JP2015164004A - 料金収受システム、料金収受方法、及びプログラム - Google Patents

料金収受システム、料金収受方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】収受員の作業を支援すること。
【解決手段】収受員が装着するヘッドマウントディスプレイと、前記収受員からの操作を受けて料金収受処理を行う料金収受機とを備える料金収受システムにおいて、前記料金収受機は、前記料金収受機の動作状態を示す動作状態信号を前記ヘッドマウントディスプレイに送信する送信部を備え、前記ヘッドマウントディスプレイは、前記収受員の操作を案内するための案内情報を表示する表示部と、前記料金収受機から前記動作状態信号を受信する受信部と、前記動作状態信号、又は、前記表示部に前記案内情報が表示されているときに入力された操作内容を示す操作情報に基づき、前記表示部に表示されている前記案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたか否かを判定し、実行されたと判定した場合、次操作を案内するための次操作案内情報を表示するよう前記表示部を制御する制御部とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、料金収受システム、料金収受方法、及びプログラムに関する。
例えばITS(Intelligent Transport Systems:高度交通システム)における料金収受システムでは、磁気カードの通行券を利用する磁気カード方式と、ETC(登録商標、Electoronics Toll Collection system)カード方式とが採用されている。磁気カード方式の料金収受システムは、車載器を搭載していない車両の料金収受のために利用されるシステムである。この磁気カード方式では、入口で発行された通行券から読み取られた情報に基づいて、出口で通行料金が計算される(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、予め決められた対象車両に対する割り引き処理や、パトカー等に対する無料通行等、このような一般的でないケースについては、料金所事務室で待機していた収受員が車両まで赴き、直接対応することが記載されている。このような場合、収受員は、遮断機のゲートの開閉や、個別な料金収受の実行等の作業をしなければならない。
特開2003−203254号公報 特開2011−118683号公報
しかしながら、収受員が各個別処理に慣れていない場合、作業に手間取ってしまい、出口料金所においてドライバーを待たせる問題や、渋滞が発生する虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、収受員の作業支援が可能な料金収受システム、料金収受方法、及びプログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明に係る料金収受システムの一態様は、収受員が装着するヘッドマウントディスプレイと、前記収受員からの操作を受けて料金収受処理を行う料金収受機とを備える料金収受システムにおいて、前記料金収受機は、前記料金収受機の動作状態を示す動作状態信号を前記ヘッドマウントディスプレイに送信する送信部を備え、前記ヘッドマウントディスプレイは、前記収受員の操作を案内するための案内情報を表示する表示部と、前記料金収受機から前記動作状態信号を受信する受信部と、前記動作状態信号、又は、前記表示部に前記案内情報が表示されているときに入力された操作内容を示す前記操作情報に基づき、前記表示部に表示されている前記案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたか否かを判定し、実行されたと判定した場合、次操作を案内するための次操作案内情報を表示するよう前記表示部を制御する制御部とを有する。
また、本発明の一態様は、上記に記載の料金収受システムにおいて、前記ヘッドマウントディスプレイは、さらにマイクを備え、前記制御部は、前記マイクから入力する音信号に基づき、前記音信号に含まれる前記操作情報を取得する。
また、本発明の一態様は、上記に記載の料金収受システムにおいて、前記制御部は、前記表示部に表示されている前記案内情報が案内する操作の完了を確認するために予め決められたフレーズが前記音信号に含まれる場合、前記表示部に表示されている前記案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたと判定する。
また、本発明の一態様は、上記に記載の料金収受システムにおいて、前記ヘッドマウントディスプレイは、さらにカメラを備え、前記制御部は、前記カメラからの画像データに基づき、前記料金収受機が設置される走行レーンを進入する車両の車両ナンバーを取得し、取得した前記車両ナンバーを前記表示部に表示させる。
また、本発明の一態様は、上記に記載の料金収受システムは、前記料金収受機とネットワークを介して接続される監視盤をさらに備え、前記制御部は、前記監視盤から受信した情報に応じた前記案内情報を前記表示部に表示させる。
また、本発明の一態様は、上記に記載の料金収受システムにおいて、前記制御部は、料金収受処理を行うために予め決められた操作の流れに従って前記次操作案内情報を表示させると共に、割り引き対象者に対する割引金額での料金収受処理が要求された場合、前記割引金額での料金収受処理を行うために予め決められた操作の流れに従って前記次操作案内情報を表示させる。
上記問題を解決するために、本発明に係る料金収受方法の一態様は、料金収受機が、前記料金収受機の動作状態を示す動作状態信号をヘッドマウントディスプレイに送信し、前記ヘッドマウントディスプレイが、収受員の操作を案内するための案内情報を表示部に表示し、前記料金収受機から前記動作状態信号を受信し、前記動作状態信号、又は、前記表示部に前記案内情報が表示されているときに入力された操作内容を示す操作情報に基づき、前記表示部に表示されている前記案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたか否かを判定し、実行されたと判定した場合、次操作を案内するための次操作案内情報を表示する。
上記問題を解決するために、本発明に係るプログラムの一態様は、コンピュータを、収受員の操作を案内するための案内情報を表示する表示手段、前記収受員からの操作を受けて料金収受処理を行う料金収受機の動作状態を示す動作状態信号を前記料金収受機から受信する受信手段、前記動作状態信号、又は、表示部に前記案内情報が表示されているときに入力された操作内容を示す操作情報に基づき、前記表示部に表示されている前記案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたか否かを判定し、実行されたと判定した場合、次操作を案内するための次操作案内情報を表示するよう前記表示手段を制御する制御手段、として機能させるためのプログラムである。
この発明によれば、収受員の作業を支援することができる。
本発明の一実施形態に係る料金収受システムの一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る監視盤、車線制御装置、及びHMDの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理の開始作業の一例について説明するためのシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理の開始作業を案内する案内画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理の開始作業の一例について説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理作業の一例について説明するためのシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理作業を案内する案内画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理作業の一例について説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理作業の一例について説明するためのシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理作業を案内する案内画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理作業の一例について説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理作業の一例について説明するためのシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理作業を案内する案内画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る料金収受処理作業の一例について説明するためのフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、本発明の一実施形態に係る料金収受システムの一例について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る料金収受システムの一例を示す概略図である。
図1に示す通り、本発明の一実施形態に係る料金収受システム1は、監視盤10と、車線制御装置(料金収受機)20と、ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDという)30とを備える。
監視盤10と車線制御装置20は、例えば、有料道路の料金所に設置される。料金所には、複数の走行レーンが設けられている。図1では、そのうちの一つの走行レーンを抜き出して例示している。本実施形態において、監視盤10は料金所ごとに設けられ、車線制御装置20は走行レーンごとに設けられる。なお、料金所の複数の走行レーンは、車線制御装置20が設けられる走行レーンだけであってもよく、電子料金収受システム(例えば、ETC(登録商標、Electoronics Toll Collection system)に対応可能な走行レーンが含まれるものであってもよい。
図示の通り、料金所には、走行レーンから少し離れたところに料金所事務室が設けられる。料金所事務室には、監視盤10が設置される。また、料金所事務室には、複数のHMD30が用意されている。
隣り合う走行レーンの間のアイランドには、収受員ブース40が設置されている。車線制御装置20は、収受員ブース40内に設置されている。収受員は、料金所事務室からHMD30を持ち出し、走行レーンの収受員ブース40に移動して、収受処理作業をする。なお、収受員による収受処理作業とは、料金所に進入してくる車両のドライバーから通行券又はETC(登録商標)カード(以下、カードという)を受け取り、通行券又はカードを車線制御装置20に挿入して、ドライバーから受け取った紙幣及び貨幣、又はクレジットカード等により通行料の精算を行う作業をいう。また、アイランドには、車両の進行方向に沿って、信号灯50、収受員ブース40、料金表示器60、信号灯70、発進制御機80、車両検知装置90、及び進入制御機100が設けられている。これら信号灯50、料金表示器60、信号灯70、及び発進制御機80は、車線制御装置20とネットワークを介して接続されており、車線制御装置20によって動作が制御される。
信号灯50は、収受員ブースへの車両の進入を規制又は許可を示す信号を表示する。車線制御装置20は、前の車両が料金所を退出していない場合、次の車両の進入を規制する赤信号を表示する。また、車線制御装置20は、前の車両が料金所を退出した場合、次の車両の進入を許可する青信号を表示する。なお、本発明はこれに限られない。例えば、車線制御装置20は、操作部203を介して、電源がオフされた場合、又は、収受員の交代が指示された場合、赤信号を表示するよう信号灯50を制御する。
料金表示器60は、車線制御装置20によって算出された通行料金を表示する。
信号灯70は、一般道路から料金所に入場してきた車両の進入を規制する。車線制御装置20は、当該走行レーンを出口料金所として利用する場合、入口料金所として入場している車両の進入を禁止する赤信号を表示するよう信号灯70を制御する。
発進制御機80は、料金所を通過する車両の退出を規制又は許可する遮断バーを備える。車線制御装置20は、車両の精算が終了した場合、遮断バーを上げる。また、車線制御装置20は、車両の精算が終了しない場合、遮断バーを下げる。
車両検知装置90は、車両の通過を検出し、検出結果を車線制御装置20に送信する。車線制御装置20は、車両検知装置90の検知結果に基づき、車両が料金所を退出したか否か判定する。車線制御装置20は、車両が料金所を退出したと判定した場合、信号灯50を青に点灯する。車線制御装置20は、車両が料金所を退出していないと判定した場合、信号灯50を赤に点灯する。
進入制御機100は、料金所を通過する車両の進入を規制又は許可する進入バーを備える。進入バーは、手動で上げ下げが可能な構成であってもよく、車線制御装置20により上げ下げが制御されてもよい。後者の場合、車線制御装置20は、前の車両が退出した場合、進入バーを上げ、前の車両が精算中の間、進入バーを下げる。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る監視盤10、車線制御装置20、及びHMD30の構成例について説明する。図2は、監視盤10、車線制御装置20、及びHMD30の構成例を示すブロック図である。
監視盤10は、制御部101と、通信部102と、操作部103と、表示部104と、インターフォン105と、を備える。
制御部101は、通信部102又は操作部103から入力する情報に基づき、所定の画像を表示するよう表示部104を制御する。制御部101は、操作部103から入力する操作情報に基づき、車線制御装置20の動作を制御するコマンドを生成し、通信部102を介して車線制御装置20に送信する。また、制御部101は、インターフォン105から入力する音信号を、通信部102を介してHMD30に送信する。
通信部102は、ネットワークを介して、車線制御装置20とHMD30との間で情報の送受信をするインターフェースである。
操作部103は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、及び操作ボタン等を含む。操作部103は、例えば料金所事務所にいる監視員によって操作され、受け付けた操作内容を示す操作情報を出力する。
表示部104は、例えば、液晶ディスプレイである。表示部104は、車線制御装置20から受信した情報に応じた画像を表示する。
インターフォン105は、集音した音情報を制御部101に出力する。
車線制御装置20は、制御部201と、通信部202と、操作部203と、表示部204と、近距離通信部205と、挿入口206とを備える。本実施形態において、車線制御装置20の一部は、料金収受機として機能する。車線制御装置20は、料金収受機の機能以外にも、料金所の各機器を統括的に制御する機能や、監視盤10に走行レーンの情報を通知する機能等を備える。
制御部201は、通信部202、操作部203又は近距離通信部205から入力する情報に基づき、通行料金を算出し、算出した通行料金に基づき料金収受処理を実行する。具体的に説明すると、制御部201は、通行券又はカードから読み取った情報に基づき、通行料金を算出する。割り引き対象者に対する割引金額での料金収受処理が要求された場合、制御部201は、算出した通行料金に対して割り引き料金を適用し、割り引き後の通行料金を算出する。制御部201は、算出した割り引き後の通行料金に基づき料金収受処理を実行する。
制御部201は、入力する情報に基づき、所定の画像を表示するよう表示部204を制御する。制御部201は、操作部203から入力する操作情報に基づき、信号灯50、料金表示器60、信号灯70、発進制御機80、車両検知装置90、及び進入制御機100の動作を制御するコマンドを生成し、通信部202を介してこれら機器に送信する。制御部201は、車線制御装置20の動作状態を示す動作状態信号をHMD30に送信する。例えば、制御部201は、車線制御装置20の電源が投入され、正常に起動したと判定した場合、近距離通信部205を介して、正常起動信号をHMD30に送信する。なお、詳細については後述するが、制御部201は、動作状態信号として、料金収受処理開始信号、信号灯青切替信号、及び収受完了信号等をHMD30に送信する。
通信部202は、ネットワークを介して、監視盤10との間で情報の送受信をするインターフェースである。また、通信部202は、ネットワークを介して、信号灯50、料金表示器60、信号灯70、発進制御機80、車両検知装置90、及び進入制御機100と接続されている。
操作部203は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、又は操作ボタン等を含む。操作部203は、例えば収受員ブース40にいる収受員によって操作され、受け付けた操作内容を示す操作情報を出力する。
表示部204は、例えば、液晶ディスプレイである。表示部204は、料金収受処理の操作内容を示す情報や、監視盤10から受信した情報に応じた画像を表示する。
近距離通信部205は、近距離無線通信により、HMD30との間で情報の送受信をするインターフェースである。
挿入口206は、通行券、カード、又は、キープレートが挿入される挿入口である。なお、挿入口206は、通行券を挿入する挿入口、カードを挿入する挿入口、及びキープレートを挿入する挿入口として、それぞれが物理的に別々な挿入口を備えてもよい。
HMD30は、制御部301と、近距離通信部302と、操作部303と、表示部304と、カメラ305と、マイク306と、記憶部307と、スピーカー308と、通信部309と、を備える。
制御部301は、近距離通信部302、操作部303、カメラ305、又はマイク306から入力する情報に応じて、収受員の次操作を案内するための案内情報を記憶部307から読み出し、表示部304に表示させる。例えば、制御部301は、動作状態信号、又は、表示部304に案内情報が表示されているときに入力された操作内容を示す操作情報に基づき、表示部304に表示されている案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたか否かを判定する動作状態信号又は操作情報に基づき、表示部304に表示されている案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたと判定した場合、制御部301は、次操作の案内情報を表示するよう表示部304を制御する。
本実施形態において、制御部301は、マイク306から入力される操作を示す操作情報に基づき、表示部304に表示されている案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたか否かを判定する。具体的に説明すると、制御部301は、マイク306から入力する音信号に基づき、音信号に含まれる操作情報を取得する。制御部301は、音信号を解析して、予め決められた標語(フレーズ)を操作情報として取得する。制御部301は、取得された操作情報に基づき、音信号に含まれる標語が、表示部304に表示されている案内情報に対応する標語(つまり、操作完了を確認するために予め決められた標語)である場合、案内情報が示す操作が実行されたと判定する。
また、制御部301は、操作部303を介して収受員から受け付けた操作内容を示す操作情報に基づき、表示部304に表示されている案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたか否かを判定する。
さらに、制御部301は、カメラ305からの画像データに基づき、車線制御装置20が設置される走行レーンを進入する車両の車両ナンバーを取得する。制御部301は、取得した車両ナンバーを、案内情報と共に、表示部304に表示させる。
また、制御部301は、監視盤10から受信したコマンドに基づき、動作する。例えば、制御部301は、監視盤10から受信したコマンドに基づき、料金収受処理を実行する。また、制御部301は、監視盤10から受信した情報に応じた案内情報を記憶部307から読み出し、表示部304に表示させる。
さらに、制御部301は、料金収受処理を行うために予め決められた操作の流れに従って次操作の案内情報を表示させると共に、割り引き対象者に対する割引金額での料金収受処理が要求された場合、割引金額での料金収受処理を行うために予め決められた操作の流れに従って次操作の案内情報を表示させる。例えば、制御部301は、障害者割り引きの対象者に対する割引金額での料金収受処理(以下、障害者対象処理という)が要求された場合、割引金額での料金収受処理を行うための案内情報を表示部304に表示させる。
近距離通信部302は、近距離無線通信により、車線制御装置20との間で情報の送受信をするインターフェースである。
操作部303は、例えば、タッチパネル又は操作ボタン等を含む。操作部303は、例えばHMD30を装着した収受員によって操作され、受け付けた操作内容を示す操作情報を出力する。
表示部304は、例えば、液晶ディスプレイである。表示部304は、監視盤10から受信した情報に応じた画像を表示する。
カメラ305は、HMD30を装着した収受員の視界に含まれる景色を撮影し、画像データを制御部301に出力する。
マイク306は、HMD30を装着した収受員の音声を集音し、音信号を制御部301に出力する。
記憶部307は、案内情報を表示部304に表示するための画像データを記憶する。また、記憶部307は、制御部301による処理を実行させるためのプログラムを記憶する。
スピーカー308は、制御部301の制御の下、監視盤10から受信した音信号に基づく音を出力する
通信部309は、ネットワークを介して、監視盤10との間で情報の送受信をするインターフェースである。
次に、図3,4を参照して、料金収受処理の開始作業の一例について説明する。図3は、料金収受処理の開始作業の一例について説明するためのシーケンス図である。図4は、料金収受処理の開始作業において収受員の操作を案内するための案内画面の一例を示す。図4は、案内情報を含む案内画面の一例である画面(1)〜画面(6)を示す。
(ステップST1)
収受員は、はじめ、料金所事務所にいる。収受員は、料金所事務室から収受員ブースに移動する際、HMD30の操作部303を介してHMD30の電源を投入する。
(ステップST2)
HMD30の制御部301は、電源が投入されると、記憶部307から画面(1)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(1)を表示する。画面(1)には、収受員に現時点の操作を案内するための案内メッセージ(例えば、「進入車両に十分注意してブースへ移動してください。」)が表示される。また、画面(1)には、現時点の操作案内における次処理を案内するための次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]“車両安全確認よし!”と発声してください。」)が表示される。
(ステップST3)
次いで、収受員は、画面(1)の案内メッセージに従って、料金所事務所から収受員ブースに移動する。収受員ブースに移動する際、例えば、走行レーンに出る場合、収受員は、画面(1)の次処理案内メッセージに従って、“車両安全確認よし!”と発声する。
(ステップST4)
HMD30の制御部301は、マイク306から入力する音信号に基づき、音信号に“車両安全確認よし!”という音声が含まれているかを判定する。音信号に“車両安全確認よし!”という音声が含まれている場合、制御部301は、次操作を案内するための画面(2)の画像データを記憶部307から読み出し、表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(2)を表示する。画面(2)には、収受員に現時点の操作を案内するための案内メッセージ(例えば、「車線制御装置のキーをONしてください。」)が表示される。また、画面(2)には、現時点の操作案内における次処理を案内するための次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]車線制御装置のキーON。」)が表示される。なお、このとき、車線制御装置20は、信号灯50と信号灯70とを赤信号に制御している。
(ステップST5)
次いで、収受員は、画面(2)の案内メッセージに従って、車線制御装置20の電源を投入する。
(ステップST6)
車線制御装置20は、収受員により、操作部303を介して電源が投入される。
(ステップST7)
電源が投入され、正常に起動したと判定した場合、車線制御装置20の制御部201は、近距離通信部205を介して、正常起動信号をHMD30に送信する。
(ステップST8)
HMD30の制御部301は、近距離通信部302を介して正常起動信号を受信したと判定した場合、次操作を案内するための画面(3)の画像データを記憶部307から読み出し、画面(3)を表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(3)を表示する。画面(3)には、収受員に現時点の操作を案内するための案内メッセージ(例えば、「収受員キープレートを挿入してください。」)が表示される。また、画面(3)には、現時点の操作案内における次処理を案内するための次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]「キープレートの挿入。」)が表示される。
(ステップST9)
次いで、収受員は、画面(3)の案内メッセージに従って、車線制御装置20の挿入口206にキープレートを挿入する。
(ステップST10)
車線制御装置20は、挿入口206にキープレートが挿入されたことを検出した場合、挿入されたキープレートから情報を読み出す。制御部201は、読み出した情報に基づき、料金収受処理の動作を開始する。
(ステップST11)
料金収受処理の動作を開始した場合、車線制御装置20の制御部201は、近距離通信部205を介して、料金収受処理開始信号をHMD30に送信する。
(ステップST12)
HMD30の制御部301は、近距離通信部302を介して料金収受処理開始信号を受信したと判定した場合、次操作を案内するための画面(4)の画像データを記憶部307から読み出し、表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(4)を表示する。画面(4)には、収受員に現時点の操作を案内するための案内メッセージ(例えば、「信号灯が赤である事を確認して車線開放してください。」)が表示される。また、画面(4)には、現時点の操作案内における次処理を案内するための次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]“車線開放よし!”と発声してください。」)が表示される。
(ステップST13)
次いで、収受員は、画面(4)の案内メッセージに従って、進入バーを上げて、車線を開放する。
(ステップST14)
進入バーを上げて車線を開放した後、収受員は、画面(4)の次処理案内メッセージに従って、“車線開放よし!”と発声する。
(ステップST15)
HMD30の制御部301は、マイク306から入力する音信号に基づき、音信号に“車線開放よし!”という音声が含まれているかを判定する。音信号に“車線開放よし!”という音声が含まれている場合、制御部301は、次操作を案内するための画面(5)の画像データを記憶部307から読み出し、表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(5)を表示する。画面(5)には、収受員に現時点の操作を案内するための案内メッセージ(例えば、「車線制御装置のキーを信号灯青にしてください。」)が表示される。また、画面(5)には、現時点の操作案内における次処理を案内するための次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]車線制御装置のキーを信号灯青。」)が表示される。
(ステップST16)
次いで、収受員は、画面(5)の案内メッセージに従って、信号灯50を青に変更する操作を、車線制御装置20の操作部203に対して行う。
(ステップST17)
車線制御装置20は、操作部203から出力される操作情報に基づき、信号灯50の点灯色を青にするよう制御する。
(ステップST18)
信号灯50の点灯色を青にするよう制御した場合、車線制御装置20の制御部201は、近距離通信部205を介して、信号灯青切替信号をHMD30に送信する。
(ステップST19)
HMD30の制御部301は、近距離通信部302を介して信号灯青切替信号を受信したと判定した場合、記憶部307から次操作を示す画面(6)の画像データを読み出し、画面(6)を表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(6)を表示する。画面(6)には、収受員に現時点の操作を案内するための案内メッセージ(例えば、「収受を開始してください。」)が表示される。また、画面(6)には、現時点の操作案内における次処理を案内するための次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]収受処理開始で表示消えます」)が表示される。
次に、図5を参照して、本実施形態に係るHMD30の処理フローの一例について説明する。図5は、料金収受処理の開始作業を案内するためのHMD30の処理フローの一例を示すフローチャートである。
(ステップST101)
制御部301は、電源が投入されると開始トリガーが入力されたか否かを判定する。例えば、HMD30に電源が投入された場合、制御部301は、開始トリガーが入力されたと判定する。なお、本発明はこれに限られない。例えば、収受員ブースの入り口に設置された検知センサーが、収受員ブースへの人物の入場を検出した場合、開始トリガーが入力されたと判定する。
(ステップST102)
制御部301は、開始トリガーが入力されたと判定した場合、記憶部307から最初の操作を案内するための画面(1)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST103)
次いで、制御部301は、マイク306から入力する音信号を解析して、音信号に含まれる内容を取得する。制御部301は、解析結果に基づき、音信号に、予め決められた車両安全確認標語(例えば、“車両安全確認よし!”)が含まれているか否かを判定する。
(ステップST104)
制御部301は、音信号に予め決められた車両安全確認標語が含まれていると判定した場合、記憶部307から画面(1)の次操作を案内するための画面(2)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST105)
次いで、制御部301は、近距離通信部302を介して、車線制御装置20から正常起動信号を受信したか否かを判定する。
(ステップST106)
制御部301は、車線制御装置20から正常起動信号を受信したと判定した場合、記憶部307から画面(2)の次操作を案内するための画面(3)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST107)
次いで、制御部301は、近距離通信部302を介して、車線制御装置20から料金収受処理開始信号を受信したか否かを判定する。
(ステップST108)
制御部301は、車線制御装置20から料金収受処理開始信号を受信したと判定した場合、記憶部307から画面(3)の次操作を案内するための画面(4)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST109)
次いで、制御部301は、マイク306から入力する音信号を解析して、音信号に含まれる内容を取得する。制御部301は、解析結果に基づき、音信号に、予め決められた車線開放確認標語(例えば、“車線開放よし!”)が含まれているか否かを判定する。
(ステップST110)
制御部301は、音信号に予め決められた車線開放確認標語が含まれていると判定した場合、記憶部307から画面(4)の次操作を案内するための画面(5)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST111)
次いで、制御部301は、近距離通信部302を介して、車線制御装置20から信号灯青切替信号を受信したか否かを判定する。
(ステップST112)
制御部301は、車線制御装置20から信号灯青切替信号を受信したと判定した場合、記憶部307から画面(5)の次操作を案内するための画面(6)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
次に、図6,7を参照して、料金収受処理作業の一例について説明する。図6は、料金収受処理作業の一例について説明するためのシーケンス図である。図7は、料金収受処理作業において収受員の次操作を案内するための案内画面の一例を示す。図7は、案内画面の一例である画面(11)〜画面(15)を示す。
(ステップST21)
HMD30の制御部301は、カメラ305から出力される画像データに基づき、車両ナンバーを取得する。
(ステップST22)
HMD30の制御部301は、カメラ305からの画像データから車両ナンバーが取得された場合、記憶部307から画面(11)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。また、HMD30の制御部301は、取得した車両ナンバーを示す画像を画面(11)内の所定位置に表示させる。これにより、表示部304は、画面(11)と車両ナンバーとを表示する。画面(11)には、収受員に現時点の操作を案内するための案内メッセージ(例えば、「車両が来ました。通行券又はカードを受け取って下さい。」が表示される。また、画面(11)には、現時点の操作案内における次処理を案内するための次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]車線制御装置への通行券挿入、又は、カード挿入」)が表示される。
(ステップST23)
次いで、収受員は、画面(11)の案内メッセージに従って、ドライバーから通行券又はカードを受け取る。
(ステップST24)
また、収受員は、画面(11)の次処理案内メッセージに従って、受け取った通行券又はカードを、車線制御装置20の挿入口206に挿入する。
(ステップST25)
車線制御装置20の制御部201は、挿入口206から挿入される通行券又はカードから情報を読み取る。
(ステップST26)
車線制御装置20の制御部201は、挿入された通行券又はカードから読み取った情報を、近距離通信部205を介してHMD30に送信する。
(ステップST27)
HMD30の制御部301は、車線制御装置20から通行券又はカードから読み取った情報を受信したと判定した場合、障害者手帳割引を案内するための画面(12)の画像データを記憶部307から読み出し、画面(12)を表示部304に表示させる。また、HMD30の制御部301は、取得した車両ナンバーを示す画像を画面(12)内の所定位置に表示させる。これにより、表示部304は、画面(12)と車両ナンバーとを表示する。画面(12)には、収受員に障害者手帳割引を案内するための案内メッセージ(例えば、「障害者割引の申告があった場合、“障害者割引を行います”と発声してください。」)が表示される。また、画面(12)には、次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]「障害者手帳を受け取ってください。」)が表示される。
(ステップST28)
ドライバー又は同乗者から障害者割引の申告があった場合、収受員は、画面(12)の案内メッセージに従って、“障害者割引を行います(証明書確認標語)”と発声する。
(ステップST29)
HMD30の制御部301は、マイク306から入力する音信号に基づき、音信号に“障害者割引を行います(証明書確認標語)”という音声が含まれているかを判定する。音信号に“障害者割引を行います(証明書確認標語)”という音声が含まれている場合、制御部301は、記憶部307から次操作を示す画面(13)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。また、HMD30の制御部301は、取得した車両ナンバーを示す画像を画面(13)内の所定位置に表示させる。これにより、表示部304は、画面(13)と車両ナンバーとを表示する。画面(13)には、収受員に現時点の操作を案内するための案内メッセージ(例えば、「障害者手帳とプレート番号を確認してください。」)が表示される。また、画面(13)には、現時点の操作案内における次処理を案内するための次処理案内メッセージ次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]証明書返却時に“ありがとうございます”と発声してください。」)が表示される。
(ステップST30)
次いで、収受員は、画面(13)の案内メッセージに従って、障害者手帳を確認する。このとき、収受員は、障害者手帳に記載されている車両ナンバーと、表示部304に表示されている車両ナンバーが一致しているか否かを確認する。また、収受員は、障害者手帳に表示されている人物の写真と、車両に乗車している同乗者とが一致するか否かを確認する。収受員は、車両ナンバーが障害者手帳の記載と一致し、且つ、同乗者が写真と一致した場合、車両が障害者割引の対象車両であると判定する。
(ステップST31)
車両が障害者割引の対象車両である場合、収受員は、画面(13)の次処理案内メッセージに従って、障害者手帳を返却し、“ありがとうございます”と発声する。
(ステップST32)
HMD30の制御部301は、マイク306から入力する音信号に基づき、音信号に“ありがとうございます”という音声が含まれているかを判定する。音信号に“ありがとうございます”という音声が含まれている場合、制御部301は、記憶部307から次操作を示す画面(14)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。また、HMD30の制御部301は、取得した車両ナンバーを示す画像を画面(14)内の所定位置に表示させる。これにより、表示部304は、画面(14)と車両ナンバーとを表示する。画面(14)には、収受員に現時点の操作を案内するための案内メッセージ(例えば、「障害者ボタンを押して、障害者割引を実行してください。」)が表示される。また、画面(14)には、現時点の操作案内における次処理を案内するための次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]障害者対応処理を行ってください。」)が表示される。
(ステップST33)
次いで、収受員は、画面(14)の案内メッセージに従って、車線制御装置20の操作部203に含まれる障害者ボタンを押す。
(ステップST34)
車線制御装置20の制御部201は、障害者ボタンが押された場合、操作部203から出力される操作情報に基づき、障害者対応処理を実行する。具体的に説明すると、制御部201は、ステップST25において読み取った情報に基づき、通行料金を算出する。ここで、制御部201は、算出した通行料金に対して障害者のための割り引き料金を適用し、割引後の通行料金を算出する。制御部201は、算出した割り引き後の通行料金に基づき料金収受処理を実行する。
(ステップST35)
障害者対応処理の実行が完了した場合、車線制御装置20の制御部201は、近距離通信部205を介して、収受完了信号をHMD30に送信する。
(ステップST36)
HMD30の制御部301は、近距離通信部302を介して収受完了信号を受信したと判定した場合、記憶部307から次操作を示す画面(15)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(154)を表示する。画面(15)には、収受員に現時点の操作を案内するための案内メッセージ(例えば、「料金収受が完了しました。お疲れ様でした。」)が表示される。また、画面(15)には、現時点の操作案内における次処理を案内するための次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]次の車両が来るまで待機。」)が表示される。
次に、図8を参照して、本実施形態に係るHMD30の処理フローの一例について説明する。図8は、料金収受処理作業を案内するためのHMD30の処理フローの一例を示すフローチャートである。
(ステップST201)
制御部301は、車両ナンバーを取得したか否かを判定する。例えば、制御部301は、カメラ305からの画像データを画像解析して、画像データに含まれる内容を取得する。制御部301は、画像データから予め決められたナンバープレートに相当する画像を検出した場合、このナンバープレートに相当する画像から文字情報を解析して得る。制御部301は、解析結果に基づき、画像データから車両ナンバーを取得する。なお、本発明はこれに限られず、アイランドに設けられた車両カメラ(図示せず)からの画像データに基づき、画像解析により車両ナンバーを取得するものであってもよい。
(ステップST202)
制御部301は、車両ナンバーが取得されたと判定した場合、記憶部307から最初の操作を案内するための画面(11)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST203)
制御部301は、車線制御装置20に挿入された通行券又はカードから読み取った情報を、車線制御装置20から受信したか否かを判定する。
(ステップST204)
制御部301は、車線制御装置20から通行券又はカードから読み取った情報を受信したと判定した場合、記憶部307から画面(11)の次操作を案内するための画面(12)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST205)
次いで、制御部301は、マイク306から入力する音信号を解析して、音信号に含まれる内容を取得する。制御部301は、解析結果に基づき、音信号に、予め決められた証明書確認標語(例えば、“障害者割引を行います”)が含まれているか否かを判定する。
(ステップST206)
制御部301は、音信号に予め決められた証明書確認標語が含まれていると判定した場合、記憶部307から画面(12)の次操作を案内するための画面(13)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST207)
次いで、制御部301は、マイク306から入力する音信号を解析して、音信号に含まれる内容を取得する。制御部301は、解析結果に基づき、音信号に、予め決められた証明書返却標語(例えば、“ありがとうございます”)が含まれているか否かを判定する。
(ステップST208)
制御部301は、音信号に予め決められた証明書返却標語が含まれていると判定した場合、記憶部307から画面(13)の次操作を案内するための画面(14)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST209)
次いで、制御部301は、近距離通信部302を介して、車線制御装置20から収受完了信号を受信したか否かを判定する。
(ステップST210)
制御部301は、車線制御装置20から収受完了信号を受信したと判定した場合、記憶部307から画面(14)の次操作を案内するための画面(15)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
また、制御部301は、ステップST205の判定において、音信号に予め決められた証明書確認標語が含まれていないと判定した場合、ステップST209の処理に移行する。
次に、図9,10を参照して、機械異常時の作業支援の一例について説明する。図9は、機械異常時の作業支援の一例について説明するためのシーケンス図である。図10は、機械異常時の作業支援のための案内画面の一例を示す。図10は、案内情報を含む案内画面の一例である画面(21)〜画面(23)を示す。
(ステップST51)
車線制御装置20、信号灯50、料金表示器60、信号灯70、発進制御機80、車両検知装置90、及び進入制御機100のうち少なくともいずれか1つにおいて、異常が発生したとする。車線制御装置20の制御部201は、異常を検出した場合、近距離通信部205を介して、該当する機械に異常が発生したことを示す動作状態信号(以下、機械異常発生信号という)をHMD30に送信する。また、車線制御装置20の制御部201は、検出した異常内容を、表示部204に表示させる。
(ステップST52)
HMD30の制御部301は、近距離通信部302を介して機械異常発生信号を受信したと判定した場合、次操作を案内するための画面(21)の画像データを記憶部307から読み出し、画面(21)を表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(21)を表示する。画面(21)には、収受員に機械異常を通知するための案内メッセージ(例えば、「○○の機械異常が発生しました。」「○○を確認してください。」)が表示される。また、画面(21)には、次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]「監督員の指示に従ってください。」)が表示される。
(ステップST53)
収受員は、画面(21)の案内メッセージに従って、監督員からの指示を待つ。この時、収受員は、収受員ブース40の中に入って、車線制御装置20の表示部204に表示されている異常内容を見ていると考えられる。HMD30のカメラ305は、収受員の視界に含まれる車線制御装置20の表示部204に表示されている表示画面を撮影し、画像データを生成する。HMD30の制御部301は、カメラ305から出力される画像データを、通信部309を介して、監視盤10に送信する。
(ステップST54)
監視盤10は、通信部102を介してHMD30から画像データを受信し、表示部104に表示させる。監督員は、表示部104に表示される画像に基づき、異常が発生した機械の状況を遠隔地から確認する。
(ステップST55)
監督員は、表示部104に表示される画像を見ながら、機械の状況から異常内容を確認し、収受員への指示を検討する。
(ステップST56)
そして、監督員は、インターフォン105をオンにして、口頭で収受員に操作を指示する。例えば、監督員は、信号灯50が青である場合は赤に変更して車線を閉鎖して、異常が発生している機械まで移動して、異常内容を確認するよう口頭で指示する。監視盤10は、通信部102を介して、インターフォン105から入力した音声信号をHMD30に送信する。
(ステップST57)
そして、HMD30は、監視盤10から受信した音声信号をスピーカー308から出力させる。
(ステップST58)
次いで、収受員は、監督員からの口頭による指示に従って、信号灯50の表示が青信号である場合、車線制御装置20の操作部203を操作して、信号灯50の表示を赤信号にするよう指示する。
(ステップST59)
車線制御装置20の制御部201は、操作部203からの操作に従い、信号灯50の表示を赤信号に制御する。
(ステップST60)
そして、車線制御装置20の制御部201は、近距離通信部205を介して、車線を閉鎖するための操作を指示する車線閉鎖信号をHMD30に送信する。
(ステップST61)
HMD30の制御部301は、近距離通信部302を介して車線封鎖信号を受信したと判定した場合、次操作を案内するための画面(22)の画像データを記憶部307から読み出し、表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(22)を表示する。画面(22)には、収受員に車線を閉鎖するための手順を指示する案内メッセージ(例えば、「信号灯が赤である事を確認して車線封鎖してください。」)が表示される。また、画面(22)には、次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]「“車線封鎖よし!”と発声してください。」)が表示される。
(ステップST62)
次いで、収受員は、画面(22)の案内メッセージに従って、進入制御機100の進入バーを手動で下げ、車線を閉鎖する。
(ステップST63)
進入バーを下げて車線を閉鎖した後、収受員は、画面(22)の次処理案内メッセージに従って、“車線閉鎖よし!”と発声する。
(ステップST64)
HMD30の制御部301は、マイク306から入力する音信号に基づき、音信号に“車線閉鎖よし!”という音声が含まれているかを判定する。音信号に“車線閉鎖よし!”という音声が含まれている場合、制御部301は、次操作を案内するための画面(23)の画像データを記憶部307から読み出し、表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(23)を表示する。画面(23)には、現時点の操作を収受員に案内するための案内メッセージ(例えば、「勤務終了をしてください。」)が表示される。また、画面(23)には、次処理を案内するための次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]勤務終了作業を実施してください。」)が表示される。
(ステップST65)
収受員は、画面(23)の案内メッセージに従って、車線制御装置20の操作部203を介して、勤務終了を指示する。
(ステップST66)
車線制御装置20は、操作部203から出力される操作情報に基づき、勤務終了処理を実行する。
(ステップST67)
一方、監督員は、保守会社へ連絡して、異常が発生した機械が設置されている車線を伝え、機械の修理を依頼する。ここで、監督員は、HMD30から送信された画像データ、又は、監督員が把握した機械の異常内容を、監視盤10から保守会社のコンピュータに送信してもよい。
次に、図11を参照して、本実施形態に係るHMD30の処理フローの一例について説明する。図11は、機械異常時の作業を案内するためのHMD30の処理フローの一例を示すフローチャートである。
(ステップST301)
HMD30の制御部301は、車線制御装置20から機械異常発生信号を受信したか否かを判定する。
(ステップST302)
制御部301は、車線制御装置20から機械異常発生信号を受信したと判定した場合、記憶部307から画面(21)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST303)
次いで、制御部301は、信号灯50の表示が赤信号であるか否かを判定する。例えば、制御部301は、車線制御装置20から信号灯50の表示が赤信号であることを示す信号灯赤信号を受信した場合、信号灯50の表示が赤であると判定する。
(ステップST304)
制御部301は、信号灯50の表示が赤であると判定した場合、記憶部307から画面(22)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST305)
次いで、制御部301は、マイク306から入力する音信号を解析して、音信号に含まれる内容を取得する。制御部301は、解析結果に基づき、音信号に、予め決められた車線閉鎖確認標語(例えば、“車線閉鎖よし!”)が含まれているか否かを判定する。
(ステップST306)
制御部301は、音信号に予め決められた車線閉鎖確認標語が含まれていると判定した場合、記憶部307から画面(23)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
次に、図12,13を参照して、消耗品交換時の作業支援の一例について説明する。図12は、消耗品交換時の作業支援の一例について説明するためのシーケンス図である。図13は、消耗品交換時の作業支援のための案内画面の一例を示す。図13は、案内情報を含む案内画面の一例である画面(31),画面(32)を示す。
(ステップST71)
例えば、車線制御装置20において、消耗品の交換が必要な事態として、領収書紙の紙不足が発生したとする。車線制御装置20の制御部201は、消耗品の交換が必要な事態を検出した場合、近距離通信部205を介して、検出した事態の内容を示す情報をHMD30に送信する。例えば、車線制御装置20の制御部201は、領収書の紙不足が発生したことを示す動作状態信号(以下、消耗品交換発生信号という)をHMD30に送信する。
(ステップST72)
HMD30の制御部301は、近距離通信部302を介して消耗品交換発生信号を受信したと判定した場合、次操作を案内するための画面(31)の画像データを記憶部307から読み出し、画面(31)を表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(31)を表示する。画面(31)には、収受員に消耗品の交換を通知するための案内メッセージ(例えば、「監督員が領収書紙を届けるまで待機してください。」)が表示される。また、画面(31)には、次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]「領収書紙を交換してください。」)が表示される。さらに、画面(31)には、交換方法として、交換対象が領収書発行機であることを示す画像が表示される。
(ステップST73)
収受員は、画面(31)の案内メッセージに従って、収受員ブース40で待機しながら、監督員の到着を待つ。
(ステップST74)
HMD30の制御部301は、画面(31)に基づき、不足した消耗品の交換を要求する情報を、通信部309を介して、監視盤10に送信する。
(ステップST75)
監視盤10は、通信部102を介してHMD30から情報を受信し、表示部104に表示させる。監督員は、表示部104に表示される情報に基づき、不足した消耗品と、消耗品の交換が必要な収受員ブース40とを遠隔地から確認する。
(ステップST76)
そして、監督員は、不足した消耗品の交換を要求する情報を送信した車線制御装置20の収受員ブース40に、要求された消耗品である領収書紙を届ける。
(ステップST77)
収受員は、監督員から新しい領収書紙を受け取る。そして、収受員は、領収書発行機から古い領収書紙を取り外し新しい領収書紙をセットして、消耗品を交換する。
(ステップST78)
車線制御装置20に搭載されている領収書発行機は、交換作業を実行する。例えば、領収書発行機は、新しい領収書紙がセットされた場合、領収書紙の先頭を引き込み、領収書紙の先頭を印刷可能位置に位置決めする。
(ステップST79)
領収書の位置決めが完了した場合、車線制御装置20は、領収書紙の交換が完了したと判定する。そして、車線制御装置20は、領収書紙の交換が完了したことを示す情報を、近距離通信部205を介してHMD30に送信する。
(ステップST80)
HMD30の制御部301は、領収書紙の交換が完了したことを示す情報を受信したと判定した場合、次操作を案内するための画面(32)の画像データを記憶部307から読み出し、画面(32)を表示部304に表示させる。これにより、表示部304は、画面(32)を表示する。画面(32)には、収受員に消耗品の交換が完了したことを通知するための案内メッセージ(例えば、「領収書紙が正常に交換されました。」)が表示される。また、画面(32)には、次処理案内メッセージ(例えば、「[次処理]「勤務を継続してください。」)が表示される。
(ステップST81)
収受員は、画面(32)の案内メッセージに従って、勤務を再開する。
次に、図14を参照して、本実施形態に係るHMD30の処理フローの一例について説明する。図14は、消耗品交換時の作業を案内するためのHMD30の処理フローの一例を示すフローチャートである。
(ステップST401)
HMD30の制御部301は、車線制御装置20から消耗品交換発生信号を受信したか否かを判定する。
(ステップST402)
制御部301は、車線制御装置20から消耗品交換発生信号を受信したと判定した場合、記憶部307から画面(31)の画像データを読み出し、表示部304に表示させる。
(ステップST403)
次いで、制御部301は、消耗品の交換が完了したか否かを判定する。
(ステップST404)
制御部301は、消耗品の交換が完了したことを示す情報を車線制御装置20から受信したと判定した場合、画面(32)の画像データを記憶部307から読み出し、画面(32)を表示部304に表示させる。
上述の通り、本発明の一実施形態によると、HMD30は、収受員の操作を案内するための案内情報を表示部304に表示する。ここで、HMD30は、車線制御装置20の動作状態情報又は操作情報に基づき、表示部304に表示されている操作が実行されたか否かを判定する。実行されたと判定した場合、HMD30は、次操作を案内するための案内情報を表示部304に表示する。これにより、収受員は、HMD30の表示部304に表示されている案内情報に従って操作を実行することにより、料金収受処を行うことができる。よって、収受員の作業を支援することができる。そして、収受員が各個別処理に慣れていない場合であって、収受員の作業が円滑化され、出口料金所においてドライバーを待たせる時間を短縮し、渋滞の発生を抑えることができる。
また、本発明の一実施形態によると、HMD30は、表示部304に表示されている案内情報に応じて予め決められている操作情報に基づき、表示部304に表示されている操作が実行されたか否かを判定することができる。これにより、HMD30は、案内情報に応じた収受員の操作を受けて、次操作の案内情報を表示部304に表示することができる。よって、次操作の案内を要求する収受員の操作を省略することができ、収受員の作業を支援することができる。
さらに、本発明の一実施形態によると、HMD30は、車線制御装置20から受信した動作状態情報に基づき、表示部304に表示されている操作が実行されたか否かを判定することができる。これにより、HMD30は、収受員からの操作を受けずとも、車線制御装置20からの動作状態情報を受けて、次操作の案内情報を表示部304に表示することができる。よって、次操作の案内を要求する収受員の操作を省略することができ、収受員の作業を支援することができる。
また、本発明の一実施形態によると、HMD30は、マイク306から入力する音信号から操作情報を取得することができる。つまり、HMD30は、音声認識によって案内情報の画面遷移を実行できる。これにより、収受員は、手入力等の操作をせずとも、操作状態をHMD30に通知することができ、簡単な作業で業務を実行することができる。
さらに、本発明の一実施形態によると、HMD30は、マイク306から入力する音信号から、操作完了を確認するために予め決められた標語を取得した場合、表示部304に表示されている案内情報の操作が実行されたと判定することができる。これにより、収受員は、操作完了を自らの発声により確認すると共に、現操作の実行が完了したことをHMD30に通知することができる。よって、収受員の作業を支援するとともに、確認作業を確実に実行させることができる。なお、料金所事務室から収受員ブース40に移動するときや、走行レーンに出て作業するときは、危険性が高まる。このような場合、収受員が声に出して安全を確認することにより、作業を安全に実行することができる。
また、本発明の一実施形態によると、HMD30は、カメラ305から出力される画像データに基づき、走行レーンを進入する車両の車両ナンバーを取得し、取得した車両ナンバーを表示部304に表示させることができる。これにより、収受員は、障害者対応処理において、障害者手帳に記載されている車両ナンバーと、進入してきた車両の車両ナンバーとが一致しているか否かを確認する場合、表示部304の表示により進入してきた車両の車両ナンバーを確認することができる。よって、収受員は、車両の前方に回り込んで車両ナンバーを確認する等の作業をせずとも、車両ナンバーを確認できる。従って、収受員の作業を支援することができる。
さらに、本発明の一実施形態によると、HMD30は、監視盤10から受信した情報に応じた案内情報を表示部304に表示させることができる。よって、収受員がHMD30の案内情報の通り操作できなかった場合や操作に迷った場合であっても、監視盤10で待機している監視員が、収受員への案内を手助けすることができる。従って、収受員は、監視員の指示を受けると共に、HMD30の案内情報に従って収受処理を実行することができる。
なお、HMD30は、カメラ305が撮影した画像を監視盤10に送信するものであってもよい。この場合、監視員は、HMD30から受信した画像を確認しながら、収受員の手助けをすることができる。
また、本発明の一実施形態によると、HMD30は、料金収受処理を行うために予め決められた操作の流れに従って次操作の案内情報を表示する共に、割り引き対象者に対する割引金額での料金収受処理が要求された場合、割引金額での料金収受処理を行うために予め決められた操作の流れに従って次操作の案内情報を表示することができる。よって、収受員は、一般的な料金収受処理を実行している途中であっても、個別対応が必要な料金収受処理を実行することができる。
本発明は上記実施形態に限られない。例えば、HMD30は、図3〜5を参照して説明した料金収受処理の開始作業を、走行レーンを開放してから閉鎖するまでの作業ごとに、実行するものであってもよい。
また、料金収受処理作業は、図6〜8を参照して説明したものに限られない。例えば、HMD30は、通行券が破損していた場合や、通行券を紛失してしまった場合の個別処理についても、個別処理に応じた案内情報を案内することができる。ここで、HMD30は、通常の料金収受処理を実行している途中であっても、個別処理の実行が必要となったときに個別処理の案内が要求された場合、案内情報の提供フローを切り替えることができる。
さらに、HMD30は、監視盤10と直接ネットワークを介して接続され、相互通信を行うものであってもよい。
また、車線制御装置20の操作部203は、進入バーの開放を制御するスイッチを備えるものであってもよい。この場合、車線制御装置20は、このスイッチから進入バーの開放が指示されると、進入バーを上げるよう制御する。よって、収受員は走行レーンに出なくても、進入バーを開放することができる。
さらに、HMD30は、カメラ305からの画像データから、障害者手帳に記載された車両ナンバーや対象者の名前、番号等を画像認識技術によって検出するものであってよい。この場合、HMD30は、車両の画像から取得した車両ナンバーと障害者手帳から取得したナンバーが一致した場合、対象車両であると判定するものであってもよい。また、HMD30は、障害者手帳から取得した番号を監視盤10に送信し、障害者手帳の番号が正当なものであると判定された場合、対象車両であると判定するものであってもよい。障害者割引処理の対象車両であると判定した場合、HMD30は、一般的な料金収受処理から、障害者割引処理に自動的に切り替えるものであってもよい。
また、本発明における監視盤10、車線制御装置20、及びHMD30の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより工程を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
10 監視盤
20 車線制御装置(料金収受機)
30 HMD
40 収受員ブース
50 信号灯
60 料金表示器
70 信号灯
80 発進制御機
90 車両検知装置
101 制御部
102 通信部
103 操作部
104 表示部
201 制御部
202 通信部
203 操作部
204 表示部
205 近距離通信部
206 挿入口
301 制御部
302 近距離通信部
303 操作部
304 表示部
305 カメラ
306 マイク
307 記憶部

Claims (8)

  1. 収受員が装着するヘッドマウントディスプレイと、前記収受員からの操作を受けて料金収受処理を行う料金収受機とを備える料金収受システムにおいて、
    前記料金収受機は、
    前記料金収受機の動作状態を示す動作状態信号を前記ヘッドマウントディスプレイに送信する送信部を備え、
    前記ヘッドマウントディスプレイは、
    前記収受員の操作を案内するための案内情報を表示する表示部と、
    前記料金収受機から前記動作状態信号を受信する受信部と、
    前記動作状態信号、又は、前記表示部に前記案内情報が表示されているときに入力された操作内容を示す操作情報に基づき、前記表示部に表示されている前記案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたか否かを判定し、実行されたと判定した場合、次操作を案内するための次操作案内情報を表示するよう前記表示部を制御する制御部とを有することを特徴とする料金収受システム。
  2. 前記ヘッドマウントディスプレイは、さらにマイクを備え、
    前記制御部は、
    前記マイクから入力する音信号に基づき、前記音信号から前記操作情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の料金収受システム。
  3. 前記制御部は、
    前記表示部に表示されている前記案内情報が案内する操作の完了を確認するために予め決められたフレーズが前記音信号に含まれる場合、前記表示部に表示されている前記案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたと判定することを特徴とする請求項2に記載の料金収受システム。
  4. 前記ヘッドマウントディスプレイは、さらにカメラを備え、
    前記制御部は、
    前記カメラからの画像データに基づき、前記料金収受機が設置される走行レーンを進入する車両の車両ナンバーを取得し、取得した前記車両ナンバーを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の料金収受システム。
  5. 前記料金収受システムは、前記料金収受機とネットワークを介して接続される監視盤をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記監視盤から受信した情報に応じた前記案内情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の料金収受システム。
  6. 前記制御部は、
    料金収受処理を行うために予め決められた操作の流れに従って前記次操作案内情報を表示させると共に、割り引き対象者に対する割引金額での料金収受処理が要求された場合、前記割引金額での料金収受処理を行うために予め決められた操作の流れに従って前記次操作案内情報を表示させることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の料金収受システム。
  7. 料金収受機が、
    前記料金収受機の動作状態を示す動作状態信号をヘッドマウントディスプレイに送信し、
    前記ヘッドマウントディスプレイが、
    収受員の操作を案内するための案内情報を表示部に表示し、
    前記料金収受機から前記動作状態信号を受信し、
    前記動作状態信号、又は、前記表示部に前記案内情報が表示されているときに入力された操作内容を示す操作情報に基づき、前記表示部に表示されている前記案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたか否かを判定し、
    実行されたと判定した場合、次操作を案内するための次操作案内情報を表示することを特徴とする料金収受方法。
  8. コンピュータを、
    収受員の操作を案内するための案内情報を表示する表示手段、
    前記収受員からの操作を受けて料金収受処理を行う料金収受機の動作状態を示す動作状態信号を前記料金収受機から受信する受信手段、
    前記動作状態信号、又は、表示部に前記案内情報が表示されているときに入力された操作内容を示す操作情報に基づき、前記表示部に表示されている前記案内情報に応じて予め決められている操作が実行されたか否かを判定し、実行されたと判定した場合、次操作を案内するための次操作案内情報を表示するよう前記表示手段を制御する制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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