JP2015169557A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像処理装置本体に接近する熱源を検知する検知領域に当該熱源が人体であると特定するための閾値を画像処理装置本体が設置される高さに適応して調整する。
【解決手段】
画像処理装置の本体を操作する周辺に接近する熱源を検知する検知手段を備える段画像処理装置において、本体を操作する操作者の身長を入力するとともに、身長を入力している操作者を前記検知手段が検知することに応じて得られる温度分布から特定される境界情報に基づいて、前記画像処理装置が設置される平面からの高さを算出する。そして、算出した前記本体の前記画像処理装置が設置される平面からの高さに基づいて、検知手段が検知する熱源が人体であると認識するための検知領域を特定する閾値を調整することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
特許文献1には、ユーザの身長に対応させて、画像処理装置を設置する高さを調整するための昇降装置を備えることにより、ユーザに対して高い利便性を提供することが記載されている。
一方、画像処理装置に人感センサを設けて、接近するユーザを検知して、電力消費状態が低いスリープ状態から通常の画像形成を行うスタンバイ状態に復帰させる制御を行う画像処理装置が提案されている。
特開2005−99567号公報
上記特許文献1に記載の技術のように、画像処理装置における人体検知機能の高さに合わせて画像処理装置自身を昇降する構成を採用すると、昇降するための専用の装置を備えるため高価になる。さらに、上記昇降するための専用の装置を備える画像処理装置を動作させるためには、多くの電力を消費してしまう場合もあった。
また、画像処理装置は、ユーザの環境によって設置環境が異なる。例えば、図15の(A)に示すような、用紙カセットデッキ503を使用せずに、床面501に直接設置する場合がある。さらに、図15の(B)に示すように、用紙カセットデッキ503の上に設置する場合や、また、図15の(C)に示すように、ユーザが予め用意した台502の上に設置することが想定される。このように、ユーザによって画像処理装置10の設置高さが異なると、上記人体検知処理を行う人体検知機能における、人を検知する距離に差が生じてしまい、正しい位置での人体検知が出来なくなる。
さらに、人を検知する距離に差が生じることで、通常よりも早くスリープ状態からスタンバイ状態に復帰させてしまうことで、消費電力を節減させる効果が薄れてしまう等の課題も起こり得る。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、画像処理装置本体に接近する熱源を検知する検知領域での当該熱源が人体であると特定するための閾値を画像処理装置本体が設置される高さに適応して調整できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
画像処理装置であって、前記画像処理装置の本体を操作する周辺に接近する熱源を検知する検知手段と、前記検知手段が検知する熱源が人体であると認識するための検知領域を特定する閾値を設定する設定手段と、前記本体を操作する操作者の身長を入力する入力手段と、前記入力手段により前記身長を入力している操作者を前記検知手段が検知することに応じて得られる温度分布から特定される境界情報に基づいて、前記画像処理装置が設置される平面からの高さを算出する算出手段と、前記算出手段が算出した前記本体の前記画像処理装置が設置される平面からの高さに基づいて、前記閾値を調整する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像処理装置本体に接近する熱源を検知する検知領域での当該熱源が人体であると特定するための閾値を画像処理装置本体が設置される高さに適応して調整できる。
また、画像処理装置本体に接近する熱源を検知する検知領域での当該熱源が人体であると特定するための閾値を画像処理装置本体が設置される高さに適応して調整することで、スリープ状態から復帰して無駄な電力供給が再開されてしまうことを制限できる。
画像処理装置の構成を説明するブロック図である。 画像処理装置が備えるセンサの検出エリアを示す図である。 画像処理装置と人体の距離に応じたセンサの検出結果を示す図である。 画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像処理装置で表示されるUI画面を示す図である。 画像処理装置の設置状態を説明する図である センサによる熱源検知反応別の閾値例を示す図である。 画像処理装置の設置状態を説明する図である センサによる熱源検知反応別の閾値例を示す図である。 画像処理装置で表示されるUI画面を示す図である。 画像処理装置の設置高さ算出テーブルを示す図である。 センサに対する閾値の変換テーブルを示す図である。 センサによる熱源検知反応別の閾値例を示す図である。 画像処理装置で表示されるUI画面を示す図である。 画像処理装置の設置状態を説明する図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像処理装置の構成を説明するブロック図である。本例において、画像処理装置10の本体部は、電源部100とメインコントローラ部200とスキャナ部300とプリンタ部400と操作部500とセンサ部600で構成される。なお、本実施形態に示す画像処理装置は、後述する第1の電力状態よりも電力消費の少ない第2の電力状態に遷移させる電源供給を制御する電源制御を行うことが可能に構成されている。
図1において、画像処理装置10の本体部は、電力モードを少なくとも2つ有し、コピー動作などを実行する通常動作電力モード(第1の電力状態)とそれよりも電力消費の少ない節電モード(第2の電力状態)を有する。なお、節電モードをスリープモードと呼ぶ場合もある。同様に通常動作電力モードをスタンバイモードと呼ぶ場合もある。
本実施形態では、一定時間経過しても画像処理装置10が使用されない場合に、メインコントローラ部200が電源部100を制御して画像処理装置10の電力モードを節電モードへ移行させる。
節電モード時には、スキャナ部300やプリンタ部400等の負荷に対する電源供給が停止し、メインコントローラ部200内部の一部と操作部500内部の不要な箇所への電源供給が停止される省電力制御が実行される。
センサ部600は、人感センサ(センサ)601とCPU602で構成される。本装置のセンサ部600への電源は、節電モード時においても電源部100からメインコントローラ部200を介して供給される。センサ601へは常に電源が供給されるが、CPU602への電源供給は適宜停止しても良いが、センサ601に所定の反応が検出された場合にCPU602への電力供給を即座に行う。なお、センサ601の具体的構成については図2において詳述する。
CPU602は、センサ601の検出結果を処理して、画像処理装置10の周囲に操作を行おうとしているユーザの存在を判断し、判断結果によって通電要求信号をメインコントローラ部200へ出力する。メインコントローラ部200は通電要求信号を受けると、電源部100を制御して画像処理装置10の電力モードを通常動作電力モードへ復帰させる省電力制御を実行する。
図2は、図1に示した画像処理装置10が備えるセンサ601の検出エリアを示す図である。ここで、センサ601は、画像処理装置10を操作する操作部の周辺に接近する操作者が放射する生体熱を熱源として検知する複数の検知素子が後述するように配置されている。
なお、画像処理装置10で使用するセンサ10は、赤外アレイセンサであり複数の赤外センサをN×Mの格子状に配列したセンサである。赤外アレイセンサは、熱源(人体を含む)から放射される赤外線を格子状に並べられた1つ1つの赤外線受光素子で受光し、各受光素子の検出した温度値を用いる。これにより、熱源の形状を温度分布として分かる特徴を持っている。その特徴を利用して画像処理装置10は、当該装置に近付いてくる人の体温をN×Nの格子状に配列したいずれかのセンサで検出して、熱源に反応したセンサの形状や温度変化から画像処理装置10に近付く熱源が人体であると判断する。なお、人の体温を確実に検出するためには肌の露出部を検出すると精度が上がるため、画像処理装置10はセンサの検出エリアを画像処理装置10の本体部から前面方向に斜め上方に設定し、人P1の顔の温度を検出できるようにする。また、前面方向斜め上方にセンサを向けることにより、正面に置かれた他の装置20やデスク上のPCやモニタ30や椅子に座る人P2などの熱は検出しないようにする。
図3は、図1に示した画像処理装置10と人体の距離に応じたセンサの検出結果を示す図である。
図3において、上段に画像処理装置10と人体P1の距離を示し、下段にその距離での赤外アレイセンサの検出結果を示している。なお、画像処理装置10と人体P1の距離が離れている方を(図3の(A))とし、画像処理装置10と人体P1の距離が近い方を(図3の(B))としている。
また、本実施形態において、使用する赤外アレイセンサは、赤外線受光素子が1〜8の8行とa〜hの8列の合計64個で配列されたセンサである。以降の説明では赤外アレイセンサの各赤外線受光素子の位置を指定する際に、素子1aから素子8hの表記で示す。
図3の(A)は、人体P1がセンサ601の検出可能な距離に侵入した際を示し、赤外アレイセンサの検出結果は素子1c、1d、1e、2dなど下部に熱源を数カ所検出している。図3の(B)のように人体P1が装置10へ近付くと、赤外アレイセンサの検出結果は1行目から上の2行目と3行目と4行目と5行目へと上方向へ拡大し、d列からc列とe列、b列g列へと左右にも拡大した領域に温度検出が広がる。
図3の(A)の位置から図3の(B)の位置に人体P1が移動する間に、CPU602は判断エリア6011における検出結果に基づき、人体P1が画像処理装置10に近づいているかどうかの判断を行う。
熱源の検出エリアが予め設定した閾値6013を超え復帰エリア6012へ侵入すると、人体P1が画像処理装置10の所定距離(節電復帰距離)以内に近付いたと判断して、CPU602からメインコントローラ部200へ通電要求信号を出力して画像処理装置10の電力状態を変更させる。なお、図3に示した閾値6013は検出エリアの5行目に直線状に設定されているが、必ずしも直線である必要はなく斜めやV字型など様々な形を取ることができる。
次に、本実施形態における画像処理装置が備えるセンサの閾値変更処理フローを、図4を用いて詳細に説明する。
画像処理装置10は、図6の(A)に示すような、用紙カセットデッキ503を使用せずに、床面501に直接設置する場合や、図6の(B)に示すように、用紙カセットデッキ503の上に設置する場合がある。また、図6の(C)に示すように、ユーザが予め用意した台502の上に設置することが想定される。このように、ユーザによって画像処理装置10の設置高さが異なると、人体検知機能における、人を検知する距離に差が生じてしまい、正しい位置での人体検知が出来ないことになる。
図4は、本実施形態を示す画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像処理装置10の設置高さに応じた、人体検知装置における人の有無を判断する閾値を最適な状態にする処理例である。なお、各ステップは、図1に示した画像処理装置10のセンサ部600内のCPU602が記憶された制御プログラムを実行することにより実現される。
画像処理装置10の初期設定を行う際に、S401において、ユーザである人物6101は、該画像処理装置10の初期設定入力手段として機能する操作部500から、自らの身長の数値13102を操作部500におけるテンキー13103から入力する。S402において、CPU602は、センサ601から検知している温度データを取得する。これにより、S401において身長の入力操作を行っている人物の温度データを取得することが出来る。なお、図5は、図1に示した操作部500に表示されるUI画面の例を示す図である。
S403において、CPU602は、S402でセンサ601から得られた温度データからN×Nのマトリクス状の温度分布を作成する。例えば、図6の(A)のように、地面に直接置かれた画像処理装置10を、身長180cmの人物6101が初期設定を行った場合には、図7の(A)に示すような温度分布になる。
同様の人物6101が、図6の(B)のように、用紙カセットデッキ503上に設置した画像処理装置10の初期設定を行った場合、図7の(B)に示すような温度分布になる。同様の人物6101が、図6の(C)のように、ユーザが用意した台502の上に設置した画像処理装置10の初期設定を行った場合、図7の(C)に示すような温度分布になる。
また、身長が140cmの人物8101が図8の(A)のように、地面に直接置かれた画像処理装置10の初期設定を行った場合には、図9の(A)に示すような温度分布になる。同様の人物8101が、図8の(B)のように、用紙カセットデッキ503上に設置した画像処理装置10の初期設定を行った場合、図9の(B)に示すような温度分布になる。同様の人物8101が、図8の(C)のように、ユーザが用意した台502の上に設置した画像処理装置10の初期設定を行った場合、図9の(C)に示すような温度分布になる。
S404において、CPU602は、作成した温度分布から操作している人物の頭部の上辺の境界にあたる位置を検出する。図6の(A)の形態において得られた温度分布である図7の(A)においては、境界線は7101の箇所となり、境界位置としては"8"となる。
また、図6の(B)の形態において得られた温度分布である図7の(B)においては、境界線は7102の箇所となり、境界位置としては"4"となる。図6の(C)の形態において得られた温度分布である図7の(C)においては、境界線は7103の箇所となり、境界位置としては"1"となる。
また、図8の(A)の形態において得られた温度分布である図9の(A)においては、境界線は9101の箇所となり、境界位置としては"4"となる。図8の(B)の形態において得られた温度分布である図9の(B)においては、境界線は9102の箇所となり、境界位置としては"2"となる。図8の(C)の形態において得られた温度分布である図9の(C)においては、温度の境界線が認識できないため、境界線は9103の箇所となり、境界位置としては"無"となる。
なお、S401で入力された身長が185cm以上と高く、境界位置が"無"となった場合には、画像処理装置10の設置高さが人を検出するアルゴリズムの範囲外となる。この場合、人感機能を自動的にOFFするか、図10に示すように、画像処理装置10の操作部500に、画像処理装置10の設置高さを低くするよう促すメッセージを表示する。
そして、S405において、CPU602は、S404で得られた境界位置のデータ(境界情報)と、S402で入力したデータとから、図11に示す画像処理装置の設置高さ算出テーブルとから、画像処理装置10が設置された高さを算出する。図6の(A)の形態においては、身長が180cmで、境界位置が"8"であることから、画像処理装置10の設置高さは、110cm(10113)となる。同様に、図6の(B)の形態においては、身長が180cmで、境界位置が"4"であることから、画像処理装置10の設置高さは、130cm(10112)となる。同様に、図6の(C)の形態においては、身長が180cmで、境界位置が"1"であることから、画像処理装置10の設置高さは、150cm(10111)となる。
また、図8の(A)の形態においては、身長が140cmで、境界位置が"4"であることから、画像処理装置10の設置高さは、110cm(10116)となる。画像処理装置の上部の高さは110cmを下回ることはないため、境界位置が、仮に"5〜8"とS404で算出されたとしても、画像処理装置の設置高さは110cm(10116)となる。
同様に、図8の(B)の形態においては、身長が140cmで、境界位置が"2"であることから、画像処理装置10の設置高さは、130cm(10115)となる。同様に、図8の(C)の形態においては、身長が140cmで、境界位置が"無"であることから、画像処理装置10の設置高さは、150cm(10114)となる。
上記の処理により画像処理装置10の設置高さが算出されたならば、S406において、CPU602は、人体検知装置における人の有無を判断するアルゴリズムに使用する閾値を、図12に示す変換テーブルを用いて算出し、変更する。
図6の(A)及び図8の(A)においては、画像処理装置10はS405において、110cmと算出されたので、閾値は"7"(11104)となる。よって、人が画像処理装置10に近づいているか否かを判断する熱源の検出エリアが予め設定された閾値6013を図13の(A)に示すように"7"に変更する。
また、図6の(B)及び図8の(B)においては、画像処理装置10はS405において、130cmと算出されたので、閾値は"5"(11103)となる。よって、人が画像処理装置10に近づいているか否かを判断する熱源の検出エリアが予め設定された閾値6013を図13の(B)に示すように"5"に変更する。
また、図6の(C)及び図8の(C)においては、画像処理装置10はS405において、150cmと算出されたので、閾値は"3"(11105)となる。よって、人が画像処理装置10に近づいているか否かを判断する熱源の検出エリアが予め設定された閾値6013を図13の(C)に示すように"3"に変更する。
第1実施形態によれば、人体検知機能を設定する際に、操作者自身の身長、及び、その時の人体検知機能における赤外アレイセンサからの情報で、画像処理装置の高さが算出できる。よって、この算出された画像処理装置の高さから、人体検知機能の人が画像処理装置10に近づいているか否かを判断する熱源の検出エリアが予め設定された閾値を画像処理装置10の高さに合わせた値に設定することが出来るものである。
〔第2実施形態〕
本実施例においては、画像処理装置10の高さを、操作者が直接入力する方法で、人体検知機能の人が画像処理装置10に近づいているか否かを判断する熱源の検出エリアが予め設定された閾値を画像処理装置10の高さに合わせた値に設定する例を説明する。
画像処理装置10の設置時における初期設定を行う際に、ユーザである人物6101は、該画像処理装置10の初期設定入力手段として機能する、一例を図14に示す操作部500に表示するUI画面を用いて画像処理装置10における赤外アレイセンサの設置面からの高さを操作部500が備えるテンキー14103から入力する。
入力された画像処理装置10のセンサ601(赤外アレイセンサ)の設置面からの高さの情報から、図12に示す変換テーブルを用いて、人体検知装置における人の有無を判断するアルゴリズムに使用する閾値を導き出す。導き出された情報から、人が画像処理装置10に近づいているか否かを判断する熱源の検出エリアが予め設定された閾値6013を変更する。
第2実施形態によれば、操作者自身が画像処理装置の設置高さを入力することで、人体検知機能の人が画像処理装置10に近づいているか否かを判断する熱源の検出エリアが予め設定された閾値を画像処理装置10の高さに合わせた値に設定することが出来るものである。
〔第3実施形態〕
上記実施形態では、画像処理装置を操作する操作者の身長を操作部より入力する場合について説明したが、第1実施形態に示したハードウエア構成に対して、さらにCCD等の撮像手段を所定位置に設けることで、画像処理装置が設置される高さを特定するように構成してもよい。
その場合、CPU602が撮像手段により撮像された操作者の顔画像情報から特定される眼球位置と、操作部601からキー入力された操作者の身長とに基づいて、画像処理装置が設置される平面からの高さを算出する。なお、上記閾値の調整は第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
本発明によれば、画像処理装置本体に接近する熱源を検知する検知領域での当該熱源が人体であると特定するための閾値を画像処理装置本体が設置される高さに適応して調整できる。
10 画像処理装置

Claims (9)

  1. 画像処理装置であって、
    前記画像処理装置の本体を操作する周辺に接近する熱源を検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知する熱源が人体であると認識するための検知領域を特定する閾値を設定する設定手段と、
    前記本体を操作する操作者の身長を入力する入力手段と、
    前記入力手段により前記身長を入力している操作者を前記検知手段が検知することに応じて得られる温度分布から特定される境界情報に基づいて、前記画像処理装置が設置される平面からの高さを算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した前記本体の前記画像処理装置が設置される平面からの高さに基づいて、前記閾値を調整する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記検知手段が熱源を検知する検知領域が前記閾値を超えることに応じて、前記画像処理装置で消費される電力状態を第2の電力状態よりも高い第1の電力状態に遷移させる電源制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記検知手段は、N×Mのマトリクス状に検知素子が配置される赤外アレイセンサであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 画像処理装置であって、
    前記画像処理装置の本体を操作する周辺に接近する熱源を検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知する熱源が人体であると認識するための検知領域を特定する閾値を設定する設定手段と、
    前記画像処理装置が設置される平面からの高さを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された高さに基づいて、前記閾値を調整する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記検知手段が熱源を検知する検知領域が前記閾値を超えることに応じて、前記画像処理装置で消費される電力状態を第2の電力状態よりも高い第1の電力状態に遷移させる電源制御手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記検知手段は、N×Mのマトリクス状に検知素子が配置される赤外アレイセンサであることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像処理装置。
  7. 画像処理装置の制御方法であって、
    検知手段で前記画像処理装置の本体を操作する周辺に接近する熱源を検知する検知工程と、
    前記検知手段が検知する熱源が人体であると認識するための検知領域を特定する閾値を設定する設定工程と、
    前記本体を操作する操作者の身長を入力する入力工程と、
    前記入力工程により前記身長を入力している操作者を前記検知手段が検知することに応じて得られる温度分布から特定される境界情報に基づいて、前記画像処理装置が設置される平面からの高さを算出する算出工程と、
    前記算出工程が算出した前記本体の前記画像処理装置が設置される平面からの高さに基づいて、前記閾値を調整する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 画像処理装置の制御方法であって、
    検知手段で前記画像処理装置の本体を操作する周辺に接近する熱源を検知する検知工程と、
    前記検知手段が検知する熱源が人体であると認識するための検知領域を特定する閾値を設定する設定工程と、
    前記画像処理装置が設置される平面からの高さを入力する入力工程と、
    前記入力工程により高さに基づいて、前記閾値を調整する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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