JP2014137785A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの操作入力に基づかない入力イベントの発生に対応して表示される確認情報に対する誤入力を防止すること。
【解決手段】表示部と、入力部と、入力イベントが発生したことと発生した入力イベントがユーザの操作入力に基づくものでないことを判定する入力イベント判定部と、入力イベントに対応づけられた確認情報を表示する位置と表示方法とを設定する確認表示設定部と、制御部とを備え、所定の表示位置を指示する操作入力がされた場合、操作入力によって指示された表示位置と、操作入力がされた第1入力時刻とを取得し、発生した入力イベントがユーザの操作入力に基づくものでないと判定した場合、第1入力時刻とイベント入力時刻との時間差が所定の判定時間よりも小さいとき、確認表示設定部が、操作入力によって指示された表示位置とは異なる表示位置に、入力イベントに対応付けられた確認情報を表示することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、情報処理装置に関し、特に、表示画面を見ながら所定の機能項目等を選択入力することのできる情報処理装置に関する。
ノートパソコン、タブレット端末、スマートホン等では、タッチパネルを備え、表示画面に表示された情報を見ながら、タッチパネルに接触して所望の表示項目を選択入力するものが利用されている。
また、ユーザが所望の機能を実行中に、ユーザの意図しない入力イベントが発生した場合には、その入力イベントが発生したことをユーザに知らせるために、その入力イベントに対応したダイヤロクボックス等が、表示画面に表示される場合がある。
たとえば、ユーザがWEB画面を見ているときに、電子メールが受信された場合、電子メールが受信されたことを示す確認画面が表示画面の一部分に表示される。
また、現在実行中の機能において、ユーザが所定の表示項目の位置を選択入力しようとしていたタイミングとほぼ同時に、その表示項目の位置に、突然発生した入力イベントに対応したダイヤロクボックスが表示される場合がある。
このとき、ユーザの選択入力が、ユーザが意図しないダイヤロクボックスに対する入力操作になってしまう場合があり、ユーザにとって、この入力操作は誤操作となる。
このような誤操作の発生を抑制するために、特許文献1では、ユーザの意図しない割込要求が発生したときに表示される割込中画面に表示される選択項目の位置を、割込発生前に表示されていたいかなる項目とも重ならない新たな表示位置に移動させるようにする入力装置が提案されている(特許文献1の段落0061,0064,0071,図5,6,7参照)。
特開2011−186605号公報
しかし、小型のタブレット端末やスマートホンなどの携帯端末では、画面サイズが小さいため、突然表示されたダイヤロクボックスの大きさや表示位置によっては、ユーザが意図しない入力操作が実行されてしまう場合があった。
また、ダイヤロクボックスが表示されたために、ユーザが選択入力しようとしていた表示画面のレイアウトが変更されたり、表示画面の上にダイヤロクボックスが表示されたりすることにより、選択入力しようとしていた項目が見えなくなってしまう場合もあった。
そこで、この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであり、ユーザの意図的な操作入力に基づかないで表示されるダイヤロクボックス等の表示位置や表示方法を工夫することにより、誤入力の発生を防止して、ユーザの意図しない動作が実行されることを軽減させることを課題とする。
この発明は、表示部と、ユーザが操作入力を行うための入力部と、所定の機能を実行するための入力イベントが発生したことおよび前記入力イベントがユーザの操作入力に基づくものでないことを判定する入力イベント判定部と、前記入力イベントに対応づけられた確認情報を前記表示部に表示する場合に、前記確認情報を表示する位置と表示方法とを設定する確認表示設定部と、制御部とを備え、前記入力部によって表示部の表示画面上の所定の表示位置を指示する操作入力がされた場合、前記制御部が、前記操作入力によって指示された表示位置と、前記操作入力がされた第1入力時刻とを取得し、前記入力イベント判定部が、前記発生した入力イベントがユーザの操作入力に基づくものでないと判定した場合、前記第1入力時刻と、前記入力イベントが発生したイベント入力時刻との時間差が所定の判定時間よりも小さいとき、前記確認表示設定部が、前記操作入力によって指示された表示位置とは異なる表示位置に、前記発生した入力イベントに対応付けられた確認情報を表示することを特徴とする情報処理装置を提供するものである。
これによれば、ユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントが発生した場合に、ユーザの操作入力によって指示された表示位置とは異なる表示位置に、発生した入力イベントに対応づけられた確認情報を表示するので、ユーザの操作入力によって、表示部に表示された確認情報を指示する入力をしてしまうことが軽減され、ユーザの意図しない誤入力の発生を防止することができる。
また、前記入力部が、タッチパネルであり、前記制御部が、前記タッチパネルに接触されたことを検出する接触判定部を備え、前記接触判定部が、前記表示部の所定の表示領域に対応するタッチパネルに接触入力されたことを検出した場合、その接触位置と接触時刻とを取得し、前記タッチパネルへの接触時刻が、前記入力イベント判定部によって判定されたユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントが発生したイベント入力時刻よりも後であって、前記接触時刻と前記イベント入力時刻との時間差が所定の判定時間よりも小さい場合に、前記確認表示設定部が、前記接触位置とは異なる表示位置であって前記接触入力が前記確認情報に対する操作入力とみなされないほど前記接触位置から離れた表示位置に、前記発生した入力イベントに対応付けられた確認情報を表示することを特徴とする。
これによれば、接触入力された接触位置とは異なる位置に、ユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントに対応付けられた確認情報が表示されるので、ユーザの意図しない誤入力の発生を防止できる。
また、前記タッチパネルへの接触時刻が、前記イベント入力時刻よりも前であって、そのタッチパネルへの接触入力が現在も継続している場合、前記確認表示設定部が、前記発生した入力イベントに対応付けられた確認情報を、前記接触位置とは異なる位置であって、前記接触位置から所定の距離以上離れた表示位置に表示することを特徴とする。
また、記憶部をさらに備え、前記入力イベントに対応付けられた確認情報の表示内容と、初期表示位置と、表示方法とが、予め前記記憶部に記憶されており、前記接触位置が前記確認情報の初期表示位置の近傍である場合、前記確認表示設定部は、前記入力イベントに対応付けられた確認情報を、その確認情報の初期表示位置とは異なり、前記初期表示位置から所定の距離以上離れた表示位置に、前記記憶部に記憶された表示方法で表示させることを特徴とする。
また、前記確認情報の表示方法には、前記確認情報の表示位置を所定位置の方向に移動させること、および前記確認情報の表示サイズを変化させることを含むことを特徴とする。
これによれば、確認情報が表示されたことをより確実にユーザに知らせることができる。
また、前記制御部が、操作入力をしようとするユーザの身体部位が、前記タッチパネルに接近してきたことを検出する接近判定部をさらに備え、前記接近判定部が、前記ユーザの身体部位が前記表示部の表示画面に対して所定の距離以内に接近してきたことを検出した場合、前記身体部位と表示画面との直線距離が最短となる表示画面上の位置を、接近位置として取得し、前記入力イベント判定部によって、ユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントが発生したと判定された場合に、前記確認表示設定部が、前記発生した入力イベントに対応づけられた確認情報を、前記接近位置とは異なる位置であって、前記接近位置から所定の判定距離以上離れた表示位置に、表示することを特徴とする。
また、前記入力部が、少なくともマウスおよびトラックボールのいずれかを含むポインティングデバイスであることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントに対応する確認情報を表示させる場合に、ユーザの操作入力によって指示された表示位置とは異なる表示位置に、上記確認情報を表示させるので、表示された確認情報を指示する入力をしてしまうことが軽減され、ユーザの意図しない誤入力の発生を防止できる。
この発明の情報処理装置の一実施例の構成ブロック図である。 確認情報の表示処理の一実施例のフローチャートである。 接近の有無を判定する3つのパターンの例の説明図である。 タッチパネルへの接触入力を行っている場合に、ダイヤログボックスを表示させる位置および表示方法の一実施例の説明図である。 タッチパネルへの接触入力を行っている場合に、ダイヤログボックスを表示させる位置および表示方法の一実施例の説明図である。 タッチパネルへの接触入力を行っている場合に、ダイヤログボックスを表示させる位置および表示方法の一実施例の説明図である。 タッチパネルへの接触入力を行っている場合に、ダイヤログボックスを表示させる位置および表示方法の一実施例の説明図である。
以下、図に示す実施例に基づいて、この発明を説明する。
なお、これによって、この発明が限定されるものではない。
<情報処理装置の構成>
図1に、この発明の情報処理装置の一実施例の構成ブロック図を示す。
図1において、この発明の情報処理装置は、主として、表示部1,計時部2,通信部3,入力部4,記憶部5,制御部10を備える。また、制御部10は、この発明の情報処理装置によって実行される機能ブロックとして、入力イベント判定部11,接触判定部12,接近判定部13,確認表示設定部14を備える。
制御部10は、主として、CPU,ROM,RAM,I/Oコントローラ、タイマー等から構成されるマイクロコンピュータによって実現される。
また、CPUは、ROM等に記憶された制御プログラムに基づいて、各種ハードウェアを有機的に動作させることにより、この発明の表示機能や接触判定機能などを実行する。
表示部1は、この発明の情報処理装置の機能を実行するときに、必要な情報を表示する部分であり、LCDや有機EL表示ディスプレイなどが用いられる。
計時部2は、時間をカウントする部分であり、たとえば、タイマーの起動とタイムアウトの通知、現在時刻の取得、入力部から入力のあった時刻の取得などを行う。
通信部3は、有線または無線のネットワークを介して、他の情報処理装置との間で情報の通信を行う部分であり、さらに、電話回線を介して、他の電話機への発信および他の電話機からの着信を行う部分である。
ネットワークとしては、たとえば、インターネットや無線LAN等が用いられ、情報通信としては、電子メールの送受信、WEBページの閲覧などが含まれる。
入力部4は、ユーザが操作入力を行う部分であり、主として、文字や記号等の情報の入力や、機能の選択等を行うために、ユーザ自らの意思で所望の操作入力を行う部分である。
入力部4としては、たとえば、タッチパネル41,キーボード42が用いられる。この他にも、マウス43,トラックボール44などのいずれかを含むポインティングデバイスを備えてもよい。
タッチパネル41は、表示部1に重ね合わせて配置された平面的な入力デバイスであり、表示部1の表示画面と重ね合わせてタッチパネル41を配置するか、あるいは、表示部1とタッチパネル41とが一体的に形成される。
タッチパネル41の所定の位置が接触(タッチ)入力された場合、接触入力された位置の座標を特定する位置信号が出力され、この位置信号に基づいて、接触入力された位置に対応する表示画面の位置を含む表示領域に表示されていた表示項目が、選択入力されたものと判断される。
たとえば、ユーザに指示を求める「はい」と「いいえ」を含むダイヤログボックスが表示されている状態で、ユーザが「はい」が表示されている表示領域に接触入力した場合は、その表示領域に対応するタッチパネルの位置座標を示す位置信号が出力され、その位置信号に基づいて、「はい」という表示項目が選択入力されたと判断する。
タッチパネルの構造としては、種々のものが用いられるが、たとえば、抵抗膜方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式、光学方式、超音波表面弾性波方式(SAW)などが用いられる。
また表示部に重ね合わせないタイプのタッチパネルとして、赤外線遮断検出方式、光学式があり、赤外線などの不可視光線でディスプレイ上を走査し、指などで光が遮られた場合に、その座標を検出して入力を行う方式が用いられる。
ただし、後述するように、ユーザの指等が接近したことを判定する場合は、静電容量方式のタッチパネルを用いることが好ましい。
特に、静電容量方式では、導電膜を備え、指先とタッチパネルを構成する導電膜との間で生じる静電容量の変化を検出して、指がタッチパネルに実際に接触する前に、指先がタッチパネルに接近したことを検出することができる。
また、ユーザの指が導電膜に接触した場合、静電容量が所定値から変化したことを示す電流が流れるので、その電流値の変化状態から、指先の接近位置を特定することができ、たとえば、最も大きな静電容量が検出されたタッチパネルの位置から見て垂直方向の位置に、指先が接近してきたと判断することができる。
接近を検知する対象としては、ユーザの指先だけでなく、ユーザの他の身体部位でもよい。また、誘電体となりうる物体でもよい。
入力イベント判定部11は、所定の機能を実行するための入力イベントが発生したことを判定する部分である。また、実行中の機能によって発生した入力イベントが、ユーザが意図した操作入力に基づくもの(以下、操作入力と呼ぶ)か、あるいは、ユーザの意図とは関係なく発生し、ユーザの操作入力に基づくものでない(以下、自動入力と呼ぶ)かを判定する部分である。
ユーザが意図した操作入力とは、ユーザ自らが入力部4を用いて入力することを意味し、文字等の情報の入力や、表示部1に表示された表示項目を選択入力することなどに相当する。
また、ユーザの操作入力とは関係なく発生し、ユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントとは、上記したユーザ自らがした操作入力以外のすべてのイベントを意味し、たとえば、電子メールの受信、他者からの電話の着信、起動中のタイマーのタイムアウト、プッシュ型メッセージの受信、歩数計の目標達成メッセージ、放射線検知による警告メッセージなどが、自動入力に相当する。
このような自動入力が発生した場合は、その後に、その入力に対応付けられた表示メッセージ(以下、確認情報とも呼ぶ)を含む表示画面(たとえば、ダイヤログボックス)が、自動的に表示部1に、ユーザの意図しなかったタイミングで表示される場合がある。
この発明では、自動入力に基づいて表示される確認情報の表示位置や表示方法を、ユーザのタッチパネルへの接触位置や接触時刻、タッチパネルへの接近位置を考慮して、変更することを特徴とする。
たとえば、入力イベント判定部11が、発生した入力イベントがユーザの操作入力に基づくものでないと判定した場合、その操作入力がされた第1入力時刻(接触時刻あるいは接近時刻)と、入力イベントが発生したイベント入力時刻との時間差が所定の判定時間よりも小さいとき、発生した入力イベントに対応付けられた確認情報を、操作入力によって指示された表示位置とは異なる表示位置に表示させる。
接触判定部12は、入力部4としてタッチパネル41を用いる場合に、タッチパネル41に接触(タッチ)されたか否かを判定する部分である。
接触の有無は、タッチパネル41に接触したときにタッチパネル41から出力される位置信号を検出することにより行えばよい。
この位置信号を検出することにより、接触入力があったと判定され、さらに、位置信号の内容を解析することにより、接触位置情報が取得される。また、タッチパネルに接触入力されたことを検出した場合、その接触時刻も取得される。
接触入力されたことが検出された場合において、後述するように、自動入力に基づいて表示すべき確認情報がある場合は、その確認情報の表示位置が、設定変更される。
接近判定部13は、入力部4としてタッチパネル41を用いる場合に、操作入力をしようとするユーザの指などの身体部位が、タッチパネルに接近してきたか否かを判定する部分である。
この接近の有無は、上記したように、ユーザの指とタッチパネルとの間の静電容量の変化により検出される。静電容量方式の場合は、たとえば、ユーザの指とタッチパネルの表面との最短の直線距離が、20mm程度以内になった場合に、接近があったことが検出される。
図3に、接近の有無を判定する3つのパターンの例の説明図を示す。
図3のパターンAは、ユーザの指が、タッチパネルの表面上のある一点から表示部の表示画面の垂直方向に、所定の垂直距離以内に接近してきた場合を示している。
この場合、上記一点の位置の静電容量が変化するので、この一点の位置を中心とする領域に、ユーザの指が接近してきたと判定される。
このとき、ユーザの身体部位である指先と表示画面との直線距離が最短となる表示画面上の位置、すなわち上記一点の位置が、接近位置として取得される。
また、図3のパターンBは、ユーザの指が、タッチパネルの一辺の中のある一点から垂直方向の外側に接近してきた場合を示しており、その一辺と指との垂直距離が最短となる一点の位置を中心とする領域(接近位置)に、ユーザの指が接近してきたと判定される。
さらに、図3のパターンCは、ユーザの指が、タッチパネルの4つの頂点のうちある一つの頂点に接近してきた場合を示しており、その頂点と指との直線距離が、所定の距離以内に接近してきた場合に、その頂点の位置の静電容量が変化するので、この頂点の位置を中心とする領域(接近位置)に、ユーザの指が接近してきたと判定される。
このように、ユーザの指が表示画面上のある一点に接近してきたことが検出された場合、その後その一点の近傍に指が接触される可能性があるので、接近したことが検出された一点の位置を含む所定の大きさの表示領域には、確認情報を表示するダイヤログボックスは表示しないように、そのダイヤログボックスの表示位置を設定変更する。
すなわち、入力イベントに対応付けられた確認情報を、上記接近位置とは異なる位置であって、接近位置から所定の距離以上離れた表示位置に、表示させるようにする。
確認表示設定部14は、表示部1に表示されるべき確認情報を表示する位置と表示方法とを設定する部分である。
特に、ユーザの入力操作とは無関係に発生する入力イベントである自動入力があった場合において、その入力イベントに対応付けられた確認情報を表示させる必要がある場合、その確認情報の表示位置と表示方法とを設定変更する。
たとえば、ユーザの操作入力がある場合に、入力イベントに対応付けられた確認情報を、その操作入力によって指示された表示位置とは異なる表示位置に表示する。また後述するように、確認情報の表示位置を、表示部の表示画面の中で、接触入力が確認情報に対する操作入力とみなされないほど接触位置から離れた表示領域に変更する。
接触位置から離れた表示領域とは、現在の接触位置への接触入力が、確認情報を表示させる表示領域を選択したものとみなされることがないほど離れた位置(確認情報内の入力ボタンが、現在の接触位置へ重ならない位置)を意味し、言いかえれば、現在の接触位置への接触入力によって確認情報を選択入力したという誤入力が発生することのない位置を意味する。
図4,5,6および7に、ユーザがタッチパネルへの接触入力を行っている場合に、ユーザの意図しないダイヤログボックスを表示させる位置および表示方法の一実施例の説明図を示す。
たとえば、図4(a)に示すように、表示画面の左下の表示領域にユーザが接触している場合は、図4(b)のように、その接触位置から最も離れた表示画面の右上部分の表示領域に、確認情報(ダイヤログボックス)を固定的に表示させる。
図5(a)に示す指の操作位置から図5(b)に示すような位置に指が移動された場合に、ダイヤログボックスを表示させる必要があった場合は、図5(b)に示すようにその指から離れた表示画面の左下部分の表示領域に、ダイヤログボックスを固定的に表示させる。
あるいは、図6に示すように、確認情報の表示位置が移動するように、表示方法を変更してもよい。ここでは、表示方法として、確認情報の表示位置を所定の方向に移動させるものを示している。
図6の場合は、先ず、図6(b)に示すように、指の操作位置から最も離れた右上部分の表示領域に、確認情報(ダイヤログボックス)の一部分を表示させる。
その後、図6(c)に示すように、徐々にダイヤログボックスを下方へ移動させ、ダイヤログボックスの全体が表示されるようにする。
図6(d)は、ダイヤロクボックスをさらに下方へ移動させるが、ユーザの指の接触位置までは移動させずに、ユーザが比較的見やすく、操作のしやすい位置に固定的に表示させた状態を示している。
このとき、ダイヤログボックスを表示させる前に表示面上に表示されていた情報が、可能な限り、ダイヤログボックスによって隠されて見えなくならないような位置に、ダイヤログボックスを停止させることが好ましい。
また、このダイヤログボックスを表示させる初期設定の表示領域が、現在の指の接触位置を含む場合には、その初期設定の表示領域にはダイヤログボックスを表示させないようにする。
なお、ダイヤログボックスの初期設定の表示領域の位置が、もともと現在の指の接触位置から遠く離れている場合は、ダイヤログボックスの移動をせずに、初期設定の表示領域の位置に、ダイヤログボックスを固定的に表示すればよい。
また、ダイヤログボックスを表示させる方法としては、図6の移動表示とは異なる種々のものが考えられ、たとえば、確認情報の表示サイズを変化させてもよい。
図7は、確認情報を表示するダイヤログボックスを徐々に拡大表示させる一実施例を示している。
図7(a)のように表示画面の左下部分に接触している場合、図7(b)に示すように、最初、表示すべきダイヤログボックスをユーザの指から離れた表示画面の右上部分に縮小表示させた後、図7(c),(d)に示すように、表示画面の右上部分の近傍に、徐々に拡大表示させる。これにより、誤入力を防止し、ダイヤログボックスの表示が確実に認識できるようになる。
記憶部5は、この情報処理装置の各機能を実行するときに利用される情報あるいは生成される情報や、プログラム等を記憶する部分である。
記憶部5としては、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの半導体記憶素子、HDD、SSDなどの記憶装置、その他の記憶媒体が用いられる。
記憶部5に記憶される情報としては、主として、接触位置情報51,接触時刻52,接近位置情報53,接近時刻54,判定時間55,判定距離情報56,現在時刻57,イベント判定情報58,確認表示情報59などがある。
接触位置情報51は、ユーザの操作入力によって指示された表示位置に相当し、ユーザがタッチパネル41に接触した位置を示す情報である。この情報51としては、接触判定部12によって接触があったと判定された接触位置の情報が取得される。タッチパネルと対応する表示画面の位置を、XY座標系で表した場合、接触位置は、座標(X,Y)で表される。
接触時刻52は、上記した操作入力がされた第1入力時刻に相当し、ユーザがタッチパネル41に接触入力した時刻を示す情報であり、計時部2によって取得される。
接近位置情報53は、ユーザがタッチパネル41に接近した位置を示す情報である。たとえば、接近判定部13が、ユーザの身体部位である指先が表示部の表示画面に対して所定の距離以内に接近してきたことを検出した場合、身体部位の指先と表示画面との直線距離が最短となる表示画面上の位置を、接近位置情報53として取得する。
接近パターンは、上記したようにいくつかのパターンが考えられるが、ユーザの指がタッチパネルに接近してきたときに、ユーザの指とタッチパネルの表面あるいは辺との直線距離が最小となるタッチパネルの座標(X,Y)が、接近位置情報53として記憶される。
接近時刻54は、接近判定部13によってユーザがタッチパネル41に接近したと判定されたときの時刻を示す情報であり、計時部2によって取得される。
判定時間55は、後述するように、イベント入力が発生した後に接触入力があった場合、その接触入力を有りと判定するための時間を意味する。
すなわち、タッチパネルへの接触時刻が、入力イベント判定部11によって判定されたユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントが発生したイベント入力時刻よりも後であって、接触入力とイベント入力時刻との時間差が所定の判定時間55よりも小さい場合に、接触入力有りと判定する。
この判定時間内に、接触入力があった場合は誤入力が発生する可能性が高い。
したがって、接触入力が有りと判定された場合、確認表示設定部14によって、確認情報の表示位置を、接触位置と異なる表示位置に設定変更する。
この判定時間55は、予め固定的に設定してもよく、あるいは、ユーザによって所望の時間に設定変更できるようにしてもよい。
例えば、入力イベント判定部11によって、イベント入力があることが検出された場合、そのイベント入力が発生した時刻(イベント入力時刻)を取得し、判定時間55をカウントするタイマーをスタートさせる。
このタイマーのカウント中に、接触入力があった場合に、接触入力有りと判定する(後述する図2のステップS7)。
すわなち、判定時間55は、イベント入力のあった時刻と、接触入力のあった時刻との差が一定時間以内であるか否かを判定するための時間である。判定時間55としては、たとえば、0.1秒ないし1秒程度の時間が設定される。
また、逆に、ユーザがタッチパネル41にすでに接触していた状態のときに、イベント入力が発生する場合もある。たとえば、タッチパネルへの接触時刻が、イベント入力時刻よりも前であって、そのタッチパネルへの接触入力が現在も継続している場合、接触時刻とイベント入力時刻との差は、判定時間以内であるとみなし、接触入力有りと判定するものとする。
この場合、接触位置はすでに取得されているので、その後に発生したイベント入力に起因する確認情報は、その接触位置とは異なる位置であって、接触位置から所定の距離以上離れた表示位置に表示される。
この判定時間55は、イベント入力時刻と接触入力時刻との差のチェックに利用するだけでなく、イベント入力時刻と、ユーザの指が接近してきた場合に接近ありと判定した時刻(接近時刻)との差のチェックにも利用する。
判定距離情報56は、確認情報を表示しようとしている位置(表示領域)と、接触位置情報51あるいは接近位置情報53が示す位置との差が所定距離以内か否かを判定するための距離情報であり、予め設定される情報である。
例えば、ユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントが発生し、その入力イベントに対応付けられた確認情報を所定の表示領域(初期表示位置)に表示させる必要があったとする。その後、ユーザのタッチパネルへの接触入力が検出されたとする。
このとき、その接触入力が検出された接触位置(接触位置情報51)が、上記確認情報を表示させようとする初期表示位置の近傍であるか否かを判断するときに、この情報56を用いる。初期表示位置の近傍とは、主として、接触位置が、確認情報を表示させるべき所定の表示領域内に含まれることを意味し、さらに、その表示領域の外側の所定の近距離内の領域も含めてもよい。
すなわち、確認情報を表示すべき初期表示位置と接触位置情報51との距離が判定距離情報56よりも小さい場合には、接触入力有りと判定する。
接触入力有りと判定された場合は、確認情報は、確認情報の初期表示位置や接触入力の位置とは異なる位置であって、初期表示位置から所定の距離以上離れた表示位置に表示される。
判定距離情報56としては、例えば、5cm程度の距離を設定してもよい。ただし、この距離は、表示画面サイズや確認情報を表示させるダイヤロクボックスの大きさによって、異ならせた方が好ましいと考えられる。
また、ユーザの指がすでにタッチパネルに接近している状態で、現在の接近位置情報53が記憶されていた後に、イベント入力が発生した場合も、判定距離情報56を用いて、イベント入力に起因する確認情報の初期設定の表示領域(初期表示位置)と、接近位置情報53が示す位置との差(距離)が、所定距離以内か否かが判定される。
所定距離以内の場合は、接近入力有りと判定され、確認情報の表示位置が初期表示位置とは異なる位置に変更される。
このように、この判定距離情報56は、接触位置の判定に利用するだけでなく、接近入力のあった位置(接近距離情報53)と、記憶部に記憶され入力イベントに対応して表示される確認情報の初期表示位置との距離が、所定の距離以内か否かを判定するためにも利用する。
現在時刻57は、計時部2によって取得される現在の時刻であり、この現在時刻57に基づいて、接触時刻52と接近時刻54とが設定される。
イベント判定情報58は、ユーザの操作入力とは無関係に発生する入力イベント、すなわちユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントを示す情報であり、予め設定されるべき情報である。
この情報は、発生したイベント入力がユーザの操作による入力であるか否かを判定するときに用いられる(後述する図2のステップS4)。
イベント判定情報58としては、例えば、電話着信、電子メール受信、タイマー終了などがある。ただし、これに限るものではなく、これ以外に、プッシュ型メッセージの受信、歩数計の目標達成メッセージ、放射線検知による警告メッセージなどを含めてもよい。
イベント入力として電話着信があり、電話着信機能を実行するプログラムが起動された場合、イベント判定情報58をチェックすることにより、起動された電話着信機能は、ユーザの操作に基づく入力ではないと判定される。
確認表示情報59は、入力イベントに対応付けられて表示させるべき確認情報を示すものである。
確認情報は、上記したように、表示画面に新たに表示されるダイヤロクボックスの中に含まれる情報を意味し、入力イベントごとに、予め設定される。
1つの確認表示情報59は、主として、確認情報として表示すべき表示内容と、初期表示位置と、表示方法とから構成される。
表示内容は、例えば、図4(b)に示すようなダイヤロクボックスに表示される内容(表示しますか?,はい,いいえ)を意味する。
初期表示位置は、確認情報を表示する初期設定値(初期位置情報)を意味する。ユーザの接触入力や接近入力が検出されない場合は、この初期表示位置に、確認情報が表示される(後述する図2のステップS10)。
ただし、ユーザの接触入力等が検出された場合は、確認情報の実際の表示位置は、その接触位置を考慮して、異なる位置に設定変更される(後述する図2のステップS11,S12)。また、もし初期表示位置が設定されていない場合は、接触位置とは異なる位置に設定される。
表示方法は、接触入力有りと判定された場合に、確認情報を表示画面に表示させる態様を設定したものである。例えば、上記表示位置に、固定的に表示することを示す情報(固定表示)が、予め設定される。
また、図6のように移動させる場合は、表示方法として、移動表示(アニメーション表示)させることと、どの方向にどのように移動させるかを示す情報などが、予め設定される。あるいは、表示サイズの変化態様などが設定される。
確認表示情報59としては、上記の他に、ダイヤログボックスの表示サイズ、背景色、点滅表示、文字の色や大きさなどの項目を含めてもよい。
この確認表示情報59は、予め固定的に設定してもよいが、ユーザによって、初期の表示位置や、表示方法を設定変更できるようにしてもよい。
確認情報を表示させる場合、原則として、予め設定された表示方法に基づいて表示させるが、現在表示画面にすでに表示されている文字情報の表示位置などを考慮して、確認情報が文字情報に重なってその文字情報が見えなくならないように、表示方法を変更するようにしてもよい。
<接触入力等に基づく確認情報の表示処理>
ここでは、ユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントが発生した場合に、その入力イベントに対応付けられた確認情報を表示させる必要があるとき、ユーザの操作に基づく接触入力等の入力時刻や入力位置を考慮して、その確認情報の表示位置と表示方法を設定することについて説明する。
図2に、この発明における確認情報の表示処理の一実施例のフローチャートを示す。
図2のステップS1において、入力イベント判定部11は、所定の機能を実行するための入力イベントが入力されたか否かをチェックする。
ここでは、入力部4による入力イベントの他に、通信部3を介して入力される入力イベント(電子メール受信など)のチェックを含み、この発明の情報処理装置で実行されるあらゆる入力イベントの有無をチェックする。
ステップS2において、入力イベント判定部11が、何らかのイベント入力があったか否かを判定する。イベント入力があった場合は、ステップS3へ進み、イベント入力が何もなかった場合は、ステップS1へ戻る。
ステップS3において、入力のあったイベントに対応する機能を実行する。
例えば、電話着信という入力イベントがあった場合は、着信を示す音の鳴動や、発信してきた相手先情報の表示などを行い、その後着信応答した場合は、通話機能を実行させる。
ステップS4において、入力イベント判定部11が、入力されたイベントがユーザの操作入力に基づくものであるか否かを判定する。
ここで、たとえば、入力イベントが、記憶部5に予め記憶されたイベント判定情報58のいずれかと一致するか否かが判定される。
入力イベントがユーザの操作に基づく入力である場合は、ステップS1へ戻る。
入力イベントが、イベント判定情報58のいずれかと一致して、ユーザの操作に基づく入力ではない場合は、ステップS5へ進む。
また、ステップS5へ進む場合は、その入力イベントが入力された時刻(イベント入力時刻)を、記憶部5に記憶する。
ステップS5において、入力イベント判定部11が、入力イベントが、対応する確認情報を表示させる必要のあるイベントであるか否かを判定する。
ここでは、たとえば、その入力イベントに対応づけられた確認表示情報59が、記憶部5に予め設定されているか否かをチェックする。
確認表示情報59が存在する場合は、確認情報を表示させる必要があるので、ステップS6へ進む。一方、表示させる必要のない場合は、ステップS1へ戻る。
ステップS6において、接触判定部12が、接触入力が検出されたか否かをチェックする。
接触入力が検出された場合は、その入力位置(接触位置情報51)と、入力時刻(接触時刻52)とを取得し、記憶する。
ここで、確認表示情報59として記憶され表示させる必要のある確認情報の初期表示位置と、接触入力の位置(接触位置情報51)との距離が、所定値よりも小さい場合は、接触入力有りと判定してもよい。
また、接触時刻52が、イベント入力時刻よりも後であって、この接触入力があった接触時刻52と、記憶されていたイベント入力時刻との時間差を算出し、記憶部5に予め記憶されている判定時刻55と比較し、上記時間差が、この判定時間55よりも小さい場合に、接触入力有りと判定してもよい。
この場合は、ユーザの操作入力に基づかない入力イベントの発生時刻が、ユーザの接触入力の時刻とかなり近いために、誤入力が発生する可能性が大きい。
また、接触時刻52が、イベント入力時刻よりも前であって、そのタッチパネルへの接触入力が現在も継続している場合も、接触入力有りと判定する。
一方、判定時間55を経過しても、接触入力が検出されない場合は、接触入力がないと判定する。
ステップS7において、接触入力が有りと判定された場合は、ステップS11へ進み、そうでない場合は、ステップS8へ進む。
ステップS8において、接近判定部13が、接近入力があるか否かをチェックする。
接近入力が検出された場合は、その接近位置(接近位置情報53)と、接近入力が検出された時刻(接近時刻54)とを取得し、記憶する。
確認表示情報59として記憶され表示させる必要のある確認情報の初期表示位置と接近位置情報53との距離が、判定距離情報56よりも小さい場合は、接近入力有りと判定する。
一方、確認情報を表示しようとする表示位置と接近位置情報53との距離が、判定距離情報56以上の場合は、接近入力なしと判定する。
また、判定時間55を経過しても接近入力が検出されない場合も、接近入力なしと判定する。
なお、接近時刻54とイベント入力時刻との時間差を算出し、この時間差が判定時間55よりも小さい場合に、確認情報の初期表示位置に接近入力があることが検出された場合も、接近入力有りと判定してもよい。
ステップS9において、接近入力が有りと判定された場合は、ステップS11へ進み、そうでない場合は、ステップS10へ進む。
ステップS10においては、タッチパネルへの接触も接近もないと判定されたので、表示すべき確認情報を、確認表示情報59に予め設定された初期設定の表示位置に表示させる。
その後、ステップS1へ戻る。
この場合は、タッチパネルへの接触も接近もないので、確認情報を予め設定された表示位置に表示しても、誤入力が発生することはないと考えられる。
一方、ステップS11へ進んだ場合は、接触入力あるいは接近入力が有りと判定され、誤入力が発生する可能性があるので、確認表示設定部14が、確認情報の表示位置と、表示方法を設定変更する。
ここでは、確認情報の表示位置を、確認表示情報59に予め設定されていた表示位置とは異なる表示位置に設定変更する。この設定変更後の表示位置は、誤入力が発生する可能性の少ない位置である。
たとえば、確認表示情報59に予め設定されていた表示位置を示す表示画面の座標値から最も遠く離れた位置の座標値や、所定の距離以上離れた表示画面の座標値を算出し、その算出した座標値の位置を、確認情報の表示位置に設定する。
また、表示方法を、確認表示情報59に予め設定されていた表示方法に設定変更する。
通常の操作時とは異なる表示方法(図7のようなダイアログを徐々に拡大させるアニメーション表示等)に変更することによって、ユーザの注意を惹くことができる。また、ダイアログがユーザ操作可能な程度の大きさ、位置に遷移するまでに一定の時間がかかるような表示方法とした場合、ユーザが連打をするような操作をすることによる誤操作をより効果的に防ぐことができる。
ステップS12において、上記のように設定変更された表示位置に、設定された表示方法で、確認情報を表示させる。その後ステップS1へ戻る。
ステップS11へ進んできた場合は、入力イベントの発生した時刻と、接触入力あるいは接近入力が検出された時刻とが所定の判定時間よりも短く、その入力イベントに対応する確認情報を表示させる初期表示位置と接触入力された位置も近いので、その初期表示位置に確認情報を表示させた場合、誤入力が発生する可能性が大きい。
したがって、確認情報を表示する位置を、誤入力が発生することがないほど離れた位置に設定変更する。
1 表示部,2 計時部,3 通信部,4 入力部,5 記憶部,10 制御部,11 入力イベント判定部,12 接触判定部,13 接近判定部,14 確認表示設定部,41 タッチパネル,42 キーボード,43 マウス,44 トラックボール,51 接触位置情報,52 接触時刻,53 接近位置情報,54 接近時刻,55 判定時間,56 接近判定情報,57 現在時刻,58 イベント判定情報,59 確認表示情報

Claims (5)

  1. 表示部と、ユーザが操作入力を行うための入力部と、
    所定の機能を実行するための入力イベントが発生したことおよび前記入力イベントがユーザの操作入力に基づくものでないことを判定する入力イベント判定部と、
    前記入力イベントに対応づけられた確認情報を前記表示部に表示する場合に、前記確認情報を表示する位置と表示方法とを設定する確認表示設定部と、制御部とを備え、
    前記入力部によって表示部の表示画面上の所定の表示位置を指示する操作入力がされた場合、
    前記制御部が、前記操作入力によって指示された表示位置と、前記操作入力がされた第1入力時刻とを取得し、
    前記入力イベント判定部が、前記発生した入力イベントがユーザの操作入力に基づくものでないと判定した場合、前記第1入力時刻と、前記入力イベントが発生したイベント入力時刻との時間差が所定の判定時間よりも小さいとき、
    前記確認表示設定部が、前記操作入力によって指示された表示位置とは異なる表示位置に、前記発生した入力イベントに対応付けられた確認情報を表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記入力部が、タッチパネルであり、
    前記制御部が、前記タッチパネルに接触されたことを検出する接触判定部を備え、
    前記接触判定部が、前記表示部の所定の表示領域に対応するタッチパネルに接触入力されたことを検出した場合、その接触位置と接触時刻とを取得し、
    前記タッチパネルへの接触時刻が、前記入力イベント判定部によって判定されたユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントが発生したイベント入力時刻よりも後であって、前記接触時刻と前記イベント入力時刻との時間差が所定の判定時間よりも小さい場合に、
    前記確認表示設定部が、前記接触位置とは異なる表示位置であって前記接触入力が前記確認情報に対する操作入力とみなされないほど前記接触位置から離れた表示位置に、前記発生した入力イベントに対応付けられた確認情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 記憶部をさらに備え、
    前記入力イベントに対応付けられた確認情報の表示内容と、初期表示位置と、表示方法とが、予め前記記憶部に記憶されており、
    前記接触位置が前記確認情報の初期表示位置の近傍である場合、
    前記確認表示設定部は、前記入力イベントに対応付けられた確認情報を、その確認情報の初期表示位置とは異なり、前記初期表示位置から所定の距離以上離れた表示位置に、前記記憶部に記憶された表示方法で表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記入力部が、タッチパネルであり、
    前記制御部が、操作入力をしようとするユーザの身体部位が、前記タッチパネルに接近してきたことを検出する接近判定部をさらに備え、
    前記接近判定部が、前記ユーザの身体部位が前記表示部の表示画面に対して所定の距離以内に接近してきたことを検出した場合、前記身体部位と表示画面との直線距離が最短となる表示画面上の位置を、接近位置として取得し、
    前記入力イベント判定部によって、ユーザの操作入力に基づくものでない入力イベントが発生したと判定された場合に、前記確認表示設定部が、前記発生した入力イベントに対応づけられた確認情報を、前記接近位置とは異なる位置であって、前記接近位置から所定の判定距離以上離れた表示位置に、表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを、表示手段と、ユーザが操作入力を行うための入力手段と、
    所定の機能を実行するための入力イベントが発生したことおよび前記入力イベントがユーザの操作入力に基づくものでないことを判定する入力イベント判定手段と、
    前記入力イベントに対応づけられた確認情報を前記表示手段に表示する場合に、前記確認情報を表示する位置と表示方法とを設定する確認表示設定手段と、制御手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記入力手段によって表示手段の表示画面上の所定の表示位置を指示する操作入力がされた場合、
    前記制御手段が、前記操作入力によって指示された表示位置と、前記操作入力がされた第1入力時刻とを取得し、
    前記入力イベント判定手段が、前記発生した入力イベントがユーザの操作入力に基づくものでないと判定した場合、前記第1入力時刻と、前記入力イベントが発生したイベント入力時刻との時間差が所定の判定時間よりも小さいとき、
    前記確認表示設定手段が、前記操作入力によって指示された表示位置とは異なる表示位置に、前記発生した入力イベントに対応付けられた確認情報を表示することを特徴とする情報処理装置のプログラム。
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