JP2015166855A - 電気機器、画像投射装置および撮像装置 - Google Patents

電気機器、画像投射装置および撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015166855A
JP2015166855A JP2015012264A JP2015012264A JP2015166855A JP 2015166855 A JP2015166855 A JP 2015166855A JP 2015012264 A JP2015012264 A JP 2015012264A JP 2015012264 A JP2015012264 A JP 2015012264A JP 2015166855 A JP2015166855 A JP 2015166855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric
light modulation
light
signal
modulation panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015012264A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5947925B2 (ja
Inventor
田部井 邦彦
Kunihiko Tabei
邦彦 田部井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015012264A priority Critical patent/JP5947925B2/ja
Priority to US14/618,153 priority patent/US10250790B2/en
Publication of JP2015166855A publication Critical patent/JP2015166855A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5947925B2 publication Critical patent/JP5947925B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/45Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from two or more image sensors being of different type or operating in different modes, e.g. with a CMOS sensor for moving images in combination with a charge-coupled device [CCD] for still images
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3102Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
    • H04N9/3105Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying all colours simultaneously, e.g. by using two or more electronic spatial light modulators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/10Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from different wavelengths
    • H04N23/13Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from different wavelengths with multiple sensors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • H04N25/617Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise for reducing electromagnetic interference, e.g. clocking noise
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3167Modulator illumination systems for polarizing the light beam

Abstract

【課題】複数の電気駆動素子からの不要輻射を互いに打ち消すことができるようにする。【解決手段】電気機器1は、周期的に極性が反転する第1の電気信号を受けて動作する第1の電気駆動素子4と、第1の電気信号と同一の周期で周期的に極性が反転する第2の電気信号を受けて動作する第2の電気駆動素子6とを有する。第1および第2の電気駆動素子は、互いに一方の電気駆動素子の素子面が他方の電気駆動素子の素子面の側を向くように、又は同一の平面Aを挟んだ互いに反対側から各電気駆動素子の素子面が該平面の側を向くように配置されている。信号出力手段12,13は、第1および第2の電気信号の各周期において、該第1および第2の電気信号の極性が互いに反対となる期間が、該極性が互いに同じとなる期間より長くなるように第1および第2の電気信号を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、周期信号を受けて動作する電気駆動素子を有する画像投射装置や撮像装置等の電気機器に関する。
画像投射装置では、カラー画像を投射するために、入力画像信号に応じて赤光、青光および緑光をそれぞれ変調する液晶パネル等の光変調素子(電気駆動素子)を3つ備えていることが多い。また、ビデオカメラ等の撮像装置には、カラー映像を記録するために、赤光、青光および緑光により形成される光学像(被写体像)をそれぞれ電気信号に変換する撮像素子(電気駆動素子)を3つ備えているものがある。そして、それら3つの光変調素子や撮像素子がこれらに赤光、青光および緑光を効率良く導くためのプリズム等の光学素子を囲むように配置され、そのうち2つは互いの素子面(光入射面や撮像面)が平行で、かつ光学素子側を向くように配置されることが多い。
上記3つの光変調素子や撮像素子は、共通の同期信号に基づいて互いに同期して動作する。このため、素子面が互いに平行になるように配置された光変調素子や撮像素子からの不要輻射(EMI放射)が互いに他方の素子面の方向に放射され、この結果、不要輻射が重畳されて大きくなる。
このため、特許文献1には、レーザプリンタやレーザ複写機において、本来は同時に点灯する複数のレーザダイオードのいずれかの点灯タイミングを他のレーザダイオードの点灯タイミングに対して遅延させることで、不要輻射を軽減する方法が開示されている。また、特許文献2には、レーザプリンタやレーザ複写機において、複数の画像処理回路に与えるクロック信号の位相関係を意図的に分散させることで、これらの回路の動作時に消費される電流波形の位相をずらし、不要輻射を軽減する方法が開示されている。
特開2011−152744号公報 特開2007−334416号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2には、画像投射装置や撮像装置のように、互いに平行に配置された電気駆動素子から互いに他方の素子面の方向に不要輻射が放射される場合の対策については開示されていない。
本発明は、特定の配置関係にある複数の電気駆動素子からの不要輻射が重畳されず、互いに打ち消すことができるようにした電気機器を提供する。
本発明の一側面としての電気機器は、周期的に極性が反転する第1の電気信号を受けて動作する第1の電気駆動素子と、第1の電気信号と同一の周期で周期的に極性が反転する第2の電気信号を受けて動作する第2の電気駆動素子と、第1および第2の電気信号をそれぞれ第1および第2の電気駆動素子に対して出力する信号出力手段とを有する。第1および第2の電気駆動素子は、互いに一方の電気駆動素子の素子面が他方の電気駆動素子の素子面の側を向くように、又は同一の平面を挟んだ互いに反対側から各電気駆動素子の素子面が該平面の側を向くように配置されている。そして、信号出力手段は、第1および第2の電気信号の各周期において、該第1および第2の電気信号の極性が互いに反対となる期間が、該極性が互いに同じとなる期間より長くなるように第1および第2の電気信号を出力することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての画像投射装置は、周期的に極性が反転する第1の電気信号を受けて動作し、入射した第1の色光を変調する第1の光変調素子と、第1の電気信号と同一の周期で周期的に極性が反転する第2の電気信号を受けて動作し、入射した第2の色光を変調する第2の光変調素子と、第1および第2の電気信号と同一の周期で周期的に極性が反転する第3の電気信号を受けて動作し、入射した第3の色光を変調する第3の光変調素子と、前記第1、第2および第3の光変調素子からの出射光が通る光学素子と、各光変調素子により変調された光である画像光を被投射面に投射する投射光学系と、第1、第2および第3の電気信号をそれぞれ第1、第2および第3の光変調素子に対して出力する信号出力手段とを有する。前記第1および第2の光変調素子は前記光学素子を挟んだ互いに反対側に配置され、該第1および第2の光変調素子の光出射面は該光学素子における互いに反対側に設けられた2つの光入射面に面し、かつ前記第3の光変調素子は、その光出射面が前記光学素子における前記2つの光入射面とは異なる方向を向いた光入射面に面している。そして、信号出力手段は、第1および第2の電気信号の各周期において、該第1および第2の電気信号の極性が互いに反対となる期間が、該極性が互いに同じとなる期間より長くなるように第1および第2の電気信号を出力することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての撮像装置は、周期的に極性が反転する第1の電気信号を受けて動作し、第1の色光により形成された光学像を撮像する第1の撮像素子と、第1の電気信号と同一の周期で周期的に極性が反転する第2の電気信号を受けて動作し、第2の色光により形成された光学像を撮像する第2の撮像素子と、第1および第2の電気信号と同一の周期で周期的に極性が反転する第3の電気信号を受けて動作し、第3の色光により形成された光学像を撮像する第3の撮像素子と、第1、第2および第3の色光をそれぞれ、第1、第2および第3の撮像素子に向けて出射する光学素子と、第1、第2および第3の電気信号をそれぞれ第1、第2および第3の撮像素子に対して出力する信号出力手段とを有する。第1および第2の撮像素子は光学素子を挟んだ互いに反対側に配置され、該第1および第2の撮像素子の撮像面は該光学素子における互いに反対側に設けられた2つの光出射面に面し、かつ第3の撮像素子は、その撮像面が光学素子における2つの光出射面とは異なる方向を向いた光出射面に面している。そして、信号出力手段は、第1および第2の電気信号の各周期において、該第1および第2の電気信号の極性が互いに反対となる期間が、該極性が互いに同じとなる期間より長くなるように第1および第2の電気信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、互いに一方の素子面が他方の素子面の側を向くように配置された第1および第2の電気駆動素子からの不要輻射が、第1および第2の電気信号の極性が互いに反対となる期間において互いに打ち消すように作用する。したがって、このような配置関係にある第1および第2の電気駆動素子からの不要輻射が重畳されて大きくなることを抑制することができる。
本発明の実施例1である画像投射装置の構成を示すブロック図。 実施例1の画像投射装置における液晶パネルの配置を示す図。 実施例1の効果を説明する図。 本発明の実施例2である撮像装置の構成を示すブロック図。 実施例2の効果を説明する図。 本発明の実施例3である画像投射装置の構成を示すブロック図。 実施例3の画像投射装置における液晶パネルの配置を示す図。 実施例3の効果を説明する図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である電気機器としての画像投射装置1の構成を示している。
まず、画像投射装置1の光学的構成について説明する。2は高圧水銀ランプ等の放電発光管により構成される光源ランプであり、白色光をプリズムユニット3に向けて出射する。なお、光源ランプ2に代えて、LEDやレーザダイオード等の半導体発光素子を光源として用いてもよい。
3は光学素子としてのプリズムユニットであり、光源ランプ2からの白色光を赤光(第1の色光)、緑光(第2の色光)および青光(第3の色光)に分解し、それぞれを第1の光変調素子4、第2の光変調素子6および第3の光変調素子5に向けて出射する。また、第1の光変調素子4、第2の光変調素子6および第3の光変調素子5からの出射光も入射する。光変調素子としては、反射型液晶パネルやデジタルマイクロミラーデバイス等、入射した光を変調して画像光を生成する各種素子を用いることができる。第1の光変調素子4、第2の光変調素子6および第3の光変調素子5はそれぞれ、第1の電気駆動素子、第2の電気駆動素子および第3の電気駆動素子に相当する。以下の説明では、第1の光変調素子4、第2の光変調素子6および第3の光変調素子5をそれぞれ、赤光変調パネル4、緑光変調パネル6および青光変調パネル5という。
赤光変調パネル4、緑光変調パネル6および青光変調パネル5により変調された3色の画像光は、再びプリズムユニット3を介して投射光学系7に入射し、投射光学系7によって不図示のスクリーン等の被投射面に投射する。これにより、フルカラーの投射画像が表示される。
次に、画像投射装置1の電気的構成について説明する。9は外部AC電源の入力部であり、8は外部電源から光源ランプ2を発光させるための高電圧を作り出す電源バラストである。
10は外部からの映像信号(入力画像信号)を取り込む映像入力部であり、ここには不図示のDVDプレーヤやパーソナルコンピュータ等の画像供給装置から様々な映像信号が入力される。
11は入力された映像信号に対して各種処理を行って、赤光変調パネル4、緑光変調パネル6および青光変調パネル5を駆動するのに適した色ごとの映像データ信号に変換する画像処理ICである。画像処理IC11からの映像データ信号はパネルドライバ12に送られる。パネルドライバ12は、赤光変調パネル4、緑光変調パネル6および青光変調パネル5のそれぞれに対して、色ごとの映像データ信号に応じた駆動信号と3つの変調パネル4〜6をほぼ同期動作させるための同期信号とを出力する。赤光変調パネル4、緑光変調パネル6および青光変調パネル5のそれぞれに出力される同期信号は、互いに同一の周期で周期的に極性が反転する第1の電気信号、第2の電気信号および第3の電気信号に相当する。
緑光変調パネル6への同期信号は、反転回路13に入力される。反転回路13は、同期信号の極性を反転して、緑光変調パネル6に出力する。これにより、緑光変調パネル6への同期信号の極性は、赤光変調パネル4および青光変調パネル5への同期信号の極性に対して反対になる。赤光変調パネル4と青光変調パネル5への同期信号の極性は互いに同じである。パネルドライバ12と反転回路13とにより信号出力手段が構成される。
なお、本実施例では、反転回路13がパネルドライバ12と別の構成要素として記載されているが、パネルドライバ12内に反転回路13が内蔵されていてもよい。
映像データ信号と同期信号とを受けた各光変調パネルは、該同期信号に同期して映像データ信号に対応する画像光を生成する入射光の変調動作を行う。
このとき、例えば、赤変調パネル4と青変調パネル5は同期信号の立ち上がりエッジで映像データ信号を取り込み、緑変調パネル6は同期信号の立下りエッジで映像データを取り込むように設定することもできる。これにより、同期信号の極性が反転していても、光変調パネル4〜6の映像データ取り込みタイミングをほぼ同期させることができる。
図2には、図1に示したプリズムユニット3回りにおける、赤光変調パネル4、緑光変調パネル6および青光変調パネル5の配置を示している。赤光変調パネル4および緑光変調パネル6は、プリズムユニット3を挟んだ互いに反対側に配置されている。そして、赤光変調パネル4および緑光変調パネル6の光出射面(素子面)は、プリズムユニット3における互いに反対側に設けられた2つの光入射面に面する(配置条件1)。
言い換えれば、赤光変調パネル4および緑光変調パネル6は、互いに一方の光変調パネルの光出射面が他方の光変調パネルの光出射面の側を向くように配置されている(配置条件2)。さらに言い換えれば、赤光変調パネル4および緑光変調パネル6は、同一の平面A(図1にも記載)を挟んだ互いに反対側から各光変調パネルの光出射面が該平面Aの側を向くように配置されている(配置条件3)。本実施例では、これらの配置条件1〜3を満たす最も典型的な例として、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6が互いに平行(平面Aに平行)に配置され、かつそれらの光出射面が互いに向かい合う方向(平面Aに対向する方向)を向いて配置されている場合を示している。
一方、青光変調パネル5は、その光出射面がプリズムユニット3における上記2つの光入射面とは異なる方向を向いた光入射面に面するように配置されている。また、青光変調パネル5は、その光出射面が平面Aの側を向かないように配置されていると言い換えることができる。
このように配置された赤光変調パネル4と緑光変調パネル6では、同期信号の極性変化に起因して不要輻射が発生する。平行に配置された赤光変調パネル4と緑光変調パネル6からの不要輻射の指向性の方向は、それらの光入射面に平行な方向と垂直な方向で互いに対向する方向になる。このため、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6に供給される同期信号の極性が常に同じであれば、不要輻射が重畳される。
不要輻射は電波、すなわちエネルギーを持った波である。上昇する波に対して下降する波を互いに向かい合う方向から放射し合えば、互いに一方からの波のエネルギーによって他方からの波のエネルギーを打ち消すことができる。
このため、本実施例では、上述したように、反転回路13を設け、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6に供給される同期信号を極性が互いに反転したものとしている。これにより、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6のそれぞれからの不要輻射が互いに打ち消し合い、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6の動作に起因する不要輻射を全体として低減することができる。特に、本実施例では、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6が互いに平行に配置され、かつそれらの光出射面が互いに向かい合う方向を向いており、不要輻射が指向性を有する方向を向かい合わせに近いかたちにしているので、不要輻射の低減効果が高まる。
図3(B)には、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6に供給される同期信号の極性が互いに同じである場合の不要輻射の強度を示している。最上段および中段に赤光変調パネル4と緑光変調パネル6に供給される同期信号を示しており、横軸で示す各時刻での同期信号の極性は互いに同じである。最下段には、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6からの不要輻射が重畳されて高い強度を持っていることを示している。
これに対して、図3(A)には、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6に供給される同期信号の極性が互いに反対である場合の不要輻射の強度を示している。図3(B)と同様に、最上段および中段に赤光変調パネル4と緑光変調パネル6に供給される同期信号を示しているが、各時刻での極性が互いに反対である。最下段には、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6からの不要輻射が打ち消し合い、図3(B)に比べて大幅に低い強度となることを示している。
以上説明したように、本実施例によれば、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6の配置を利用して、これらに対する同期信号の極性を互いに反対にすることで、不要輻射を効果的に低減している。
なお、本実施例では、図3(A)に示したように、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6に供給される同期信号の極性を常に互いに反対とする、言い換えれば極性が互いに同じとなる期間が生じないようにする場合について説明した。しかし、必ずしもそのような関係にする必要はない。赤光変調パネル4と緑光変調パネル6は、基本的には互いの動作を同期させる必要があるが、同期のずれが許容される範囲がある場合には、その範囲では極性が同じであってもよい。つまり、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6に供給される同期信号の各周期において、同期信号の極性が互いに反対となる期間が、該極性が互いに同じとなる期間より長くなればよい。
また、本実施例では、赤光変調パネル4と緑光変調パネル6とが平行に配置されている場合について説明したが、上述した配置条件1〜3のいずれかを満たせば、平行でなくてもよい。
次に、図4を用いて、本発明の実施例2である電気機器としてのビデオカメラ(撮像装置)30について説明する。
まず、ビデオカメラ30の光学的構成について説明する。17は撮影光学系であり、被写体からの光に光学像(被写体像)を形成させる。16は光学素子としてのプリズムユニットである。プリズムユニット16は、撮影光学系17から入射した光を赤光(第1の色光)、青光(第2の色光)および緑光(第3の色光)に分解し、それぞれを第1の撮像素子18、第2の撮像素子19および第3の撮像素子20に向けて出射する。撮像素子としては、CCDセンサやCMOSセンサ等、光学像を電気信号に変換する各種光電変換素子を用いることができる。第1の撮像素子18、第2の撮像素子19および第3の撮像素子20はそれぞれ、第1の電気駆動素子、第2の電気駆動素子および第3の電気駆動素子に相当する。以下の説明では、第1の撮像素子18、第2の撮像素子19および第3の撮像素子20をそれぞれ、赤撮像素子18、青撮像素子19および緑撮像素子20という。
次に、ビデオカメラ30の電気的構成について説明する。21はセンサドライバであり、各撮像素子が動作するのに必要な垂直同期信号、水平同期信号および映像転送同期信号(以下、これらをまとめて同期信号という)を出力する。赤撮像素子18、青撮像素子19および緑撮像素子20のそれぞれに出力される同期信号は、互いに同一の周期で周期的に極性が反転する第1の電気信号、第2の電気信号および第3の電気信号に相当する。
センサドライバ21から出力された赤撮像素子18用の同期信号は、反転回路22に入力される。反転回路22は、赤撮像素子18用の同期信号の極性を反転して、赤撮像素子18に出力する。これにより、赤撮像素子18への同期信号の極性は、青撮像素子19および緑撮像素子20への同期信号の極性に対して反対になる。青撮像素子19および緑撮像素子20への同期信号の極性は互いに同じである。センサドライバ21と反転回路22とにより信号出力手段が構成される。
なお、本実施例では、反転回路22がセンサドライバ21と別の構成要素として記載されているが、センサドライバ21内に反転回路22が内蔵されていてもよい。
赤撮像素子18、青撮像素子19および緑撮像素子20はそれぞれ、同期信号に同期して被写体像を電気信号に変換する動作と変換した電気信号を映像処理IC23に出力する動作とを行う。映像処理IC23は、各撮像素子からの信号を映像フォーマットに変換し、映像信号としてインターフェース24から外部に出力したり、不図示のモニタに表示したり、不図示の記録媒体(半導体メモリ等)に記録したりする。
図4に示すように、赤撮像素子18と青撮像素子19は、プリズムユニット16を挟んだ互いに反対側に配置されている。そして、赤撮像素子18と青撮像素子19の撮像面(素子面)は、プリズムユニット16における互いに反対側に設けられた2つの光出射面に面する(配置条件1)。
言い換えれば、赤撮像素子18および青撮像素子19は、互いに一方の撮像素子の撮像面が他方の撮像素子の撮像面の側を向くように配置されている(配置条件2)。さらに言い換えれば、赤撮像素子18および青撮像素子19は、同一の平面Bを挟んだ互いに反対側から各撮像素子の撮像面が該平面Bの側を向くように配置されている(配置条件3)。本実施例では、配置条件1〜3を満たす例として、赤撮像素子18および青撮像素子19のうち一方の撮像面が他方の撮像面に対して約40°傾いている(平面Bに対して赤撮像素子18の撮像面が約10°、青撮像素子19の撮像面が約30°傾いている)場合を示す。
一方、緑撮像素子20は、その撮像面がプリズムユニット16における上記2つの光出射面とは異なる方向を向いた光出射面に面するように配置されている。また、緑撮像素子20は、その撮像面が平面Bの側を向かないように配置されていると言い換えることができる。
このように配置された赤撮像素子18および青撮像素子19では、同期信号の極性変化に起因して不要輻射が発生する。約40°傾いているものの平行に近い状態で配置された赤撮像素子18および青撮像素子19からの不要輻射が指向性の方向は、それらの撮像面に平行な方向と垂直な方向で互いに(ほぼ)対向する方向になると言える。少なくとも緑撮像素子20との間のように撮像素子間の角度が90度に近い場合に比べれば、不要輻射が指向性の方向は互いに対向する状態に近いと言える。このため、赤撮像素子18および青撮像素子19に供給される同期信号の極性が常に同じであれば、不要輻射が重畳される。
このため、本実施例では、上述したように、反転回路22を設け、赤撮像素子18と青撮像素子19に供給される同期信号を極性が互いに反転したものとしている。これにより、赤撮像素子18と青撮像素子19のそれぞれからの不要輻射が互いにある程度打ち消し合い、赤撮像素子18と青撮像素子19の動作に起因する不要輻射を全体として低減することができる。
図5(B)には、赤撮像素子18と青撮像素子19に供給される同期信号の極性が互いに同じである場合の不要輻射の強度を示している。最上段および中段に赤撮像素子18と青撮像素子19に供給される同期信号を示しており、横軸で示す各時刻での同期信号の極性は互いに同じである。最下段には、赤撮像素子18と青撮像素子19からの不要輻射が重畳されて高い強度を持っていることを示している。
これに対して、図5(A)には、赤撮像素子18と青撮像素子19に供給される同期信号の極性が互いに反対である場合の不要輻射の強度を示している。図5(B)と同様に、最上段および中段に赤撮像素子18と青撮像素子19に供給される同期信号を示しているが、各時刻での極性が互いに反対である。最下段には、赤撮像素子18と青撮像素子19からの不要輻射がある程度打ち消し合い、図5(B)に比べて低い強度となることを示している。
以上説明したように、本実施例によれば、赤撮像素子18と青撮像素子19の配置を利用して、これらに対する同期信号の極性を互いに反対にすることで、不要輻射を効果的に低減している。
なお、本実施例では、図5(A)に示したように、赤撮像素子18と青撮像素子19に供給される同期信号の極性を常に互いに反対とする、言い換えれば極性が互いに同じとなる期間が生じないようにする場合について説明した。しかし、実施例1でも説明したように、赤撮像素子18と青撮像素子19の同期ずれの許容範囲がある場合は必ずしもそのような関係にする必要はない。赤撮像素子18と青撮像素子19は、基本的には互いの動作を同期させる必要があるが、同期のずれが許容される範囲がある場合には、その範囲では極性が同じであってもよい。つまり、赤撮像素子18と青撮像素子19に供給される同期信号の各周期において、同期信号の極性が互いに反対となる期間が、該極性が互いに同じとなる期間より長くなればよい。
図6には、本発明の実施例3である電気機器としての画像投射装置30の構成を示している。第1の実施例の図1と同じ番号の説明は省略する。
まず、画像投射装置30の光学的構成について説明する。
色分離合成光学系31は光学素子としてのダイクロイックミラーやミラーを使用した光学系であり、光源ランプ2からの白色光を赤光(第1の色光)、緑光(第2の色光)および青光(第3の色光)に分解し、それぞれを第1の光変調素子32、第2の光変調素子33および第3の光変調素子34に向けて出射する。光変調素子としては、透過型液晶パネル等、入射した光を変調し透過率を制御することで画像光を生成する素子を用いることができる。第1の光変調素子32、第2の光変調素子33および第3の光変調素子34はそれぞれ、第1の電気駆動素子、第2の電気駆動素子および第3の電気駆動素子に相当する。以下の説明では、第1の光変調素子32、第2の光変調素子33および第3の光変調素子34をそれぞれ、赤光変調パネル32、緑光変調パネル33および青光変調パネル34という。
赤光変調パネル32、緑光変調パネル33および青光変調パネル34により変調された3色の画像光は、光学素子としてのプリズムユニット35を介して投射光学系7に入射し、投射光学系7によって不図示のスクリーン等の被投射面に投射する。これにより、フルカラーの投射画像が表示される。
次に、画像投射装置30の電気的構成について説明する。
11は入力された映像信号に対して各種処理を行って、赤光変調パネル32、緑光変調パネル33および青光変調パネル34を駆動するのに適した色ごとの映像データ信号に変換する画像処理ICである。画像処理IC11からの映像データ信号はパネルドライバ12に送られる。パネルドライバ12は、赤光変調パネル32、緑光変調パネル33および青光変調パネル34のそれぞれに対して、色ごとの映像データ信号に応じた駆動信号と3つの変調パネル32〜34をほぼ同期動作させるための同期信号とを出力する。赤光変調パネル32、緑光変調パネル33および青光変調パネル34のそれぞれに出力される同期信号は、互いに同一の周期で周期的に極性が反転する第1の電気信号、第2の電気信号および第3の電気信号に相当する。
赤光変調パネル32への同期信号は、反転回路13に入力される。反転回路13は、同期信号の極性を反転して、赤光変調パネル32に出力する。これにより、赤光変調パネル32への同期信号の極性は、緑光変調パネル33および青光変調パネル34への同期信号の極性に対して反対になる。緑光変調パネル33と青光変調34パネルへの同期信号のそれぞれの極性は互いに同じである。パネルドライバ12と反転回路13とにより信号出力手段が構成される。
なお、本実施例では、反転回路13がパネルドライバ12と別の構成要素として記載されているが、パネルドライバ12内に反転回路13が内蔵されていてもよい。
映像データ信号と同期信号とを受けた各光変調パネルは、該同期信号に同期して映像データ信号に対応する画像光を生成する入射光の変調動作を行う。
この時、例えば、緑変調パネル33と青変調パネル34は同期信号の立ち上がりエッジで映像データ信号を取り込み、赤変調パネル32は同期信号の立下りエッジで映像データを取り込むように設定することもできる。これにより、同期信号の極性が反転していても、光変調パネル32〜34の映像データ取り込みタイミングをほぼ同期させることができる。
図7には、図6に示したプリズムユニット35回りにおける、赤光変調パネル32、緑光変調パネル33および青光変調パネル34の配置を示している。赤光変調パネル32および青光変調パネル34は、プリズムユニット35を挟んだ互いに反対側に配置されている。そして、赤光変調パネル32および青光変調パネル34の光出射面(素子面)は、プリズムユニット35における互いに反対側に設けられた2つの光入射面に面する(配置条件1)。
言い換えれば、赤光変調パネル32および青光変調パネル34は、互いに一方の光変調パネルの光出射面が他方の光変調パネルの光出射面の側を向くように配置されている(配置条件2)。さらに言い換えれば、赤光変調パネル32および青光変調パネル34は、同一の平面Cを挟んだ互いに反対側から各光変調パネルの光出射面が該平面Cの側を向くように配置されている(配置条件3)。本実施例では、これらの配置条件1〜3を満たす最も典型的な例として、赤光変調パネル32と青光変調パネル34が互いに平行(平面Cに平行)に配置され、かつそれらの光出射面が互いに向かい合う方向(平面Cに対向する方向)を向いて配置されている場合を示している。
一方、緑光変調パネル33は、その光出射面がプリズムユニット35における上記2つ光入射面とは異なる方向を向いた光入射射面に面するように配置されている。また、緑光変調パネル33は、その光出射面が平面Cの側を向かないように配置されていると言い換えることができる。
このように配置された赤光変調パネル32と青光変調パネル34では、同期信号の極性変化に起因して不要輻射が発生する。平行に配置された赤光変調パネル32と青光変調パネル34からの不要輻射の指向性の方向は、それらの光出射面に平行な方向と垂直な方向で互いに対向する方向になる。このため、赤光変調パネル32と青光変調パネル34に供給される同期信号の極性が常に同じであれば、不要輻射が重畳される。
このため、本実施例では、上述したように、反転回路13を設け、赤光変調パネル32と青光変調パネル34に供給される同期信号を極性が互いに反転したものとしている。これにより、赤光変調パネル32と青光変調パネル34のそれぞれからの不要輻射が互いに打ち消し合い、赤光変調パネル32と青光変調パネル34の動作に起因する不要輻射を全体として低減することができる。特に、本実施例では、赤光変調パネル32と青光変調パネル34が互いに平行に配置され、かつそれらの光出射面が互いに向かい合う方向を向いており、不要輻射が指向性を有する方向を向かい合わせに近いかたちにしているので、不要輻射の低減効果が高まる。
図8(B)には、赤光変調パネル32と青光変調パネル34に供給される同期信号の極性が互いに同じである場合の不要輻射の強度を示している。最上段および中段に赤光変調パネル32と青光変調パネル34に供給される同期信号を示しており、横軸で示す各時刻での同期信号の極性は互いに同じである。最下段には、赤光変調パネル32と青光変調パネル34からの不要輻射が重畳されて高い強度を持っていることを示している。
これに対して、図8(A)には、赤光変調パネル32と青光変調パネル34に供給される同期信号の極性が互いに反対である場合の不要輻射の強度を示している。図8(B)と同様に、最上段および中段に赤光変調パネル32と青光変調パネル34に供給される同期信号を示しているが、各時刻での極性が互いに反対である。最下段には、赤光変調パネル32と青光変調パネル34からの不要輻射が打ち消し合い、図8(B)に比べて大幅に低い強度となることを示している。
以上説明したように、本実施例によれば、赤光変調パネル32青光変調パネル34の配置を利用して、これらに対する同期信号の極性を互いに反対にすることで、不要輻射を効果的に低減することができる。
なお、本実施例では、図8(A)に示したように、赤光変調パネル32と青光変調パネル34に供給される同期信号の極性を常に互いに反対とする、言い換えれば極性が互いに同じとなる期間が生じないようにする場合について説明した。しかし、必ずしもそのような関係にする必要はない。赤光変調パネル32と青光変調パネル34は、基本的には互いの動作を同期させる必要があるが、同期のずれが許容される範囲がある場合には、その範囲では極性が同じであってもよい。つまり、赤光変調パネル32と青光変調パネル34に供給される同期信号の各周期において、同期信号の極性が互いに反対となる期間が、該極性が互いに同じとなる期間より長くなればよい。
また、本実施例では、赤光変調パネル32と青光変調パネル34とが平行に配置されている場合について説明したが、上述した配置条件1〜3のいずれかを満たせば、平行でなくてもよい。
また、上記各実施例では、電気駆動素子が光変調素子と撮像素子である場合について説明した。しかし、周期的に極性が反転する電気信号を受けて動作するものであれば、光変調素子および撮像素子以外の電気駆動素子、例えば、IC、各種センサおよび回路基板を用いる電気機器についても本発明を適用できる。その場合の素子面は、その電気駆動素子のうち動作上の主たる面や最も広い面と考えればよい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
1 画像投射装置
4,5,6,32,33,34 光変調素子
12 パネルドライバ
13,22 反転回路
18,19,20 撮像素子
21 センサドライバ

Claims (7)

  1. 周期的に極性が反転する第1の電気信号を受けて動作する第1の電気駆動素子と、
    前記第1の電気信号と同一の周期で周期的に極性が反転する第2の電気信号を受けて動作する第2の電気駆動素子と、
    前記第1および第2の電気信号をそれぞれ前記第1および第2の電気駆動素子に対して出力する信号出力手段とを有し、
    前記第1および第2の電気駆動素子は、互いに一方の電気駆動素子の素子面が他方の電気駆動素子の素子面の側を向くように、又は同一の平面を挟んだ互いに反対側から各電気駆動素子の素子面が該平面の側を向くように配置されており、
    前記信号出力手段は、前記第1および第2の電気信号の各周期において、該第1および第2の電気信号の極性が互いに反対となる期間が、該極性が互いに同じとなる期間より長くなるように前記第1および第2の電気信号を出力することを特徴とする電気機器。
  2. 前記信号出力手段は、前記第1および第2の電気信号の極性が互いに同じとなる期間が生じないように前記第1および第2の電気信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記第1および第2の電気駆動素子は前記平面の側を向くように配置され、
    周期的に極性が反転する第3の電気信号を受けて動作し、その素子面が前記平面の側を向いていない第3の電気駆動素子を有しており、
    前記信号出力手段は、前記第3の電気信号として前記第1または第2の電気信号と極性が同じ信号を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の電気機器。
  4. 前記各電気駆動素子は、入射した光を変調して画像光を生成する光変調素子であり、
    前記各電気駆動素子の前記素子面は、前記光変調素子の光出射面であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気機器。
  5. 前記各電気駆動素子は、光学像を撮像する撮像素子であり、
    前記各電気駆動素子の前記素子面は、前記撮像素子の撮像面であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気機器。
  6. 周期的に極性が反転する第1の電気信号を受けて動作し、入射した第1の色光を変調する第1の光変調素子と、
    前記第1の電気信号と同一の周期で周期的に極性が反転する第2の電気信号を受けて動作し、入射した第2の色光を変調する第2の光変調素子と、
    前記第1および第2の電気信号と同一の周期で周期的に極性が反転する第3の電気信号を受けて動作し、入射した第3の色光を変調する第3の光変調素子と、
    前記第1、第2および第3の光変調素子からの出射光が入射する光学素子と、
    前記各光変調素子により変調された光である画像光を被投射面に投射する投射光学系と、
    前記第1、第2および第3の電気信号をそれぞれ前記第1、第2および第3の光変調素子に対して出力する信号出力手段とを有し、
    前記第1および第2の光変調素子は前記光学素子を挟んだ互いに反対側に配置され、該第1および第2の光変調素子の光出射面は該光学素子における互いに反対側に設けられた2つの光入射面に面し、かつ前記第3の光変調素子は、その光出射面が前記光学素子における前記2つの光入射面とは異なる方向を向いた光入射面に面しており、
    前記信号出力手段は、前記第1および第2の電気信号の各周期において、該第1および第2の電気信号の極性が互いに反対となる期間が、該極性が互いに同じとなる期間より長くなるように前記第1および第2の電気信号を出力することを特徴とする画像投射装置。
  7. 周期的に極性が反転する第1の電気信号を受けて動作し、第1の色光により形成された光学像を撮像する第1の撮像素子と、
    前記第1の電気信号と同一の周期で周期的に極性が反転する第2の電気信号を受けて動作し、第2の色光により形成された光学像を撮像する第2の撮像素子と、
    前記第1および第2の電気信号と同一の周期で周期的に極性が反転する第3の電気信号を受けて動作し、第3の色光により形成された光学像を撮像する第3の撮像素子と、
    前記第1、第2および第3の色光をそれぞれ、前記第1、第2および第3の撮像素子に入射させる光学素子と、
    前記第1、第2および第3の電気信号をそれぞれ前記第1、第2および第3の撮像素子に対して出力する信号出力手段とを有し、
    前記第1および第2の撮像素子は前記光学素子を挟んだ互いに反対側に配置され、該第1および第2の撮像素子の撮像面は該光学素子における互いに反対側に設けられた2つの光出射面に面し、かつ前記第3の撮像素子は、その撮像面が前記光学素子における前記2つの光出射面とは異なる方向を向いた光出射面に面しており、
    前記信号出力手段は、前記第1および第2の電気信号の各周期において、該第1および第2の電気信号の極性が互いに反対となる期間が、該極性が互いに同じとなる期間より長くなるように前記第1および第2の電気信号を出力することを特徴とする撮像装置。
JP2015012264A 2014-02-12 2015-01-26 電気機器、画像投射装置および撮像装置 Expired - Fee Related JP5947925B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015012264A JP5947925B2 (ja) 2014-02-12 2015-01-26 電気機器、画像投射装置および撮像装置
US14/618,153 US10250790B2 (en) 2014-02-12 2015-02-10 Electric apparatus, image projection apparatus and image capturing apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014024473 2014-02-12
JP2014024473 2014-02-12
JP2015012264A JP5947925B2 (ja) 2014-02-12 2015-01-26 電気機器、画像投射装置および撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015166855A true JP2015166855A (ja) 2015-09-24
JP5947925B2 JP5947925B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=53776081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015012264A Expired - Fee Related JP5947925B2 (ja) 2014-02-12 2015-01-26 電気機器、画像投射装置および撮像装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10250790B2 (ja)
JP (1) JP5947925B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01320890A (ja) * 1988-06-22 1989-12-26 Toshiba Corp 液晶プロジェクターの駆動回路
JPH03145285A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Toshiba Corp 固体撮像装置
JPH04229761A (ja) * 1990-08-28 1992-08-19 Ikegami Tsushinki Co Ltd 固体撮像装置の出力信号処理回路
JPH0540250A (ja) * 1991-07-31 1993-02-19 Toshiba Corp 投射型液晶表示装置
JPH05292518A (ja) * 1992-04-07 1993-11-05 Fujitsu General Ltd 液晶プロジェクタの駆動方法
JP2001209121A (ja) * 1993-03-16 2001-08-03 Seiko Epson Corp 投写型表示装置
JP2007233217A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2008015407A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Seiko Epson Corp 画像コントロールic及び電子機器

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1261213A1 (en) 1993-03-16 2002-11-27 Seiko Epson Corporation Projection-type display apparatus
JP4240779B2 (ja) * 2000-07-31 2009-03-18 ソニー株式会社 液晶プロジェクタと調整方法
TW582005B (en) * 2001-05-29 2004-04-01 Semiconductor Energy Lab Pulse output circuit, shift register, and display device
JP2007334416A (ja) 2006-06-12 2007-12-27 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法
JP4207990B2 (ja) * 2006-07-07 2009-01-14 セイコーエプソン株式会社 プロジェクタ
JP5562052B2 (ja) 2010-01-28 2014-07-30 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6155619B2 (ja) * 2012-12-17 2017-07-05 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよびプロジェクションシステム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01320890A (ja) * 1988-06-22 1989-12-26 Toshiba Corp 液晶プロジェクターの駆動回路
JPH03145285A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Toshiba Corp 固体撮像装置
JPH04229761A (ja) * 1990-08-28 1992-08-19 Ikegami Tsushinki Co Ltd 固体撮像装置の出力信号処理回路
JPH0540250A (ja) * 1991-07-31 1993-02-19 Toshiba Corp 投射型液晶表示装置
JPH05292518A (ja) * 1992-04-07 1993-11-05 Fujitsu General Ltd 液晶プロジェクタの駆動方法
JP2001209121A (ja) * 1993-03-16 2001-08-03 Seiko Epson Corp 投写型表示装置
JP2007233217A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2008015407A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Seiko Epson Corp 画像コントロールic及び電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
US10250790B2 (en) 2019-04-02
JP5947925B2 (ja) 2016-07-06
US20150229872A1 (en) 2015-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101327452B1 (ko) 투사형 디스플레이 및 그것의 제어
JP2007047638A (ja) 画像表示装置及び光源装置
JP6418768B2 (ja) 画像投射装置およびその制御方法
US9769436B2 (en) Light source unit including luminescent material plate and projector
US11277594B2 (en) Control method for image projection system and image projection system
WO2015122001A1 (ja) プロジェクタ及び画像表示方法
KR101185297B1 (ko) 영상 프로젝터
JP6420897B2 (ja) デジタルマイクロミラーデバイス制御装置と投射表示システム
US7972001B2 (en) Projection illumination device and method for projection visual display system using multiple controlled light emitters having individual wavelengths
JP6787290B2 (ja) 投影装置及び投影方法
JP6820703B2 (ja) 光源装置及び投影装置
JP5947925B2 (ja) 電気機器、画像投射装置および撮像装置
JP2017058569A (ja) 光源装置及び投影装置
JP2012018214A (ja) 投写型映像表示装置
JP2012252300A (ja) 画像表示装置
US9262990B2 (en) Projector spatially modulating incident light to display images of different colors
JP4821915B2 (ja) 投射型表示装置および画像出力機器
JP2016212343A (ja) 信号処理装置、投射装置、撮像装置、信号処理方法、プログラム、記憶媒体
JP2013037252A (ja) プロジェクタ装置
JP4913356B2 (ja) 視覚情報処理装置及びその視覚情報処理方法
JP2019004412A (ja) 光源変調回路及び方法、並びにプロジェクタ装置
JP2021119370A (ja) プロジェクターの制御方法、表示システムの制御方法、プロジェクター、及び表示システム
KR101731644B1 (ko) R,g,b led 동시 구동형 피코 프로젝터
WO2019220739A1 (ja) プロジェクタ光源変調装置及び変調方法
JP2009069598A (ja) プロジェクタおよび同期方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160506

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160603

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5947925

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees