JP2015162020A - データ転送システム、データ転送方法、データ転送装置及びプログラム - Google Patents

データ転送システム、データ転送方法、データ転送装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク上でのデータ転送の安定性を向上できるデータ転送システム、データ転送方法、データ転送装置及びプログラムを提供することを課題とする。【解決手段】端末装置にデータを転送するデータ転送装置と、データ全体の取得が完了するまでデータの送信要求をデータ転送装置に対して繰り返し行う複数の端末装置とを有するデータ転送システムであって、端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報を管理する端末情報管理手段と、データ全体の取得が完了していない端末装置の数が所定数よりも多い場合に、端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報に基づき、端末装置の数が所定数よりも多くならないように、送信済みデータ量が多い端末装置に対して優先的にデータの送信要求の遅延を指示する制御手段とを有することにより、上記課題を解決する。【選択図】 図1

Description

本発明は、データ転送システム、データ転送方法、データ転送装置及びプログラムに関する。
情報処理装置間で予め表示コンテンツを共有しておき、各情報処理装置で受け付けた入力操作の操作情報のみをやり取りすることで、少ないデータ量で入力操作が反映された表示画面を共有可能な画面共有サービス提供システムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
従来の画面共有サービス提供システムでは、表示コンテンツを各情報処理装置が取得した後で表示画面の共有が開始される。しかしながら、従来の画面共有サービス提供システムは画面共有サービスの利用開始時に各情報処理装置が一斉に表示コンテンツを取得しようとすると、ネットワーク上での輻輳や衝突などによりデータ転送が不安定になる場合があった。結果として従来の画面共有サービス提供システムは実効的なデータ転送速度が低下してしまい、表示画面の共有が開始されるまでに時間が掛かるという問題があった。
このような問題は、画面共有サービス提供システムと同様に、複数の端末装置にデータを転送するデータ転送システムにおいても共通に存在する。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みなされたもので、ネットワーク上でのデータ転送の安定性を向上できるデータ転送システム、データ転送方法、データ転送装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本願請求項1は、端末装置にデータを転送するデータ転送装置と、前記データ転送装置からのデータ全体の取得が完了するまで、データの送信要求を前記データ転送装置に対して繰り返し行う複数の端末装置と、を有するデータ転送システムであって、前記端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報を管理する端末情報管理手段と、データ全体の取得が完了していない前記端末装置の数が所定数よりも多い場合に、前記端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報に基づき、前記端末装置の数が所定数よりも多くならないように、送信済みデータ量が多い前記端末装置に対して優先的にデータの送信要求の遅延を指示する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、ネットワーク上でのデータ転送の安定性を向上できる。
本実施形態に係る会議システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 会議サーバ装置における通信制御部分の一例の機能ブロック図である。 参加端末における通信制御部分の一例の機能ブロック図である。 端末管理情報表の一例の構成図である。 コンテンツ管理情報表の一例の構成図である。 会議サーバ装置における通信制御処理の一例のフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本実施形態ではデータ転送システムの一例としての会議システムについて説明する。本実施形態に係る会議システムは各参加端末が会議サーバ装置から会議資料(コンテンツ)を取得し、そのコンテンツを用いて表示画面の共有を行う。コンテンツは取得された後で表示画面の共有が開始されるデータの一例である。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る会議システムの一例の構成図である。図1の会議システム1は登録端末10、会議サーバ装置11、複数の参加端末13が、LANなどのネットワークN1に接続される構成を一例として示している。
登録端末10はコンテンツを会議サーバ装置11に登録するために用いられる。例えば会議の開催者や発表者は登録端末10を用いて会議サーバ装置11にコンテンツを登録する。登録端末10はPC(パーソナルコンピュータ)やタブレット端末、スマートフォンや携帯電話、PDAなどの情報端末の他、会議専用端末であってもよい。また、登録端末10は、複合機などの画像形成装置であってもよい。
会議サーバ装置11は会議資料ファイルなどのコンテンツを保持し、参加端末13へのコンテンツの転送を行う。また、会議サーバ装置11は会議の開始や参加制御、一台の参加端末13において行われた入力操作を会議に参加中の参加端末13に対して配信する役割を担う。会議サーバ装置11は1つのコンピュータ上で動作するソフトウェアやサービスにより実現できる。
また、会議サーバ装置11は複数のコンピュータ上で動作するソフトウェアやサービスにより実現してもよい。また、会議サーバ装置11は所謂クラウドサービスの形態をとることもできる。
参加端末13は会議サーバ装置11からコンテンツを取得し、会議サーバ装置11から配信される指示に従ってコンテンツの一部(あるページ等)の表示を行い、表示画面の共有を行う。会議の司会者、発表者や参加者は参加端末13から会議に参加する。例えば参加端末13の一台は会議の司会者や発表者等によるページ変更の入力操作があると、表示するページの指示を会議サーバ装置11に送信し、会議に参加中の他の参加端末13に配信させる。
参加端末13はPCやタブレット端末、スマートフォンや携帯電話、PDAなどの情報端末、電子ホワイトボード等の表示装置、プロジェクタ等の投影装置等の他、会議専用端末であってもよい。また、参加端末13はプリンタや複合機などの画像形成装置であってもよい。このように、参加端末13は会議への参加中、会議サーバ装置11から配信される一台の参加端末13において行われた入力操作に従ってコンテンツの一部を表示することにより、他の参加端末13と表示画面の共有を行う。
会議の開始に先立ち、各参加端末13は会議の司会者、発表者や参加者などの操作者による会議への参加操作を受け付け、会議サーバ装置11に会議で利用するコンテンツの送信要求を行う。会議サーバ装置11は、参加端末13からコンテンツの送信要求を受信すると、コンテンツを分割して順次送信する。なお、各参加端末13の操作者は任意のタイミングで会議への参加操作を行うため、会議サーバ装置11から各参加端末13へのコンテンツの送信開始時刻にばらつきが生じ、コンテンツの送信終了時刻に差異が生じることになる。
また、会議の開始時刻が近づき、会議への参加操作を受け付ける参加端末13が増加してくると、会議サーバ装置11は各参加端末13からの単位時間あたりのコンテンツの送信要求が増加する。会議に参加する参加端末13が多数である場合、従来の会議システム1ではネットワークN1上での輻輳や衝突などによりデータ転送が不安定になり、実効的なデータ転送速度が低下してしまうことがある。
本実施形態に係る会議システム1では、各参加端末13からのコンテンツの送信要求を後述のように制御し、ネットワークN1上での輻輳や衝突等の発生を低減させることによりデータ転送の安定性を向上できる。
<ハードウェア構成>
登録端末10、会議サーバ装置11、参加端末13は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータ100により実現される。図2は本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2に示したコンピュータ100は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM104、ROM105、CPU106、通信I/F107、及びHDD108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101はキーボード、マウス、タッチパネル等により実現され、コンピュータ100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102はディスプレイ等により実現され、コンピュータ100による処理結果を表示する。
通信I/F107はコンピュータ100をネットワークN1に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ100は通信I/F107を介して他のコンピュータ100とデータ通信を行うことができる。
また、HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ100全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。なお、コンピュータ100はHDD108に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、コンピュータ100は外部I/F103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体103aはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等である。
ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM105には、コンピュータ100の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリの一例である。
CPU106は、ROM105やHDD108などの記憶装置からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ100全体の制御や機能を実現する演算装置である。なお、コンピュータ100は図2に示したハードウェア構成以外の構成を備えていてもよく、例えばカメラ、マイク、スピーカを内蔵していてもよい。
登録端末10、会議サーバ装置11、参加端末13は、例えば上記ハードウェア構成のコンピュータ100上でプログラムを実行することにより、各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
本実施形態に係る会議システム1の会議サーバ装置11、参加端末13は例えば以下のような機能ブロックにより実現される。
《会議サーバ装置》
会議サーバ装置11は例えば図3に示すような機能ブロックで実現される。図3は会議サーバ装置における通信制御部分の一例の機能ブロック図である。会議サーバ装置11はプログラムを実行することで、要求受信部21、制御部22、端末情報管理部23、コンテンツ情報管理部24、送出部25、遅延指示作成部26、コンテンツ保持部27を実現する。なお、図3では会議サーバ装置11の通信制御部分以外の機能ブロックについての図示を省略している。
要求受信部21は参加端末13からのコンテンツの送信要求を受信する。送出部25は分割したコンテンツを参加端末13に送信する。また、送出部25は後述の遅延指示を参加端末13に送信する。端末情報管理部23は図5に示すような端末管理情報表を保持している。
図5は端末管理情報表の一例の構成図である。端末管理情報表は各参加端末13を識別するための端末IDと、それぞれの参加端末13に対して送信済みの送信済データ量の割合とが、送信済データ量の割合が大きい順から記録されている。
なお、端末IDは参加端末13を一意に識別できる情報であればよく、例えば参加端末13のMACアドレスやIPアドレスを利用できる。端末IDは、参加端末13から会議サーバ装置11にコンテンツの送信要求を最初に送信したときに会議サーバ装置11が割り振るようにしてもよい。各参加端末13は例えばコンテンツの送信要求を最初に送信したときに端末管理情報表に登録され、コンテンツの取得が完了したときに端末管理情報表から削除される。
また、コンテンツ情報管理部24は図6に示すようなコンテンツ管理情報表を保持している。図6はコンテンツ管理情報表の一例の構成図である。コンテンツ管理情報表はコンテンツを識別するための資料ID及び資料名と、コンテンツのデータ量と、会議を識別するための会議IDとが、対応付けられて記録されている。なお、資料IDはコンテンツを一意に識別できる情報であればよい。また、会議IDは会議を一意に識別できる情報であればよい。図6のコンテンツ管理情報表は各会議に利用するコンテンツと、そのコンテンツのデータ量とを示している。
遅延指示作成部26は後述の遅延指示を作成する。コンテンツ保持部27はコンテンツを保持している。制御部22は参加端末13からのコンテンツの送信要求に対し、コンテンツを送信するのか遅延指示を送信するのかを後述のように判断する。制御部22は参加端末13に対する遅延指示の送信を制御することにより、ネットワークN1上での輻輳や衝突等の発生を低減させる。
制御部22は、同時にコンテンツを送信する参加端末13の最大台数である変数Nmが予め設定されているものとする。変数Nmは、ネットワークN1の伝送容量などから決定できる。また、変数NmはネットワークN1の状況により動的に変化させるようにしてもよい。
制御部22は、コンテンツの取得が完了していないためにコンテンツの送信要求を継続して行う参加端末13の台数Nから変数Nmを引くことで、変数Kを求める。変数Kはコンテンツの送信要求を継続して行う参加端末13の台数Nが、同時にコンテンツを送信する参加端末13の最大台数である変数Nmよりも大きいときに0より大きくなる。変数Kはコンテンツの送信要求を継続して行う参加端末13の台数Nが、同時にコンテンツを送信する参加端末13の最大台数である変数Nm以下であるときに0以下となる。
変数Kが0より大きければ、コンテンツの送信要求を継続して行う参加端末13の台数Nは、同時にコンテンツを送信する参加端末13の最大台数である変数NmよりもK台だけ多いことになる。そこで、変数Kが0より大きければ、制御部22は送信済データ量の割合が大きい上位K台の参加端末13に対してコンテンツの送信要求の遅延指示を送信することにより、単位時間あたりのコンテンツの送信要求を減少させる。言い換えれば制御部22は送信済データ量の割合が大きい参加端末13に対して優先的にコンテンツの送信要求の遅延指示を送信する。制御部22は図5に示した端末管理情報表を参照することにより、それぞれの参加端末13に対する送信済データ量(コンテンツ送信の進捗状況)を確認できる。
また、変数Kが0以下であれば、コンテンツの送信要求を継続して行う参加端末13の台数Nは、同時にコンテンツを送信する参加端末13の最大台数である変数Nmよりも少ないことになる。そこで、変数Kが0以下であれば、制御部22は参加端末13からのコンテンツの送信要求に対して、コンテンツ保持部27が保持するコンテンツを分割して送信する。
このように、制御部22は変数Kが0より大きければ、送信済データ量の割合が大きい上位K台の参加端末13に対して送信要求の遅延を指示し、参加端末13から会議サーバ装置11に対する単位時間あたりのコンテンツの送信要求を減少させる。参加端末13から会議サーバ装置11に対する単位時間あたりのコンテンツの送信要求を減少させることにより、制御部22はネットワークN1上での輻輳や衝突等の発生を低減させ、データ転送の安定性を向上できる。
《参加端末》
参加端末13は例えば図4に示すような機能ブロックで実現される。図4は参加端末における通信制御部分の一例の機能ブロック図である。参加端末13はプログラムを実行することにより、送信要求作成部31、遅延挿入部32、制御部33、送出部34、受信部35、コンテンツ保持部36、表示制御部37、表示部38を実現する。
参加端末13で実行されるプログラムは、例えば参加端末13に搭載されているアプリケーションである。なお、図4では参加端末13の通信制御部分の説明に利用しない機能ブロックについての図示を省略している。
送信要求作成部31は会議サーバ装置11に送信するためのコンテンツの送信要求を作成する。コンテンツの送信要求は送信要求作成部31から遅延挿入部32を介して送出部34に送信される。遅延挿入部32は制御部33からの遅延指示に従い、コンテンツの送信要求を所定時間遅延させた後、コンテンツの送信要求を送出部34に送信する。送出部34は遅延挿入部32を介して受信したコンテンツの送信要求を会議サーバ装置11に送信する。
受信部35は会議サーバ装置11からコンテンツ又は遅延指示を受信する。会議サーバ装置11からの遅延指示を受信した場合、制御部33は遅延指示に従い、遅延挿入部32に対して所定時間の間、コンテンツの送信要求を遅延させるように指示する。このように会議サーバ装置11から遅延指示を受信した参加端末13は、所定時間の間、会議サーバ装置11に対するコンテンツの送信要求を行わなくなる。
一方、会議サーバ装置11からコンテンツを受信した場合、制御部33は受信したコンテンツをコンテンツ保持部36に保持させる。コンテンツ保持部36は会議サーバ装置11から受信したコンテンツを保持している。表示制御部37はコンテンツ保持部36が保持するコンテンツを読み出し、表示部38を制御してコンテンツの表示を行わせる。表示部38は表示制御部37の制御によりコンテンツの表示を行う。
なお、遅延挿入部32がコンテンツの送信要求を遅延させる時間は参加端末13に設定されている固定の時間であってもよいし、会議サーバ装置11が遅延指示に含めて参加端末13に送信した時間であってもよい。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る会議システム1の処理の詳細について説明する。
《会議サーバ装置における通信制御処理》
図7は会議サーバ装置における通信制御処理の一例のフローチャートである。図7に示したフローチャートの処理は参加端末13からのコンテンツの送信要求を受信することにより開始される。
参加端末13からのコンテンツの送信要求を受信すると、制御部22はステップS1において、コンテンツの取得が完了していないためにコンテンツの送信要求を継続して行う参加端末13の台数Nから変数Nmを引くことで、変数Kを求める。
ステップS2において、制御部22はステップS1において求めた変数Kが0より大きいか否かを判断する。すなわち、ステップS2の処理では、コンテンツの送信要求を継続して行う参加端末13の台数Nが、同時にコンテンツを送信する参加端末13の最大台数である変数Nmよりも大きいか否かを判断している。
変数Kが0より大きい、言い換えればコンテンツの送信要求を継続して行う参加端末13の台数Nが、同時にコンテンツを送信する参加端末13の最大台数である変数Nmよりも大きければ、制御部22はステップS3の処理を行う。
ステップS3において、制御部22は図5の端末管理情報表を参照し、受信したコンテンツの送信要求の要求元である参加端末13の順位を求める。ステップS3において求める順位は、コンテンツの送信要求を継続して行う台数Nの参加端末13において、受信したコンテンツの送信要求の要求元である参加端末13の送信済データ量の割合が何番目に大きいかを示すものである。
ステップS3で求めた順位が変数K以下である場合、受信したコンテンツの送信要求の要求元である参加端末13は、送信済データ量の割合が大きい上位K台の参加端末13に含まれることになる。したがって、制御部22はステップS3で求めた順位が変数K以下である場合、ステップS7に進み、遅延指示作成部26に遅延指示の作成を依頼し、受信したコンテンツの送信要求の要求元である参加端末13に遅延指示を送信する。
このように、制御部22は変数Kが0より大きい間、送信済データ量の割合が大きい上位K台の参加端末13に対してコンテンツの送信要求の遅延指示を送信することで、コンテンツを送信する参加端末13の台数が変数Nmに収まるようにしている。
一方、ステップS2において変数Kが0より大きくない、言い換えればコンテンツの送信要求を継続して行う参加端末13の台数Nが、同時にコンテンツを送信する参加端末13の最大台数である変数Nm以下であれば、制御部22はステップS4の処理を行う。
また、ステップS3で求めた順位が変数K以下である場合、受信したコンテンツの送信要求の要求元である参加端末13は、送信済データ量の割合が大きい上位K台の参加端末13に含まれないことになる。したがって、制御部22はステップS3で求めた順位が変数K以下である場合、ステップS4の処理を行う。
ステップS4において、制御部22は受信したコンテンツの送信要求の要求元である参加端末13に対し、送出部25からコンテンツを送信する。ステップS5において、制御部22は送信したコンテンツのデータ量に基づき、コンテンツを送信した参加端末13に対応する図5の端末管理情報表の送信済データ量を更新する。
そして、制御部22はステップS6において、送信済データ量に従って端末管理情報表の並び替えを行う。なお、端末管理情報表の並び替えにはクイックソートなどの既存の方法を利用できる。
図7のフローチャートの処理によれば、参加端末13から会議サーバ装置11に対する単位時間あたりのコンテンツの送信要求を減少させることにより、ネットワークN1上での輻輳や衝突等の発生を低減させ、データ転送の安定性を向上できる。
また、図7のフローチャートの処理によれば、変数Kが0より大きい間、送信済データ量の割合が大きい上位K台の参加端末13に対して送信要求の遅延を指示するため、ほぼ同じタイミングでコンテンツの取得を完了できる。
本発明は具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば本実施形態ではデータ転送システムの一例として会議システムを示したが、セミナーシステムや教育システムなどの情報を共有して表示するシステムへの適用も可能である。
例えば会議サーバ装置11は、データ転送装置の一例である。参加端末13は端末装置の一例である。端末情報管理部23は端末情報管理手段の一例である。制御部22は制御手段の一例である。また、端末管理情報表の送信済データ量の割合は端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報の一例である。コンテンツの取得が完了していないためにコンテンツの送信要求を継続して行う参加端末13の台数Nは、データ全体の取得が完了していない端末装置の数の一例である。同時にコンテンツを送信する参加端末13の最大台数である変数Nmは所定数の一例である。
なお、登録端末10、会議サーバ装置11及び参加端末13を有する会議システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもないことである。
1 会議システム
10 登録端末
11 会議サーバ装置
13 参加端末
21 要求受信部
22 制御部
23 端末情報管理部
24 コンテンツ情報管理部
25 送出部
26 遅延指示作成部
27 コンテンツ保持部
31 送信要求作成部
32 遅延挿入部
33 制御部
34 送出部
35 受信部
36 コンテンツ保持部
37 表示制御部
38 表示部
100 コンピュータ
101 入力装置
102 表示装置
103 外部I/F
103a 記録媒体
104 RAM(Random Access Memory)
105 ROM(Read Only Memory)
106 CPU(Central Processing Unit)
107 通信I/F
108 HDD(Hard Disk Drive)
N1 ネットワーク
特開2012−108872号公報

Claims (8)

  1. 端末装置にデータを転送するデータ転送装置と、前記データ転送装置からのデータ全体の取得が完了するまで、データの送信要求を前記データ転送装置に対して繰り返し行う複数の端末装置と、を有するデータ転送システムであって、
    前記端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報を管理する端末情報管理手段と、
    データ全体の取得が完了していない前記端末装置の数が所定数よりも多い場合に、前記端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報に基づき、前記端末装置の数が所定数よりも多くならないように、送信済みデータ量が多い前記端末装置に対して優先的にデータの送信要求の遅延を指示する制御手段と
    を有することを特徴とするデータ転送システム。
  2. 前記制御手段は、データ全体の取得が完了していない前記端末装置の数が所定数よりも多くない場合に、前記端末装置に対してデータの送信要求の遅延を指示しないこと
    を特徴とする請求項1記載のデータ転送システム。
  3. 前記制御手段は、データ全体の取得が完了していない前記端末装置の数が所定数よりも多い場合に、前記端末装置の数と所定数との差を求め、求めた差に対応する数の前記端末装置に対して、データの送信要求の遅延を指示すること
    を特徴とする請求項1又は2記載のデータ転送システム。
  4. 制御手段は、データの送信要求の遅延を指示するとき、遅延する時間も指示すること
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載のデータ転送システム。
  5. 前記制御手段は、所定数を前記データ転送装置と前記端末装置との間のネットワークの状況により動的に変化させること
    を特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載のデータ転送システム。
  6. 端末装置にデータを転送するデータ転送装置と、前記データ転送装置からのデータ全体の取得が完了するまで、データの送信要求を前記データ転送装置に対して繰り返し行う複数の端末装置と、を有するデータ転送システムで実行されるデータ転送方法であって、
    前記端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報を管理するステップと、
    データ全体の取得が完了していない前記端末装置の数が所定数よりも多い場合に、前記端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報に基づき、前記端末装置の数が所定数よりも多くならないように、送信済みデータ量が多い前記端末装置に対して優先的にデータの送信要求の遅延を指示するステップと
    を有することを特徴とするデータ転送方法。
  7. 複数の端末装置にデータを転送するデータ転送装置であって、
    データ全体の取得が完了するまでデータの送信要求を繰り返し行う複数の端末装置からのデータの送信要求を受信する要求受信手段と、
    前記端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報を管理する端末情報管理手段と、
    データ全体の取得が完了していない前記端末装置の数が所定数よりも多い場合に、前記端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報に基づき、前記端末装置の数が所定数よりも多くならないように、送信済みデータ量が多い前記端末装置に対して優先的にデータの送信要求の遅延を指示する制御手段と
    を有することを特徴とするデータ転送装置。
  8. 複数の端末装置にデータを転送するデータ転送装置を、
    データ全体の取得が完了するまでデータの送信要求を繰り返し行う複数の端末装置からのデータの送信要求を受信する要求受信手段、
    前記端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報を管理する端末情報管理手段、
    データ全体の取得が完了していない前記端末装置の数が所定数よりも多い場合に、前記端末装置ごとの送信済みデータ量に関する情報に基づき、前記端末装置の数が所定数よりも多くならないように、送信済みデータ量が多い前記端末装置に対して優先的にデータの送信要求の遅延を指示する制御手段
    として機能させるためのプログラム。
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