JP2015161469A - 冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱箱体の下側に形成された機械室に配置された電装箱内の発熱素子を円滑に冷却することができる冷却装置を提供する。【解決手段】電装箱16内に水平状態で配設された回路基板25と、回路基板に設けられた発熱素子26の下側に、当該発熱素子と熱伝導関係に設けられたヒートシンク42と、ヒートシンクの下側に配置された電装箱用送風機31と、電装箱用送風機に対応して機械室11のベースアングル12Aに形成された空気排出口29と、ベースアングルに形成された空気吸込口32と、空気吸込口からヒートシンク、電装箱用送風機を順次経て、空気排出口に至る風路47を備える。電装箱用送風機の運転により、空気吸込口からベース下方の空気を吸引し、風路内のヒートシンク周囲を通過させた後、空気排出口からベース下方に排出する。【選択図】図4

Description

本発明は、断熱箱体の下側に機械室を形成し、この機械室内に圧縮機や凝縮器、凝縮器用送風機、電装箱設けた冷却装置に関するものである。
従来この種低温ショーケース等の冷却装置においては、断熱箱体の下側に機械室を形成し、この機械室内に冷凍装置の冷媒回路を構成する圧縮機や凝縮器、凝縮器用送風機等を設置している。また、機械室内には圧縮機等を制御するための回路基板を収納した電装箱も設けられる。そして、凝縮器用送風機を運転することにより、外部から空気を吸引し、凝縮器や圧縮機を空冷すると共に、電装箱も空冷を行って内部の発熱素子を冷却する構成としていた(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年では圧縮機をインバータにて回転数制御するものが主流となって来ている。その場合、制御用の回路基板は大型化し、それを収納する電装箱の寸法も大きくなると共に、発熱素子からの発熱量も多くなるため、例えば、特許文献2のように回路基板を立てて配置し、この回路基板に放熱フィン(ヒートシンク)を取り付けてこの放熱フィンを空冷することで、発熱素子からの熱を奪う構成していた。
特開平7−280413号公報 特開2011−208908号公報
前記特許文献2のように機械室が上側に構成される冷却貯蔵庫では、電装箱の寸法は比較的問題にならないが、特許文献1のように機械室が断熱箱体の下側に構成される低温ショーケース等では、機械室の高さ寸法を確保することができないため、特許文献2のような立てた状態の回路基板の配置では、電装箱の高さ寸法が大きすぎて機械室内に設置することができなくなる。
また、放熱フィンに通風される空気も凝縮器や圧縮機を経た空気であるため、温度が比較的高く、特に、機械室が断熱箱体の下側にある低温ショーケース等では、回路基板の発熱素子を十分に空冷することができないという問題もあった。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、断熱箱体の下側に形成された機械室に配置された電装箱内の発熱素子を円滑に冷却することができる冷却装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷却装置は、断熱箱体の下側に形成された機械室内に、圧縮機、凝縮器、凝縮器用送風機、及び、電装箱を設けたものにおいて、電装箱内に水平、若しくは、略水平の状態で配設された回路基板と、この回路基板に設けられた発熱素子の下側に、当該発熱素子と熱伝導関係に設けられたヒートシンクと、このヒートシンクの下側に配置された電装箱用送風機と、この電装箱用送風機に対応して機械室のベースに形成された空気排出口と、ベースに形成された空気吸込口と、この空気吸込口からヒートシンク、電装箱用送風機を順次経て、空気排出口に至る風路とを備え、電装箱用送風機の運転により、空気吸込口からベース下方の空気を吸引し、風路内のヒートシンク周囲を通過させた後、空気排出口からベース下方に排出することを特徴とする。
請求項2の発明の冷却装置は、上記発明において空気吸込口から吸引した空気中の塵埃を除去するためのフィルタを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明の冷却装置は、上記発明においてフィルタは、空気吸込口と電装箱との間に当該電装箱と所定の間隔を存して立設され、電装箱の高さと略同じ高さ寸法を有することを特徴とする。
請求項4の発明の冷却装置は、上記発明においてベース上に設けられ、内部に風路の一部を構成する台部材を備え、この台部材上に電装箱を取り付け、台部材内に電装箱用送風機を配置すると共に、電装箱の一側の下縁を除く縁部に渡って設けられた抑え部材と台部材の一側とで、電装箱との間に間隔を存してフィルタを保持し、台部材の一側には開口を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、断熱箱体の下側に形成された機械室内に、圧縮機、凝縮器、凝縮器用送風機、及び、電装箱を設けた冷却装置において、電装箱内に回路基板を水平、若しくは、略水平の状態で配設したので、圧縮機のインバータ化等に起因して回路基板が大型化した場合にも、機械室内に支障無く配置することが可能となる。
更に、この回路基板に設けられた発熱素子の下側に、当該発熱素子と熱伝導関係にヒートシンクを設け、このヒートシンクの下側に電装箱用送風機を配置し、この電装箱用送風機に対応して機械室のベースに空気排出口を形成し、ベースに形成した空気吸込口からヒートシンク、電装箱用送風機を順次経て、空気排出口に至る風路を構成して、電装箱用送風機の運転により、空気吸込口からベース下方の空気を吸引し、風路内のヒートシンク周囲を通過させた後、空気排出口からベース下方に排出するようにしたので、圧縮機や凝縮器を空冷した空気では無く、電装箱用送風機により別途吸引した空気によってヒートシンクを介し、回路基板の発熱素子を効果的に冷却することができるようになる。
特に、水平若しくは略水平に配置された回路基板のヒートシンク下側に電装箱用送風機を配置し、電装箱用送風機に対応して機械室のベースに空気排出口を形成し、更に、このベースに空気吸込口を形成して、機械室のベース下方から空気を吸引し、ヒートシンクを空冷した後、ベース下方に排出するようにしているので、風路内の空気の流れも円滑なものとすることができると共に、冷却装置の側面に接して壁や他の機器が設置される場合にも支障無く発熱素子を冷却することが可能となる。
一方、ベース下方の空気中には塵埃が多く含まれるものであるが、請求項2の発明の如く空気吸込口から吸引した空気中の塵埃を除去するためのフィルタを設ければ、係るベース下方の空気を吸引するに際しても、ヒートシンクや電装箱用送風機が目詰まりを起こす不都合を解消、若しくは、抑制することが可能となる。
この場合、請求項3の発明の如くフィルタを、空気吸込口と電装箱との間に当該電装箱と所定の間隔を存して立設し、電装箱の高さと略同じ高さ寸法を有するようにすれば、フィルタ自体が早期に目詰まりしてしまうことも防止することが可能となる。
更に、その際、請求項4の発明の如く内部に風路の一部を構成する台部材をベース上に設け、この台部材上に電装箱を取り付け、台部材内に電装箱用送風機を配置すると共に、電装箱の一側の下縁を除く縁部に渡って設けられた抑え部材と台部材の一側とで、電装箱との間に間隔を存してフィルタを保持し、台部材の一側には開口を形成することで、比較的簡単な構成でフィルタの保持と風路の形成の双方を実現することが可能となるものである。
本発明の冷却装置の実施例としての低温ショーケースの正面図である。 図1の低温ショーケースの側面図である。 図2の低温ショーケースのX1部分の透視拡大図である。 図1の低温ショーケースのX2部分の透視拡大図である。 図1の低温ショーケースの機械室部分の平断面図である。 図5の電装箱を取り外した図である。 図6の電装箱用送風機を取り外した図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の冷却装置の実施例としての低温ショーケース1の正面図、図2は低温ショーケース1の側面図、図3は図2の低温ショーケース1のX1部分の透視拡大図、図4は図1の低温ショーケース1のX2部分の透視拡大図、図5〜図7は低温ショーケース1の機械室部分の平断面図をそれぞれ示している。尚、図6は図5から電装箱16を取り外した図であり、図7は図6から電装箱用送風機31を取り外した図である。
各図において、低温ショーケース1は例えばコンビニエンスストア等において、アイスクリーム等の商品を冷却(冷凍)しながら陳列保存するために用いられるものであり、上面が開放した横長矩形状の断熱箱体2から構成されている。この断熱箱体2内に貯蔵室3が構成され、この貯蔵室3内は後述する冷凍装置Rの周知の冷媒回路を構成する図示しない冷却器と冷気循環用送風機によって所定の温度(冷凍温度)に冷却される。
断熱箱体2の開口両側には透明板材(透明アクリル樹脂板)から成る側板4、4が立設されている。この側板4、4は前辺が傾斜し、後辺が垂直となる略山型を呈しており、それらの上端部間には金属製の天板6が渡って取り付けられている。そして、この天板6の後縁と断熱箱体2の開口後縁間には後板7が取り付けられ、天板6の前縁と断熱箱体2の開口前縁間には、透明板材(透明ガラス板)から成る引き戸式の扉8(4枚)が嵌め込まれている。
この扉8は、天板6と断熱箱体2の開口前縁に形成されたレールに摺動自在に嵌め込まれており、この扉8を左右方向に移動させることにより、貯蔵室3は開閉自在とされ、内部の商品の納出を可能としている。また、天板6の下側には貯蔵室3内を照明するための照明灯(蛍光灯等)10が取り付けられている。
他方、断熱箱体2の下側には機械室11が構成されている。この機械室11の底面は両側のベースアングル12A、12Bと、これらの前部の間に渡るユニットベース12Cから成るベース12により構成されており、ユニットベース12C上には前記冷凍装置Rの冷媒回路を構成する圧縮機15、凝縮器13、凝縮器用送風機14(2台)が設けられ、向かって左側のベースアングル12A上には電装箱16が設けられて機械室11内に位置している。
この場合、断熱箱体2の底面は、前記冷却器及び冷気循環用送風機を配置するために後側が低く(図5〜図7に低位部2Aで示す)、前側が高い(同じく高位部2Bで示す)形状を呈しており、凝縮器13はこの高位部2B下側の機械室11内の向かって右側に配置され、凝縮器用送風機14はその後側に取り付けられ、圧縮機15は高位部2B下側の機械室11内の向かって左側(凝縮器13の側方)に配置されている。
21は機械室11の前面を開閉可能に閉塞する機械室パネルである。この機械室パネル21の凝縮器13に対応する部分にはスリット状の空気吸込口22が複数形成されており、圧縮機15に対応する部分には同様にスリット状の空気排出口23が複数形成されている。凝縮器用送風機14が運転されると、機械室パネル21の図5中破線矢印で示す如く空気吸込口22から空気(外気)が吸い込まれ、凝縮器13を通過して空冷した後、凝縮器用送風機14に吸い込まれる。
この吸い込まれた空気は凝縮器用送風機14から後方に吐出され、断熱箱体2の低位部2Aの後面に衝突して向きを左方に変えて圧縮機15の方向に向かい、当該圧縮機15の周囲を通過して空冷した後、機械室パネル21の空気排出口23から排出される。これにより、機械室11内の圧縮機15及び凝縮器13が空冷される構成とされている。
一方、電装箱16は上記圧縮機15の更に向かって左側(凝縮器13とは反対側の側方)に配置されている。ここで、前記圧縮機15はインバータにより回転数制御されるものであり、この電装箱16内の下部には当該圧縮機15を運転制御するためのインバータ回路等の発熱素子26を含む低温ショーケース1の制御用の回路基板25が図4に示す如く水平状態で配設されている。
この場合、回路基板25の発熱素子26の下側には、図4に示す如く伝熱材41を介してヒートシンク42が取り付けられ、発熱素子26と熱伝導関係とされている。このヒートシンク42は放熱フィンを有している。電装箱16の下面は周囲の面よりも高い位置とされているが、この下面には透孔が形成されており、この透孔からヒートシンク42が下方に突出したかたちとされ、それによってこの下面の透孔は閉塞されている。
また、ベースアングル12A上には下面に開口した台部材43が取り付けられており、この台部材43上に電装箱16が取り付けられ、ヒートシンク42の下部はこの台部材43内に臨んでいる。このヒートシンク42の下方に対応する位置のベースアングル12Aには、図7に示す如きスリット状の空気排出口29(電装箱用空気排出口)が形成されており、この空気排出口29に対応するベースアングル12A上には、ヒートシンク42の下側に位置して電装箱用送風機31(2台)が取り付けられ、台部材43内に位置している。即ち、空気排出口29は電装箱用送風機31に対応している。
また、電装箱16の向かって左側の側壁16Aの高さ方向における中途部(ベースアングル12Aから離間した位置)には、図3に示す如くスリット状の空気流出口27が複数形成されており、電装箱16内はこの空気流出口27以外、外部から隔離されて閉塞されている。また、台部材43は電装箱16よりも向かって左側方(一側方)に少許突出しており、この台部材43の左側の側面(一側の側面)とその上方において電装箱16の上縁及び前後縁(下縁を除く縁部)に渡って左方に突出した略門型の抑え部材44間に位置して塵埃除去用のフィルタ28が前方から挿脱自在に保持されている。
このような構成により、フィルタ28はベースアングル12Aから台部材43と電装箱16の高さ寸法を合わせた高さ、即ち、台部材43に取り付けられた状態の電装箱16の高さと略同じ高さ寸法を有しており、電装箱16の側壁16Aとは所定の間隔を存して立設され、この間隔の周囲は抑え部材44と台部材43にて閉塞されている。
フィルタ28の外側(左側)に対応する位置のベースアングル12Aには、長方形状の空気吸込口32(電装箱用空気吸込口)が複数形成されている。従って、フィルタ28はこの空気吸込口32と電装箱16との間に位置することになる。また、台部材43の左側の角部(一側角部)には開口46が形成されており、これにより、空気吸込口32からフィルタ28の略全体を経て該フィルタ28と電装箱16との間の間隔に至り、開口46を通って台部材43内を通り、ヒートシンク42の周囲、電装箱用送風機31を順次経て空気排出口29に至る一連の風路47が構成されている。
即ち、風路47の上流部(一部)はフィルタ28と電装箱16との間の間隔に構成され、その下流部(一部)は台部材43内に構成されている。尚、各図において34は機械室11の四隅に取り付けられたキャスタであり、このキャスタ34の高さ分、ベース12と床面間には隙間が形成されている。
以上の構成で、電装箱用送風機31が運転されると、図3中矢印で示す如くベースアングル12Aの空気吸込口32から当該ベースアングル12A下方の当該ベースアングル12Aと床面間の空気(外気)が機械室11内に吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、フィルタ28を経て当該フィルタ28と電装箱16の側壁16Aとの間の間隔(風路47)に入る。この際、空気はフィルタ28を通過するので、空気中の塵埃はフィルタ28に捕獲されて除去される。また、空気は台部材43と電装箱16の高さ分の寸法を有するフィルタ28の全体を通過するので、フィルタ28は目詰まりし難くなる。
このフィルタ28と電装箱16の側壁16Aとの間の間隔に入った空気は、台部材43の左縁に形成された開口46から台部材43内の風路47に入り、ヒートシンク42の周囲を通過してそれを空冷した後、電装箱用送風機31に吸い込まれる。その後、この吸い込まれた空気は電装箱用送風機31から下方に吐出され、当該電装箱用送風機31の下側に位置する空気排出口29からベースアングル12A下方の床面との間に排出される。
これにより、ベース12(ベースアングル12A等)と断熱箱体2との間隔が小さく、高さ寸法が確保できない機械室11内に電装箱16を配置し、この電装箱16内に回路基板25を水平状態で配設した場合にも、この回路基板25の発熱素子26からの熱は、伝熱材41を経てヒートシンク42に伝達され、その周囲を通過する空気中に放出されるようになり、回路基板25の発熱素子26は円滑に冷却されることになる。
この場合、前述したように凝縮器13や圧縮機15は別途凝縮器用送風機14により吸い込まれた空気により空冷されているので、電装箱16内の回路基板25の発熱素子26は、この凝縮器用送風機14による空気流とは異なる電装箱用送風機31による空気流によって空冷されることになる。
即ち、電装箱16内の回路基板25の発熱素子26を空冷する空気は従来の如く凝縮器13を通過して温度が上昇した空気ではないので、電装箱16内の回路基板25の発熱素子26は効果的に冷却され、過熱等により損傷を来す危険性が極めて低くなる。
また、ベースアングル12A下方の床面近くの空気には塵埃が多く含まれるが、ヒートシンク42を介して発熱素子26を冷却するために風路47内に導入される空気中の塵埃は、フィルタ28により除去されるので、ヒートシンク42や電装箱用送風機31が塵埃によって汚染され、目詰まりが生じる不都合も解消される。尚、電装箱16内の比較的温度の高い空気は空気流出口27から流出して電装箱用送風機31に吸い込まれることになる。
更に、電装箱16内の回路基板25の発熱素子26を空冷するための空気は、ベースアングル12Aに形成した空気吸込口32により下方から吸い込み、同じくベースアングル12Aに形成した空気排出口29により下方に排出する構成としているので、断熱箱体2の側面等に空気吸込口等を形成する必要がなくなり、断熱箱体2の側面に壁や他の機器が密接して配置される場合にも支障が生じない。
以上詳述した如く本発明では断熱箱体2の下側に形成された機械室11内に、圧縮機15、凝縮器13、凝縮器用送風機14、及び、電装箱16を設けた低温ショーケース1(冷却装置)において、電装箱16内に回路基板25を水平状態で配設したので、圧縮機15のインバータ化等に起因して回路基板25が大型化した場合にも、機械室11内に支障無く配置することが可能となる。
更に、この回路基板25に設けられた発熱素子26の下側に、当該発熱素子26と熱伝導関係にヒートシンク42を設け、このヒートシンク42の下側に電装箱用送風機31を配置し、この電装箱用送風機31に対応して機械室11のベースアングル12Aに空気排出口29を形成し、ベースアングル12Aに形成した空気吸込口32からヒートシンク42、電装箱用送風機31を順次経て、空気排出口29に至る風路47を構成して、電装箱用送風機31の運転により、空気吸込口32からベースアングル12A下方の空気を吸引し、風路47内のヒートシンク42周囲を通過させた後、空気排出口29からベースアングル12A下方に排出するようにしたので、圧縮機15や凝縮器14を空冷した空気では無く、電装箱用送風機31により別途吸引した空気によってヒートシンク42を介し、回路基板25の発熱素子26を効果的に冷却することができるようになる。
特に、水平状態に配置された回路基板25のヒートシンク42下側に電装箱用送風機31を配置し、電装箱用送風機31に対応して機械室11のベースアングル12Aに空気排出口29を形成し、更に、このベースアングル12Aに空気吸込口32を形成して、機械室11のベースアングル12A下方から空気を吸引し、ヒートシンク42を空冷した後、ベースアングル12A下方に排出するようにしたので、風路47内の空気の流れも円滑なものとすることができると共に、低温ショーケース1の側面に接して壁や他の機器が設置される場合にも支障無く発熱素子26を冷却することが可能となる。
一方、ベースアングル12A下方の空気中には塵埃が多く含まれるものであるが、空気吸込口32から吸引した空気中の塵埃を除去するためのフィルタ28を設けているので、係るベースアングル12A下方の空気を吸引するに際しても、ヒートシンク42や電装箱用送風機31が目詰まりを起こす不都合を解消、若しくは、抑制することが可能となる。
この場合、フィルタ28を空気吸込口32と電装箱16との間に当該電装箱16と所定の間隔を存して立設し、電装箱16の高さと略同じ高さ寸法を有するようにしているので、フィルタ28自体が早期に目詰まりしてしまうことも防止することが可能となる。
更に、内部に風路47の一部を構成する台部材43をベースアングル12A上に設け、この台部材43上に電装箱16を取り付け、台部材43内に電装箱用送風機31を配置すると共に、電装箱16の一側(左側)の下縁を除く縁部に渡って設けられた抑え部材44と台部材43の一側(左側)とで、電装箱16との間に間隔を存してフィルタ28を保持し、台部材43の一側(左側)には開口46を形成しているので、比較的簡単な構成でフィルタ28の保持と風路47の形成の双方を実現することが可能となる。
尚、実施例では回路基板25を水平状態で配設したが、それに限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、少許傾斜しているが略水平の状態で配設する場合も本発明に含まれるものとする。
また、実施例では低温ショーケースを採り上げて本発明を説明したが、それに限らず、圧縮機や凝縮器を含む冷凍装置と、それらを制御する制御回路を収納した電装箱を機械室内に備えた種々の冷却装置に本発明は有効である。
R 冷凍装置
1 低温ショーケース(冷却装置)
2 断熱箱体
3 貯蔵室
11 機械室
12 ベース
12A ベースアングル
13 凝縮器
14 凝縮器用送風機
15 圧縮機
16 電装箱
22、32 空気吸込口
23、29 空気排出口
25 回路基板
26 発熱素子
28 フィルタ
31 電装箱用送風機
41 伝熱材
42 ヒートシンク
43 台部材
44 抑え部材
46 開口
47 風路

Claims (4)

  1. 断熱箱体の下側に形成された機械室内に、圧縮機、凝縮器、凝縮器用送風機、及び、電装箱を設けた冷却装置において、
    前記電装箱内に水平、若しくは、略水平の状態で配設された回路基板と、
    該回路基板に設けられた発熱素子の下側に、当該発熱素子と熱伝導関係に設けられたヒートシンクと、
    該ヒートシンクの下側に配置された電装箱用送風機と、
    該電装箱用送風機に対応して前記機械室のベースに形成された空気排出口と、
    前記ベースに形成された空気吸込口と、
    該空気吸込口から前記ヒートシンク、前記電装箱用送風機を順次経て、前記空気排出口に至る風路とを備え、
    前記電装箱用送風機の運転により、前記空気吸込口から前記ベース下方の空気を吸引し、前記風路内の前記ヒートシンク周囲を通過させた後、前記空気排出口から前記ベース下方に排出することを特徴とする冷却装置。
  2. 前記空気吸込口から吸引した空気中の塵埃を除去するためのフィルタを備えたことを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記フィルタは、前記空気吸込口と前記電装箱との間に当該電装箱と所定の間隔を存して配置され、電装箱の高さと略同じ高さ寸法を有することを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記ベース上に設けられ、内部に前記風路の一部を構成する台部材を備え、
    該台部材上に前記電装箱を取り付け、前記台部材内に前記電装箱用送風機を配置すると共に、
    前記電装箱の一側の下縁を除く縁部に渡って設けられた抑え部材と前記台部材の一側とで、前記電装箱との間に間隔を存して前記フィルタを保持し、
    前記台部材の一側には開口を形成したことを特徴とする請求項3に記載の冷却装置。
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