JP2015161514A - 圧壊試験装置および圧壊試験方法 - Google Patents

圧壊試験装置および圧壊試験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015161514A
JP2015161514A JP2014035079A JP2014035079A JP2015161514A JP 2015161514 A JP2015161514 A JP 2015161514A JP 2014035079 A JP2014035079 A JP 2014035079A JP 2014035079 A JP2014035079 A JP 2014035079A JP 2015161514 A JP2015161514 A JP 2015161514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
battery
pressing
control
crushing test
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014035079A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6026450B2 (ja
Inventor
新 奥山
Arata Okuyama
新 奥山
徳 江連
Toku Ezure
徳 江連
青木 雄一
Yuichi Aoki
雄一 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Espec Corp
Original Assignee
Espec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Espec Corp filed Critical Espec Corp
Priority to JP2014035079A priority Critical patent/JP6026450B2/ja
Publication of JP2015161514A publication Critical patent/JP2015161514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6026450B2 publication Critical patent/JP6026450B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Abstract

【課題】加圧力がオーバーシュートをすることなく加圧速度を制御することが可能であり、再現性の高いデータを取得することが可能な圧壊試験装置および圧壊試験方法を提供する。【解決手段】圧壊試験装置1は、電池を押圧するための加圧盤13と、加圧盤13を移動させるための駆動力を発生する駆動部3と、駆動部3の制御を行う制御部4と、加圧盤13が電池を押圧する加圧力を検知する圧力センサ5とを備えている。制御部4は、駆動部3に対して、加圧盤13を電池を押圧する方向へ所定の移動速度で移動するように制御する変位速度制御と、加圧盤13が電池を所定の大きさの加圧力で押圧するように制御する荷重制御とを行なう構成を有している。制御部4は、圧力センサ5から所定の大きさ以上の加圧力に関する信号を受けたときに、変位速度制御から前記荷重制御へ切り換える。【選択図】図1

Description

本発明は、圧壊試験装置および圧壊試験方法に関する。
従来、電池の安全性を評価するため試験の一つとして、電池の圧壊試験が知られている。圧壊試験は、電池に外部から圧力を加え、電池の外観、内部電圧、または内部温度の変化を調べることにより、電池の安全性を評価する試験である。
このような圧壊試験を行うための装置として、特許文献1に記載されている試験装置がある。この試験装置は、試験台の上に載置された電池を所定の圧力で押圧する押圧部材と、押圧部材の押圧力を制御する加圧部材とを備えており、電池に所定の圧力を加えることが可能である。
特開2013−200210号公報
しかし、近年、電池の圧壊試験を行うための新たな条件として、電池に加える圧力だけでなく、圧力を加える速度の条件が加えられている。例えば、2013年発行の国連勧告の改訂版(UN Manual Tests and Criteria 5th revised edition Amendment 1, Part III , subjection 38.3.4.6.3)には、「圧壊は、最初の接触点で約1.5cm/秒の速度で押しつぶし、加圧力が13kN±0.78kNに達するまで続けられる。」という条件が定められている。
上記の特許文献1に記載された試験装置は、電池に加える圧力のみを制御するものであり、上記の条件にのっとって、電池に荷重を加える速度を制御することができない。
また、従来、電池に荷重を加える速度を制御する試験装置も提案されているが、そのような試験装置を用いて上記の国連勧告の条件にのっとって圧壊試験をすれば、最初の接触点で約1.5cm/秒で電池を押しつぶす場合、試験対象の電池が固いほど、押圧部材が電池に接触した直後に瞬時に荷重が大きくなるため、設定された荷重を超えないように押圧部材の速度を制御することが困難である。すなわち、設定された荷重を超えて過度に荷重をかける、いわゆる荷重のオーバーシュートが生じやすいという問題が生じるおそれがある。そのため、再現性の高いデータを取得することが困難である。
また、オーバーシュートが生じた場合には、加圧力を測定するセンサ類(ロードセルなど)に過度の荷重が与えられることがあり、この場合には、センサ類が破損して試験継続ができなくなるおそれがある。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、加圧力がオーバーシュートをすることなく加圧速度を制御することが可能であり、再現性の高いデータを取得することが可能な圧壊試験装置および圧壊試験方法を提供することを目的とする。
本発明の圧壊試験装置は、電池の圧壊試験を行うための圧壊試験装置であって、前記電池を押圧するための加圧部材と、前記加圧部材を移動させるための駆動力を発生する駆動部と、前記駆動部の制御を行う制御部と、前記加圧部材が前記電池を押圧する加圧力を検知する圧力検知部とを備えており、前記制御部は、前記駆動部に対して、前記加圧部材を前記電池を押圧する方向へ所定の移動速度で移動するように制御する変位速度制御と、前記加圧部材が前記電池を所定の大きさの加圧力で押圧するように制御する荷重制御とを行なう構成を有しており、前記制御部は、前記圧力検知部から前記所定の大きさ以上の加圧力に関する信号を受けたときに、前記変位速度制御から前記荷重制御へ切り換えることを特徴とする。
かかる構成によれば、制御部は、まず、加圧部材を駆動する駆動部に対して加圧部材を電池を押圧する方向へ所定の移動速度で移動するように制御する変位速度制御を行い、その変位速度制御を行っている間に圧力検知部から所定の大きさ以上の加圧力に関する信号を受けたときに、変位速度制御から、加圧部材が電池を所定の大きさの加圧力で押圧するように制御する荷重制御へ切り換える。そのため、加圧力がオーバーシュートをすることなく加圧速度を制御することが可能であり、再現性の高いデータを取得することが可能である。
また、前記制御部は、前記荷重制御において、前記圧力検知部の検知結果に基づいて前記所定の大きさの加圧力に維持するように、前記駆動部に対してフィードバック制御を行うのが好ましい。
かかる構成によれば、荷重制御時において、駆動部に対してフィードバック制御を行うことにより、所定の大きさの加圧力に正確に維持することが可能である。
また、前記圧力検知部が前記所定の大きさ以上の加圧力を検知したときから所定時間の計時を行う計時部をさらに備えており、前記制御部は、前記所定時間において前記駆動部に対して前記荷重制御を行い、前記所定時間の経過後に前記荷重制御を終了するのが好ましい。
かかる構成によれば、荷重制御を所定の時間だけ正確に行うことが可能であり、また、所定時間経過後に荷重制御を自動的に終了して圧壊試験を自動的に終了することが可能である。これにより、試験結果が電池の固さによる影響を受けにくくすることができ、より再現性の高いデータを取得することが可能である。
また、前記加圧部材を前記駆動部の出力部分に対して連結する連結部をさらに備えており、前記連結部は、前記加圧部材の押圧面の向きを調整可能に構成されているのが好ましい。
かかる構成によれば、加圧部材の押圧面と電池の被押圧面とが互いに傾斜している場合でも、連結部が加圧部材の押圧面の向きを調整することにより、加圧部材の押圧面と電池の被押圧面とを互いに平行にすることが可能になる。その結果、加圧部材を電池の表面に確実に面接触させることが可能である。
また、前記連結部は、前記駆動部の出力部分に取り付けられた支持板と、前記支持板と前記加圧部材との間に挟持された介在体と、前記介在体を取り囲む位置に配置され、前記支持板に対する前記加圧部材の向きを調整する複数本の調節ねじと、を備えているのが好ましい。
かかる構成によれば、加圧部材の押圧面と電池の被押圧面とを互いに平行にした状態で、介在体とそれを取り囲む複数本の調節ねじとによって、加圧部材を複数の保持位置で安定して保持することが可能である。また、電池の形状に応じて加圧部材の向きを複数本の調節ねじによって調整することが可能である。
また、前記介在体は、球状であるのが好ましい。
かかる構成によれば、介在体が球状であるので、加圧部材が全周囲のいずれの方向に傾斜しても、当該介在体が、支持板と加圧部材との間に安定して挟持される。そのため、
加圧部材の出力部分に対する取付角度を出力部分周囲の全周のいずれの方向にも調整することが可能である。
本発明の圧壊試験方法は、電池を押圧するための加圧部材と、前記加圧部材を移動させるための駆動力を発生する駆動部と、前記加圧部材が前記電池を押圧する加圧力を検知する圧力検知部とを備えた電池の圧壊試験を行うための圧壊試験装置を用いた圧壊試験方法であって、前記駆動部の駆動力によって、前記加圧部材を前記電池を押圧する方向へ所定の移動速度で移動させながら当該加圧部材によって前記電池を押圧する速度制御加圧ステップと、前記速度制御加圧ステップの間に前記圧力検知部が所定の大きさ以上の加圧力を検知したときに、当該速度制御加圧ステップから切り換えて、前記駆動部の駆動力によって、前記加圧部材が前記電池を所定の加圧力で押圧する荷重制御加圧ステップ、とを含むことを特徴とする。
かかる特徴によれば、圧力検知部から所定の大きさ以上の加圧力を検知したときに、速度制御加圧ステップから荷重制御加圧ステップに切り換えることにより、加圧力がオーバーシュートをすることなく加圧速度を制御することが可能であり、再現性の高いデータを取得することが可能である。
以上説明したように、本発明の圧壊試験装置および圧壊試験方法によれば、加圧力がオーバーシュートをすることなく加圧速度を制御することができる。その結果、再現性の高いデータを取得することができる。
本発明の実施形態に係る圧壊試験装置の構成を模式的に示した正面図である。 図1の圧壊試験装置の制御系を示したブロック図である。 図1の連結部およびその周辺部の部分拡大斜視図である。 図3の連結部の断面説明図である。 図1の圧壊試験装置を用いた圧壊試験方法の手順を示すフローチャートである。 図1の圧壊試験装置を用いた圧壊試験方法における変位速度制御を行う場合の制御ブロック図である。 図1の圧壊試験装置を用いた圧壊試験方法における荷重制御を行う場合の制御ブロック図である。 圧壊試験方法における電池に対する加圧力の時間的変化を示すグラフである。 本発明の変形例であるアンビル結合シャフト部の断面説明図である。
以下、図面を参照しながら本発明の圧壊試験装置および圧壊試験方法の実施形態についてさらに詳細に説明する。
圧壊試験装置1は、圧壊試験の対象である電池Bの圧壊試験を行うための装置である。図1〜2に示されるように、この圧壊試験装置1は、加圧器2と、加圧器2の加圧盤13に駆動力を与える駆動部3と、制御部4と、圧力センサ5と、タイマー計6とを備えている。
加圧器2は、電池Bを加圧するための器具であり、環境試験を行うための試験槽7に収容されている。試験槽7内部の温度や湿度は、空調部8によって調整される。
加圧器2は、台座11と、受圧盤12と、受圧盤12に対向して上方に配置された加圧盤13と、加圧盤13と駆動部3とを連結する連結部14とを備えている。
台座11は、底板部11aと、当該底板部11aの上方に配置された天板部11bと、底板11aと天板11bとの間を連結する複数の柱部11cと、底板部11aの下側に突出した複数の脚部11dとを有する。底板11aの上面には、受圧盤12が固定されている。
受圧盤12の上には、電池Bが載置される。電池Bは、例えば、リチウム電池などの2次電池などであり、電池であれば本発明ではとくに限定されない。
加圧盤13は、板状の加圧部材であり、電池Bを押圧するための下面(押圧面)13bを有する。
連結部14は、図3〜4に示されるように、加圧盤13を駆動部3の出力部分(後述する油圧シリンダ10のロッド10a)の下端部に対して連結する。
連結部14は、加圧盤13の下面13b(押圧面)の向きを調整可能に構成されている。すなわち、連結部14は、加圧盤13における電池Bに当接する下面13bの法線方向Aがロッド10aの移動方向D(垂直方向)に対して傾斜する向きCに、当該加圧盤13のロッド10aに対する取付角度を調整可能な構成を有する。
具体的には、連結部14は、アンビル結合シャフト部15と、球状の介在体16とを有している。
アンビル結合シャフト部15は、支持板17と、複数本の調節ねじ18とを備えている。
支持板17は、油圧シリンダ10のロッド10aの下端部に固定されている。球状の介在体16は、支持板17の下面17dと加圧盤13の上面13aとの間に挟持されている。
複数本の調節ねじ18は、介在体16の周囲を取り囲む位置に配置されている。本実施形態では、4本の調節ねじ18が、球状の介在体16の周方向において互いに90度ずつ離れた角度の位置に配置されている。
各調節ねじ18は、図4に示されるように、丸棒状の本体部18aと、その上端部にある頭部18bと、本体部18aの下部に形成された雄ねじ部18cと、を有する。ただし、調節ねじ18としては、一般のねじ、すなわち、本体部18aの全体に雄ねじ部18cが形成されたねじを用いてもよい。
調節ねじ18の本体部18aは、支持板17に上下方向に貫通して形成された貫通孔17aに貫通して挿入されている。貫通孔17aは、本体部18aの外径よりも大きく、貫通孔17aの内壁と本体部18aとの間に遊び(隙間)を有する。したがって、本体部18aは、貫通孔17a内部で傾斜することが許容される。本体部18aの下部に形成された雄ねじ部18cは、加圧盤13に形成された雌ねじ孔13cの内周面に形成された雌ねじ部13dに螺合する。これにより、調節ねじ18は、加圧盤13を吊り下げた状態で保持することが可能である。したがって、複数本の調節ねじ18は、各調節ねじ18の雌ねじ孔13cへのねじ込み量を変えることによって、支持板17に対する加圧盤13の向きを調整することが可能である。
連結部14は、上記のように構成されることにより、球状の介在体16を支持板17と加圧盤13との間に挟持した状態を維持しながら、複数本の調節ねじ18うちの一部の調節ねじ18を緩め、残りの調節ねじ18を締めることによって、加圧盤13における電池Bに当接する下面13bの法線方向Aがロッド10aの移動方向D(垂直方向)に対して傾斜する向きCに、当該加圧盤13のロッド10aに対する取付角度を調整することが可能である。これにより、図3に示される加圧部材の下面13b(押圧面)と電池Bの上面B1(被押圧面)とを互いにを平行になるように調整して、加圧盤13を電池Bの表面に確実に面接触させることが可能である。
駆動部3は、加圧盤13を受圧盤12に対して近づく方向(図1の下方向)と遠ざかる方向(図1の上方向)に移動させるための駆動力を発生する。駆動部3は、油圧により、加圧盤13に駆動力を与える油圧式の駆動機構である。具体的には、駆動部3は、図1〜2に示されるように、油圧ユニット9と、当該油圧ユニット9と配管24を介して接続された油圧シリンダ10とを備えている。
油圧ユニット9は、サーボモータ9aと、サーボモータ9aによって駆動されて作動油を油圧シリンダ10へ圧送する油圧ポンプ9bとを有している。
油圧シリンダ10は、ロッド10aと、シリンダ部10bとを有している。シリンダ部10bは、加圧器2の台座11の天板部11bに固定されている。シリンダ部10bは、例えば、試験槽7の外部に突出して配置される。なお、シリンダ部10bは、試験槽7の内部に収容されていてもよい。ロッド10aは、天板部11bを貫通して天板部11bの下方に突出している。ロッド10aは、上記の連結部14を介して加圧盤13に連結されている。
上記のように構成された油圧式の駆動部3では、サーボモータ9aで発生した回転駆動力で油圧ポンプ9bを駆動させ、油圧ポンプ9bから油圧シリンダ10へ作動油を圧送する。作動油が圧送された油圧シリンダ10では、油圧によりロッド10bが押し下げられることにより、加圧盤13に駆動力が伝達される。
このような油圧式の駆動部3では、加圧盤13が過負荷で電池Bを押圧しても、動力系(例えば、サーボモータ9a)に過負荷の影響を与えないため、加圧盤13の移動速度を維持しながら所定の加圧力まで安定して加圧盤13に駆動力を与えることが可能である。
圧力センサ5は、加圧盤13が電池Bを押圧する加圧力を検知する圧力検知部である。本実施形態の圧力センサ5は、図1〜2に示されるように、油圧ユニット9と油圧シリンダ10とを接続する配管24に設けられ、配管24内部の作動油の圧力を検知することにより、加圧盤13が電池Bを押圧する加圧力を間接的に検知することが可能である。
制御部4は、駆動部3の制御を行うものであり、駆動部3に対して、加圧盤13を電池Bを押圧する方向へ所定の移動速度で移動するように制御する変位速度制御と、加圧盤13が電池Bを所定の大きさの加圧力で押圧するように制御する荷重制御とを行なう構成を有する。
具体的には、制御部4は、図2に示されるように、上位コントローラ21と、サーボコントローラ22と、サーボアンプ23とを有する。上位コントローラ21およびサーボコントローラ22は、圧力センサ5と配線で接続されており、圧力センサ5から加圧力に関する信号を受けることが可能である。
上位コントローラ21は、サーボコントローラ22に対して、複数の動作指令を与える。複数の動作指令は、例えば、変位速度制御のために設定された移動速度(例えば、約1.5cm/秒)で加圧盤13を移動させる速度制御動作指令と、荷重制御のために所定の大きさの加圧力(例えば、約13kN)で加圧盤13に電池Bを押圧させる荷重制御動作指令とを含む。
上位コントローラ21は、変位速度制御が行われている間に、圧力センサ5から所定の大きさ(例えば、約13kN)以上の加圧力に関する信号を受けたときに、変位速度制御から前記荷重制御へ切り換えるように、サーボコントローラ22へ荷重制御動作指令を送る。
サーボコントローラ22は、上位コントローラ21からの動作指令に基づいて、油圧ユニット9から油圧シリンダ10へ送る作動油の流量を決めて、サーボアンプ23へ当該流量に対応する回転数信号を送る。回転数信号は、油圧ユニット9のサーボモータ9aの回転数に関する信号である。
サーボアンプ23は、サーボコントローラ22から受けた回転数信号に対応する電流をサーボモータ9aへ送る。
また、制御部4は、荷重制御において、圧力センサ5の検知結果に基づいて所定の大きさ(例えば、約13kN)の加圧力を維持するように、駆動部3に対してフィードバック制御を行う。具体的には、制御部4のサーボコントローラ22は、荷重制御を行っている間、圧力センサ5によって検知された加圧盤13の加圧力に関する信号を所定の時間間隔(例えば、0.1〜1秒)で逐次受け取る。サーボコントローラ22は、その加圧力に関する信号に基づいて、所定の大きさの加圧力を維持するために必要なサーボモータ9aの回転数を演算し、演算された回転数に基づく回転数信号をサーボアンプ23へ送り、サーボモータ9aの回転数を制御する。これにより、油圧ユニット9から油圧シリンダ10への作動油の流量を制御し、加圧盤13の加圧力を所定の大きさに維持するようにフィードバック制御をすることが可能である。
タイマー計6は、圧力センサ5が所定の大きさ(例えば、約13kN)以上の加圧力を検知したときから所定時間(例えば、約12秒)の計時を行う計時部である。タイマー計6は、圧力センサ5と配線で接続されており、圧力センサ5から加圧力に関する信号を受けることが可能である。また、タイマー計6は、サーボコントローラ22と配線で接続されており、所定時間が経過したときにサーボコントローラ22に荷重制御を終了するためのトリガとなる信号を送ることが可能である。
このタイマー計6が所定時間の計時を行うことにより、制御部4は、圧力センサ5が所定の大きさ以上の加圧力を検知したときから所定時間において駆動部3に対して荷重制御を行い、所定時間の経過後に荷重制御を終了することが可能である。
なお、タイマー計6は、圧力センサ5または制御部4に組み込まれていてもよい。
以上のように構成された圧力試験装置1を用いて、電池Bの圧壊試験を行う場合、その圧壊試験方法は、大きく分けて2つのステップ、すなわち、
(1)駆動部3の駆動力によって、加圧盤13を電池Bを押圧する方向へ所定の移動速度で移動させながら当該加圧盤13によって電池Bを押圧する速度制御加圧ステップと、
(2) 速度制御加圧ステップの間に圧力センサ5が所定の大きさ以上の加圧力を検知したときに、当該速度制御加圧ステップから切り換えて、駆動部3の駆動力によって、加圧盤13が電池Bを所定の加圧力で押圧する荷重制御加圧ステップ、
とを含む。
上記の圧壊試験方法は、具体的には、図5のフローチャートに示される手順で行われる。
ここで、ステップS1を行う前に、事前に、試験対象である電池Bを受圧盤12の上に載置する。そして、加圧盤13の下面13bが電池Bの上面に平行になるように、加圧盤13のロッド10aに対する取付角度を連結部14によって調整しておく。具体的には、取付角度は、連結部14の複数の調整ねじ18(図3〜4参照)の一部の調節ねじ18を緩め、残りの調節ねじ18を締めることによって調整される。
加圧盤13の取付角度を調整した後、図5のステップS1に示されるように、制御部4は、加圧盤13を所定の変位速度として、約1.5cm/秒で下降させるように駆動部3を制御(すなわち、変位速度制御)する(速度制御加圧ステップ)。このとき、電池Bに対する加圧力は、図8のグラフの時間t1の範囲内における曲線Iのように、加圧盤13が電池Bに接触した時点t0からほぼ時間に比例して上昇する。
このステップS1の速度制御加圧ステップにおいては、図6の制御ブロック図に示されるように、まず、上位コントローラ21が、変位速度制御のために設定された移動速度(例えば、約1.5cm/秒、具体的には、1.5cm/秒)で加圧盤13を移動させる速度制御動作指令をサーボコントローラ22へ送る。ついで、サーボコントローラ22は、加圧盤13を等速で移動させるために油圧ユニット9から油圧シリンダ10へ送る作動油の流量を決めて、サーボアンプ23へ当該流量に対応する回転数信号を送る。ついで、サーボアンプ23は、サーボコントローラ22から受けた回転数信号に対応する電流を油圧ユニット9のサーボモータ9aへ送る。油圧ユニット9は、サーボコントローラ22で設定された流量の作動油を、配管24を介して油圧シリンダ10へ送る。その結果、油圧シリンダ10は、加圧盤13を設定された移動速度(例えば、約1.5cm/秒)で下降させる。
加圧盤13は、設定された移動速度で下降する途中(例えば、図8のt0の時点)において、当該加圧盤13の下面13bは、電池Bの上面に面接触する。この場合、電池Bの上面が「最初の接触点」となる。なお、加圧盤13の下面13bに突起がある場合には、その突起が最初に接触した電池Bの部分が「最初の接触点」となる。
油圧シリンダ10は、加圧盤13が電池Bの上面に接触した後も、継続して加圧盤13を下降させ、加圧力が13kNに到達するまで、加圧盤13によって電池Bを加圧する。
そして、ステップS2において、圧力センサ5が加圧力が13kNに到達したことを検知したとき(ステップS2においてYesの場合)、ステップS3において、タイマー計5が所定時間(例えば、12秒)の計時を開始する。それとともに、制御部4は、上記の変位速度制御から荷重制御に切り換えて、加圧盤13を所定の加圧力として、上記の2013年発行の国連勧告の改訂版に基づく所定の圧力(13kN)で保持しながら、加圧盤13が電池Bを押圧するように制御する(荷重制御加圧ステップ、すなわち、荷重制御)。このとき、電池Bに対する加圧力は、図8のグラフの時間t2の範囲内における曲線IIのように、所定時間(12秒)の間、所定の圧力P0(=13kN)に維持される。このため、変位速度制御を所定の圧力P0を超えるまで継続しないので、加圧力のオーバーシュートの発生を回避することができる。
このステップS4の荷重制御加圧ステップにおいては、図7の制御ブロック図に示されるように、まず、上位コントローラ21が、荷重制御のために設定された加圧力P0(=13kN)で加圧盤13を加圧させる荷重制御動作指令をサーボコントローラ22へ送る。ついで、サーボコントローラ22は、加圧盤13が上記の加圧力で加圧を行うために油圧ユニット9から油圧シリンダ10へ送る作動油の流量を決めて、サーボアンプ23へ当該流量に対応する回転数信号を送る。ついで、サーボアンプ23は、サーボコントローラ22から受けた回転数信号に対応する電流を油圧ユニット9のサーボモータ9aへ送る。油圧ユニット9は、サーボコントローラ22で設定された流量の作動油を、配管24を介して油圧シリンダ10へ送る。その結果、油圧シリンダ10は、加圧盤13が上記の加圧力で電池Bを加圧するように、加圧盤13に圧力を与える。
このとき、制御部4は、上記のように、圧力センサ5の検知結果に基づいて所定の大きさP0(=13kN)の加圧力に維持するように、駆動部3に対してフィードバック制御を行う。すなわち、制御部4のサーボコントローラ22は、荷重制御加圧ステップ(すなわち、荷重制御)を行っている間、圧力センサ5によって検知された加圧盤13の加圧力に関する信号を所定の時間間隔で逐次受け取る。サーボコントローラ22は、その加圧力に関する信号に基づいて、所定の大きさの加圧力に維持するために必要なサーボモータ9aの回転数を演算し、演算された回転数に基づく回転数信号をサーボアンプ23へ送り、サーボモータ9aの回転数を制御する。これにより、油圧ユニット9から油圧シリンダ10への作動油の流量が制御され、加圧盤13の加圧力を所定の大きさP0(=13kN)に維持するようにフィードバック制御がされる。
そして、ステップS4の加圧力を所定の加圧力P0(=13kN)に保持する荷重制御加圧ステップ(荷重制御)を行っている間に、上記の所定時間t2(例えば、12秒)が経過した場合(ステップS4がYesの場合)には、制御部4は、駆動部3に対して加圧盤13を上昇させるように制御する。
具体的には、所定時間が経過したときには、タイマー計6は、制御部4のサーボコントローラ22へサーボコントローラ22が荷重制御を終了するためのトリガとなる信号(例えば、終了信号)を送る。終了信号を受けたサーボコントローラ22は、サーボアンプ23へ加圧盤13を上昇させるための回転数信号を送る。サーボアンプ23は、サーボコントローラ22から受けた回転数信号に対応する電流を油圧ユニット9のサーボモータ9aへ送り、油圧ユニット9は、サーボコントローラ22で設定された流量の作動油を、配管24を介して油圧シリンダ10へ送る。その結果、油圧シリンダ10は、加圧盤13を上昇させることが可能である。
このように加圧盤13を上昇させることにより、電池Bに対する加圧力は、図8のグラフの曲線IIIのように、ほぼ時間に比例して下降し、0になるまで下降する。
加圧盤13を上昇させた後、圧壊試験方法の制御はすべ終了する。
(特徴)
(1)
本実施形態の圧壊試験装置1では、制御部4は、圧力センサ5から所定の大きさ以上の加圧力P0(例えば、13kN)に関する信号を受けたときに、変位速度制御から荷重制御へ切り換えるように構成されている。したがって、 制御部4は、まず、加圧盤13を駆動する駆動部3に対して加圧盤13を電池Bを押圧する方向へ所定の移動速度(例えば、約1.5cm/秒))で移動するように制御する変位速度制御を行い、その変位速度制御を行っている間に圧力センサ5から所定の大きさP0(例えば、13kN)以上の加圧力に関する信号を受けたときに、変位速度制御から、加圧盤13が電池Bを所定の大きさの加圧力P0(例えば、13kN)で押圧するように制御する荷重制御へ切り換える。そのため、加圧力がオーバーシュートをすることなく加圧速度を制御することが可能であり、再現性の高いデータを取得することが可能である。
また、加圧力のオーバーシュートが生じて、加圧力を測定する圧力センサ5等にセンサ類に過度の荷重が与えられるおそれがないので、圧力センサ5が破損して試験継続ができなくなるおそれが解消される。したがって、加圧盤13の加圧力を測定する圧力検知部として、上記の実施形態のように油圧を測定する圧力センサ5の代わりにロードセルなども用いることが可能になる。
(2)
また、本実施形態の圧壊試験装置1では、制御部4は、荷重制御時において、駆動部に対してフィードバック制御を行うことにより、所定の大きさの加圧力に正確に維持することが可能である。
(3)
また、本実施形態の圧壊試験装置1は、圧力センサ5が所定の大きさ以上の加圧力P0(例えば、13kN)を検知したときから所定時間の計時を行う計時部としてタイマー計6を備えている。制御部4は、所定時間において駆動部3に対して荷重制御を行い、所定時間の経過後に荷重制御を終了する。これにより、荷重制御を所定の時間だけ正確に行うことが可能であり、また、所定時間経過後に荷重制御を自動的に終了して圧壊試験を自動的に終了することが可能である。その結果、試験結果が電池Bの固さによる影響を受けにくくすることができ、より再現性の高いデータを取得することが可能である。
(4)
また、本実施形態の圧壊試験装置1は、加圧盤13を駆動部3の出力部分であるロッド10aに対して連結する連結部14を備えている。連結部14は、加圧盤13の下面13b(押圧面)の向きを調整可能に構成されている。そのため、電池Bの上面B1が平坦でないなどの原因により、図3に示される加圧盤13の下面13b(押圧面)と電池Bの上面B1(被押圧面)とが互いに傾斜している場合でも、加圧盤13の下面13bの向きを調整することにより、加圧盤13の下面13b(押圧面)と電池Bの上面B1(被押圧面)とを互いに平行にすることが可能になる。その結果、加圧盤13を電池Bの表面に確実に面接触させることが可能である。
(5)
また、本実施形態の圧壊試験装置1では、 連結部14は、駆動部3の出力部分であるロッド10aに取り付けられた支持板17と、支持板17と加圧盤13との間に挟持された介在体16と、当該介在体16を取り囲む位置に配置され、支持板17に対する加圧盤13の向きを調整する複数本の調節ねじ18とを備えている。この構成では、加圧盤13の下面13b(押圧面)と電池Bの上面B1(被押圧面)とを互いに平行にした状態で、介在体16とそれを取り囲む複数の調節ねじ18とによって、加圧盤13を複数の保持位置で安定して保持することが可能である。また、電池Bの形状に応じて加圧盤13の向きを複数本の調節ねじ18によって調整することが可能である。
(6)
また、本実施形態の圧壊試験装置1では、介在体16が球状であるので、加圧盤13が全周囲のいずれの方向に傾斜しても、当該介在体16が、支持板17と加圧盤13との間に安定して挟持される。そのため、加圧盤13のロッド10aに対する取付角度をロッド10a周囲の全周のいずれの方向にも調整することが可能である。
(7)
また、本実施形態の圧壊試験方法では、圧力センサ5から所定の大きさ以上の加圧力を検知したときに、速度制御加圧ステップから荷重制御加圧ステップに切り換えることにより、加圧力がオーバーシュートをすることなく加圧速度を制御することが可能であり、再現性の高いデータを取得することが可能である。
(変形例)
(A)
なお、本発明では、加圧盤13が電池Bを押圧する加圧力を検知する圧力検知部であれば、種々の態様の圧力検知部を採用することが可能であり、例えば、油圧シリンダ10のロッド10bに取り付けられたロードセルなども本発明の圧力検知部として採用することが可能である。
(B)
なお、上記の実施形態では、連結部14は加圧盤13の取付角度を調整可能に構成されているが、本発明はこれに限定されるものではない。変形例として、上面が平坦な電池を圧壊試験する場合には、連結部による加圧部材(加圧盤13)の取付角度を調整する機構を省略した構成、すなわち、固定タイプの連結部を採用してもよい。
(C)
なお、上記実施形態では、加圧盤13の取付角度を調整した後に加圧を開始しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明の変形例として、加圧盤13が電池Bに接触した際に連結部14による遊びが働いて加圧盤13の取付角度が調整されるようにしてもよい。
(D)
上記実施形態のアンビル結合シャフト部15の複数本の調節ねじ18は、図4に示されるように加圧盤13に形成された雌ねじ穴13cの雌ねじ部13dに螺合しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の変形例として、図9に示されるように、調節ねじ18は、支持板17に形成された雌ねじ孔17eに形成された雌ねじ部17fに螺合するようにしてもよい。その場合、調節ねじ18の下端には、加圧盤13を保持するためのフランジ部18fを設ければよい。
すなわち、この変形例では、各調節ねじ18は、図9に示されるように、丸棒状の本体部18eと、その下端側の先端部に取り付けられた当該本体部18eよりも外径が大きいフランジ部18fと、本体部18eの外周面のうち少なくとも上側の部分に形成された雄ねじ部18dとを有する。また、本体部18eの上端部には、ドライバーを挿入できる切込み18gが形成されている。
調節ねじ18は、支持板17に上下方向に貫通して形成された雌ねじ孔17eに貫通して挿入され、調整ねじ18の雄ねじ部18dは、当該雌ねじ孔17eの内周面に形成された雌ねじ部17fに螺合する。調節ねじ18の下端側の先端部に取り付けられたフランジ部18fは、加圧盤13の上側貫通孔13eと下側貫通孔13fとの間の段差部13gに係合する。これにより、調節ねじ18は、加圧盤13を吊り下げた状態で保持することが可能である。
ここで、上側貫通孔13eの内径は、調節ねじ18の本体部18eの外径よりも大きく、上側貫通孔13eと本体部18eとの間に遊び(隙間)を有する。さらに、下側貫通孔13fの内径は、調節ねじ18のフランジ部18fの外径よりも大きく、下側貫通孔13fとフランジ部18fとの間に遊び(隙間)を有する。したがって、調節ねじ18の本体部18eおよびフランジ部18fは、これら上側貫通孔13eおよび下側貫通孔13fの内部で加圧盤13に対して相対的に傾斜することが許容される。
したがって、複数本の調節ねじ18は、各調節ねじ18の雌ねじ孔17eへのねじ込み量を変えることによって、支持板17に対する加圧盤13の向きを調整することが可能である。この変形例の構成においても、図3に示される加圧部材の下面13b(押圧面)と電池Bの上面B1(被押圧面)とを互いにを平行になるように調整して、加圧盤13を電池Bの表面に確実に面接触させることが可能である。
1 圧壊試験装置
3 駆動部
4 制御部
5 圧力センサ(圧力検知部)
6 タイマー計(計時部)
10 油圧シリンダ
10a ロッド(出力部分)
13 加圧盤
14 連結部
16 介在体
18 調節ねじ
B バッテリー

Claims (7)

  1. 電池の圧壊試験を行うための圧壊試験装置であって、
    前記電池を押圧するための加圧部材と、
    前記加圧部材を移動させるための駆動力を発生する駆動部と、
    前記駆動部の制御を行う制御部と、
    前記加圧部材が前記電池を押圧する加圧力を検知する圧力検知部と
    を備えており、
    前記制御部は、前記駆動部に対して、前記加圧部材を前記電池を押圧する方向へ所定の移動速度で移動するように制御する変位速度制御と、前記加圧部材が前記電池を所定の大きさの加圧力で押圧するように制御する荷重制御とを行なう構成を有しており、
    前記制御部は、前記圧力検知部から前記所定の大きさ以上の加圧力に関する信号を受けたときに、前記変位速度制御から前記荷重制御へ切り換える、
    ことを特徴とする圧壊試験装置。
  2. 前記制御部は、前記荷重制御において、前記圧力検知部の検知結果に基づいて前記所定の大きさの加圧力に維持するように、前記駆動部に対してフィードバック制御を行う、
    請求項1に記載の圧壊試験装置。
  3. 前記圧力検知部が前記所定の大きさ以上の加圧力を検知したときから所定時間の計時を行う計時部をさらに備えており、
    前記制御部は、前記所定時間において前記駆動部に対して前記荷重制御を行い、前記所定時間の経過後に前記荷重制御を終了する、
    請求項1または2に記載の圧壊試験装置。
  4. 前記加圧部材を前記駆動部の出力部分に対して連結する連結部をさらに備えており、
    前記連結部は、前記加圧部材の押圧面の向きを調整可能に構成されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧壊試験装置。
  5. 前記連結部は、
    前記駆動部の出力部分に取り付けられた支持板と、
    前記支持板と前記加圧部材との間に挟持された介在体と、
    前記介在体を取り囲む位置に配置され、前記支持板に対する前記加圧部材の向きを調整する複数本の調節ねじと、
    を備えている、
    請求項4に記載の圧壊試験装置。
  6. 前記介在体は、球状である、
    請求項5に記載の圧壊試験装置。
  7. 電池を押圧するための加圧部材と、前記加圧部材を移動させるための駆動力を発生する駆動部と、前記加圧部材が前記電池を押圧する加圧力を検知する圧力検知部とを備えた電池の圧壊試験を行うための圧壊試験装置を用いた圧壊試験方法であって、
    前記駆動部の駆動力によって、前記加圧部材を前記電池を押圧する方向へ所定の移動速度で移動させながら当該加圧部材によって前記電池を押圧する速度制御加圧ステップと、
    前記速度制御加圧ステップの間に前記圧力検知部が所定の大きさ以上の加圧力を検知したときに、当該速度制御加圧ステップから切り換えて、前記駆動部の駆動力によって、前記加圧部材が前記電池を所定の加圧力で押圧する荷重制御加圧ステップ、
    とを含むことを特徴とする圧壊試験方法。
JP2014035079A 2014-02-26 2014-02-26 圧壊試験装置および圧壊試験方法 Active JP6026450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014035079A JP6026450B2 (ja) 2014-02-26 2014-02-26 圧壊試験装置および圧壊試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014035079A JP6026450B2 (ja) 2014-02-26 2014-02-26 圧壊試験装置および圧壊試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015161514A true JP2015161514A (ja) 2015-09-07
JP6026450B2 JP6026450B2 (ja) 2016-11-16

Family

ID=54184709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014035079A Active JP6026450B2 (ja) 2014-02-26 2014-02-26 圧壊試験装置および圧壊試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6026450B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106771002A (zh) * 2016-12-12 2017-05-31 渠晓琴 一种农产品质量检测装置及方法
CN112881168A (zh) * 2021-01-08 2021-06-01 云南航天工程物探检测股份有限公司 一种点荷载试验中自动控制岩石破坏时间的方法
CN113607564A (zh) * 2021-10-08 2021-11-05 苏州英特模汽车科技有限公司 一种新能源车用电池包挤压测试系统
JP2023519374A (ja) * 2020-09-18 2023-05-10 エルジー エナジー ソリューション リミテッド 自動車用の電池モジュールフレームの耐久性評価装置および評価方法
JP7525721B2 (ja) 2020-11-10 2024-07-30 エルジー エナジー ソリューション リミテッド バッテリーモジュールのハウジング溶接部に対する疲労破損検証装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325571A (ja) * 1986-07-18 1988-02-03 Nippon Soken Inc 圧電式アクチユエ−タの性能試験装置
JPS63101732A (ja) * 1986-09-19 1988-05-06 インストロン・コーポレーション 材料試験用ロードフレームのグリップ
JPH055685A (ja) * 1990-11-30 1993-01-14 Shimadzu Corp 材料試験機
JPH0732547U (ja) * 1993-11-16 1995-06-16 株式会社森エンジニアリング 油圧サーボ式圧縮試験装置
JPH07151663A (ja) * 1993-11-30 1995-06-16 Sorubetsukusu:Kk 万能試験装置
JPH07306130A (ja) * 1994-05-12 1995-11-21 Kyushu Nissho:Kk 荷重試験装置
JP2000002637A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Nikki Chemcal Co Ltd 圧壊強度測定装置および圧壊強度測定方法
JP2004184325A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Kobunshi Keiki Co Ltd 硬さ計連結ジョイント
JP2009156866A (ja) * 2007-12-07 2009-07-16 Ntt Docomo Inc 電池試験装置及び電池試験方法
JP2012134414A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Honda Kogyo Kk 太陽電池モジュールの耐久性試験装置
JP2013200210A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Hitachi Maxell Ltd 電池試験方法及び電池試験装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325571A (ja) * 1986-07-18 1988-02-03 Nippon Soken Inc 圧電式アクチユエ−タの性能試験装置
JPS63101732A (ja) * 1986-09-19 1988-05-06 インストロン・コーポレーション 材料試験用ロードフレームのグリップ
JPH055685A (ja) * 1990-11-30 1993-01-14 Shimadzu Corp 材料試験機
JPH0732547U (ja) * 1993-11-16 1995-06-16 株式会社森エンジニアリング 油圧サーボ式圧縮試験装置
JPH07151663A (ja) * 1993-11-30 1995-06-16 Sorubetsukusu:Kk 万能試験装置
JPH07306130A (ja) * 1994-05-12 1995-11-21 Kyushu Nissho:Kk 荷重試験装置
JP2000002637A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Nikki Chemcal Co Ltd 圧壊強度測定装置および圧壊強度測定方法
JP2004184325A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Kobunshi Keiki Co Ltd 硬さ計連結ジョイント
JP2009156866A (ja) * 2007-12-07 2009-07-16 Ntt Docomo Inc 電池試験装置及び電池試験方法
JP2012134414A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Honda Kogyo Kk 太陽電池モジュールの耐久性試験装置
JP2013200210A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Hitachi Maxell Ltd 電池試験方法及び電池試験装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106771002A (zh) * 2016-12-12 2017-05-31 渠晓琴 一种农产品质量检测装置及方法
JP2023519374A (ja) * 2020-09-18 2023-05-10 エルジー エナジー ソリューション リミテッド 自動車用の電池モジュールフレームの耐久性評価装置および評価方法
JP7440657B2 (ja) 2020-09-18 2024-02-28 エルジー エナジー ソリューション リミテッド 自動車用の電池モジュールフレームの耐久性評価装置および評価方法
JP7525721B2 (ja) 2020-11-10 2024-07-30 エルジー エナジー ソリューション リミテッド バッテリーモジュールのハウジング溶接部に対する疲労破損検証装置
CN112881168A (zh) * 2021-01-08 2021-06-01 云南航天工程物探检测股份有限公司 一种点荷载试验中自动控制岩石破坏时间的方法
CN112881168B (zh) * 2021-01-08 2022-11-04 云南航天工程物探检测股份有限公司 一种点荷载试验中自动控制岩石破坏时间的方法
CN113607564A (zh) * 2021-10-08 2021-11-05 苏州英特模汽车科技有限公司 一种新能源车用电池包挤压测试系统
CN113607564B (zh) * 2021-10-08 2022-01-25 苏州英特模汽车科技有限公司 一种新能源车用电池包挤压测试系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP6026450B2 (ja) 2016-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6026450B2 (ja) 圧壊試験装置および圧壊試験方法
JP4856696B2 (ja) 油圧ねじボルト締め付け装置および該装置により大型スクリューを締め付ける方法。
US5438863A (en) Universal material test system and method
JP2006284583A (ja) クロマトグラフィーカラムの自動パッキングのためのインテリジェントシステム及び方法
JP2011122898A5 (ja)
JP2008254246A (ja) スキージの圧力検出付き印刷装置
US20180136070A1 (en) Screwer test bench with bidirectional control
US11879797B2 (en) Braking device positionable on test benches of correct operation of industrial screwdrivers
CN209639872U (zh) 一种摩擦式扭矩测试标定装置
TWI592778B (zh) 氣動衝擊式扭力工具的扭力控制方法及其扭力控制系統
CN205450209U (zh) 一种检测压力开关切换值的装置
KR101619407B1 (ko) 디지털 카메라를 이용한 토목구조물 안전진단장치
KR101491306B1 (ko) 서보를 이용한 비례제어 자동수압 시험장치
CN209656268U (zh) 一种自动间隙调整臂的参数调整设备
JP4422061B2 (ja) 自動ねじ締め機
CN109682516A (zh) 一种摩擦式扭矩测试标定装置及方法
CN108215312A (zh) 压力设备
CN108016061A (zh) 压力设备
JP2010018370A (ja) 測定装置及びこの測定装置を使用した変位測定方法
KR102192816B1 (ko) 툴링핀의 마모도 측정장치
KR101198332B1 (ko) 수압을 이용한 타이어 트레드와 사이드월의 파괴시험 측정장치
JP7409328B2 (ja) 試験機用のクランプ構造、および、試験機
CN203422081U (zh) 转向机测试装置
KR101607231B1 (ko) 경사면 계측장비를 위한 거치장치
CN109990997A (zh) 一种自动间隙调整臂的参数调整设备及其调整方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6026450

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250