JP2015166538A - 型枠設置方法、型枠および水中構造物 - Google Patents

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Abstract

【課題】水中作業の軽減が可能であり、型枠が容易に自立可能な型枠設置方法等を提供する。【解決手段】水底21に掘削孔9を形成して、掘削孔9に鞘管11を設置する。そして、隣り合う型枠パネル3を鋼管杭5で連結した型枠1を、鞘管11内に鋼管杭5の杭部5bを挿入して配置する。また、型枠パネル3に設けた金網27、29を広げ、型枠1と水底21の間の隙間、型枠1と堤体2の壁面との間の隙間を塞ぐ。さらに、鋼管杭5の内部からコンクリート7を注入し、杭部5bの孔15と鞘管11の孔13を介して、掘削孔9にコンクリート7を充填して根固めを行う。【選択図】図5

Description

本発明は、水中に型枠を設置する型枠設置方法、型枠および水中構造物に関する。
水中構造物を構築する際、水中に型枠を設置しコンクリートを打設する。型枠の設置方法としては、鋼管杭を水底の岩盤に打設し、隣り合う鋼管杭の間に鋼製型枠を設置することが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−40630号公報
しかしながら、水底に杭を打設して鋼製型枠を設置する方法は、水中で型枠を形成することになるためダイバーによる水中作業の工程が多くなり負担が大きい。また型枠全体の剛性も弱くなりがちであり、コンクリートの打設時などに自立が困難で型枠の内部に支保工を必要とすることも多い。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、水中作業の軽減が可能であり、型枠が容易に自立可能な型枠設置方法等を提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、隣り合う型枠パネル同士を、柱部および杭部を有する管体の前記柱部により連結して形成されたプレキャスト型枠を、水底の掘削孔に前記杭部を挿入して配置することを特徴とする型枠設置方法である。
本発明では、予め型枠パネルと管体により組み立てたプレキャスト型枠を、管体の杭部を水底の掘削孔に挿入して設置することでダイバーによる水中作業の軽減が可能である。プレキャスト型枠は型枠パネルと管体により強固に組み立てることができ、杭部の長さを適切に定めることで、容易に自立させることが可能である。
前記杭部は、側面に孔を有し、前記管体の内部からコンクリートを注入し、前記掘削孔内にコンクリートを充填することが望ましい。
杭部を介してコンクリートを掘削孔に充填することで、プレキャスト型枠の根固めを行い確実に自立させることができる。
前記柱部の下端部に仮受け治具が設けられ、前記掘削孔に、側面に孔を有する鞘管が配置され、前記鞘管は、前記水底から上端部が突出し、前記プレキャスト型枠の設置時に、前記杭部を前記鞘管に挿入し、前記仮受け治具を前記鞘管で支持することが望ましい。
これにより、鞘管で仮受け治具を支持してプレキャスト型枠を位置決めし、水底に不陸がある場合にも水平に設置できる。また鞘管により掘削孔を保護でき、杭部の挿入も容易である。
前記型枠パネルにスカート材が設けられ、前記プレキャスト型枠の設置時に、前記型枠と前記型枠の設置面との間の隙間を前記スカート材により塞ぐことが望ましい。
これにより、プレキャスト型枠と設置面との間に隙間が形成される場合でも、この隙間をスカート材により塞ぎ、型枠内部にコンクリートを好適に打設できる。
前記型枠パネルは、鋼板に補強材を取り付けたものであることが望ましい。
これにより、型枠パネルの剛性を高めることができる。
前記プレキャスト型枠を、緊締材を用いて側方の設置面に緊締することが望ましい。
緊締材により、コンクリートの打設時などに型枠に作用する水平力を分散させ、設置面に負担させることができる。
前記管体の上端部に、皿状部と、前記皿状部の上の前記皿状部より径の小さい筒状部とが設けられ、前記プレキャスト型枠の上に、隣り合う型枠パネル同士を、下端部の内部に受け具を有する管体により連結して形成されたプレキャスト型枠を、前記筒状部で前記受け具を支持して設置し、前記皿状部と、前記筒状部の外側とに充填材を充填することが望ましい。
これにより、必要な高さに応じてプレキャスト型枠を積み上げて設置でき、上部のプレキャスト型枠の位置固定も容易にできる。
第2の発明は、水中に設置するプレキャスト型枠であって、隣り合う型枠パネル同士を、柱部および杭部を有する管体の前記柱部により連結して形成されたことを特徴とするプレキャスト型枠である。
前記杭部は、側面に孔を有することが望ましい。
前記柱部の下端部に、前記管体から外側に突出する仮受け治具が設けられることが望ましい。
前記型枠パネルにスカート材が設けられることが望ましい。
前記型枠パネルは、鋼板に補強材を取り付けたものであることが望ましい。
前記管体の上端部に、皿状部と、前記皿状部の上の前記皿状部より径の小さい筒状部とが設けられることが望ましい。
第3の発明は、隣り合う型枠パネル同士を、柱部および杭部を有する管体の前記柱部により連結して形成されたプレキャスト型枠が、水底の掘削孔に前記杭部を挿入して配置され、前記プレキャスト型枠内にコンクリートが打設されたことを特徴とする水中構造物である。
本発明によれば、水中作業の軽減が可能であり、型枠が容易に自立可能な型枠設置方法等を提供することができる。
型枠1を示す図 受け部5cを示す図 型枠設置方法を示す図 型枠設置方法を示す図 型枠設置方法を示す図 型枠設置方法を示す図 型枠設置方法を示す図 型枠1aを示す図 受け具41を示す図 型枠設置方法を示す図 台座10を示す図 型枠1の緊締を示す図
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
(1.型枠1)
図1に、本発明の実施形態に係る型枠1(プレキャスト型枠)を示す。図1(a)は型枠1の側面を見た図、図1(b)は図1(a)の線A−Aによる断面図である。図1(c)は型枠1を上から見た図である。
この型枠1は、ダムの堤体の工事を行う際に、堤体近傍の水底に大規模なコンクリート構造物である台座(水中構造物)を構築するため設置するものとする。上記の台座は、堤体の工事箇所を周囲の水域から締め切る仮締切用の構造体を設置するために用いられる。
型枠1は、コの字型の平面形状を有し、型枠パネル3、鋼管杭5(管体)、金網27、29(スカート材)等からなる。
型枠パネル3は、鋼板3bに水平方向の型鋼3a(補強材)を取付けて補強したものである。型鋼3aは例えばH型鋼とするが、これに限らず、例えばI型鋼などでもよい。本実施形態では複数の型枠パネル3をコの字型に並べて配置する。隣り合う型枠パネル3は、鋼管杭5によって連結される。
型枠1のコの字型平面の両端部では、型枠パネル3の側端部が、後述する型枠1の設置時に堤体の壁面に近接するように形成される。ただし、型枠パネル3の側端部は直線状に形成され、壁面の不陸等とは完全に一致しない。
鋼管杭5は、柱部5aと杭部5bを上下に有する管体である。柱部5aには上記の型枠パネル3が連結される。杭部5bの先端は尖っており、側面には孔15が設けられる。柱部5aの下端部には、鋼管杭5の外側に突出する仮受け治具17が設けられる。
鋼管杭5の上端部には受け部5cが設けられる。図2は受け部5cの断面を示す図である。受け部5cは、鋼管杭5よりも径が大きい皿状部39bの上に、皿状部39bおよび鋼管杭5よりも径が小さい筒状部39aを設けたものである。
金網27、29は型枠1に設けられるスカート材である。金網27は型枠パネル3の下端部に設けられる。金網29は、型枠1のコの字型平面の両端部に対応する型枠パネル3の側端部に設けられる。金網27、29には例えば亀甲金網が用いられ、ロール状に巻いた状態で型枠1の内側に取り付けられる。
(2.型枠設置方法)
次に、本実施形態の型枠設置方法について説明する。本実施形態では、図3に示すように、まず堤体2近傍の水底21の岩盤の適切な位置に掘削孔9を先行して掘削し、掘削孔9に鞘管11を配置する。掘削孔9の平面位置は、型枠1の各鋼管杭5の位置に対応する。
鞘管11は側面に孔13を有する管体であり、上端部を水底21から突出させる。この突出長さは、水底21の不陸の状態に応じたものとし、各鞘管11の上端の高さが等しく、かつ鞘管11の上端の高さが型枠1の設置箇所で最も水底21が高い箇所以上となるようにする。
次いで、水上の台船等にて型枠パネル3と鋼管杭5を組み立てて形成した型枠1を、クレーン等の揚重機(不図示)で吊下ろし、図4に示すように堤体2に沿って水底21に設置する。
型枠1の設置時には、掘削孔9内の鞘管11に鋼管杭5の杭部5bを挿入し、鞘管11で仮受け治具17を支持して型枠1を位置決めし、水平に配置する。前記したように、鞘管11の上端部は、掘削孔9から水底21の不陸の状態に応じた量だけ突出しているため、型枠パネル3の下端部が水底21にぶつかることなく型枠1を配置できる。なお、型枠1の吊下ろし時には鋼管杭5の位置を掘削孔9に合わせるためダイバーによって誘導を行い、この際鋼管杭5の視認性を高めるため杭部5bの先端に白等の着色を施すようにしてもよい。
この後、図5(a)、(b)に示すように、ダイバー作業により金網27を型枠1の外側に広げ、型枠1と水底21との間の隙間に配置する。また同じく金網29を型枠1の外側に広げ、型枠1のコの字型平面の両端部と堤体2の壁面との間の隙間に配置する。こうして、型枠1と型枠1の設置面(水底21および堤体2の壁面)との間の隙間を金網27、29で塞ぐ。
次に、鋼管杭5の内部にトレミー管を挿入し、鋼管杭5の内部からコンクリートを注入して掘削孔9に充填し、根固めを行う。
図6(a)、(b)は掘削孔9の水平方向の断面を示す。上記のようにコンクリートを注入すると、図6(a)に示す掘削孔9では、コンクリートが杭部5bの孔15、および鞘管11の孔13を通って外側に滲出し、図6(b)に示すように掘削孔9にコンクリート7が確実に充填される。この状態を図7に示す。なお、杭部5bの孔15、鞘管11の孔13の径は、コンクリート7の最大骨材径よりも大きくしておく。また、コンクリート7としては例えば水中不分離性コンクリートを用いるが、これに限ることはない。
本実施形態では、以上のようにして1段目の型枠1を設置した後、その上に、さらに図8に示す型枠1a(プレキャスト型枠)を積み上げる。図8(a)は型枠1aの側面を見た図、図8(b)は型枠1aを上から見た図である。
型枠1aは、型枠パネル3と鋼管杭5により型枠1と同様に形成されるが、鋼管杭5の杭部5bや仮受け治具17が省略される点で型枠1と異なる。鋼管杭5の下端部は型枠パネル3の下方に若干突出し、その内部に図9に示す受け具41が設けられる。受け具41は、鋼管杭5の内面から内側に突出する。なお、型枠1aでは、前記の金網27も省略される。
上記の型枠1aも予め水上の台船等にて形成しておき、型枠1の上方からクレーン等の揚重機(不図示)で吊下ろし、図10(a)に示すように型枠1に積み重ねる。前記と同様、金網29を広げて型枠1aのコの字型平面の両端部と堤体2の壁面との間の隙間を塞ぐ。
型枠1aの設置時には、図10(b)に示すように、型枠1の鋼管杭5の受け部5cの筒状部39aを型枠1aの鋼管杭5の下端部に挿入し、当該鋼管杭5の受け具41を筒状部39aで支持する。型枠1aの鋼管杭5の下端は皿状部39bの内側に位置する。
次いで、皿状部39bおよび筒状部39aの外側に充填材として水中不分離性モルタル等のグラウト材43を充填する。本実施形態ではまず皿状部39bにグラウト材43を充填し、その後、型枠1aの鋼管杭5の側面に設けた開閉可能な孔(不図示)を介して筒状部39aの外側にグラウト材43を充填する。
本実施形態では、上記のようにして型枠1aが型枠1に固定される。ただし、固定方法はこれに限らない。例えば、型枠1の鋼管杭5の受け部5cに替えて、鋼管杭5の上端部に外側に突出するフランジを設け、また型枠1aの鋼管杭5の受け具41に替えて、鋼管杭5の下端部に同じく外側に突出するフランジを設ける。これらのフランジにはボルト孔を形成しておく。この場合、ボルト孔の位置を合わせてフランジ同士を重ね、ボルトを用いてフランジ同士を接合することで型枠1aを型枠1に固定できる。
こうして型枠1、1aを設置した後、型枠1、1a内にコンクリートを打設する。コンクリートには例えば水中不分離性コンクリートを用いるが、これに限ることはない。
コンクリートが硬化すると、水底21に台座が構築される。図11は型枠1、1a内にコンクリート23を打設して構築した台座10を上から見た図である。本実施形態では型枠1、1aは撤去せず、埋設型枠とする。必要に応じて各型枠1、1aの鋼管杭5の内部にコンクリートを充填してもよい。
このように、本実施形態によれば、予め型枠パネル3と鋼管杭5により組み立てた型枠1を、鋼管杭5の杭部5bを水底21の掘削孔9に挿入して設置することでダイバーによる水中作業の軽減が可能である。型枠1は型枠パネル3と鋼管杭5により強固に組み立てることができ、杭部5bの長さを適切に定めることで、容易に自立させることが可能である。また型枠パネル3としては、鋼板3bに補強材である型鋼3aを取り付けて用いるので剛性も高く、これらにより型枠内部の支保工を省略することができ、型枠内部のコンクリートの打設も容易になる。
また、杭部5bは側面に孔15を有し、鋼管杭5の内部からコンクリートを注入して掘削孔9内にコンクリートを充填することで、型枠1の根固めを行い確実に自立させることができる。
また、型枠1の設置時には、型枠1の鋼管杭5の仮受け治具17を水底21から突出した鞘管11で支持するので、水底21に不陸があっても型枠1を水平に設置できる。また、鞘管11によって掘削孔9を保護して掘削孔9の崩壊等を防ぐことができ、杭部5bの挿入も容易である。
また、型枠1と設置面との間の隙間は金網27、29により塞ぐので、型枠1を設置面の不陸等に追従させ型枠内部にコンクリートを好適に打設できる。また、金網27、29は型枠1の外側に広げるので、コンクリートの断面欠損も生じない。
なお、スカート材としては金網27、29の代わりに繊維等によるジオグリッドやジオテキスタイルなども用いることができる。ただし、金網27、29は適度な剛性を有するので、水中での設置等が容易にできる利点がある。
さらに、本実施形態では、型枠1の上に型枠1aを積み上げ、この際、前記のように型枠1aの鋼管杭5の受け具41を型枠1の鋼管杭5の筒状部39aで支持し、皿状部39bおよび筒状部39aの外側にグラウト材43を充填する。こうして、必要な高さに応じて型枠1aを積み上げて設置でき、かつボルト接合時のような高精度の型枠1aの位置合わせも不要で型枠1aの位置固定が容易にできる。
なお、本実施形態では、コの字型平面の型枠1を例示したが、型枠の形状はこれに限ることはなく、水中構造物の形状や設置箇所に応じて適切に定めることができる。また、型枠1の適用対象も、上記した台座10の構築時に限らず、各種の水中構造物の構築時に適用できる。その例として、水底の橋脚基部や、海岸から離れて設置する離岸堤の基部等の構築時にコンクリートを打設するようなケースにも適用できる。
また、本実施形態では型枠1、1aを2段に積み上げたが、これに限ることはない。前記と同様にして型枠1aを順次積み上げることで、必要な高さまで型枠を任意の複数段積み上げることが可能である。あるいは1段目の型枠1のみ設置するようなケースも考えられる。最上段の型枠については前記の受け部5cを省略することも可能である。
さらに、必要に応じて、図12に示すように堤体2の壁面にアンカ45を設け、該アンカ45に連結したターンバックル47(緊締材)の端部を型枠1に取り付けて型枠1を堤体2に緊締してもよい。図では1段目の型枠1を緊締する例を示したが、2段目以降の型枠1aも同様にして緊締可能である。これにより、コンクリートの打設時などに型枠に作用する水平力を分散させ、堤体2に負担させることができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a………型枠
2………堤体
3………型枠パネル
3a………型鋼
3b………鋼板
5………鋼管杭
5a………柱部
5b………杭部
7………コンクリート
9………掘削孔
11………鞘管
13、15………孔
17………仮受け治具
21………水底
27、29………金網

Claims (14)

  1. 隣り合う型枠パネル同士を、柱部および杭部を有する管体の前記柱部により連結して形成されたプレキャスト型枠を、
    水底の掘削孔に前記杭部を挿入して配置することを特徴とする型枠設置方法。
  2. 前記杭部は、側面に孔を有し、
    前記管体の内部からコンクリートを注入し、前記掘削孔内にコンクリートを充填することを特徴とする請求項1に記載の型枠設置方法。
  3. 前記柱部の下端部に仮受け治具が設けられ、
    前記掘削孔に、側面に孔を有する鞘管が配置され、
    前記鞘管は、前記水底から上端部が突出し、
    前記プレキャスト型枠の設置時に、前記杭部を前記鞘管に挿入し、前記仮受け治具を前記鞘管で支持することを特徴とする請求項2に記載の型枠設置方法。
  4. 前記型枠パネルにスカート材が設けられ、
    前記プレキャスト型枠の設置時に、前記型枠と前記型枠の設置面との間の隙間を前記スカート材により塞ぐことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の型枠設置方法。
  5. 前記型枠パネルは、鋼板に補強材を取り付けたものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の型枠設置方法。
  6. 前記プレキャスト型枠を、緊締材を用いて側方の設置面に緊締することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の型枠設置方法。
  7. 前記管体の上端部に、皿状部と、前記皿状部の上の前記皿状部より径の小さい筒状部とが設けられ、
    前記プレキャスト型枠の上に、
    隣り合う型枠パネル同士を、下端部の内部に受け具を有する管体により連結して形成されたプレキャスト型枠を、
    前記筒状部で前記受け具を支持して設置し、
    前記皿状部と、前記筒状部の外側とに充填材を充填することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の型枠設置方法。
  8. 水中に設置するプレキャスト型枠であって、
    隣り合う型枠パネル同士を、柱部および杭部を有する管体の前記柱部により連結して形成されたことを特徴とするプレキャスト型枠。
  9. 前記杭部は、側面に孔を有することを特徴とする請求項8記載のプレキャスト型枠。
  10. 前記柱部の下端部に、前記管体から外側に突出する仮受け治具が設けられたことを特徴とする請求項8または請求項9に記載のプレキャスト型枠。
  11. 前記型枠パネルにスカート材が設けられたことを特徴とする請求項8から請求項10のいずれかに記載のプレキャスト型枠。
  12. 前記型枠パネルは、鋼板に補強材を取り付けたものであることを特徴とする請求項8から請求項11のいずれかに記載のプレキャスト型枠。
  13. 前記管体の上端部に、皿状部と、前記皿状部の上の前記皿状部より径の小さい筒状部とが設けられたことを特徴とする請求項8から請求項12のいずれかに記載のプレキャスト型枠。
  14. 隣り合う型枠パネル同士を、柱部および杭部を有する管体の前記柱部により連結して形成されたプレキャスト型枠が、水底の掘削孔に前記杭部を挿入して配置され、
    前記プレキャスト型枠内にコンクリートが打設されたことを特徴とする水中構造物。
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