>
次に、板状体の2075の第2変形例である板状体2082と、この板状体2082に伴って使用される導電性部材2083について図6を用いて説明する。板状体2082は、表示手段2077が表示する多様な情報を、案内表示装置207の外部から駅員や駅利用者等が視認できるように、略透明になっている。そして、板状体2082は、ケース2073の内側から順番に、保護用PETフィルム、第1透明粘着層、金属メッシュ、ベース用PETフィルム、第2透明粘着層、アクリル板の複数の層を有する構造となっている。また、板状体2082の保護用PETフィルム及び第1透明粘着層は、それ以外の層に比べて長手方向に短いため、金属メッシュの層の背面が一部露出している。板状体2082の長手方向の両端を夫々固定する抑え金具2078のうち、一方の抑え金具2078は(図6では右側の抑え金具2078)、金属メッシュの層の露出した背面に接触して、扉2072の前面側の裏面に固定されている。また、粘着性の導電性テープ等の導電性部材2083が、板状体2082の金属メッシュの層の露出した背面の適宜の箇所から、金属製の抑え金具2078に接触しながらベース用PETフィルム、第2透明粘着層、アクリル板の各層の一側面を通って伸びて、扉2072の前面側の裏面に接触するように貼着(固定)されている。この第2変形例においても、導電性部材2083と抑え金具2078を用いて、板状体2082の金属メッシュと扉2072が電気的に導通するように構成され、板状体2082の金属メッシュと扉2072とは同電位になる。また、この第2変形例においては、板状体2082の背面及び一側面で導電性部材2083と接触している抑え金具2078と、導電性部材2083の双方から板状体2082の金属メッシュと扉2072が電気的に導通するように構成されているため、確実に、板状体2082の金属メッシュと扉2072とが同電位となり、電磁波の放射ノイズをケース2073内に抑え込むことができる。
<板状体の第3変形例>
次に、板状体の2075の第3変形例である板状体2084と、この板状体2084に伴って使用される導電性部材2085について図7を用いて説明する。板状体2084は、表示手段2077が表示する多様な情報を、案内表示装置207の外部から駅員や駅利用者等が視認できるように、略透明になっている。そして、板状体2084は、ケース2073の内側から順番に、保護用PETフィルム、第1透明粘着層、金属メッシュ、ベース用PETフィルム、第2透明粘着層、アクリル板の複数の層を有する構造となっている。また、板状体2084の保護用PETフィルム及び第1透明粘着層は、それ以外の層に比べて長手方向に短いため、金属メッシュの層の背面が一部露出している。板状体2084の長手方向の両端を夫々固定する抑え金具2078のうち、一方の抑え金具2078は(図7では右側の抑え金具2078)、金属メッシュの層の露出した背面で導電性マット等の導電性部材2085と接触し、扉2072の前面側の裏面に固定されている。この第3変形例においては、導電性部材2085と抑え金具2078を用いて、板状体2084の金属メッシュと扉2072が電気的に導通するように構成され、板状体2084の金属メッシュと扉2072とは同電位になる。また、この第3変形例においては、板状体2084の背面で導電性部材2085と接触している抑え金具2078から板状体2084の金属メッシュと扉2072が電気的に導通するように構成されているため、板状体2084の金属メッシュと扉2072とが同電位となり、電磁波の放射ノイズをケース2073内に抑え込むことができる。なお、この第3変形例では、抑え金具2078は、金属メッシュの層の露出した背面で導電性マット等の導電性部材2085と接触する構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、導電性部材2085を用いることなく、抑え金具2078は金属メッシュの層の露出した背面と直接接触する構成としても良い。
本実施例で示した板状体2075及び板状体2075に伴って使用される導電性部材2079と、上述した板状体2075の第1〜3変形例及び板状体の各変形例に伴って使用される導電性部材は、案内表示装置207の扉2072の内部構成に合わせて、適宜選択される。
なお、上記では、板状体2075等を扉2072に固定するため、抑え金具2078を用いる構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、図8に示すように、板状体2088を金属製のネジ2089を用いて固定する構成としても良い。ネジ2089は、板状体2088の金属メッシュの層の背面の導電性テープ等の導電性部材2090から扉2072の前面側の裏面までねじこまれている。板状体2088の背面及び前面で導電性部材2090と接触しているネジ2089と、導電性部材2090の双方から板状体2088の金属メッシュと扉2072が電気的に導通するように構成されているため、確実に、板状体2088の金属メッシュと扉2072とが同電位となり、電磁波の放射ノイズをケース2073内に抑え込むことができる。
1:輸送指令システム、101:輸送指令装置、102:線区ダイヤ管理装置、
2:駅運行管理システム、201:駅システム管理装置、202:駅ダイヤ管理装置、203:列車運行制御装置、204:旅客案内装置、205:信号機、206:転てつ機、
207:案内表示装置、2071:枠体、2072:扉、2073:ケース、2074:開口部、2075:板状体、2076:制御手段、2077:表示手段、2078:抑え金具、2079:導電性部材、2080:板状体、2081:導電性部材、2082:板状体、2083:導電性部材、2084:板状体、2085:導電性部材、2086:ヒンジ、2087:LEDユニット、2088:板状体、2089:ネジ、2090:導電性部材、
210:案内放送装置

Claims (4)

  1. 箱状の金属製のケースの内部に電気機器が配置され、少なくとも当該ケースの一側面に情報を表示する表示面が設けられている案内表示装置において、
    当該表示面は金属メッシュの層を含む複数の層を有する略透明な板状体で被覆され、
    当該金属メッシュと前記ケースとは、導電性部材を用いて電気的に導通されていることを特徴とする、案内表示装置。
  2. 箱状の金属製のケースの内部に電気機器が配置され、少なくとも当該ケースの一側面に情報を表示する表示面が設けられている案内表示装置において、
    当該表示面は金属メッシュの層を含む複数の層を有する略透明な板状体で被覆され、
    当該板状体は表示面を被覆するように抑え金具を用いて前記ケースに固定され、
    前記金属メッシュと前記ケースとは、導電性部材及び前記抑え金具を用いて電気的に導通されていることを特徴とする、案内表示装置。
  3. 箱状の金属製のケースの内部に電気機器が配置され、少なくとも当該ケースの一側面に情報を表示する表示面が設けられている案内表示装置において、
    当該表示面は金属メッシュの層を含む複数の層を有する略透明な板状体で被覆され、
    当該板状体は表示面を被覆するように抑え金具を用いて前記ケースに固定され、
    前記金属メッシュと前記ケースとは、当該抑え金具を用いて電気的に導通されていることを特徴とする、案内表示装置。
  4. 箱状の金属製のケースの内部に電気機器が配置され、少なくとも当該ケースの一側面に情報を表示する表示面が設けられている案内表示装置において、
    当該表示面は金属メッシュの層を含む複数の層を有する略透明な板状体で被覆され、
    当該板状体は表示面を被覆するようにネジを用いて前記ケースに固定され、
    前記金属メッシュと前記ケースとは、当該ネジを用いて電気的に導通されていることを特徴とする、案内表示装置。

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