JP2015160455A - 車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両のブレーキとアクセルの踏み間違いを防止できる、車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置を提供する。【解決手段】車両10のフロア15に、ドライバーMの着座姿勢でアクセルペダル17に対する踏み足FRの基準位置における踵F1を検出して作動するヒールスイッチ101を設け、同ヒールスイッチ101が作動している間はアクセルペダル17の踏み込み量に従う燃料のエンジン12への供給が可能とされ、同ヒールスイッチ101が作動しない時はアクセルペダル17の踏み込み量に従う燃料のエンジン12への供給が制限される。【選択図】図1
Description
本発明は、車両のブレーキとアクセルの踏み間違いを防止するためのブレーキ・アクセル誤操作防止装置に関する。
近年、特に高齢者や女性のドライバーがブレーキとアクセルのペダルを踏み間違え、車を急発進あるいは急加速させることによる事故が多発しており、ブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故は年間7000件程度と多い。特にオートマチック車に多く、例えば店舗の駐車場に駐車しようとしてブレーキとアクセルを間違い、店舗に突っ込んでしまう事故、あるいは立体駐車場に駐車しようとしてブレーキとアクセルを間違い、立体駐車場から車ごと転落する事故が例年発生している。
ドライバーに働く心理としてはブレーキを踏んだつもりがその踏み間違いに気付かず、あわてて(パニックに陥って)踏み間違えたほうのアクセルをさらに強く踏み込んで急発進、急加速させてしまうことが考えられる。踏み間違いに気付いた時には間に合わないことが多い。
ブレーキとアクセルの踏み間違いを防ぐ技術として、例えば、自動車に搭載したカメラやレーダーで走行時に進行方向に障害物を検知した状態で、自動的にブレーキがかかるシステムや、アクセルペダルの開度速度を感知し、低速時のアクセルの急踏込・べた踏込を検知して、急ブレーキをかける・エンジンを停止するようにしたシステムなどが知られている。
しかしながら、これらのシステムは高価なレーダーを使用して導入コストが高かったり、踏み間違いを防ぐには確実性に欠けるという課題がある。
簡易な手段として、ボタン式の緊急停止スイッチを設け、同スイッチを押すことにより、緊急停止ユニットが作動し、エンジン回転数をアイドル状態にまで落とし、ブレーキを掛けて自動車を自動的に減速し、停車させる方法が提案されている(特許文献1)。
しかしながら、前述の提案によれば、踏み間違いによりパニックに陥ったドライバーが緊急停止ボタンを確実に押せる保証はなく、踏み間違いを防ぐにはやはり確実性に欠けるものである。
そこで、本発明者は、車を運転する人間の基本動作に着目し、本発明を完成させるに至った。すなわち、車を運転する人間の基本動作は次の通りである。(1)急ブレーキを踏む時、床(フロア)から踵がつかないで踏む。(2)通常、アクセルを踏む時は、床に踵をつけて踏む。(3)誤って、急ブレーキ(急アクセル)を踏んだ時、踵が上がる。
本発明は、上記課題および車を運転する人間の基本動作に着目してなされたもので、車両のブレーキとアクセルの踏み間違いを確実に防止できる、車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置は、
車両のフロアに、ドライバーの着座姿勢でアクセルペダルに対する踏み足が基準位置にあるときに当該踏み足の踵を検出して作動するヒールスイッチを設け、同ヒールスイッチが作動している間はアクセルペダルの踏み込み量に従う燃料のエンジンへの供給が可能とされ、同ヒールスイッチが作動しない時はアクセルペダルの踏み込み量に従う燃料のエンジンへの供給が制限されることを主要な特徴とする。
車両のフロアに、ドライバーの着座姿勢でアクセルペダルに対する踏み足が基準位置にあるときに当該踏み足の踵を検出して作動するヒールスイッチを設け、同ヒールスイッチが作動している間はアクセルペダルの踏み込み量に従う燃料のエンジンへの供給が可能とされ、同ヒールスイッチが作動しない時はアクセルペダルの踏み込み量に従う燃料のエンジンへの供給が制限されることを主要な特徴とする。
本発明に係る車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置によると、ドライバーの着座姿勢でアクセルペダルに対する踏み足が基準位置(ここで、基準位置はアクセルペダルに踏み足を乗せて車両のフロアに踵を支持させた状態をいう)にあるときの、踵の直下のフロアにヒールスイッチを設けることにより、アクセルペダルに対する踏み足が基準位置にあるときは、踵が直下のヒールスイッチにより検出されてヒールスイッチが作動し、その間、アクセルペダルの踏み込み量に従う燃料のエンジンへの供給が可能となる。
したがって、エンジン始動後、ドライバーが基準位置の正しい踏み足姿勢でアクセルペダルを踏むと、踏み込み量に応じてエンジンへの燃料供給量が増加し、車両を発進、加速させることができる。
一方、ドライバーの着座姿勢でアクセルペダルに対する踏み足が基準位置にないとき(踏み足の踵が車両のフロアから離れているとき)は、踵の直下のヒールスイッチが踵を検出せず、ヒールスイッチが作動しない。ヒールスイッチが作動しない時はアクセルペダルの踏み込み量に従う燃料のエンジンへの供給が制限される。このため、ドライバーが、踏み足の踵が車両のフロアから離れた状態でアクセルペダルを踏んでも、踏み込み量に応じた燃料がエンジンに供給されず、車両は減速される。
これにより、ドライバーがブレーキペダルとアクセルペダルを間違えて、急ブレーキを踏む積りで、アクセルペダルを(踵がフロアに着かない状態で)強く踏んだとしても、車両が急発進、急加速することがなく、確実に減速され、停止に至る。これによって、ドライバーによるブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いを防止できる。
本発明に係る車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置は、前記ヒールスイッチが感圧式センサまたは接触式センサから構成されることを第2の特徴とする。
アクセルペダルに対する踏み足が基準位置にあるとき踵が感圧式センサまたは接触式センサの上面に支持および/または接地されて踵の圧力または接地を確実に感知し、アクセルペダルに対する踏み足が基準位置にないときは踵が感圧式センサまたは接触式センサから離れて踵を感知しないから、アクセルペダルに対する踏み足が基準位置にあるかどうかを確実に判定することができる。
本発明に係る車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置は、
前記ヒールスイッチが、アクセルペダルと、エンジンへの燃料供給を制御するコントロールボックスとの間を接続する回線の途中に設けられ、前記ヒールスイッチが作動している間は前記回線が接続されると共に、同ヒールスイッチが作動しない時は前記回線が遮断されることを第3の特徴とする。
前記ヒールスイッチが、アクセルペダルと、エンジンへの燃料供給を制御するコントロールボックスとの間を接続する回線の途中に設けられ、前記ヒールスイッチが作動している間は前記回線が接続されると共に、同ヒールスイッチが作動しない時は前記回線が遮断されることを第3の特徴とする。
本発明に係る車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置は、
前記ヒールスイッチに、ドライバーの着座姿勢でアクセルペダルに対する踏み足が基準位置にあるときに当該踏み足の踵を検出して音を発生させる音発生部を備えることを第4の特徴とする。
前記ヒールスイッチに、ドライバーの着座姿勢でアクセルペダルに対する踏み足が基準位置にあるときに当該踏み足の踵を検出して音を発生させる音発生部を備えることを第4の特徴とする。
音発生部が発生させる音は、アクセルペダルに対する踏み足が基準位置にあることをドライバーに知らせるためのもので、運転を妨げないような短い音であることが望ましい。
本発明に係る車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置は、
アクセルペダルに、踏み足動作時の加速度を検出する加速度センサを設け、ヒールスイッチが作動しない時であって前記加速度センサにより検出された加速度が所定の加速度以上である時は、ブレーキを作動させる信号が送信されることを第5の特徴とする。
アクセルペダルに、踏み足動作時の加速度を検出する加速度センサを設け、ヒールスイッチが作動しない時であって前記加速度センサにより検出された加速度が所定の加速度以上である時は、ブレーキを作動させる信号が送信されることを第5の特徴とする。
本発明に係る車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置は、
前記ヒールスイッチが作動している間はアクセルペダルの踏み込み量に従う電力の車輪駆動用モータへの供給が可能とされ、同ヒールスイッチが作動しない時はアクセルペダルの踏み込み量に従う電力の車輪駆動用モータへの供給が制限されることを第6の特徴とする。
前記ヒールスイッチが作動している間はアクセルペダルの踏み込み量に従う電力の車輪駆動用モータへの供給が可能とされ、同ヒールスイッチが作動しない時はアクセルペダルの踏み込み量に従う電力の車輪駆動用モータへの供給が制限されることを第6の特徴とする。
以上説明したように、本発明に係る車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置によると、車両のフロアに、ドライバーの着座姿勢でアクセルペダルに対する踏み足が基準位置にあるときに当該踏み足の踵を検出して作動するヒールスイッチを設け、同ヒールスイッチが作動しない時はアクセルペダルの踏み込み量に従う燃料のエンジンへの供給を制限するようにしたから、ドライバーがブレーキペダルとアクセルペダルを間違えて、ブレーキを踏む積りで、アクセルペダルに対する踏み足が基準位置にない状態、すなわち、踵がフロアから離れてフロアから支持されない状態でアクセルペダルを踏み込んだとしても、車両が急発進、急加速することがなく、したがって、ドライバーによるブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いを確実に防止でき、ひいては踏み間違いによる事故を大きく減少させることができるという優れた効果を奏する。
また、本発明に係る車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置によると、簡易なシステムで実現できるという効果を奏する。
本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。図1ないし図3は自動車に対し本発明に係る車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置を装着した例を示すもので、これらの図において符号10は自動車、符号100はブレーキ・アクセル誤操作防止装置を示している。
まず、図1および図2を参照して自動車10の構造について説明すると、ボディ11の前部にエンジン12が搭載され、エンジン12の駆動力は図示しない駆動シャフトを介して前後左右のタイヤ13に伝達されるようになっている。また、運転席14の足元のフロア15に前進方向を見て左右にブレーキペダル16とアクセルペダル17が配置されている。
アクセルペダル17とエンジン制御およびブレーキ制御を行うコントロールボックス18、コントロールボックス18とエンジン12は、それぞれ制御用の回線19、20により接続されている。エンジン12には各シリンダ(図示例では4気筒)にスパーク装置21が設けられている。
ブレーキペダル16とブレーキブースター(倍加装置)22、ブレーキブースター22と各タイヤ13のブレーキ装置(図示せず)は、それぞれ油圧配管23により接続されている。
以上の構成の自動車10によると、運転席14に着座したドライバーがキーを回してエンジン12を始動し、踏み足(右足)でアクセルペダル17を踏むと、アクセルペダル17の踏み量に応じた制御信号が回線19を通してコントロールボックス18に送信され、コントロールボックス18からの制御信号により、図示しない燃料タンクからアクセルペダル17の踏み量(アクセル開度)に応じた燃料がエンジン12に供給されると共に、供給された燃料が各シリンダ内でスパーク装置22により着火されてシリンダ内で燃焼し、エンジン12の回転が上昇する。そして、エンジン12の回転力がシャフトを介して各タイヤ13に伝達される結果、自動車10を発進させ、加速させることができるようになっている。
一方、赤信号等で右のアクセルペダル17から踏み足(右足)を離し、左のブレーキペダル16を踏み替えると、ブレーキペダル16の踏み量に応じた油圧を油圧配管23を通してブレーキブースター22に伝達し、さらにブレーキブースター22で倍加されて、ブレーキペダル16の踏み量に応じた制動力を各タイヤ13のブレーキ装置に伝達して、各タイヤ13を制動させる結果、自動車10を減速させ、停車させることができる。
以上の構成の自動車10に対し、ブレーキ・アクセル誤操作防止装置100(以下、誤操作防止装置100という)が設けられている。同誤操作防止装置100は、ドライバーの運転を支援するもので、ブレーキペダル16とアクセルペダル17の踏み間違いを抑制し、防止するべく機能する。
誤操作防止装置100の構成について説明すると、運転席14の足元のフロア15に、より具体的にはアクセルペダル17の根元のフロア15に、ヒールスイッチ101が設けられている。
このヒールスイッチ101は、図3(A)に示すように、ドライバーMの着座姿勢で、アクセルペダル17に対する踏み足(右足)が基準位置にあるとき(ここでは、アクセルペダル17に踏み足FRを乗せて踵F1をフロア15上のヒールスイッチ101に支持させているとき)は、踵F1を検出して作動(ON)し、一方、図3(B)に示すように、アクセルペダル17に対する踏み足(右足)FRが基準位置にないとき(ここでは、踏み足FRの踵F1がフロア15上のヒールスイッチ101から離れているとき)は、踵F1を検出せず作動しない(OFF)ように働く。
上記ヒールスイッチ101は、感圧式センサまたは接触式センサから構成される。アクセルペダル17に対する踏み足FRが基準位置(図3(A)参照)にあるときは、踵F1がヒールスイッチ101の上面に支持および/または接地されて踵F1の圧力または接地を確実に感知できる。
また、アクセルペダル17に対する踏み足FRが基準位置にないとき(図3(B)参照)は、踵F1がヒールスイッチ101の上面から離れて踵F1を感知しなくなるから、アクセルペダル17に対する踏み足FRが基準位置にあるかどうかを確実に判定できる。
上記ヒールスイッチ101は、図2に示すように、アクセルペダル17から踏み込み量に応じた制御信号をコントロールボックス18に送信する制御用の回線19の途中に設けられている。したがって、ヒールスイッチ101が作動している間は同回線19が遮断されないので、アクセルペダル17の踏み込み量に応じた制御信号をコントロールボックス18に送信することができる。
一方、ヒールスイッチ101が作動しない時は同回線19が遮断されるので、アクセルペダル17を踏み込んでも、踏み込み量に応じた制御信号をコントロールボックス18に送信することができなくなる。
これにより、ドライバーがブレーキペダル16とアクセルペダル17を間違えて、急ブレーキを踏む積りで、アクセルペダル17を(踵F1がヒールスイッチ101から離れた状態で)強く踏んだ場合、ヒールスイッチ101の不作動により回線19が遮断される結果、アクセルペダル17の踏み込み量に応じた燃料がエンジン12に供給されなくなり、車両が急発進、急加速することがなく、これによって、ドライバーによるブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いを防止できる。
アクセルペダル17には加速度センサ102が設けられている。加速度センサ102とコントロールボックス18は制御用の回線103により接続されている。この加速度センサ102は、ドライバーがアクセルペダル17を踏み足動作した時のアクセルペダル17に生じる加速度を検出するもので、加速度センサ102からの信号がコントロールボックス18に送信されるようになっている。
そして、コントロールボックス18は、ヒールスイッチ101が作動しない時(すなわち、回線19が遮断され、アクセルペダル17からの踏み込み量に応じた制御信号がコントロールボックス18に送信されない時)であって、加速度センサ102で検出された加速度が所定の加速度(例えば9.8m/秒=1G)に達した時(すなわち、コントロールボックス18が当該加速度に対応する制御信号を受信した時)に、制御用の回線103を通してブレーキブースター22を作動させ、これにより各ブレーキを作動させるようになっている。
これによって、ドライバーがブレーキペダル16とアクセルペダル17を間違えて、急ブレーキを踏む積りで、アクセルペダル17を(踵F1がヒールスイッチ101から離れた状態で)強く踏んだ場合、アクセルペダル17に生じる加速度が所定の加速度に達することにより、各ブレーキが作動し、車両が速やかに減速されるようになる。これによって、ドライバーによるブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる事故を確実かつ効果的に防止できる。
上記ヒールスイッチ101には、ドライバーの着座姿勢でアクセルペダル17に対する踏み足FRが基準位置にあるときにその踵F1を検出して音を発生させる音発生部を備えることができる。例えば感圧式センサにより踵F1を検出したらスピーカーより音を発生させる仕組みにしてよい。音発生部が発生させる音は、アクセルペダル17に対する踏み足FRが基準位置にあることをドライバーに知らせるためのもので、運転を妨げないような短い音、例えばカチッという短い音を鳴らすようにすることができる。
ドライバーの着座姿勢でアクセルペダル17に対する踏み足FRが基準位置にあるときにカチッと短い音が鳴ることにより、アクセルペダル17を踏むと発進するという安心感をドライバーに与えることができる。
本発明のブレーキ・アクセル誤操作防止装置は、エンジンとモータにより車輪を駆動させるいわゆるハイブリッドシステムにも適用可能である。
すなわち、前記実施形態で説明した構成と同一の構成を採用することにより、ヒールスイッチが作動している間はアクセルペダルの踏み込み量に従う電力の車輪駆動用モータへの供給を可能とし、同ヒールスイッチが作動しない時はアクセルペダルの踏み込み量に従う電力の車輪駆動用モータへの供給を制限することができる。
これにより、エンジンとモータにより車輪を駆動させるハイブリッドシステムを採用した車両に対しても、ブレーキとアクセルの踏み間違いを効果的に防止することができ、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故を防止することができる。
かくして、本発明に係るブレーキ・アクセル誤操作防止装置によれば、簡易な構成によって、ブレーキとアクセルの踏み間違いを確実に防止できるシステムを実現することができる。
本発明に係るブレーキ・アクセル誤操作防止装置は、ブレーキとアクセルの踏み間違いを防止するシステムとして広く利用可能である。
10 自動車(車両)
11 ボディ
12 エンジン
13 タイヤ
14 運転席
15 フロア
16 ブレーキペダル
17 アクセルペダル
18 コントロールボックス
19,20,103 回線
21 スパーク装置
22 ブレーキブースター
23 油圧配管
100 ブレーキ・アクセル誤操作防止装置
101 ヒールスイッチ
102 加速度センサ
M ドライバー
FR 踏み足(右足)
F1 踵
11 ボディ
12 エンジン
13 タイヤ
14 運転席
15 フロア
16 ブレーキペダル
17 アクセルペダル
18 コントロールボックス
19,20,103 回線
21 スパーク装置
22 ブレーキブースター
23 油圧配管
100 ブレーキ・アクセル誤操作防止装置
101 ヒールスイッチ
102 加速度センサ
M ドライバー
FR 踏み足(右足)
F1 踵
Claims (6)
- 車両のフロアに、ドライバーの着座姿勢でアクセルペダルに対する踏み足が基準位置にあるときに当該踏み足の踵を検出して作動するヒールスイッチを設け、同ヒールスイッチが作動している間はアクセルペダルの踏み込み量に従う燃料のエンジンへの供給が可能とされ、同ヒールスイッチが作動しない時はアクセルペダルの踏み込み量に従う燃料のエンジンへの供給が制限されることを特徴とする車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置。
- 前記ヒールスイッチが感圧式センサまたは接触式センサから構成されることを特徴とする請求項1記載の車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置。
- 前記ヒールスイッチが、アクセルペダルと、エンジンへの燃料供給を制御するコントロールボックスとの間を接続する回線の途中に設けられ、前記ヒールスイッチが作動している間は前記回線が接続されると共に、同ヒールスイッチが作動しない時は前記回線が遮断されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置。
- 前記ヒールスイッチに、ドライバーの着座姿勢でアクセルペダルに対する踏み足が基準位置にあるときに当該踏み足の踵を検出して音を発生させる音発生部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置。
- アクセルペダルに、踏み足動作時の加速度を検出する加速度センサを設け、ヒールスイッチが作動しない時であって前記加速度センサにより検出された加速度が所定の加速度以上である時は、ブレーキを作動させる信号が送信されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置。
- 前記ヒールスイッチが作動している間はアクセルペダルの踏み込み量に従う電力の車輪駆動用モータへの供給が可能とされ、同ヒールスイッチが作動しない時はアクセルペダルの踏み込み量に従う電力の車輪駆動用モータへの供給が制限されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014035158A JP2015160455A (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置 |
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ID=54183870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014035158A Pending JP2015160455A (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 車両のブレーキ・アクセル誤操作防止装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105270173A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-01-27 | 胡光南 | 汽车油门踏板误操作安全保护装置 |
CN113978246A (zh) * | 2021-08-31 | 2022-01-28 | 东风汽车集团股份有限公司 | 一种吊挂式三踏板的布置方法 |
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2014
- 2014-02-26 JP JP2014035158A patent/JP2015160455A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN105270173B (zh) * | 2015-11-17 | 2017-11-10 | 胡光南 | 汽车油门踏板误操作安全保护装置 |
CN113978246A (zh) * | 2021-08-31 | 2022-01-28 | 东风汽车集团股份有限公司 | 一种吊挂式三踏板的布置方法 |
CN113978246B (zh) * | 2021-08-31 | 2023-10-17 | 东风汽车集团股份有限公司 | 一种吊挂式三踏板的布置方法 |
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