JP2015161199A - 発電機とタービンの連結方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電機とタービンとを連結する作業の効率を向上させることができる発電機とタービンの連結方法を提供する。【解決手段】実施の形態による発電機とタービンの連結方法において、発電機10を組み立てる工程と、第1タービン20を組み立てる工程と、第2タービン30を組み立てる工程と、発電機10の発電機回転体12と、第1タービン20の第1タービン回転体22とを位置合わせする工程と、発電機回転体12と第1タービン回転体22とを結合する工程と、第1タービン20の第1タービン回転体22と、第2タービン30の第2タービン回転体32とを結合する工程と、を備えている。発電機回転体12と第1タービン回転体22とを位置合わせする工程と並行して、またはこの工程の後に、第2タービン30を組み立てる工程、または第1タービン回転体22と第2タービン回転体32とを結合する工程が行われる。【選択図】図1

Description

本発明の実施の形態は、発電機とタービンの連結方法に関する。
複数のタービンを連結する際、各タービンのタービン回転体は、その端部に設けられたカップリング部を介して互いに結合される。この場合、互いに結合されるカップリング部同士でセンタリングが行われる。具体的には、各タービン回転体を回転させて、互いに結合されるカップリング部の位置のずれ(芯差)と、当該カップリング部の対向面の傾き(面開き)が計測され、これらの芯差と面開きが所定の値以下となるように、各カップリング部の近傍に設けられた軸受にて調整を行う。このようにして、各カップリング部の位置が調整されて、センタリングが行われる。その後、カップリング部同士が結合されて、各タービンが連結される。
タービンのタービン回転体のセンタリング方法として、例えば特許文献1に示す方法が知られている。ここでは、タービン回転体とハウジングの間隙を複数箇所で計測し、計測結果をコンピュータで処理して、センタリングを行う際の調整量を計算している。計算された調整量に応じて、計測を行った箇所のハウジング側の部分を変位させることにより、タービン回転体を回転させることなく、1回の計測と各調整箇所の1回の変位とによりタービン回転体のセンタリングを行っている。
ところで、複数のタービンを発電機に連結する場合、全てのタービンを上述のようにして連結させた後に、発電機回転体と、発電機に隣り合うタービンのタービン回転体とのセンタリングが行われて、発電機回転体と当該タービン回転体とが結合される。例えば、全てのタービンを分解点検した場合や、新規に複数のタービンを設置する場合には、全てのタービンを組み立てて連結した後でなければ、発電機回転体とタービン回転体とのセンタリングは行われない。これは、各タービンの組立状態または連結されるタービンの台数が、タービンの発電機側のカップリング部の位置に影響を及ぼすと考えられていたためである。また、タービンが上半ハウジングと下半ハウジングとを有している場合には、上半ハウジングの取付の有無に応じて、当該タービンのカップリング部の位置が異なると考えられていた。
タービン回転体がスラスト軸受によって支持されている場合、タービン回転体がハウジングなどの静止体に接触することを回避するために、スラスト軸受を基準にしてタービン回転体が位置決めされる。このことによっても、タービン回転体同士のセンタリングを、発電機とタービン回転体とのセンタリングよりも優先して行うことが効果的と考えられていた。
特開2002−317603号公報
上述したように、発電機と複数のタービンとを連結する場合、発電機回転体と発電機に隣り合うタービン回転体との結合は、他の全てのタービン回転体の結合が完了した後に行われる。このことにより、全てのタービン回転体の結合作業が完了するまで、発電機回転体と発電機に隣り合うタービン回転体とをセンタリングして結合する作業を開始することができなかった。このため、発電機と複数のタービンとを連結する作業の順序に制約がかかり、作業を効率良く進めることが困難になっていた。例えば、複数のタービン回転体を結合するために長い時間を要する場合、これらタービン回転体の結合作業の完了を待ってから発電機回転体とタービン回転体とのセンタリングが開始されるため、作業を効率良く進めることが困難になっていた。また、例えば、既設の発電機の発電機回転体を取り換えることなくタービン回転体を取り換える場合、現地にてタービンを組み立てた後にタービン回転体のカップリング部と発電機回転体のカップリング部とがリーマ加工される。この場合、リーマ加工が、全てのタービン回転体の結合が完了した後に行われるため、この場合においても、作業を効率良く進めることが困難になっていた。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、発電機とタービンとを連結する作業の効率を向上させることができる発電機とタービンの連結方法を提供することを目的とする。
実施の形態による発電機とタービンの連結方法は、発電機回転体を有する発電機と、第1タービン回転体を有する第1タービンと、第2タービン回転体を有する第2タービンとを、この順に連結する発電機とタービンの連結方法である。この連結方法は、前記発電機を組み立てる工程と、前記第1タービンを組み立てる工程と、前記第2タービンを組み立てる工程と、組み立てられた前記発電機の前記発電機回転体と、組み立てられた前記第1タービンの前記第1タービン回転体とを位置合わせする工程と、位置合わせされた前記発電機回転体と前記第1タービン回転体とを結合する工程と、組み立てられた前記第1タービンの前記第1タービン回転体と、組み立てられた前記第2タービンの前記第2タービン回転体とを結合する工程と、を備えている。前記発電機回転体と前記第1タービン回転体とを位置合わせする工程と並行して、または当該工程の後に、前記第2タービンを組み立てる工程、または前記第1タービン回転体と前記第2タービン回転体とを結合する工程が行われる。
また、実施の形態による発電機とタービンの連結方法は、発電機回転体を有する発電機と、タービン回転体と上半ハウジングと下半ハウジングとを有するタービンとを連結する発電機とタービンの連結方法である。この連結方法は、前記発電機を組み立てる工程と、前記タービンの前記下半ハウジングに前記タービン回転体を取り付けて前記タービンを組み立てる工程と、組み立てられた前記タービン回転体に、前記発電機の前記発電機回転体を位置合わせする工程と、位置合わせされた前記発電機回転体と前記タービン回転体とを結合する工程と、を備えている。前記タービン回転体に前記発電機回転体を結合する工程の後に、前記タービンの前記下半ハウジングに前記上半ハウジングが取り付けられる。
本発明によれば、発電機とタービンとを連結する作業の効率を向上させることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態における発電機とタービンの連結方法において、発電機回転体と第1タービン回転体とのセンタリングの実施条件を説明するための図である。 図2は、解析により得られたタービン回転体のたわみ量を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態における発電機とタービンの連結方法を説明するためのフローチャートである。 図4は、本発明の第2の実施の形態における発電機とタービンの連結方法において、発電機回転体と第1タービン回転体とのセンタリングの実施条件を説明するための図である。 図5は、本発明の第2の実施の形態における発電機とタービンの連結方法を説明するためのフローチャートである。 図6は、本発明の第3の実施の形態における発電機とタービンの連結方法において、発電機回転体と第1タービン回転体とのセンタリングの実施条件を説明するための図である。 図7は、本発明の第3の実施の形態における発電機とタービンの連結方法を説明するためのフローチャートである。 図8は、本発明の第4の実施の形態における発電機とタービンの連結方法において、発電機回転体と第1タービン回転体とのセンタリングの実施条件を説明するための図である。 図9は、解析により得られたタービン回転体のたわみ量を示す図である。 図10は、本発明の第4の実施の形態における発電機とタービンの連結方法を説明するためのフローチャートである。 図11は、本発明の第4の実施の形態の変形例として、第1タービン回転体のカップリング部のオフセット量を説明するための図である。 図12は、本発明の第4の実施の形態の他の変形例として、第1タービン回転体のカップリング部のオフセット量を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態における発電機とタービンの連結方法について説明する。
(第1の実施の形態)
まず、図1乃至図3を用いて、本発明の第1の実施の形態における発電機とタービンの連結方法について説明する。本実施の形態においては、一例として、1台の発電機10と、3台のタービン(第1タービン20、第2タービン30および第3タービン40)を連結する方法について説明する。
まず、図1を用いて、発電機10とタービン20、30、40の配置および構成について説明する。図1に示すように、本実施の形態においては、発電機10と第1タービン20と第3タービン40と第2タービン30とが、この順に配置される。すなわち、発電機10に隣り合って第1タービン20が配置され、この第1タービン20の発電機10の側とは反対側に第3タービン40が配置され、第3タービン40の第1タービン20の側とは反対側に第2タービン30が配置される。
発電機10は、ハウジング11と、ハウジング11に回転可能に設けられた発電機回転体12と、を有している。この発電機回転体12が回転駆動されることにより、発電機10は発電を行うようになっている。発電機回転体12の第1タービン20の側の端部には、第1カップリング部13が設けられている。
第1タービン20は、上半ハウジング21aと、下半ハウジング21bと、上半ハウジング21aおよび下半ハウジング21bに回転可能に設けられた第1タービン回転体22と、を有している。第1タービン回転体22は、タービンロータと、タービンロータに設けられた複数の動翼(いずれも図示せず)と、を含んでいる。上半ハウジング21aおよび下半ハウジング21bには、動翼と交互に配置された複数の静翼(図示せず)が設けられている。このような構成により、第1タービン20に供給された作動流体(例えば、蒸気)が動翼と静翼を通過しながら膨張仕事を行い、第1タービン回転体22が回転駆動されるようになっている。第1タービン回転体22の発電機10の側の端部には、第2カップリング部23が設けられ、発電機10の側とは反対側の端部(第3タービン40の側の端部)には、第3カップリング部24が設けられている。
第2タービン30は、第1タービン20と同様の構成を有しており、上半ハウジング31aと、下半ハウジング31bと、上半ハウジング31aおよび下半ハウジング31bに回転可能に設けられた第2タービン回転体32と、を有している。第2タービン回転体32の第3タービン40の側の端部には、第4カップリング部33が設けられている。
第3タービン40は、第1タービン20と同様の構成を有しており、上半ハウジング41aと、下半ハウジング41bと、上半ハウジング41aおよび下半ハウジング41bに回転可能に設けられた第3タービン回転体42と、を有している。第3タービン回転体42の第1タービン20の側の端部には、第5カップリング部43が設けられ、第2タービン30の側の端部には、第6カップリング部44が設けられている。
発電機回転体12の第1カップリング部13と第1タービン回転体22の第2カップリング部23とがセンタリング(位置合わせ)されて、例えばボルト等の締結部材を用いて結合される。同様にして、第1タービン回転体22の第3カップリング部24と第3タービン回転体42の第5カップリング部43とがセンタリングされて結合され、第3タービン回転体42の第6カップリング部44と第2タービン回転体32の第4カップリング部33とがセンタリングされて結合される。このようにして発電機回転体12、第1タービン回転体22、第3タービン回転体42および第2タービン回転体32が結合されると、各タービン20、30、40に供給される作動流体によって各タービン回転体22、32、42が回転駆動され、回転駆動力が発電機回転体12に伝達される。このことにより、発電機10において発電が行われるようになっている。
次に、図1および図2を用いて、発電機回転体12と第1タービン回転体22とのセンタリングの実施条件について説明する。
図2には、発電機回転体12に結合される前の、各タービン回転体22、32、42の撓みの解析結果が示されている。図2のデータaは、第1タービン回転体22、第3タービン回転体42および第2タービン回転体32が結合された場合における各タービン回転体22、32、42の撓みを示している。データbは、第1タービン回転体22と第3タービン回転体42とが結合され、第3タービン回転体42と第2タービン回転体32とが結合されていない場合における第1タービン回転体22および第3タービン回転体42の撓みを示している。データcは、第1タービン回転体22と第3タービン回転体42とが結合されていない場合における第1タービン回転体22の撓みを示している。
これらのデータによれば、図2のP部に示されているように、第1タービン回転体22の発電機10の側に設けられた第2カップリング部23の位置は、第1タービン回転体22に結合されるタービン回転体の台数に関わることなく、ほぼ一定であることがわかる。すなわち、全てのタービン回転体22、32、42の結合が完了していないデータb、データcに示す第2カップリング部23の位置が、所定の基準値以下であり、全てのタービン回転体22、32、42が結合されたデータaに示す第2カップリング部23の位置と同等であることが確認できた。このことにより、第1タービン回転体22を、第3タービン回転体42または第2タービン回転体32に結合していない場合においても、発電機回転体12とセンタリングして結合させることが可能となる。すなわち、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする工程(ステップ)と並行して、または当該工程の後に、第2タービン30を組み立てることができる。あるいは、第2タービン30を組み立てた後に発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする場合、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする工程と並行して、または当該工程の後に、第1タービン回転体22と第2タービン回転体32とを結合させることもできる。
ここでは、図1に示すように、発電機回転体12と第1タービン回転体22とがセンタリングされる工程と並行して、第2タービン30が組み立てられる例について図3を用いて説明する。
まず、発電機10、第1タービン20および第3タービン40が組み立てられる(ステップS11)。この場合、発電機10のハウジング11が所定の位置に配置されて発電機回転体12が取り付けられて、発電機10が組み立てられる。また、第1タービン20の下半ハウジング21bおよび第3タービン40の下半ハウジング41bが所定の位置にそれぞれ配置され、第1タービン回転体22および第3タービン回転体42が、対応する下半ハウジング21b、41bに取り付けられ、さらに上半ハウジング21a、41aが下半ハウジング21b、41bにそれぞれ取り付けられる。
続いて、第1タービン回転体22と第3タービン回転体42とが結合される(ステップS12)。この場合、まず、第1タービン回転体22の第3カップリング部24と、第3タービン回転体42の第5カップリング部43とがセンタリングされる。例えば、第3カップリング部24と第5カップリング部43の位置のずれ(芯差)と、これらのカップリング部24、43の対向面の傾き(面開き)が計測され、これらの芯差と面開きが所定の許容値以下となるように、第3カップリング部24の近傍に設けられた第1タービン20の軸受と、第5カップリング部43の近傍に設けられた第3タービン40の軸受とにおいて調整が行われる。より具体的には、ハウジングと軸受との間に介在されているシムの厚さや個数を調整することにより、各カップリング部24、43の位置を調整することができる。このようにして、第3カップリング部24と第5カップリング部43のセンタリングを行うことができる。その後、第3カップリング部24と第5カップリング部43とが結合される。このことにより、第1タービン回転体22と第3タービン回転体42とが結合されて、第1タービン20と第3タービン40とが連結される。
次に、発電機回転体12と第1タービン回転体22とがセンタリングされて結合される。この場合、まず、発電機回転体12の第1カップリング部13と第1タービン回転体22の第2カップリング部23がセンタリングされる(ステップS13)。このセンタリングは、上述した第3カップリング部24と第5カップリング部43のセンタリングと同様にして行うことができる。続いて、発電機回転体12の第1カップリング部13と第1タービン回転体22の第2カップリング部23とが結合される(ステップS14)。
上述したステップS3と並行して、第2タービン30の組立が行われる(ステップS15)。この場合、第2タービン30の下半ハウジング31bが所定の位置に配置され、第2タービン回転体32が下半ハウジング31bに取り付けられるとともに、上半ハウジング31aが下半ハウジング31bに取り付けられる。
第2タービン30が組み立てられた後、第1タービン回転体22に、第2タービン回転体32が結合される(ステップS16)。この場合、まず、第3タービン回転体42の第6カップリング部44と、第2タービン回転体32の第4カップリング部33とがセンタリングされる。このセンタリングは、上述した第3カップリング部24と第5カップリング部43のセンタリングと同様にして行うことができる。その後、第6カップリング部44と第4カップリング部33とが結合され、第3タービン回転体42と第2タービン回転体32とが結合される。すなわち、第1タービン回転体22に、第3タービン回転体42を介して第2タービン回転体32が結合される。なお、ステップS16は、ステップS15の後であれば、ステップS13と並行して行われてもよく、またはステップS13の後に行われてもよい。
このようにして、発電機10と、第1タービン20、第3タービン40および第2タービン30が連結される。
このように本実施の形態によれば、発電機10の発電機回転体12と、第1タービン20の第1タービン回転体22とをセンタリングする工程(ステップ)と並行して、または当該工程の後に、第2タービン30を組み立てることができ、または第1タービン回転体22と第2タービン回転体32とを結合させることができる。このことにより、発電機10と複数のタービン20、30、40とを連結する作業の順序の制約を緩和することができ、作業効率を向上させることができる。すなわち、発電機回転体12と第1タービン回転体22との結合を、第3タービン回転体42と第2タービン回転体32との結合の完了を待つことなく行うことができる。例えば、第3タービン回転体42と第2タービン回転体32とを結合するために長い時間を要する場合であっても、第3タービン回転体42と第2タービン回転体32との結合作業とが完了する前に、発電機回転体12と第1タービン回転体22との結合作業を開始することができる。このため、発電機10と複数のタービン20、30、40とを連結する作業の効率を向上させることができる。
また、本実施の形態に示すように、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする工程と並行して第2タービン30の組立を行う場合には、第2タービン30の組立作業と第3タービン回転体42および第2タービン回転体32との結合作業の時間を有効に利用することができる。このため、作業時間の短縮化を図ることができる。
なお、上述した本実施の形態においては、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする工程と並行して第2タービン30が組み立てられる例について説明した。しかしながら、このことに限られることはなく、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする工程の前に第2タービン30が組み立てられ、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする工程に並行して、第1タービン回転体22と第2タービン回転体32とが結合されるようにしてもよい。この場合においても、発電機10と複数のタービン20、30、40とを連結する作業の効率を向上させて作業時間の短縮化を図ることができる。また、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする工程の後に、第2タービン30が組み立てられて、さらにその後に第1タービン回転体22と第2タービン回転体32とが結合されるようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、図4および図5を用いて、本発明の第2の実施の形態における発電機とタービンの連結方法について説明する。
図4および図5に示す第2の実施の形態においては、発電機回転体と第1タービン回転体とを結合する工程の後に、第3タービンの上半ハウジングが取り付けられる点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図4および図5において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図2によれば、上述したように、第1タービン回転体22を第3タービン回転体42に結合していない場合においても、第1タービン回転体22を発電機回転体12とセンタリングして結合させることができる。このことから、第3タービン40の上半ハウジング41aが取り付けられていない場合においても、第3タービン回転体42と結合された第1タービン回転体22を発電機回転体12とセンタリングして結合させることができる。
ここでは、図4に示すように、発電機回転体12と第1タービン回転体22とがセンタリングされて結合される工程の後、第3タービン40の上半ハウジング41aが取り付けられる例について図5を用いて説明する。
まず、発電機10および第1タービン20が組み立てられるとともに、第3タービン40が、上半ハウジング41aが取り付けられない状態に組み立てられる(ステップS21)。すなわち、第3タービン40の下半ハウジング41bが所定の位置に配置され、当該下半ハウジング41bに第3タービン回転体42が取り付けられる。ここでは、上半ハウジング41aは取り付けられない。
続いて、第1タービン回転体22と第3タービン回転体42とが結合される(ステップS22)。
次に、発電機回転体12と第1タービン回転体22とがセンタリングされて結合される。この場合、まず、発電機回転体12の第1カップリング部13と第1タービン回転体22の第2カップリング部23がセンタリングされる(ステップS23)。続いて、第1カップリング部13と第2カップリング部23とが結合される(ステップS24)。
その後、第3タービン40の下半ハウジング41bに、上半ハウジング41aが取り付けられる(ステップS25)。
上述したステップS13と並行して、第2タービン30の組立が行われる(ステップS26)。その後、第1タービン回転体22に、第3タービン回転体42を介して第2タービン回転体32が結合される(ステップS27)。
このようにして、発電機10と、第1タービン20、第3タービン40および第2タービン30が連結される。
このように本実施の形態によれば、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングして結合する工程の後に、第3タービン40の下半ハウジング41bに、上半ハウジング41aが取り付けられる。すなわち、第3タービン40の上半ハウジング41aが取り付けられる前に、発電機回転体12と第1タービン回転体22とのセンタリング作業を開始することができる。このため、発電機10と複数のタービン20、30、40を連結する作業の順序の制約を緩和することができ、作業効率を向上させることができる。
(第3の実施の形態)
次に、図6および図7を用いて、本発明の第3の実施の形態における発電機とタービンの連結方法について説明する。
図6および図7に示す第3の実施の形態においては、第1タービンと第2タービンとの間に第3タービンが配置されていない点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図6および図7において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6に示すように、第1タービン20と第2タービン30との間に第3タービン40は配置されていない。すなわち、本実施の形態においては、発電機10に第1タービン20と第2タービン30とが連結される。
図2によれば、上述したように、第1タービン回転体22を、第3タービン回転体42に結合していない場合においても、発電機回転体12とセンタリングして結合させることができる。このことから、図6に示すように、第1タービン20と第2タービン30との間に第3タービン40が配置されていない場合では、第1タービン回転体22を第2タービン回転体32に結合していない状態においても、発電機回転体12を第1タービン回転体22とセンタリングして結合させることができる。すなわち、第1タービン20と第2タービン30との間に第3タービン40が介在されない場合においても、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする工程と並行して、または当該工程の後に、第2タービン30を組み立てることができる。あるいは、第2タービン30を組み立てた後に発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする場合、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする工程と並行して、または当該工程の後に、第1タービン回転体22と第2タービン回転体32とを結合させることもできる。
ここでは、図6に示すように、発電機回転体12と第1タービン回転体22とがセンタリングされる工程と並行して、第2タービン30が組み立てられる例について図7を用いて説明する。
まず、発電機10および第1タービン20が組み立てられる(S31)。
次に、発電機回転体12と第1タービン回転体22とがセンタリングされて結合される。この場合、まず、発電機回転体12の第1カップリング部13と第1タービン回転体22の第2カップリング部23がセンタリングされる(ステップS32)。続いて、第1カップリング部13と第2カップリング部23とが結合される(ステップS33)。
上述したステップS32と並行して、第2タービン30の組立が行われる(ステップS34)。その後、第1タービン回転体22に第2タービン回転体32が結合される(ステップS35)。
このようにして、発電機10と、第1タービン20および第2タービン30が連結される。
このように本実施の形態によれば、第1タービン20と第2タービン30との間に第3タービン40が介在されない場合においても、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする工程と並行して、または当該工程の後に、第2タービン30を組み立てることができ、または第1タービン回転体22と第2タービン回転体32とを結合させることができる。すなわち、第1タービン回転体22が第2タービン回転体32に結合される前に、発電機回転体12と第1タービン回転体22との結合作業を開始することができる。このため、発電機10と複数のタービン20、30を連結する作業の順序の制約を緩和することができ、作業効率を向上させることができる。
(第4の実施の形態)
次に、図8乃至図10を用いて、本発明の第4の実施の形態における発電機とタービンの連結方法について説明する。
図8乃至図10に示す第4の実施の形態においては、発電機回転体と第1タービン回転体とを結合する工程の後に、第1タービンの下半ハウジングに上半ハウジングが取り付けられる点が主に異なり、他の構成は、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図8乃至図10において、図1乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8に示すように、第1タービン(タービン)20と第2タービン30との間に第3タービン40は配置されていない。すなわち、本実施の形態においては、発電機10に第1タービン20と第2タービン30とが連結される。
図9には、発電機回転体12に結合される前の、各タービン回転体20、30の撓みの解析結果が示されている。図9のデータaは、第1タービン20の下半ハウジング21bに上半ハウジング21aが取り付けられ、第1タービン回転体22と第2タービン回転体32とが結合されていない場合における第1タービン回転体22の撓みを示している。データbは、第1タービン20の下半ハウジング21bに上半ハウジング21aが取り付けられておらず、第1タービン回転体22と第2タービン回転体32とが結合されていない場合における第1タービン回転体22の撓みを示している。
これらのデータによれば、図9のQ部に示されているように、第1タービン回転体22の発電機10の側に設けられた第2カップリング部23の位置は、第1タービン20の下半ハウジング21bに上半ハウジング21aが取り付けられているか否かに関わることなく、ほぼ一定であることがわかる。すなわち、上半ハウジング21aが取り付けられていないデータbに示す第2カップリング部23の位置が、所定の基準値以下であり、上半ハウジング21aが取り付けられたデータaに示す第2カップリング部23の位置と同等であることが確認できた。このことにより、第1タービン回転体22を、上半ハウジング21aが取り付けられていない場合においても、発電機回転体12とセンタリングして結合させることができる。
ここでは、図8に示すように、発電機回転体12と第1タービン回転体22とがセンタリングされて結合される工程の後、第1タービン20の上半ハウジング21aが取り付けられる例について図10を用いて説明する。
まず、発電機10が組み立てられると共に、第1タービン20が、上半ハウジング21aが取り付けられない状態に組み立てられる(ステップS41)。すなわち、第1タービン20の下半ハウジング21bが所定の位置に配置され、当該下半ハウジング21bに第1タービン回転体22が取り付けられる。ここでは、上半ハウジング21aは取り付けられない。
続いて、発電機回転体12と第1タービン回転体22とがセンタリングされて結合される。この場合、まず、発電機回転体12の第1カップリング部13と第1タービン回転体22の第2カップリング部23がセンタリングされる(ステップS42)。続いて、第1カップリング部13と第2カップリング部23とが結合される(ステップS43)。
その後、第1タービン20の下半ハウジング21bに、上半ハウジング21aが取り付けられる(ステップS44)。
上述したステップS42と並行して、第2タービン30の組立が行われる(ステップS45)。その後、第1タービン回転体22に第2タービン回転体32が結合される(ステップS46)。
このようにして、発電機10と、第1タービン20および第2タービン30が連結される。
このように本実施の形態によれば、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングして結合する工程の後に、第1タービン20の下半ハウジング21bに、上半ハウジング21aが取り付けられる。すなわち、第1タービン20の上半ハウジング21aが取り付けられる前に、発電機回転体12と第1タービン回転体22とのセンタリング作業を開始することができる。このため、発電機10と複数のタービン20、30を連結する作業の順序の制約を緩和することができ、作業効率を向上させることができる。
なお、上述した本実施の形態において、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする工程(ステップS42)において、第1タービン回転体22の第2カップリング部23をオフセットしてもよい。
ここで、図9に示すデータcは、第1タービン20の下半ハウジング21bに上半ハウジング21aが取り付けられておらず、第1タービン回転体22と第2タービン回転体32とが結合されていない場合における第1タービン回転体22の撓みであって、第2カップリングの芯の位置が比較的大きくずれた場合の撓みを示している。この場合、発電機回転体12と第1タービン回転体22とのセンタリング時に、第1カップリング部13の芯の位置と第2カップリング部23の芯の位置とのずれ(芯差)を吸収することができなくなるおそれが生じる。
このため、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングする際に計測される芯差が所定の許容範囲を超えた場合、第1タービン回転体22の発電機10の側に設けられた第2カップリング部23が所定のオフセット量でオフセットされることが好適である。オフセット量は、第1タービン20の下半ハウジング21bに上半ハウジング21aが取り付けられた場合における第2カップリング部23の位置と、上半ハウジング21aが取り付けられていない場合における第2カップリング部23の位置との差分とすることが好ましい。ここで、タービン回転体は、組立時に水平方向の位置が調整されているため、センタリング時に問題となり得るカップリング部の位置ずれの方向は上下方向となる。そこで、カップリング部の上下方向の位置ずれが所定の許容範囲を超えた場合に、カップリング部を、その位置ずれを解消する方向(上方または下方)にオフセットすることが効果的である。
すなわち、図11に示すように、第1タービン20の下半ハウジング21bに、上半ハウジング21aが取り付けられているか否かにより、第1タービン回転体22の端部である第2カップリング部23の位置は、図11に示すように変化し得る。図11においては、上半ハウジング21aが取り付けられていない場合における第1タービン回転体22の撓みが破線rで示され、上半ハウジング21aが取り付けられている場合における第1タービン回転体22の撓みが実線sで示されている。このように、上半ハウジング21aが取り付けられると、第2カップリング部23の位置は下がる。このため、センタリング時に第2カップリング部23の位置が、所定の許容範囲から外れて上方に位置する場合、第1タービン20の下半ハウジング21bに上半ハウジング21aが取り付けられた場合における第2カップリング部23の位置と、上半ハウジング21aが取り付けられていない場合における第2カップリング部23の位置との差分をオフセット量として、第2カップリング部23の位置を下方にオフセットすることが好適である。当該オフセット量は、例えば、解析等により予め求めておくことが好ましい。このようにして第2カップリング部23をオフセットすることにより、第2カップリング部23を、第1タービン20の上半ハウジング21aを取り付けた場合における位置に変位させて、発電機回転体12の第1カップリング部23と結合することができる。このため、第1タービン20の上半ハウジング21aを取り付ける前に発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングして結合することができ、作業効率を向上させることができる。なお、第1カップリング部13のオフセットは、例えば、ジャッキアップ装置(図示せず)を用いて行うことができる。ジャッキアップ装置は、上半ハウジング21aを取り付けた後に取り外せばよい。また、第2カップリング部23をオフセットする場合、第2カップリング部23に対応する軸受での調整を不要とすることができる。
また、第2カップリング部23をオフセットする場合、オフセット量は、第1タービン回転体22に第2タービン回転体32が結合された場合における第2カップリング部23の位置と、第2タービン回転体32が結合されていない場合における第2カップリング部23の位置との差分としてもよい。
すなわち、図12に示すように、第1タービン回転体22に第2タービン回転体32が結合されているか否かにより、第1タービン回転体22の端部(第2カップリング部23)の位置は、図12に示すように変化し得る。図12においては、第2タービン回転体32が結合されていない場合における第1タービン回転体22の撓みが実線tで示され、第2タービン回転体32が結合された場合における第1タービン回転体22の撓みが破線uで示されている。このように、第2タービン回転体32が結合されると、第2カップリング部23の位置は上がる。このため、センタリング時に第2カップリング部23の位置が、所定の許容範囲から外れて下方に位置する場合、第1タービン回転体22に第2タービン回転体32が結合された場合における第2カップリング部23の位置と、第2タービン回転体32が結合されていない場合における第2カップリング部23の位置との差分をオフセット量として、第2カップリング部23の位置を上方にオフセットすることが好適である。当該オフセット量は、例えば、解析等により予め求めておくことが好ましい。このようにして第2カップリング部23をオフセットすることにより、第2カップリング部23を、第1タービン回転体22に第2タービン回転体32を結合した場合における位置に変位させて、発電機回転体12の第1カップリング部13と結合することができるこのため、第2タービン回転体32を結合する前に発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングして結合することができ、作業効率を向上させることができる。
また、第2カップリング部23のオフセット量は、図11に示すオフセット量と図12に示すオフセット量とを組み合わせた量としてもよい。この場合、第2カップリング部23を、第1タービン20の上半ハウジング21aが取り付けられると共に第2タービン回転体32が第1タービン回転体22に結合された場合における位置に変位させて、発電機回転体12の第1カップリング部13と結合することができる。このため、第1タービン20の上半ハウジング21aを取り付けると共に第2タービン回転体32を結合する前に、発電機回転体12と第1タービン回転体22とをセンタリングして結合することができ、作業効率を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による発電機とタービンの連結方法は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。また、当然のことながら、本発明の要旨の範囲内で、これらの実施の形態を、部分的に適宜組み合わせることも可能である。
10 発電機
11 ハウジング
12 発電機回転体
20 第1タービン
21a 上半ハウジング
21b 下半ハウジング
22 第1タービン回転体
23 第2カップリング部
30 第2タービン
32 第2タービン回転体
40 第3タービン
41a 上半ハウジング
41b 下半ハウジング
42 第3タービン回転体

Claims (7)

  1. 発電機回転体を有する発電機と、第1タービン回転体を有する第1タービンと、第2タービン回転体を有する第2タービンとを、この順に連結する発電機とタービンの連結方法であって、
    前記発電機を組み立てる工程と、
    前記第1タービンを組み立てる工程と、
    前記第2タービンを組み立てる工程と、
    組み立てられた前記発電機の前記発電機回転体と、組み立てられた前記第1タービンの前記第1タービン回転体とを位置合わせする工程と、
    位置合わせされた前記発電機回転体と前記第1タービン回転体とを結合する工程と、
    組み立てられた前記第1タービンの前記第1タービン回転体と、組み立てられた前記第2タービンの前記第2タービン回転体とを結合する工程と、を備え、
    前記発電機回転体と前記第1タービン回転体とを位置合わせする工程と並行して、または当該工程の後に、前記第2タービンを組み立てる工程、または前記第1タービン回転体と前記第2タービン回転体とを結合する工程が行われることを特徴とする発電機とタービンの連結方法。
  2. 前記発電機回転体と前記第1タービン回転体とを位置合わせする工程の前に、前記第1タービンの前記第1タービン回転体と、当該第1タービンと前記第2タービンとの間に配置される第3タービンの第3タービン回転体とを結合する工程を更に備え、
    前記第1タービン回転体と前記第2タービン回転体とを結合する工程において、前記第1タービン回転体は、前記第3タービン回転体を介して前記第2タービン回転体に結合されることを特徴とする請求項1に記載の発電機とタービンの連結方法。
  3. 前記第3タービンは、上半ハウジングと下半ハウジングとを有しており、
    前記第1タービン回転体と前記第3タービン回転体とを結合する工程の前に、前記第3タービンの前記下半ハウジングに前記第3タービン回転体が取り付けられ、
    前記発電機回転体と前記第1タービン回転体とを結合する工程の後に、前記第3タービンの前記下半ハウジングに、前記上半ハウジングが取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の発電機とタービンの連結方法。
  4. 前記第1タービンは、上半ハウジングと下半ハウジングとを有しており、
    前記第1タービンを組み立てる工程において、前記第1タービンの前記下半ハウジングに、前記第1タービン回転体および前記上半ハウジングが取り付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の発電機とタービンの連結方法。
  5. 発電機回転体を有する発電機と、タービン回転体と上半ハウジングと下半ハウジングとを有するタービンとを連結する発電機とタービンの連結方法であって、
    前記発電機を組み立てる工程と、
    前記タービンの前記下半ハウジングに前記タービン回転体を取り付けて前記タービンを組み立てる工程と、
    組み立てられた前記タービン回転体に、前記発電機の前記発電機回転体を位置合わせする工程と、
    位置合わせされた前記発電機回転体と前記タービン回転体とを結合する工程と、
    前記タービン回転体に前記発電機回転体を結合する工程の後に、前記タービンの前記下半ハウジングに前記上半ハウジングを取り付ける工程と、を備えたことを特徴とする発電機とタービンの連結方法。
  6. 前記タービン回転体に前記発電機回転体を位置合わせする工程において、前記タービン回転体の前記発電機回転体側の端部が所定のオフセット量でオフセットされ、
    前記オフセット量は、前記下半ハウジングに前記上半ハウジングが取り付けられた場合における当該端部の位置と、当該上半ハウジングが取り付けられていない場合における当該端部の位置との差分であることを特徴とする請求項5に記載の発電機とタービンの連結方法。
  7. 前記タービン回転体に前記発電機回転体を位置合わせする工程と並行して、または当該工程の後に、前記タービン回転体に、前記タービンの前記発電機側とは反対側に配置される第2のタービンの第2のタービン回転体が結合され、
    前記タービン回転体に前記発電機回転体を位置合わせする工程において、前記タービン回転体の前記発電機回転体側の端部が所定のオフセット量でオフセットされ、
    前記オフセット量は、前記タービン回転体に前記第2のタービン回転体が結合された場合における当該端部の位置と、当該第2のタービン回転体が結合されていない場合における当該端部の位置との差分であることを特徴とする請求項5または6に記載の発電機とタービンの連結方法。
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