JP2015161925A - 表示装置 - Google Patents

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俊樹 岡安
Toshiki Okayasu
俊樹 岡安
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Abstract

【課題】印刷物に近い画面表示が得られ、長時間見ていても眼の疲労が少ない優れた表示装置を提供する。【解決手段】少なくともシート状部材と表示手段を積層した表示装置であって、前記シート状部材は、表示装置の観察者から見て表層部に位置し、前記シート状部材の少なくとも一方の面には、互いに非平行に蛇行し、不規則に形成された複数の凸条部によって形成された第1凹凸パターンを有し、第1凹凸パターンが蛇行していることを特徴とする表示装置。【選択図】図7

Description

本発明は、パーソナルコンピューターやスマートフォン等の液晶表示装置や電子書籍などの表示装置に関する。
電子機器の表示装置の画面は、透明な樹脂フィルムで保護されている。更に樹脂フィルムの表面をエンボス加工して、反射防止機能や防眩機能を有する層とすることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)
特開2003−207602
しかしながら、外光の反射防止機能や防眩機能を有する層を設けた表示装置では、文字表示画面は、背景の輝度が高く文字の輪郭がクリアである半面、背景がぎらつき、眼が疲労しやすいという欠点があった。
本発明は、印刷物に近い画面表示が得られ、長時間見ていても眼の疲労が少ない優れた表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、以下の態様を包含する。
[1]少なくともシート状部材と表示手段を積層した表示装置であって、前記シート状部材は、表示装置の観察者から見て表層部に位置し、前記シート状部材の少なくとも一方の面には、互いに非平行に蛇行し、不規則に形成された複数の凸条部によって形成された第1凹凸パターンを有し、第1凹凸パターンが蛇行していることを特徴とする表示装置。
[2]前記シート状部材の表示手段に近い側の面のみに第1凹凸パターンを有する[1]に記載の表示装置。
[3]少なくとも前記シート状部材の表示手段に遠い側の面に第1凹凸パターンを有する[1]に記載の表示装置。
[4]第1凹凸パターンの表面に、多数の凹部または凸部を有する[1]〜[3]のいずれかに記載の表示装置。
[5]第1凹凸パターンの表面に、不規則に形成された複数の凸条部によって形成された第1凹凸パターンよりも細かな第2凹凸パターンを有する[1]〜[4]のいずれかに記載の表示装置。
本発明の表示装置は、印刷物に近い画面表示が得られ、長時間見ていても眼の疲労が少ない優れた表示装置である。
本発明のシート状部材の表面凹凸パターンの一例 本発明のシート状部材の表面凹凸パターンの一例 本発明のシート状部材の表面凹凸パターンの一例 本発明のシート状部材の表面凹凸パターンの一例 本発明のシート状部材の表面凹凸パターンの一例の斜視図 本発明のシート状部材の表面凹凸パターンの一例の断面図 本発明のシート状部材の表面凹凸パターンの一例の斜視図 凹凸パターンの配向度を説明するための図 凹凸パターンの配向度を説明するための図 凹凸パターンの配向度を説明するための図 凹凸パターンの配向度を説明するための図 凹凸パターンの配向度を説明するための図 凹凸パターンの配向度を説明するための図 凹凸パターンの配向度を説明するための図 本発明のシート状部材の表面凹凸パターンの一例
本発明の表示装置は、少なくとも1枚のシート状部材と少なくとも1つの表示手段を含んで構成される。
本発明の表示装置は、表示手段と、観察者から見て前記表示手段の手前に配置されたシート状部材と、を有する。
前記シート状部材の少なくとも一方の面には、互いに非平行に蛇行し、不規則に形成された複数の凸条部によって形成された第1凹凸パターンを有する。
図1は、シート状部材の1実施形態の表面を観察した顕微鏡写真である。
図2および図7は、前記シート状部材の実施形態の別の一例を示す斜視図である。
この実施形態では、少なくとも一方の面には、方向Yに沿って波状の凹凸が繰り返されることによって形成された第1凹凸パターンを有する。一方向Yは前記シート状部材の面に平行な1方向である。
図3に更に別の実施形態である第1凹凸パターンの表面に、多数の凹部または凸部を有する例の顕微鏡写真を示す。
図4に第1凹凸パターンの表面に、互いに非平行に蛇行し、不規則に形成された複数の凸条部によって形成された第2凹凸パターンを有する態様の1例を示す。
図4は第1凹凸パターン表面の部分拡大写真である。
本発明の表示装置は、前記シート状部材の少なくとも一方の面に第1凹凸パターンを有することによって、表示画面のぎらつきを抑え、印刷物に近い表示とすることによって、使用者の眼の疲労を防止することができる。
本発明の表示装置において、前記シート状部材の表示手段に近い側の面のみに第1凹凸パターンを有する態様では、前記シート状部材が最表層に配置された場合に、第1凹凸パターンが擦れて消耗することを防ぐことができる。
また、前記シート状部材の表示手段から遠い側の面にハードコート層、防汚層、反射防止コート層、反射防止用微細構造などを設けることも可能である。
本発明の表示装置において、少なくとも前記シート状部材の表示手段に遠い側の面に第1凹凸パターンを有する態様では、表示画面の手触りを紙の印刷物に近いものとすることができる。
また、表示装置がタッチ入力やペン入力の機能を有するものである場合には、紙の上に筆記するときに近い筆記感覚が得られ、タッチ入力或いはペン入力がしやすい表示装置となる。
本発明の表示装置において、第1凹凸パターンの表面に、多数の凹部または凸部を有する態様では、表示画面のぎらつきを更に抑え、印刷物により近い表示とすることによって、使用者の眼の疲労を防止することができる。
或いは、表示画面の手触りを紙の印刷物により近いものとすることができる。
また、表示装置がタッチ入力やペン入力の機能を有するものである場合には、紙の上に筆記するときにより近い筆記感覚が得られる表示装置となる。
本発明の表示装置において、第1凹凸パターンの表面に、互いに非平行に蛇行し、不規則に形成された複数の凸条部によって形成された第2凹凸パターンを有する態様では、表示画面のぎらつきを更に抑え、使用者の眼の疲労を防止することができる。
或いは、表示画面の手触りを紙の印刷物により近いものとすることができる。
また、表示装置がタッチ入力やペン入力の機能を有するものである場合には、紙の上に筆記するときにより近い筆記感覚が得られる表示装置となる。
本発明の表示装置に使用できるシート状部材の第1凹凸パターンについて図2を用いて説明する。
本実施形態のシート状部材10は、一方の面に第1凹凸パターン11を有する。
第1凹凸パターンは、互いに非平行に蛇行し、不規則に形成された複数の凸条部によって形成されてなる。
図2の例では、第1凹凸パターン11は、一方向Yに沿って凸部11aが繰り返し形成された波形状のパターンである。本明細書において、凸部11aとは、凹凸のうち、凹部11bの底から、その隣の凹部11bの底までの間に存在する凸状の部分のことである(図3参照)。
また、本実施形態における第1凹凸パターン11は凸部11aの先端が丸みを帯びており、さらに、凹凸パターン11の稜線は蛇行している。
第1凹凸パターン11の最頻ピッチP1は、組み合わせる表示手段に合わせて適宜調整でき、紙に近い質感を得られる点から、0.1μm〜100μmの範囲であることが好ましい。
第1凹凸パターン11の平均高さB1は、所望する表示性能または表面風合いに合わせて適宜調整できるが、最頻ピッチPの5%以上、500%以下であることが好ましい。
図3に示した本発明の実施形態の例では、第1凹凸パターンの表面に、多数の凹部または凸部を有する。多数の凹部または凸部の形状は特に限定されないが、タッチペン等による筆記耐久性の点から半球状であることが好ましい。
多数の凹部または凸部の大きさは特に限定されないが、シート部材表面を垂直方向から観察したとき、第1凹凸パターンの最頻ピッチPを直径とする円に収まる大きさ以下であることが、質感の点から好ましい。
図4に示した本発明の実施形態の例では、第2凹凸パターンは、互いに非平行に蛇行し、不規則に形成された複数の凸条部によって第1凹凸パターンの表面に形成されてなる。
非平行に蛇行する第2凹凸パターンは、前記第1凹凸パターンの表面に、複数の突条が一定の方向に対して配列することによって形成されていてもよい。
第2凹凸パターンと同様に、第1凹凸パターンを形成する複数の突条の稜線は、前記シートの法線方向から見て非平行に蛇行していてもよい。
非平行に蛇行する第1凹凸パターンは、複数の突条が一定の方向に対して配列することによって形成されていてもよい。
第1凹凸パターンの配向方向と、第2凹凸パターンの配向方向が同じであってもよい。
図4は、シート状部材1の、第1凹凸パターン11と第2凹凸パターン12を、法線方向から撮影した電子顕微鏡写真の一例である。
図5は、非平行に蛇行する第1凹凸パターンは、複数の突条が一定の方向に対して配列することによって形成され、第1凹凸パターン11の表面に、複数の突条部12aが配列することによって形成されたシート状部材の例を示す斜視図である。
図6は、図5の斜視図に示したシート状部材の例を任意のY−Z平面で切ったときの断面図を示したものである。
複数の突条部12aの稜線の間隔は、第1の方向において不規則に変化している。また、隣り合う2つの突条部12aの稜線の間隔は、第2の方向において不規則に、かつ連続的に変化していることが好ましい。
ただし、第1の方向、及び第2の方向において、突条部12aの稜線の間隔が変化しない部分を含んでいてもよい。また、突条部12aの稜線は、その途中で任意の他の突条部12aの稜線に枝分かれしていてもよく、複数の突条部12aの稜線が重なっていてもよい。
上述した通り、第1凹凸パターン11の突条部11aの稜線の間隔、及び第2凹凸パターン12の突条部12aの稜線の間隔は一定ではない。本発明のシート状部材の1つの態様において、隣り合う2つの突条部11aの稜線の間隔を表す「ピッチ」は、最頻ピッチP1として表すことができる。ここで、「最頻ピッチP1」とは、隣り合う2つの突条部11aの稜線の間隔(稜線間距離)のうち、最も出現頻度が高い稜線間距離のことを意味する。
まず、シート状部材1の凹凸パターン10が形成されている面を、法線方向から電子顕微鏡で観察する。
観察条件は、加速電圧15〜20kV、ワーキングディスタンス5〜15mm程度で行うことが好ましい。電子顕微鏡観察における観察倍率は、第1凹凸パターン11の突条部11aの配列数が、20〜50列となるように適宜調整することが好ましい。
次に、得られた電子顕微鏡写真(図8)を、2次元フーリエ変換してフーリエ変換画像(図9)を得る。
ここで、得られた電子顕微鏡写真がJPEG等の圧縮画像である場合は、TIFF画像等のグレースケール画像に変換してから、2次元フーリエ変換を行うことが好ましい。
なお、図9のフーリエ変換画像において、中心からの方位は、図8に存在する周期構造、すなわち、第1凹凸パターン11を形成する突条部11aが配列する方向を意味し、中心からの距離は、図8に存在する周期構造の周期の逆数を意味する。
また、図9の画像の濃淡は周期構造の頻度を表し、淡いほど、図8に含まれる周期構造の中で、対象となる周期構造の頻度が高いことを意味する。
続いて、観察条件はそのままで、第2凹凸パターン12の電子顕微鏡観察を行う。
観察倍率は、第1の方向における突条部12aの配列数が、20〜50列になるように適宜変更する。得られた電子顕微鏡写真(図4参照)を、2次元フーリエ変換してフーリエ変換画像(図10)を得る。
ここで、得られた電子顕微鏡写真がJPEG等の圧縮画像である場合は、TIFF画像等のグレースケール画像に変換してから、2次元フーリエ変換を行うことが好ましい。
次に、図9のフーリエ変換画像の中心部以外で、突条部11aのピッチの最大頻度を示す位置D1を通るように直線L1を引き、直線L1上の突条部11aのピッチの頻度を縦軸に、中心からの距離(周期の逆数)を横軸にグラフを作成する(図11)。図11より得られたR1の逆数から最頻ピッチP1を求めることができる。
突条部11aの平均高さB1は次のようにして求める。すなわち、シート状部材1の凹凸パターン10が形成された面を、法線方向から電子顕微鏡により観察し、その観察像から第1の方向に沿って切断した断面図(図6参照)を得る。ここで、電子顕微鏡の観察条件は、前述の最頻ピッチP1を求める際に用いた条件と同じであってもよい。
図6に示すように、第1凹凸パターン11を形成する突条部11aの高さは、両隣の2つの凹部11bから、突条部11aの頂部までの第3の方向の距離の和の1/2である。すなわち、第1凹凸パターン11を形成する突条部11aの高さbiは、突条部11aに対して一方側の凹部11bから計測した突条部11aの高さをLi、他方側の凹部11bの底から計測した高さをRiとした際に、bi=(Li+Ri)/2となる。このようにして各突条部11aの高さbiを求める。そして、50個の突条部11aの高さRiとLiを測定して高さbiを算出し、それらの高さを平均して平均高さB1を求める。
本実施形態における第1凹凸パターン11は、シート状部材1を法線方向から観察して、突条部11aの稜線が蛇行している。本明細書では、第1凹凸パターン11の突条部11aの稜線の蛇行の程度を配向度C1という。この配向度C1の値が大きいほど、突条部11aの稜線が蛇行していることを意味する。ここで、「配向度C1」は、突条部11aの稜線の第2の方向に対する蛇行の程度である。すなわち、「配向度C1の値が大きい」とは、突条部11aの稜線が、前述の進行軸を中心に左右に大きな振り幅で蛇行した状態にあることを意味する。
第1凹凸パターン11の配向度C1は0.2以上であることが好ましく、0.25以上であることがより好ましく、0.30以上であることが更に好ましい。
一方、第1凹凸パターン11の配向度C1は0.50以下であることが好ましく、0.40以下であることがより好ましく、0.35以下であることがさらに好ましい。配向度C1が前記上限値以下、すなわち、0.50以下であれば、容易にシート状部材1を製造できる。すなわち、第1凹凸パターン11の配向度C1は、0.20〜0.50であることが好ましく、0.30〜0.40であることがより好ましい。配向度C1が0.20〜0.50とすることにより、紙に近い質感が得られる。
配向度C1は、以下の方法により求められる。
まず、最頻ピッチP1を求める際に得た図9のフーリエ変換像を利用し、突条部11aのピッチの最大頻度D1が、X軸上を通るように、フーリエ変換像の中心部を軸として回転させたフーリエ変換像を作成する(図12)。
ここで、「X軸」とは、フーリエ変換像の中心部を通り、画像に対して水平な線のことを指す。次いで、最大頻度D1を通り、第1の方向に平行な補助線M1を引き、補助線M1上の周期の頻度を縦軸に、最大頻度D1からの距離を横軸にとってグラフを作成する(図13)。図13のグラフから、得られたピークの半減値W1(補助線M1上の周期の頻度の値が、最大頻度D1の半分になる位置でのピークの幅)を求める。得られた値を以下の式(2)に当てはめて、配向度C1を求める。
配向度C1=W1/R1 ・・・(2)
本実施形態における第1凹凸パターン11は、突条部11aの頂部および凹部11bが丸みを帯びており、突条部11aと凹部11bを含む波状の凹凸は、正弦波状になっている。ここで、「正弦波状」とは、第1凹凸パターン11を第1の方向に沿って切断した断面図において、第1凹凸パターン11の突条部11aの断面形状の接線の傾きと、凹部11bの断面形状の接線の傾きが、連続的に変化することを意味する。
また、本実施形態において、第2凹凸パターン12の最頻ピッチP2は、0.3〜2.0μmであることが好ましく、0.4〜1.0μmであることがより好ましく、0.5〜0.8μmであることがさらに好ましい。最頻ピッチP2を上記範囲とすることで、より紙に近い質感が得られる。
最頻ピッチP2は、以下の式(3)から求められた値である。
最頻ピッチP2=1/R2 ・・・(3)
具体的に、最頻ピッチP2はシート状部材の電子顕微鏡画像より求めることができる。最頻ピッチP2は、図10のフーリエ変換画像を用いて、第1凹凸パターン11の最頻ピッチP1の算出方法と同様の方法にて、求めることができる。
すなわち、図10のフーリエ変換画像の中心部以外で、突条部12aのピッチの最大頻度を示す位置を通るように直線を引き、前記直線状の突条部12aのピッチの頻度を縦軸に、中心からの距離(周期の逆数)を横軸にグラフを作成する。このグラフより得られたR2の逆数から最頻ピッチP2を求めることができる。
突条部12aの平均高さB2は次のようにして求める。すなわち、シート状部材1の凹凸パターン10が形成された面を、法線方向から電子顕微鏡により観察し、その観察像から第1の方向に沿って切断した断面図(図6参照)を得る。ここで、電子顕微鏡の観察条件は、前述の最頻ピッチP1を求める際に用いた条件と同じであってもよい。
図6に示すように、第2凹凸パターン12を形成する突条部12aの高さは、両隣の2つの凹部12bから、突条部12aの頂部までの距離の和の1/2である。ここで、凹部12bから突条部12aの頂部までの距離は、突条部11aの頂部と、凹部11bを結ぶ線に平行であり、かつ突条部12aの頂部を通過する仮想線に対して垂直方向の距離である。すなわち、第2凹凸パターン12を形成する突条部12aの高さは、突条部12aに対して一方側の凹部12bから計測した突条部12aの高さをLS、他方側の凹部12bから計測した高さをRSとした際に、bS=(LS+RS)/2となる。このようにして各突条部12aの高さbSを求める。そして、50個の突条部12aの高さRSを測定し、それらの高さを平均して平均高さB2を求める。
本実施形態における第2凹凸パターン12も、シート状部材1を法線方向から観察して、突条部12aの稜線が蛇行している。本明細書では、突条部12aの稜線の、第2の方向に対する蛇行の程度を「配向度C2」という。この配向度C2の値が大きいほど、突条部12aの稜線が蛇行していることを意味する。
本発明の1つの態様において、配向度C2は、0.2以上であることが好ましく、0.25以上であることがより好ましく、0.30以上であることが更に好ましい。 また、第2凹凸パターン12の配向度C2は0.50以下であることが好ましく、0.40以下であることがより好ましく、0.35以下であることがさらに好ましい。
すなわち、第2凹凸パターン12の配向度C2は、0.20〜0.50であることが好ましく、0.25〜0.35であることがより好ましい。配向度C2を0.20〜0.50とすることにより、紙により近い質感が得られる。
第2凹凸パターン12の配向度C2は、最頻ピッチP2を求める際に得たフーリエ変換像(図10)を用いて、第1凹凸パターン11の配向度C1と同じ方法にて求めることができる。
第1凹凸パターン11の配向方向と第2凹凸パターン12の配向方向との差(以下、単に「配向方向の差」と言うこともある)は、紙の質感に近づける為には、できるだけ小さいことが好ましく、配向方向の差が5°以内であることが好ましく、2°以内であることがより好ましい。
しかし、表示装置がタッチ入力やペン入力の機能を有するものである場合には、指先やペン先とシート状部材とが擦れるときの抵抗を上下方向、左右方向で同じとなるような筆記適性が求められることもある。
このような場合は、第1凹凸パターンの配向方向と、第2凹凸パターンの配向方向が略直交するようにして、指先やペン先とシート状部材とが擦れるときの抵抗を上下方向、左右方向で同じ程度に調整することができる。
図15は、第1凹凸パターンの配向方向と、第2凹凸パターンの配向方向が略直交した本発明のシート状部材の例である。この例では、第1凹凸パターンの表面には第1凹凸パターンが長く延びた方向に沿って凹部と凸部が繰り返す第2凹凸パターンが形成されている。
別の表現をすれば、第1凹凸パターンは、蛇行しながらシート状部材平面上の1方向Yに向かって延びた凸部であり、方向Yに直交するシート状部材平面上の1方向Xで第1凹凸パターンを切ったときの断面積が方向Yで周期的に増減を繰り返す形状である。
ここで、第1凹凸パターン11の配向方向とは、第1凹凸パターン11の蛇行した稜線の各箇所での方向を平均した方向を意味する。また、第2凹凸パターン12の配向方向とは、第2凹凸パターン12の蛇行した稜線の各箇所での方向を平均した方向を意味する。
第1凹凸パターン11の配向方向と、第2凹凸パターン12の配向方向は、電子顕微鏡画像を元に算出することができる。
まず、上述の最頻ピッチP1を求める際に得られた電子顕微鏡画像図4、及び図8において、これら画像に共通する突条の稜線方向を一致させる。
図8のフーリエ変換像である図9において、フーリエ変換像の中心部以外で、突条部11aのピッチの最大頻度を示す位置D1から、フーリエ変換像の中心部に引いた線L1と、X軸から構成される角度θ1を、第1凹凸パターン11の配向方向とする(図14参照)。
次に、図4のフーリエ変換像である図10において、フーリエ変換像の中心部以外で、突条部12aのピッチの最大頻度を示す位置D2から、フーリエ変換像の中心部に引いた線L2と、X軸から構成される角度θ2を、第2凹凸パターン12の配向方向とする。
得られたθ1とθ2との差、すなわち、θ1-θ2で表される角度から配向方向の差を求めることができる。
[シート状部材の製造方法]
前記シート状部材10の製造方法について説明する。
シート状部材は、例えば、積層フィルム作製工程と加熱収縮工程と延伸工程とを有する製造方法により得ることができる。
[積層フィルム作製工程]
本実施形態における積層フィルム形成工程は、加熱収縮性樹脂フィルムの片面に、表面が平滑な硬質層(以下、「表面平滑硬質層」という。)を少なくとも1層設けて、積層フィルムを得る工程である。
ここで、表面平滑硬質層とは、JIS B0601に記載の中心線平均粗さ0.1μm以下の層であって、加熱収縮性樹脂フィルムを収縮させる条件下で収縮しない層である。
加熱収縮性樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート系シュリンクフィルム、ポリスチレン系シュリンクフィルム、ポリオレフィン系シュリンクフィルム、ポリ塩化ビニル系シュリンクフィルム、ポリ塩化ビニリデン系シュリンクフィルムなどを用いることができる。
加熱収縮性樹脂フィルムとして、1軸延伸フィルムまたは2軸延伸フィルムを用いることができる。
加熱収縮性樹脂フィルムとしては、収縮率が好ましくは20〜90%、より好ましくは35〜75%の収縮性を有するフィルムが用いられる。本明細書において、収縮率とは、(収縮率[%])={(収縮前の長さ)−(収縮後の長さ)}/(収縮前の長さ)×100である。
この式において、長さは加熱収縮性樹脂フィルムの収縮方向の長さである。
収縮率が20%以上であれば、シート状部材をより容易に製造できる。
一方、収縮率90%を超える加熱収縮性樹脂フィルムは作製困難である。
加熱収縮性樹脂フィルムは、表面平滑硬質層を容易に形成できることから、表面が平坦であることが好ましい。
ここで、平坦とは、JIS B0601による中心線平均粗さが0.1μm以下のことである。
表面平滑硬質層は、樹脂を主成分とするもの或いは金属または金属化合物を主成分とするものである。
表面平滑硬質層として使用可能な金属としては、加熱収縮性樹脂フィルムを構成する樹脂の種類によって適宜選択されるが、例えば、金、アルミニウム、銀、炭素、銅、ゲルマニウム、インジウム、マグネシウム、ニオブ、パラジウム、鉛、白金、シリコン、スズ、チタン、バナジウム、亜鉛、ビスマスよりなる群から選ばれる少なくとも1種の金属を使用することができる。
表面平滑硬質層として使用可能な金属化合物としては、加熱収縮性樹脂フィルムを構成する樹脂の種類によって適宜選択されるが、例えば、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化スズ、酸化銅、酸化インジウム、酸化カドミウム、酸化鉛、酸化ケイ素、フッ化バリウム、フッ化カルシウム、フッ化マグネシウム、硫化亜鉛、ガリウムヒ素よりなる群から選ばれる少なくとも1種の金属化合物を使用することができる。
表面平滑硬質層が金属または金属化合物を主成分とするものである場合は、例えば蒸着によって加熱収縮性樹脂フィルム表面に表面平滑硬質層を設けることができる。
表面平滑硬質層として使用可能な樹脂としては、加熱収縮性樹脂フィルムを構成する樹脂の種類によって適宜選択されるが、例えば、ポリビニルアルコール、ポリスチレン、アクリル樹脂、スチレン−アクリル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、フッ素樹脂などを使用することができる。
表面平滑硬質層として使用可能な樹脂としては、加熱収縮性樹脂フィルムを構成する樹脂の種類によって適宜選択されるが、例えば、ポリビニルアルコール、ポリスチレン、アクリル樹脂、スチレン−アクリル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、フッ素樹脂などを使用することができる。
表面平滑硬質層の主成分樹脂(以下、「第2の樹脂」という。)のガラス転移温度Tgと、加熱収縮性樹脂フィルムを構成する樹脂(以下、「第1の樹脂」という。)のガラス転移温度Tgとの差(Tg−Tg)は10℃以上であることが好ましい。
(Tg−Tg)は10℃以上とすることによって、第1凹凸パターンの形成が容易となる。
(Tg−Tg)は、20℃以上であることがより好ましく、30℃以上であることが特に好ましい。
ガラス転移温度が互いに異なる2種類以上の樹脂を表面平滑硬質層の主成分として用いると、第1凹凸パターンの表面に、前記方向Yに沿って波状の凹凸が繰り返されることによって形成された第2凹凸パターンを有する表面形状を形成することができる。
表面平滑硬質層の中に粒子を混合することによって、第1凹凸パターンの表面に、多数の凸部を有する表面形状を形成することができる。
表面平滑硬質層の中に混合する粒子の形状は、球状、立方体状、角柱状、円柱状、不定形などが挙げられるが、積層シートを加熱収縮後、ギラツキ防止効果の高い半球状の凸形状を形成できる点から粒子の形状は球状であることが好ましい。
表面平滑硬質層の中に混合する粒子の材質としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の有機材料や、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、雲母、ガラスなどの人工または天然の無機材料が使用可能である。
表面平滑硬質層に樹脂を主成分とする表面平滑硬質層を設ける方法としては、樹脂を含む塗工液を加熱収縮性樹脂フィルムに連続的に塗工し、乾燥する方法が挙げられる。
塗工液の塗工方法としては、例えば、エアナイフコーティング、ロールコーティング、ブレードコーティング、メイヤーバーコーティング、グラビアコーティング、スプレーコーティング、キャストコーティング、カーテンコーティング、ダイスロットコーティング、ゲートロールコーティング、サイズプレスコーティング、スピンコーティング、ディップコーティング等が挙げられる。
乾燥方法としては、熱風、赤外線等を用いた加熱乾燥法が挙げられる。
加熱収縮性樹脂フィルムへの樹脂溶液の乾燥塗工量は、1〜100g/mにすることが好ましい。
[加熱収縮工程]
加熱収縮工程は、上記積層フィルムを加熱して加熱収縮性樹脂フィルムを収縮させることにより、前記表面平滑硬質層を折り畳むように変形させて、凹凸パターンを形成する工程である。
加熱収縮工程では、40%以上の収縮率で収縮させることが好ましい。
このように収縮率を40%以上とすることによって、未収縮領域が少ない凹凸パターン11を形成できる。
収縮率が大きくなりすぎると、得られるシート状部材10の面積が小さくなるため、歩留まり上好ましくない。
このような観点からは、収縮率の上限は80%が好ましい。
加熱方法としては、熱風、蒸気、熱水または遠赤外線中に通す方法等が挙げられ、中でも、均一に収縮させることができることから、熱風、遠赤外線に通す方法が好ましい。
加熱収縮性樹脂フィルムの熱収縮させる際の加熱温度は、使用する加熱収縮性樹脂フィルムの種類および目的とする凹凸パターン11の最頻ピッチPならびに凸部11aの平均高さBに応じて適宜選択することが好ましい。
表面平滑硬質層が樹脂を主成分とする場合には、加熱収縮温度は、加熱収縮性樹脂フィルムの主成分である樹脂のガラス転移温度Tg以上の温度で熱収縮させ、凹凸パターン11を形成する。
このとき、加熱収縮温度は、(Tg+15℃)未満であることが好ましい。
一旦加熱収縮させた積層フィルムを延伸して、収縮率を調整することによって、凹凸パターンの形状を制御することも可能である。
収縮や延伸の工程をRoll to Rollで行う場合は、張力調整により加工機の流れ方向の収縮率を調整することができ、幅方向の両端部を把持して引っ張ることによって、幅方向の収縮率を調整することができる。
なお、以上説明した実施形態では、基材の片面の全面に硬質層を設けているが、目的、用途などに応じて、基材の片面の一部に硬質層を設けてもよいし、基材の両面の全部に硬質層を設けてもよいし、基材の両面の一部に硬質層を設けてもよい。
以上説明した実施形態の例では、加熱収縮させた積層フィルムをそのままシート状部材として使用したが、加熱収縮させた積層フィルムの表面形状を他の基材上にコピーしたものをシート状部材として使用してもよい。
加熱収縮させた積層フィルムの表面形状を他の基材上にコピーする方法としては、インプリント法または射出成型法により、該表面形状の転写物を得る方法、該表面形状の3次元データを計測し、3Dプリンタまたは切削加工により複製品を得る方法が挙げられる。
インプリント法または射出成型法により転写物を量産する場合は、樹脂製または金属製の型を用いることが好ましい。
樹脂製の型は、該表面形状の上にUV硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、溶融した熱可塑性樹脂などを塗布した後、硬化し、硬化した樹脂を該積層フィルムから剥離する方法で作製することができる。
金属性の型は、樹脂性基材の表面形状の上にメッキ法により金属を堆積させた後、該樹脂性基材を剥離または溶媒により溶解して型を得る作製することができる。
更に、樹脂性の型から金属製の二次型を作製する方法や金属性の型から樹脂製の二次型を作製する方法も使用できる。
また作製した型の表面に切削加工や3Dプリンタなどの印刷加工を施すことにより、前述の第1凹凸パターンの表面に第2凹凸パターンを有する表面形状や第1凹凸パターンの表面に多数の凹部または凸部を有する表面形状を作製することも可能である。
凹凸パターンの転写方法については、例えば特開2012−022292に記載される方法を使用することができる。
第1凹凸パターンの配向方向と、第2凹凸パターンの配向方向が略直交した本発明のシート部材を製造する方法としては、例えば以下の方法がある。
[シート状部材の製造方法の変形例]
上述した積層フィルム作製工程において、表面平滑硬質層に代えて、以下に説明する表面に凹凸パターンを有する硬質層を形成する。
表面に凹凸パターンを有する硬質層は、加熱収縮性樹脂フィルムを収縮させる条件下で収縮しない層である。
加熱収縮性樹脂フィルムとしては、上述した積層フィルム作製工程で説明したものと同じものが使用できる。
加熱収縮性樹脂フィルムの上に未硬化の紫外線硬化性樹脂を塗工し、表面に凹凸パターンを有する金型を押し当てて金型の凹凸パターンを紫外線硬化性樹脂の表面に転写した後、紫外線を照射して紫外線硬化性樹脂を硬化させ、表面に凹凸パターンを有する硬質層を形成する。
金型の凹凸パターンとして前述の積層フィルム作製工程で作成した凹凸パターン11を用いることができる。
紫外線硬化性樹脂は硬化後の軟化温度と、加熱収縮性樹脂フィルムを構成する樹脂(第1の樹脂)のガラス転移温度Tgとの差は10℃以上であることが好ましく、20℃以上であることがより好ましく、30℃以上であることが特に好ましい。
上述した加熱収縮工程と同様の方法により、表面に凹凸パターンを有する硬質層を積層した積層フィルムを加熱して加熱収縮性樹脂フィルムを収縮させることにより、前記表面平滑硬質層を折り畳むように変形させて、第1凹凸パターンの配向方向と、第2凹凸パターンの配向方向が略直交した本発明のシート部材を得ることができる。
以上説明した実施形態の例では、加熱収縮させた積層フィルムをそのままシート状部材として使用したが、加熱収縮させた積層フィルムの表面形状を他の基材上にコピーしたものをシート状部材として使用してもよい。
本発明で使用する表示装置は、可変情報を表示できるものであれば如何なる表示装置であってもよい。本発明で使用する表示装置は、光源を有するものであってもよく、外光の透過や反射を利用するものであってもよい。表示装置の例としては、液晶表示装置、プラズマディスプレイ装置、電界放出ディスプレイ、表面電界ディスプレイ装置、有機EL表示装置などが挙げられる。
10 シート状部材
11 第1凹凸パターン
11a 第1凹凸パターンの凸部
11b 第1凹凸パターンの凹部
12 第2凹凸パターン
12a 第2凹凸パターンの凸部
12b 第2凹凸パターンの凹部

Claims (5)

  1. 少なくともシート状部材と表示手段を積層した表示装置であって、前記シート状部材は、表示装置の観察者から見て表層部に位置し、前記シート状部材の少なくとも一方の面には、互いに非平行に蛇行し、不規則に形成された複数の凸条部によって形成された第1凹凸パターンを有し、第1凹凸パターンが蛇行していることを特徴とする表示装置。
  2. 前記シート状部材の表示手段に近い側の面のみに第1凹凸パターンを有する請求項1に記載の表示装置。
  3. 少なくとも前記シート状部材の表示手段に遠い側の面に第1凹凸パターンを有する請求項1に記載の表示装置。
  4. 第1凹凸パターンの表面に、多数の凹部または凸部を有する請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 第1凹凸パターンの表面に、不規則に形成された複数の凸条部によって形成された第1凹凸パターンよりも細かな第2凹凸パターンを有する請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置。
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