JP2015156079A - Web行動履歴作成装置、Web行動履歴作成方法及びWeb行動履歴作成プログラム - Google Patents

Web行動履歴作成装置、Web行動履歴作成方法及びWeb行動履歴作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 行動ターゲッティング広告の手法を用いて行われる広告配信を、サイトの閲覧者側から制御できるようにする。
【解決手段】条件情報設定部612Aは、使用者からサイト別や基準日別の条件情報の入力を受け付けて、記憶装置103に記録する。条件情報抽出部612Bは、所定のタイミングで記憶装置103に記憶されている条件情報を参照し、行動履歴の作成のために用いる条件情報を抽出する。行動履歴作成手段は、抽出された条件情報に基づいて、目的とするサイトにアクセスし、提供を受けようとする情報を検索する処理を、使用者に認識させることがないように、画面表示を伴うことなく実行し、サイトでの行動履歴を自動生成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、インターネットを通じて行われる行動ターゲッティング広告の手法を用いた広告の配信を受ける通信端末装置、当該通信端末装置で用いられる方法及びプログラムに関する。
インターネット上に設けられている種々のWebサイトでは、いわゆる行動ターゲッティング広告の手法を用いた広告配信が行われている。なお、Webサイトは、インターネット上のサーバを通じて開示されているWebページの集まりを意味し、以下においては単にサイトと記載する。そして、行動ターゲッティング広告は、インターネット上の種々のサイトにおける閲覧者ごとの行動履歴を元に、各閲覧者の興味関心を推測し、閲覧者ごとに提供すべき広告を絞り込んで広告配信を行う手法である。ここで、サイトにおける閲覧者の行動履歴は、例えばショッピングサイトなどでの購入履歴、クリック履歴、入力された検索キーワードなどが含まれる。これにより、例えば、自動車関連のサイトを最近閲覧したことがあったり、自動車会社の広告をクリックしたことがあったりした閲覧者は「自動車」というジャンルに興味があると推測し、当該閲覧者に対して自動車関連の広告を配信するといったことが行える。
行動ターゲッティング広告の実現のためには、サイトにおける閲覧者の行動履歴を適切に収集して蓄積する必要があり、そのための手法には種々のものが存在する。例えば、会員制のショッピングサイトでは、会員IDに基づいて、会員ごとの購買履歴や閲覧履歴を収集して蓄積できる。また、会員制でないサイトでは、HTTP cookieを用いて、サイトの閲覧者を識別する識別IDを発行し、この識別IDを用いることによって閲覧者ごとの閲覧履歴などをサーバ側で蓄積できる。また、cookie情報として閲覧者の利用した通信端末装置の所定の記録領域に蓄積することも行われている。この他にも、アドネットワークを活用した行動分析方法、携帯電話の契約者固有IDを用いる方法、ブラウザの閲覧履歴を用いる方法など、種々の方法(手法)により、サイトにおける閲覧者の行動履歴の収集、蓄積が行われている。
このような、行動ターゲッティング広告に関連する技術として、後に記す特許文献には、広告選択装置などに関する発明が開示されている。特許文献1には、視聴者(サイトの閲覧者)の趣味、嗜好だけを基準にするのではなく、広告ごとの視聴実績を反映させたファクタを選択の判断基準に盛り込むことによって、広告在庫に応じた広告の露出制御を行う広告選択装置などに関する発明が開示されている。この特許文献1に記載の発明により、最もターゲット(サイトの閲覧者)に合った広告だけが繰り返し露出されるのではなく、2番目以降でターゲットにあった広告の露出も高まるように制御され、広告在庫を平均的に消化できる。
なお、HTTP cookieは、周知のように、サイトの提供者が、Webブラウザを通じて閲覧者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させるしくみをいう。HTTP cookieには、閲覧者の識別IDなどの閲覧者に関する情報や最後に当該サイトを訪れた日時、当該サイトの訪問回数などを記録しておくことができる。HTTP cookieは、閲覧者の識別に使われ、認証システムや、WWW(World Wide Web)によるサービスを閲覧者ごとにカスタマイズするパーソナライズシステムの要素技術として利用されている。
特開2006−012149号公報
ところで、ショッピングサイトや価格比較サイトなどの種々のサイトで商品を検索すると、自分の行動履歴が上述した種々の手法により収集、蓄積されて、行動ターゲッティング広告に利用される。その結果、他のサイトを閲覧した場合に、前に閲覧したサイトで検索した商品ばかりの広告が提供される。また、会員制のショッピングサイトで、閲覧者が自己の電子メールアドレスを登録している場合には、過去に購入した商品関連の広告メールが頻繁に届く場合もある。また、同様の商品を複数のショッピングサイトで価格比較した場合は、何のサイトを見ても当該同様の商品についての広告を見続けさせられるといったことが起こる。
サイトにおける閲覧者の行動履歴は、上述もしたようにインターネット上のサイトごとに種々の方法が用いられて収集されて蓄積されるために、キャンセルできにくい。例えば、cookieの機能を用いて閲覧者の利用する端末装置に記憶保持しているcookie情報を消去して、行動ターゲッティング広告を行わせないようにすることも可能である。しかし、上記のcookie情報を消去したのでは、重要なサイトから付与されたIDやパスワードも消去されてしまうため、当該重要なサイトの利用時における利便性が悪くなるなどの不都合を生じる場合もある。
そこで、上述した特許文献1に記載の技術のように、広告の配信側で提供すべき広告を適切に選択する技術を用いることが考えられる。しかし、特許文献1に記載の技術は、広告の提供者側で提供する広告を選択する技術であり、広告の提供を受けるサイトの閲覧者の立場に立って閲覧者が必要とする広告を提供するものではない。
以上のことに鑑み、この発明は、行動ターゲッティング広告の手法を用いて行われる広告の配信を、サイトの閲覧者側から制御可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のWeb行動履歴作成装置は、
インターネット上に設けられているサイトを特定するための特定情報と当該サイトから提供を受けようとする情報を検索するためのキーワード情報とを含む、1以上の第1の条件情報の入力を受け付けて、所定の記憶手段に記録する条件情報設定手段と、
前記記憶手段に記録されている前記第1の条件情報を所定のタイミングで参照し、用いるべき条件情報を抽出する条件情報抽出手段と、
使用者に認識させることなく、前記条件情報抽出手段により抽出された前記第1の条件情報に基づいて、目的とするサイトにアクセスし、提供を受けようとする情報を検索する処理を実行して、サイトにおける行動履歴を自動的に作成する行動履歴作成手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載のWeb行動履歴作成装置によれば、条件情報設定手段は、当該装置の使用者から、インターネット上に設けられている所定のサイトを特定する特定情報と、情報検索のためのキーワード情報とを含む、1以上の第1の条件情報を受け付ける。条件情報設定手段は、当該受け付けた1以上の第1の条件情報を所定の記憶手段に記録する。条件情報抽出手段は、所定のタイミングで当該所定の記憶手段に記憶されている第1の条件情報を参照し、行動履歴の作成のために用いる条件情報を抽出する。
行動履歴作成手段は、条件情報抽出手段により抽出された第1の条件情報に基づいて、目的とするサイトにアクセスし、提供を受けようとする情報を検索する処理を、これらの処理に関する画面を表示させることなく実行する。これにより、サイトにおける閲覧者の行動履歴が閲覧者に意識させること無く自動的に作成される。この場合、サイトにおける閲覧者の行動履歴は、閲覧したサイトに形成されたり、HTTP cookieが利用されたりするなど、アクセスしたサイトにおいて用いられている種々の方法に応じて自動的に形成される。
第1の条件情報は、当該装置の使用者自身から受け付けたものであるので、当該装置の使用者の意図に応じると共に、アクセスしたサイトが用いている方式で当該サイトにおける閲覧者(この場合には当該装置の使用者)の行動履歴が作成される。この行動履歴が用いられて行動ターゲッティング広告が行われるので、当該装置の使用者は、自分が希望する商品などに関する広告の提供を自動的に受けられる。すなわち、当該装置の使用者自身が、行動ターゲッティング広告の手法を用いて提供される広告の配信を制御できる。
この発明によれば、行動ターゲッティング広告の手法を用いて行われる広告の配信を、サイトの閲覧者側から制御できる。
実施の形態の情報処理装置1を説明するためのブロック図である。 記憶装置103の条件情報ファイル1、2に格納される第1、第2の条件情報の具体例を説明するための図である。 広告制御に関する処理を行なう場合に、表示部102Dに表示される表示画面の例を示す図である。 広告制御に関する処理を行なう場合に、表示部102Dに表示される表示画面の例を示す図である。 広告制御に関する処理を行なう場合に、表示部102Dに表示される表示画面の例を示す図である。 情報処理装置1での広告制御関連処理を説明するためのフローチャートである。 情報処理装置1でのサイトにおける行動履歴の自動作成処理を説明するためのフローチャートである。
以下、図を参照しながら、この発明の装置、方法、プログラムの一実施の形態について説明する。
[情報処理装置の構成例]
図1は、この実施の形態の情報処理装置1を説明するためのブロック図である。情報処理装置1は、この発明のWeb行動履歴作成装置、Web行動履歴作成方法及びWeb行動履歴作成プログラムの一実施の形態が適用されたものである。情報処理装置1は、通信機能を備えたパーソナルユースの種々の端末装置であり、具体的には、パーソナルコンピュータ、タブレット型PC(PCは、Personal Computerの略称。)、スマートフォンなどと呼ばれる高機能携帯電話端末などである。
図1に示す情報処理装置1において、通信I/F101、タッチパネル102、記憶装置103は、通信機能、情報表示/入力機能、情報蓄積機能を実現する。従って、インターネットを通じての情報の送受は、通信I/F101を通じて行われる。なお、「I/F」はインターフェースの略称であり、タッチパネル102は、図1に示したように、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示部102Dとタッチセンサ102Sとからなっている。操作部104は電源オン/オフなどの基本的な指示入力の受付機能を実現し、時刻情報提供部105は、現在年月日や現在時刻を含む時刻情報の提供機能を実現する。また、時刻情報提供部105は、時間間隔を計測するいわゆるカウンタとしての機能をも有する。
制御部106は、図示しないがCPU(Central Processing Unit)やメモリを備え、実行するプログラムに従って情報処理装置1の各部を制御すると共に、種々の情報処理機能を実現する。具体的に、制御部106は、実行するブラウザソフト(サイト閲覧プログラム)によって、ブラウザ機能部601としても動作する。
この実施の形態において、ブラウザ機能部601は、閲覧等処理部611と広告制御処理部612との機能を備える。閲覧等処理部611は、通信I/F101を通じてインターネット上に公開されている種々のサイトにアクセスし、これらを閲覧可能にするブラウザとしての基本機能を実現する。アクセスの仕方は、直接に入力されたURL(Uniform Resource Locator)を用いたり、キーワードを用いたサイト検索を行って、この検索の結果の中から使用者により指示されたサイトのURLを用いてアクセスしたりできる。
広告制御処理部612は、閲覧等処理部611とも協働して、行動ターゲッティング広告の手法を用いて行われる広告の配信を当該情報処理装置1の使用者側から制御するための機能を実現する。なお、この実施の形態において、広告制御処理部612としての機能は、ブラウザに対するプラグイン機能として後からブラウザ機能部601に対して付加されたものである。
広告制御処理部612は、図1に示すように、条件情報設定部612Aと、条件情報抽出部612Bと、行動履歴自動作成部612Cとを備える。条件情報設定部612Aは、タッチパネル102を通じて、情報処理装置1の使用者から当該使用者の意図する1つ以上のサイトにおける行動履歴を作成するための条件情報を受け付けて、これを記憶装置103に記録する処理を行う。当該条件情報は、使用者が目的とする広告の分野に関する情報などからなるいわば使用者の広告に関する属性情報といえるものである。この実施の形態の条件情報設定部612Aは、少なくとも直接にサイトを特定する情報を含む第1の条件情報と、基準日に基づいて行動履歴を作成するようにする第2に条件情報の2種類の条件情報の設定を可能にしている。
より具体的に、第1の条件情報は、少なくとも情報処理装置1の使用者が閲覧を希望するサイトを特定するための特定情報と、当該サイトから提供を受けようとする情報を検索するためのキーワード情報とを含む。サイトを特定するための特定情報は、当該使用者が閲覧したいと考えているインターネット上のサイトのURLである。また、情報を検索するためのキーワード情報は、使用者が提供を受けたい情報を検索するための種々のキーワード情報が含まれる。
また、第2の条件情報は、少なくとも基準日と目的とする情報を有するサイトを検索するためのキーワード情報とを含む。基準日は、関連広告の提供を受けるようにしたい期間などを定めるための基準となるものである。第2の条件情報における情報を検索するためのキーワード情報は、使用者が提供を受けたい情報を有するサイトを検索するための種々のキーワード情報が含まれる。
このように、所定の情報を少なくとも含む第1、第2の条件情報が、条件情報設定部612Aの機能により、タッチパネル102を通じて受け付けられて、記憶装置103に形成される条件情報ファイル1、2に記録される。図2は、記憶装置103に形成される条件情報ファイル1、2に格納される第1、第2の条件情報の具体例を説明するための図である。この実施の形態の情報処理装置1では、第1、第2の条件情報とも、上述した所定の情報を加えて、更に幾つかの情報が付加される。
条件情報ファイル1は、図2(A)に示すように、サイト名、サイト種別、URL、キーワード、選択入力の区分、行動ターゲッティング広告のキャンセル区分(図2(A)ではTG広告キャンセルと記載。)からなる第1の条件情報を記憶する。サイト名は、インターネット上に設けられているサイトに便宜的に付けられた名称であり、例えば会社名等である。サイト種別は、そのサイトで扱われている商品やサービスに応じたそのサイトの種類(属性)を示す情報である。URLは、そのサイトを特定するための特定情報である。
キーワード情報は、そのサイトを通じて情報の提供を受けようとする商品やサービスを検索するためのものである。選択入力の区分は、そのサイトにおいて、例えばキーワード情報により特定される商品やサービスに関する項目に対して選択するか否かを示す情報であり、「1」であれば自動的に選択して履歴を残し、「0」であれば選択しないようにされる。なお、ここで選択入力は、情報処理装置1がパーソナルコンピュータであり、いわゆるマウスを用いた指示入力が可能な場合には、選択項目のマウスを用いたクリック操作に該当する処理であり、タブレットPCやスマートフォンの場合には、選択項目へのタッチ操作(タップ操作)に該当する処理である。
行動ターゲッティング広告のキャンセル区分(TG広告キャンセル)は、行動ターゲッティング広告をキャンセルする機能を備えているサイトにおいて、行動ターゲッティング広告をキャンセルするか否かを示す情報である。当該キャンセル区分が「1」であれば、行動ターゲッティング広告をキャンセルし、「0」であればキャンセルしない。なお、行動ターゲッティング広告のキャンセルは、広告の配信自体が停止されることはなく、情報処理装置1の使用者の種々のサイトにおける行動履歴を用いた行動ターゲッティング広告が行われないだけで、例えば、ランダムな広告の配信は行われる。
図2(A)に示した例の条件情報ファイル1には、被服を扱っているサイトや、家電を扱っているサイトや、旅行を扱っているサイトなどに関する第1の条件情報が記憶されている場合を示している。被服を扱っているサイト、家電を扱っているサイトについては、キーワード情報が設定され、キーワード情報に基づく検索を行って、対象項目に対する選択入力を行うように選択入力の区分も「1」に設定されている。
このように、被服を扱っているサイトと家電を扱っているサイトでは、行動履歴を作成するようにしているので、行動ターゲッティング広告のキャンセル区分は「0」にされ、行動ターゲッティング広告がキャンセルされないようにされている。これに対して、旅行を扱っているサイトについては、行動ターゲッティング広告のキャンセル区分は「1」にされ、当該サイトで行動ターゲッティング広告がされないように設定されている。すなわち、当該使用者は、旅行に関する広告の提供は望まないことを示している。
一方、条件情報ファイル2は、図2(B)に示すように、基準日、基準日の種別、基準日の対象者、キーワード情報、閲覧開始タイミング、選択入力の区分からなる第2の条件情報を記憶する。基準日は、例えば、誕生日、結婚記念日、車検満了日、保険満期日などの関連広告の提供を受けるようにしたい期間などを定める基準となるものである。基準日の種別は、その基準日がどのような基準日なのかを示すものである。基準日の対象者は、その基準日が誰についての基準日なのかを示すものである。キーワード情報は、目的とする情報を有するサイトを検索するためのものである。
閲覧開始タイミングは、基準日のどの位前から当該第2の条件情報に応じて、インターネット上のサイトにアクセスして、サイトにおける行動履歴を作成する処理を開始するのかを示すものである。すなわち、閲覧開始タイミングは、基準日と共に、関連広告の提供を受けるようにしたい期間などを定めるためのものである。また、選択入力の区分は、上述した第1の条件情報と同様に、アクセスしたサイトにおいて、例えばキーワード情報により特定される商品やサービスに関する項目を選択するか否かを示す情報であり、「1」であれば自動的に選択して履歴を残し、「0」であれば選択しないようにされる。
図2(B)に示した例の条件情報ファイル2には、情報処理装置1の使用者の妻の誕生日や、同使用者が所有する自動車の車検満了日や、同使用者の保険満期日などが基準日として設定されている。各基準日には、キーワード情報が設定されていると共に、閲覧開始タイミングが設定され、妻の誕生日と車検満期日については、選択入力の区分が「1」に設定され、アクセスしたサイトにおいて、キーワード情報により特定される選択項目を選択入力して履歴を残すようにすることが設定されている。
このように、条件情報設定部612Aは、タッチパネル102を通じて情報処理装置1の使用者から第1、第2の条件情報の入力を受け付けて、記憶装置103に形成される条件情報ファイル1、2に対して、図2(A)、(B)示した態様で記録する処理を行う。
条件情報抽出部612Bは、情報処理装置1の使用者により指示されたタイミング、あるいは、予め当該使用者により情報処理装置1に設定されたタイミングで、サイトにおける行動履歴を作成するために用いる条件情報を記憶装置103から抽出する処理を行う。条件情報抽出部612Bは、第1の条件情報については、基本的に設定されている全ての第1の条件情報を抽出する。また、条件情報抽出部612Bは、第2の条件情報については、基準日と閲覧開始タイミングとで決まる期間に、時刻情報提供部105が提供する現在年月日が属することとなる第2の条件情報を抽出する。
なお、例えば、条件情報ファイル1の各格納データに利用済みフラグを設けるようにし、初期値として値「0」を設定しておく。そして、条件情報抽出部612Bが抽出した条件情報ファイル1の格納データの利用済みフラグは条件情報抽出部612Bが値「1」を更新する。このようにしておけば、行動ターゲッティング広告のキャンセル区分が「1」であり、利用済みフラグが「1」である格納データについては、繰り返しキャンセルする必要はないので、条件情報抽出部612Bが繰り返し抽出して処理対象としないようにできる。
行動履歴自動作成部612Cは、条件情報抽出部612Bにより抽出された第1、第2の条件情報に従って、使用者の操作を介在させることなく、自動的にインターネット上に設けられたサイトにアクセスし、行動履歴を作成する処理を実行する。
行動履歴自動作成部612Cにより行われる処理について、図2(A)に示した条件情報ファイル1から抽出された第1の条件情報を用いる場合について具体的に説明する。この場合、行動履歴自動作成部612Cは、閲覧等処理部611と協働し、通信I/F101を通じて、第1の条件情報のURLを用いて目的とするサイトにアクセスし、第1の条件情報のキーワード情報を用いて、当該サイト内において、目的とする商品やサービスなどについての情報の検索を行う。
更に、行動履歴自動作成部612Cは、選択入力の区分が「1」に設定されているサイトについては、目的とする商品やサービスなどについての情報が検索された場合には、キーワード情報により特定される検索された情報(項目)を選択する処理をも行う。これにより、目的するサイトにおいて、そのサイトが採用している態様で、そのサイトにおける行動履歴を作成し、そのサイトや自機のCookie情報に残すことができる。また、行動ターゲッティング広告のキャンセル区分が「1」のサイトにおいては、そのサイト内を検索して、行動ターゲッティング広告をキャンセルするための項目を見つけ出し、そのサイトにおける行動ターゲッティング広告をキャンセルする処理をも行う。
このようにして、図2(A)に示した第1の条件情報に従って、使用者に意識させることなく、使用者が目的とするサイトにおいて行動履歴を作成したり、サイトごとに行動ターゲッティング広告のキャンセルをしたりできる。そして、作成された行動履歴に基づいて、行動ターゲッティング広告の手法を用いた広告の配信が行われることにより、使用者の意図する広告の提供が受けられる。
次に、行動履歴自動作成部612Cにより行われる処理について、図2(B)に示した条件情報ファイル2から抽出された第2の条件情報を用いる場合について具体的に説明する。この場合、行動履歴自動作成部612Cは、閲覧等処理部611と協働し、まず、通信I/F101を通じて、キーワード情報を用いて使用者が目的とする情報が掲載されているサイトを検索し、検索されたサイトにアクセスする。
更に、行動履歴自動作成部612Cは、選択入力の区分が「1」に設定されている第2の条件情報の場合には、キーワード情報により特定される項目を選択する処理をも行う。なお、複数のサイトが検索された場合には、それらの複数のサイトのそれぞれにアクセスし、行動履歴を作成する。また、検索されたサイトが多数の場合には、予め決められたサイトにアクセスする。この場合、アクセスするサイトは、例えば、ショッピングサイトを優先するなど、検索されたサイトの種別に応じて優先的にアクセスするサイトを決めることができる。なお、優先するサイトの種別は、使用者が予め入力し、記憶装置103などに格納しておくことで対応できる。また、検索時に検索キーワードの掲載数をカウントアップし、当該検索キーワードの多いサイトに優先的にアクセスしたり、更新日の新しいサイトにアクセスしたりするなどのことも可能である。
このようにして、図2(B)に示した第2の条件情報に従って、使用者に意識させることなく、使用者が目的とする情報が掲載されたサイトにおいて行動履歴を作成することができる。これにより、自動的に作成される種々のサイトにおける行動履歴に基づいて、情報処理装置1の使用者が、設定した基準日までに必要となる情報に関する広告を、基準日前の所定の期間に限って配信を受けられる。
なお、行動履歴自動作成部612Cによる行動履歴の自動作成処理は、使用者には認識させることがないように、画面表示を伴うことなく実行される。これにより、情報処理装置1においては、使用者が意識しなくても、事前に設定された第1、第2の条件情報に従って、インターネット上の種々のサイトにおいて、それらのサイトが採用している態様で、サイトにおける行動履歴を自動的に作成できる。この作成した行動履歴に従って、行動ターゲッティング広告の手法が用いられた広告配信が行われることにより、情報処理装置1の使用者が希望する広告の配信が受けられる。
[広告制御に関する処理の概要]
次に、図1に示した構成を有する情報処理装置1において主に広告制御処理部612により実現される広告制御機能に関する処理の概要を、タッチパネル102の表示部102Dに表示される表示画面の例を参照しながら説明する。図3〜図5は、広告制御に関する処理を行なう場合に、表示部102Dに表示される表示画面の例を示す図である。
この実施の形態の情報処理装置1において、ブラウザに対応するアイコンを選択したり、所定のメニューからブラウザに対応する項目を選択したりするなどの、ブラウザを実行するための操作が行われると、制御部106においてブラウザソフトが実行される。これにより、制御部106がブラウザ機能部601として機能し、制御部106が閲覧等処理部611と広告制御処理部612との機能を実現する。
この場合、閲覧等処理部611が、図3(A)に示すようなブラウザの初期画面を表示部102Dに表示する。当該ブラウザの初期画面は、上端側から1行目の左端側にはブラウザ名が表示され、同右端側には、「最小化」、「元に戻す/最大化」、「閉じる」などの画面表示態様を変えたり、ブラウザを終了させたりする操作ボタンが設けられている。
上端側から2行目には、「ファイル」、「編集」、「表示」、…といったブラウザにおける種々の機能を実行するための選択項目が設けられている。また、上端側から3行目には、現在表示中(閲覧中)のサイトのURLが表示される。通常、ブラウザが実行された直後の初期画面においては、使用者により予め設定されているインターネット上に設けられているWebページ(ホームページ)が表示される。
さらに、上述もしたように、情報処理装置1で実行されるブラウザ機能にはプラグインにより広告制御機能が付加されている。すなわち、当該ブラウザが備えるツールを利用し、使用者が「広告制御機能」を選択して追加する操作を行うことにより、「広告制御機能」が、当該ブラウザに対してプラグイン機能として実行可能にされている。このため、ブラウザの表示画面においては、図3(A)に示すように、付加された広告制御機能を利用するための操作ボタンである「広告制御」ボタンBTが、上端側から3行目の所定の位置に表示される。
情報処理装置1の使用者が、「広告制御」ボタンBTの表示位置に指などの指示体を接触指せるなどして選択すると、制御部106の機能として実現される広告制御処理部612は、図3(B)に示す広告制御に関する操作画面を表示部102Dに表示する。図3(B)に示すように、当該操作画面には4つの選択項目が設けられていると共に、右下端部には「OK」ボタンと「終了」ボタンとが設けられている。
図3(B)において、「1.行動履歴の作成実行」は、情報処理装置1の使用者が、登録済みの条件情報に従ってサイトにおける行動履歴を作成する処理の即時の実行を指示するための項目である。「2.行動履歴の作成タイミングの設定」は、情報処理装置1の使用者が、サイトにおける行動履歴を自動的に作成する処理を実行するタイミングを設定するための項目である。
図3(B)において、「3.サイト別の条件情報の設定」は、情報処理装置1の使用者が、行動履歴を自動的に作成するための条件情報であって、少なくとも直接にサイトを特定する情報を含む上述した第1の条件情報を設定するための項目である。「4.基準日別の条件情報の設定」は、情報処理装置1の使用者が、行動履歴を自動的に作成するための条件情報であって、基準日に基づいて行動履歴を作成する上述した第2の条件情報を設定するための項目である。
情報処理装置1の使用者は、図3(B)の広告制御の操作画面において、表示部102Dに表示された4つの選択項目のいずれかの表示位置上に指などの指示体を接触させることにより目的とする選択項目を選択する。図3(B)においては、最初の選択項目である「1.行動履歴の作成実行」が使用者により選択された場合を示している。
このように、使用者によりいずれかの選択項目が選択された後に、右下端部に設けられている「OK」ボタンが選択されると、使用者により選択された項目に応じた処理が、広告制御処理部612により実行される。なお、右下端部の「終了」ボタンが選択されたときには、広告制御処理部612は、広告制御処理を終了させ、図3(A)に示したブラウザの初期画面の状態に戻る。
図3(B)に示した広告制御に関する操作画面において、「1.行動履歴の作成実行」が選択されて、「OK」ボタンが操作されたとする。この場合、広告制御処理部612は、例えば図4(A)に示すような行動履歴の作成実行画面を表示する。この行動履歴の作成実行画面は、行動履歴の作成を、画面表示を伴うことなく(使用者に意識させることなく)行うことのメッセージ表示と、右下端部に「OK」ボタンと「戻る」ボタンとが設けられたものである。
図4(A)に示した行動履歴の作成実行画面において、「OK」ボタンが選択されると、サイトにおける行動履歴を作成する処理を開始する。この場合、広告制御処理部612の条件情報抽出部612Bが機能し、既に記憶装置103に設定されている第1、第2の条件情報から行動履歴の作成のために用いる条件情報を抽出する。そして、広告制御処理部612の行動履歴自動作成部612Cが機能し、抽出された条件情報を用いて、目的とするサイトにアクセスし、サイトにおける行動履歴を自動的に作成する処理を開始する。また、条件情報の抽出処理及び行動履歴の作成処理は、情報処理装置1において、画面表示を伴うことなく実行され、他の処理についても通常通り実行できるようにされる。
図3(B)に示した広告制御に関する操作画面において、「2.行動履歴の作成タイミングの設定」が選択されて、「OK」ボタンが操作されたとする。この場合、広告制御処理部612は、例えば図4(B)に示すような行動履歴の作成タイミングの設定画面を表示する。この行動履歴の作成タイミングの設定画面は、行動履歴の作成タイミングとして、「1.ブラウザの実行時」と、「2.毎日の指定時刻」と、「3.決まった曜日の指定時刻」と、「4.決まった日にちの指定時刻」とにおいて、サイトにおける行動履歴を作成する処理を実行するように設定できる。
図4(B)に示した行動履歴の作成タイミングの設定画面において、「1.ブラウザの実行時」、「2.毎日の指定時刻」、「3.決まった曜日の指定時刻」、「4.決まった日にちの指定時刻」の1つ以上を選択できる。そして、「1.ブラウザの実行時」を除き、その他の選択項目の場合には、1以上の時刻、1以上の曜日と1以上の時刻、1以上の日にちと1以上の時刻が設定可能にされる。ここで、設定されたタイミングを示す情報は、タイミング設定情報として記憶装置103に格納され、このタイミング設定情報に応じたタイミングで、サイトにおける行動履歴の自動作成処理が行われる。
図3(B)に示した広告制御に関する操作画面において、「3.サイト別の条件情報の設定」が選択されて、「OK」ボタンが操作されたとする。この場合、広告制御処理部612の条件情報設定部612Aが機能し、例えば、図5(A)に示すサイト別の条件情報(第1の条件情報)の設定画面を表示し、サイト別の条件情報の入力を受け付けて、記憶装置103の条件情報ファイル1に記録する処理を行う。図5(A)に示すサイト別の条件情報の設定画面においては、既に第1の条件情報が設定されている場合には、設定されている情報が表示され、何も設定されていないときには、各入力欄は空き状態とされている。
図5(A)に示すサイト別の条件情報の設定画面は、サイトごとに、サイト名、サイト種別、URL、キーワード、選択入力の区分、行動ターゲッティング広告のキャンセル区分の各入力欄を備えている。また、図5(A)に示すサイト別の条件情報の設定画面の右上端部には、「削除」ボタン、「OK」ボタン、「戻る」ボタンが設けられている。そして、図5(A)に示すサイト別の条件情報の設定画面は、スクロール可能になっていて、複数のサイトについての上述した項目からなる条件情報の設定ができる。
図5(A)に示すサイト別の条件情報の設定画面において、サイト名の入力欄には、タッチパネル102が実現するソフトウェアキーボードを通じて情報処理装置1の使用者により目的とするサイトの名称が入力される。また、サイト名の入力欄の右端の三角マークを選択することにより、主要なサイトを選択項目とするプルダウンメニューが表示され、当該プルダウンメニューから目的とするサイトの入力を行うことができる。
サイト名が入力されると、条件情報設定部612Aは、当該サイト名を含むサイトの検索要求を形成して所定の検索サーバに送信し、検索結果を得て、そのサイトの種別、URLを取得して、該当する項目欄に表示する。キーワードの入力欄には、タッチパネル102が実現するソフトウェアキーボードを通じて情報処理装置1の使用者により、検索したい商品やサービスに関する1以上のキーワードが入力できる。
選択入力の区分、行動ターゲッティング広告のキャンセル区分については、タッチパネル102が実現するソフトウェアキーボードを通じて情報処理装置1の使用者が入力できる。なお、サイトの種別やURLについても、タッチパネル102が実現するソフトウェアキーボードを通じて、情報処理装置1の使用者が入力することも可能である。
図5(A)に示した設定画面において、1以上のサイトについての、サイト名、サイト種別、URL、キーワード、選択入力の区分、行動ターゲッティング広告のキャンセル区分が入力され、右上端部に設けられている「OK」ボタンが選択されたとする。条件情報設定部612Aは、記憶装置103の条件情報ファイル1に記録されている条件情報を、サイト別の条件情報の設定画面に対して入力されている条件情報に書き換える。
また、既に入力されているサイト別の条件情報の一部を変更する場合には、変更したい項目にカーソルを位置付け、タッチパネル102により実現されるソフトウェアキーボードを通じて変更入力をすることができる。また、削除したいサイトのサイト名にカーソルを位置付け、当該設定画面の右上端部に設けられている「削除」ボタンを選択することにより、そのサイトについての全ての項目を表示画面から削除できる。すなわち、サイト単位で条件情報の削除ができる。この場合、サイト別の条件情報の設定画面においても、削除されたサイトについての条件情報は消去され、サイト別の条件情報が詰めて表示される。
なお、修正入力した後と、サイト単位に条件情報を削除した後においても、表示部102D上の表示を確認し、右上端部の「OK」アイコンを選択する。これにより、条件情報設定部612Aは、記憶装置103の条件情報ファイル1に記録されている条件情報を、サイト別の条件情報の設定画面に対して入力されている条件情報に書き換える。このようにして、記憶装置103の条件情報ファイル1に対して、サイト別の条件情報の追加、変更、削除ができる。また、サイト別の条件情報の設定は何も行わない場合には、「戻る」ボタンを操作することにより、図3(B)に示した広告制御に関する操作画面に戻ることができる。
図3(B)に示した広告制御に関する操作画面において、「4.基準日別の条件情報の設定」が選択されて、「OK」ボタンが操作されたとする。この場合、広告制御処理部612の条件情報設定部612Aが機能し、図5(B)に示すような基準日別の条件情報(第2の条件情報)の設定画面を表示し、基準日別の条件情報の入力を受け付けて、記憶装置103の条件情報ファイル2に記録する処理を行う。図5(B)に示す基準日別の条件情報の設定画面においては、既に第2の条件情報が設定されている場合には、設定されている情報が表示され、何も設定されていないときには、各入力欄は空き状態とされている。
図5(B)に示す基準日別の条件情報の設定画面は、基準日、基準日の種別、基準日の対象者、キーワード、閲覧開始日、選択入力の区分の各入力欄を備えている。図5(B)に示す基準日別の条件情報の設定画面においても、各項目の入力欄へは、タッチパネル102により実現されるソフトウェアキーボードを通じて入力可能にされる。また、図5(B)に示す基準日別の条件情報の設定画面の右上端部には、「削除」ボタン、「OK」ボタン、「戻る」ボタンが設けられている。さらに、図5(B)に示す基準日別の条件情報の設定画面もまた、スクロール可能になっていて、複数の基準日についての上述した項目からなる条件情報の設定ができる。
図5(B)に示す基準日別の条件情報の設定画面を通じては、目的とする基準日近くになった場合に、その基準日に関する広告情報の提供を受けるための情報である、基準日別の条件情報が入力される。すなわち、図5(B)に示した例の場合には、1番目に入力された第2の条件情報は、情報処理装置1の使用者の妻の誕生日を基準日とし、その基準日の1ヶ月前から、妻への誕生日のプレゼントに関する広告情報を得るようにするためのものである。当該条件情報に従って自動的にサイトにアクセスし、行動履歴を残すことで、基準日近傍の日において、妻への誕生日のプレゼントとして、貴金属、ジュエリー、指輪に関する広告の提供を自動的に受けられる。
また、図5(B)に示した例の場合には、2番目に入力された条件情報は、情報処理装置1の使用者の使用する自動車の車検満了日を基準日とし、その基準日の2ヶ月前から、車検に関する広告情報を得るようにするためのものである。当該条件情報に従って自動的にサイトにアクセスし、行動履歴を残すことで、基準日近傍の日において、車検に関する格安車検、代車有り、一日車検などのキーワードに合致した情報を有する民間車検場等の広告を自動的に受けられる。
そして、1以上の基準日と、これに対する基準日の種別、基準日の対象者、キーワード、閲覧開始日、選択入力の区分が入力され、当該入力画面の右上端部に設けられている「OK」ボタンが選択されたとする。条件情報設定部612Aは、記憶装置103の条件情報ファイル2に記録されている条件情報を、基準日別の条件情報の設定画面に対して入力されている条件情報に書き換える。
また、既に入力されている基準日別の条件情報の一部を変更する場合には、変更したい項目にカーソルを位置付け、タッチパネル102により実現されるソフトウェアキーボードを通じて変更入力をすることができる。また、削除したい基準日にカーソルを位置付け、当該設定画面の右上端部に設けられている「削除」ボタンを選択することにより、その基準日についての全ての項目を表示画面から削除できる。すなわち、基準日単位で条件情報の削除を行うことができる。この場合、基準日別の条件情報の設定画面においても、削除された基準日についての条件情報は消去され、基準日別の条件情報が詰めて表示される。
なお、修正入力した後と、基準日単位に条件情報を削除した後においても、表示部102D上の表示を確認し、右上端部の「OK」アイコンを選択することにより、条件情報設定部612Aは、記憶装置103の条件情報ファイル2に記録されている条件情報を、基準日別の条件情報の設定画面に対して入力されている条件情報に書き換える。このようにして、記憶装置103の条件情報ファイル2に対して、基準日別の条件情報の追加、変更、削除ができる。また、基準日別の条件情報の設定は何も行わない場合には、「戻る」ボタンを操作することにより、図3(B)に示した広告制御に関する操作画面に戻ることができる。
このように、図3〜図5に示した表示画面を通じて、情報処理装置1の使用者が、行動履歴の作成を実行させたり、行動履歴を作成するタイミングを設定したり、サイト別の条件情報や基準日別の条件情報の追加、変更、削除を行ったりできる。なお、行動履歴を作成するタイミングを設定した場合には、当該設定されたタイミングで広告制御処理部612が機能し、サイトにおける行動履歴の自動作成が行われる。
[広告制御処理のまとめ]
図6は、この実施の形態の情報処理装置1において実行される広告制御関連処理について説明するためのフローチャートである。図6に示す処理は、情報処理装置1の制御部106においてブラウザが実行された後、図3(A)に示したブラウザの表示画面において、「広告制御」ボタンが選択された場合に、制御部106の機能として実現される主に広告制御処理部612により実行される。
まず、広告制御処理部612は、図3(B)に示した広告制御に関する操作画面を表示し(ステップS101)、項目の選択入力など、使用者からの操作入力を受け付ける(ステップS102)。広告制御処理部612は、項目の選択と「OK」ボタンの選択とが行われたか否かを判別する(ステップS103)。ステップS103の判別処理において、項目の選択と「OK」ボタンの選択とが行われていないと判別した場合には、広告制御処理部612は、「終了」ボタンが選択されたか否かを判別する(ステップS104)。
ステップS104の判別処理において、「終了」ボタンが選択されていないと判別したときには、有効な操作入力は行われていないので、広告制御処理部612は、ステップS102からの処理を繰り返す。また、ステップS104の判別処理において、「終了」ボタンが選択されたと判別したときには、広告制御処理部612は、図3(B)に示した所定の操作画面を消去して、図3(A)に示したブラウザの画面に戻すなどの所定の終了処理を行う(ステップS105)。この後、広告制御処理部612は、図6に示す広告制御関連処理を終了し、閲覧等処理部611が機能してブラウザによる閲覧等の処理ができる状態に戻る。
一方、ステップS103の判別処理において、項目の選択と「OK」ボタンの選択とが行われたと判別した場合には、広告制御処理部612は、ステップS102において選択された項目は、「1.行動履歴の作成実行」か否かを判別する(ステップS106)。ステップS106の判別処理において、「1.行動履歴の作成実行」が選択されたと判別したときには、広告制御処理部612は、行動履歴の作成処理を実行する(ステップS107)。
ステップS107においては、広告制御処理部612が機能し、図4(A)に示した行動履歴の作成実行画面を表示して、「OK」ボタンあるいは「戻る」ボタンの選択を受け付ける。図4(A)に示した行動履歴の作成実行画面において、「OK」ボタンが選択された場合には、後述するサイトにおける行動履歴を作成する処理を実行する。一方、図4(A)に示した行動履歴の作成実行画面において、「戻る」ボタンが選択された場合には、ステップS107において実行した行動履歴の作成処理を終了し、図3(B)に示した広告制御に関する操作画面に戻る。
また、ステップS106の判別処理において、「1.行動履歴の作成実行」は選択されていないと判別したときには、広告制御処理部612は、「2.行動履歴の作成タイミングの設定」が選択されたか否かを判別する(ステップS108)。ステップS108の判別処理において、「2.行動履歴の作成タイミングの設定」が選択されたと判別したとする。この場合、広告制御処理部612は、行動履歴の作成タイミングの設定処理を実行する(ステップS109)。
ステップS109においては、広告制御処理部612が機能し、図4(B)に示した行動履歴の作成タイミングの設定画面を表示し、上述もしたように、サイトにおける行動履歴の自動作成処理をいつ実行するかを示すタイミングの設定入力を受け付ける。そして、広告制御処理部612は、更に情報処理装置1の使用者からの確認入力として、「OK」ボタンあるいは「戻る」ボタンの選択を受け付ける。
図4(B)に示した行動履歴の作成タイミングの設定画面において、行動タイミングの設定入力が行われ、「OK」ボタンが選択されたとする。この場合、広告制御処理部612は、入力された行動履歴の作成タイミングを示すタイミング設定情報を記憶装置103の所定の記憶領域に格納する。一方、図4(B)に示した行動履歴の作成タイミングの設定画面において、「戻る」ボタンが選択されたとする。この場合には、ステップS109において実行した行動履歴の作成タイミングの設定処理を終了し、ステップS101からの処理を行うようにすることによって、図3(B)に示した広告制御に関する操作画面に戻る。
また、ステップS108の判別処理において、「2.行動履歴の作成タイミングの設定」は選択されていないと判別したときには、広告制御処理部612は、「3.サイト別の条件情報の設定」が選択されたか否かを判別する(ステップS110)。ステップS110の判別処理において、「3.サイト別の条件情報の設定」が選択されたと判別したとする。この場合、広告制御処理部612は、サイト別の条件情報の設定処理を実行する(ステップS111)。
ステップS111においては、広告制御処理部612の条件情報設定部612Aが機能し、図5(A)に示したサイト別の条件情報の設定画面を表示し、上述もしたように、サイト別の条件情報の設定入力を受け付ける。当該サイト別の条件情報の設定画面を通じては、サイト別の条件情報の追加、変更、削除の操作入力が受け付けられる。削除の操作入力の場合には、目的とするサイト名の入力欄にカーソルを位置付けた後に、「削除」ボタンを選択することにより、サイトごとの条件情報の削除ができる。
サイト別の条件情報の追加、変更、削除に関する操作入力が完了すると、使用者は、当該サイト別の条件情報の設定画面において、「OK」ボタンを選択する。「OK」ボタンが選択されると、条件情報設定部612Aは、サイト別の条件情報の設定画面に入力された条件情報で、記憶装置103の条件情報ファイル1に記録されている条件情報を書き換える処理を行う。この後、ステップS111において実行したサイト別の条件情報の設定処理を終了し、ステップS101からの処理を行うようにすることによって、図3(B)に示した広告制御に関する操作画面に戻る。
また、図5(A)に示したサイト別の条件情報の設定画面において、「戻る」ボタンが選択されたとする。この場合には、サイト別の条件情報に関する処理は行なわずに、ステップS111において実行したサイト別の条件情報の設定処理を終了し、ステップS101からの処理を行うようにすることによって、図3(B)に示した広告制御に関する操作画面に戻る。従って、記憶装置103の条件情報ファイル1に設定されているサイト別の条件情報を確認するだけの処理を行うこともできる。
また、ステップS110の判別処理において、「3.サイト別の条件情報の設定」は選択されていないと判別したときには、広告制御処理部612は、「4.基準日別の条件情報の設定」が選択されたと判別する。この場合、広告制御処理部612は、基準日別の条件情報の設定処理を実行する(ステップS112)。
ステップS112においては、広告制御処理部612の条件情報設定部612Aが機能し、図5(B)に示した基準日別の条件情報の設定画面を表示し、上述もしたように、基準日別の条件情報の設定入力を受け付ける。当該サイト別の条件情報の設定画面を通じては、基準日別の条件情報の追加、変更、削除の操作入力が受け付けられる。削除の操作入力の場合には、目的とする基準日の入力欄にカーソルを位置付けた後に、「削除」ボタンを選択することにより、基準日ごとの条件情報の削除ができる。
基準日別の条件情報の追加、変更、削除に関する操作入力が完了すると、使用者は、当該基準日別の条件情報の設定画面において、「OK」ボタンを選択する。「OK」ボタンが選択されると、条件情報設定部612Aは、サイト別の条件情報の設定画面に入力された条件情報で、記憶装置103の条件情報ファイル2に記録されている条件情報を書き換える処理を行う。この後、ステップS112において実行した基準日別の条件情報の設定処理を終了し、ステップS101からの処理を行うようにすることによって、図3(B)に示した広告制御に関する操作画面に戻る。
また、図5(B)に示した基準日別の条件情報の設定画面において、「戻る」ボタンが選択されたとする。この場合には、基準日別の条件情報に関する処理は行なわずに、ステップS112において実行したサイト別の条件情報の設定処理を終了し、ステップS101からの処理を行うようにすることによって、図3(B)に示した広告制御に関する操作画面に戻る。従って、記憶装置103の条件情報ファイル1に設定されている基準日別の条件情報を確認するだけの処理を行うこともできる。
[行動履歴の自動作成処理の詳細]
図7は、この実施の形態の情報処理装置1において実行されるサイトにおける行動履歴の自動作成処理を説明するためのフローチャートである。この図7に示す処理は、図6に示したステップS107や、情報処理装置1の使用者によって記憶装置103に設定されたタイミング設定情報が示す行動履歴の作成タイミングにおいて実行される。この場合の実行主体は、情報処理装置1の制御部106の機能として実現される広告制御処理部612であり、より詳しくは、条件情報抽出部612Bと行動履歴自動作成部612Cである。
すなわち、行動履歴の自動作成処理の実行が指示たれたり、行動履歴の自動作成処理の設定された作成タイミングになったりすると、広告制御処理部612は、図7に示した処理を実行する。行動履歴の自動作成処理の設定された作成タイミングになったか否かは、図4(B)に示した行動履歴の作成タイミングの設定画面を通じて設定した作成タイミングと、時刻情報提供部105が提供する現在日時情報に基づいて判別できる。
図7に示す処理を実行すると、まず、広告制御処理部612は、現在の自機の動作状態を確認し(ステップS201)、行動履歴の自動作成処理が実行可能な状態にあるか否かを判別する(ステップS202)。ステップS202においては、例えば、行動履歴の自動作成処理を実行した場合に、制御部106に掛かる負荷が大きくなるなどのために、現在実行中の処理を遅延させてしまうか否かに応じて判別できる。また、例えば、負荷の大きな所定の処理を実行していたり、予め決められた優先的に処理すべき所定の処理を実行していたりする場合には、行動履歴の自動作成処理は実行できないと判別することも可能である。
ステップS202の判別処理において、行動履歴の自動作成処理が実行できないと判別したときには、広告制御処理部612は、当該行動履歴の自動作成処理を終了させるか否かを判別する(ステップS203)。ステップS203の判別処理は、例えば、当該行動履歴の自動作成処理の実行開始からの経過時間に基づいて、当該行動履歴の自動作成処理を終了させるか否かを判別できる。
広告制御処理部612は、図7に示す行動履歴の自動作成処理を実行してからの経過時間を時刻情報提供部105からの時刻情報を用いて把握する。ステップS203においては、図7に示す行動履歴の自動作成処理を実行してからの経過時間が所定時間経過している場合に、所定時間経過後も行動履歴の自動作成処理が実行可能な状況(状態)になっていないため、この図7に示す処理を終了すると判別する。また、当該経過時間が所定時間経過していない場合には、ステップS201からの処理を繰り返す。
ステップS202の判別処理において、行動履歴の自動作成処理が実行可能な状態にあると判別したとする。この場合、広告制御処理部612の条件情報抽出部612Bが機能し、記憶装置103の条件情報ファイル1、2からサイトにおける行動履歴を作成するための第1、第2の条件情報を抽出する(ステップS204)。ステップS204において、条件情報抽出部612Bは、まず、条件情報ファイル1から基本的に全ての第1の条件情報を抽出する。次に、条件情報抽出部612Bは、条件情報ファイル2から基準日と閲覧開始タイミングとで決まる期間に、時刻情報提供部105が提供する現在年月日が属することとなる第2の条件情報を抽出する。
この後、広告制御処理部612の行動履歴自動作成部612Cが機能し、サイトにおける行動履歴の自動生成処理を実行する(ステップS205)。ステップS205で実行される処理は、用いる条件情報が第1の条件情報か、第2の条件情報かによって異なる処理となる。
すなわち、図2(A)を用いて説明した情報を有するサイト別の条件情報(第1の条件情報)を利用する場合において、行動履歴自動作成部612Cは、
(1)設定されたURLで特定されるサイトへアクセスする。
(2)行動ターゲッティング広告のキャンセル区分が「1」である場合には、行動ターゲッティング広告のキャンセル処理を実行する。
(3)設定されたキーワードを用いた当該サイト内における検索処理を実行する。
(4)選択入力の区分が「1」である場合には、検索された項目の選択入力を実行する。
といった各処理を行う。
また、図2(B)を用いて説明した情報を有する基準日別の条件情報(第2の条件情報)を利用する場合において、行動履歴自動作成部612Cは、
(1)閲覧等処理部611と協働し、設定されたキーワードを用いて目的とする情報が掲載されたサイトの検索処理を実行する。
(2)検索されたサイトへアクセスする。
(3)選択入力の区分が「1」である場合には、検索されたサイトにおいて、サイトに検索に用いたキーワードに対応する項目の選択入力を実行する。
といった各処理を行う。複数のサイトが検索された場合には、上述もしたように、例えば決められた1以上のサイトにアクセスし、行動履歴を作成する。
この後、行動履歴自動作成部612Cは、抽出した全ての第1、第2の条件情報を用いた行動履歴の自動作成処理の実施状況を確認する(ステップS206)。行動履歴自動作成部612Cは、抽出した全ての第1、第2の条件情報を用いた行動履歴の自動作成処理が終了したか否かを判別し(ステップS207)、終了していないと判別したときには、ステップS205からの処理を繰り返す。
この図7に示した処理は、画面表示を伴うことなく、情報処理装置1の使用者には認識されないように、情報処理装置1において実行される。従って、使用者が情報処理装置1において行っている処理の邪魔になることもなく、サイトにおける行動履歴を残すことができる。
[実施の形態の効果]
上述した実施の形態の情報処理装置1においては、ブラウザの付加機能として広告制御処理機能が実装され、この発明による行動履歴作成装置として機能する。このように、ブラウザの付加機能として広告制御処理機能が実装できるので、ブラウザが搭載された種々の情報処理装置に対して、この発明を適用できる。
また、行動ターゲッティング広告を採用しているサイトに対してキャンセルできる場合には、自動画面遷移入力して行動ターゲッティング広告をキャンセルできる。換言すれば、行動履歴自動作成部612Cが機能して、アクセスしたサイトにおいて、自動的に画面を遷移させ、当該サイトが提供している行動ターゲッティング広告の停止(中止)の指示ボタンなどを見つけ出し、当該指示ボタンを自動的にクリックすることにより、行動ターゲッティング広告のキャンセルができる。このようにして、行動ターゲッティング広告をキャンセルすることにより、そのサイトに関連しては、種々の広告の配信をランダムに受けることができる。
また、使用者は、サイト別の条件情報(第1の条件情報)と基準日別の条件情報(第2の条件情報)を予め登録しておくことにより、関連するサイト(Webページ)を自動画面遷移させてサイトや自機のCookei情報に行動履歴を残すことができる。この場合、当該行動履歴を作成する処理に関する画面は表示させないので、使用者が当該行動履歴の作成処理を意識することもない。また、使用者の指示した時点や使用者により予め設定されたタイミングで、当該使用者のサイトにおける行動履歴を自動的に作成できる。
また、サイト別の条件情報(第1の条件情報)と基準日別の条件情報(第2の条件情報)としては複数の条件情報を登録できるので、同じ広告ばかりを見せられないように制御できる。
また、親族の誕生日と親族の属性を登録しておいて、関連する広告を閲覧できるようにすること、また、車検や保険の満期日を登録しておいて、関連する広告を閲覧できるようにすることができる。
このように、行動履歴作成のための第1、第2の条件情報は、使用者によって設定されたものである。このため、インターネット上のサイトや自機のCookei情報に使用者の意図に応じた行動履歴を残すことが可能となり、使用者自身による行動ターゲッティング広告の制御が可能となる。また、サイトにおける行動履歴は、各サイトが採用している方法に対応して作成できるので、種々のサイトについて、行動ターゲッティング広告を使用者が適切に制御できる。
すなわち、既にその商品を購入済みでターゲットでなくなった不必要な広告は見せられたくない、あるいは、興味がある広告を表示させたいという情報処理装置の使用者の要求を満足できる。また、行動ターゲッティング広告をキャンセルした場合には、ランダムに広告の提供を受けるようにすることも可能である。
[変形例など]
上述した実施の形態では、第1の条件情報と第2の条件情報の両方を用いるようにしたが、これに限るものではない。第1の条件情報と第2の条件情報の内のいずれか一方だけを用いるようにしてもよい。例えば、利用可能な第2の条件情報が存在している場合には、第2の条件情報を用いた行動履歴の作成を行い、利用可能な第2の条件情報が存在しない場合には、第1の条件情報に応じた行動履歴の作成を行うようにするといったことが可能である。
また、図2(A)、(B)に示した第1、第2の条件情報の例は一例であり、上述した項目の他にも種々の項目を盛り込むことができる。例えば、第2の条件情報の場合には、対象者の属性として、性別、年齢、趣味、色の好み、好きな本、好きな画家などの種々の属性を登録しておき、この属性をも考慮しれ、目的とする情報が掲載されたサイトを検索するように構成することもできる。また、図2(A)に示したサイト別の条件情報(第1の条件情報)と、図2(B)に示した基準日別の条件情報とを合体し、サイト別であって基準日別の条件情報を用いるように構成することも可能である。
また、上述した実施の形態では、情報処理装置1としては、パーソナルコンピュータ、タブレット型PC、スマートフォンなどであるものとして説明したが、これに限るものではない。ブラウザなどのソフトウェアの実行が可能で、行動ターゲッティング広告の提供が受けられる種々の情報処理装置、例えば、時計型情報処理装置などのいわゆるウェラブルコンピュータ装置などにもこの発明を適用できる。
なお、図7を用いて説明した行動履歴の自動作成処理は、上述したブラウザの機能として実行することもできるし、いわゆるバックグラウンドでプログラムの実行が可能な機器の場合には、バックグラウンドで実行させる態様とすることもできる。すなわち、行動履歴の自動作成処理は、使用者によって認識されない態様で実行されれば、どのような態様で実行してもよい。
[その他]
上述した実施の形態の説明からも分かるように、行動履歴作成装置の条件情報設定手段、条件情報抽出手段、行動履歴作成手段の各機能は、情報処理装置1の条件情報設定部612A、条件情報抽出部612B、行動履歴自動作成部612Cが実現している。
また、図6、図7のフローチャートに示した処理が、この発明の行動履歴作成方法の一実施の形態が適用されたものである。また、図6、図7のフローチャートに示した処理を実行するプログラムが、この発明の行動履歴作成プログラムの一実施の形態が適用されたものである。
1…情報処理装置、101…通信I/F、102…タッチパネル、102D…表示部、102S…タッチセンサ、103…記憶装置、104…操作部、105…時刻情報提供部、106…制御部、601…ブラウザ機能部、611…閲覧等処理部、612…広告制御処理部、612A…条件情報設定部、612B…条件情報抽出部、612C…行動履歴自動作成部

Claims (8)

  1. インターネット上に設けられているサイトを特定するための特定情報と当該サイトから提供を受けようとする情報を検索するためのキーワード情報とを含む、1以上の第1の条件情報の入力を受け付けて、所定の記憶手段に記録する条件情報設定手段と、
    前記記憶手段に記録されている前記第1の条件情報を所定のタイミングで参照し、用いるべき条件情報を抽出する条件情報抽出手段と、
    使用者に認識させることなく、前記条件情報抽出手段により抽出された前記第1の条件情報に基づいて、目的とするサイトにアクセスし、提供を受けようとする情報を検索する処理を実行して、サイトにおける行動履歴を自動的に作成する行動履歴作成手段と
    を備えることを特徴とするWeb行動履歴作成装置。
  2. 請求項1に記載のWeb行動履歴作成装置であって、
    前記条件情報設定手段は、基準日と目的とする情報を有するサイトを検索するためのキーワード情報とを含む、1以上の第2の条件情報の入力を受け付けて、所定の記憶手段に記録することができるものであり、
    前記条件情報抽出手段は、前記第2の条件情報が前記記憶手段に存在し、前記基準日以前の所定期間内に現在年月日提供手段が提供する現在年月日が属する場合に、当該第2の条件情報を用いるべき条件情報の1つとして抽出することができるものであり、
    前記行動履歴作成手段は、前記条件情報抽出手段により前記第2の条件情報が抽出された場合には、当該第2の条件情報の前記キーワード情報に基づいてアクセスすべきサイトを検索し、検索されたサイトにアクセスすることにより、サイトにおける前記行動履歴を自動的に作成することを特徴とするWeb行動履歴作成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のWeb行動履歴作成装置であって、
    前記行動履歴作成手段は、アクセスしたサイトにおいて、前記キーワード情報に対応する選択可能項目が存在している場合に、当該選択可能項目を選択することにより、当該選択可能項目に関する履歴情報を、前記サイトにおける行動履歴に含めることを特徴とするWeb行動履歴作成装置。
  4. 通信機能を備えた情報処理装置において、インターネット上に設けられているサイトの利用に関する行動履歴を自動的に作成して残すようにする行動履歴作成方法であって、
    条件情報設定手段を通じて、インターネット上に設けられているサイトを特定するための特定情報と当該サイトから提供を受けようとする情報を検索するためのキーワード情報とを含む、1以上の第1の条件情報の入力を受け付けて、所定の記憶手段に記録する条件情報設定工程と、
    条件情報抽出手段が、前記記憶手段に記録されている前記第1の条件情報を所定のタイミングで参照し、用いるべき条件情報を抽出する条件情報抽出工程と、
    行動履歴作成手段が、使用者に認識させることなく、前記条件情報抽出工程において抽出した前記第1の条件情報に基づいて、目的とするサイトにアクセスし、提供を受けようとする情報を検索する処理を実行して、サイトにおける行動履歴を自動的に作成する行動履歴作成工程と
    を有することを特徴とするWeb行動履歴作成方法。
  5. 請求項4に記載のWeb行動履歴作成方法であって、
    前記条件情報設定工程においては、基準日を示す情報と目的とする情報を有するサイトを検索するためのキーワード情報とを含む、1以上の第2の条件情報の入力を受け付けて、所定の記憶手段に記録することができ、
    前記条件情報抽出工程においては、前記第2の条件情報が前記記憶手段に存在し、前記基準日以前の所定期間内に現在年月日提供手段が提供する現在年月日が属する場合に、当該第2の条件情報を用いるべき条件情報の1つとして抽出し、
    前記行動履歴作成工程においては、前記条件情報抽出工程において前記第2の条件情報を抽出した場合には、当該第2の条件情報の前記キーワード情報に基づいてアクセスすべきサイトを検索し、検索されたサイトにアクセスすることにより、サイトにおける前記行動履歴を自動的に作成することを特徴とするWeb行動履歴作成方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載のWeb行動履歴作成方法であって、
    前記行動履歴作成工程においては、アクセスしたサイトにおいて、前記キーワード情報に対応する選択可能項目が存在している場合に、当該選択可能項目を選択することにより、当該選択可能項目に関する履歴情報を、前記サイトにおける行動履歴に含めることを特徴とするWeb行動履歴作成方法。
  7. 通信機能を備えた情報処理装置に搭載されたコンピュータを、
    インターネット上に設けられているサイトを特定するための特定情報と当該サイトから提供を受けようとする情報を検索するためのキーワード情報とを含む、1以上の第1の条件情報の入力を受け付けて、所定の記憶手段に記録する条件情報設定手段と、
    前記記憶手段に記録されている前記第1の条件情報を所定のタイミングで参照し、用いるべき条件情報を抽出する条件情報抽出手段と、
    使用者に認識させることなく、前記条件情報抽出手段により抽出された前記第1の条件情報に基づいて、目的とするサイトにアクセスし、提供を受けようとする情報を検索する処理を実行して、サイトにおける行動履歴を自動的に作成する行動履歴作成手段と
    として機能させることを特徴とするWeb行動履歴作成プログラム。
  8. 請求項7に記載のWeb行動履歴作成プログラムであって、
    前記条件情報設定手段の機能として、基準日を示す情報と目的とする情報を有するサイトを検索するためのキーワード情報とを含む、1以上の第2の条件情報の入力を受け付けて、所定の記憶手段に記録できるようにし、
    前記条件情報抽出手段の機能として、前記第2の条件情報が前記記憶手段に存在し、前記基準日以前の所定期間内に現在年月日提供手段が提供する現在年月日が属する場合に、当該第2の条件情報を用いるべき条件情報の1つとして抽出できるようにし、
    前記行動履歴作成手段の機能として、前記条件情報抽出手段により前記第2の条件情報が抽出された場合には、当該第2の条件情報の前記キーワード情報に基づいてアクセスすべきサイトを検索し、検索されたサイトにアクセスすることにより、サイトにおける前記行動履歴を自動的に作成できるようにした、
    ことを特徴とするWeb行動履歴作成プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017091166A (ja) * 2015-11-09 2017-05-25 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP2018022517A (ja) * 2017-10-04 2018-02-08 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP2021108077A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

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