JP2015156153A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネル機能を有する表示部を備えた携帯端末において、誤操作を防止しつつ、操作性を向上させる。
【解決手段】携帯端末1は、タッチパネル機能を有する表示部30と、制限領域を表示部30の周縁部に設定する無効領域設定部43とを備え、無効領域設定部43は、携帯端末1が把持されている場合、(i)カバーが装着されていない場合は、第一制限領域を設定し、(ii)カバーが装着されている場合は、第一制限領域よりも狭い第二制限領域を設定するか、制限領域を設定しない。
【選択図】図1

Description

本発明はタッチパネル機能を有する表示部を備える携帯端末に関する。
近年、タッチパネル機能を有する表示部を備えた携帯端末は、表示画面サイズの大きさを確保しつつ小型化を実現するため、狭額縁化が進んでいる。一方、携帯端末の狭額縁化によって、携帯端末を把持したユーザの指と表示部との距離が近くなり、ユーザが誤って表示部に触れてしまう誤操作が発生しやすいという問題がある。そこで、タッチパネル機能を有する表示部を備えた携帯端末をユーザが把持した際の誤操作を防止する技術が開発されている。
例えば、特許文献1には、タッチ操作の受付が制限される制限領域の広さを、フレームの幅に合わせて変更することが開示されている。また、特許文献2には、タッチ操作が連続的ではない場合は、意図せず手が触れてしまったと判断し、タッチ操作を無視することが開示されている。また、特許文献3には、タッチパネル機能を有する表示部の額縁部近傍にユーザの手が近接したことを検出している場合は、タッチパネル機能を有する表示部の額縁部近傍へのタッチを無効とすることが開示されている。
特開2013−228831号公報(2013年11月7日公開) 特開2013−69190号公報(2013年4月18日公開) 特開2013−191109号公報(2013年9月26日公開)
携帯端末の普及に伴い、携帯端末を保護したり、デザイン性を高めたりする目的で、携帯端末の筐体にカバーを装着するユーザが増えている。携帯端末の筐体にカバーが装着されると、携帯端末を持つユーザの指とタッチパネル機能を有する表示部との距離が離れるため、ユーザが携帯端末を誤操作する可能性が低下する。しかしながら、上述した特許文献1〜3の技術では、筐体にカバーが装着され、ユーザが携帯端末を誤操作し難い状況になった場合でも、誤操作を防止するために操作が制限されているため、操作性が悪くなるという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、タッチパネル機能を有する表示部を備えた携帯端末において、誤操作を防止しつつ、操作性を向上させることを主たる目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る携帯端末は、タッチパネル機能を有する表示部と、タッチ操作に基づく処理の実行を制限する制限領域を該表示部の周縁部に設定する設定手段とを備える携帯端末において、該携帯端末が把持されていることを検知するセンサと、該携帯端末にカバーが装着されているか否かを判定する判定手段とを備え、該設定手段は、該携帯端末が把持されていることを該センサが検知した場合、(i)該カバーが装着されていないと該判定手段が判定した場合は、第一制限領域を設定し、(ii)該カバーが装着されていると該判定手段が判定した場合は、第一制限領域よりも狭い第二制限領域を設定するか、該制限領域を設定しないことを特徴としている。
本発明の一態様によれば、タッチパネル機能を有する表示部を備えた携帯端末において、誤操作を防止しつつ、操作性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係る携帯端末の外観を模式的に示す正面図であり、(b)は、本発明の一実施形態に係る携帯端末にカバーが装着されたときの外観を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施形態における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る携帯端末の概略構成を示す図である。 (a)は、本発明の他の実施形態に係る携帯端末の外観を模式的に示す正面図であり、(b)は、本発明の他の実施形態に係る携帯端末にカバーが装着されたときの外観を模式的に示す正面図である。 本発明の他の実施形態における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明に係る携帯端末は、タッチパネルを備えた、ユーザが把持可能な電子機器であればよく、例えば、これらに限定するものではないが、スマートフォン、タブレット型PCなどであり得る。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態(実施形態1)について、図1〜3に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
図1は、本実施形態に係る携帯端末1の概略構成を示すブロック図である。図2の(a)は、本実施形態に係る携帯端末1の外観を模式的に示す正面図であり、(b)は、本実施形態に係る携帯端末にカバーが装着されたときの外観を模式的に示す正面図である。
携帯端末1は、側面センサ(センサ、検出手段)10、記憶部20、表示部30、制御部40および筐体50を備えている。制御部40は、把持判定部41、センサ感度判定部(判定手段)42、および無効領域設定部(設定手段)43としても機能する。
側面センサ10は、筐体50の両側面に配置されており、筐体50の側面へのユーザの指などの接触を検知することにより、携帯端末1が把持されていることを検知するタッチセンサである。なお、側面センサ10の配置位置は両側面に限定されず、例えば、側面の一部、上部、下部に配置されていてもよい。また、筐体50の両側面以外(例えば、携帯端末1の裏面)に配置され、ユーザの接触を検知できるセンサを、側面センサ10の代わりに使用する構成であってもよい。
表示部30は、画像等を表示するディスプレイ手段であって、タッチパネル機能を有している。ディスプレイ手段は、例えば、バックライトを有した透過型の液晶パネルによって実現できるが、これに限定されず、有機ELディスプレイなど、他のディスプレイによって実現してもよい。
表示部30には、その周縁部に、表示部30に対するタッチ操作を無効とするタッチ無効領域60を設定することができる。また、タッチ無効領域60の広狭は変更可能である。なお、本発明はこれに限定されず、全てのタッチ操作を無効にすることで全てのタッチ操作に基づく処理(機能)を実行しないタッチ無効領域60の替わりに、タッチ操作に基づく処理についてなんらかの制限が設定される領域(制限領域)を設定してもよい。例えば、あるタッチ操作(例えば長押し)に基づく処理については無効にして実行せずに、別のタッチ操作に基づく処理については実行するような無効領域(制限領域)を設定するようになっていてもよい。
制御部40は、携帯端末1の各構成を統括的に制御するものであり、具体的には、CPU(central processing unit)などによって実現することができる。記憶部20は、各種情報を記憶するものであり、例えば、RAM(Random Access Memory)などによって実現できる。
(処理の流れ)
続いて、本実施形態に係る携帯端末1の概略動作について説明する。図3は、本実施形態1における処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1において、側面センサ10は、側面センサ10に対するユーザの指等の接触状態を検知し、検知結果をセンサ情報として把持判定部41に提供するとともに、ユーザの指等の接触を検知したときの検知の感度を検出し、当該感度を示す感度情報を記憶部20に記憶させる。センサ情報としては、これに限定するものではないが、例えば、接触している位置、接触している場所の数、接触している面積等を示す情報を含むものが挙げられる。
把持判定部41は、側面センサ10から取得したセンサ情報を参照して、携帯端末1(の筐体50)が把持されているか否かを判定する。把持判定部41は、例えば、センサ情報が、(i)両側面に対する接触を検知したことを示す場合、(ii)多数の位置(例えば、5箇所)において接触を検知したことを示す場合、または(iii)一般的なユーザの指に相当する面積の接触を検知したことを示す場合に、携帯端末1が把持されていると判定してもよいが、把持判定部41が、携帯端末1が把持されているか否かを判定する基準はこれらに限定されない。
ステップS1において、把持判定部41が、携帯端末1が把持されていないと判定した場合(ステップS1:NO)、ステップS1の処理に戻る。
一方、ステップS1において、把持判定部41が、携帯端末1が把持されていると判定した場合(ステップS1:YES)、把持判定部41が、当該判定結果を示す信号をセンサ感度判定部42に出力し、ステップS2の処理に進む。
ステップS2において、センサ感度判定部42は、側面センサ10が検出した上記感度を参照して、携帯端末1(の筐体50)にカバー80が装着されているか否かを判定する。すなわち、携帯端末1にカバー80が装着されている状態では、側面センサ10における検知の感度も低下するため、センサ感度判定部42は、当該感度を、携帯端末1にカバー80が装着されているか否かを判定するために設定した閾値と比較することにより、カバー80の有無を首尾よく判定することができる。
詳細には、センサ感度判定部42は、記憶部20から感度情報を取得し、当該感度情報が示す感度が、上記閾値を超えているか否かを判定する。そして、センサ感度判定部42が、上記感度が上記閾値を超えていると判定した場合(ステップS2:YES)、センサ感度判定部42は、携帯端末1にカバー80が装着されていないと判定し、当該判定結果を示す信号を無効領域設定部43に出力し、ステップS3の処理に進む。一方、センサ感度判定部42が、上記感度が上記閾値以下であると判定した場合(ステップS2:NO)、センサ感度判定部42は、携帯端末1にカバー80が装着されていると判定し、当該判定結果を示す信号を無効領域設定部43に出力し、ステップS4の処理に進む。
ステップS3において、無効領域設定部43は、図2の(a)に示すように、表示部30の周縁部に、拡大したタッチ無効領域60(第一制限領域)を設定する。携帯端末1にカバー80が装着されておらず、携帯端末1を把持するユーザの指と表示部30の周縁部との距離が近い場合、誤ってユーザの指が表示部30の周縁部に接触することが頻発する可能性が高いが、無効領域設定部43が表示部30の周縁部に拡大されたタッチ無効領域60(第一制限領域)を設定することにより、誤ってユーザの指が表示部30の周縁部に接触したとしても、表示部30は当該接触を無効とするため、携帯端末1は、ユーザによる誤操作を防止することができる。
ステップS4において、無効領域設定部43は、図2の(b)に示すように、表示部30の周縁部に、ステップS3における拡大したタッチ無効領域60(第一制限領域)よりも狭い、縮小したタッチ無効領域60(第二制限領域)を設定する。なお、無効領域設定部43は、表示部30の周縁部にタッチ無効領域60を設定しなくともよい。携帯端末1にカバー80が装着されており、携帯端末1を把持するユーザの指と表示部30の周縁部との距離が遠い場合、誤ってユーザの指が表示部30の周縁部に接触することが頻発する可能性が低いため、無効領域設定部43が表示部30の周縁部に縮小されたタッチ無効領域60(第二制限領域)を設定するか、タッチ無効領域60を設定しないことにより、ユーザによる誤操作の問題なく、表示部30におけるタッチ可能な領域を拡大して、操作性を向上することができる。
ステップS3またはステップS4の処理が完了すれば、再度ステップS1の処理に戻る。
(変形例1)
なお、ステップS4において、無効領域設定部43は、記憶部20から側面センサ10における検知の感度を取得し、当該感度が低いほど、より縮小した(より狭くした)タッチ無効領域60(第二制限領域)を設定するようにしてもよい。
携帯端末1に装着されているカバー80が厚いほど、側面センサ10における検知の感度が低下する一方で、誤操作の問題が低減する。そのため、無効領域設定部43が、当該感度が低く、誤操作の問題が小さい蓋然性が高い場合に、タッチ無効領域60を狭くすることにより、誤操作を防止しつつ、操作性を向上することができる。
(変形例2)
また、ステップS1において、側面センサ10は、当該側面センサ10上の複数の位置(好ましくは全体に亘る複数の位置)における検知の感度を検出し、当該感度を記憶部20に記憶させてもよい。そして、ステップS2において、センサ感度判定部42は、記憶部20から取得した、この側面センサ10上の複数の位置における検知の感度を参照することにより、携帯端末1上におけるカバー80が装着されている範囲を判定する。そして、ステップS4において、無効領域設定部43は、センサ感度判定部42が判定した上記範囲外では、タッチ無効領域60(第二制限領域)を、ステップS3における拡大したタッチ無効領域60(第一制限領域)と同じ広さに設定してもよい。
カバー80が装着されている範囲外では、誤操作の問題が大きいため、無効領域設定部43が、カバー80が装着されている範囲外においてタッチ無効領域60を広くすることにより、誤操作を好適に防止することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態(実施形態2)について、図4〜6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図4は、本実施形態に係る携帯端末2の概略構成を示す図である。また、図5の(a)は、本実施形態に係る携帯端末2の外観を模式的に示す正面図であり、(b)は、本実施形態に係る携帯端末2にカバー80が装着されたときの外観を模式的に示す正面図である。
携帯端末2は、記憶部20、表示部30、制御部40および筐体50を備えている。また、制御部40は、ユーザ操作受付部(受付手段)44、設定判定部(判定手段)45、および無効領域設定部(設定手段)43としても機能する。また、携帯端末2は、携帯端末1と同様、側面センサ10および把持判定部41(図示せず)を備えている。
本実施形態において、表示部30は、タッチパネル機能により検出したユーザのタッチ操作をユーザ操作受付部44に出力する。
W ユーザ操作受付部44は、表示部30から取得したタッチ操作に応じて、ユーザから所定の情報の入力を受け付け、入力された情報を記憶部20に記憶させる。詳細には、図5(a)に示すように、表示部30が、カバーの有無、カバーサイズ、およびカバー形状の入力を促す入力項目90を、タッチ有効領域70に表示する。そして、ユーザが、入力項目90の「カバー付き」の選択操作をした場合、ユーザ操作受付部44は、携帯端末2にカバー80が装着されているか否かを示すカバー有無設定(カバー有無情報)の入力をユーザから受け付ける。また、ユーザが、入力項目90の「カバーサイズ」の選択操作をした場合、ユーザ操作受付部44は、カバー80の厚さを示すカバーサイズ設定(厚さ情報)の入力をユーザから受け付ける。また、ユーザが、入力項目90の「カバー形状」の選択操作をした場合、ユーザ操作受付部44は、携帯端末2上におけるカバー80が覆っている範囲を示すカバー形状設定(範囲情報)の入力をユーザから受け付ける。なお、図5に示す画面はあくまでも一例であり、表示態様だけでなく、ユーザが入力する情報の種類についても、上述したものに限定されない。
そして、実施形態1と同様に、側面センサ10および把持判定部41によって、携帯端末2が把持されていることが検知されたとき、携帯端末2は、図6に示すフローチャートに沿って、タッチ無効領域60の設定を行う。
ステップS11において、設定判定部45は、携帯端末2(の筐体50)にカバー80が装着されているか否かを判定する。まず、設定判定部45は、記憶部20からカバー有無設定を取得する。カバー有無設定は、例えば、「ON」(カバー80が装着されている)および「OFF」(カバー80が装着されていない)の二値によって表される。この場合、設定判定部45は、カバー有無設定が「ON」であるか否かを判定する。
ステップS11において、設定判定部45が、カバー有無設定は「ON」ではない(「OFF」である)と判定した場合(ステップS11:NO)、設定判定部45は、携帯端末2にカバー80は装着されていないと判定し、当該判定結果を示す信号を無効領域設定部43に出力し、ステップS15の処理に進む。
ステップS15では、無効領域設定部43は、図5の(a)に示すように、表示部30の周縁部に、広いタッチ無効領域60(第一制限領域)を設定する。携帯端末1にカバー80が装着されておらず、携帯端末1を把持するユーザの指と表示部30の周縁部との距離が近い場合、誤ってユーザの指が表示部30の周縁部に接触することが頻発する可能性が高いが、無効領域設定部43が表示部30の周縁部に拡大されたタッチ無効領域60(第一制限領域)を設定することにより、誤ってユーザの指が表示部30の周縁部に接触したとしても、表示部30は当該接触を無効とするため、携帯端末1は、ユーザによる誤操作を防止することができる。
一方、ステップS11において、設定判定部45が、カバー有無設定は「ON」であると判定した場合(ステップS11:YES)、設定判定部45は、携帯端末2にカバー80が装着されていると判定し、ステップS12の処理に進む。
ステップS12において、設定判定部45は、記憶部20からカバーサイズ設定を取得して、カバー80の厚さを判定し、判定結果を示す信号を無効領域設定部43に出力し、ステップS13の処理に進む。カバーサイズ設定は、例えば、カバー80が厚いことを示す「厚め」、およびカバー80が薄いことを示す「薄め」等の値によって表される。
ステップS13において、設定判定部45は、記憶部20からカバー形状設定を取得して、カバー80の形状を判定し、判定結果を示す信号を無効領域設定部43に出力し、ステップS14の処理に進む。カバー形状設定は、例えば、カバー80が携帯端末2の全体を覆うことを示す「全体」、カバー80が携帯端末2の下半分を覆うことを示す「下半分」等の値によって表される。
ステップS14において、無効領域設定部43は、設定判定部45から入力されたカバーサイズとカバー形状とに応じて、表示部30の周縁部に、ステップS15におけるタッチ無効領域60(第一制限領域)よりも狭いタッチ無効領域60(第二制限領域)を設定する。なお、無効領域設定部43は、表示部30の周縁部にタッチ無効領域60を設定しなくともよい。携帯端末1にカバー80が装着されており、携帯端末1を把持するユーザの指と表示部30の周縁部との距離が遠い場合、誤ってユーザの指が表示部30の周縁部に接触することが頻発する可能性が低いため、無効領域設定部43が表示部30の周縁部に縮小されたタッチ無効領域60(第二制限領域)を設定するか、タッチ無効領域60を設定しないことにより、ユーザによる誤操作の問題なく、表示部30におけるタッチ可能な領域を拡大して、操作性を向上することができる。
また、無効領域設定部43は、上記カバーサイズが厚いほど、タッチ無効領域60(第二制限領域)を狭くしてもよい。携帯端末2に装着されているカバー80が厚いほど、誤操作の問題が小さいため、無効領域設定部43が、カバー80が厚く、誤操作の問題が小さい場合にタッチ無効領域60(第二制限領域)を狭くすることにより、誤操作を防止しつつ、操作性を向上することができる。
また、無効領域設定部43は、上記カバー形状が示す範囲外では、第二制限領域を、第一制限領域と同じ広さに設定するものであってもよい。カバー80が装着されている範囲外では、誤操作の問題が大きいため、無効領域設定部43は、カバー80が装着されている範囲外においてタッチ無効領域60(第二制限領域)をステップS15におけるタッチ無効領域60(第一制限領域)と同じ大きさにすることにより、誤操作を好適に防止することができる。
例えば、図5の(b)に示すように、入力項目90の「カバー付き」にチェックが入っており、「カバーサイズ」において「厚め」が選択され、「カバー形状」において「全体」が選択されている場合、ステップS12およびS13において、設定判定部45は、カバー80が筐体50に装着されており、カバーサイズは厚めであり、カバー80は筐体50の全体を覆っていると判定する。この場合、ステップS14において、無効領域設定部43は、表示部30の周縁部全体のタッチ無効領域60を縮小する。すなわち、厚めのカバー80が筐体50全体に装着されており、携帯端末1を把持するユーザの指と表示部30の周縁部との距離が遠い場合、携帯端末1は、タッチ無効領域60を縮小し、ユーザの操作性を向上させる。
また、カバーサイズとして選択できる設定は「厚め」以外に、「薄め」など、厚さを示す設定であればよい。例えば、カバーサイズとして「薄め」が選択された場合、ステップS14において、カバーサイズとして「厚め」が選択された場合よりタッチ無効領域60が広くなるように、無効領域設定部43はタッチ無効領域60を拡大する。すなわち、無効領域設定部43は、カバーサイズが示すカバー80の厚さが厚いほど、タッチ無効領域60を狭くするので、カバーの厚さに応じたタッチ無効領域60を設定することができる。
また、カバー形状として選択できる設定は「全体」以外に、「下半分」など、筐体50を覆う領域を示す設定であればよい。例えば、カバー形状として「下半分」が選択された場合、ステップS14において、無効領域設定部43は表示部30の下半分におけるタッチ無効領域60を縮小し、表示部30の上半分におけるタッチ無効領域60を拡大する。すなわち、無効領域設定部43は、カバー形状が示す範囲における表示部30の周縁部のタッチ無効領域を狭くするので、携帯端末2は、カバー80の形状に応じたタッチ無効領域60を設定することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
携帯端末1および携帯端末2の制御部40は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、携帯端末1および携帯端末2は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る携帯端末(1、2)は、タッチパネル機能を有する表示部(30)と、タッチ操作に基づく処理の実行を制限する制限領域(タッチ無効領域60)を該表示部の周縁部に設定する設定手段(無効領域設定部43)とを備える携帯端末において、該携帯端末が把持されていることを検知するセンサ(側面センサ10)と、該携帯端末にカバーが装着されているか否かを判定する判定手段(センサ感度判定部42、設定判定部45)とを備え、該設定手段は、該携帯端末が把持されていることを該センサが検知した場合、(i)該カバーが装着されていないと該判定手段が判定した場合は、第一制限領域を設定し、(ii)該カバーが装着されていると該判定手段が判定した場合は、第一制限領域よりも狭い第二制限領域を設定するか、該制限領域を設定しない。
上記の構成によれば、タッチパネル機能を有する表示部を備えた携帯端末において、誤操作を防止しつつ、操作性を向上させることができる。なぜなら、設定手段は、(i)携帯端末が把持され、カバーが装着されていない場合は、第一制限領域を設定し、(ii)携帯端末が把持され、カバーが装着されている場合は、第一制限領域よりも狭い第二制限領域を設定するか、制限領域を設定しない。これにより、(i)カバーが装着されていない場合は、携帯端末が把持されると誤操作の問題が大きいため、第二制限領域よりも広い第一制限領域を設定して誤操作を防止しつつ、(ii)カバーが装着されている場合は、携帯端末が把持されても誤操作の問題が小さいため、第一制限領域よりも狭い第二制限領域を設定するか、制限領域を設定しないことにより操作性を向上することができる。
本発明の態様2に係る携帯端末は、上記態様1において、上記携帯端末が把持されていることを上記センサが検知したときの検知の感度を検出する検出手段(側面センサ10)を備え、上記判定手段(センサ感度判定部42)は、該検出手段が検出した該感度が閾値以下である場合に、上記カバーが装着されていると判定し、上記設定手段は、上記検出手段が検出した上記感度が低いほど、第二制限領域を狭くするものであってもよい。
上記の構成によれば、携帯端末にカバーが装着されている状態では、センサにおける検知の感度が低下するため、検出手段は、センサにおける検知の感度を閾値と比較することによりカバーの有無を首尾よく判定することができる。
また、携帯端末に装着されているカバーが厚いほど、センサにおける検知の感度が低下する一方で、誤操作の問題が低減するため、設定手段は、センサにおける検知の感度が低く、誤操作の問題が小さい蓋然性が高い場合に、第二制限領域を狭くすることにより、誤操作を防止しつつ、操作性を向上することができる。
本発明の態様3に係る携帯端末は、上記態様2において、上記検出手段は、上記センサ上の複数の位置における上記感度を検出し、上記判定手段は、上記検出手段の検出結果を参照して、上記カバーが装着されている範囲を判定し、上記設定手段は、上記判定手段が判定した該範囲外では、第二制限領域を、第一制限領域と同じ広さに設定するものであってもよい。
上記の構成によれば、検出手段が、センサ上の複数の位置における検知の感度を検出することにより、カバーが装着されている範囲を判定手段が判定することができる。そして、カバーが装着されている範囲外では、誤操作の問題が大きいため、設定手段は、カバーが装着されている範囲外において第二制限領域を第一制限領域と同じ大きさにすることにより、誤操作を好適に防止することができる。
本発明の態様4に係る携帯端末は、上記態様1において、上記携帯端末に上記カバーが装着されているか否かを示すカバー有無情報の入力と、上記カバーの厚さを示す厚さ情報の入力と、を受け付ける受付手段を備え、上記判定手段は、該受付手段に入力された該カバー有無情報を参照して、上記携帯端末に上記カバーが装着されているか否かを判定し、上記設定手段は、上記受付手段に入力された上記厚さ情報が示す厚さが厚いほど、第二制限領域を狭くするものであってもよい。
上記の構成によれば、判定手段は、ユーザから入力されたカバー有無情報を参照して、携帯端末にカバーが装着されているか否かを判定することができる。
また、携帯端末に装着されているカバーが厚いほど、誤操作の問題が小さいため、設定手段が、ユーザから入力された厚さ情報が示す厚さが厚く、誤操作の問題が小さい場合に第二制限領域を狭くすることにより、誤操作を防止しつつ、操作性を向上することができる。
本発明の態様5に係る携帯端末は、上記態様1において、上記携帯端末に上記カバーが装着されているか否かを示すカバー有無情報の入力と、上記携帯端末における上記カバーが覆っている範囲を示す範囲情報の入力と、を受け付ける受付手段を備え、上記判定手段は、該受付手段に入力された該カバー有無情報を参照して、上記携帯端末に上記カバーが装着されているか否かを判定し、上記設定手段は、上記受付手段に入力された上記範囲情報が示す範囲外では、第二制限領域を、第一制限領域と同じ広さに設定するものであってもよい。
上記の構成によれば、判定手段は、ユーザから入力されたカバー有無情報を参照して、携帯端末にカバーが装着されているか否かを判定することができる。
また、カバーが装着されている範囲外では、誤操作の問題が大きいため、設定手段は、カバーが装着されている範囲外において第二制限領域を第一制限領域と同じ大きさにすることにより、誤操作を好適に防止することができる。
本発明の各態様に係る携帯端末(1、2)は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記携帯端末が備える各手段として動作させることにより上記携帯端末1をコンピュータにて実現させる携帯端末1の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、スマートフォン、タブレット型PCといった携帯端末に利用することができる。
1、2 携帯端末
10 側面センサ(センサ、検出手段)
20 記憶部
30 表示部
40 制御部
41 把持判定部
42 センサ感度判定部(判定手段)
43 無効領域設定部(設定手段)
44 ユーザ操作受付部(受付手段)
45 設定判定部(判定手段)
50 筐体
60 タッチ無効領域(制限領域)
70 タッチ有効領域
80 カバー

Claims (5)

  1. タッチパネル機能を有する表示部と、タッチ操作に基づく処理の実行を制限する制限領域を該表示部の周縁部に設定する設定手段とを備える携帯端末において、
    該携帯端末が把持されていることを検知するセンサと、該携帯端末にカバーが装着されているか否かを判定する判定手段とを備え、
    該設定手段は、該携帯端末が把持されていることを該センサが検知した場合、
    (i)該カバーが装着されていないと該判定手段が判定した場合は、第一制限領域を設定し、
    (ii)該カバーが装着されていると該判定手段が判定した場合は、第一制限領域よりも狭い第二制限領域を設定するか、該制限領域を設定しないことを特徴とする携帯端末。
  2. 上記携帯端末が把持されていることを上記センサが検知したときの検知の感度を検出する検出手段を備え、
    上記判定手段は、該検出手段が検出した該感度が閾値以下である場合に、上記カバーが装着されていると判定し、
    上記設定手段は、上記検出手段が検出した上記感度が低いほど、第二制限領域を狭くすることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 上記検出手段は、上記センサ上の複数の位置における上記感度を検出し、
    上記判定手段は、上記検出手段の検出結果を参照して、上記カバーが装着されている範囲を判定し、
    上記設定手段は、上記判定手段が判定した該範囲外では、第二制限領域を、第一制限領域と同じ広さに設定することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 上記携帯端末に上記カバーが装着されているか否かを示すカバー有無情報の入力と、上記カバーの厚さを示す厚さ情報の入力と、を受け付ける受付手段を備え、
    上記判定手段は、該受付手段に入力された該カバー有無情報を参照して、上記携帯端末に上記カバーが装着されているか否かを判定し、
    上記設定手段は、上記受付手段に入力された上記厚さ情報が示す厚さが厚いほど、第二制限領域を狭くすることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  5. 上記携帯端末に上記カバーが装着されているか否かを示すカバー有無情報の入力と、上記携帯端末における上記カバーが覆っている範囲を示す範囲情報の入力と、を受け付ける受付手段を備え、
    上記判定手段は、該受付手段に入力された該カバー有無情報を参照して、上記携帯端末に上記カバーが装着されているか否かを判定し、
    上記設定手段は、上記受付手段に入力された上記範囲情報が示す範囲外では、第二制限領域を、第一制限領域と同じ広さに設定することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018156590A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 富士ゼロックス株式会社 入力装置、画像形成装置及びプログラム

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