JP2015158239A - 変速装置およびこれを備える電気自動車 - Google Patents

変速装置およびこれを備える電気自動車 Download PDF

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Abstract

【課題】エネルギ効率の更なる向上に資する技術を提供する。
【解決手段】運転者によってシフトレバー101をパーキングポジションに操作されると、クラッチCLを接続するようクラッチ切替装置60を駆動制御するとともに、シンクロ機構40によって第1被動歯車24が内側入力軸14に固定されるようアクチュエータACTを駆動制御する。即ち、内側入力軸14から第1ギヤ機構20を介してカウンタ軸16までの動力伝達経路と、外側入力軸12から第2ギヤ機構30を介してカウンタ軸16までの動力伝達経路の各々を動力伝達可能な状態(インターロック状態)とすることによってパーキング状態を実現する。これにより、パーキングのための専用部品が不要となり、また、これら専用部品を配置するためのスペース確保も不要となるため、装置の軽量化およびコンパクト化を図ることができる。この結果、エネルギ効率の更なる向上に資することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載され、変速段の変更を伴って動力源からの動力を出力軸に出力する変速装置に関する。
従来、この種の変速装置としては、モータの回転軸に直結された第1入力軸と、第1入力軸に同軸状に外嵌配置された第2入力軸と、モータの回転軸と第2入力軸との接続および接続の解除を行うクラッチと、出力軸と、第1入力軸に固定配置された低速歯車と、出力軸にワンウェイクラッチを介して配置されると共に、低速歯車と噛み合う低速伝達歯車と、第2入力軸に固定配置された高速歯車と、出力軸に固定配置された高速伝達歯車と、を備える構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この変速装置では、動力伝達の中断を発生することなく、モータから出力軸に出力する動力の形態を変更することができるため、動力性能とエネルギ効率との両立を図ることができる。
一方、出願人は、上述した変速装置の構成において、ワンウェイクラッチに代えてシンクロ機構によって低速伝達歯車を出力軸に固定および固定の解除を行う構成とすることにより、後進時の駆動性能を向上すると共に、効率的なエネルギ回生を実現する技術を提案している(特許文献2参照)。
ところで、一般に車両に適用される変速装置では、変速装置の出力軸をロックして車両の駐車状態を実現するパーキング機構を備えており、このために、パーキング機構を配置するためのスペースの確保や、パークギヤやパーキングポール,パーキングロッド,アクチュエータ等の専用部品が必要となっている。装置のコンパクト化および軽量化を図ることができれば、さらなるエネルギ効率の向上を図ることができるため、この点において、なお改良の余地がある。
特開2012−225363号公報 特開2013−24391号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、エネルギ効率の更なる向上に資する変速装置およびこれを備える電気自動車を提供することを目的とする。
本発明の変速装置およびこれを備える電気自動車は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る変速装置の好ましい形態によれば、車両に搭載され、変速段の変更を伴って動力源からの動力を出力軸に出力する変速装置が構成される。変速装置は、動力源の動力軸と直結された第1入力軸と、当該第1入力軸に同軸状に外嵌配置された第2入力軸と、動力軸と第2入力軸との接続および接続の解除を行うクラッチと、第1入力軸と出力軸とを第1の変速比をもって接続可能な第1ギヤ機構と、第2入力軸と出力軸とを第2の変速比をもって接続する第2ギヤ機構と、第1ギヤ機構による第1入力軸と出力軸との接続状態を選択的に切替える状態切替機構と、を備える。そして、車両のパーキング指示がなされたとき、動力軸と第2入力軸とを接続すると共に、第1入力軸と出力軸とを接続状態とすることにより出力軸をロックするよう構成されている。なお、本発明における「直結」とは、第1入力軸が動力軸にスプライン嵌合や圧入嵌合によって接続された態様、あるいは、第1入力軸と動力軸とが一体に成形された態様を包含する。
本発明によれば、第1入力軸と出力軸とが接続状態となるよう第1ギヤ機構の状態を状態切替機構によって切替えることにより、第1ギヤ機構を介した動力伝達を行ない、クラッチによって動力軸と第2入力軸とを接続することにより第2ギヤ機構を介した動力伝達を行う構成を利用して動力軸と第2入力軸とを接続すると共に、第1入力軸と出力軸とを接続することにより出力軸をロックして車両のパーキングを実現する構成であるため、パーキングのための専用部品、例えば、パーキングギヤやパーキングポール,パーキングロッド,アクチュエータ等が不要となる。これにより、部品点数を減少することができ、装置の軽量化を図ることができる。また、これら専用部品を配置するためのスペースを確保する必要がなくなるため、装置のコンパクト化を図ることができる。この結果、エネルギ効率のさらなる向上を図ることができる。
本発明に係る変速装置の更なる形態によれば、クラッチの切替えを行うクラッチ切替装置をさらに備える。クラッチ切替装置は、モータと、当該モータにより回転駆動されるネジ機構を有する。そして、ネジ機構は、第2入力軸と同軸状に配置され、モータの回転駆動に伴い軸方向に螺進退するスライダ部材を有し、当該スライダ部材の軸方向への螺進退によりクラッチの切替えを行うよう構成されている。本発明における「クラッチの切替え」とは、動力軸と第2入力軸とを接続する接続状態と、動力軸と第2入力軸との接続を解除する接続解除状態と、にクラッチの状態を切替える動作が該当する。
本形態によれば、モータの回転駆動に伴い軸方向に螺進退するスライダ部材によってクラッチの切替えを行う構成であるため、モータへの電力供給を停止した場合でも、スライダ部材によってクラッチを接続した状態ないし接続解除した状態に維持することができる。これにより、例えば、クラッチとして、ノーマルオープン型のクラッチを適用した場合においても、クラッチを接続状態に維持して、車両のパーキング状態を実現することができる。なお、変速時のクラッチ切替操作においても、モータへの電力供給を継続することなくクラッチの接続状態ないし接続解除状態を維持できるため、クラッチの接続状態ないし接続解除状態を維持するために、モータへの電力供給を継続する構成に比べて、消費電力を抑えることができる。この結果、エネルギ効率の向上を図ることができる。
本発明に係る変速装置の更なる形態によれば、第1入力軸および第2入力軸を回転可能に支持するケースをさらに備えている。ネジ機構は、外周面に雄ネジが形成され第2入力軸に同軸状に外挿されるようにケースに取り付け固定されたスライダシャフトを有している。そして、スライダ部材は、内周面に雄ネジとネジ係合する雌ネジを有し、モータの回転駆動に応じて回転することによりスライダシャフト上を軸方向に螺進退するように構成されている。
本形態によれば、スライダシャフトをケースに取り付け固定し、当該スライダシャフト上でスライダ部材を軸方向に螺進退させることによりクラッチの切替えを行う構成であるため、部品点数を抑えたクラッチ切替装置を実現することができる。これにより、クラッチ切替装置のコンパクト化を図ることができる。この結果、変速装置自体の重量を低減できるため、さらなるエネルギ効率の向上を図ることができる。
本発明に係る変速装置の更なる形態によれば、ネジ機構は、第3ギヤ機構をさらに備えている。そして、当該ネジ機構は、モータの回転を第3ギヤ機構を介してスライダ部材に伝達するように構成されている。
本形態によれば、モータの回転速度がスライダ部材に減速されて伝達されるように第3ギヤ機構のギヤ比を設定することによって、スライダ部材に大きな回転トルクを作用させることができるため、モータの小型化を図ることができる。これにより、さらなるエネルギ効率の向上を図ることができる。なお、モータとスライダ部材とを直接接続する構成に比べて、小スペースで同じ大きさの減速比を実現することができる。
本発明に係る変速装置の更なる形態によれば、第1ギヤ機構は、第1入力軸と相対回転可能に当該第1入力軸上に配置された第1駆動歯車と、出力軸に固定配置された第1従動歯車と、を有する。また、第2ギヤ機構は、第2入力軸に固定配置された第2駆動歯車と、出力軸に固定配置されると共に第2駆動歯車と噛み合う第2従動歯車と、を有する。そして、状態切替機構は、第1入力軸上に配置されると共に、第1従動歯車を出力軸に固定することにより、第1入力軸と出力軸とを接続するよう構成されている
本形態によれば、状態切替機構を第1入力軸上に配置する構成であるため、状態切替機構を出力軸上に配置する構成に比べて、状態切替機構に作用するイナーシャを小さく抑えることができる。これにより、変速の際に状態切替機構に掛かる負荷を低減できるため、状態切替機構の小型化を図ることができる。この結果、さらなるエネルギ効率の向上を図ることができる。
本発明に係る変速装置の更なる形態によれば、第1変速比は、第2変速比より大きい変速比に設定されている。本形態によれば、変速装置が車両に搭載され、当該車両の発進時や車両の加速時などの大きな駆動力を要する場合ないしエネルギ回生を行う場合には、第1ギヤ機構による動力伝達を行い、車両の高速走行時などの車両の発進時や加速時などに比べて大きな動力を要さない場合には、第2ギヤ機構による動力伝達を行う。即ち、動力源を効率の良い運転状態で運転しながら必要な駆動力ないし高いエネルギ回生率を得ることができる。この結果、エネルギ効率を向上することができる。
本発明に係る電気自動車の好ましい形態によれば、車軸と、動力源としての電動機と、車軸に出力軸が機械的に接続された請求項1ないし5のいずれか一項に記載の変速装置と、を備えている。
本形態によれば、上述のいずれかの態様の本発明の変速装置を搭載するから、本発明の変速装置が奏する効果、例えば、エネルギ効率の向上を図ることができる効果と同様な効果を奏することができる。この結果、電気自動車の航続距離を拡大することができる。
本発明によれば、エネルギ効率の更なる向上に資する変速装置およびこれを備える電気自動車を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る変速装置10を備える電気自動車1の構成の概略を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係る変速装置10の構成を示す構成図である。 クラッチ切替装置60の構成を示す構成図である。 変速機用制御装置90により実行される変速機11へのパーキング制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
電気自動車1は、図1に示すように、動力源である電動機2と、電動機2に接続された変速装置10と、変速装置10に接続された車軸4と、車軸4に接続された車輪6と、車両全体を制御するメイン制御装置100を備えている。電気自動車1は、本発明における「電気自動車」に対応し、電動機2は、本発明における「動力源」に対応し、変速装置10は、本発明における「変速装置」に対応する実施構成の一例である。
変速装置10は、図1に示すように、2段式の変速機11と、この2段式の変速機11の変速比を制御する変速機用制御装置90と、を備える。
変速機11は、図2に示すように、電動機2の回転軸2aに接続されたクラッチCLと、クラッチCLを介して回転軸2aに接続された外側入力軸12と、回転軸2aに直結された内側入力軸14と、外側入力軸12および内側入力軸14に平行に配置されたカウンタ軸16と、外側入力軸12とカウンタ軸16とを接続する第1ギヤ機構20と、内側入力軸14とカウンタ軸16とを接続可能な第2ギヤ機構30と、内側入力軸14に固定配置されたシンクロ機構40と、クラッチCLの切換えを行うクラッチ切替装置60と、カウンタ軸16に接続されたディファレンシャル装置15と、これらを収容するケーシング70と、を備える。回転軸2aは、本発明における「動力軸」に対応する実施構成の一例である。
クラッチCLは、図2に示すように、クラッチカバー82と、クラッチディスク84と、プレッシャプレート86と、ダイヤフラムスプリング88とを備えた乾式単板クラッチとして構成されている。クラッチカバー82は、電動機2の回転軸2aと一体に回転するように、回転軸2aに直結された内側入力軸14の外周面に取り付けられている。
クラッチディスク84は、スプライン嵌合によって外側入力軸12の外周面に取り付けられている。プレッシャプレート86は、クラッチカバー82と一体的に回転するようクラッチカバー82内に配置されており、クラッチディスク84をクラッチカバー82との間で挟み込むことができるように構成されている。
ダイヤフラムスプリング88は、常時、プレッシャプレート86をクラッチディスク84から離す方向にバネ力を付勢している。即ち、クラッチCLは、通常、外側入力軸12と電動機2の回転軸2aとの接続を解除した状態とされたノーマルオープン型クラッチとして構成されている。
外側入力軸12は、図2に示すように、中空軸部材として構成されており、ケーシング70にボールベアリングB1を介して回転可能に支持されている。外側入力軸12は、本発明における「第2入力軸」に対応する実施構成の一例である。
内側入力軸14は、図2に示すように、外側入力軸12に同軸状に内嵌されている。また、内側入力軸14は、一端が電動機2の回転軸2aの内側にスプライン嵌合されると共に、他端がケーシング70にボールベアリングB2を介して回転可能に支持されている。内側入力軸14は、本発明における「第1入力軸」に対応する実施構成の一例である。
カウンタ軸16は、図2に示すように、両端に配置されたボールベアリングB3,B4を介してケーシング70に回転可能に支持されている。カウンタ軸16のボールベアリングB3寄りの端部には出力ギヤOGが一体形成されている。出力ギヤOGは、ディファレンシャル装置15のリングギヤRGと噛み合っている。
即ち、カウンタ軸16は、ディファレンシャル装置15を介して車軸4に接続されており、これにより、カウンタ軸16の動力が、ディファレンシャル装置15を介して車軸4に出力される。カウンタ軸16は、本発明における「出力軸」に対応する実施構成の一例である。また、「カウンタ軸16が、ディファレンシャル装置15を介して車軸4に接続されている」は、本発明における「車軸に出力軸が機械的に接続された」に対応する実施構成の一例である。
第1ギヤ機構20は、図2に示すように、内側入力軸14に設けられた第1駆動歯車22と、カウンタ軸16に設けられた第1被動歯車24とから構成されている。第1駆動歯車22は、ニードルベアリングを介して内側入力軸14に配置され、内側入力軸14と相対回転可能な遊転歯車として構成されている。本発明における「第1従動歯車」に対応する実施構成の一例である。
第1駆動歯車22には、後述するカップリングスリーブ44と係合するクラッチギヤ22aが一体に設けられている。第1被動歯車24は、カウンタ軸16と一体回転するようカウンタ軸16にスプライン圧入によって固定されており、第1駆動歯車22と噛み合うように構成されている。第1ギヤ機構20により構成される変速比i1は、後述する第2ギヤ機構30により構成される変速比i2よりも大きい変速比に設定されている。
第2ギヤ機構30は、図2に示すように、外側入力軸12に設けられた第2駆動歯車32と、カウンタ軸16に設けられた第2被動歯車34とから構成されている。第2駆動歯車32は、外側入力軸12の一端(クラッチディスク84がスプライン嵌合される側とは反対側の端部)に一体形成されている。第2被動歯車34は、カウンタ軸16と一体回転するようカウンタ軸16にスプライン圧入によって固定されており、第2駆動歯車32と噛み合うように構成されている。第2被動歯車34は、出力ギヤOGに隣接配置されている。第2被動歯車34は、本発明における「第2従動歯車」に対応する実施構成の一例である。
シンクロ機構40は、図2に示すように、内側入力軸14にスプライン嵌合されたシンクロハブ42と、シンクロハブ42の外周面上に配置されたカップリングスリーブ44と、シンクロハブ42とクラッチギヤ22aとの間に配置されたボークリング46と、から構成されている。シンクロ機構40が内側入力軸14上に配置される構成であるため、シンクロ機構40がカウンタ軸16上に配置される構成に比べて、シンクロ機構40に作用するイナーシャを小さく抑えることができる。これにより、シンクロ機構40に掛る負荷を低減できるため、シンクロ機構40の小型化を図ることができる。この結果、変速装置10の軽量化を図ることができ、エネルギ効率の向上を図ることができる。
カップリングスリーブ44は、シフトフォークFによってシンクロハブ42の外周面上を軸方向に摺動可能に構成されている。シフトフォークFによって、カップリングスリーブ44がクラッチギヤ22a側に操作されることにより、カップリングスリーブ44とクラッチギヤ22aとが係合される。
これにより、第1駆動歯車22が内側入力軸14に同期しながら固定され、第1駆動歯車22は内側入力軸14と一体回転し、内側入力軸14の回転が、第1ギヤ機構20を介してカウンタ軸16に伝達される。なお、シフトフォークFは、図1に示すように、アクチュエータACTによって駆動される。
アクチュエータACTは、詳細は図示しないが、モータの回転運動を運動変換機構によって軸方向運動に変換することによって、シフトフォークFを軸方向に移動させるように構成されている。シンクロ機構40,シフトフォークFおよびアクチュエータACTは、本発明における「状態切替機構」に対応する実施構成の一例である。
クラッチ切替装置60は、図2および図3に示すように、スライダシャフト62と、スライダシャフト62の外周面に同軸状に配置されたスライダ64と、スライダ64に接続された第3ギヤ機構66と、第3ギヤ機構66に接続されたモータ68と、を備える。クラッチ切替装置60は、本発明における「クラッチ切替装置」に対応し、スライダ64は、本発明における「スライダ部材」に対応し、スライダシャフト62,スライダ64および第3ギヤ機構66は、本発明における「ネジ機構」に対応し、モータ68は、本発明における「モータ」に対応する実施構成の一例である。
スライダシャフト62は、図3に示すように、中空状に形成された軸部62aと、軸方向と直交する方向に張り出したフランジ部62bとから構成されている。スライダシャフト62は、外側入力軸12の外周面に同軸状に配置されて、フランジ部62bに挿通したボルトBLTによってケーシング70に固定される。軸部62aの外周面には、軸部62aの軸長全域にわたって雄ネジが形成されている。なお、雄ネジは、右ネジとして構成されている。
スライダ64は、図2および図3に示すように、中空状に形成された軸部64aと、軸部64aの外周面から径方向外方に向かって張り出した円板状部64bとから構成されている。軸部64aの内周面には、スライダシャフト62の軸部62aの外周面に形成された雄ネジとネジ係合する雌ネジが形成されている。
なお、雌ネジは、スライダシャフトの雄ネジに対応した右ネジとして構成されている。円板状部64bの外周面にはギヤ64cが形成されている。ギヤ64cは、図3に示すように、歯筋が左ねじれとなるヘリカルギヤとして構成されている。即ち、ギヤ64cは、ギヤ64cの中心軸CS1を鉛直方向に向けて正面から見た場合に、歯筋が中心軸CS1に対して左上がりの傾斜を有している。
また、円板状部64bの径方向内方部分には、レリーズベアリング部材RBを保持する保持部64dが形成されている。レリーズベアリングRBは、ダイヤフラムスプリング88の径方向内方寄りの部分に当接される。
第3ギヤ機構66は、図3に示すように、支持軸66aと、支持軸66aにピンP1によって取り付け固定されたギヤ66bと、同じく、支持軸66aにピンP2によって取り付け固定されたギヤ66cとを備える。 支持軸66aは、図3に示すように、一端がボールベアリングB5を介してケーシング70に回転可能に支持されていると共に、中央部においてボールベアリングB6を介してアダプタプレートAPに回転可能に支持されている。
アダプタプレートAPは、ケーシングに70に取り付け固定されている。ギヤ66bは、支持軸66aにおけるベアリングB5とベアリングB6との間に配置されている。ギヤ66cは、支持軸66aにおける他端(ボールベアリングB5を介してケーシング70に支持された側とは反対側)に配置されており、スライダ64のギヤ64cと噛み合うように構成されている。
また、ギヤ66cは、図3に示すように、ギヤ64cとねじれ角度は同じで、ねじれ方向が逆、即ち、右ねじれとなるヘリカルギヤとして構成されている。即ち、ギヤ66cは、ギヤ66cの中心軸CS2を鉛直方向に向けて正面から見た場合に、歯筋が中心軸CS2に対して右上がりの傾斜を有している。
また、ギヤ66cは、ギヤ64cの軸長よりも長い軸長を有する長尺円筒状に構成されている。これにより、スライダ64が軸方向に移動する間もギヤ66cとギヤ64cと噛み合いが維持される。なお、ギヤ66cのギヤ径は、ギヤ66bおよびスライダ64のギヤ64cのギヤ径に比べて小さく設定されている。
モータ68の回転軸68aには、図3に示すように、ピニオンギヤピニオンギヤ68bがピンP3によって固定状に取り付けられている。ピニオンギヤ68bは、第3ギヤ機構66のギヤ66bと噛み合うように構成されている。ピニオンギヤ68bのギヤ径は、ギヤ66bのギヤ径に比べて小さく設定されている。
これにより、モータ68の回転が、ピニオンギヤ68bとギヤ66bとにより構成される第1の減速比i1で減速されて第3ギヤ機構66の支持軸66aに伝達され、さらに、支持軸66aの回転が、ギヤ66cとギヤ64cとにより構成される第2の減速比i2で減速されてスライダ64に伝達される。即ち、モータ68の回転を、第1の減速比i1に第2の減速比i2を乗じた減速比iでスライダ64に伝達することができる。
このように、第3ギヤ機構66を介してモータ68の回転をスライダ64に伝達することによって、モータ68からスライダ64までの減速比iを大きく設定することができる。この結果、スライダ64に大きな回転トルクを作用させることができるため、モータ68の小型化を図ることができる。また、モータ68とスライダ64とを直接接続する構成、即ち、ピ二オンギヤ68bとギヤ64cとを直接噛み合わせる構成に比べて、小スペースで同じ大きさの減速比を実現することができる。
なお、モータ68は、クラッチCLを接続する際には、モータ68側からピニオンギヤ68b側を見た場合に右回りとなる方向に回転軸68aが回転されるように回転駆動され、クラッチCLの接続を解除する際には、モータ68側からピニオンギヤ68b側を見た場合に左回りとなる方向に回転軸68aが回転されるように回転駆動される。以下、説明の便宜上、モータ68側からピニオンギヤ68b側を見たときに右回りとなる方向を時計回り、左回りとなる方向を反時計回りという。
変速機用制御装置90は、詳細には図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に処理プログラムを記憶するROMと、データを一時的に記憶するRAMと、入出力ポートや通信ポートと、を備える。変速機用制御装置90からは、モータ68への駆動信号や、シフトフォークFを作動するためのアクチュエータACTへの駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。また、変速機用制御装置90は、メイン制御装置100と通信しており、メイン制御装置100からの制御信号によって変速機11の変速比を制御すると共に、変速機11の運転状態に関するデータをメイン制御装置100に出力する。
メイン制御装置100は、詳細に図示しないが、変速機用制御装置90と同様に、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポートや通信ポートなどを備える。メイン制御装置100には、シフトレバー101の操作位置を検出するシフトポジションセンサ102からのシフトポジションSP,アクセルペダル103の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ104からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル105の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ106からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ(図示せず)からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。
こうして構成された実施例の電気自動車1は、基本的には、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて走行に必要な駆動力を計算し、計算した駆動力を効率よく出力することができるよう変速機用制御装置90により変速機11の変速比(レシオ)を変速制御すると共に電動機2から必要な駆動力が出力されるよう電動機2に供給する電流などを制御することによって走行する。
次に、実施例の変速装置10の動作、特にパーキングのときの動作について説明する。図4は、変速機用制御装置90により実行される変速機11へのパーキング制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、運転者がシフトレバー101をパーキングポジションに操作したとき、即ち、シフトポジションセンサ102がシフトポジションSPとしてパーキングPを検出したときに実行される。
パーキング制御ルーチンが実行されると、変速機用制御装置90の図示しないCPUは、クラッチCLを接続するようクラッチ切替装置60を駆動制御するとともに(ステップS100)、シンクロ機構40によって第1駆動歯車22が内側入力軸14に固定されるようアクチュエータACTを駆動制御する(ステップ102)。
クラッチ切替装置60の駆動制御は、具体的には、クラッチ切替装置60のモータ68に電流を供給することにより行われる。モータ68の回転軸68aが時計回りに回転するよう電流が供給されると、モータ68は回転駆動してスライダ64をクラッチCL側(図2,3における右側)に軸方向移動させる。スライダ64のクラッチCL側への軸方向移動によってダイヤフラムスプリング88がクラッチCL側へ押圧され、これにより、クラッチCLが接続状態とされる。即ち、電動機2の回転軸2aと外側入力軸12とが接続状態とされる。
ここで、スライダ64は、ネジ機構として構成されているため、モータ68への電流供給が停止された場合でも、ネジ機構のセルフロック機能によりダイヤフラムスプリング88を押圧可能な推力を維持できる。これにより、クラッチCLを接続状態とした後はモータ68への電流供給を停止することができ、クラッチCLの接続状態を維持するためにモータ68へ電流を供給し続ける構成に比べて、消費電力の低減を図ることができる。
なお、変速時のクラッチ切替操作においても、モータ68への電力供給を継続することなくクラッチCLを接続状態ないし接続解除状態に維持できるため、クラッチCLの接続状態ないし接続解除状態を維持するために、モータ68への電力供給を継続する構成に比べて、消費電力を抑えることができる。この結果、エネルギ効率の更なる向上を図ることができる。
一方、アクチュエータACTの駆動制御は、具体的には、アクチュエータACTの構成要素の1つであるモータに電流を供給することにより行われる。シフトフォークFが第1駆動ギヤ22側に動くようモータに電流が供給されると、モータが回転駆動し、アクチュエータACTの構成要素の1つである運動変換機構によって、軸方向の直線運動に変換され、シフトフォークFを軸方向に移動させる。これにより、シフトフォークFと係合するシンクロ機構40のカップリングスリーブ44が軸方向に移動されて、カップリングスリーブ44がシンクロリング46を介してクラッチギヤ22aと噛み合い、第1駆動ギヤ22が内側入力軸14に固定される。
このように、実施例の変速装置10では、パーキング指示があると、内側入力軸14,第1ギヤ機構20およびカウンタ軸16により構成される動力伝達経路と、外側入力軸12,第2ギヤ機構30およびカウンタ軸16により構成される動力伝達経路の各々を動力伝達可能な状態、即ち、インターロック状態(二重噛み状態)とすることによりパーキング状態を実現する。これにより、パーキング状態とするために専用のパーキングギヤやパーキングポール,パーキングロッド,アクチュエータ等を設ける必要がなく、また、これらパーキングのための専用部品を配置するためのスペースを確保する必要がないため、装置の軽量化およびコンパクト化を図ることができる。この結果、エネルギ効率の更なる向上に資することができる。
なお、運転者がシフトレバー101をパーキングポジションから変更したとき、即ち、シフトポジションセンサ102がシフトポジションSPとしてパーキングPを検出しなくなったときには、クラッチCLが接続解除状態となるよう、即ち、電動機2の回転軸2aと外側入力軸12とが接続解除状態となるよう、クラッチCLを接続状態にする際とは逆方向の電流をモータ68に供給してモータ68の回転軸68aを反時計回りに回転駆動して、スライダ64をクラッチCL側とは反対側(図2,3における左側)に軸方向移動させる。このように、クラッチCLを接続解除状態とすることにより、次回の発進に備えることができ、迅速な発進性を確保することができる。
実施例の変速装置10では、シンクロ機構40を内側入力軸14に配置する構成としたが、シンクロ機構40はカウンタ軸16に配置する構成としても構わない。この場合、第1駆動歯車22は、内側入力軸14に固定配置すると共に、第1被動歯車24は、カウンタ軸16に遊転配置する構成とすれば良い。
実施例の変速装置10では、シンクロ機構40を用いる構成としたが、ドッグクラッチを用いる構成としても差し支えない。
実施例の変速装置10では、モータ68の回転を第3ギヤ機構66を介してスライダ64に伝達する構成としたが、モータ68の回転をスライダ64に直接伝達する構成、即ち、ピ二オンギヤ68bとギヤ64cとを直接噛み合わせる構としても構わない。当該構成によれば、クラッチ切替装置60をスライダシャフト62とスライダ64とのみで構成できるため、部品点数を低減することができる。これにより、クラッチ切替装置60のコンパクト化を図ることができる。この結果、変速装置10自体の重量を低減できるため、さらなるエネルギ効率の向上を図ることができる。
実施例の変速装置10では、第1変速比i1が第2変速比i2よりも大きくなるように設定する構成としたが、これとは逆に第2変速比i2が第1変速比i1よりも大きくなるように設定する構成であっても良い。
本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものである。したがって、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
1 電気自動車
2 電動機
2a 回転軸
4 車軸
6 車輪
10 変速装置
11 変速機
12 外側入力軸
14 内側入力軸
15 ディファレンシャル装置
16 カウンタ軸
20 第1ギヤ機構
22 第1駆動歯車
22a クラッチギヤ
24 第1被動歯車
30 第2ギヤ機構
32 第2駆動歯車
34 第2被動歯車
40 シンクロ機構
42 シンクロハブ
44 カップリングスリーブ
46 ボークリング
60 クラッチ切替装置
62 スライダシャフト
62a 軸部
62b フランジ部
64 スライダ
64a 軸部
64b 円板状部
64c ギヤ
64d 保持部
66 第3ギヤ機構
66a 支持軸
66b ギヤ
66c ギヤ
68 モータ
68a 回転軸
68b ピニオンギヤ
70 ケーシング
82 クラッチカバー
84 クラッチディスク
86 プレッシャプレート
88 ダイヤフラムスプリング
90 変速機用制御装置
100 メイン制御装置
101 シフトレバー
102 シフトポジションセンサ
103 アクセルペダル
104 アクセルペダルポジションセンサ
105 ブレーキペダル
106 ブレーキペダルポジションセンサ
108 車速センサ
CL クラッチ
B1 ボールベアリング
B2 ボールベアリング
B3 ボールベアリング
B4 ボールベアリング
B5 ボールベアリング
B6 ボールベアリング
OG 出力ギヤ
ACT アクチュエータ
RG リングギヤ
F シフトフォーク
RB レリーズベアリング
P1 ピン
P2 ピン
AP アダプタプレート
P3 ピン
CS1 中心軸
CS2 中心軸
BLT ボルト
SP シフトポジション
Acc アクセル開度
BP ブレーキポジション
V 車速

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、変速段の変更を伴って動力源からの動力を出力軸に出力する変速装置であって、
    前記動力源の動力軸と直結された第1入力軸と、
    該第1入力軸に同軸状に外嵌配置された第2入力軸と、
    前記動力軸と前記第2入力軸との接続および接続の解除を行うクラッチと、
    前記第1入力軸と前記出力軸とを第1の変速比をもって接続可能な第1ギヤ機構と、
    前記第2入力軸と前記出力軸とを第2の変速比をもって接続する第2ギヤ機構と、
    前記第1ギヤ機構による前記第1入力軸と前記出力軸との接続状態を選択的に切替える状態切替機構と、
    を備え、
    前記車両のパーキング指示がなされたとき、前記動力軸と前記第2入力軸とを接続すると共に、前記第1入力軸と前記出力軸とを接続状態とすることにより前記出力軸をロックするよう構成された変速装置。
  2. 前記クラッチの切替えを行うクラッチ切替装置をさらに備え、
    前記クラッチ切替装置は、モータと、該モータにより回転駆動されるネジ機構を有し、
    該ネジ機構は、前記第2入力軸と同軸状に配置され、前記モータの回転駆動に伴い軸方向に螺進退するスライダ部材を有し、該スライダ部材の軸方向への螺進退により前記クラッチの切替えを行うよう構成されている請求項1に記載の変速装置。
  3. 前記第1入力軸および前記第2入力軸を回転可能に支持するケースをさらに備え、
    前記ネジ機構は、外周面に雄ネジが形成され前記第2入力軸に同軸状に外挿されるよう前記ケースに取り付け固定されたスライダシャフトを有しており、
    前記スライダ部材は、内周面に前記雄ネジとネジ係合する雌ネジを有し、前記モータの回転駆動に応じて回転することにより前記スライダシャフト上を軸方向に螺進退するよう構成されている
    請求項2に記載の変速装置。
  4. 前記ネジ機構は、第3ギヤ機構をさらに備え、前記モータの回転を前記第3ギヤ機構を介して前記スライダ部材に伝達するよう構成されている
    請求項2または3に記載の変速装置。
  5. 前記第1ギヤ機構は、前記第1入力軸と相対回転可能に該第1入力軸上に配置された第1駆動歯車と、前記出力軸に固定配置された第1従動歯車と、を有し、
    前記第2ギヤ機構は、前記第2入力軸に固定配置された第2駆動歯車と、前記出力軸に固定配置されると共に前記第2駆動歯車と噛み合う第2従動歯車と、を有し、
    前記状態切替機構は、前記第1入力軸上に配置されると共に、前記第1従動歯車を前記出力軸に固定することにより、前記第1入力軸と前記出力軸とを接続するよう構成されている
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の変速装置。
  6. 前記第1変速比は、前記第2変速比より大きい変速比に設定されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の変速装置。
  7. 車軸と、
    動力源としての電動機と、
    前記車軸に前記出力軸が機械的に接続された請求項1ないし6のいずれか1項に記載の変速装置と、
    を備える電気自動車。
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