JP2015159941A - 襟ガード付き理美容用クロス - Google Patents

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Abstract

【課題】装着感や作業性を低下させることなく、着用者の衣類が濡れたり汚れたりすることを防止する。【解決手段】本発明は、着用者の首から少なくとも肩を含む身体を覆うように着用される理美容用クロスであって、着用者の首に巻き付けられるベルト状の部材であり、両端部が重ね合わされて係合され、係合部200aを介して係合されて環状をなす襟部2と、襟部2から着用者の肩以下に垂下される布状のクロス本体1と襟部2の内側に、その長さ方向に沿って、柔軟性を有する面部材が垂下されてなる襟ガード部4とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、カットクロスやシャンプークロス、パーマクロス、カラークロス、補助カットクロス、肩ケープクロスなど、理容・美容の分野において、着用者の上半身を覆うように着用される理美容用クロスに係り、特に、着用者の衣類を保護するための襟ガードを備えた理美容用クロスに関する。
従来、この種の理美容用クロスは、一般に、防水性の又は髪の付着しにくい布地の上部中央に、首を通すための開口部を設け、その開口部の周縁にテープ状布を縫着して襟部とし、その襟部の両端に、面ファスナー等の留め具を付けて構成される(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示された理美容用クロスは、使用時、散髪又は洗髪する人の身体を上から覆うように被せ、開口された襟部の両端を、面ファスナー等の留め具で襟部を着用者の首に合わせて止めてることで、首回りの隙間をなくすようにしている。
特開平9−133751号公報
しかしながら、特許文献1のように一般的なクロスの襟部は、単に首回りを外周から巻き付ける構成となっているため、完全に襟部と首との間の隙間をなくすことができず、着用者の衣服の襟元を完全に遮蔽することができない。そのため、例えば、洗髪時やカラーリング時にその隙間から水が入り込み、着用者の衣服を濡らしてしまったり、汚してしまったりするという惧れがあった。
その一方で、着用者の襟部を完璧に遮蔽しようとした場合には、より厚い素材でできたカバーで襟部を覆う必要があり、さらにはそのカバーも遮水性或いは撥水性の高い素材で形成する必要があり、首回りがきつくなったり蒸れたりするなど、装着感が悪化することが考えられるとともに、それを装着させる作業も繁雑なものとなり、作業性が低下する可能性がある。
そこで、本発明は、上記のような問題を解決するものであり、装着感や作業性を低下させることなく、着用者の衣類が濡れたり汚れたりすることを防止できる襟ガード付き理美容用クロスを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、着用者の首から少なくとも肩を含む身体を覆うように着用される理美容用クロスであって、着用者の首に巻き付けられるベルト状の部材であり、両端部が重ね合わされて係合され、係合部を介して係合されて環状をなす襟部と、襟部から着用者の肩以下に垂下される布状のクロス本体部と襟部の内側に、その長さ方向に沿って、柔軟性を有する面部材が垂下されてなる襟ガード部とを備える。
このような本発明によれば、着用者の首に巻き付けられる襟部の内側に、襟ガード部が垂下されているため、クロス本体部と襟ガード部とにより、着用者の襟を挟み込むようにして覆うことができ、着用者の襟が濡れたり汚れたりすることを簡単に防止できる。また、襟ガード部の装着も、着用者の襟の内側に襟ガード部を差し込むだけでよいので、その作業も簡単である。
上記発明において、係合部は、襟部の一方の端部の裏面に配置される帯状の部材であって、係合部の外端側に配置されるオス型ファスナー部と、係合部の内側に配置されるメス型ファスナー部とから構成される外側係合部と、襟部の他方の端部の表面に配置される帯状の部材であって、係合部の外端側に配置されるオス型ファスナー部と、係合部の内側に配置されるメス型ファスナー部とから構成される内側係合部とをさらに備え、オス型ファスナー部は、多数のフック状の起毛が密集された面ファスナーであり、メス型ファスナー部は、多数の環状の起毛が密集された面ファスナーであることが好ましい。
この場合には、クロスを着用する際には、襟部を着用者の首に巻き付けて、係合部の外側係合部と内側係合部とを貼り合わせて係合させることにより、クロスを固定する。このとき、外側係合部と内側係合部の重ね合わせ部分の長さを調整することで、着用者の首の太さに適合させることができる。この重ね合わせ部分の長さによっては、表裏のガード部の重ね合わせ部分からはみ出した部分が、係合部の内外において着用者の首や下顎に接する状態となるが、その接する部分は、環状の起毛が密集されたメス型ファスナー部となっていることから、起毛がチクチクするなどの不快な感触を着用者に与えることがなく、より快適な装着感を実現することができる。
上記発明において、係合部の少なくとも重ね合わせられる部分に対応した内面側に、柔軟性を有する面状の内側ガード部をさらに備えることが好ましい。この場合には、フック状の起毛に対応する箇所を、柔軟性を有する面状の内側ガード部によって、内側から覆うことができることから、フック状の起毛がチクチクするなどの不快な感触をより確実に防止できる。
上記発明において、クロス本体部の裏面の所定箇所に、磁気マグネットをさらに備えることが好ましい。この場合には、本発明のクロスを装着している間に、磁気マグネットの磁力によって、肩こりの緩和や血行を促進することができ、理美容用クロスの装着に対し、付加価値を与えることができる。
以上説明したように、本発明によれば、襟ガード部により、着用者の襟を挟み込むようにして覆うことができ、着用者の襟が濡れたり汚れたりすることを簡単に防止でき、その装着も着用者の襟の内側に襟ガード部を差し込むだけでよいので、その作業も簡単である。その結果、本発明によれば、装着感や、装着のための作業性を低下させることなく、着用者の衣類が濡れたり汚れたりすることを防止できる。
(a)及び(b)は、実施形態に係る理美容クロスの全体構成を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、実施形態に係るクロスの全体構成を示す正面図である。 (a)は、実施形態に係る襟部を表面側から示した斜視図であり、同図(b)は、実施形態に係る襟部を裏面から示した斜視図である。 (a)は、実施形態に係る襟部を首に巻き付けた場合の留め具の位置を示す斜視図であり、同図(b)は、その上面図である。 実施形態に係る襟カバーの位置関係を示す斜視図である。 実施形態に係る襟カバーの使用状態を側面より示す説明図である。 変形例に係るクロスの全体構成を示す正面図である。
(改良ファスナー付き理美容用クロスの全体構成)
本発明に係る改良ファスナー付き理美容用クロスの実施形態を詳細に説明する。図1(a)及び(b)は、本実施形態に係るクロスの全体構成を示す斜視図であり、図2(a)及び(b)は、クロスの全体構成を示す正面図である。なお、本実施形態において、図1に示すようにクロスを着用した際、外側に向けられる面を表面と称し、内側に向けられ、着用者と接触する側の面を裏面と称するものとする。
ここで、本実施形態では、クロスとして洗髪用のシャンプークロスを例に説明するが、本発明は、これに限定するものではなく、理容・美容の分野において、カット時、パーマ時、毛染めの際に、着用者の上半身を覆うように着用される理美容用の各種のクロスに用いることができ、例えば、カットクロスやシャンプークロス、パーマクロス、カラークロス、補助カットクロス、タオル替わりに用いられる肩ケープクロスなどが挙げられる。
図1に示すように、本実施形態に係るクロス10は、理髪美容のサービスを受ける顧客(被施術者)の衣服の上から被せられる部材であって、身体を覆うクロス本体1と、着用者の首周りに装着される襟部2と、着用者の背中部分に配置される後布部5と襟ガード部4とから構成される。
クロス本体1は、例えばレーヨン、PP、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の単繊維か、或いはレーヨン、PP、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等からなる複合繊維を用いられ、透明又は不透明なシート体で形成されており、その表面に対して撥水処理が施され撥水性、又は防水を有している。このクロス本体1は、図2に示すように、その展開形状においては略正方形状となっており、使用者の肩から背中又は上半身までを覆う大きさ大きさを有しているが、本発明に係るクロス本体1の大きさは、カット時、パーマ時、毛染めの各用途や着用者の体型に応じて種々変更可能であり、また、その形状は、長方形,円形,長円形,楕円形等とすることができる。
本実施形態では、図2(a)がクロス本体1の表面1aを示しており、図2(b)は、クロス本体1の裏面1bを示している。このクロス10には、その上辺中央から切り込み1cが形成されてクロスの前側が二股に分断され、この切り込み1cの下端に円形の開口3が形成されている。開口3は着用者の首周りよりも径が大きく設定されており、このクロス本体1の開口3に、襟部2が一体又は着脱自在に取り付けられており、首周囲に巻装できる長さを有する帯状の柔らかな布体で形成されている。
この襟部2は、着用者の首周囲を巻装できる長さを有する帯状の帯部20から形成され、その帯部20の表面20a及び裏面20bには、帯部20を係止するための留め具200を備えている。図3(a)は、本実施形態に係る改良面ファスナーを有する襟部2を表面側から示した斜視図であり、同図(b)は、襟部2を裏面から示した斜視図である。また、図4(a)は、襟部2を首に巻き付けた場合の係合部の位置を示す斜視図であり、同図(b)は、その上面図である。
襟部2は、着用者の首に巻き付けられる留め具200を備えており、着用者の首に巻き付けられるベルト状の帯部20を主体とし、その両端部が重ね合わされて係合される係合部200aを介して係合されて環状に形成される。詳述すると、襟部2は、着用者の首周囲を巻装できる長さを有する帯状の帯部20を基体として形成され、その帯部20の表面20a及び裏面20bに、帯部20を係止して環状に形成するための外側係合部22及び内側係合部21を備えている。
外側係合部22は、帯部20の一方の端部の裏面に配置される帯状の部材であり、具体的には、係合部200aの外端側に配置されるオス型ファスナー部22aと、係合部200aの内側に配置されるメス型ファスナー部22bとから構成される。一方、内側係合部21は、帯部20の他方の端部の表面に配置される帯状の部材であり、具体的には、係合部200aの外端側に配置されるオス型ファスナー部21aと、係合部200aの内側に配置されるメス型ファスナー部21bとから構成される。これらオス型ファスナー部22a,21aは、多数のフック状の起毛が密集された面ファスナーであり、メス型ファスナー部22b,21bは、多数の環状の起毛が密集された面ファスナーである。
具体的に内側係合部21及び外側係合部22は、面ファスナーが用いられており、帯部20の表面20aには、帯部20の端部において、内側係合部21のオス型ファスナー部21aが縫合され、そのオス型ファスナー部21aの隣には、外側係合部22のメス型ファスナー部22bが縫合されている。一方、帯部20の裏面20bには、帯部20の端部に外側係合部22のオス型ファスナー部21aが縫合され、その隣には外側係合部22のメス型ファスナー部22bが縫合されている。
本実施形態において、内側係合部21と外側係合部22は、帯部20の長さの略1/3程度の長幅を有しており、図2(a)及び(b)に示すように、帯部20を首に巻き付けた際、帯部20の外周半分以上が内側係合部21及び外側係合部22で構成されるようになっている。また、メス型ファスナー部21b,22bと、オス型ファスナー部21a,22aとの長さは、オス型ファスナー部21a,22aがメス型ファスナー部21b,22bよりも短く設定されており、面ファスナーを重ね合わした際、オス型ファスナー部21a,22aがメス型ファスナー部21b,22bからはみ出さないようになっている。
このような構成により、図1及び図2に示すように、着用者の首の太さに応じて帯部20を巻き付けることで、帯部20の表面20aと裏面20bとが重なり合う部分が生じ、内側係合部21と外側係合部22とがそれぞれ係止される。具体的には、内側係合部21のメス型ファスナー部21bとオス型ファスナー部21aとが重なり合って係止されるとともに、外側係合部22のメス型ファスナー部22bとオス型ファスナー部22aとが重なり合って係止される。
本実施形態では、内側係合部21と外側係合部22とは、図2に示すように、帯部20が重なり合う部分の両端2箇所を面ファスナーで係止しているので、面ファスナーの重なり合う面積を増大させて、クロス10が着用者の首から外れてしまうことを防止できるようになっている。なお、内側係合部21及び外側係合部22の合わせ位置を調整することにより、襟部2の内径を着用者の体格等に応じて調整可能となっている。なお、この際であっても、オス型ファスナー部21a,22aは、メス型ファスナー部21b,22bよりも長さが短く設定されていることから、面ファスナーを重ね合わした際、オス型ファスナー部21a,22aがメス型ファスナー部21b,22bからはみ出して着用者の首に接触することを防止できるようになっている。
さらに、本実施形態では、係合部200aの少なくとも、外側係合部22と内側係合部21とが重ね合わせられる部分に対応した内面側に、柔軟性を有する面状の内側ガード部23を備えている。詳述すると、帯部20の裏面20bには、表面20aに形成されたメス型ファスナー部22b及びオス型ファスナー部21aの幅方向対応するように内側ガード部23が宛がわれている。この内側ガード部23が裏面より宛がわれていることで、図3(b)に示すように、襟部2を首に巻き付けた際、内側係合部21及び外側係合部22のファスナー面が着用者の首に接触することがないため、着用者の不快感を与えることを防止できる。
なお、帯部20の両端には、図1に示すように、予め設定された長さを有し、外側に突出するように延設された取手部25,26が設けられている。この取手部25,26を形成させることで、この取手部25,26を手掛かりとして襟部2の合わせ作業及び取り外し作業を容易に行うことができる。
そして、クロス10では、この襟部2を内側係合部21及び外側係合部22を用いて着用者の首周りに止めた際、帯部20の重なり合いに応じて、クロス本体1についても重なり合う部分が形成され、着用者を隙間なく覆うことができるようになっている。
また、クロス10には、襟部2の切り込み1cが形成された側とは反対側に、襟部2に縫着された後布部5と襟ガード部4とを有している。具体的に、後布部5は、首の後から首筋を覆い洗面台のボール内に垂らすための部材であり、クロス本体1の表面1aに後布部5が形成されている。本実施形態において後布部5は、襟部2の周縁に沿って縫着されており、縫着された側と反対側は自由端となっている。
一方、襟ガード部4は、襟部2の内側において、その長さ方向に沿って垂下される、柔軟性を有する面部材であり、クロス10を装着時に着用者の服の襟を覆うように構成されている。この襟ガード部4は、クロス本体1の裏面1bに形成され、図5に拡大して示すように、クロス着用時には、着用者の襟の内側に差し込まれ、着用者の首の後側に位置するようになっている。この襟ガード部4は、図6に示すように、一端41は襟部2の周縁に沿って縫着されており、縫着された側と反対側は自由端42となっている。このような構成により襟ガード部4は、図6に示すように、自由端42を着用者の首と服の襟9との間に差し込まれることで、襟9部分を覆うようになっている。
そして、本実施形態のクロス10によれば、美容院や理髪店等で、洗髪する際等に使用される際には、クロス本体1の切り込み1c開いた状態で、開口3を着用者の背後から首に巻き付け、首の太さに応じて、内側係合部21と外側係合部22との面ファスナーを重ね合わせて止める。その後、襟ガード部4の自由端42を着用者の首と服の襟9との間に差し込んで、着用者の襟9部分を覆う。洗髪時には、後布部5を首の後から首を覆い洗面台のボール内に垂らして首に水が入り込むことを防止できる。
(作用・効果)
このような本実施形態によれば、着用者の首に巻き付けられる襟部2の内側に、襟ガード部4が垂下されているため、クロス本体1と襟ガード部4とにより、着用者の襟を挟み込むようにして覆うことができ、着用者の襟が濡れたり汚れたりすることを簡単に防止できる。また、襟ガード部4の装着も、着用者の襟の内側に襟ガード部4を差し込むだけでよいので、その作業も簡単である。
さらに、本実施形態では、クロス10を着用する際、襟部2を着用者の首に巻き付けて、係合部200aの外側係合部22と内側係合部21とを係合させてクロスを固定する。このとき、外側係合部22と内側係合部21の重ね合わせ部分の長さを調整することで、着用者の首の太さに適合させることができる。この重ね合わせ部分の長さによっては、外側係合部の内側が重ね合わせ部分からはみ出し、その表面が着用者の首に接する状態となるが、その接する部分は、環状の起毛が密集されたメス型ファスナー部21b,22bとなっていることから、起毛がチクチクするなどの不快な感触を着用者に与えることがなく、より快適な装着感を実現することができる。
また、本実施形態に係るクロス10によれば、外側係合部22と内側係合部21とを係合させる際、表裏のガード部が重ね合わせ部分からはみ出して着用者の首に接する場合であっても、フック状の起毛が不快な感触を着用者に与えることがないことから、重ね合わせ部分からはみ出す長さを考慮する必要がなく、両方の面ファスナーの長さ(面積)を十分に取ることができ、装着時の接着力を高めることができる。このように装着時の接着力を高めることができるため、例えば、クロス10を、装着者の背中側から前側に掛け回して、装着者の前側で閉じるような構成とすることも可能となる。
(変更例)
なお、上述した各実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更や、それぞれの構成を組み合わせることが可能であることはもちろんである。例えば、クロス10をカット時に用いられるカット用クロスとして、クロス本体1に着用者の腕を通す袖部を設けてもよい。
また、上述した実施形態では、クロス10を、着用者の背中側から前側に掛け回して、着用者の前側で閉じるような構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図7に示すように、着用者の前側から背中側に掛け回して、着用者の背中側で閉じるクロス30のような構成としてもよい。このとき、図7に示すように、開閉される切り込み1c側に襟ガード部34が設け、着用者の顎の位置に合うように内側ガード部33が配置されている。なお、このクロス30では、クロス本体31が円形状をなしている。
そして、このようなクロス30によれば、美容院や理髪店等で、カットやシャンプー、パーマ、カラーリング等に使用される際に、クロス本体31の切り込み1c開いた状態で、開口3を着用者の前側から首に巻き付け、首の太さに応じて、内側係合部21と外側係合部22との面ファスナーを重ね合わせて止める。これにより、内側ガード部33を着用者の顎に宛われることとなる。その後、襟ガード部34の自由端を着用者の首と服の襟との間に差し込んで着用者の襟部分を覆う。
また、上述したクロス10には、例えば、クロス本体部の裏面の所定箇所に、磁気マグネットを配置するようにしてもよい。この場合には、本発明のクロスを装着している間に、磁気マグネットの磁力によって、肩こりの緩和や血行を促進することができ、理美容用クロスの装着に対し、付加価値を与えることができる。
1,31…クロス本体
1a…表面
1b…裏面
1c…切り込み
2…襟部
3…開口
4,34…襟ガード部
5…後布部
9…襟
10,30…クロス
20…帯部
20a…表面
20b…裏面
21…内側係合部
21a,22a…オス型ファスナー部
21b,22b…メス型ファスナー部
22…外側係合部
23,33…内側ガード部
25,26…取手部
41…一端
42…自由端
200…留め具
200a…係合部

Claims (4)

  1. 着用者の首から少なくとも肩を含む身体を覆うように着用される理美容用クロスであって、
    着用者の首に巻き付けられるベルト状の部材であり、両端部が重ね合わされて係合され、係合部を介して係合されて環状をなす襟部と、
    前記襟部から前記着用者の肩以下に垂下される布状のクロス本体部と
    前記襟部の内側に、その長さ方向に沿って、柔軟性を有する面部材が垂下されてなる襟ガード部と
    を備えることを特徴とする襟ガード付き理美容用クロス。
  2. 前記係合部は、
    前記襟部の一方の端部の裏面に配置される帯状の部材であって、前記係合部の外端側に配置されるオス型ファスナー部と、前記係合部の内側に配置されるメス型ファスナー部とから構成される外側係合部と、
    前記襟部の他方の端部の表面に配置される帯状の部材であって、前記係合部の外端側に配置されるオス型ファスナー部と、前記係合部の内側に配置されるメス型ファスナー部とから構成される内側係合部と
    をさらに備え、
    前記オス型ファスナー部は、多数のフック状の起毛が密集された面ファスナーであり、
    前記メス型ファスナー部は、多数の環状の起毛が密集された面ファスナーである
    ことを特徴とする請求項1に記載の襟ガード付き理美容用クロス。
  3. 前記係合部の少なくとも重ね合わせられる部分に対応した内面側に、柔軟性を有する面状の内側ガード部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の襟ガード付き理美容用クロス。
  4. 前記クロス本体部の裏面の所定箇所に、磁気マグネットをさらに備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の襟ガード付き理美容用クロス。
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