JP2015168938A - 板状体設置ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池パネルを支持し固定する太陽電池パネル設置ブロックにおいて、太陽電池パネルの下面に風が入るのを抑制することにより、強風下において太陽電池パネルの下面に受ける風圧を抑制する。
【解決手段】固定された太陽電池パネル92の一端縁部に隣接し、且つ該一端縁部に沿って、太陽電池パネル92の固定高さ以上の壁面高さを有する堤部12を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の屋根上、地上等に太陽電池パネル、太陽熱温水器等の板状体を設置するためのブロックに関する。
陸屋根上に太陽電池パネルを設置する施工法として、陸屋根上に複数個のコンクリートブロックを置き、その上に太陽電池パネルを固定するものが開発されている(下記非特許文献1参照)。この工法は、陸屋根上に自らの重量により動かないように置かれたコンクリートブロックに太陽電池パネルの四隅を固定金具を介して固定するものである。
秋山興産株式会社のウェブサイト(http://www.akiyamakousan.co.jp)
しかし、上記施工法により設置された太陽電池パネルは、強風に曝されると、太陽電池パネルの下面に風圧を受け、太陽電池パネルが吹き飛ばされる恐れがある。特に、太陽電池パネルは陸屋根に対して傾斜して設置されるため、傾斜を持たせるため高くされた側から太陽電池パネルの下面に風が入ると、太陽電池パネルの下面に受ける風圧は大きくなる。
このような問題に鑑み本発明の課題は、設置された太陽電池パネルのような板状体の下面に風が入るのを抑制することにより、強風下において板状体の下面に受ける風圧を抑制することにある。
第1発明は、太陽電池パネル等の板状体を支持し固定する板状体設置ブロックであって、固定された板状体の一端縁部に隣接し、且つ該一端縁部に沿って、板状体の固定高さ以上の壁面高さを有する堤部を有することを特徴とする板状体設置ブロックである。
第1発明によれば、板状体の一端縁部に隣接し、且つ該一端縁部に沿って、板状体の固定高さ以上の壁面高さを有する堤部を有するため、板状体に向かって吹く風の一部が板状体の下部に入るのを堤部によって遮ることができる。その結果、強風下において板状体の下面に受ける風圧を抑制することができ、板状体が吹き飛ばされる恐れを抑制することができる。しかも、堤部は、板状体に隣接し、板状体の固定高さ以上の壁面高さを有するので、板状体を外力から保護することができる。
堤部は、板状体設置ブロック(以下、単にブロックという)に対して一体に形成されても良いし、別体のものが固定手段により固定されても良い。また、堤部とブロックは、同じ素材によって構成されても良いし、別の素材によって構成されても良い。
第2発明は、上記第1発明において、板状体を固定するために必要なボルトの頭部、又は該ボルトと締結されるナットが挿入され、このボルトによる前記板状体の固定位置を板状体の一端縁部に沿って調整可能とする溝が形成されたことを特徴とする板状体設置ブロックである。
第2発明によれば、板状体の固定位置を板状体の一端縁部に沿って調整可能とする溝が形成されているため、板状体とブロックとの相対位置を変える必要が生じたとき、溝に沿ってボルトの位置を調整することで対応することができる。そのため、ブロック上でボルトの位置が固定されて変更できない従来技術のように重量物であるブロック自体を移動させることなく、溝に沿ってボルトの位置を調整するのみの簡単な作業で対応することができる。
溝は、ブロックとは別の素材により形成されてブロック内に埋設されても良いし、ブロック自体に一体に形成されても良い。
第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記板状体を固定するため板状体との間に介挿される固定金具を備え、該固定金具は上部と下部の上下2部材から成ると共に、該2部材が互いの相対角度を変更自在とされており、前記固定金具の上部は前記板状体の傾斜角度に合わせて前記下部に対する角度を変更されることを特徴とする板状体設置ブロックである。
第3発明によれば、固定金具は上部が板状体の傾斜角度に合わせて下部に対する角度を変更自在されているため、板状体の傾斜角度の変化に対して固定金具の角度調整によって対応することができる。従って、ブロック自体の表面に直接板状体を固定する従来技術のように板状体の傾斜角度の違いに合わせて表面角度の違うブロックを用意する場合に比べて、第3発明によれば板状体の傾斜角度の変更に容易に対応することができる。しかも、固定金具の高さ分だけブロック表面と板状体下面との間に隙間ができるため、その隙間を利用して板状体の電気配線作業を行うことができ、作業性を良くすることができる。
固定金具の下部は、ブロック内に埋設して一体に形成されても良いし、ボルトによってブロックに固定されても良い。
第4発明は、上記第1又は第3発明において、前記板状体が固定される面に開口するねじ穴が形成されていることを特徴とする板状体設置ブロックである。
第4発明によれば、板状体が固定される面に開口するねじ穴が形成されているため、このねじ穴を利用して板状体の取付や上記固定金具の取付を行うことができる。また、ねじ穴を利用してフックボルトを取り付けることができ、フックボルトを利用してブロックの運搬作業を容易にすることができる。
ねじ穴は、ブロックとは別の素材により形成されてブロック内に埋設されても良いし、ブロック自体に一体に形成されても良い。
第5発明は、上記第4発明において、前記ねじ穴を利用して取外し自在に取り付けられた連結部材を備えることを特徴とする板状体設置ブロックである。
第5発明によれば、連結部材によって複数のブロック同士を連結して一体化することができ、互いに離されている場合に比べてブロックが容易に移動しないようにすることができる。
本発明の第1実施形態を使った太陽電池パネルの施工例を示す正面方向斜視図である。 上記施工例の側面方向斜視図である。 上記施工例における太陽電池パネル端縁部用片側押さえ金具部分の拡大斜視図である。 上記施工例における隣接する太陽電池パネル間用両側押さえ金具部分の拡大斜視図である。 上記施工例の施工手順を示す説明図である。 上記第1実施形態の平面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 上記第1実施形態に固定金具を取り付けた状態の斜視図である。 上記第1実施形態にフックボルト及びフック金具を取り付けた状態の斜視図である。 上記第1実施形態に連結部材を取り付けた状態の平面図である。 上記施工例において使用されている小型ブロックの斜視図である。 図11のXII−XII線断面図である。 上記固定金具の拡大斜視図である。 上記片側押さえ金具の拡大斜視図である。 上記両側押さえ金具の拡大斜視図である。 本発明の第2実施形態の平面図である。 上記第1実施形態の変形例を示す側面図である。 上記第2実施形態の変形例を示す側面図である。 上記第1実施形態における小型ブロックの変形例を示す側面図である。
図1〜4は、本発明の第1実施形態を使った太陽電池パネルの施工例を示す。この施工例は、陸屋根のような平坦面上に太陽電池パネル2枚を南側に傾斜させて設置した例である。ここでは第1実施形態である細長形状の太陽電池パネル設置ブロック(以下、大型ブロックという)10を3個、また大型ブロック10よりも小さめで細長形状の小型ブロック20を3個平坦面上に並べて2枚の太陽電池パネル92を設置している。この場合、大型ブロック10及び小型ブロック20は、共にコンクリートによって形成されており、その自重によって太陽電池パネル92を平坦面上に固定している。大型ブロック10及び小型ブロック20を陸屋根上に設置する場合は、陸屋根の保護のため陸屋根と大型ブロック10及び小型ブロック20との間にゴムシートを敷設している。
2枚の太陽電池パネル92は、各大型ブロック10及び小型ブロック20に対して金具によって固定されている。2枚の太陽電池パネル92同士が隣接する部分では、図15に示す両側押さえ金具80によって2枚の太陽電池パネル92が同時に固定されている。具体的には、両側押さえ金具80のベース部81から両外側上方に展開して延びた一対の押さえ部82によって太陽電池パネル92の各端縁部が押さえられて固定される。ベース部81は、大型ブロック10及び小型ブロック20の上に後述の固定金具30を介してボルトにて締結されている。ここでは両側押さえ金具80が2個使用され、一つの両側押さえ金具80は大型ブロック10に固定され、もう一つの両側押さえ金具80は小型ブロック20に固定されている。
2枚の太陽電池パネル92の互いに離間した両端縁部は、大型ブロック10及び小型ブロック20に対して図14に示す片側押さえ金具70によって固定されている。具体的には、片側押さえ金具70のベース部71から上方に展開して延びた押さえ部72によって太陽電池パネル92の各端縁部が押さえられて固定される。ベース部71は、大型ブロック10及び小型ブロック20の上に後述の固定金具30を介してボルトにて締結されている。ここでは片側押さえ金具70が太陽電池パネル92の各端縁部で2個づつ合計4個使用され、一方側の片側押さえ金具70は大型ブロック10に固定され、他方側の片側押さえ金具70は小型ブロック20に固定されている。
図5は、上記施工例の施工手順を示している。(A)では、大型ブロック10及び小型ブロック20が3個づつ施工平坦面上に並べて置かれる。並べ方は、大型ブロック10が長手方向に互いに接近して直線状に並べられ、小型ブロック20は長手方向に直線状だが互いに離間して、且つ大型ブロック10と並行するように並べられる。(B)では、各大型ブロック10及び小型ブロック20上に後述の固定金具30が固定される。また、互いに接近して並べられた大型ブロック10同士は連結部材93によって互いに連結される。(C)では、1枚の太陽電池パネル92が4個の固定金具30上に載せられる。(D)では、2枚目の太陽電池パネル92が4個の固定金具30上に載せられる。このとき、3個並べられた大型ブロック10及び小型ブロック20の各中央の固定金具30には2つの太陽電池パネル92が載せられる。(E)では、上記のように両側押さえ金具80及び片側押さえ金具70によって各太陽電池パネル92が各固定金具30に対して固定される。
図6〜10は、大型ブロック10の詳細構造を示している。大型ブロック10は、細長で変形6面体のブロック本体11と、その表面11a上の一辺側に偏倚して突出形成された堤部12とを有する。堤部12は、固定された太陽電池パネル92の一端縁部に隣接し、且つ該一端縁部に沿うようにブロック本体11の全長に渡って設けられ、その壁面12aの高さが太陽電池パネル92の固定高さ以上となるようにされている。
ブロック本体11の表面11a上には、その長手方向に沿って3個のねじ穴が設けられている。各ねじ穴はブロック本体11内に埋設された雌ねじアンカーボルト40によって構成されている。雌ねじアンカーボルト40は、公知のもので、図7に示されるように、アンカー部41と雌ねじ部42とから成っており、雌ねじ部42の上端がブロック本体11の表面11a上に露出するようにされている。図7に仮想線で示すように、雌ねじアンカーボルト40に締結されたボルトによって固定金具30が固定され、更に固定金具30の上に両側押さえ金具80又は片側押さえ金具70によって太陽電池パネル92が固定されている。図8はブロック本体11の表面11a上に固定金具30が固定された状態を示している。図9はブロック本体11の両端側の雌ねじアンカーボルト40にフックボルト60をそれぞれ締結して、これらのフックボルト60にフック金具91をそれぞれ取り付けた状態を示している。この状態とすることによって、フック金具91を持って大型ブロック10を容易に持ち上げて運ぶことができる。図10は大型ブロック10が3個並べられ、それらが2個の連結部材93で連結された状態を示している。連結部材93は各大型ブロック10の両側に設けられた雌ねじアンカーボルト40にボルトによって固定されている。連結部材93によって複数の大型ブロック10同士を連結して一体化することができ、互いに離されている場合に比べて大型ブロック10が容易に移動しないようにすることができる。
図13は固定金具30の構造を示している。この固定金具30自体は公知のものであり、下部31と上部32の上下2部材から成り、それら2部材の組合せによって四角筒を形成するように構成されている。下部31と上部32とは互いの相対角度を変更自在となるようにボルト33によってヒンジ部が形成されている。下部31と上部32のそれぞれ中央部には取付孔となる貫通孔31a、32aが形成されている。固定金具30を大型ブロック10に固定するときは、ボルトを貫通孔31aに貫通させて雌ねじアンカーボルト40に締結して行われる。また、固定金具30に両側押さえ金具80又は片側押さえ金具70を固定するときは、ボルトを貫通孔32aに貫通させて両側押さえ金具80又は片側押さえ金具70を挟んでナットを締結することによって行われる。
固定金具30は、上部32が太陽電池パネル92の傾斜角度に合わせて下部31に対する角度を変更自在とされているため、太陽電池パネル92の傾斜角度の変化に対して固定金具30の角度調整によって対応することができる。従って、ブロック自体の表面に直接太陽電池パネル92を固定する従来技術のように太陽電池パネル92の傾斜角度の違いに合わせて表面角度の違うブロックを用意する場合に比べて容易に対応することができる。しかも、固定金具30の高さ分だけ大型ブロック10の表面11aと太陽電池パネル92下面との間に隙間ができるため、その隙間を利用して太陽電池パネル92の電気配線作業を行うことができ、作業性を良くすることができる。
図11、12は小型ブロック20を示している。小型ブロック20は、ブロック本体21にアンカーレール50を埋設して、表面21a上に太陽電池パネル92の一端縁部に沿うように溝が形成されている。アンカーレール50は、ナット又はボルトの頭部を受け入れる大きさを有する胴部51と、その上部にボルトのねじ部を通す大きさとされた首部52と、胴部51の下部に形成されたアンカー部53とから成り、首部52の上端部が小型ブロック20の表面21a上に露出するようにされている。小型ブロック20の表面21a上に固定金具30を固定するとき、固定金具30の下部31の貫通孔31aに貫通させたボルトの頭部、又はそのボルトに締結されるナットをアンカーレール50の胴部51に挿入し、太陽電池パネル92の位置との関係で好ましい位置に調整してボルトとナットを締結する。このように、太陽電池パネル92と小型ブロック20との相対位置を変える必要が生じたとき、アンカーレール50の溝に沿ってボルトの位置を調整することで対応することができる。そのため、小型ブロック20上でボルトの位置が固定されて変更できない従来技術のように重量物である小型ブロック20自体を移動させることなく、溝に沿ってボルトの位置を調整するのみの簡単な作業で位置調整に対応することができる。
図16は本発明の第2実施形態を示す。この実施形態は、上記小型ブロック20に本発明を適用したもので、上記大型ブロック10のブロック本体11に設けたものと同様の堤部24を小型ブロック20のブロック本体23に設けている。この小型ブロック20が上記大型ブロック10と組み合わせて使用されたとき、小型ブロック20の堤部24は大型ブロック10の堤部12との間に太陽電池パネル92を挟む位置関係となるように設けられている。ここで、堤部24の構成、作用については大型ブロック10のブロック本体11に設けたものと同様であるため詳しい説明は繰り返しになるため省略する。また、ブロック本体23に設けたアンカーレール50の構成、作用については図11、12において説明したものと同様であるため詳しい説明は繰り返しになるため省略する。
第1及び第2実施形態の太陽電池パネル設置ブロックである大型ブロック10、小型ブロック20によれば、太陽電池パネル92の一端縁部に隣接し、且つ該一端縁部に沿って、太陽電池パネル92の固定高さ以上の壁面高さを有する堤部12、24を有するため、太陽電池パネル92に向かって吹く風の一部が太陽電池パネル92の下部に入るのを堤部12、24によって遮ることができる。大型ブロック10の堤部12は、太陽電池パネル92に傾斜を持たせるため高くされた側からの風を遮り、小型ブロック20の堤部24は、太陽電池パネル92に傾斜を持たせるため低くされた側からの風を遮る。その結果、強風下において太陽電池パネル92の下面に受ける風圧を抑制することができ、太陽電池パネル92が吹き飛ばされる恐れを抑制することができる。しかも、堤部12、24は、太陽電池パネル92に隣接し、太陽電池パネル92の固定高さ以上の壁面高さを有するので、太陽電池パネル92を外力から保護することができる。
なお、第1実施形態の大型ブロック10と、第2実施形態の小型ブロック20は、両方を同時に使用しても良いが、いずれか一方のみを使用するようにしても良い。第2実施形態の小型ブロック20のみが使用される場合は、大型ブロック10としては堤部12のないブロック本体11のみのものが使用される。太陽電池パネル92に対する風の影響としては、先に述べたように太陽電池パネル92に傾斜を持たせるため高くされた側から太陽電池パネル92の下面に入る風の影響の方が、低くされた側から太陽電池パネル92の下面に入る風の影響よりも傾斜のため大きい。そのため、両側から吹く風が同等の条件ならば大型ブロック10に堤部12を設けることを小型ブロック20の堤部24を設けることよりも優先するのが望ましい。互いに並行配置された大型ブロック10と小型ブロック20との間を吹き抜ける風が太陽電池パネル92の下面に入った場合は、風は単純に吹き抜けて太陽電池パネル92の下面を持ち上げるような圧力を大きく生じさせないため殆ど問題とならない。
図17は第1実施形態である大型ブロック10の変形例を側面視で示す。以下に説明するように大型ブロック10は各種変形が可能である。(A)はブロック本体11及び堤部12が第1実施形態のような変形6面体ではなく正6面体とされている。(B)はブロック本体11の表面11aがそこに載置される太陽電池パネル92の傾斜に沿った角度を持つようにされている。(C)は堤部12の上側が先細に形成されている。(D)は上記(B)を更に変形し、堤部12の上側上面12bが傾斜面にて形成されている。(E)は上記(D)を更に変形し、側壁面11b、11cが傾斜面にて形成されている。(F)は堤部12が三角形状に形成されている。(G)は上記(F)を更に変形し、ブロック本体11の表面11aと堤部12の上面12bとが連続する一つの面にて形成されている。(H)は上記(G)を更に変形し、ブロック本体11の側壁面11bと表面11aと堤部12の上面12bとが連続する一つの面にて形成されている。(I)は堤部12に丸みを持たせた形状とされている。なお、以上の各変形例において、太陽電池パネル92を固定するための片側押さえ金具70又は両側押さえ金具80とブロック本体11との間に固定金具30を介在させるか否かは任意とされて良い。
図18は第2実施形態である小型ブロック20の変形例を側面視で示す。以下に説明するように小型ブロック20は各種変形が可能である。(A)はブロック本体23の側壁面23aが直立壁面とされている。(B)は上記(A)を更に変形し、ブロック本体23の表面23bがそこに載置される太陽電池パネル92の傾斜に沿った角度を持つようにされている。(C)は上記(B)を更に変形し、堤部24が三角形状に形成されている。(D)は上記(B)を更に変形し、堤部24に丸みを持たせた形状とされている。なお、以上の各変形例において、太陽電池パネル92を固定するための片側押さえ金具70又は両側押さえ金具80とブロック本体21、23との間に固定金具30を介在させるか否かは任意とされて良い。
図19は第1実施形態における小型ブロック20の変形例を側面視で示す。以下に説明するように小型ブロック20は各種変形が可能である。(A)はブロック本体21の表面21aがそこに載置される太陽電池パネル92の傾斜に沿った角度を持つようにされている。(B)は上記(A)を更に変形し、全体に丸みを持たせた形状とされている。なお、以上の各変形例において、太陽電池パネル92を固定するための片側押さえ金具70又は両側押さえ金具80とブロック本体21、23との間に固定金具30を介在させるか否かは任意とされて良い。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、
1.上記実施形態では、ブロックをコンクリートにより構成したが、樹脂、金属、樹脂と金属との組合せ、或いはケース状とされた樹脂や金属の内部に液体を充填したもの等、各種の素材、構造によって構成することができる。
2.上記実施形態では、板状体として太陽電池パネルを適用した例を説明したが、板状体として太陽熱温水器を適用しても良い。
10 大型ブロック(太陽電池パネル設置ブロック)
11 ブロック本体
11a 表面
12 堤部
12a 壁面
20 小型ブロック(太陽電池パネル設置ブロック)
21、23 ブロック本体
21a 表面
24 堤部
30 固定金具
31 下部
31a 貫通孔
32 上部
32a 貫通孔
33 ボルト
40 雌ねじアンカーボルト
41 アンカー部
42 雌ねじ部
50 アンカーレール
51 胴部
52 首部
53 アンカー部
60 フックボルト
70 片側押さえ金具
80 両側押さえ金具
91 フック金具
92 太陽電池パネル(板状体)
93 連結部材

Claims (5)

  1. 太陽電池パネル等の板状体を支持し固定する板状体設置ブロックであって、固定された板状体の一端縁部に隣接し、且つ該一端縁部に沿って、板状体の固定高さ以上の壁面高さを有する堤部を有することを特徴とする板状体設置ブロック。
  2. 請求項1において、
    板状体を固定するために必要なボルトの頭部、又は該ボルトと締結されるナットが挿入され、このボルトによる前記板状体の固定位置を板状体の一端縁部に沿って調整可能とする溝が形成されたことを特徴とする板状体設置ブロック。
  3. 請求項1又は2において、
    前記板状体を固定するため板状体との間に介挿される固定金具を備え、該固定金具は上部と下部の上下2部材から成ると共に、該2部材が互いの相対角度を変更自在とされており、前記固定金具の上部は前記板状体の傾斜角度に合わせて前記下部に対する角度を変更されることを特徴とする板状体設置ブロック。
  4. 請求項1又は3において、
    前記板状体が固定される面に開口するねじ穴が形成されていることを特徴とする板状体設置ブロック。
  5. 請求項4において、
    前記ねじ穴を利用して取外し自在に取り付けられた連結部材を備えることを特徴とする板状体設置ブロック。
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