JP2013215088A - ロータ構成要素を結合するシステム及び方法 - Google Patents

ロータ構成要素を結合するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロータ構成要素を結合する。
【解決手段】ロータ組立体、第1の回転軸の周りに配列されたブッシュ受け部の第1のセット及びボルト孔の第1のセットを有する第1のロータ構成要素と、第2の回転軸の周りに配列されたブッシュ受け部の第2のセット及びボルト孔の第2のセットを有する第2のロータ構成要素と、第1の設置構成でブッシュ受け部の第1及び第2のセットに配置されたブッシュの第1のセットを含む。ブッシュの第1のセットの第1の設置構成が、第1及び第2の回転軸を互いに整列させ、ブッシュの第1のセットの第1の設置構成が、ロータ組立体の回転中にトルクの少なくとも第1の部分を担持する。ロータ組立体はまた、ロータ組立体における第1のロータ構成要素、第2のロータ構成要素、及びブッシュの第1のセットを保持するようボルト孔の第1及び第2のセットを貫通して延びるボルトの第1のセットを含む。
【選択図】 図1

Description

本明細書で開示される主題は、回転構成要素の結合に関し、より具体的には、ターボ機械の結合に関する。
機械エネルギーは、シャフト又はロータなどの回転部品を用いることを含む、多くの方法で伝達することができる。回転部品は、他の部品と接触力によりトルクを伝達する。摩擦駆動装置では、トルクの伝達は、2つの部品間の表面摩擦及び部品間の圧縮力によって制限される場合がある。ボルトは、部品を圧縮して部品を回転させるのに用いることができる。しかしながら、ボルトの質量を支持するロータ構造体では、十分な圧縮力をもたらすために大きなボルトを利用することは、問題となる可能性がある。
最初に請求項に記載された本発明の範囲内にある特定の実施形態について以下で要約する。これらの実施形態は、特許請求した本発明の技術的範囲を限定することを意図するものではなく、むしろそれらの実施形態は、本発明の実施可能な形態の簡潔な概要を示すことのみを意図している。当然のことながら、本発明は、下記に説明した実施形態と同様のもの又は該実施形態と異なるものとすることができる様々な形態を含むことができる。
第1の実施形態において、システムは、第1の回転軸の周りに配列されたブッシュ受け部の第1のセット及びボルト孔の第1のセットを有する第1のロータ構成要素を備えたロータ組立体を含む。ロータ組立体はまた、第2の回転軸の周りに配列されたブッシュ受け部の第2のセット及びボルト孔の第2のセットを有する第2のロータ構成要素を含む。ロータ組立体は、第1の設置構成でブッシュ受け部の第1及び第2のセットに配置されたブッシュの第1のセットを含み、ブッシュの第1のセットの第1の設置構成が、第1及び第2の回転軸を互いに整列させるように構成され、ブッシュの第1のセットの第1の設置構成が、ロータ組立体の回転中にトルクの少なくとも第1の部分を担持するよう構成されている。ロータ組立体はまた、ロータ組立体における第1のロータ構成要素、第2のロータ構成要素、及びブッシュの第1のセットを保持するようボルト孔の第1及び第2のセットを貫通して延びるボルトの第1のセットを含む。
第2の実施形態において、システムは、ステータ及びロータ組立体を有するターボ機械を含む。ロータ組立体は、第1の回転軸の周りに配列されたブッシュ受け部の第1のセットを有する第1のロータ構成要素と、第2の回転軸の周りに配列されたブッシュ受け部の第2のセットを有する第2のロータ構成要素と、を含む。ロータ組立体はまた、第1の設置構成でブッシュ受け部の第1及び第2のセットに配置されたブッシュの第1のセットを含み、ブッシュの第1のセットの第1の設置構成が、前記第1及び第2の回転軸を互いに整列させるように構成されている。
第3の実施形態において、方法は、第1及び第2のロータ構成要素の第1の対向するブッシュ受け部に配置されたブッシュの第1のセットを用いて第1のロータ構成要素の第1の回転軸を第2のロータ構成要素の第2の回転軸と整列させるステップを含む。ブッシュの第1のセット及び第1の対向するブッシュ受け部は、第1及び第2の回転軸の周りに配列されている。本方法はまた、第1及び第2のロータ構成要素を有するロータ組立体の回転中にブッシュの第1のセットにおいてトルクの少なくとも第1の部分を担持するステップを含む。
本発明のこれらの及びその他の特徴、態様並びに利点は、図面全体を通して同じ参照符号が同様の部分を表す添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むと、より良好に理解されるであろう。
ボルト及びブッシュを有する複数のロータ構成要素を備えたロータ組立体の1つの実施形態の側断面図。 図1の線2−2に沿ったロータ構成要素の1つの実施形態の断面図。 図1の線3−3に沿ったボルト、ブッシュ、及びブッシュ受け部の分解断面図。 ロータ組立体の1つの実施形態の分解図。 圧縮機、タービン、及び負荷を含む、タービンシステムのブロック図。
本発明の1つ又はそれ以上の特定の実施形態について、以下に説明する。これらの実施形態の簡潔な説明を行うために、本明細書では、実際の実施態様の全ての特徴については説明しないことにする。何れかの技術又は設計プロジェクトと同様に、このような何らかの実際の実装の開発において、システム及びビジネスに関連した制約への準拠など、実装毎に異なる可能性のある開発者の特定の目標を達成するために、多数の実装時固有の決定を行う必要がある点は理解されたい。更に、このような開発の取り組みは、複雑で時間を要する可能性があるが、本開示の利点を有する当業者にとっては、設計、製作、及び製造の日常的な業務である点を理解されたい。
本発明の種々の実施形態の要素を導入する際に、冠詞「a」、「an」、「the」、及び「said」は、要素の1つ又はそれ以上が存在することを意味するものとする。用語「備える」、「含む」、及び「有する」は、包括的なものであり、記載した要素以外の付加的な要素が存在し得ることを意味する。
本明細書で記載されるロータ構成要素を結合するシステム及び方法は、少なくとも2つのロータ構成要素(例えば、2〜100個のロータ構成要素)を備えたロータ組立体を有する。各ロータ構成要素は、ロータ構成要素の回転軸の周りに配列された、ブッシュ受け部のセットと、ボルト孔のセットとを有する。例えば、隣接するロータ構成要素の各ペアは、軸方向に面する側部を含むことができ、対向するブッシュ受け部内に配置されたブッシュと、対向するボルト孔を貫通して延びるボルトとを含む。各ロータ構成要素のブッシュ受け部のセット内に配置されたブッシュのセットは、各構成要素の回転軸を整列させ、結合されたロータ構成要素の回転中にトルクの少なくとも第1の部分を担持する。ボルトのセットは、ボルト孔のセットを通って延びて、ロータ組立体内にロータとブッシュのセットとを保持する。ブッシュのセットは、ボルトのセットよりも大きな総剪断強度を有することができる。ブッシュのセットは、通常の動作荷重と僅かな過剰トルクを担持するのに十分に大きな総剪断強度を有することができる。ブッシュのセットは、ボルトよりも実質的に大きなトルク量を担持することができる(例えば、総トルクの10〜100%)。ブッシュは、1400MPaよりも大きな総剪断強度を有することができるが、剪断強度は、用途毎に変わる場合がある。各ブッシュは、ボルト孔のない中実とすることができ、或いは、ロータ構成要素を軸方向に固定するボルトを通すため、又はロータ構成要素間のコンプライアンスを改善するための孔(例えば、ボルト孔)を含むことができる。ブッシュのセットは、ブッシュ受け部のそれぞれのセットに緊密嵌合又は締まり嵌めされ、回転軸を設置構成に整列させることができる。開示の実施形態は、隣接するロータ構成要素の単一のペアにおいてブッシュを利用することができるが、開示されたブッシュは、あらゆる数(例えば、2、3、4、5、6、7、8、9、10、又はそれ以上)の隣接するロータ構成要素の間に配置してもよく、ここでブッシュのセットは、隣接するロータ構成要素の各ペアの軸方向に面する側部の対向するブッシュ受け部内に配置することができる。一部の実施形態において、ロータ組立体は、タービン、圧縮機、発電機、ガスタービンエンジン、又は他のターボ機械の一部とすることができる。各ブッシュ受け部は、アンダーカット丸み部を含むことができる。
加えて、方法は、第1のロータ構成要素の第1の回転軸と第2のロータ構成要素の第2の回転軸とを、第1及び第2の回転軸の周りに配列された第1及び第2のロータ構成要素の対向するブッシュ受け部内に配置されるブッシュの第1のセットを用いて整列させるステップを含むことができる。本方法はまた、ロータ組立体の回転中にブッシュの第1のセットにおいてトルクの一部を担持するステップを含むことができる。本方法は、第3のロータ構成要素の第3の回転軸と第2の回転軸とを、第2及び第3の回転軸の周りに配列された別の対向するブッシュ受け部に配置されるブッシュの第2のセットを用いて整列させるステップと、ロータ組立体の回転中にブッシュの第2のセットにおいてトルクの一部を担持するステップとを含むことができる。また、本方法は、第1、第2、及び第3のロータ構成要素においてボルト孔を貫通して延びるボルトのセットでロータ組立体を保持するステップを含むことができる。
ここで図面に移り、図1は、トルク伝達ブッシュ組立体11により共に結合されるロータ組立体10の1つの実施形態を示している。シャフト12が円周方向14で回転すると、ロータ組立体10の複数のロータ構成要素16も円周方向14に回転し、ブッシュ組立体11は、隣接するロータ構成要素16間でトルクの実質的に一部又は全てを担持する。シャフト12は、少なくとも1つのロータ構成要素16に結合ことができ、シャフト12は、図1に示すように1つ又はそれ以上のロータ構成要素16を貫通して延びることができる。一部の実施形態において、シャフト12は、に結合された1つ又はそれ以上のロータ構成要素16にトルクを伝達し、該トルクは、隣接するロータ構成要素16及び/又はシャフト12間で伝達される。ロータ構成要素16は、タービンブレード、圧縮機ブレード、電機子、ギア、プーリー、プロペラ、遠心ポンプ、又はこれらの組み合わせを含むことができる。従って、ロータ組立体10は、タービン、圧縮機、ポンプ、モータ、発電機、又は何らかの回転ターボ機械の全て又は一部を表すことができる。
図1には、4つのロータ構成要素16が図示されているが、これよりも多い又は少ないものも想定される(例えば、2〜25、3〜20、4〜15、又は5〜10のロータ構成要素)。各ロータ構成要素16は、ブッシュ受け部22の少なくとも1つのセット、ボルト孔24の少なくとも1つのセット、及び回転軸26を含むことができる。第1のロータ構成要素16、30及び第2のロータ構成要素16、40は、種々の実施形態における隣接するロータ構成要素16の何れかのペアを表すことができ、明確にするために図示されている。第1のロータ構成要素30は、ブッシュ受け部22の第1のセット32、ボルト孔24の第1のセット34、及び第1の回転軸36を有する。第2のロータ構成要素40は、ブッシュ受け部22の第2のセット42、ボルト孔24の第2のセット44、及び第2の回転軸46を有する。特定の実施形態において、一部のロータ構成要素16は、ブッシュ受け部22の1つよりも多いセットを含むことができる。例えば、第2のロータ構成要素40は、図1に示すようなブッシュ受け部22の第3のセット48を有することができる。ロータ構成要素16のブッシュ受け部22の各セットは、別の隣接するロータ構成要素16のブッシュ受け部22の別のセットに対応し且つこれに対向することができる。例えば、ブッシュ受け部22の第1のセット32は、ブッシュ受け部22の第2のセット42と軸方向に面し且つこれと整列している。設置構成において、ブッシュ50のセットは、ブッシュ受け部22の対向するセットに配置され、ロータ構成要素16の回転軸26を整列させ、シャフト12及びロータ組立体10が回転したときにロータ構成要素16間のトルクの少なくとも一部を担持することができる。1つの実施形態において、ブッシュ50のセットは、設置構成でブッシュ受け部22に締まり嵌めされ、ロータ構成要素16を結合し整列することができる。例えば、ブッシュ52の第1のセットは、ブッシュ受け部22の対向する第1のセット32及び第2のセット42に配置され、以下で説明するように第1の回転軸26及び第2の回転軸36を互いに整列させることができる。図示の実施形態において、ブッシュ50の3つのセットは、隣接するロータ構成要素16において対向するブッシュ受け部22の3つのセットに配置される。
ボルト18(例えば、1〜100、又はそれ以上)は、ボルト孔24を貫通して延び、ロータ構成要素16及びブッシュ50を軸方向に圧縮、保持、及び支持することができる。各ボルト18は、ボルトヘッド20とファスナー74(例えば、ナット)との間でロータ構成要素16及びブッシュ50を軸方向に圧縮することができる。一部の実施形態において、ボルト18は、シャフト12を支持し、ロータ組立体10に作用する重力及び/又は荷重に起因したロータ組立体10の撓みを低減する。1つの実施形態において、ブッシュ50は、ボルト孔の第3のセット54を有することができ、ボルト孔24の第1のセット34及び第2のセット44に加えて、ここを貫通してボルト18のセットの少なくとも一部が通過することができる。別の実施形態において、各ブッシュ50は、どのようなボルト孔54もなく、中実の本体を有することができる。
図2は、第1のロータ構成要素30と第2のロータ構成要素40との間の摩擦界面部に沿ったトルク伝達ブッシュ組立体11を示す、図1の線2−2に沿ったロータ組立体10の1つの実施形態の断面図である。図2は、回転軸26、36の周りに半径方向距離60で配列されたブッシュ受け部22、32の各セットを示している。ブッシュ組立体11に関する以下の検討は、ロータ構成要素30に関したものであるが、同じことがロータ組立体10の各ロータ構成要素16にも当てはまる。1つの実施形態において、各ブッシュ受け部32は、回転軸36から同じ半径方向距離60に中心が配置される。或いは、ブッシュ受け部32は、回転軸から異なる半径方向距離60に配列されてもよい。ブッシュ受け部32は、シャフト12、軸26、及び/又は他のロータ構成要素16に対して第1のロータ構成要素30を整列させるのに使用される一定の心振れ公差内で半径方向距離60にて配置することができる。ブッシュ受け部32は、限定ではないが、円形(例えば、座ぐり、皿穴)、弓形、三角形、又は矩形の形状を含む、あらゆる形状とすることができる。座ぐりのブッシュ受け部32を備えた特定の実施形態は、受け部の公差範囲内の直径62を有することができる。ブッシュ受け部32の直径62は、約20〜110ミリメートル、30〜80ミリメートル、40〜65ミリメートル、又は45〜55ミリメートルの範囲にわたることができる。一部の実施形態において、ブッシュ受け部直径62は、ロータ構成要素直径66の約1〜20%、2〜15%、3〜10%、又は5〜8%の範囲にわたることができる。対応するブッシュ50、52は、それぞれのブッシュ受け部22、32と実質的に同じサイズ及び形状とすることができる。一部の実施形態において、ブッシュ52は、対応するブッシュ受け部32よりも僅かに大きく、設置構成に配置されたときに締まり嵌めになることができる。ブッシュ52はまた、以下で検討するようにブッシュ受け部32に適切に嵌合してロータ構成要素16を整列させるようにブッシュ公差内に作ることができる。図2は、上部及び下部ブッシュ受け部32の第1のロータ構成要素30における設置構成の2つのブッシュ52を示している。1つの実施形態において、ブッシュ52は、設置構成でブッシュ受け部32の全てに配置され、第1のロータ構成要素30を対向するロータ構成要素40と整列させ、第1のロータ構成要素30と第2のロータ構成要素40との間でトルクを伝達することができる。回転軸36の周りに配列されたセット内のブッシュ受け部32の数は、約2〜50、5〜30、7〜25、又は10〜20の間とすることができる。一部の実施形態において、ブッシュ受け部32は、円周方向14に安定した回転を提供するよう、第1のロータ構成要素30の回転軸36の周りで均一な形状、サイズ、及び配列にすることができる。
1つの実施形態において、ボルト孔34のセットはまた、第1のロータ構成要素30の回転軸36から、ブッシュ受け部32のセットと同じ半径方向距離60に配列される。ボルト孔34は、限定ではないが、定められた幅又は直径64を有する、円形、弓形、三角形、又は矩形形状を含む、あらゆる形状とすることができる。一部の実施形態において、ボルト孔直径64は、約5〜90ミリメートル、10〜80ミリメートル、25〜60ミリメートル、又は30〜45ミリメートルの範囲にわたることができる。一部の実施形態において、ボルト孔直径64は、ブッシュ直径62と相対的なサイズにすることができる。例えば、ボルト孔直径64は、ブッシュ直径62の約1〜75%、5〜50%、10〜25%、又は10〜15%の範囲にわたることができる。図2の実施形態において、ボルト孔34のセットは、ブッシュ受け部32と同心とすることができる。或いは、ボルト孔34は、ブッシュ受け部32と非同心とすることができる。加えて、ボルト孔34は、第1のロータ構成要素30を貫通して、回転軸36からブッシュ受け部32と同じ又は異なる半径方向距離60でブッシュ受け部32の外部に配置することができる。回転軸36の周りに配列されるセットのボルト孔34の数は、約2〜50、5〜30、7〜25、又は10〜20の間とすることができる。しかしながら、ボルト孔34の数は、ブッシュ受け部32の数と同じか、又は異なっていてもよい。例えば、ボルト孔34は、ブッシュ受け部32の約25、33、50、75、又は100%に配置することができる。一部の実施形態において、ボルト孔34は、周方向14に安定した回転を提供するよう、第1のロータ構成要素30の回転軸36の周りで均一な形状及び配列にすることができる。換言すると、ブッシュ受け部32、ブッシュ52、及び/又はボルト孔34のサイズ及び/又は配列の均一性は、ロータ組立体10の均衡取りを助けることができる。
図3は、トルク伝達ブッシュ組立体11の1つの実施形態を示す、図1の線3−3に沿ったロータ組立体10の一部を示す。図3は、ボルト18、ボルト孔54を有するブッシュ50、52、第1のブッシュ受け部22、32及び第1のボルト孔34を有する第1のロータ構成要素16、30、並びに第2のブッシュ受け部22、42を有する第2のロータ構成要素16、40を含む、ロータ組立体10の分解断面図を示す。図示の実施形態において、ブッシュ52は、ブッシュ直径56を有することができ、ブッシュ52は、軸方向70でブッシュ52を貫通して延びた、直径58を有するボルト孔54を有することができる。ボルト孔54は、図示のようにブッシュ52とほぼ同心とすることができ、又はボルト孔54は偏心していてもよい。
設置構成において、ブッシュ52は、第1のブッシュ受け部32及び第2のブッシュ受け部42に挿入することができる。ボルト18は、第1のボルト孔34及び第2のボルト孔44を通って挿入されて締結され、第1のロータ構成要素30、第2のロータ構成要素40、及びブッシュ52を軸方向に圧縮及び保持することができる。特定の実施形態において、ボルト18はまた、ブッシュ52を貫通する第3のボルト孔54を通って挿入することができる。設置構成では、ボルト18は、ボルト18及びボルトヘッド20の遠位端76においてナット74又は他のファスナーにより軸方向70でロータ組立体10を軸方向に圧縮することができる。1つの実施形態において、トルクは、ブッシュ52と受け部面78の間及び/又はロータ構成要素30、40の摩擦界面部17間の接触力により第1のロータ構成要素30と第2のロータ構成要素40との間で伝達することができる。この実施形態において、ボルト18からの圧縮の増大は、ロータ構成要素30、40間の接触力により伝達されるトルクを増大させ、ブッシュ52により保持されるトルクを減少させることができる。一部の実施形態において、ボルト孔直径64及び/又は58は、ボルト直径80よりも実質的に大きいとすることができる。他の実施形態において、ボルト18は、第1のボルト孔、第2のボルト孔44、及び/又はブッシュボルト孔54に精密嵌合することができる。一部の実施形態において、ボルト18はまた、フランジ摩擦力及びブッシュ弾性強度を上回る過剰トルクが生じた場合、第1のロータ構成要素30と第2のロータ構成要素40との間でトルクの一部を伝達することができる。
一部の実施形態において、ブッシュ直径56は、ブッシュ受け部直径62よりも僅かに大きく、従って、ブッシュ52は、第1のブッシュ受け部32及び/又は第2のブッシュ受け部42において締まり嵌めすることができる。例えば、ブッシュ直径56は、ブッシュ受け部直径62よりも約0.5、1、2、3、4、5、10%又はそれ以上大きくすることができる。しかしながら、ブッシュ52は、ブッシュ52とブッシュ受け部32、42との間の締まり嵌め無しで、第1のロータ構成要素30と第2のロータ構成要素40との間でトルクを伝達することができる。締まり嵌めにおいて、ブッシュ52は変形することができ、及び/又は第1のブッシュ受け部32及び第2のブッシュ受け部42は、締まり嵌めに対応するよう膨張することができる。締まり嵌めにおいて、受け部壁82及びブッシュ52は、円周方向14及び/又は半径方向72の動きをそれぞれ抑制することができる。締まり嵌めによって、ブッシュ52は、締まり嵌めの無い場合よりも、少なくとも受け部壁82を通って第1のロータ構成要素30と第2のロータ構成要素40との間でより良好にトルクを伝達することができる。締まり嵌めはまた、以下で検討するように、第1のロータ構成要素30を第2のロータ構成要素40とより良好に整列させることができる。一部の実施形態において、ブッシュ受け部32、42は、アンダーカット丸み部86を有し、ブッシュ52の締まり嵌め、ブッシュ52によるトルク伝達、振動、又は他の力、もしくはこれらの組み合わせに起因した受け部内の局所的な応力を低減することができる。1つの実施形態において、アンダーカット丸み部86は、ショットピーニング処理することができる。ショットピーニング処理されたアンダーカット丸み部は、第1のブッシュ受け部32及び/又は第2のブッシュ受け部42の高サイクル疲労を阻止するのを助けることができる。
第1の回転軸36と第2の回転軸46との同心整列は、ロータ組立体10のトルク伝達効率を向上させ、及び/又はシャフト12、第1のロータ構成要素30、第2のロータ構成要素40、ボルト18、ブッシュ52、又はこれらの組み合わせに対する摩耗を低減することができる。同心整列されたロータ構成要素30、40及び整列した回転軸36、46は、ロータ組立体10における不安定性、振動、及び/又は疲労の阻止を助けることができる。更に、同心及び整列したロータ組立体10は、ロータ構成要素16、ボルト18、及びブッシュ52に対する摩耗が低減されるので、保守整備及び補修に起因する停止時間を短縮することができる。一部の実施形態において、第1のブッシュ受け部32又は第2のブッシュ受け部42は、摩擦界面部17内へのブッシュ受け部直径62をより大きく座ぐり加工して、より大きな直径56を有するブッシュ52を利用することにより、補修又は修正することができる。ロータ構成要素30、40の同心整列は、それぞれの回転軸36、46からのブッシュ受け部32、42の半径方向距離60の心振れ公差によって少なくとも部分的に決定付けることができる。ロータ構成要素16のブッシュ受け部22上の相補的パターンのピンを有するマスターツールを用いて、ロータ構成要素16の心振れを決定することができる。マスターツールは、適合する半径方向距離60のブッシュ受け部22を有するロータ構成要素16を選択するため、マスターツールの心振れ公差内のロータ構成要素16の選別を可能にすることができる。例えば、マスターツールを用いて、ロータ組立体10の総心振れが最小になるように累積できる、心振れ公差60内のブッシュ受け部22を有するロータ構成要素16を決定することができる。
ブッシュ52は、該ブッシュ52と受け部壁82との間の接触によって円周方向14及び/又は半径方向72での第1のロータ構成要素30及び第2のロータ構成要素40の動きを抑制することができる。このようにして、ブッシュ52はまた、第2のロータ構成要素40に対して整列した位置に第1のロータ構成要素30を位置付けて、第1の回転軸36及び第2の回転軸46がほぼ同軸になるようにすることができる。例えば、第1のブッシュ受け部32は、第1の受け部軸71を有し、ブッシュ52は軸59を有し、第2のブッシュ受け部42は第2の受け部軸73を有する。第1及び第2の受け部軸は、第1の回転軸36及び第2の回転軸46の半径方向距離60(心振れ公差内)に存在することができる。ブッシュ52は、ブッシュ受け部直径62よりも大きな直径56を有し、従って、設置構成で第1のブッシュ受け部32及び第2のブッシュ受け部42に締まり嵌めすることができる。締まり嵌めは、第1のロータ構成要素30と第2のロータ構成要素40との間の相対移動を阻止し、ロータ組立体10を設置構成に固定することができる。ブッシュ52は、第1の受け部軸71及び第2の受け部軸73をブッシュ軸59と整列させ、従って、第1の回転軸36及び第2の回転軸46をほぼ同軸になるように整列させることができる。同様の方法で、図1に見られるように、ブッシュ50の第2のセットは、該ブッシュ50の第2のセットを第2のロータ構成要素40上のブッシュ受け部48及び第3のロータ構成要素16上の対向するブッシュ受け部22に挿入することによって、第3のロータ構成要素16の回転軸を第1のロータ構成要素30及び第2のロータ構成要素40と同心状に整列させることができる。
1つの実施形態において、第1のボルト孔軸75及び第2のボルト孔軸77は、第1の受け部軸71及び第2の受け部軸73それぞれに対してほぼ同軸とすることができる。この実施形態において、ボルト孔34、44は、設置構成でほぼ同軸とすることができる。別の実施形態において、第1のボルト孔34、第2のボルト孔44、及びブッシュボルト孔54は共通の軸線を共有していない場合があるが、第1の回転軸36及び第2の回転軸46は、設置構成でほぼ同軸である。例えば、ボルト18は、ブッシュ52を貫通することなく第1のロータ構成要素30及び第2のロータ構成要素40を通って延びることができる。同軸の第1のボルト孔34及び第2のボルト孔44の無い実施形態において、ボルト18は、第1のボルト孔34及び第2のボルト孔44よりも小さい直径80を有し、ロータ組立体10を通過して該ロータ組立体10を保持し且つ軸方向に圧縮するクリアランスを有するよう構成することができる。この実施形態において、ボルトヘッド20及びファスナー74だけが第1のロータ構成要素30及び第2のロータ構成要素40に接触することができる。第1のボルト孔34及び第2のボルト孔44を通るクリアランスを有するこのような小さな直径のボルト18は、第1のロータ構成要素30及び第2のロータ構成要素40間でトルクの一部を担持しない場合がある。
1つの実施形態において、受け部クリアランス62、ブッシュクリアランス56、及び心振れ公差60は、ボルト18と第1のボルト孔34及び第2のボルト孔44とのクリアランスよりも緊密となることができ、第1のブッシュ受け部32及び第2のブッシュ受け部42に配置されたブッシュ52が、主として、第1の回転軸36を第2の回転軸46と整列させることができるようになる。この実施形態では、ブッシュ52は、ボルト18よりも、第1のロータ構成要素30と第2のロータ構成要素40との間で実質的により大きな(又は全ての)量のトルクを伝達することができる。1つの実施形態において、第1のロータ構成要素30と第2のロータ構成要素40との間でブッシュ52によって伝達されるトルクのパーセンテージは、約1〜100%、25〜100%、40〜90%、又は50〜75%の間とすることができ、残りのパーセントのトルクは、存在する場合には、第1のロータ構成要素30及び第2のロータ構成要素40及び/又はボルト18の摩擦界面部17によって伝達される。ブッシュ52及び摩擦界面部17は、通常作動及び僅かな過剰トルク作動中に第1のロータ構成要素30及び第2のロータ構成要素40間でトルクを全て伝達することができる。ボルト18は、フォールトトルク事象などの大きな過剰トルク作動中にトルクを担持することができる。例えば、ブッシュ52は、トルクの約90%を伝達することができ、摩擦界面部17は、トルクの約5%を伝達することができ、ボルト18は、トルクの約5%を伝達することができる。別の実施例として、ブッシュ52は、トルクの約75%を伝達することができ、摩擦界面部17は、トルクの約20%を伝達することができ、ボルト18は、トルクの約5%を伝達することができる。上記で検討したように、一部の実施形態において、ブッシュ52と第1及び第2のブッシュ受け部32、42は、ロータ組立体10を整列させ、ボルト18が主としてロータ組立体10を軸方向に圧縮することができるようになる。1つの実施形態において、第1のロータ構成要素30は、ブッシュ52及び対向するブッシュ受け部32、42を順次に通って一致及び対向する第2のロータ構成要素40と同軸に整列され、ブッシュ受け部32、42の心振れ公差、ブッシュ受け部公差62、及びブッシュ公差56に主として基づいた整列の累積公差でロータ組立体10として組み立てることができる。
捻れ及び引張荷重を担持するようなサイズにされた延性金属のボルト18は、主として引張荷重を担持するようなサイズにされた同じ金属のボルト18よりも大きくなる場合がある。ボルト18は、限定ではないが、鋼鉄(例えば、ステンレス鋼又は工具鋼)又は超合金(例えば、インコネル)を含む、多くの材料から作ることができる。ブッシュ52が第1のロータ構成要素30及び第2のロータ構成要素40間で伝達されるトルクの一部を担持することができる1つの実施形態において、ブッシュ52は、コバルト合金(例えば、MP35N又はMP159)のような高強度低摩耗材料から作ることができる。ブッシュ52を利用して第1のロータ構成要素30及び第2のロータ構成要素40間のトルクの少なくとも第1の部分を担持することにより、より小さなボルト18を備えたロータ組立体10を提供することができる。加えて、ブッシュ52は、フォールトトルク事象(例えば、トルク急増)に耐えるようなサイズにすることができ、その結果、ボルト18が残りのトルクを担持できるようにすることができる。ブッシュ52がトルクの少なくとも第1の部分を担持するロータ組立体10は、全てのトルクをボルト18が担持するロータ組立体10に比べてより安価で、軽量で、維持がより容易とすることができる。例えば、ブッシュ52は、約1400〜2000MPa、1500〜1900MPa、1600〜1800MPa、又は1700〜1750MPaの間の総剪断強度を有することができる。ボルト18は、約250〜1200MPa、400〜1000MPa、500〜750MPa、又は600〜700MPaの間の総剪断強度を有することができる。特定の実施形態において、ブッシュ52の第1のセットは、ボルト18のセットの第2の総剪断強度よりも大きい第1の総剪断強度を有することができる。
図4は、上述のトルク伝達ブッシュ組立体11のシャフト12、ロータ構成要素16、ボルト18、及びブッシュ50を有するターボ機械88のロータ組立体10の分解図を示す。シャフト12は、ロータ構成要素16と共に円周方向14に回転することができる。シャフト12は、少なくとも1つのロータ構成要素16と一体的に、又は固定結合され、或いは取り外し可能に結合されて、ロータ構成要素16及び全体のロータ組立体10と共にトルクを伝達することができる。ターボ機械88は、タービンロータ構成要素、圧縮機ロータ構成要素、発電機構成要素、負荷構成要素、又はこれらの組み合わせのようなロータ構成要素90、92、及び94を有することができる。1つの実施形態において、ターボ機械88は、第1のタービンロータ90、第2のタービンロータ92、及び圧縮機ロータ94を有することができる。図4に示すように、シャフト12は、第1のタービンロータ90に結合され、第2のタービンロータ92を貫通して延びてこれを支持し、また、他のロータ構成要素16(例えば、圧縮機ロータ94、ロードカップリング)を貫通して延びることができる。1つの実施形態において、ターボ機械88のロータ組立体10は、タービンロータ組立体に2つ又はそれ以上のロータ90、圧縮機ロータ組立体に2つ又はそれ以上の圧縮機ロータ94、又はロードカップリングロータ組立体に2つ又はそれ以上のロードカップリング、或いはこれらの組み合わせを有することができる。ターボ機械88はまた、各々がトルク伝達ブッシュ組立体11を有する、2つ又はそれ以上のロータ組立体10を含むことができる。
図4に示すように、第1及び第2のタービンロータ90、92は、ブッシュ52の第1のセットよりも僅かに小さい直径の対向するブッシュ受け部22を有する。第2のタービンロータ92は、圧縮機ロータ94上のブッシュ受け部22に対応する第1のタービンロータ90と反対側の摩擦界面部17上にブッシュ受け部22の追加のセットを有する。ブッシュ53の第2のセットはまた、第2のタービンロータ92及び圧縮機ロータ94の対応するブッシュ受け部22よりも僅かに大きな直径を有することができる。ボルト18のセットは、ロータ構成要素90、92、94のボルト孔24、54及びブッシュ52、53の両セットを通って延びてナット74のセットと締結し、設置構成においてロータ構成要素90、92、94及びブッシュ52、53を軸方向に圧縮して保持することができる。設置構成では、ブッシュ52の第1のセットは、対応するブッシュ受け部22に締まり嵌めされて第1及び第2のタービンロータ90、92を結合し、ブッシュ53の第2のセットは、対応するブッシュ受け部22に締まり嵌めされて第2のタービンロータ92及び圧縮機ロータ94を結合する。ブッシュ52、53はまた、共通の回転軸26の周りで順次に同心状に整列し、ロータ構成要素90、92、94間でトルクを伝達することができる。
上述のロータ組立体10は、回転部品を有するあらゆるシステムで利用することができる。例えば、発電機又はガスタービンエンジンのようなターボ機械は、少なくとも1つのステータ124と、トルク伝達ブッシュ組立体11を備えた1つ又はそれ以上のロータ組立体10とを有することができる。図5に示すように、上述のロータ組立体10を備えたガスタービンシステム100は、吸気口114からの空気を加圧して燃焼器116に配向する圧縮機112を有することができる。圧縮機112は、空気を加圧するための回転圧縮機ブレードを有する。燃焼器において、加圧空気が燃料と燃焼して高温の排出ガス118を生成し、これがタービン120を通って配向される。排出ガス118は、タービン120のタービンブレードを回転させるようにする。圧縮機114及びタービン120の両方は、それぞれの回転ロータ構成要素16(例えば、タービン又は圧縮機ロータ)間でトルクを伝達するロータ組立体10を有することができる。一部の実施形態において、ガスタービンシステム100は、圧縮機114又は負荷122(例えば、発電機)などのガスタービンシステム100の別の構成要素のロータ組立体10とタービン120のロータ組立体10とを結合する共通シャフト12を有する。1つの実施形態において、圧縮機114、タービン120、及び/又は負荷122は、共通のロータ組立体10を有することができる。ステータ124は、シャフト12に結合されなくてもよく、複数の非回転圧縮機ブレード、複数の非回転タービンブレード、非回転電機子、又は他の非回転構成要素、或いはこれらの組み合わせを含むことができる。
上述のロータ組立体10は、少なくとも2つのロータ構成要素16、ブッシュ50のセット、対向するブッシュ受け部22のセット、ボルト孔24のセット、及びボルト18のセットを有することができる。一部の実施形態において、ロータ組立体10は、対向するブッシュ受け部22においてブッシュ50のそれぞれのセットにより同心状に整列及び結合された2〜25、3〜20、4〜15、又は5〜10個の間のロータ構成要素16を有することができる。ボルト18の1つ又はそれ以上のセットは、ロータ構成要素16の全て又はサブセットを軸方向に圧縮、保持、及び支持することができる。例えば、12個のロータ構成要素16を備えたロータ組立体10は、12個のロータ構成要素16全てを貫通して延びるボルト18の第1のセットと、最初の4個のロータ構成要素16を貫通して延びるボルト18の第2のセットと、最初の6個のロータ構成要素16を貫通して延びるボルト18の第3のセットと、最後の4個のロータ構成要素16を貫通して延びるボルト18の第4のセットとを有することができる。加えて、上記で検討したように、ボルト18の各セットは、ブッシュ50の1つ又はそれ以上のセットを貫通して延びることができる。
開示された実施形態の技術的効果は、ブッシュ50を備えた少なくとも2つのロータ構成要素16を整列させてこれらの間のトルク伝達をすることである。ブッシュ50は、それぞれのロータ構成要素16の回転軸26の周りに配列された対向するブッシュ受け部22に配置することができる。ブッシュ直径56は、ブッシュ受け部22の直径62よりも僅かに大きくすることができ、従って、ブッシュ50は、締まり嵌めされてロータ構成要素16を整列させ、且つロータ構成要素16の半径方向及び円周方向の移動を抑制することができる。ボルト18は、ロータ構成要素16及び/又はブッシュ50を貫通して延び、ロータ構成要素16及びブッシュ50を軸方向に圧縮、保持、及び支持することができる。ブッシュ50は、ロータ構成要素16間で伝達されるトルクの部分をボルト18よりもより多く担持することができる。ボルト18は、トルクの小さな部分(存在する場合)を担持できるので、ボルト18がトルクのより大きな部分を担持した場合よりもより小さなサイズにすることができる。加えて、ロータ構成要素16の整列にブッシュ50を利用することにより、ボルト孔24を互いに同軸でないロータ構成要素16に通して作ることができるようになる。
本明細書は、最良の形態を含む実施例を用いて本発明を開示し、更に、あらゆる当業者があらゆるデバイス又はシステムを実施及び利用すること並びにあらゆる包含の方法を実施することを含む本発明を実施することを可能にする。本発明の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
10 ロータ組立体
11 トルク伝達ブッシュ組立体
12 シャフト
16 ロータ構成要素
22 ブッシュ受け部
24 ボルト孔

Claims (20)

  1. ロータ組立体を備えたシステムであって、前記ロータ組立体が、
    第1の回転軸の周りに配列されたブッシュ受け部の第1のセット及びボルト孔の第1のセットを有する第1のロータ構成要素と、
    第2の回転軸の周りに配列されたブッシュ受け部の第2のセット及びボルト孔の第2のセットを有する第2のロータ構成要素と、
    第1の設置構成で前記ブッシュ受け部の第1及び第2のセットに配置されたブッシュの第1のセットと、
    を含み、前記ブッシュの第1のセットの第1の設置構成が、前記第1及び第2の回転軸を互いに整列させるように構成され、前記ブッシュの第1のセットの第1の設置構成が、前記ロータ組立体の回転中にトルクの少なくとも第1の部分を担持するよう構成されており、
    前記ロータ組立体が更に、
    前記ロータ組立体における前記第1のロータ構成要素、前記第2のロータ構成要素、及び前記ブッシュの第1のセットを保持するよう前記ボルト孔の第1及び第2のセットを貫通して延びるボルトの第1のセットと、
    を備える、システム。
  2. 前記ブッシュの第1のセットが、通常作動荷重及び僅かに過剰トルク荷重を担持するのに十分な第1の総剪断強度を有する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ブッシュの第1のセットの各ブッシュが、約1400MPa以上の剪断強度を有する、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記ブッシュの第1のセットが、前記ボルトの第1のセットよりも実質的に大きいトルク量を担持するよう構成されている、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記ブッシュの第1のセットが、ボルト孔の第3のセットを含み、前記ボルトの第1のセットが、前記ボルト孔の第1、第2、及び第3のセットを通って延びる、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記ブッシュの第1のセットの各ブッシュが、ボルト孔の無い中実本体を含む、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記ブッシュの第1のセットが、前記第1の設置構成において前記ブッシュ受け部の第1及び第2のセットに締まり嵌めされる、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記ロータ組立体が、
    前記第2のロータ構成要素内のブッシュ受け部の第3のセットと、
    前記第3のロータ構成要素の第3の回転軸の周りに配列されたブッシュ受け部の第4のセット及びボルト孔ボルト孔の第4のセットを有する前記第3のロータ構成要素と、
    第2の設置構成において前記ブッシュ受け部の第3及び第4のセットに配置されたブッシュの第2のセットと、
    を含み、前記ブッシュの第2のセットの第2の設置構成が、前記第2及び第3の回転軸を互いに整列させるよう構成され、前記ブッシュの第2のセットの第2の設置構成が、前記ロータ組立体の回転中に前記トルクの少なくとも第2の部分を担持するよう構成され、
    前記ボルトの第1のセットが、前記ボルト孔の第1、第2、及び第4のセットを通って延びて、前記第1のロータ構成要素、前記第2のロータ構成要素、前記第3のロータ構成要素、前記ブッシュの第1のセット、及び前記ブッシュの第2のセットを前記ロータ組立体内に保持する、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記ロータ組立体を有するタービン又は圧縮機を備える、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記ロータ組立体を有する発電機を備える、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記ロータ組立体を有するガスタービンエンジンを備える、請求項1に記載のシステム。
  12. ターボ機械を備えたシステムであって、該ターボ機械が、
    ステータと、
    ロータ組立体と、
    を備え、該ロータ組立体が、
    第1の回転軸の周りに配列されたブッシュ受け部の第1のセットを有する第1のロータ構成要素と、
    第2の回転軸の周りに配列されたブッシュ受け部の第2のセットを有する第2のロータ構成要素と、
    第1の設置構成で前記ブッシュ受け部の第1及び第2のセットに配置されたブッシュの第1のセットと、
    を含み、前記ブッシュの第1のセットの第1の設置構成が、前記第1及び第2の回転軸を互いに整列させるように構成されている、システム。
  13. 前記ブッシュの第1のセットの第1の設置構成が、前記ロータ組立体の回転中にトルクの少なくとも第1の部分を担持するよう構成されている、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記ターボ機械が、タービン、圧縮機、又はこれらの組み合わせを含む、請求項12に記載のシステム。
  15. 前記ブッシュの第1のセットが、前記第1の設置構成において前記ブッシュ受け部の第1及び第2のセットに締まり嵌めされる、請求項12に記載のシステム。
  16. 前記ブッシュ受け部の第1及び第2のセットの各ブッシュ受け部が、アンダーカット丸み部を含む、請求項12に記載のシステム。
  17. 第1及び第2のロータ構成要素の第1の対向するブッシュ受け部に配置されたブッシュの第1のセットを用いて第1のロータ構成要素の第1の回転軸を第2のロータ構成要素の第2の回転軸と整列させるステップを含む、方法であって、前記ブッシュの第1のセット及び前記第1の対向するブッシュ受け部が前記第1及び第2の回転軸の周りに配列され、
    前記方法が更に、
    前記第1及び第2のロータ構成要素を有するロータ組立体の回転中に前記ブッシュの第1のセットにおいてトルクの少なくとも第1の部分を担持するステップを含む、方法。
  18. 前記第2及び第3のロータ構成要素の第2の対向するブッシュ受け部に配置されたブッシュの第2のセットを用いて前記第3のロータ構成要素の第3の回転軸を前記第2のロータ構成要素の第2の回転軸と整列させるステップを含み、前記ブッシュの第2のセット及び前記第2の対向するブッシュ受け部が、前記第1、第2、及び第3の回転軸の周りに配列され、
    前記方法が更に、
    前記ブッシュの第2のセットにおいて、前記第1、第2、及び第3のロータ構成要素を有するロータ組立体の回転中に前記トルクの少なくとも第2の部分を担持するステップを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1及び第2のロータ構成要素においてボルト孔を通って延びるボルトの第1のセットを用いて前記ロータ組立体を保持するステップを更に含む、請求項17に記載の方法。
  20. マスターツールを用いて複数のロータ構成要素を選別し、該複数のロータ構成要素から前記第1のロータ構成要素及び前記第2のロータ構成要素を選択するステップを更に含む、請求項17に記載の方法。
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