JP2015166772A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙搬送手段に達した用紙による衝撃を中間転写ベルトの速度変動から求め、これを抑制するよう用紙搬送手段の搬送速度を微調整して衝撃を抑制し、一次転写部でのショックジターが小さいトナー画像が得られる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成部からのトナー画像を一次転写した中間転写ベルトと、中間転写ベルトのトナー画像を用紙に転写する二次転写部と、二次転写部の用紙搬送路の前後に配置され、用紙を挟持搬送する用紙搬送手段と、用紙搬送手段を用紙が突入または通過したことによる衝撃の物理量的大きさと、時間軸での衝撃の推移を検出する衝撃検出手段と、衝撃検出手段で検出された衝撃量に応じて、用紙搬送手段の搬送速度を調整する制御手段と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に係り、特に、転写装置に用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送手段において、用紙通過時の動作速度を調整する画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置では、まず、原稿画像を原稿読み取り部で読み取り、次いで、画像形成部の感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化する。現像されたトナー画像を直接転写紙上に転写する方式か、或いは一旦中間転写ベルト上に転写してから転写紙上に転写する間接転写方式が用いられている。これらの転写方式での転写工程において転写紙上にトナー画像を担持させたあとで、圧力や熱等を用いる定着装置によって転写紙上のトナー画像を定着し、定着された転写紙は、排紙経路を通り、装置外に排出される。
ところで、この画像形成装置において転写紙上にカラー画像を転写する転写工程では、たとえば、3色の各色画像形成部により像形成された各トナー画像を、中間転写ベルト上に順次重ねてカラー画像として形成する間接転写方式が採用される。この場合、画像の色は、3色のトナーの混合条件で異なる。例えば、グリーンは、イエロートナーとシアントナーの混合により発色され、レッドは、イエロートナーとマゼンタトナーの混合により発色される。すなわち、画像の色再現性(画質)の良否は、各色のトナー同士が正確に転写ベルト上に一次転写され、重層されたカラートナー像が二次転写位置で用紙搬送路に沿って搬送されてくる用紙に位置ずれなく二次転写される必要がある。従って、各色の画像形成部の一次転写位置や、用紙への二次転写位置の配置や位置出しは慎重に行われている。
このような間接転写方式の画像形成装置において中間転写ベルトからトナー像が用紙に二次転写される際に、用紙の搬送路の前側にはレジストローラが配備される。ここで、レジストローラを用紙が抜ける際の衝撃や、用紙搬送路の後側に配備の定着ローラに用紙が突入する際の衝撃によって、中間転写ベルトが進行方向に沿い速度変動を発生する場合がある。
具体的には、二次転写位置の二次転写部に比べ、レジストローラでのレジスト線速が遅いと、二次転写部とレジストローラで用紙を挟持している間は二次転写位置基準で用紙が後側に引っ張られるテンションがかかっている。その後、レジストローラを用紙が抜けると引っ張り力が消滅し、反動で中間転写ベルトに速度増変動が発生する。その速度増変動により中間転写ベルトの一次転写部がぶれを生じ、一次転写部で形成するトナー像に粗密画像(以下、ショックジター)が生じる。このショックジターを低減するために、レジストローラや定着ローラのモータ回転数を微調整してショックジターが現れにくい最適な回転数に調整する技術が、既に知られている。
例えば、用紙への転写時における倍率ずれを抑制する構成が、例えば、特許文献1に記載される。ここでは用紙搬送路に沿ってレジストローラと転写ローラと定着ローラとが配置され、この用紙搬送路を用紙を挟持して搬送する際に、定着ローラ搬送速度V1、転写ローラ搬送速度V2、レジストローラ搬送速度V3であるとする。ここでV1=V2>V3とすることで定着ローラにバックテンションをかけることで、良好な搬送性が得られ、しかも、転写ローラでの副走査方向の倍率ずれを防止している。
更に、搬送路沿いに設けたレジストセンサにより検出した用紙をレジストローラで搬送中に、そのレジストローラの線速を、通過する用紙のサイズに応じて2段に切り換えて、レジストローラ抜けによる、転写ブレを緩和するようにした構成が、例えば、特許文献2に開示される。
更に、4つの画像形成ユニットを中間転写ベルト(像担持体)の副走査方向に沿って配順次備した画像形成装置が、例えば、特許文献3に開示される。ここではレジストローラ(シート搬送部材)によるシート搬送速度及び中間転写ベルトの二次転写装置位置における移動速度の速度差を求める。そして、速度差が小さくなるようにシート搬送駆動手段及び像担持体駆動手段を駆動制御している。
更に、トナー像を担持する中間転写ベルトに二次転写手段を対向配備し、その二次転写手段に搬送路に沿い転写紙を搬送して、トナー像を二次転写するようにした画像形成装置が、例えば、特許文献4に開示される。ここでは、経時による部品の性状等の変化、画像形成時の環境の変化などで中間転写ベルトの移動速度が変化しても、その変動に応じて二次転写手段の前後における転写紙の搬送速度を調整するようにしている。
しかし、引用文献1は、定着ローラに可変できるバックテンションをかける構成を記載し、引用文献2は、レジストローラの線速を可変してレジストローラでの用紙抜け時の線速変動を緩和し、転写ブレを抑える点に言及する。しかし、いずれも、レジストローラでの用紙抜けによる衝撃の推移を中間転写ベルトの速度変位により求めるものではない。
更に、上述の引用文献1の構成の場合、レジストローラと二次転ローラの速度差を以下の方法で検出することで両ローラの線速差を無くそうとしている。そのため、ここでは
(1) レジストローラ部での用紙搬送速度と、二次転ローラ部での用紙搬送速度と、を各々センサー等で直接的に検出し、その速度差を無くすようレジストローラ線速を調整する。
(2) 上記2つのローラの線速差はローラ径が径時磨耗により小さくなることで発生すると考え、通紙枚数を管理し、通紙枚数に応じてレジスト線速を調整する。
(3) 上記2つのローラの線速差はローラ径が温度によって膨張・収縮し径が変化することで発生すると考え、温度を管理し、温度に応じてレジストローラ線速を調整する。
しかし、上記(1)〜(3)の構成では、事実としてレジストローラ線速を最適化するには十分でなく、この点を次に述べる。
まず、適切な用紙搬送速度(二次転ローラとレジストローラの搬送速度が一致する速度)に対し、レジスト搬送速度が0.1%オーダーという微量でずれた場合でも画像上では大きな疎密画像となって現れる。
すなわち、レジストローラ径が一般にφ20mm程度であるとすると、20μmローラ径がずれた場合でも画像に影響を与える。部品ばらつきを考慮すると、(2)や(3)の方式ではまず適切なレジスト線速量に調節することは実現ベースで考えると不可能である。
(1)については、図7(a)、(b)に示すように、二次転ローラとレジストローラは同時に用紙を挟持搬送しているため(更には、他の搬送ローラや定着ローラも同時に挟持している可能性がある)、二次転ローラ単体の用紙搬送速度、レジストローラ単体の用紙搬送速度を抽出することはできない。また用紙は紙種やその他種々の条件によって、厳密に同一搬送経路を通らないため正確な用紙搬送速度を検出することができない。この点は図7(a)に示した理想状態での搬送は行なわれず、図7(b)に示したように、両ローラの線速度で用紙が撓み、あるいは紙厚で用紙がたれて、用紙搬送方向がずれ、用紙搬送速度が0.1%の制度での検出ができず、性能面での誤差が発生しやすい。
更に、引用文献1の構成の場合、2次転ローラ部、レジストローラ部、さらにはレジストより搬送経路上前側の搬送ローラ部で速度検出機構を設けなければならないため、高コストを招きやすい。
次に、上述の引用文献3では、シート搬送速度及び中間転写ベルトの二次転写装置位置における移動速度の速度差を求め、この速度差が小さくなるように制御する構成を採る。更に、引用文献4では、中間転写ベルトの駆動部材の経時劣化による移動速度の変化に応じて、二次転写手段の前後での転写紙の搬送速度を調整するが、いずれも、レジストローラでの用紙抜けによる衝撃を中間転写ベルトの速度変位により求めるものではない。
本発明の目的は、用紙搬送手段に達した用紙による衝撃を中間転写ベルトの速度変動から求め、これを抑制するよう用紙搬送手段の搬送速度を微調整して衝撃を抑制し、一次転写部でのショックジターが小さいトナー画像を得るようにした画像形成装置を提供する。
本発明は前記課題を達成するため以下の構成とした。
本発明である画像形成装置は、画像形成部からのトナー画像を一次転写した中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトのトナー画像を用紙に転写する二次転写部(手段)と、前記二次転写部の用紙搬送経路の前後に配置され、用紙を挟持搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段を用紙が突入または通過したことによる衝撃の物理量的大きさと、時間軸での衝撃の推移を検出する衝撃検出手段と、前記衝撃検出手段で検出された衝撃量に応じて、前記用紙搬送手段の搬送速度を調整する制御手段とを備えた。
本発明によれば、用紙搬送手段に達した用紙の抜け、または突入による時間軸での衝撃の推移を中間転写ベルトの速度変動から求める。この速度変動を抑制する用紙搬送手段の線速微調値を決定して搬送速度を微調整することで、衝撃を抑制し、一次転写部でのブレが小さく、ショックジターが小さいトナー画像が得られる。
本発明に係る実施形態1の画像形成装置の全体概略構成図である。 図1の画像形成装置の制御系の機能を説明する図である。 図1の画像形成装置のレジストローラで生じた衝撃に応じ中間転写ベルトが生じる線速の経時変動特性の説明線図で、(a)は中間転写ベルト線速度が増加する場合を、(b)は減少する場合を示す。 図1の画像形成装置の線速度微調整制御プログラムのフローチャートである。 本発明に係る実施形態2の画像形成装置の制御系の機能説明図である。 図5の画像形成装置の線速度微調整制御プログラムのフローチャートである。 従来の画像形成装置の線速度微調の問題点を説明する図で、(a)は理想上の機能で駆動する場合を説明する図であり、(b)は実際に生じる駆動状態を説明する図である。
本発明を適用した画像形成装置を説明する。
本発明は、画像形成部からのトナー画像を一次転写された中間転写ベルトが二次転写装置により搬送されてくる用紙に二次転写する装置を備えた画像形成装置に関して、以下の特徴を有する。
要するに、中間転写ベルトのトナー画像を用紙に転写する二次転写装置に対しその用紙を用紙搬送路に沿い搬送する用紙搬送手段が用紙の通過の際に受ける衝撃を、中間転写ベルトの速度変動から求める。更に、この衝撃を抑制するよう、用紙搬送手段の搬送速度を微調整することで、衝撃による一次転写部でのショックジター(疎密画像)が小さい画像を得るという特徴がある。
以下、実施形態及び変形例等に亘り、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
ここで、本発明の適用される画像形成装置の概略構成を図1を用いて説明する。
画像形成装置としてのカラーレーザープリンタ(以後単にプリンタと記す)100は装置本体(不図示)内に制御装置50を備える。制御装置50は図示しないパーソナルコンピュータやファクシミリやその他の画像形成装置のスキャナユニットから送信された画像データを受信する。更に、その画像データに応じて各色の階調データを読み取り、これに対応して画像形成を行うプリンタの作像部(画像形成部)としての機能や、その他の印刷機能部の制御を行う。
プリンタ100は間接転写方式を採用しており、装置本体90のほぼ中央には作像部(画像形成部)80が配備される。画像形成部80を成す4つの画像形成ユニット10Bk,10Y,10M,10C(代表記載では10を付す)は装置本体90に着脱可能に装着され、それらは像担持体としての無端状の中間転写ベルト15の上部平坦域に直列状を成して配備される。これにより4つの画像形成ユニット10の一次転写位置が中間転写ベルト15に対して位置決めされている。
ここで、各画像形成ユニット10(10Y〜10Bk)は、電子写真方式を採用しており、感光体ドラム20(具体的には20Y〜20Bk)の周囲に図示外の帯電デバイス、露光デバイス、現像デバイス、クリーニングデバイスを配設する。更に、感光体ドラム20に対向する中間転写ベルト15の裏面側には一次転写デバイスである転写ローラ(コロトロン等の帯電器でもよい)16を配設したものである。
また、中間転写ベルト15は複数の支持ローラ21〜25に掛け渡されており、例えばそのうちの一つが駆動ローラ21として例えばアルミニウム製の金属ローラにて構成し、この駆動ローラをベルト駆動モータ51(図中Mhで表示)にて駆動することにより循環回転移動する。
更に、中間転写ベルト15内には駆動ローラ21と対向側に従動ローラ22が、下方に二次転写バイアスローラ23が、そのベルト移動方向で下流側にテンションローラ24が配備され、補助ローラ251,252も分散配備されている。
更に、中間転写ベルト15内の駆動ローラ21と従動ローラ22とには、それらのローラ軸上にエンコーダ(検知手段)41,42が同軸で設置される。これらにより中間転写ベルト15の進行方向速度(回転速度)を検知する。この回転速度データを制御装置50に送り、所定の制御値である回転速度と合わせるよう、中間転写ベルト15の回転速度を微調整している。エンコーダ41,42はローラの軸に一定間隔のスリットを設けた(図示せず)円板を設置して、そのスリットの数をカウントし、回転速度を換算する。設けたスリットの数を増やすことで、回転速度検知の制度は高くなる。
更に、ここで求めた回転速度値は、感光体20Y、20C、20M、20Bkの図示してない駆動モータ(ステッピングモータなど)へフィードバックされる。そして感光体20Y、20C、20M、20Bkの動作速度と整合を取ることで、各色の画像が精度良く中間転写ベルト15上に転写される仕組みである。
中間転写ベルト15の内側の支持ローラを兼ねる二次転写バイアスローラ23を配置しており、それに対向して中間転写ベルト15を挟んだ向かい側には二次転写装置(二次転写ローラ)26が対向するように設置されている。二次転写バイアスローラ23は、二次転写電界形成手段27によりトナーと同極性の電界を形成することが可能となっており、これによる静電斥力を利用して、用紙へトナーを二次転写することができる。
更に、二次転写装置(二次転写ローラ)26は、例えば中間転写ベルト15の二次転写バイアスローラ23(支持ローラ)と協働し、中間転写ベルト15を挟んで二次転写部を構成する。この二次転写装置(二次転写ローラ)26は中間転写ベルト15に接触配置されると共に、中間転写ベルト15にて従動回転するようになっている。
次に、本実施形態において、二次転写装置(二次転写部位)26の二次転写位置には用紙搬送路rpが配備され、上流より下流に向けて給紙装置31からの用紙を搬送するシート搬送装置30が併設される。このシート搬送装置30は、給紙装置31から送出された用紙Paを略鉛直方向に延びる用紙搬送路rpに導く。この用紙搬送路rpの前後位置には用紙を挟持搬送する用紙搬送手段が配備される。ここでは、二次転写装置(二次転写部位)26の上流側に用紙搬送手段であるレジストローラ32が配設される。更に、二次転写装置26の下流側には用紙搬送手段である定着ローラを備える定着装置33が配設される。
ここでレジストローラ32、二次転写装置26、定着装置33、排紙ローラ36を通過した用紙Paは排出トレイ34へ排出される。なお、レジストローラ32の上流位置には手差しトレイ35からの用紙が縦向きの用紙搬送路rpに合流するように合流部が形成されている。
二次転写装置26の上流のレジストローラ32は、給紙装置31(図1)から送られた用紙を保持し、この用紙を転写動作の準備が終わるまで待機させる。
レジストローラ32は中間転写ベルト15上のトナー画像に合わせたタイミングで駆動し、中間転写ベルト15に担持のトナー画像は二次転写装置26の働きで用紙に移行する。二次転写装置26の用紙搬送路rpの下流には、搬送ベルト装置34を経て定着装置33が配備される。
この定着装置33でトナー画像を熱定着された用紙は排紙ローラ36を通って外部の排紙トレー37に排出される。
次に、本実施形態において、図2に示すように、制御装置50はCPU、ROM、RAM及びI/Oポートからなるマイクロコンピュータシステムにて構成される。この制御装置50が有するROMには、中間転写ベルト15を駆動する駆動ローラ21の回転駆動制御プログラムや、衝撃演算プログラムや、線速度制御プログラムが予め格納される。
ここで、制御装置50内の機能部である回転制御手段43は回転駆動制御プログラムにより予め設定される目標回転制御値となるよう駆動ローラ21と従動ローラ22のエンコーダ41、42から現回転速度値を求める。その上で、現回転速度値が制御値である規定の回転速度値を得るように駆動ローラ21と従動ローラ22の回転を制御し、巻き掛ける中間転写ベルト15を規定の回転速度で駆動する。
更に、制御装置50内の機能部である衝撃検出手段44は、衝撃演算プログラムにより、中間転写ベルト15の速度変動量Vを衝撃量として検出する中間転写ベルト速度検出手段441として機能する。衝撃検出手段44としての中間転写ベルト速度検出手段441は、駆動ローラ21と従動ローラ22の回転速度に基づき中間転写ベルト15の中間転写ベルト速度V*を求める。その上で、同中間転写ベルト速度V*の経時的な推移(中間転写ベルト速度変動量V)より、レジストローラ32や定着装置33を通過する用紙より受けた衝撃の物理量的大きさ(衝撃力)と、時間軸での衝撃の推移を求めるよう機能する。
具体的には、図2のレジストローラ32を用紙Paが通過する際に生じる衝撃の時間的推移を、中間転写ベルト15の線速の変位として捉えるものであり、この場合のイメージ図を図3(a),(b)に示した。
図3(a)には、二次転写装置26のローラの2次転線速度(中間転写ベルトの線速度)に対し、二次転写装置26より用紙搬送路rp上流にあるレジストローラ線速度が遅い場合の変位を示す。ここで用紙がレジストローラを抜けた瞬間に中間転写ベルトのベルト線速(二次転写装置26のローラの2次転線速度に相当する)は増加dvu(図3(a)参照)する。あるいは、二次転写装置26より用紙搬送路rp下流にある定着装置33のローラ線速が速い場合、定着装置33のローラに用紙が突入した瞬間にベルト線速は増加dvu(図3(a)参照)する。
逆に、図3(b)には、二次転写装置26の2次転線速度(中間転写ベルトの線速度)に対し、二次転写装置26より用紙搬送路rp上流にあるレジストローラ線速度が速い場合の変位を示す。ここで、用紙がレジストローラを抜けた瞬間に中間転写ベルトのベルト線速は減少dvd(図3(b)参照)する。あるいは、二次転写装置26より用紙搬送路rp下流にある定着装置33のローラ線速が遅い場合、定着装置33のローラに用紙が突入した瞬間にベルト線速は減少dvd(図3(b)参照)する。
これらの中間転写ベルト速度特性より、中間転写ベルト速度V*の経時的な推移(中間転写ベルト速度変動量V)を求める。これよりレジストローラ32や定着装置33を通過する用紙より受けた衝撃の物理量的大きさ(増加dvu,減少dvd)と、時間軸での衝撃の推移である変動域とを検出する。これらに相当する衝撃力G1を低減(緩和)できるレジストローラの線速度微調整値Pを実験的に求めた修正値で修正を行い、修正済みの線速度微調整値Pとして求める。
更に、制御装置50内の機能部である線速度制御手段45は、CPUの線速度微調整制御プログラムにより、衝撃検出手段44で検出された線速度微調整値(修正値)Pにより、レジストローラ32や定着装置33の線速度を微調整する。これにより、レジストローラ32や定着装置33及び中間転写ベルト15が受ける衝撃を緩和させるような制御を行なう。ここでは求めた衝撃値G1相当の線速度微調整値(修正値)Pにより、線速度微調整制御プログラムを実行する。ここでは、レジストローラ32と定着装置33の各駆動モータ43,44の回転速度Vmr,Vmtを修正する制御信号を送出し、レジストローラ32や定着装置33を通過する用紙より受けた衝撃力G1を緩和している。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の作動を二次転写装置に着目して、図4に示した線速度微調整制御プログラムのフローチャートに沿って説明する。
線速度微調整制御がスタートすると、ステップs1では線速微調整値Pと、更新回数Nのカウンタをゼロにクリアし、中間転写ベルト速度変動量Vを初期値10000(場合によりゼロでもよい)にセットして、ステップs2に進む。ここで不図示の画像形成制御部での処理が成され、これに応じて用紙搬送路rpに給紙装置31が給紙動作して、用紙搬送路rpに用紙が通紙され、レジストローラ32が作動に入る。次いで、その時点での中間転写ベルト15の回転速度V*が駆動ローラ21と従動ローラ22のエンコーダ41、42から求めた現回転速度値に基づき演算される。
ステップs4では、最新の中間転写ベルト15の回転速度V*と中間転写ベルト15の目標回転速度Voの偏差である中間転写ベルト速度変動量Vを求めて、その最新値に更新し、ステップs5に達する。ここでは、中間転写ベルト速度変動量Vの絶対値が速度変動量許容値Vmin未満であるか判断する。更に、中間転写ベルト速度変動量Vと前回保存の保存用設定値V’との偏差|V−V’|の中間転写ベルト速度変動量Vに対する比率(変動量のレベル)が変動判定用の閾値0、05未満であるか判断する。更に、中間転写ベルト15の回転速度V*の更新回数Nが10回を上回ったか否か判断している。これらの3つの判定が全てYesとの判断にある間は今回の制御を終了し、3つの判定の少なくとも一つがNoに変わるとステップs6に進む。
ここでは最新の中間転写ベルト15の回転速度V*を保存値V’として書き換え、次いで、その時の回転速度V*が正か否か判断している。正ではステップs9に進んで、レジストローラの線速微調整値PをP+0、1と加算修正する。負ではステップs10に進んで、レジストローラの線速微調整値PをP−0、1と減算修正し、この回の制御を終了させる。
この後、制御装置50は最新の衝撃力G1を低減(緩和)させるレジストローラの線速微調整値P+0.1、P−0.1を読み取り、線速微調整モードで用紙搬送手段の搬送速度を調整する。すなわち、この最新の線速微調整値P+0.1、P−0.1で、レジストローラ32や定着装置33の現在の線速度を微調整する。その線速微調整モードで調整済みの線速度でレジストローラ32や定着装置33を回転制御して、用紙より受けた衝撃力G1を緩和させている。
このように、用紙搬送手段であるレジストローラ32や定着装置33に達した用紙の抜け、または突入による時間軸での衝撃の推移を中間転写ベルト速度変動量Vとして求める。この速度変動を抑制(緩和)するような用紙搬送手段の線速微調整値P+0.1、P−0.1を決定して、この調整値によりレジストローラ32や定着装置33の現在の線速度を微調整する。このように、図1の画像形成装置では、レジ抜けによる衝撃力を検知し、衝撃力が小さくなるように線速微調整モードで微調節する。このため、電子写真法により形成したトナー画像の一次転写において、ブレが小さくなり、ショックジターが小さい(疎密画像が小さい)トナー画像が得られるようになる。
上述のところにおいて、中間転写ベルト15の回転速度V*の計算にエンコーダ41,42を用いていた。これに代えた実施形態1の変形例として、中間転写ベルト15自体に、例えば、中間転写ベルト15の外側表面に印字されたベルト回転方向に等間隔で線(パターン)を形成した構成を採ってもよい。この場合、線(パターン)に対向する場所に、線を読み取る(通過ピッチを測定できる)光学センサ(例えば、図1中の符号59参照)などの測定手段を設置する。そして、制御装置50の回転速度検出機能部(不図示)が線の数をカウントすることで中間転写ベルト15の回転速度を計算して検知するようにしてもよい。この場合、実施形態1と同様の効果が得られ、しかも、エンコーダ41,41を用いて場合より、スペース確保が容易となる。
上述のところにおいて、制御装置50内の衝撃検出手段44は、衝撃演算プログラムにより、中間転写ベルト15の速度変動量Vを衝撃力として検出する中間転写ベルト速度検出手段441として機能していた。
このように、衝撃検出手段としての中間転写ベルト速度検出手段が検出した中間転写ベルトの速度変動量に基づき、用紙搬送手段の搬送速度を微調整して速度変動を抑制し、一次転写部でのブレが小さくなり、ショックジターが小さいトナー画像が得られている。
これに対して、実施形態2としての画像形成装置10aを形成してもよい。この場合図5に示すように、制御装置50a内の衝撃検出手段44として用紙搬送手段または二次転写部の振動(位置変動)を検出する衝撃力検出手段442を用いる。この衝撃力検出手段442は、レジストローラ32や定着装置33あるいは二次転写装置26の支持部材32h、33h、26h側に直接装着される。これにより、レジストローラ32や定着装置33あるいは二次転写装置26が受けた振動(衝撃力)G21、G22、G23のレベルを直接検出するGセンサ(加速度センサ)32s、33s、26sを用いて検出する。
図6には制御装置50a内の衝撃力検出手段442による線速度微調整制御プログラムのフローチャートを示した。ここでは、ステップa1で線速微調整値Paと、更新回数Nのカウンタをゼロにクリアして、ステップa2に進む。ここで不図示の画像形成制御部での処理が成され、これに応じて用紙搬送路rpに用紙が通紙され、レジストローラ32が制御作動に入る。
ステップa3では、Gセンサ(加速度センサ)32s、33s、26sで検出した振動(衝撃力)G2(G21、G22、G23)の絶対値が振動判定値Gminを下回っているか判定する。次いで、更新回数Nが10を上回るか判定し、いずれかがYesであると今回の制御を終了し、判定の少なくとも一つがNoに変わるとステップa4に進む。
ステップa4では最新の振動(衝撃力)G2(G21、G22、G23)が振動判定値Gminを上回利、正叉は不の値を判定する。正の値ではステップa5で線速微調整値Paを+0.1(予め実験的に求めた規定値)加算し、負の値ではステップa6で線速微調整値Paを−0.1減算してこの回の制御を終了させる。
この後、図5の制御装置50aの衝撃力検出手段442は振動(衝撃)G2を低減(緩和)させる線速微調整値Pa+0.1、Pa−0.1を読み取り、用紙搬送手段の搬送速度を調整する。すなわち、この更新した最新の線速微調整値Paで、レジストローラ32や定着装置33の現在の線速度を微調整する。
ここでも、振動G2に応じて、その振動G2を低減(緩和)できるようなレジストローラ32や定着装置33あるいは二次転写装置26の線速度微調整値Paを実験的に求めた修正値(例えば0・1)で修正を行っている。そして、修正済みの線速度微調整値Paでレジストローラ32や定着装置33の線速度を微調し、用紙より受けた振動G2を緩和させている。なお、この修正済みの線速度微調整値Paを求めるのにGセンサ32s、33s、26sを用いる点以外の構成は実施形態1と同様であり、重複説明を略す。
この場合、Gセンサ(加速度センサ)を必要とするが、衝撃演算プログラムが簡素化され、実施形態1と同様の効果が得られる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本発明を適用する画像形成装置は、上述の電子写真法により形成したトナー画像を中間転写ベルトに一次転写できるタイプの画像形成装置に限らず、他のタイプの画像形成装置であってもよい。その他、本発明を適用する画像形成装置は、複写機、ファクシミリ、これら複数の機構を備えた複合機であってもよい。その他、本発明を適用する画像形成装置は、電気回路形成に用いられる画像形成装置、バイオテクノロジー分野において、所定の画像を形成するのに用いられる画像形成装置であってもよい。本発明の実施の形態に記載された効果は本発明から生じるもっとも好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されるものに限定されるものではない。
1 感光体
2 帯電部
3 露光部
4 現像部
5 一次転写ローラ
801 二次転写部
15 中間転写体
25 二次転写ローラ
50 制御手段
55 現像電圧印加手段
60 駆動モータ(駆動手段)
71 高圧印加手段
76 高圧帯電装置
100 画像形成装置(プリンタ)
S 転写材
rp 用紙搬送路
特開2003−084643号公報 特開平05−27514号公報 特開2005−91913号公報 特開2007−279602号公報

Claims (8)

  1. 画像形成部からのトナー画像を一次転写した中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトのトナー画像を用紙に転写する二次転写部と、
    前記二次転写部の用紙搬送路の前後に配置され、用紙を挟持搬送する用紙搬送手段と、
    前記用紙搬送手段を用紙が突入または通過したことによる衝撃の物理量的大きさと、時間軸での衝撃の推移を検出する衝撃検出手段と、
    前記衝撃検出手段で検出された衝撃量に応じて、前記用紙搬送手段の搬送速度を調整する制御手段と、を備えた画像形成装置。
  2. 前記衝撃検出手段は、前記中間転写ベルトの速度変動量を検出する中転ベルト速度検出手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記衝撃検出手段は、前記用紙搬送手段または二次転写部の振動(位置変動)を検出することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記中転ベルト速度検出手段は、前記中間転写ベルトの表面に印字されたパターンを読み取ることでベルトの速度を検出することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記中転ベルト速度検出手段は、前記中間転写ベルトを搬送するローラ軸上に設置されたエンコーダによって中間転写ベルトの進行方向速度を検出することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  6. 前記用紙搬送手段はレジストローラまたは定着ローラであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段が線速微調整モードで用紙搬送手段の搬送速度を調整することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一つに記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成部は前記トナー画像を電子写真法により形成したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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