JP2015162448A - ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池回路 - Google Patents

ブレーカー及びそれを備えた安全回路並びに2次電池回路 Download PDF

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【課題】小型で生産性のよいブレーカーを提供する。
【解決手段】ブレーカーは、固定接点を有する固定片と、可動接点を固定接点に押圧して接触させる可動片と、熱変形により可動接点が固定接点から離反するように可動片を作動させる熱応動素子と、これらを収容するケースとを備える。ケースのカバー部材81には、板状のカバー片9が埋設される。ケース7は、カバー片9の内面側に、薄肉部87と、薄肉部87から突出し、薄肉部87よりも厚さの大きい厚肉部88とを有する。カバー片9は、平面視で薄肉部87と重複する領域に、貫通孔91を有する。これにより、カバー片9をインサートしてケースを成型する際に、樹脂の流れが良好となり、ブレーカーの生産性が向上する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気機器の2次電池パック等に内蔵される小型のブレーカー等に関するものである。
従来、各種電気機器の2次電池やモーター等の保護装置(安全回路)としてブレーカーが使用されている。ブレーカーは、充放電中の2次電池の温度が過度に上昇した場合、又は自動車、家電製品等の機器に装備されるモーター等に過電流が流れた場合等の異常が生じた際に、2次電池やモーター等を保護するために電流を遮断する。このような保護装置として用いられるブレーカーは、機器の安全を確保するために、温度変化に追従して正確に動作する(良好な温度特性を有する)ことと、通電時の抵抗値が安定していることが求められる。
ブレーカーには、温度変化に応じて動作し、電流を導通又は遮断する熱応動素子が備えられている。特許文献1には、熱応動素子としてバイメタルを適用したブレーカーが示されている。バイメタルとは、熱膨張率の異なる2種類の板状の金属材料が積層されてなり、温度変化に応じて形状を変えることにより、接点の導通状態を制御する素子である。同文献に示されたブレーカーは、固定片、可動片、熱応動素子、PTCサーミスター等の部品が、ケースに収納されてなり、固定片及び可動片の端子が電気機器の電気回路に接続されて使用される。上記特許文献1に示されたブレーカーにおいて、樹脂ケースの剛性・強度を高めるために、カバー部材(同文献中における蓋部材72)には、金属板からなるカバー片が埋設されている。カバー片はインサート成形によってカバー部材に埋め込まれている(同文献の段落(0018)等参照)。
WO2012/169442号公報
1つの金型内に多数のキャビティ空間を設けたいわゆる多数個取り金型では、各キャビティ空間内での樹脂の流れを良好とすることが望ましい。しかしながら、特許文献1に記載されているブレーカーでは、上記インサート成形の際に、金型のキャビティ空間内に充填された樹脂材料が、カバー片によってせき止められ、樹脂の充填不良が生ずるおそれがある。特に、小型のブレーカーで樹脂の厚さが小さく設計されている箇所では、流路断面積が小さくなるため、この傾向が強くなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、小型で生産性のよいブレーカーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、固定接点を有する固定片と、可動接点を有し、この可動接点を前記固定接点に押圧して接触させる可動片と、温度変化に伴って変形することにより前記可動接点が前記固定接点から離反するように前記可動片を作動させる熱応動素子と、前記固定片、可動片及び熱応動素子を収容する樹脂からなるケースとを備えたブレーカーにおいて、前記ケースには、板状のカバー片が埋設され、前記ケースは、前記カバー片の内面側に、薄肉部と、前記薄肉部から突出し、前記薄肉部よりも厚さの大きい厚肉部とを有し、前記カバー片は、平面視で前記薄肉部と重複する領域に、貫通孔を有することを特徴とする。
本発明に係る前記ブレーカーにおいて、前記ケースの外面には、周辺部分から陥没する凹部が形成され、前記カバー片には、前記凹部から退避する退避部が形成され、前記退避部は、前記凹部の外縁に沿う形状であることが望ましい。
本発明に係る前記ブレーカーにおいて、前記ケースは、外面側に設けられたゲートから樹脂が充填されて形成され、前記凹部によってゲート跡が収容されることが望ましい。
本発明に係る前記ブレーカーにおいて、前記凹部は、製品の表面に形成される凹状の刻印である、又は製品の表面に形成される凸状の刻印の周辺に設けられている凹部であることが望ましい。
本発明に係る前記ブレーカーにおいて、前記可動片は、階段状に曲げられた段曲げ部と、前記段曲げ部の両端に配された上段部及び下段部とを有し、前記厚肉部が前記下段部と、前記薄肉部が前記上段部とそれぞれ当接していることが望ましい。
本発明の電気機器用の安全回路は、前記ブレーカーを備えたことを特徴とする。
本発明の2次電池パックは、前記ブレーカーを備えたことを特徴とする。
本発明のブレーカーによれば、樹脂ケースは、カバー片の内面側に、薄肉部と、薄肉部から突出し、薄肉部よりも厚さの大きい厚肉部とを有し、カバー片は、平面視で薄肉部と重複する領域に、貫通孔を有する。従って、カバー片をインサートしてケースを成型する際に、貫通孔を介して薄肉部に樹脂材料が流れ易くなる。これにより、薄肉部への樹脂材料の流れが良好なものとなり、樹脂材料の充填不良が抑制される。従って、小型のブレーカーでも多数個取りが容易となり、ブレーカーの生産性が向上する。
本発明の一実施形態によるブレーカーの概略構成を示す組立て斜視図。 通常の充電又は放電状態における上記ブレーカーを示す断面図。 過充電状態又は異常時などにおける上記ブレーカーを示す断面図。 上記ブレーカーのカバー部材の構成を示す斜視図。 上記カバー部材の構成を示す平面図。 図5におけるA−A線断面図。 上記カバー部材に埋設されるカバー片の構成を示す斜視図。 上記カバー部材の成形工程を示す断面図。 図8に続く上記カバー部材の成形工程を示す断面図。 図9に続く上記カバー部材の成形工程を示す断面図。 上記ブレーカーの樹脂ベースに上記カバー部材を装着する工程を示す断面図。 本発明の上記ブレーカーを備えた2次電池パックの構成を示す平面図。 本発明の上記ブレーカーを備えた安全回路の回路図。
本発明の一実施形態によるブレーカーについて図面を参照して説明する。図1乃至図3は、ブレーカーの構成を示している。ブレーカー1は、固定接点21を有する固定片2と、先端部に可動接点3を有する可動片4と、温度変化に伴って変形する熱応動素子5と、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスター6と、固定片2、可動片4、熱応動素子5及びPTCサーミスター6を収容するケース7等によって構成されている。ケース7は、樹脂ベース(第1ケース)71と樹脂ベース71の上面に装着されるカバー部材(第2ケース)81等によって構成されている。
固定片2は、リン青銅等を主成分とする金属板(この他、銅−チタン合金、洋白、黄銅などの金属板)をプレス加工することにより形成され、樹脂ベース71にインサート成形により埋め込まれている。固定片2の一端には外部回路と電気的に接続される端子22が形成され、他端側には、PTCサーミスター6を支持する支持部23が形成されている。PTCサーミスター6は、固定片2の支持部23に3箇所形成された凸状の突起(ダボ)24の上に載置されて、突起24に支持される。固定接点21は、銀、ニッケル、ニッケル−銀合金の他、銅−銀合金、金−銀合金などの導電性の良い材料のクラッド、メッキ又は塗布等により可動接点3に対向する位置に形成され、樹脂ベース71の上方に形成されている開口73bの一部から露出されている。端子22は樹脂ベース71の一端から外側に突き出されている。
本出願においては、特に断りのない限り、固定片2において、固定接点21が形成されている側の面(すなわち図1において上側の面)を表(おもて)面、その反対側の面を裏(うら)面として説明している。他の部品、例えば、可動片4及び熱応動素子5等についても同様である。
可動片4は、板状の金属材料をプレス加工することにより、長手方向の中心線に対して対称なアーム状に形成されている。可動片4の材料としては、固定片2と同等のリン青銅等を主成分とするものが好ましい。この他、銅−チタン合金、洋白、黄銅などの導電性弾性材料を用いてもよい。可動片4の長手方向の一端には外部回路と電気的に接続される端子41が形成されて樹脂ベース71から外側に露出される。可動片4の他端(アーム状の可動片4の先端に相当)には可動接点3が形成されている。可動接点3は、固定接点21と同等の材料によって形成され、溶接の他、クラッド、かしめ(crimping)等の手法によって可動片4の先端部に接合されている。可動片4は、可動接点3とは反対側に、端子41を有する。可動片4は、可動接点3と端子41の間に、挟持部42及び弾性部43を有している。挟持部42は、アーム状の可動片4の基端に相当し、ケース7に埋設されて挟持される。挟持部42は、端子41と弾性部43との間で樹脂ベース71及びカバー部材81と当接し、可動片4の短手方向に翼状に突出する突出部42aを有する。弾性部43は、挟持部42から可動接点3の側に延出されている。挟持部42において樹脂ベース71とカバー部材81によって裏表両面側から挟み込まれて可動片4が固定され、弾性部43が弾性変形することにより、その先端に形成されている可動接点3が固定接点21の側に押圧されて接触し、固定片2と可動片4とが通電可能となる。
樹脂ベース71とカバー部材81には、可動片4の挟持部42と当接し、挟持部42を固定状態で保持する保持部74と、挟持部42を保持部74に押圧する押え部87aとがそれぞれ形成されている。本実施形態では、樹脂ベース71の収納部73の外縁から樹脂ベース71の外壁に亘る領域に保持部74が形成されている。保持部74は、図1中、ケース7の底壁(内底面)の一部を構成する。また、カバー部材81において、可動片4を挟んで保持部74と対向する領域に押え部87aが形成されている。押え部87aは、ケース7の天壁(内天面)の一部を構成する。挟持部42は、その裏面において樹脂ベース71の保持部74と当接し、その表面においてカバー部材81の押え部87aと当接する。可動片4は、保持部74及び押え部87aによって挟持部42の裏表両面から挟み込まれて、ケース7に対して固定される。本実施形態においては、挟持部42が可動片4の短手方向に翼状に突出する突出部42aを有するので、挟持部42が幅広く大きな領域でケース7の保持部74及び押え部87aによって挟み込まれ、可動片4がケース7に対して強固に固定される。
可動片4は、弾性部43において、プレス加工により湾曲又は屈曲されている。湾曲又は屈曲の度合いは、熱応動素子5を収納できる限り特に限定はなく、動作温度及び復帰温度における弾性力、接点の押圧力などを考慮して適宜設定すればよい。また、弾性部43の裏面には、熱応動素子5に対向して一対の突起(接触部)44a,44bが形成されている。突起44a,44bと熱応動素子5とは接触して、突起44a,44bを介して熱応動素子5の変形が弾性部43に伝達される(図1、図2及び図3参照)。
また、可動片4には、可動片4の厚み方向に貫通し、樹脂ベース71の突起74aが挿通される貫通穴45と、階段状に曲げられた段曲げ部46と、段曲げ部46に形成された斜面47と、樹脂ベース71の位置決め部75と係合される一対の係合部48と、可動片4の長手方向に対して垂直な短手方向に可動片4の一部が切除されたくびれ部49が形成されている。貫通穴45、段曲げ部46、斜面47、係合部48及びくびれ部49は、弾性部43を挟んで可動接点3とは反対側、すなわち弾性部43に対して端子41の側に設けられている。貫通穴45は、くびれ部49において可動片4の長手方向の中心線上に設けられている。斜面47は、可動片4の短手方向に沿って連続して形成されている。係合部48は、可動片4の短手方向に沿って2箇所に設けられている。
貫通穴45は、可動片4の挟持部42に形成されている。挟持部42は、弾性部43に対して可動片4の短手方向に幅広に形成されている。これにより、挟持部42における可動片4の長手方向に垂直な断面積が、弾性部43における該断面積に対して大きい箇所となり、可動片4は、挟持部42において保持部74及び押え部87aによって、ケース7に対して強固に挟持・固定される。また、貫通穴45は、平面視で(可動片4の厚み方向に視て)可動片4の短手方向に長い長円形状に形成されている。
段曲げ部46の両端には、上段部46a及び下段部46bが配されている。上段部46aは、段曲げ部46に対して弾性部43の側に設けられている。突出部42aは、段曲げ部46から上段部46aに亘って形成されている。下段部46aは、段曲げ部46に対して端子41の側に設けられている。係合部48及びくびれ部49は、下段部46bに形成されている。
係合部48は、くびれ部49の端子41側の端縁にて形成される。くびれ部49は、挟持部42を挟んで弾性部43とは反対側で、挟持部42と端子41の間に配設されている。くびれ部49の幅寸法(可動片4の短手方向の長さ寸法、以下同様)は、弾性部43の幅寸法に対して同等以下に設定されているのが望ましいが、少なくとも挟持部42及び端子41の幅寸法よりも小さく設定されていればよい。本実施形態におけるくびれ部49は、挟持部42よりも端子41側の領域で弾性部としての機能を有しており、端子41に加えられた外力や衝撃を吸収し、可動接点3の位置を適正に維持する。
熱応動素子5は円弧状に湾曲した初期形状をなし、熱膨張率の異なる薄板材を積層することにより形成される。過熱により動作温度に達すると、熱応動素子5の湾曲形状は、スナップモーションを伴って逆反りし、冷却により復帰温度を下回ると復元する。熱応動素子5の初期形状は、プレス加工により形成することができる。所期の温度で熱応動素子5の逆反り動作により可動片4の弾性部43が押し上げられ、かつ弾性部43の弾性力により元に戻る限り、熱応動素子5の材質及び形状は特に限定されるものでないが、生産性及び逆反り動作の効率性の観点から矩形が望ましく、小型でありながら弾性部43を効率的に押し上げるために正方形に近い長方形であるのが望ましい。なお、熱応動素子5の材料としては、例えば、高膨脹側に銅−ニッケル−マンガン合金又はニッケル−クロム−鉄合金、低膨脹側に鉄−ニッケル合金をはじめとする、洋白、黄銅、ステンレス鋼など各種の合金からなる熱膨張率の異なる2種類の材料を積層したものが、所要条件に応じて組み合わせて使用される。
PTCサーミスター6は、熱応動素子5との間に配設されている。熱応動素子5の逆反り動作により固定片2と可動片4との通電が遮断されたとき、PTCサーミスター6に流れる電流が増大する。PTCサーミスター6は、温度上昇と共に抵抗値が増大して電流を制限する正特性サーミスターであれば、動作電流、動作電圧、動作温度、復帰温度などの必要に応じて種類を選択でき、その材料及び形状はこれらの諸特性を損なわない限り特に限定されるものではない。本実施形態では、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム又はチタン酸カルシウムを含むセラミック焼結体が用いられる。セラミック焼結体の他、ポリマーにカーボン等の導電性粒子を含有させたいわゆるポリマーPTCを用いてもよい。
ケース7を構成する樹脂ベース71及びカバー部材81は、難燃性のポリアミド、耐熱性に優れたポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの熱可塑性樹脂により成形されている。上述した樹脂と同等以上の特性が得られるのであれば、樹脂以外の材料を適用してもよい。樹脂ベース71には、熱応動素子5及びPTCサーミスター6などを収容するための収納部73及び可動片4を収納するための開口73a,73bなどが形成されている。なお、樹脂ベース71に組み込まれた可動片4、熱応動素子5及びPTCサーミスター6の端縁は、収納部73の内部に形成されている枠によってそれぞれ当接され、熱応動素子5の逆反り時に案内される。
また、樹脂ベース71は、可動片4の貫通穴45に挿通される突起74aと、可動片4を位置決めするための一対の位置決め部75と、可動片4の端子41を外部に露出させるための窓76と、カバー部材81と係合する一対の凹部77とを有する。突起74aは、貫通穴45に対応する形状に形成され、樹脂ベース71を補強する。突起74aの高さすなわち突出量は、可動片4の厚みより大きく設定され、カバー部材81の内面には、突起74aの頂部に対応する凹部が必要に応じて設けられる。位置決め部75は、可動片4のくびれ部49に対応する形状に設けられている。すなわち、位置決め部75は、くびれ部49の近傍において切除された部分に介在し、樹脂ベース71を補強すると共に、カバー部材81の押え部87aと溶着されて、ケース7の剛性・強度を高める。一対の凹部77は、固定接点21を挟んで、可動片4の短手方向に沿って設けられている。
カバー部材81には、カバー片9がインサート成形によって埋め込まれている。カバー片9は、上述したリン青銅等を主成分とする金属板又はステンレス鋼等の金属板をプレス加工することにより形成される。カバー片9は、図2及び図3に示すように、可動片4の表面と適宜当接し、可動片4の動きを規制すると共に、カバー部材81のひいては筐体としてのケース7の剛性・強度を高めつつブレーカー1の小型化に貢献する。カバー片9の外面側と内面側とには、樹脂が配されている。
図1に示すように、固定片2、可動片4、熱応動素子5及びPTCサーミスター6等を収容した樹脂ベース71の開口73a等を塞ぐように、カバー部材81が、樹脂ベース71に装着される。樹脂ベース71とカバー部材81とは、例えば超音波溶着によって接合される。
図2は、通常の充電又は放電状態におけるブレーカー1の動作を示している。通常の充電又は放電状態においては、熱応動素子5は初期形状を維持し(逆反り前であり)、固定接点21と可動接点3は接触し、可動片4の弾性部43などを通じてブレーカー1の両端子22、41間は導通している。可動片4の弾性部43と熱応動素子5とは接触しており、可動片4、熱応動素子5、PTCサーミスター6及び固定片2は、回路として導通している。しかし、PTCサーミスター6の抵抗は、可動片4の抵抗に比べて圧倒的に大きいため、PTCサーミスター6を流れる電流は、固定接点21及び可動接点3を流れる量に比して実質的に無視できる程度である。
図3は、過充電状態又は異常時などにおけるブレーカー1の動作を示している。過充電又は異常により高温状態となると、PTCサーミスター6が過熱され、動作温度に達した熱応動素子5は逆反りし、可動片4の弾性部43が押し上げられて固定接点21と可動接点3とが離反する。このとき、固定接点21と可動接点3の間を流れていた電流は遮断され、僅かな漏れ電流が熱応動素子5及びPTCサーミスター6を通して流れることとなる。PTCサーミスター6は、このような漏れ電流の流れる限り発熱を続け、熱応動素子5を逆反り状態に維持させつつ抵抗値を激増させるので、電流は固定接点21と可動接点3の間の経路を流れず、上述の僅かな漏れ電流のみが存在する(自己保持回路を構成する)。この漏れ電流は安全装置の他の機能に充てることができる。
過充電状態を解除し、又は異常状態を解消すると、PTCサーミスター6の発熱も収まり、熱応動素子5は復帰温度に戻り、元の初期形状に復元する。そして、可動片4の弾性部43の弾性力によって可動接点3と固定接点21とは再び接触し、回路は遮断状態を解かれ、図2に示す導通状態に復帰する。
図4、図5及び図6は、カバー片9が埋設されたカバー部材81を示している。図4において、(a)は、外面側から視たカバー部材81の斜視図であり、(b)は、内面側から視たカバー部材81の斜視図である。図5において、(a)は、外面側から視たカバー部材81の平面図であり、(b)は、内面側から視たカバー部材81の底面図である。図6は、図5におけるA−A線断面図である。
図4(a)、図5(a)に示されるように、ケース7の外面を形成するカバー部材81の外面側の隅部近傍には、周辺部分から陥没する凹部82、84が形成されている。凹部82は、ゲート跡83を収容する。ゲート跡83は、金型のゲート内で硬化し離型時又はその後切断された樹脂材料の痕跡であり、凹部82の底面から若干量突出する。ゲート跡83の先端がカバー部材81の天面から突出しないように、凹部82の深さが設定される。また、凹部82の形状及び大きさは、ゲートの形状及び径に応じて設定される。
凹部84は、凸状の刻印85の周辺に形成される。図4,5においては、一例として文字列”AA”の刻印85が、凹部84の底面から突出して形成されている。刻印85が表す文字列によって、例えばブレーカー1の品番、生産ロット番号、金型番号又はキャビティ番号を示すことができる。ゲート跡83と同様に、刻印85の先端がカバー部材81の天面から突出しないように、凹部84の深さ及び刻印85の突出量が設定される。また、凹部84の形状及び大きさは、刻印85に応じて設定される。なお、ここでは刻印85の形態として文字列を例示しているが、記号、図形等によって凹部84や刻印85を形成しても同等の効果を得ることができる。刻印が周辺部分から陥没する凹状に形成されていてもよい。この場合、刻印自体が凹部84となる。
図4(b)、図5(b)及び図6に示されるように、カバー部材81は、カバー片9の内面側に、カバー片9を露出させる開口86と、開口86の周囲に形成された薄肉部87と、薄肉部87から突出する厚肉部88及び一対の厚肉部89とを有している。厚肉部88,89の厚さは、薄肉部87の厚さよりも大きい。
カバー部材81に開口86が設けられることにより、可動片4とカバー部材81との干渉が回避され、ブレーカー1の薄型化を図ることができる。
薄肉部87は、平面視でカバー片9の周縁部からカバー部材81の周縁部に亘って形成されている。薄肉部87は、カバー片9に沿って、同等の厚さで形成されている。薄肉部87は、可動片4を挟持部42から弾性部43の基端部(挟持部42の近傍)に亘って熱応動素子5の側に押圧する押え部87aを含んでいる。図2に示されるように、押え部87aによって挟持部42及び弾性部43の基端部が押圧されることにより、弾性部43の先端部が固定片2の側に付勢される。これにより、通常時における固定接点21と可動接点3との接触圧力が確保され、両者間の接触抵抗が低減される。
厚肉部88は、可動片4の段曲げ部46から下段部46bに対応する位置及び形状に形成されている。厚肉部88は、段曲げ部46の斜面47に対向する斜面88aを有している。一対の厚肉部89は、カバー部材81の可動接点3側の隅部に設けられている。厚肉部89は、樹脂ベース71の凹部77に対応する位置及び形状に形成されている。厚肉部89と凹部77とが係合することにより、樹脂ベース71に対してカバー部材81が正確に位置決めされる。
図7は、カバー片9を示している。図4乃至図7に示されるように、カバー片9は、平面視で薄肉部87と重複する領域に、貫通孔91を有している。カバー片9に貫通孔91が設けられることにより、カバー片9の外面側の樹脂と内面側の樹脂とが、貫通孔91に充填された樹脂を介して連続的に形成される。すなわち、カバー片9に貫通孔91が設けられることにより、カバー片9をインサートしてカバー部材81を成形する際に、貫通孔91を介して薄肉部87に樹脂材料が流れ易くなる。これにより、薄肉部87への樹脂材料の流れが良好なものとなり、樹脂材料の充填不良が抑制される。このような良好な樹脂材料の流れによって、特に多数個取り金型を用いて小型のブレーカーのカバー部材81を成形することが容易となり、ブレーカーの生産性が向上する。
カバー片9には、平面視で凹部82、84から退避する退避部92、93が設けられている。退避部92は、凹部82の外縁に沿う形状に形成されている。同様に、退避部93は、凹部84の外縁に沿う形状に形成されている。すなわち、退避部92、93の少なくとも一部は、平面視で凹部82、84と相似形に形成されている。
カバー片9に退避部92、93が設けられていることにより、カバー片9をインサート成形する際に、凹部82、84の周辺での樹脂材料の流れが良好となる。また、カバー片9の端縁と凹部82及び84との距離が大きくなるので、凹部82及び84の近傍におけるカバー部材81の局所的な強度が高められる。従って、凹部82及び84の形状、大きさ及び配置の自由度が高められ、ひいては、ブレーカー1の小型化を図ることが可能となる。
また、カバー片9には、平面視で厚肉部89から退避する一対の退避部94が設けられている。退避部94は、厚肉部89の外縁に沿う形状に形成されている。すなわち、退避部94の少なくとも一部は、平面視で厚肉部89と相似形に形成されている。
さらに、カバー片9には、可動片4の長手方向に線状に連続するビード部96及び97が形成されている。ビード部96及び97は、樹脂ベース71の側に突出して形成されている。本実施形態では、一対のビード部96及び一対のビード部97が設けられている。ビード部96は、平面視で熱応動素子5と重複する領域に設けられている。ビード部97は、平面視で可動片の先端部すなわち可動接点3と重複する領域に設けられている。ビード部96及び97は、開口86を介して、可動片4及び熱応動素子5が収容されている空間に露出している。ビード部96及び97は、カバー片9ひいてはカバー部材81の強度・剛性を高める。カバー片9にビード部96及び97が設けられていることにより、カバー片9及びカバー部材81の厚さを小さくし、ブレーカー1のさらなる薄型化を図ることが可能となる。
さらに、ビード部96及び97に加えて、又はビード部96及び97に替えて、樹脂ベース71の側に突出する凸部がカバー片9に設けられていてもよい。凸部の位置、形状及び個数は任意である。このような凸部によって、可動片4の弾性部43を熱応動素子5の側に押圧する構成とすることもできる。
図8乃至図10は、カバー部材81の成形工程を示している。図8乃至図10において、(a)は図5におけるA−A線断面であり、(b)は図5におけるB−B線断面である。カバー部材81は、金型300を用いた射出成形工程によって形成される。カバー部材81の成形を成形する金型300は、雌金型301と雄金型302とによって構成されている。図8乃至図10では単一のキャビティ空間303を有する金型300が記載されているが、金型300を複数のキャビティ空間303を有する多数個取りの構成とすることもできる。
雌金型301は、キャビティ空間303に樹脂材料を供給するためのランナー304と、ランナー304の先端に設けられたゲート305と、カバー部材81に凹部82等を形成するための凸部306とを有している。ランナー304は、スプルー(図示せず)と連通され、スプルーから樹脂材料の供給を受ける。ゲート305は、キャビティ空間303に開口されている。ゲート305によって、ランナー304とキャビティ空間303とが連通される。凸部306は、キャビティ空間303に突出して形成されている。雄金型302は、カバー部材81に厚肉部88及び89を形成するための凹部307及び308を有している。凹部307及び308は、その周辺部分から陥没して形成されている。雌金型301には、上記構成の他、カバー部材81に刻印85を形成するための凹凸形状が設けられている。
図8に示されるように、射出成形の際には、カバー片9がインサートされる。カバー片9が金型300内に装填され、雌金型301及び雄金型302の間で型閉じ動作がなされると、雌金型301及び雄金型302によって区画されたキャビティ空間303が金型300の内部に生ずる。
図9に示されるように、ランナー304及びゲート305を介して、キャビティ空間303には樹脂材料が充填され、凹部82、薄肉部87、厚肉部88及び89を有するカバー部材81が成形される。
本実施形態では、カバー片9に退避部92が設けられていることにより、ゲート305から金型300のキャビティ空間303に流入する樹脂材料の流れが改善され、キャビティ空間303の全体に樹脂材料を隈無く行き渡らせることができる。また、退避部93が設けられていることにより、刻印85の周辺部での樹脂材料の流れが改善され、樹脂の充填不良が抑制される。さらに、カバー片9に退避部94が設けられていることにより、カバー片9をインサート成形する際に、厚肉部89に樹脂材料が流れ込み易くなり、樹脂の充填不良が抑制される。
キャビティ空間303に充填された樹脂材料の冷却・硬化後、図10に示されるように、雌金型301が矢印D方向に移動されて、型開きがなされると、ゲート305内に充填されている樹脂が千切れ、カバー部材81の凹部82には、ゲート跡83が残される。
カバー部材81は、凹部77に厚肉部89を挿入すると共に、可動片4の斜面47にカバー部材81の斜面88aを押し当てることで可動片4を位置合わせしながら、樹脂ベース71に装着される。
図11は、樹脂ベース71にカバー部材81が完全に装着される際に、カバー部材81によって可動片4が樹脂ベース71とカバー部材81に挟まれた状態で押される様子を示している。樹脂ベース71にカバー部材81が装着される最中に、カバー部材81が樹脂ベース71の方向に押圧される(図中白抜き矢印)と、可動片4の斜面47とカバー部材81の斜面88aとが当接する。斜面47及び斜面88aは、可動片4の長手方向に対して垂直な方向に沿って連続して形成されているので、なおもカバー部材81が樹脂ベース71の方向に押圧されると、可動片4の斜面47はカバー部材81の斜面88aによって可動片4の長手方向に押される(付勢される)。その結果、可動片4の全体が長手方向すなわち固定片2の存在する矢印A方向に押されて移動し、係合部48が位置決め部75と当接して係合する。これにより、突起74a等によって仮の位置合わせがなされていた可動片4は、樹脂ベース71に対して正確に位置決めされる。すなわち、樹脂ベース71に対して可動片4が組み込まれる際に生じている仮の位置合わせ時の誤差は軽減され、樹脂ベース71に対する可動片4の位置決め誤差を、実質的に樹脂ベース71の位置決め部75と可動片4の係合部48の製造時における寸法誤差程度に留めることができる。
可動片4の斜面47を押圧するカバー部材81の斜面88aは、その反作用によって斜面47から押し返され、カバー部材81全体は矢印E方向とは逆の方向、すなわち可動片4の端子41が存在する矢印F方向に移動する。これに伴い、樹脂ベース71の凹部77とカバー部材81の凸部89とが、矢印F方向の側の壁面で当接する。これにより、カバー部材81が樹脂ベース71に対して正確に位置決めされることになる。
以上のように、本実施形態のブレーカー1によれば、カバー部材81は、カバー片9の内面側に、薄肉部87と、薄肉部87から突出し、薄肉部87よりも厚さの大きい厚肉部88とを有し、カバー片9は、平面視で薄肉部87と重複する領域に、貫通孔91を有する。従って、カバー片9をインサートしてカバー部材81を成形する際に、貫通孔91を介して薄肉部87に樹脂材料が流れ易くなる。これにより、薄肉部87への樹脂材料の流れが良好なものとなり、樹脂材料の充填不良が抑制される。従って、小型のブレーカーでも多数個取りが容易となり、ブレーカーの生産性が向上する。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく、少なくとも、固定片2、可動片4及び熱応動素子5を収容するケース7に、板状のカバー片9が埋設され、ケース7は、カバー片9の内面側に、薄肉部87と、薄肉部87から突出し、薄肉部87よりも厚さの大きい厚肉部88等とを有し、カバー片9は、平面視で薄肉部87と重複する領域に、貫通孔91を有していればよい。
また、樹脂ベース71とカバー部材81との接合手法は、超音波溶着に限られることなく、両者が強固に接合される手法であれば、適宜適用することができる。例えば、液状又はゲル状の接着剤を塗布・充填し、硬化させることにより、両者が接着されてもよい。また、ケース7は、樹脂ベース71とカバー部材81等によって構成される形態に限られることなく、2個以上の部品によって構成されていればよい。
本実施形態では、PTCサーミスター6による自己保持回路を有しているが、このような構成を省いた形態であっても適用可能であり、安定した温度追従性と抵抗値を確保しつつ、ブレーカー1の小型化を図ることができる。また、可動片4をバイメタル又はトリメタル等によって形成することにより、可動片4と熱応動素子5を一体的に形成する構成であってもよい。この場合、一体化された可動片に伝熱部が形成されることになり、ブレーカーの構成が簡素化されて、さらなる小型化を図ることができる。
また、特開2005−203277号公報に示されるような、挟持部42又はその近傍において、可動片4が端子41の側のアームターミナルと可動接点3の側の可動アームに構造的に分離されている形態に、本発明を適用してもよい。また、アームターミナルと可動アームとが溶接等によって固定されていてもよい。この場合において、挟持部42及び端子41は、固定片2等と共に樹脂ベース71にインサート成形されていてもよい。
また、本発明のブレーカー1は、2次電池パック、電気機器用の安全回路等にも広く適用できる。図12は2次電池パック100を示す。2次電池パック100は、2次電池101と、2次電池101の出力端回路中に設けたブレーカー1とを備える。図13は電気機器用の安全回路102を示す。安全回路102は2次電池101の出力回路中に直列にブレーカー1を備えている。ブレーカー1を備えた2次電池パック100又は安全回路102によれば、優れた温度特性によって安全性を確保した2次電池パック100又は安全回路102を製造できる。
1 ブレーカー
2 固定片
3 可動接点
4 可動片
5 熱応動素子
7 ケース
9 カバー片
46 段曲げ部
46a 上段部
46b 下段部
71 樹脂ベース
81 カバー部材
82 凹部
83 ゲート跡
84 凹部
85 刻印
87 薄肉部
88 厚肉部
91 貫通孔
92 退避部
93 退避部
101 2次電池
102 安全回路

Claims (7)

  1. 固定接点を有する固定片と、可動接点を有し、この可動接点を前記固定接点に押圧して接触させる可動片と、温度変化に伴って変形することにより前記可動接点が前記固定接点から離反するように前記可動片を作動させる熱応動素子と、前記固定片、可動片及び熱応動素子を収容する樹脂からなるケースとを備えたブレーカーにおいて、
    前記ケースには、板状のカバー片が埋設され、
    前記ケースは、前記カバー片の内面側に、薄肉部と、前記薄肉部から突出し、前記薄肉部よりも厚さの大きい厚肉部とを有し、
    前記カバー片は、平面視で前記薄肉部と重複する領域に、貫通孔を有することを特徴とするブレーカー。
  2. 前記ケースの外面には、周辺部分から陥没する凹部が形成され、
    前記カバー片には、前記凹部から退避する退避部が形成され、
    前記退避部は、前記凹部の外縁に沿う形状である請求項1記載のブレーカー。
  3. 前記ケースは、外面側に設けられたゲートから樹脂が充填されて形成され、
    前記凹部によってゲート跡が収容される請求項2記載のブレーカー。
  4. 前記凹部は、製品の表面に形成される凹状の刻印である、又は製品の表面に形成される凸状の刻印の周辺に設けられている凹部である請求項2又は3に記載のブレーカー。
  5. 前記可動片は、階段状に曲げられた段曲げ部と、前記段曲げ部の両端に配された上段部及び下段部とを有し、
    前記厚肉部が前記下段部と、前記薄肉部が前記上段部とそれぞれ当接している請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のブレーカー。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のブレーカーを備えたことを特徴とする電気機器用の安全回路。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のブレーカーを備えたことを特徴とする2次電池回路。
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