JP2015156247A - 合成反強磁性構造を含む装置およびセンサスタックのpw50を制御する方法 - Google Patents

合成反強磁性構造を含む装置およびセンサスタックのpw50を制御する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】磁気抵抗性センサの信号対ノイズ比を増加させるアプローチを提供する。
【解決手段】合成反強磁性(SAF)構造117を含み、SAF構造117中のピン層118の全モーメント(MrT)が基準層122の全モーメント(MrT)より実質的に大きい装置である。ピン層118の磁気モーメント(Mr)は、基準層122の磁気モーメント(Mr)と比較して実質的により大きく、ピン層118の厚さは、基準層122の厚さと同様であるか又はピン層118の厚さは、基準層122の厚さと比較して実質的により大きく、ピン層118の磁気モーメント(Mr)は、基準層122の磁気モーメント(Mr)と同様である。ピン層118のピン固定強度は、実質的に減少される。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
背景
電子データ記憶装置において、磁気ハードディスクドライブは、有形磁気記憶媒体に符号化されたデータを読出しおよび書込む磁気記録ヘッドを含む。磁気記録ヘッドは、磁気抵抗を示す薄膜多層構造を含み得る。磁気記憶媒体の表面から検出される磁束は、磁気記録ヘッド内の磁気抵抗性(MR)センサ内の1つ以上の検知層の磁化ベクトルの回転を招き、これは、MRセンサの電気抵抗率の変化を招く。このMRセンサの抵抗率の変化は、MRセンサに電流を流し、MRセンサの両端の電圧に生じる変化を測定することによって検出することができる。関連する回路は、測定された電圧変化情報を適当な形式に変換することができ、その情報を操作して、磁気記憶媒体に符号化されたデータを回復することができる。
概要
本明細書中に開示される実施形態は、合成反強磁性構造を含み、ピン層の全モーメントは、基準層の全モーメントよりも実質的に大きい、装置を提供する。一実施形態では、ピン層のピン固定強度が実質的に減少される。
本概要は、詳細な説明においてさらに説明される概念の選択を簡略化した形式で紹介するために設けられる。本概要は、クレームされる主題の重要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図せず、またクレームされる主題の範囲を限定するように用いられることも意図しない。クレームされる主題の他の特徴、詳細、有用性、および利点は、さまざまな実施形態および、付随の図面にさらに図示され、添付の請求項に規定される実施形態の、以下により具体的に記載される詳細な説明から明らかになるであろう。
本明細書中に開示されるリーダを含むディスクドライブアセンブリの一例の平面図である。 リーダにおける磁化および磁化回転の三次元図の一例を示す図である。 媒体遷移のダウントラック逆読み中の図2に示すリーダの自由層角度導関数を示すグラフの一例の図である。 媒体遷移のダウントラック逆読み中の図2に示すリーダの基準層角度導関数を示すグラフの一例の図である。 媒体遷移のダウントラック逆読み中のリーダの一例における信号導関数を示すグラフの一例の図である。 異なるSAF比を有するリーダについてPW50対SAFピン固定を示すグラフの一例の図である。
詳細な説明
高データ密度および感度センサが磁気記憶媒体からデータを読み出すことに対する需要が高まっている。磁気記憶媒体のデータ密度が増加するにつれて、増加した感度を有する巨大磁気抵抗性(GMR)センサは、銅などの薄い導電性非磁性スペーサ層により分離された2つの軟磁性層からなる。トンネル磁気抵抗性(TMR)センサは、GMRに延長部を設け、ここで電子が、スピンが薄い絶縁トンネルバリアにわたって磁性層に垂直に配向された状態で移動する。
TMRセンサにおいて、センサスタックは、上面シールドと底面シールドとの間に配置されてもよい。これらのシールドは、センサスタックを望ましくない電磁干渉から隔離しながらも、センサスタックがセンサ直下のデータビットの磁界により影響を受けれるようにする。
磁気抵抗性(MR)センサ(「リードセンサ」とも呼ぶ)の一実施形態では、センサスタックは、シード層、反強磁性(AFM)層、合成反強磁性(SAF)構造、トンネリングバリア層、自由層(FL)、およびキャッピング層を含み得る。SAF構造は、多数の薄い強磁性層からなり、1つ以上の層対は、薄い非磁性層により分離されてもよい。たとえば、SAF構造は、ピン層(PL)、結合スペーサ層、および基準層(RL)を含み得る。結合スペーサ層は、ルテニウムなどの材料からなり得る。PLは、回転が阻止された第1の軟磁性層である。SAF構造の一方側には、AFM層がSAF構造のPLに隣接して配置され、PLが回転するのを防止してもよい。SAF構造の他方側には、FL(外部磁界に応じて自由に回転する第2の軟磁性層)がRLの近傍に配置されてもよい。
一実施形態では、PLは、PLの磁化のモーメントがセンサスタックの空気軸受面(ABS)に垂直となるようにピン固定される。同様に、RLは、RLの磁化のモーメントもABSに垂直となるようにピン固定される。しかしながら、RLとPLとの磁化の方向は逆である、すなわち、互いから180度離れている。
一方、FLは、FLの磁化のモーメントがPLおよびRLのピン固定から実質的に90度となるようにバイアスを掛けられる。言い換えると、FLの磁化の方向は、ABSの表面に平行である。具体的には、FLの磁化の方向は、概ね、ABSの表面に平行であり、かつ、磁化された媒体にわたるMRセンサの動作に垂直な方向におけるクロストラック方向にある。RLの磁気モーメントの方向およびFLの磁気モーメントの方向は、記録媒体からの磁界の変化中に逆方向に回転する。具体的には、MRセンサの動作中、MRセンサは、正から負の磁界に、記録媒体からのある範囲の磁界に曝露される。磁界が変わるにつれて、スタックのさまざまな磁性層の磁気モーメントの方向が回転し、これにより信号が生成される。
MRセンサが磁気記録媒体の表面上を移動するとき、PLのピン固定は、一般的に、MRセンサのABSに対して実質的に90度近くのままである。しかしながら、磁気記録媒体の磁化に依存して、FLの磁化が変化することにより、RLとFLとの磁化間の角度が変化し、これにより、記録媒体により生成されるトンネリング磁気抵抗に比例して信号が生じる。
MRセンサを適切に動作させるためには、MRセンサは、エッジドメインの形成に対して安定化されなければならない。なぜなら、ドメイン壁の動きは、電気ノイズを生じ、データ回復を困難にするためである。安定化を得る方法の1つは、クロストラック方向に沿ったMRセンサの各側に、高い抗電場を有する永久磁石(PM)(すなわち、硬質磁石)などのバイアシング構造を配置することによる。PMからの磁界は、センサを安定化させ、エッジドメイン形成を防止するとともに、適切なバイアスを与える。たとえば、MRセンサは、PMがRLおよびPLのピン固定を逆方向に押すようにPM間に配置される。
上記に開示されるようなMRセンサにおけるAFM/SAF構造を用いることにより、リーダのシールド対シールド間隔(SSS)が増加する。記録システムにおいて信号対ノイズ(SNR)比を決定するMRセンサのパルス幅変動PW50は、ヘッダのSSSに依存するため、より低いSSSを達成すると、結果的により低いPW50および増加したSNRが生じる。しかしながら、SSSを減少させることによりSNRを減少させるアプローチは、ほとんど底を尽いている。本明細書中に開示される実施形態は、MRセンサのSNRを増加する代替的なアプローチを提供する。具体的には、本明細書中に開示される実施形態は、SAF構造を含み、ピン層のモーメントが基準層のモーメントより大きいMRセンサを提供する。記載される設計により、SAFは、PLを優先して大きく不平衡化される。さらに、ピン固定強度が実質的に弱められ、逆読み中のPL磁化回転を実質的に可能にする。
SAF構造の磁気モーメントは、逆読み動作中に複合SAF構造モーメントの移動ができるだけ少なくなるように平衡化され得る。このような実施形態では、SAF構造におけるPLおよびRLの磁気モーメント厚さMrTにより付与されるような全モーメント(これは、強磁性材料の単位体積当たりの磁気モーメント(Mr)と強磁性材料の物理的厚さ(T)との積である)は、実質的に同じまたは同様であり、PLおよびRLの磁気モーメントの方向は、互いに実質的に逆である。その結果、逆読み動作中のPLおよびRLの磁気モーメントに加えられるトルクは、互いに打ち消し合い、その結果、実質的に0に近いトルクの全体所望値が得られる。
開示される実施形態では、SAF構造は、PLの磁気モーメントがRLの磁気モーメントよりも実質的に高くなるように、PLを優先して不平衡化される。SAFがPLを優先して不平衡化されたとき、PLのMrTが増加され、その結果、媒体磁界の存在下でのPLにおける磁気トルクは、媒体磁界の存在下でのRLにおける磁気トルクより高くなる。MrTは磁気モーメントと厚さとの積であるため、SAF構造は、PLの厚さまたは磁気モーメントのいずれかを変更することにより不平衡化され得る。したがって、一実施形態では、PLの磁気モーメントをRLのモーメントと比較して増加して、SAF構造を不平衡化し得る。別の実施形態では、PLの厚さをRLの厚さと比較して増加して、SAF構造を不平衡化し得る。
本明細書中に開示されるSAF構造の代替的な実施形態では、媒体磁界の存在下で増加されたSAF回転を達成するために、PLのピン固定強度が実質的に減少される。RLは、PLに結合されており、その結果、PLのピン固定強度が減少されると、PLの減少されたピン固定強度により、所定の媒体磁界強度がRLをより回転させることができる。SAF構造の不平衡化および/または減少されたピン固定強度の結果、パルス幅PW50が減少される。したがって、本明細書中に開示される実施形態は、MRセンサのSSSを減少させることなく、記録システムについてPW50を減少させ、SNRを増加させることができる。さらに別の実施形態では、不平衡化されたSAF構造に加えて、PLのピン固定強度がともに実質的に減少される。さらに別の代替的な実施形態では、不平衡化されたSAF構造に加えて、PLのピン固定強度がともに実質的に減少される。
MrTの不平衡は、SAF比(SAF_R)=PLのMrT/RLのMrTによって定量化される。一般的に、SAF構造は、SAF_Rが1.0におおよそ近くなるように平衡化される。SAF_Rがやや1.0辺りで変化し得る一方で、1.1を超えるSAF_Rを有するSAF構造は、実質的に不平衡であると見なされる。たとえば、SAF_Rが2である場合、PLのMrTはRLのMrTの量の2倍であるため、SAF構造中のピン層の全モーメントMrTは、該SAF構造における基準層の全モーメントMrTよりも実質的に大きい。
一実施形態では、SAF_Rは、0.85〜1.0の範囲から1.1以上になるまで増加され得る。SAF_Rは、ピン層および基準層の厚さを同様に保ちつつ、ピン層の磁気モーメント(Mr)と基準層の磁気モーメント(Mr)との比が1.1を超えるように増加させることにより、1.1以上に増加され得る。代替的な実施形態では、SAF_Rは、ピン層および基準層の磁気モーメント(Mr)を同様に保ちつつ、ピン層の厚さと基準層の厚さとの比が1.1を超えるように増加させることにより、1.1以上に増加され得る。さらに、一実施形態におけるピン固定強度(単位erg/cm2で測定)は、3〜10倍にまで減少され得る。
本明細書に開示される実施形態は、さまざまな異なる種類のMRセンサ(たとえば、異方性磁気抵抗性(AMR)センサ、TMRセンサ、GMRセンサなど)とともに用いられ得る。そのため、記載される実施形態は、面内スピンバルブ(LSV)、スピンホール効果(SHE)、スピントルク振動(STO)などの新しい物理現象に基づく新しいMRセンサ設計にも適用可能である。
図1は、ディスクドライブアセンブリ100の一例の平面図を図示する。ディスクドライブアセンブリ100の一例は、媒体ディスク108にわたって配置されるアクチュエータアーム110の遠位端にスライダ120を含む。アクチュエータ回転軸106を中心として回転する回転式ボイスコイルモータは、スライダ120をデータトラック(たとえば、データトラック140)上に配置するために用いられ、ディスク回転軸111を中心として回転するスピンドルモータは、媒体ディスク108を回転させるために用いられる。特に図Aを参照して、媒体ディスク108は、外径102および内径104を含み、これらの間には、円形の点線で示されるデータトラック140等の多数のデータトラックが存在する。フレックスケーブル130は、動作時にアクチュエータアーム110の回動動作を可能にしつつ、スライダ120に必要な電気的接続経路を設ける。
スライダ120は、さまざまな機能を行うさまざまな層を有する積層構造である。スライダ120は、書き込み部(図示せず)と、媒体ディスク108からデータを読み出すための1つ以上のMRセンサとを含む。図Bは、ディスクドライブアセンブリ100の使用中に、媒体ディスク108のABSに面するMRセンサ130の一例の側面を図示する。したがって、図Bに示されるMRセンサ130は、図Aに示されるスライダ120に動作的に取り付けられたとき、約180度で(たとえば、z軸を中心として)回転し得る。
MRセンサ130は、磁気抵抗性を利用して媒体ディスク108からデータを読み出す。MRセンサ130の正確な性質は広く異なり得るが、TMRセンサは、本明細書中に開示される技術とともに利用することのできるMRセンサの一例として記載される。
MRセンサ130は、上面シールド114と底面シールド112との間に配置されたセンサスタック132を含む。上面シールド114および底面シールド112は、センサスタック132を電磁干渉、主にz−方向(ダウントラック)の干渉から隔離し、処理電子機器(図示せず)に接続される導電性の第1および第2の電気リードとして作用する。一実施形態では、底面シールド112および上面シールド114は、データビットに隣接する他方の磁界干渉を減少または阻止しつつ、センサスタック130がMRセンサ130の直下のデータビットの磁界により影響を受けれるようにする。したがって、ビットの物理的サイズが減少し続けるにつれて、底面シールド112と上面シールド114との間のシールド対シールド間隔(SSS)も減少されるべきである。SSSが減少するにつれて、PW50も減少する。
センサスタック132は、センサスタック132の他の層において所望の結晶構造を開始させるシード層138を含んでもよい。センサスタック132は、AFM層116およびSAF構造117も含む。SAF構造117は、ピン層(PL)118、結合スペーサ層134、および基準層(RL)122を含む。PL118は、AFM層116により所定の方向にバイアスを掛けられた磁気配向を有する軟磁性層である。結合スペーサ層134は、PL118に隣接し、PL118をRL122から分離する。RL122は、少なくとも2つの軟磁性層を含み、これらはともに積層され、結合スペーサ層134により反強磁性的にPL118に結合される。この結合により、RL122およびPL118の磁気モーメントは、概ね、図1の面に対して直角に、かつ互いに逆平行に配向される。
MRセンサ100は自由層(FL)124をさらに含み、自由層124は、関心の範囲内の印加磁界の影響下で自由に回転する磁気モーメントを有する。別の実施形態によれば、FL124の2つ以上の軟磁性層は、アモルファス磁性材料の薄い層によりともに積層される。アモルファス磁性材料は、軟磁性層の結合強度を増加させ、MRセンサ100の安定性を向上させる。
トンネリングバリア層126は、FLスタック124からRL122を分離する。トンネリングバリア層126は、RL122とFL124との間に量子力学的電子トンネリングを可能にするのに十分な程度薄い。電子トンネリングは電子スピン依存性であり、これにより、リードヘッド130の磁気応答は、FL124とSAF構造117(すなわち、RL122、PL118、および結合スペーサ層134を含む構造)との相対的配向およびスピン偏極の関数となる。SAF構造117および自由層スタック124の磁気モーメントが逆平行であるとき、電子トンネリングの最低確率が起きる。したがって、センサスタック132の電気抵抗は、印加磁界に応じて変化する。
センサスタック132はキャッピング層128をさらに含む。キャッピング層128は、上面シールド114から自由層スタック124を磁気的に分離する。キャッピング層128は、複数の個々の層(図示せず)を含み得る。さらに、センサスタック132は、クロストラック方向に沿って(x−軸に沿って)センサスタック132の2つの側の2つの永久磁石(PM)(図示せず)間に位置付けられ得る。
媒体ディスク108のデータビットは、図1の面に直角の方向に、図の面内または図の面外のいずれかに磁化される。したがって、MRセンサ130がデータビット上を通過するとき、自由層の磁気モーメントは、図1の面内または図1の面外のいずれかに回転され、これにより、MRセンサ130の電気抵抗が変化する。したがって、MRセンサ130により検知されているビットの値(たとえば、1または0のいずれか)は、AFM層116に結合された第1の電極からキャッピング層128に結合された第2の電極に流れる電流に基づいて決定され得る。
一実施形態によれば、SAF構造117におけるPL118のMrTは、SAF構造117におけるRL122のMrTより大きい。上に示したように、開示される設計により、SAFはPL118を優先して大きく不平衡化される。PL118の増加したMrTは、RL122のモーメントもしくはRL122の厚さとそれぞれ比較して、PL118のモーメントを増加させることにより、または、PL118の厚さを増加させることのいずれかにより達成され得る。さらに、PL118のピン固定強度も、媒体磁界の存在下で大きなSAF回転を達成するために、大きく減少されてもよい。SAF構造117の不平衡化および/または減少されたピン固定強度の結果、MRセンサ130のパルス幅変動PW50が減少され、その結果、MRセンサ117を用いた記録システムにおける減少された信号対ノイズ(SNR)比が得られる。したがって、MRセンサ130は、センサスタック117のSSSを減少させることなく、記録システムに増加したSNRを与える。
図2は、本明細書中に開示される一実施形態のリーダにおける磁化および磁化回転の二次元図200を図示する。センサスタックにおけるSAF構造のPLおよびRLの磁化は、実線の矢印により示され、磁化の回転は、点線の矢印により示される。具体的には、RLの磁化は202により示され、PLの磁化202は204により開示され、RL磁化の回転は206により示され、PL磁化204の回転は208により示される。図示するように、RLの磁化202およびPLの磁化204は、(完全に逆または180度ではないものの)実質的に互いに逆の方向である。一方、センサ構造のFLは、FL磁化218がPL磁界204およびRL磁化202から実質的に90度となるようにバイアスを掛けられる。媒体磁界212は、回転の方向220により図示されるように、FL磁化218を回転させる。
一実施形態では、SAF構造がPLを優先して不平衡化される場合、PL磁化204は、RL磁化202と比較してより高いモーメントを有する。さらに、PLのピン固定強度は、媒体磁界212の存在下では、PL磁化204が方向208により自由に回転するように減少される。PLは、PLを含むSAF構造の底面でAFM層によりピン固定される。
SAF構造は、PM磁界210を生じるPMの間でクロストラック方向に沿って位置付けられ得る。PM磁界210は、図の面に平行で、概ね水平方向に配向された磁気モーメントによりFLにバイアスを掛ける。このバイアスは、FL磁化218がずれることを防止する(このようなずれは、データ内にノイズを導入するおそれがある)。しかしながら、PM磁界210バイアスは十分に小さく、FL磁化218は、データディスクに蓄積されたデータビットの印加媒体磁界212に応じて変化することができる。
媒体磁界212は、PL磁化204に反時計回り方向の力を及ぼし、RL磁化202に時計回り方向の力を及ぼす。一実施形態では、SAF構造は、PLを優先して大きく不平衡化され、PLのピン固定強度は大きく減少される。たとえば、SAF構造は、RLより厚いPLを設けることにより不平衡化され得る。その結果、PL磁化204およびRL磁化202上の有効合体トルクは、反時計回りである。さらに、減少されたピン固定強度の結果、FL磁化218の回転220と同じ方向に、位相シフトを伴って、媒体磁界212の存在下でRL磁化202の増加した回転が生じる。
センサスタックにより形成されたデータ信号は、RLおよびAFMにわたり生成されるパルス(RLパルス)ならびにFLおよびAFMにわたって生成されるパルス(FLパルス)に依存する。SAFおよびFLの異なるダウントラック位置の結果、RLパルスは、FLパルスに対して位相シフトされ、データ磁界の形成において、RLパルスは、ほとんど一方側でFLパルスから引かれる。これは、RL側でのデータ信号パルスの縮小につながり、その結果、減少されたPW50が生じる。
図3は、本明細書中に開示されるような不平衡化されたSAF構造を有するリーダにおける、ダウントラック方向のリーダ位置の関数としてのFL角度導関数(すなわち、ΔFL角度/Δ位置)のグラフ300を図示する。具体的には、グラフ300は、媒体がリーダに対して移動するときの、媒体に書込まれたデータビット上でのリーダの1回の遷移中のリーダの位置の変化(単位nm)の関数としてのFL角度導関数の変化を図示する。リーダが遷移を越えると、FL磁化の角度により反映されるように、FL磁化の位置が変化する。リーダが遷移を越えるときのFLピーク位置は、およそ−57nmに点線Aとして示され、FL磁化角度導関数は、この実施形態では、およそ4.8度/5nmにある。
図4は、本明細書中に開示されるような不平衡化されたSAF構造を有するリーダにおける、ダウントラック方向のリーダ一位置の関数としてのリーダのRL角度導関数のグラフ400を図示する。具体的には、グラフ400は、媒体がリーダに対して移動するときの、媒体に書込まれたデータビット上でのリーダの1回の遷移中のリーダの位置の変化(単位nm)の関数としてのRL角度導関数の変化を図示する。グラフ400は、さまざまな異なるピン固定強度(1.1、0.5、0.2、および0.1erg/cm2)について、1.8のSAF比(PLのMrT/RLのMrT)についてのRL角度導関数とリーダの位置との間のこのような関係を図示する。
RL磁化の移動は、SAF構造のピン固定強度に依存し、より低いピン固定強度は、図4に図示するように、曲線のより高い移動を生じる。本明細書中に開示されるような、SAFピン固定減少およびPLを優先したSAFの再平衡化は、RL磁化のより高い移動につながり、ひいては、媒体磁界の存在下におけるRL角度導関数についてのより高い振幅につながる。図4に図示されるように、RL磁化の移動は、FL磁化の方向における。
信号形成において、RLパルスは、主に一方側のFLパルスに対してシフトされる。この結果、信号パルスは、RL側で縮小される。RL磁化角度導関数の最大値は、点線Bにより示される。点線Aは、最大FL磁化角度導関数の位置である。RLパルスはFLパルスと同じ方向に移動するため、この設計は、主にRL側で、FL磁化とRL磁化との間の相対角度の変化を減少させる。
図5は、本明細書中に開示されるような不平衡化されたSAF構造を有するリーダにおける、ダウントラック方向のリーダ位置の関数としての遷移逆読み導関数(FL−RL角度導関数に概ね平行な、パルス形状)の一例のグラフ500を図示する。グラフ500は、さまざまな異なるピン固定強度(1.1、0.5、0.2、および0.1erg/cm2)について、1.8のSAF比(PLのMrT/RLのMrT)についての遷移逆読み導関数とリーダの位置との間のこのような関係を図示する。図示されるように、PLを優先して不平衡化されたSAF構造を有するリーダにおけるRL磁化回転は、SAF側でリーダパルスを縮小し、その結果、より狭いPW50が得られる。
図6は、さまざまなSAF比(0.85、1.2、1.5、および1.8)について、本明細書中に開示されるような不平衡化されたSAF構造を有するリーダにおけるPW50対SAFピン固定のグラフ600を図示する。図示されるように、より低いピン固定強度の場合、より高いSAF比を有するリーダは、より低いPW50を生じる。たとえば、1.8のSAF比および0.2erg/cm2より低いSAFピン固定強度の場合、PW50は、およそ22.5〜23nmと低い。それと比較して、1.2のSAF比および同様のピン固定強度の場合、PW50は、およそ25〜25.5nmである。したがって、増加したSAF比を有する開示される実施形態は、PW50を2〜3nmだけ減少させることができる。このようなPW50の減少は、達成することが困難となり得るおよそ5〜10nmのSSSの減少と同等である。言い換えると、1.1よりも実質的に大きいSAF比の値(1.2、1.5、1.8などのSAF比)については、開示される実施形態は、PW50の大きな減少を与える。
上記の明細書、例、およびデータは、発明の構造および実施形態の例の使用の完全な説明を示す。発明の多くの実施形態は、発明の要旨および範囲から逸脱することなく行なわれることができるため、発明は、以下に添付される請求項の範囲内にある。さらに、異なる実施形態の構造特徴は、記載される請求項から逸脱することなくさらに別の実施形態において組合され得る。上記の実施形態および他の実施形態は、以下の請求項の範囲内にある。
100 ディスクドライブアセンブリ、102 外径、104 内径、106 アクチュエータ回転軸、108 媒体ディスク、110 アクチュエータアーム、111 ディスク回転軸、112 底面シールド、114 上面シールド、116 AFM層、117 SAF構造、118 ピン層(PL)、120 スライダ、122 基準層(RL)、124 自由層(FL)、126 トンネリングバリア層、128 キャッピング層、130 フレックスケーブル、132 センサスタック、134 結合スペーサ層、138 シード層、140 データトラック。

Claims (20)

  1. 装置であって、前記装置は、
    合成反強磁性(SAF)構造を含み、前記SAF構造中のピン層の全モーメントMrTは、前記SAF構造中の基準層の全モーメントMrTよりも実質的に大きい、装置。
  2. 前記ピン層の磁気モーメント(Mr)は、前記基準層の磁気モーメント(Mr)と比較して実質的により大きく、前記ピン層の厚さは、前記基準層の厚さと同様である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ピン層の厚さは、前記基準層の厚さと比較して実質的により大きく、前記ピン層の磁気モーメント(Mr)は、前記基準層の磁気モーメント(Mr)と同様である、請求項1に記載の装置。
  4. 前記ピン層のMrTと前記基準層のMrTとの比は、実質的に1.1よりも大きい、請求項1に記載の装置。
  5. 前記ピン層のピン固定強度は、0.9erg/cm2よりも実質的に低い、請求項1に記載の装置。
  6. 前記SAF構造は、MRセンサのセンサスタックに用いられる、請求項1に記載の装置。
  7. 前記SAF構造は、ピン底面シールドに用いられる、請求項1に記載の装置。
  8. 前記ピン層の磁気モーメント(Mr)と前記基準層との磁気モーメント(Mr)の比は、1.1よりも実質的に大きく、前記ピン層の厚さは、前記基準層の厚さと同様である、請求項1に記載の装置。
  9. 前記SAF構造のピン固定強度は、0.5erg/cm2よりも実質的に小さい、請求項1に記載の装置。
  10. センサスタックのPW50を制御する方法であって、前記方法は、前記センサスタックの合成反強磁性(SAF)構造におけるピン層の全モーメントMrTと基準層の全モーメントMrTとの比を制御することによる、方法。
  11. 前記ピン層のMrTのモーメントと前記基準層のMrTとの比は、1.1よりも実質的に高くなるように増加される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記SAF構造のピン固定強度を実質的に0.9erg/cm2未満に減少させるステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記ピン層の全モーメントMrTと前記基準層の全MrTモーメントとの比を制御することは、前記基準層のモーメントと比較した前記ピン層の相対的モーメントを制御することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  14. 前記ピン層の全モーメントMrTと前記基準層の全MrTモーメントとの比を制御することは、前記基準層の厚さと比較した前記ピン層の相対的厚さを制御することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  15. センサスタックのPW50を制御する方法であって、前記方法は、前記センサスタックの合成反強磁性(SAF)構造を不平衡化することによる、方法。
  16. 前記SAF構造を不平衡化することは、ピン層を優先して、基準層の全モーメントと比較してより高い全モーメントを有するように前記SAF構造を不平衡化することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記SAF構造のピン層のピン固定強度を減少させることにより前記センサスタックのPW50を制御することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記ピン層のピン固定強度は、0.9erg/cm2よりも低い、請求項17に記載の方法。
  19. 前記SAF構造を不平衡化することは、1.1を超えるSAF比を有するように前記SAF構造を不平衡化することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  20. 前記SAF構造を不平衡化することは、前記ピン層の磁気モーメント(Mr)と前記基準層の磁気モーメント(Mr)との比を1.2を超えるように増加させることをさらに含む、請求項19に記載の方法。
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