JP2015161912A - 画像形成装置 - Google Patents

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Osamu Saito
理 齊藤
生野 秀一
Shuichi Ikuno
秀一 生野
福畑 好博
Yoshihiro Fukuhata
好博 福畑
龍次 井上
Ryuji Inoue
龍次 井上
哲丸 藤田
Tetsumaru Fujita
哲丸 藤田
大久保 泰秀
Yasuhide Okubo
泰秀 大久保
吉田 知史
Tomoshi Yoshida
知史 吉田
山田 晋太郎
Shintaro Yamada
晋太郎 山田
宮崎 貴史
Takashi Miyazaki
貴史 宮崎
祐介 古市
Yusuke Furuichi
祐介 古市
良平 大井
Ryohei Oi
良平 大井
理恵 足立
Rie Adachi
理恵 足立
慶 長谷川
Kei Hasegawa
慶 長谷川
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Abstract

【課題】装置本体の側方からでもトナーカートリッジを正しい位置に装着することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】トナーを収容すると共に折り畳み可能なトナー収容容器9が装着可能な装置本体1に設けられたトナーカートリッジ収容部19と、装置本体1の上部以外の側部に設けられトナーカートリッジ収容部19にトナー収容容器9を挿入するための開口部20と、開口部20から挿入されたトナー収容容器9をトナーカートリッジ収容部19に導く、トナー収容容器9の第1の面9aと接する第1のガイド部材21a及び第1の面9aと第1の稜線9abを共有するトナー収容容器9の第2の面9bと接する第2のガイド部材21bとを有するガイド部21とを備えた画像形成装置100。【選択図】図11

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、これら複数の機能を備えた複合機等の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置において消耗品であるトナーの補給方法としては、作像部とトナー収容部とを一体的にカートリッジ化したプロセスカートリッジや、プロセスカートリッジ若しくは画像形成装置本体に着脱可能なトナー収容容器であるトナーカートリッジを交換する方法が知られている。このような交換式のカートリッジでは、着脱時のトナーこぼれやトナーが付着した廃棄物(例えば補給口カバーやシール材)が発生するという問題があった。そして、これを解消すべくトナー補給時においても使用済みトナーカートリッジを取り出さずに画像形成装置内部に収容する技術が知られている(例えば「特許文献1」参照)。
しかし今までのトナーカートリッジは、装置本体の上方から落とし込みにより装置本体に装着するものであった。このため、装置本体の上方にスペースが取れない場合等においては、上述のトナーカートリッジ方式を用いることができないという問題点があった。
本発明は上述の問題点を解決し、装置本体の側方からでもトナーカートリッジを正しい位置に装着することが可能な画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、トナーを収容すると共に折り畳み可能なトナー収容容器が装着可能な装置本体に設けられたトナーカートリッジ収容部と、前記装置本体の上部以外の側部に設けられ前記トナーカートリッジ収容部に前記トナー収容容器を挿入するための開口部と、前記開口部から挿入された前記トナー収容容器を前記トナーカートリッジ収容部に導く、前記トナー収容容器の第1の面と接する第1のガイド部材及び第1の面と第1の稜線を共有する前記トナー収容容器の第2の面と接する第2のガイド部材を有するガイド部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、装置本体の上方にスペースが取れない場合等においても装置本体の側方からトナー収容容器を正しい位置に装着することが可能となり、操作性が向上した画像形成装置を提供できる。
本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置の概略図である。 本発明の一実施形態に用いられるプロセスカートリッジを説明する概略正面図である。 本発明の第1の実施形態に用いられるプロセスカートリッジを説明する要部概略側面図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる開口部及び各ガイド部材を説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられるトナーカートリッジを説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられるトナーカートリッジを説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態におけるトナーカートリッジ圧縮動作を説明する要部概略側面図である。 本発明の一実施形態に用いられるトナーカートリッジを説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態におけるトナーカートリッジ圧縮動作を説明する要部概略側面図である。 本発明の一実施形態に用いられる圧縮後のトナーカートリッジを示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる各ガイド部材を説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる各ガイド部材を説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態の変形例に用いられる各ガイド部材を説明する概略図である。 本発明の第2の実施形態に用いられる各ガイド部材を説明する概略図である。 本発明の第3の実施形態に用いられるガイド部を説明する概略図である。
図1は、本発明の一実施形態に用いられる画像形成装置としてのモノクロプリンタ(以下、プリンタという)の概略構成図である。同図においてプリンタ100は、装置本体101、トナーが封入されたプロセスカートリッジ1、書込装置2、転写ローラ3、給紙ユニット4、定着ユニット5等を備え、一般的な電子写真方式の作像プロセスに従って画像形成を行う。
装置本体101には、前カバー7と後カバー8とがそれぞれ開閉自在に設けられている。プロセスカートリッジ1、書込装置2、転写ローラ3、給紙ユニット4、定着ユニット5等の構成部品は、基本的には装置本体101に配置されている。これらプロセスカートリッジ1、書込装置2、転写ローラ3、給紙ユニット4、定着ユニット5による画像形成プロセスは、図示しない制御手段によって制御されることにより行われている。このためこれら構成部品は、制御手段と信号線を介して各種情報の送受信が行われている。
装置本体101の前面側に設けられた前カバー7の上方には表示パネル6が設けられている。表示パネル6は図示しない制御手段と信号線等を介して接続されており、様々な情報を表示してユーザに報知するように構成されている。例えば制御手段は、プロセスカートリッジ1の交換が必要な場合にはその旨を表示パネル6に表示させる。ユーザはプロセスカートリッジ1の交換表示がなされると、装置本体101の前カバー7を矢印Aで示す方向に開放してプロセスカートリッジ1を取り外して交換する。ユーザは表示パネル6に紙詰まりの発生情報が表示されると、前カバー7を矢印A方向または後カバー8を矢印B方向に開放して記録材である図示しない用紙を除去する。
次に、図2を用いてプロセスカートリッジ1の構成について説明する。プロセスカートリッジ1は、トナー収容容器としてのトナーカートリッジ9からトナーTを補給可能に構成されており、装置本体101に対して着脱可能に構成されている。プロセスカートリッジ1は、像担持体としてのドラム状の感光体11を中心とした画像形成部10と、トナーカートリッジ9を収容するトナーカートリッジ収容部19とを備えている。またプロセスカートリッジ1は、トナーカートリッジ収容部19内のトナーカートリッジ9からトナーTが補給されて貯容されるトナー収容部18を備えている。
本実施形態に用いられるトナーTは、粉砕トナー、重合トナーの何れでもよい。トナーTの外添材料については、シリコンオイル含有シリカが含まれていてもよい。シリコンオイル含有シリカの外添は、粉砕トナーまたは重合トナー100部に対して疎水シリカRY50(アエロジル製)を2部添加し、20Lヘンシェルミキサで周速40mm/sec、5分間の混合処理を行った。その後、目開き75μmの篩で篩って得られたものである。
画像形成部10には、感光体11の周囲に帯電ローラ12、感光体11に接触してトナーを供給する現像剤担持体である現像ローラ13、現像剤搬送部材である供給ローラ15、感光体11上の転写残トナーを掻き取るクリーニングブレード17が配置されている。現像ローラ13の周囲には、現像ローラ13が保持するトナー量を規制する規制ブレード14が配置されている。供給ローラ15は、トナー収容部18から搬送されるトナーTを現像ローラ13に供給する。
トナー収容部18は、紙面垂直方向に延びる筒状空間であって、その内部中央にはトナーTを攪拌しながら供給ローラ15へと搬送するアジテータ16が回転可能に配設されている。プロセスカートリッジ1では、電子写真方式の周知の1成分作像プロセスに従ってトナー像を感光体11の表面に形成する。なお本実施形態では、プロセスカートリッジ1がトナー単体で構成された1成分現像剤による1成分現像プロセスを用いるものを例示した。しかし、プロセスカートリッジ1の構成は1成分現像プロセスに対応したものに限定されるものではなく、トナーとキャリアとを備えた2成分現像剤による2成分現像プロセスを用いるプロセスカートリッジであってもよい。
プロセスカートリッジ1において、トナー収容部18の上方にはトナーカートリッジ収容部19が配設されている。トナーカートリッジ収容部19は、その上部に上カバー191が配設され、その下方にトナー収容部18との間を仕切るように下カバー192が配設されている。
トナー収容部18内のトナー残量は、図示しない残量検知手段で検知される。トナーTが所定量より少なくなると、図1に示した表示パネル6にトナー補給を促すメッセージが表示され、ユーザはトナーカートリッジ9をトナーカートリッジ収容部19内の下カバー192上にセットすることができる。
図3に示すようにトナーカートリッジ収容部19は、プロセスカートリッジ本体194と、これに対して接離する方向に移動自在に設けられた可動部195と、上カバー191及び下カバー192とで囲まれた空間部により形成される。本実施形態において接離する方向とは水平方向とするが、接離する方向はこれには限定されず、プロセスカートリッジ本体194と可動部195とが斜めに配置されている場合には傾斜方向が接離する方向となる。
プロセスカートリッジ本体194には、トナー収容部18とトナーカートリッジ収容部19内とを連通する連通部193がその底部194aに形成されている。プロセスカートリッジ本体194の下部には、底部194aと一体的に圧縮トナーカートリッジ収容部197が形成されている。プロセスカートリッジ本体194には、水平方向に延びるスリット194cが、下カバー192及び底部194aと平行になるように形成されている。スリット194cは、プロセスカートリッジ本体194の内壁面から可動部195の圧縮側移動方向に延びており、可動部195と一体的に移動する下カバー192の一部を収納するためのものである。
プロセスカートリッジ1は、トナーカートリッジ収容部19内に収容されたトナーカートリッジ9に当接して圧縮するカバー圧縮部194bを可動部195に備えている。圧縮トナーカートリッジ収容部197は、カバー圧縮部194bで圧縮されたトナーカートリッジ9を収容するものである。
可動部195はプロセスカートリッジ本体194の内壁面と対向する位置に配置されており、底部194a上で水平方向に移動自在とされている。可動部195には、移動方向である水平方向に延在しトナーカートリッジ収容部19の底部を構成する下カバー192が形成されている。下カバー192には、同カバーを貫通するようにカバー連通部192aが形成されている。カバー連通部192aと連通部193とは、可動部195が移動して圧縮動作を行う前の図3に示すセット状態においては可動部195の移動方向にずれて形成されている。そして、トナー補給時において図7に示すように可動部195が移動して圧縮動作が開始すると、互いに連通するように配置されている。また下カバー192には、後述するトナーカートリッジ9が折り畳まれた際に通過可能となる大きさの貫通穴192bが形成されている。プロセスカートリッジ本体194と下カバー192とは図示しないスポンジでシールされており、トナー飛散が防止されている。
可動部195におけるプロセスカートリッジ本体194の内壁面と対向する位置には、カバー圧縮部194bが上記内壁面に向かって突出して形成されている。カバー圧縮部194bは、可動部195に対して可動部195の移動方向に進退自在に設けられており、付勢手段である圧縮コイルばね196によって可動部195から上記内壁面に向かって突出するように形成されている。
本実施形態では、トナーカートリッジ9を装着するトナーカートリッジ収容部19がプロセスカートリッジ1に直接設けられた形態としている。このため本実施形態では、装置本体とはプロセスカートリッジ1を示すことになる。しかし、トナーカートリッジ収容部19の設置形態としては、プロセスカートリッジ1に対して個別となるように装置本体101に配置した形態であってもよい。この場合、トナーカートリッジ収容部19とトナー収容部18とを図示しない連結路で連結し、トナーカートリッジ収容部19内でトナーカートリッジ9内から排出されたトナーTを、連結路を介してトナー収容部18に供給すればよい。
装置本体であるプロセスカートリッジ1の側部、すなわち図2において紙面手前側側面には、図4に示すようにトナーカートリッジ9が通過可能な開口部20が形成されている。開口部20は後述するトナーカートリッジ9の外観形状と相似形状(本実施形態では逆三角形)となるように形成されており、上カバー191とプロセスカートリッジ本体194とにわたって形成されている。上カバー191とプロセスカートリッジ本体194との境界部には2カ所の溝部が形成されており、各溝部には第1のガイド部材21aと第2のガイド部材21bとが固設されている。各ガイド部材21a,21b及び後述する当接部材21cによって図2に示すガイド部21が構成されている。なお、ガイド部21の構成については後述する。
底部194aに取り付けられた圧縮トナーカートリッジ収容部197は板金材料によって閉じた箱形に構成されており、その装置手前側には開閉自在な蓋197aが設けられている。その内部に圧縮後のトナーカートリッジ9を収容する圧縮トナーカートリッジ収容部197はその高さが圧縮時におけるトナーカートリッジ9の高さよりも大きくなるように形成されており、その内部に圧縮後のトナーカートリッジ9を複数収容する。圧縮トナーカートリッジ収容部197の装置奥側の側面197bは上方から下方に向かうに従い装置内方に向けて傾斜して形成されており、その上面をトナーが滑りながら落下するように構成されている。また、側面197bの上部が接続される底部194aには、後述するトナーカートリッジ9が折り畳まれた際に通過可能となる大きさの貫通穴194dが形成されている。
次に、トナーカートリッジ9について説明する。本実施形態に用いられるトナーカートリッジ9は、図5に示すように四面体からなるトナー収容部91の内部にトナーを封入して収容している。トナーカートリッジ9は、紙とポリエチレンのシート材とを用いて四面体となるように組み立ててトナー収容部91を形成している。
下カバー192上に載置されるトナー収容部91の一辺となる下辺92には、開放されることで外部と連通するトナー補給用の開口部93が形成されている。開口部93は接着剤97でシールされており、カバー圧縮部194bとガイド部21とに挟まれて所定以上の圧縮力が付与されると開口するように構成されている。この接着剤には、三井化学東セロ株式会社製の接着用フィルムCMPS(登録商標)を用いている。図5において、符号94,95は接着剤97が配置された接着領域を示す。トナーカートリッジ9は、下辺92の開放後にトナー収容部91における開放した下辺92を底辺とした三角形の中線Sで折り畳み可能に形成されている。本実施形態における中線Sとは、下辺92を底辺とした三角形の頂点に位置する接着領域94から対辺となる底辺92の中点を結んだ直線としている。しかし、三角形の頂点から延びる直線は必ずしも底辺92の中点を結ぶ必要はなく、中点を基準に底辺92の延びる方向にずれた位置で頂点と結ぶ直線であればよい。このように、本実施形態における中線Sとはその範囲に幅を有している。
図6は、プロセスカートリッジ1内の下カバー192上にトナーカートリッジ9を載置した状態をトナー収容部18側から見た図である。この状態では、トナーカートリッジ9の開口部93は閉じた状態となっている。この状態から開口部93を開くには、図7に示すように可動部195を図中右方である圧縮方向にスライド移動させる。すると、カバー圧縮部194bとガイド部21を構成する当接部材21cとがトナーカートリッジ9に両側からそれぞれ当接し、可動部195の移動を進めることでトナーカートリッジ9を圧縮する。トナーカートリッジ9は、圧縮されることで図8に示すように開口部93のシール部分が破れて開放される。このとき、水平方向にずれて配置されていたカバー連通部192aと連通部193とが、可動部195が移動することにより重合する。このため、開放された開口部93から排出されたトナーTがトナー収容部18に落下して補給される。また、可動部195が移動することで上カバー191がトナーカートリッジ収容部19を覆うので、トナー補給時におけるトナーカートリッジ収容部19からのトナー飛散を防止することができる。
可動部195が図7に示す補給状態から圧縮方向にさらに移動すると、図9に示すようにトナーカートリッジ9はトナーカートリッジ収容部19内においてカバー圧縮部194bによってガイド部21に押圧されて潰された状態となる。初期の圧縮によって開放された開口部93は切り込み方向と直交する方向に閉じられ、トナーカートリッジ9は図10に示すようにトナーカートリッジ9を構成するシート材の厚みtの2枚分の厚さ2tまで圧縮される。
圧縮され折り畳まれたトナーカートリッジ9は、カバー圧縮部194bと各ガイド部材21a,21bと当接部材21cとに挟持されて貫通穴192b上に位置した状態となる。このとき貫通穴192bと貫通穴194dとは重合しており、図9に示す状態から可動部195が圧縮方向とは逆方向に少し移動されると、貫通穴192b上に位置している折り畳まれたトナーカートリッジ9が各貫通穴192b,194dを通過して落下する。落下したトナーカートリッジ9は、図9に二点鎖線で示すように、圧縮トナーカートリッジ収容部197の底部に起立した状態で当接し、その後倒れて収容される。
ここで、本発明の特徴部であり第1の実施形態に用いられるガイド部21について説明する。ガイド部21は、図3及び図4に示すように、第1のガイド部材21a、第2のガイド部材21b、当接部材21cによって構成されている。第1のガイド部材21aと第2のガイド部材21bとは上カバー191とプロセスカートリッジ本体194との境界部に形成された2カ所の溝部に固設されており、当接部材21cはプロセスカートリッジ本体194の内壁面に固定されている。当接部材21cの上部角部は、その上面に載置されたトナーカートリッジ9が自重で滑り落ちることが可能となるように曲面状の面取りが施されている。
開口部20からトナーカートリッジ9が挿入されたとき、図11に示すように、第1のガイド部材21aはトナーカートリッジ9の第1の面9aと接するように、第2のガイド部材21bはトナーカートリッジ9の第2の面9bと接するように配設されている。面9aと面9bとはトナーカートリッジ9の第1の稜線9abを共有する位置関係にあり、各ガイド部材21a,21bは第1の稜線9abと垂直視及び水平視共にそれぞれ平行となるように配設されている。
図12は、各ガイド部材21a,21bを開口部20側から見た図である。各ガイド部材21a,21b間の距離をLと定義し、トナーカートリッジ9において面9aとも面9bとも共有しないトナーカートリッジ9の第2の稜線9cdの長さをL1と定義するものとする。このとき、トナーカートリッジ9を各ガイド部材21a,21bから脱落せず安定した状態でトナーカートリッジ収容部19まで移動させるためには、LがL1より短い必要がある。また、各ガイド部材21a,21b上にトナーカートリッジ9が乗り上げてしまうことを防止するためには、トナーカートリッジ9の重心位置よりも各ガイド部材21a,21bの位置が高い位置にあることが望ましい。従って、少なくともLはL1/2以上の長さであるとよい。
上述した各ガイド部材21a,21bは、垂直視において平行であるとより安定した状態でトナーカートリッジ9をトナーカートリッジ収容部19まで移動させることができる。しかし、上述したLとL1との関係を満たす範囲内であれば、各ガイド部材21a,21b間のカートリッジ搬送方向下流側の間隔をL2、同上流側の間隔をL3としたとき、図13に示すようにL2をL3よりも大きくしてもよい。
図9に示した状態で印刷動作を行い、トナー収容部18内のトナー残量が所定量より少なくなると、表示パネル6にはトナー補給を促すメッセージが表示される。ユーザは可動部195を圧縮方向とは逆方向に移動させ、プロセスカートリッジ1は図3に示す状態となる。このとき圧縮されたトナーカートリッジ9は、可動部195が移動することによりカバー圧縮部194bとガイド部21との挟持状態が解除され、重合状態の各貫通穴192b、194dを通過して圧縮トナーカートリッジ収容部197に落下して収容される。
次に、ユーザは新たなトナーカートリッジ9をプロセスカートリッジ1の側部に設けられた開口部20からプロセスカートリッジ1の内部に挿入し、手または棒状の部材を用いてトナーカートリッジ9をトナーカートリッジ収容部19に移動させる。このとき、各ガイド部材21a,21bによってトナーカートリッジ9の姿勢が維持されるので、トナーカートリッジ9を安定した状態でトナーカートリッジ収容部19に移動させることができる。内部に挿入されたトナーカートリッジは、やがてその面9a,9bが各ガイド部材21a,21bから離脱し、その接着領域95の底部を当接部材21cに接触させて、図3において上部を左側に傾けた状態でトナーカートリッジ収容部19内に載置される。そして、接着領域95の底部が当接部材21cの曲面上を滑ることにより、図3に示すように所定の位置に供給される。
上述の構成により、装置本体であるプロセスカートリッジ1の上方にスペースが取れない場合等においてもプロセスカートリッジ1の側方からトナーカートリッジ9を正しい位置に装着することが可能となり、操作性が向上した画像形成装置を提供できる。また、圧縮後のトナーカートリッジ9を収容する圧縮トナーカートリッジ収容部197を有することにより、圧縮後のトナーカートリッジ9を機外に排出する必要がなく操作性を向上することができる。
本実施形態におけるトナーカートリッジ9は、下辺92の開放後にトナー収容部91における開放した下辺92を底辺とした三角形の中線Sで折り畳み可能に形成されているので、圧縮後の厚さを従来のトナーカートリッジよりも効率よく圧縮できる。このため、トナーカートリッジ9の圧縮効率を向上し、多数のトナーカートリッジ9を圧縮トナーカートリッジ収容部197内に収容することができる。
図14は、本発明の第2の実施形態に用いられる第1のガイド部材22aと第2のガイド部材22b(図には22aのみを示す)とを有するガイド部22を示している。このガイド部材22a,22bは、第1の実施形態で示した各ガイド部材21a,21bと比較すると、開口部20側の高さH1がトナーカートリッジ収容部19側の高さH2よりも高くなるように傾斜している点においてのみ相違しており他の構成は同一である。この構成とすることにより、トナーカートリッジ9の装着時においてトナーカートリッジ9が自重によって各ガイド部材22a,22b上を滑落する。これにより、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができると共に、ユーザの手や棒状の部材を使用することなくトナーカートリッジ9の装着を行うことができ、操作性を向上させることができる。
上述した各ガイド部材21a,21b,22a,22bは共に丸棒形状としたが、角棒形状であってもよい。丸棒形状とすることにより部材形状を最小限の大きさとすることができ、画像形成装置の小型化を図ることができる。また、各ガイド部材21a,21b,22a,22bとしては、金属製であることが望ましい。これにより強度を確保することができ撓む虞が減少するので、小型の画像形成装置においてもトナーカートリッジ9をトナーカートリッジ収容部19まで安定した姿勢で移動させることができる。
図15は、本発明の第3の実施形態に用いられるガイド部23を示している。ガイド部23はコ字形状の部材23dによって構成されており、トナーカートリッジ9が載置された際に接触して第1のガイド部材として機能する角部23a及び第2のガイド部材として機能する角部23bを有している。各角部23a,23bは、接触したトナーカートリッジ9が移動時において破損しないように面取りが施されている。また、部材23aのトナーカートリッジ収容部19側に位置する下方角部23cには側面視において曲面状の面取りが施されており、下方角部23cは接触部材として機能する。この構成とすることにより各ガイド部材と接触部材とを一部品化でき、第1及び第2の実施形態と同様の作用効果を得ることができると共にコストを低減することができる。また、複数の部品を組み合わせて部材23dを構成することにより、部品23dの生産性が向上すると共に製作コストを低減することができる。
上記各実施形態において、それぞれのガイド部の各ガイド部材及びこれと同様に機能する部位を振動可能に構成してもよい。振動を発生させる方法としては、画像形成装置内で用いられているモータ等の駆動装置から発生する振動を伝達させる構成が挙げられる。しかし、より効果的に振動を得る構成としては、バイブレータ等の振動発生装置を専用に設けることが望ましい。これにより、トナーカートリッジ9をトナーカートリッジ収容部19まで容易に移動させることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本発明を適用する画像形成装置は、上述のタイプの画像形成装置に限らず、他のタイプの画像形成装置であってもよい。すなわち、本発明を適用する画像形成装置は、プリンタ、ファクシミリの単体、あるいはこれらの複合機、これらに関するモノクロ機やカラー機等の複合機であってもよい。その他、本発明を適用する画像形成装置は、電気回路形成に用いられる画像形成装置、バイオテクノロジー分野において所定の画像を形成するのに用いられる画像形成装置であってもよい。
本発明の実施の形態に記載された効果は本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 装置本体(プロセスカートリッジ)
9 トナー収容容器(トナーカートリッジ)
9a 第1の面
9b 第2の面
9ab 第1の稜線
9cd 第2の稜線
19 トナーカートリッジ収容部
20 開口部
21,22,23 ガイド部
21a,22a 第1のガイド部材
22b、22b 第2のガイド部材
100 画像形成装置(プリンタ)
特開平8−272204号公報

Claims (10)

  1. トナーを収容すると共に、第1の面及び第1の面と第1の稜線を共有する第2の面とを有し、折り畳み可能なトナー収容容器が装着可能な装置本体に設けられたトナーカートリッジ収容部と、
    前記装置本体の側部に設けられ前記トナーカートリッジ収容部に前記トナー収容容器を挿入するための開口部と、
    前記開口部から挿入された前記トナー収容容器を前記トナーカートリッジ収容部に導く、前記トナー収容容器の第1の面と接する第1のガイド部材及び前記トナー収容容器の第2の面と接する第2のガイド部材を有するガイド部とを備えた画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    第1のガイド部材と第2のガイド部材との最短距離は、第1の面とも第2の面とも共有しない前記トナー収容容器の第2の稜線の長さよりも短く、第2の稜線の1/2以上の長さであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、
    第1のガイド部材及び第2のガイド部材は第1の稜線に対して共に平行であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか一つに記載の画像形成装置において、
    第1のガイド部材及び第2のガイド部材は前記開口部から前記トナーカートリッジ収容部に向かい重力方向下向きの傾きを有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか一つに記載の画像形成装置において、
    第1のガイド部材及び第2のガイド部材は棒状の部材であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、
    前記棒状の部材は金属製であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし4の何れか一つに記載の画像形成装置において、
    第1のガイド部材と第2のガイド部材とが一体的に形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7記載の画像形成装置において、
    前記一体的に形成されたガイド部材は複数の部品によって構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1ないし8の何れか一つに記載の画像形成装置において、
    第1のガイド部材及び第2のガイド部材が共に振動することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし9の何れか一つに記載の画像形成装置において、
    前記トナーはオイル含有シリカを外添剤に含むことを特徴とする画像形成装置。
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