JP2015158522A - 差圧式リークテスト装置によるリークテスト方法 - Google Patents

差圧式リークテスト装置によるリークテスト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リークテストを、より短時間で精度良く行うことができる、差圧式リークテスト装置によるリークテスト方法を提供する。【解決手段】差圧式リークテスタ10を用いたリークテスト方法であって、差圧式リークテスタ10による検査を行う検査工程と、該検査工程の前工程である洗浄工程との間に、検査対象たるワーク1の温度を、前記検査工程の雰囲気温度T1になじませて温度T3とする工程であるなじませ工程を備え、該なじませ工程は、ファン15・15を用いて、検査工程の雰囲気の空気をワーク1に吹付けて、該ワーク1の温度を、検査工程の雰囲気温度T1になじませて温度T3とする。【選択図】図2

Description

本発明は、ダイカスト製品等における漏れ欠陥の有無を、差圧式リークテスト装置により検出するためのリークテスト方法の技術に関する。
従来、気密性が要求されるダイカスト製品等において、漏れ欠陥の有無を確認するために、差圧式リークテスト装置を用いたリークテストが行われている。
このようなリークテストは、検査対象たるワークに形成された空間(空隙部)に対して、該空間の開口部を閉塞した状態で、該空間に空気を圧入し、空気の漏れを検出することによって、漏れ欠陥の有無を確認するようにしている。
このようなリークテストにおいては、ワークやワークの周囲の温度が変化することにより、検査結果に影響を及ぼすことが知られているが、その温度変化による影響を排除するための技術が、例えば、以下に示す特許文献1に開示され公知となっている。
特許文献1に開示された従来技術に係るリークテスト方法では、中空状のワークの開口部を閉塞治具により閉塞してワークの内部に所定の圧力を加えた状態とし、その圧力を計測してその計測値に基づいてワークの漏洩を検査するものであって、ワーク、閉塞治具、およびワーク周囲の温度を測定し、ワークと閉塞治具および周囲との温度差に基づいて補正値を求め、該補正値により前記計測値を補正する構成としている。
これにより、ワークの温度変化による影響を排除して、精度良く漏れ欠陥の有無を検査することができるようにしている。
特開2004−177275号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術に係るリークテスト方法では、ワークの温度変化による影響を排除して精度良く漏れ欠陥の有無を検査することができる反面、検査中にワーク・閉塞治具等の温度を計測しながら温度変化量に基づいて補正を行っているため、ワーク・閉塞治具等の温度が安定するまで検査を継続して行う必要があり、検査時間が長くなってしまうという問題があった。
本発明は、係る現状の課題を鑑みてなされたものであり、リークテストを、より短時間で精度良く行うことができる、差圧式リークテスト装置によるリークテスト方法を提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、内部に空間を有する検査対象たるワークに対して、前記空間の開口部を封止した状態で所定量の空気を充填したときの、前記空間の圧力と、気密性を有する容器であるマスターチャンバーに対して、所定量の空気を充填したときの、前記マスターチャンバーにおける基準となる圧力と、の差圧を計測して、前記ワークにおける漏れ欠陥の有無を検査する差圧式リークテスト装置を用いたリークテスト方法であって、前記差圧式リークテスト装置による検査を行う検査工程と、該検査工程の前工程との間に、前記ワークの温度を、前記検査工程の雰囲気の温度になじませる工程を備え、該検査工程の雰囲気の温度になじませる工程は、ファンを用いて、前記検査工程の雰囲気の空気を前記ワークに吹付けて、前記ワークの温度を、前記検査工程の雰囲気の温度になじませるとともに、前記検査工程においては、ファンを用いて、前記検査工程の雰囲気の空気を前記マスターチャンバーに常時吹付けて、該マスターチャンバーの温度を、前記検査工程の雰囲気の温度に常時なじませておくものである。
請求項2においては、前記検査工程の雰囲気の温度になじませる工程は、前記ワークの温度が、前記検査工程の雰囲気の温度を基準に設定する温度条件を満たすときに、前記検査工程の雰囲気の温度になじんだものと判断するものである。
請求項3においては、前記検査工程において、前記ワークの空間に、該空間の内面から一定距離だけ離間した、前記空間に倣わせた外面形状を有する中子を挿入するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、ファンを追加するだけの簡易な構成で、ワークを放置するよりも短時間で検査工程の雰囲気温度になじませることができ、かつ、ワークを含む配管系統とマスターチャンバーを含む配管系統の温度差を抑えることができ、漏れ欠陥の検出精度の向上を図ることができる。
また、検出精度の向上により、再検査を行う必要がなくなるため、検査工程に要する時間の短縮に寄与することができる。
請求項2においては、検査工程の雰囲気温度を基準としてワークの温度を管理することにより、簡易な設備により、ワークを含む配管系統とマスターチャンバーを含む配管系統の温度差の抑制を実現できる。
請求項3においては、漏れ欠陥の検出精度のさらなる向上と、検査時間の短縮を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るリークテスト方法の検査対象たるワークを示す模式図。 本発明の一実施形態に係るリークテスト方法に用いる差圧式リークテスタの全体構成を示す模式図。 本発明の一実施形態に係るリークテスト方法に用いる差圧式リークテスタの構成要素を示す模式図、(a)マスキング装置を示す模式図、(b)精密中子を示す模式図。 本発明の一実施形態に係るリークテスト方法に用いる差圧式リークテスタにおけるワークの配置状況を示す模式図、(a)ワーク配置部へのワークの配置状況を示す模式図、(b)ワーク配置部に配置したワークの検査状況を示す模式図。 本発明の一実施形態に係るリークテスト方法の流れを示す模式図。 精密中子を使用しない場合のリークテストの状況を示す模式図。 本発明の一実施形態に係るリークテスト方法に用いる中子の配置状態を示す模式図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず始めに、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法における検査対象たるワークについて、図1を用いて説明をする。尚、以下の説明では、ワークの姿勢を基準として、図1中に示す矢印Pの方向を上方(また、反対側を下方)と規定する。
図1に示す如く、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法における検査対象たるワーク1は、例えば、油等の液状物が貯留される部位を形成するためのダイカスト製品等であって、漏れ欠陥が無いことを保証すべき部品であり、その内部に空隙部たる空間Aが形成されている。ワーク1の空間Aは、下方に形成される開口部1aと上方に形成される開口部1bにおいて外部に開放されており、各開口部1a・1bはそれぞれ縁部1c・1dによって取り囲まれている。
また、ワーク1は、空間Aが仕切り部1eによって区切られており、下方の空間Aと上方の空間Aに分割される態様としている。尚、仕切り部1eは、図示しない部位において連続していない部位が存在しており、各空間A・Aは、図示しない部位において連通している。即ち、空間Aは各空間A・Aによって、一つの連続した空間を形成している。尚、本実施形態では、ワーク1に形成される空間Aが各空間A・Aに分割される態様を例示しているが、本発明に係るリークテスト方法の適用対象たるワークを、当該ワークに形成される空間の個数によって限定するものではない。
次に、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法に用いる差圧式リークテスト装置の全体構成について、図2を用いて説明をする。
図2に示す如く、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法に用いる差圧式リークテスト装置である差圧式リークテスタ10は、検査対象たるワーク1における漏れ欠陥の有無を検査するための装置であり、差圧計2、マスターチャンバー3、ワーク配置部4、配管装置5、バルブ6・7、制御装置8、等により構成している。
差圧計2は、二点間の圧力差(差圧)を測定することができる計測器であり、筐体2a、ダイアフラム2b、接続口2c・2d、等を備えている。
筐体2aは気密性を有する容器であり、その内部の空間を、ダイアフラム2bによって気密的に隔絶して、二つの気密性を有する空間B・Cを形成している。また、各空間B・Cは、それぞれ接続口2c・2dにおいて、外部と連通している。
このような構成の差圧計2においては、空間Bを含む空間と空間Cを含む空間の間に差圧が生じていると、圧力が低い空間側に向かってダイアフラム2bが変形(膨出)するため、差圧が生じていることを検出することができる。
また差圧計2においては、差圧を検出したときのダイアフラム2bの変形量によって、空間Bを含む空間と空間Cを含む空間の間で生じている差圧の大きさを検出することができる。尚、本実施形態では、差圧式リークテスタ10において、ダイアフラム式の差圧計2を採用する場合を例示しているが、本発明に係るリークテスト方法に用いる差圧式リークテスタの態様をこれに限定するものではない。
マスターチャンバー3は、差圧を測定するときに基準となる圧力を保持するための装置であり、気密性を有することが保証されている筐体3aを備えている。ここでは、筐体3aの内部に形成される空間を空間Dとして規定している。そして、差圧式リークテスタ10では、空間Dを含む空間の圧力を基準圧力として、差圧の測定を行う構成としている。また空間Dは、接続口3bにおいて、外部と連通している。
ワーク配置部4は、差圧式リークテスタ10を用いた検査においてワーク1を配置するための部位であり、マスキング装置9を備えている。
図3(a)に示す如く、マスキング装置9は、ワーク1に形成される空間Aの各開口部1a・1bを閉塞するための装置であり、基台部9a、蓋部9b、シール部材9c・9d、等により構成している。
基台部9aは、その上部にワーク1を載置して、該ワーク1の下方に形成される開口部1aを封止するための部位である。また、基台部9aの上面には、ワーク1の下方の縁部1cに対応する形状および配置でシール部材9cを配置している。
蓋部9bは、ワーク1の上部に載置することによって、該ワーク1の上方に形成される開口部1bを封止するための部位である。また、蓋部9bの下面には、ワーク1の上方の縁部1dに対応する形状および配置でシール部材9dを配置している。また、蓋部9bは、図示しない変位装置によって上下方向に変位可能に支持されている。
また蓋部9bには、接続口9eを形成しており、マスキング装置9によって、各開口部1a・1bを閉塞した状態のワーク1における空間Aを、接続口9eにおいて、外部と連通する構成としている。
ここで、中子について説明をする。尚、ここで言う「中子」とは、リークテストの際に、空間Aに充填する空気量を減少させるために該空間Aに挿入されるものを意味しており、ダイカスト製品に空隙部を形成するために、鋳造等を行う際に金型に挿入して用いられる一般的に中子と呼ばれるものとは異なるものである。
図2に示す如く、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法では、マスキング装置9によって各開口部1a・1bが閉塞されるワーク1に、中子12を挿入するようにしている。
図3(b)に示す如く、中子12は、ワーク1の空間Aに充填する空気量を減少させるために用いられる部材であり、ワーク1の下方の空間Aに充填する空気量を減少させるための中子である下中子12aと、上方の空間Aに充填する空気量を減少させるための中子である上中子12bにより構成している。
尚、本実施形態では、中子12が二つの部位(各中子12a・12b)からなる場合を例示しているが、中子12は、空間Aの形状に応じて、適宜分割態様を設定することができるものである。
図2に示す如く、下中子12aは、ワーク1の下方の空間Aの内面から一定距離だけ離間した位置に形成される面を外面形状とする部材であり、基台部9aに付設されている。
また上中子12bは、ワーク1の上方の空間Aの内面から一定距離だけ離間した位置に形成される面を外面形状とする部材であり、蓋部9bに付設されている。
そして、基台部9aの所定位置にワーク1を載置することにより、空間Aに下中子12aを挿入することができ、空間Aに空気が充填される空間の内容積を、下中子12aの体積分だけ減少させることができる。
また、ワーク1の所定位置に蓋部9bを載置することにより、空間Aに上中子12bを挿入することができ、空間Aに空気が充填される空間の内容積を、上中子12bの体積分だけ減少させることができる。
つまり、空間Aに各中子12a・12bを挿入することによって、中子12の体積分だけ検査時に空間A(空間Aと空間Aの合計)に充填する空気量を少なくすることができる。
図2に示す如く、配管装置5は、漏れ欠陥の有無を確認するための媒体である空気の供給源であるコンプレッサー等の圧空源13と、差圧式リークテスタ10の各部(差圧計2、マスターチャンバー3およびマスキング装置9等)を接続するための部材であり、途中の各バルブ6・7によって、圧空源13からの空気の供給状態(ON−OFF)を切り替えることができる。また、配管装置5は、圧空源13から供給する空気の圧力を調整するための圧力調整弁14を備えており、所定の圧力に調整した空気を各部に供給することができる。
差圧式リークテスタ10では、配管装置5によって、差圧計2の接続口2cとマスキング装置9の接続口9eを接続しており、差圧計2の空間Bとワーク配置部4に配置されるワーク1の空間Aを接続する構成としている。
そして、配管装置5は、気密性が確保されているため、バルブ6を「閉」とすることによって、検査対象たる空間Aを含む配管系統の気密性を保持することができる。
また、差圧式リークテスタ10では、配管装置5によって、差圧計2の接続口2dとマスターチャンバー3の接続口3bを接続しており、差圧計2の空間Cとマスターチャンバー3の空間Dを接続する構成としている。そして同様に、バルブ7を「閉」とすることによって、基準圧力を保持する空間Dを含む配管系統の気密性を保持することができる。
尚、以下の説明では、図2中に示すように、バルブ6よりも差圧式リークテスタ10側に接続される配管装置5の系統であって空間A・Bを含む配管系統を第一配管系統Xと呼び、また、バルブ7よりも差圧式リークテスタ10側に接続される配管装置5の系統であって空間C・Dを含む配管系統を第二配管系統Yと呼ぶものと規定する。さらに、各バルブ6・7よりも圧空源13側に接続される配管装置5の系統を第三配管系統Zと呼ぶものと規定する。
制御装置8は、差圧式リークテスタ10の一連の動作を制御するものであり、実体的には、種々のプログラム等を格納する格納手段、各プログラム等を展開する展開手段、各プログラム等に従って所定の演算を行う演算手段、演算結果を記憶する記憶手段等を備えている。より具体的には、制御装置8は、CPU、ROM、RAM、HDD等を備える汎用のパーソナルコンピュータを用いて実現することができ、あるいは、前記CPU等を備える専用装置に前記プログラム群を格納したもので実現することもできる。
制御装置8の格納手段には、計測した差圧に基づいて空間Aからの漏れ量を算出するプログラムや、算出した漏れ量に基づいて当該ワーク1における漏れ欠陥の有無を判断するプログラム等を格納している。また、制御装置8は、格納手段に格納された各プログラムに基づいて、展開手段および演算手段により漏れ量を算出したり、あるいは、漏れ欠陥の有無を判断したりする。そして、制御装置8は、展開手段および演算手段による演算結果や判断結果を、記憶手段に記憶する。
ここで、ワーク配置部へのワークの配置方法について、図4を用いて説明をする。
図4(a)に示す如く、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法において、差圧式リークテスタ10にワーク1を配置する場合には、まず、基台部9aの所定位置にシール部材9cを配置しておく。このときのシール部材9cの配置および形状は、ワーク1の下方の開口部1aの縁部1cの配置および形状に対応させている。また、基台部9aの所定位置には、下中子12aを配置しておく。このときの下中子12aの配置および形状は、ワーク1の下方の空間Aの配置および形状に対応させている。
次に、ワーク1を、ワーク1の下方に形成される開口部の縁部1cをシール部材9cに当接させるようにして、基台部9aに載置する。このとき、下中子12aは、その外面が空間Aの内面から一定距離だけ離間するように配置されている。また、蓋部9bの下面の所定位置には、シール部材9dを配置しておく。このときのシール部材9dの配置および形状は、ワーク1の上方の開口部1bの縁部1dの配置および形状に対応させている。さらに、蓋部9bの所定位置には、上中子12bを配置しておく。このときの上中子12bの配置および形状は、ワーク1の上方の空間Aの配置および形状に対応させている。
そして、蓋部9bを、ワーク1の上方に形成される開口部1bの縁部1dとシール部材9dを当接させるようにして降下させて、ワーク1の開口部1bを覆うようにして蓋部9bを載置する。このとき、上中子12bは、その外面が空間Aの内面から一定距離だけ離間するように配置されている。
次に、蓋部9bをさらに下降させて、各シール部材9c・9dを蓋部9b、ワーク1、基台部9aに対して押し潰して密着させる。これにより、ワーク1の内部に形成される各空間A・Aの各開口部1a・1bにおける気密性を確保している。このときの各中子12a・12bの配置および形状は、各空間A・Aの配置および形状に対応させている。
このようにワーク1は、空間Aの気密性を確保するとともに、空間Aの内容積を減少させた状態で、ワーク配置部4に配置される。
ここで、ワーク1に対するリークテストの実施状況について、図2および図4(b)を用いて説明をする。
図2および図4(b)に示す如く、リークテストに際しては、まずバルブ6・7を「開」として、圧力調整弁14によって所定の圧力に調整された空気を、圧空源13に接続された第三配管系統Zから、各空間A・Bを含む第一配管系統Xと各空間C・Dを含む第二配管系統Yに同時に(即ち、同じ圧力の空気を)所定量だけ供給する。
そして、各配管系統X・Yが所定の同じ圧力となったことを確認した時点で、バルブ6・7を「閉」とする。
これにより、各配管系統X・Yの内圧を所定の圧力に保持するとともに、各配管系統X・Yをダイアフラム2bを介して隔絶させた状態とする。
そして、空間A(即ち、ワーク1)に漏れ欠陥があると空間Aから空気が漏れ、空間Aを含む第一配管系統Xの内圧が低下する。一方、空間D(即ち、マスターチャンバー3)側の第二配管系統Yに漏れが生じることはないため、空間Dを含む第二配管系統Yの内圧は一定に保持される。
このように、空間A(即ち、ワーク1)に漏れ欠陥があると、空間Aを含む第一配管系統Xと空間Dを含む第二配管系統Yに差圧が生じるため、この差圧を、ダイアフラム2bによって検出する構成としている。
そして、ダイアフラム2bによる検出結果を制御装置8に取り込んで、制御装置8が漏れ量等を演算して、制御装置8により、漏れ欠陥の有無を判断するようにしている。
尚、一般的に差圧式リークテスタにおいては、ワーク1およびマスターチャンバー3の各配管系統X・Yにおける空気の温度変化が一定であれば、温度変化による測定結果への影響をキャンセルすることができるため、精度良く差圧を検出することができる。
次に、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法の流れについて、図5を用いて説明をする。
(洗浄工程)
図5に示す如く、差圧式リークテスタ10を用いたリークテストは、ワーク1に汚れ等が付着していない状態で行うことが望ましいため、検査工程の前工程として、ワーク1を洗浄する洗浄工程が行われるのが一般的である。
洗浄工程では、油分等を効果的に除去するために、ワーク1を加温して洗浄するのが一般的であり、洗浄装置16を出た直後のワーク1の温度Tは、工程の雰囲気温度T(即ち、常温)に比して高くなっている場合が多い。
例えば、温度Tは40〜50℃程度となる場合があり、雰囲気温度Tの状況によっては、各温度T・Tの温度差が20〜30℃程度となる場合がある。
また従来、洗浄工程の後には、速やかに検査工程を行うために、ワーク1に冷風等を吹付けて急速に冷却していた。この冷却は短時間で行われるため、ワーク1の表面付近の温度は低下しているが、ワーク1の内部の温度は比較的高温を維持している状態であった。
このため従来は、ワーク1の温度が雰囲気温度Tになじむまでには至っていない状態で検査工程に移行しており、その後ワーク1が雰囲気温度Tになじんでいくことによって、検査中にワーク1の温度が変動していた。
そこで、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法では、洗浄工程と検査工程の距離的および時間的な間隔を従来に比して大きくするとともに、洗浄工程の後工程になじませ工程を設け、ワーク1の温度を工程の雰囲気温度Tに十分になじませてから、検査工程を行うようにしている。
尚、ここで言う「なじませる」の意味は、ワーク1を工程に放置する等して、ワーク1の温度を、そのワーク1が置かれている工程の雰囲気温度T(常温)にできる限り近づけるようにすることを意味しており、ワーク1の温度を厳密に雰囲気温度Tに一致させることを必要とするものではない。
(なじませ工程)
本発明の一実施形態に係るリークテスト方法では、洗浄工程から検査工程に移行するまえに、温度Tで洗浄装置16から出てきたワーク1の温度を、検査工程の雰囲気温度Tになじませる工程であるなじませ工程を行うようにしている。
そして、なじませ工程において温度がTとなったワーク1を検査工程に移行させるようにしている。
具体的には、まず検査工程の雰囲気温度Tを測定しておき、この雰囲気温度Tを基準として、所定の閾値(例えば、T±1℃)の範囲内である温度をワーク1の設定温度T(即ち、T−1≦T≦T+1)として設定することができる。
そして、なじませ工程において、雰囲気温度Tになじませたワーク1の温度Tを測定し、設定温度Tの条件を満たしていれば、当該ワーク1を検査工程に移行するようにしている。即ち、温度Tは雰囲気温度Tに略一致する温度であるが、完全に一致している必要はない。
尚、ワーク1の温度Tの測定は、例えば、作業者がハンディタイプの温度計等を用いて個別にワーク1の温度を測定したり、あるいは、サーモグラフィー等を用いた画像処理の手法によって、所定の設定温度Tの条件を満たすワーク1を特定したりすることができる。
このような構成により、検査工程におけるワーク1の温度Tと、検査工程を行うときに差圧式リークテスタ10の雰囲気温度Tとの温度差を小さくすることができるため、ワーク1の空間Aを含む空間(第一配管系統X)とマスターチャンバー3の空間Dを含む空間(第二配管系統Y)の差圧を精度良く求めることができる。
即ち、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法において、なじませ工程は、ワーク1の温度Tが、検査工程の雰囲気温度Tを基準に設定する温度条件(本実施形態では、設定温度T(即ち、T−1≦T≦T+1))を満たすときに、ワーク1が、検査工程の雰囲気温度Tになじんだものと判断するものである。
このように、検査工程の雰囲気温度Tを基準としてワーク1の温度を管理することにより、別途熱源手段や温度制御手段等を具備する必要がないため、簡易な設備により、ワークを含む配管系統とマスターチャンバーを含む配管系統の温度差の抑制を実現できる。
また、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法では、なじませ工程において、温度Tで導入されてきたワーク1の温度を、工程の雰囲気温度Tになじませるときに、ファン15・15を用いて、雰囲気温度Tの空気をワーク1に吹付けるようにしている。
ファン15・15は、検査工程の空気をワーク1に吹付けることができるものであり、所謂扇風機のような簡易な態様のものを採用することができる。このため、温度制御手段等を具備する高価な装置を用いなくても、簡易な構成で、より効果的にワーク1の温度を工程の雰囲気温度Tになじませることができる。そしてこのような構成により、なじませ工程に要する時間を短縮することができる。
即ち、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法は、内部に空間A(各空間A・A)を有する検査対象たるワーク1に対して、各空間A・Aの各開口部1a・1bを封止した状態で所定量の空気を充填したときの、空間Aの圧力と、気密性を有する容器であるマスターチャンバー3に対して、所定量の空気を充填したときの、マスターチャンバー3における基準となる空間Dの圧力と、の差圧を計測して、ワーク1における漏れ欠陥の有無を検査する差圧式リークテスタ10を用いたリークテスト方法であって、差圧式リークテスタ10による検査を行う検査工程と、該検査工程の前工程である洗浄工程との間に、検査対象たるワーク1の温度を、前記検査工程の雰囲気温度Tになじませて温度Tとする工程であるなじませ工程を備え、該なじませ工程は、ファン15・15を用いて、検査工程の雰囲気の空気をワーク1に吹付けて、該ワーク1の温度を、検査工程の雰囲気温度Tになじませて温度Tとするものである。
このような構成により、ファン15・15を追加するだけの簡易な構成で、ワーク1の温度を、放置するよりも短時間で検査工程の雰囲気温度Tになじませることができ、かつ、ワーク1を含む第一配管系統Xとマスターチャンバー3を含む第二配管系統Yの温度差を抑えることができ、漏れ欠陥の検出精度の向上を図ることができる。
また、検出精度の向上により、再検査を行う必要がなくなるため、検査工程に要する時間の短縮にも寄与することができる。
尚、本実施形態では、なじませ工程の前工程が洗浄工程である場合を例示して説明をしているが、本発明に係るリークテスト方法におけるなじませ工程の前工程が必ずしも洗浄工程である必要はない。
(検査工程)
本発明の一実施形態に係るリークテスト方法では、ワーク1の温度を、雰囲気温度Tに略一致する温度Tとした状態で、差圧式リークテスタ10により検査を行う検査工程に移行するようにしている。
ワーク1の温度を雰囲気温度Tになじませておくと、検査時にワーク1に圧入された空気の断熱圧縮による発熱以外の温度変化の外乱を抑えることができるため、より精度良く差圧の測定を行うことができる。
さらに、図5に示す如く、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法では、なじませ工程において、ワーク1の温度だけでなく、マスターチャンバー3の温度を検査工程の雰囲気温度Tになじませて温度Tとするため、ファン17を用いている。
ファン17は、検査工程の空気を、常時マスターチャンバー3に吹付けることができるものであり、所謂扇風機のような簡易な態様のものを採用することができる。
そして、マスターチャンバー3の温度がTとなっていれば、ワーク1を検査工程に移行させるようにしている。
具体的には、まず検査工程の雰囲気温度Tを測定しておき、この雰囲気温度Tを基準として、所定の閾値(例えば、T±2℃)の範囲内である温度をマスターチャンバー3の設定温度T(即ち、T−2≦T≦T+2)として設定することができる。
そして、マスターチャンバー3の温度Tを測定し、設定温度Tの条件を満たしていれば、マスターチャンバー3の温度が検査工程の雰囲気温度Tになじんでいるものと判断して、ワーク1を検査工程に移行して問題がないと判断するようにしている。即ち、温度Tは雰囲気温度Tに略一致する温度であるが、完全に一致している必要はない。
尚、マスターチャンバー3の温度Tの測定は、例えば、マスターチャンバー3に温度計を付設しておき、当該温度計の計測データを制御装置8等に取り込んで、制御装置8によって、検査実施の可否を判断することができる。
このような構成により、マスターチャンバー3の温度を、検査工程の雰囲気温度Tになじませた温度である温度Tに常時しておくことによって、検査工程を行うときに第一配管系統Xと第二配管系統Yの温度差をより小さくすることができるため、ワーク1の空間Aとマスターチャンバー3の空間Dの差圧をより精度良く求めることができる。
即ち、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法は、ファン17を用いて、検査工程の雰囲気温度Tの空気をマスターチャンバー3に常時吹付けて、該マスターチャンバー3の温度を、検査工程の雰囲気温度Tになじませて温度Tとしておくものである。
このような構成により、ファン17を追加するだけの簡易な構成で、ワーク1を含む第一配管系統Xとマスターチャンバー3を含む第二配管系統Yの温度差を抑えることができ、漏れ欠陥の検出精度のさらなる向上を図ることができる。
次に、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法における、精密な中子を挿入したことによる、空間Aに充填する空気量の変化について、図4、図6および図7を用いて説明をする。
従来は、中子によって、空間Aに充填する空気量を可及的に低減しようとすることが重視されていなかったため、図6に示す如く、おおまかにしか空間Aの内部の凹凸を考慮していない中子22を使用する場合が多く、この場合には、検査時において、下方の空間Eと上方の空間Eの合計である空間Eの部分に空気が充填されていた。
一方、図4(a)(b)に示す如く、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法では、差圧式リークテスタ10を用いた検査において、空間Aに充填する空気量を可及的に低減させることを重視しているため、ワーク1の空間Aに、該空間Aの内面から一定距離だけ離間した外面形状を有する、より精密に空間Aの形状を倣わせた中子12(各中子12a・12b)を挿入するようにしている。
そして、図4(b)と図6を比較すると、より精密に空間Aの形状を倣わせた中子12(各中子12a・12b)を挿入することによって、従来の空間Eに充填される空気量に比して、空間Aに充填される空気量が低減されていることが判る。
さらに具体例を示すと、本実施形態では、図7に示すような各空間A・Aの内面形状から一定距離(例えば、3mm程度)だけ離間した外面形状を有する各中子12a・12bを採用するようにしている。
図7に示す如く、空間A(各空間A・A)の各内面から、約3mmだけ離間させた位置に外面を形成する中子を採用することによって、従来空気が充填される空間となっていた部分(図7中に示す二重斜線の部分)を、中子12に置換することができる。
これにより、従来に比して、第一配管系統Xに充填する空気量を低減させることが可能になり、第一配管系統Xに空気を圧入するのに要する時間、圧入時における圧力変動や温度変化を安定させるために放置する時間、空気の漏れを検出するのに要する時間等を短縮することができ、また、空気の漏れの検出感度も向上させることもできる。
即ち、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法は、検査工程において、ワーク1に形成される空間Aに、該空間Aの内面から一定間隔(本実施形態では3mm)だけ離間した、空間Aに倣わせた外面形状を有する中子12(各中子12a・12b)を挿入するものである。
このような構成により、漏れ欠陥の検出精度のさらなる向上と、検査時間の短縮を図ることができる。
このように、本発明の一実施形態に係るリークテスト方法では、なじませ工程を設定しつつ、同時に、空間の内面形状をより精密に倣わせた外面形状を有する中子12を採用することによって、その相乗効果により、簡易な構成でありながら、差圧式リークテスタ10によるリークテストにおける検査精度のさらなる向上や検査時間の短縮等を実現している。
1 ワーク
1a 開口部
1b 開口部
3 マスターチャンバー
10 差圧式リークテスタ
12 中子
15 ファン(ワーク用)
17 ファン(マスターチャンバー用)

Claims (3)

  1. 内部に空間を有する検査対象たるワークに対して、前記空間の開口部を封止した状態で所定量の空気を充填したときの、前記空間の圧力と、
    気密性を有する容器であるマスターチャンバーに対して、所定量の空気を充填したときの、前記マスターチャンバーにおける基準となる圧力と、の差圧を計測して、
    前記ワークにおける漏れ欠陥の有無を検査する差圧式リークテスト装置を用いたリークテスト方法であって、
    前記差圧式リークテスト装置による検査を行う検査工程と、
    該検査工程の前工程との間に、
    前記ワークの温度を、前記検査工程の雰囲気の温度になじませる工程を備え、
    該検査工程の雰囲気の温度になじませる工程は、
    ファンを用いて、前記検査工程の雰囲気の空気を前記ワークに吹付けて、
    前記ワークの温度を、前記検査工程の雰囲気の温度になじませるとともに、
    前記検査工程においては、
    ファンを用いて、前記検査工程の雰囲気の空気を前記マスターチャンバーに常時吹付けて、
    該マスターチャンバーの温度を、前記検査工程の雰囲気の温度に常時なじませておく、
    ことを特徴とするリークテスト方法。
  2. 前記検査工程の雰囲気の温度になじませる工程は、
    前記ワークの温度が、前記検査工程の雰囲気の温度を基準に設定する温度条件を満たすときに、前記検査工程の雰囲気の温度になじんだものと判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のリークテスト方法。
  3. 前記検査工程において、
    前記ワークの空間に、
    該空間の内面から一定距離だけ離間した、前記空間に倣わせた外面形状を有する中子を挿入する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリークテスト方法。
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