JP2015155828A - 経路案内システム、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】経路案内の所要期間が大きくなりすぎることを防止する技術の提供。
【解決手段】本発明の経路案内システムは、走行予定経路に関する案内事象を示す複数の案内情報を取得する案内情報取得手段と、前記案内事象の属性と前記案内事象の発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定し、前記案内情報を案内した場合の所要期間が所定の制限期間以下となるように、前記優先度に基づいて案内対象の前記案内情報を絞り込む絞込手段と、前記案内対象の前記案内情報を案内部に案内させる案内制御手段と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、経路について案内する経路案内システム、方法およびプログラムに関する。
音楽データを走査することにより音声案内に適した音声案内適正部分を検出し、当該音声案内適正部分の時間帯において経路の音声案内を行う技術が知られている(特許文献1、参照)。これにより、音楽データの再生中においても運転者は経路の音声案内を容易に認識できる。
特開2008−122495号公報
しかしながら、音声案内の長さが大きい場合や音声案内適正部分の長さが小さい場合、音声案内を終了するまでの期間が大きくなり過ぎるという問題があった。例えば、経路の音声案内が終了する段階で、すでに経路の大半を走行してしまっているというような不具合も考えられる。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、経路案内の所要期間が大きくなりすぎることを防止する技術の提供を目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の経路案内システムは、走行予定経路に関する案内事象を示す複数の案内情報を取得する案内情報取得手段と、案内事象の属性と案内事象の発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定し、案内情報を案内した場合の所要期間が所定の制限期間以下となるように、優先度に基づいて案内対象の案内情報を絞り込む絞込手段と、案内対象の案内情報を案内部に案内させる案内制御手段と、を備える。
また、前記の目的を達成するため、本発明の経路案内方法は、走行予定経路に関する案内事象を示す複数の案内情報を取得する案内情報取得工程と、案内事象の属性と案内事象の発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定し、案内情報を案内した場合の所要期間が所定の制限期間以下となるように、優先度に基づいて案内対象の案内情報を絞り込む絞込工程と、案内対象の案内情報を案内部に案内させる案内制御工程と、を含む。
さらに、前記の目的を達成するため、本発明の経路案内プログラムは、走行予定経路に関する案内事象を示す複数の案内情報を取得する案内情報取得機能と、案内事象の属性と案内事象の発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定し、案内情報を案内した場合の所要期間が所定の制限期間以下となるように、優先度に基づいて案内対象の案内情報を絞り込む絞込機能と、案内対象の案内情報を案内部に案内させる案内制御機能と、をコンピュータに実現させる。
以上の経路案内システム、方法、プログラムにおいて、案内情報を案内した場合の所要期間が所定の制限期間以下となるように、案内対象の案内情報を絞り込むため、案内情報を案内する所要期間が大きくなりすぎることを防止できる。また、案内事象の属性と発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定するため、重要な属性の案内事象についての案内情報や、重要な位置に存在する発生地点についての案内情報を優先して案内できる。
経路案内システムのブロック図である。 総合スコアを説明する図である。 (3A)は道路の模式図、(3B)は案内メッセージを示す図である。 経路案内処理のフローチャートである。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)経路案内システムの構成:
(1−1)ナビゲーション端末の構成:
(1−2)経路案内システムの構成:
(2)経路案内処理:
(3)他の実施形態:
(1)経路案内システムの構成:
図1は、本実施形態にかかる経路案内システムの構成を示すブロック図である。本実施形態における経路案内システム10は車両に備えられたナビゲーション端末100と協働する。
(1−1)ナビゲーション端末の構成:
ナビゲーション端末100は道路を走行する複数の車両に搭載されている。ナビゲーション端末100は、CPU,RAM,ROM等を備える制御部200と記録媒体300とを備える。制御部200は、記録媒体300やROMに記憶されたプログラムを実行する。本実施形態において制御部200は、このプログラムの一つとしてナビゲーションプログラム210を実行する。
車両は、通信部220とGPS受信部410と車速センサ420とジャイロセンサ430とECU(Electronic Control Unit)440とカメラ450とユーザI/F部460とを備えている。通信部220は、無線通信を行うための回路によって構成され、制御部200は通信部220を制御して経路案内システム10と通信を行うことができる。GPS受信部410は、GPS衛星からの電波を受信し、図示しないインタフェースを介して車両の現在位置を算出するための信号を制御部200に出力する。車速センサ420は、車両が備える車輪の回転速度に対応した信号を出力する。制御部200は、図示しないインタフェースを介してこの信号を取得し、車速を取得する。ジャイロセンサ430は、車両の水平面内の旋回についての角加速度を検出し、車両の向きに対応した信号を出力する。制御部200は、この信号を取得して車両の進行方向を取得する。
記録媒体300には、地図情報300aが記録されている。地図情報300aには車両が走行する道路上に設定されたノード(交差点)の位置等を示すノードデータ、ノード間を接続する道路区間の形状を特定するための形状補間点の位置等を示す形状補間データ、道路区間についての各種情報を示すリンクデータ等が含まれている。リンクデータは、道路区間において車両が進行すべき方向であるリンク方向を示す。また、リンクデータには、リンクに相当する道路区間上に設けられた各種地物の位置を示す地物情報が対応づけられている。各種地物とは、一時停止線、信号機、踏切等である。
制御部200は、車速センサ420やジャイロセンサ430やGPS受信部410等の出力信号に基づいて車両の走行軌跡を取得するとともに、地図情報300aのノードデータやリンクデータに基づいて道路区間の形状を取得する。そして、制御部200は、車両の走行軌跡とマッチする形状を有する道路区間を車両が走行している走行道路区間として特定し、当該走行道路区間上にて車両の現在位置を特定する。
ECU440は、車両を制御するための回路である。本実施形態のECU440は、ブレーキ制御回路からブレーキペダルの踏み込み量を示す信号を取得する。また、車両は、図示しない挙動安定化装置として、TCS(Traction Control System)、ESC(Electronic Stability Control)、ABS(Antilock Brake System)を備えており、ECU440はこれらの挙動安定化装置が作動したか否かを示す信号を取得する。さらに、車両は図示しないサスペンションを備えており、ECU440はサスペンションの伸縮量を示す信号を取得する。ECU440が取得した各種信号は、制御部20に出力される。
カメラ450は、車両の前方の路面を撮影するイメージセンサである。制御部200は、カメラ450が撮影した画像に対して公知のテンプレートマッチングを実施することにより、車両の前方の障害物の有無を判定する。また、制御部200は、カメラ450が撮影した画像に対して公知の線認識処理を実施することにより、路面上に形成された区画線と車両との位置関係を取得する。区画線とは、路面上において道路の端やレーンの端を区画する線である。制御部20は、車両と区画線との位置関係に基づいて車両が区画線を跨いでいるか否かを判定する。
ユーザI/F部460は、運転者の指示を入力し、また運転者に各種の情報を提供するためのインタフェース部であり、案内を行う案内部として、図示しないタッチパネルディスプレイからなる入力部を兼ねた表示部やスピーカ等の出力音の出力部を備えている。ナビゲーションプログラム210の機能により制御部200は、ユーザI/F部460に対して車両の現在位置および現在位置周辺の地図を表示させることができる。すなわち、制御部200は、車両の現在位置を取得し、地図情報300aに基づいて現在位置周辺の地図を示す画像を生成してユーザI/F部460に対して出力する。この結果、ユーザI/F部460の表示部は、現在位置を含む地図を表示する。
ナビゲーションプログラム210は、車両事象情報送信部210aと経路案内部210bとを含む。車両事象情報送信部210aは、所定の車両事象が車両にて生じた場合に、車両事象の属性と、車両事象の発生地点と、車両事象の程度とを示す車両事象情報を経路案内システム10に送信する機能を制御部200に実現させるモジュールである。
制御部200は、各センサ410〜450およびECU440から出力された信号に基づいて車両事象を検出する。
本実施形態において、制御部20は、『スリップ』『ふらつき』『段差』『規制見落とし』『急減速』『危険カーブ』を属性とする車両事象として検出する。
『スリップ』とは、挙動安定化装置(TCS、ESC、ABS)のいずれかが作動したことを意味する。スリップの程度とは、挙動安定化装置の作動期間の長さであってもよい。
『ふらつき』とは、直線状の走行道路区間上において車両と区画線との間の距離が不安定になることを意味する。具体的に、車両が区画線を跨いでいる状態と区画線を跨いでいない状態とが所定回数以上繰り返されることを意味する。直線状の走行道路区間とは、曲率半径が閾値以上の走行道路区間を意味し、形状補間点を近似した近似円の半径が閾値以上であることを意味する。ふらつきの程度とは、ふらつきが生じている期間の長さや、ふらつきの量(車幅方向の移動量)であってもよい。
『段差』とは、サスペンションの伸び量または縮み量が閾値以上となることを意味する。段差の程度とは、サスペンションの伸び量または縮み量の長さであってもよい。
『規制見落とし』とは、一時停止線や踏切等の停止規制地点の手前における車速が閾値以上であることを意味する。停止地点から所定距離(例えば20m)だけ手前の地点における実際の車速が、停止地点にて安全に停止できる上限の車速である安全車速(例えば40km)以上である場合に、制御部200は、規制見落としを検出してもよい。規制見落としの程度とは、安全車速に対する実際の車速の超過速度であってもよい。
『急減速』とは、ブレーキペダルの踏み込み量が閾値以上であることを意味する。急減速の程度とは、急減速におけるブレーキペダルの踏み込み量であってもよいし、急減速における減速度であってもよい。
『危険カーブ』とは、曲線状の走行道路区間上において車両が区画線を跨ぐことを意味する。曲線状の走行道路区間とは、曲率半径が閾値未満の走行道路区間を意味し、形状補間点を近似した近似円の半径が閾値未満であることを意味する。危険カーブの程度とは、走行道路区間の曲率半径の逆数であってもよいし、車両が区画線を跨いだ期間の長さであってもよい。
車両事象情報送信部210aの機能により制御部20は、以上説明した車両事象を検出すると、車両事象を検出した時刻である発生時刻における現在位置を発生地点として取得する。そして、制御部20は、車両事象の属性と、車両事象の発生地点と、車両事象の程度とを示す車両事象情報を生成し、当該車両事象情報を経路案内システム10に送信する。これにより、車両事象情報は通信部220を介して経路案内システム10に送信されることとなる。図示しないが、多数の車両から経路案内システム10に対して車両事象情報が送信され、経路案内システム10は車両事象情報を収集できる。
経路案内部210bは、走行予定経路に関する案内情報をユーザI/F部460にて案内する機能を制御部200に実現させるモジュールである。経路案内部210bの機能により制御部200は、地図情報300aに基づいて車両の走行予定経路を探索する。すなわち、制御部200は、ユーザI/F部460が取得した出発地(例えば現在位置)から目的地までを接続する一連の道路区間で構成される走行予定経路を探索する。経路案内部210bの機能により制御部200は、探索した走行予定経路を示す経路情報を経路案内システム10に送信し、その応答として、当該走行予定経路に関する案内情報を受信する。そして、経路案内部210bの機能により制御部200は、案内情報が示す音声メッセージをユーザI/F部460のスピーカにて出力する。
(1−2)経路案内システムの構成:
次に、経路案内システム10について説明する。経路案内システム10は、CPU,RAM,ROM等を備える制御部20と通信部22と記録媒体30とを備えている。制御部20は、記録媒体30やROMに記録されたプログラムを実行する。通信部22は、車両および環境事象情報提供サーバ50と無線通信を行うための回路によって構成され、制御部20は通信部22を制御して車両および環境事象情報提供サーバ50と通信を行う。制御部20は、経路案内プログラム21を実行する。環境事象情報提供サーバ50は、所定の環境事象と当該環境事象の発生地点とを示す環境事象情報を経路案内システム10に送信するコンピュータである。
環境事象情報は、環境事象ごとに、当該環境事象の属性と、発生地点と程度とを示す情報である。本実施形態において、環境事象の属性として渋滞と交通事故と天候とが定義されている。環境事象としての渋滞の程度とは渋滞が発生している区間の長さである。環境事象としての交通事故と道路工事の程度とは、交通事故と道路工事とが行われている道路の規模(細街路、一般道路、主要地方道路、有料道路、都市高速道路、都市間高速道路)である。環境事象としての天候の程度とは、降水状態(晴、小雨、多雨、雷雨、雪、霧)である。また、環境事象としての天候の発生地点は行政区画等の地域ごとに特定される。
記録媒体30には、地図情報30aが記録されている。地図情報30aは、ナビゲーション端末100の地図情報300aと同様である。また、記録媒体30には、案内情報DB(データベース)30bが記録されている。案内情報DB30bは、案内事象ごとに案内情報を記録したデータベースである。案内情報とは、案内事象ごとに当該案内事象に対応する音声メッセージを示すデータであり、当該案内事象の属性と発生地点と程度と音声メッセージの所要期間を示す情報が添付されている。案内事象とは、上述した車両事象および環境事象によって構成される。従って、案内事象の属性と発生地点と程度とは、上述した車両事象および環境事象の属性と発生地点と程度と一致する。音声メッセージは、例えば案内事象の発生地点や程度を案内するメッセージであってもよいし、案内事象の発生を防止するための対策を示すメッセージであってもよい。音声メッセージの所要期間とは、案内情報が示す音声メッセージを車両のユーザI/F部460が出力した場合の所要期間である。
記録媒体30には、スコア情報30cが記録されている。スコア情報30cは、案内事象の属性と程度ごとにスコアを規定したデータである。図2は、スコア情報30cを示す表である。同図に示すように、案内事象の属性(横方向)と程度(縦方向)との組み合わせごとに、第1スコアが規定されている。ここでは、車両の走行状態(平均車速、安全性等)に対する影響度が大きい案内事象の属性ほど大きい第1スコアが規定されている。また、車両の走行状態に対する影響度が大きいほど大きくなるように案内事象の程度が規定されており、当該案内事象の程度が大きいほど大きい第1スコアが規定されている。さらに、図2に示すように、案内地点の位置(走行予定経路上、いつもの経路上、それ以外)ごとに、第2スコアが規定されている。第2スコアは、走行予定経路上が最も大きく、いつもの経路上がその次に大きい。なお、スコア情報30cの第2スコアはユーザによって設定されてもよい。
さらに、記録媒体30には、履歴情報30dが記録されている。履歴情報30dは、経路案内システム10と通信可能な車両ごとに、当該車両がよく通る経路と移動開始期間とが記録されたデータベースである。車両がよく通る経路とは、車両が所定回数(例えば10回)以上走行したことがある経路であり、ナビゲーション端末100の制御部200が車両の現在位置の軌跡を解析することにより取得できる。ナビゲーション端末100は、車両がよく通る経路を取得すると、当該車両がよく通る経路を示す情報を経路案内システム10に送信する。また、ナビゲーション端末100は、経路情報を経路案内システム10に送信してから車両が移動を開始するまでの期間である移動開始期間を取得し、当該移動開始期間を示す情報を経路案内システム10に送信する。車両が移動を開始するとは、前方に進行する車速が閾値(例えば3km)以上となることであってもよいし、パーキングブレーキが解除されることであってもよい。経路案内システム10の制御部20は、車両がよく通る経路と移動開始期間とを車両ごとに履歴情報30dに記録する。
経路案内プログラム21は、案内事象登録部21aと案内情報取得部21bと絞込部21cと案内制御部21dとを含む。
案内事象登録部21aは、案内事象ごとに案内情報を案内情報DB30bに登録する機能を制御部20に実現させるモジュールである。すなわち、案内情報取得部21bの機能により制御部20は、環境事象情報提供サーバ50から環境事象情報を受信した場合に、当該環境事象情報が示す環境事象を案内事象として案内情報DB30bに登録する。また、案内事象登録部21aの機能により制御部20は、車両から車両事象情報を受信した場合に、当該車両事象情報をデータベース(不図示)に蓄積する。そして、制御部20は、データベースに蓄積された車両事象情報を統計処理する。例えば、制御部20は、同一属性の複数の車両事象が生じた発生地点が所定の基準以上接近している場合、当該複数の車両事象の発生地点と程度とを平均等することにより、当該複数の車両事象を統合する。そして、制御部20は、統合後の車両事象を案内事象として案内情報DB30bに登録する。
案内情報DB30bに登録された案内事象には、案内事象の属性(環境事象と車両事象の属性)と、案内事象の発生地点と、案内事象の程度とが対応付けられる。案内事象登録部21aの機能により制御部20は、案内事象の属性と発生地点と程度とに基づいて当該案内事象についての音声メッセージを示す案内情報を生成し、当該案内情報を案内事象に対応付けて案内情報DB30bに登録する。例えば、案内事象としての渋滞が発生地点としての"XY交差点付近"にて発生している場合、案内事象登録部21aの機能により制御部20は、『XY交差点付近にて渋滞が発生しています』という音声メッセージを示す案内情報を案内情報DB30bに登録する。案内事象登録部21aの機能により制御部20は、案内情報とともに、当該案内情報に基づいて車両のユーザI/F部460が音声メッセージを出力した場合の所要期間を案内情報DB30bに登録する。
案内情報取得部21bは、走行予定経路に関する案内事象を示す複数の案内情報を取得する機能を制御部20に実現させるモジュールである。案内情報取得部21bの機能により制御部20は、車両から走行予定経路を示す経路情報を受信すると、当該走行予定経路に関する案内情報を案内情報DB30bから得する。具体的に、制御部20は、発生地点が走行予定経路上または走行予定経路の周辺に存在する案内事象を案内情報DB30bにて検索し、当該検索した案内事象に対応付けて登録されている案内情報を取得する。走行予定経路の周辺の発生地点とは、走行予定経路からの最短距離が閾値(例えば1)以内の発生地点である。従って、走行予定経路に関する案内情報に対応する案内事象の発生地点には、走行予定経路上に存在する地点と当該走行予定経路上に存在しない地点とが含まれることとなる。なお、走行予定経路の周辺の発生地点とは、走行予定経路上の道路区間と直接接続している道路区間上の発生地点であってもよい。また、走行予定経路は、経路案内システム10によって探索されてもよい。すなわち、案内情報取得部21bの機能により制御部20は、車両から出発地と目的地とを指定する情報を受信し、当該出発地と目的地とに基づいて走行予定経路を探索してもよい。そして、制御部20は、探索する走行予定経路の周辺に存在する案内事象を案内情報DB30bにて検索してもよい。
図3Aは、走行予定経路の模式図である。同図において、細線は細街路を示し、太線は幹線道路を示す。また、破線は走行予定経路Rを示し、走行予定経路Rのうち細街路上の部分は細い破線で示し、走行予定経路Rのうち幹線道路上の部分は太い破線で示す。図3Aに示す走行予定経路Rは、経路情報を送信した車両のユーザの自宅Sを始点とし、白丸で示す交差点Nにて細街路から幹線道路に進入し、その後、細街路を経由して目的地Zに至る経路である。また、一点鎖線は経路情報を送信した車両がよく通る経路Tを示している。よく通る経路Tは、経路情報を送信した車両のユーザの自宅Sから勤務地Vまでの細街路上の経路である。
図3Aにおいて、走行予定経路Rに関する案内情報に対応する案内事象G1〜G5の発生地点を示している。同図に示すように、走行予定経路に関する案内情報には、走行予定経路R上の発生地点にて生じた案内事象G2,G4についての案内情報と、走行予定経路R上ではない発生地点にて生じた案内事象G1,G3,G5についての案内情報とが含まれ得る。また、走行予定経路Rに関する案内情報には、経路情報を送信した車両がよく通る経路T上の発生地点にて生じた案内事象G1についての案内情報も含まれ得る。
絞込部21cは、案内事象Gの属性と案内事象Gの発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定し、案内情報を案内した場合の所要期間が所定の制限期間以下となるように、優先度に基づいて案内対象の案内情報を絞り込む機能を制御部20に実現させるモジュールである。
まず、優先度を決定する処理について説明する。絞込部21cの機能により制御部20は、案内事象Gの属性と程度と発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定する。そのために、制御部20は、図2のスコア情報30cを参照することにより、案内情報が示す案内事象Gの属性と程度との組み合わせに対応する第1スコアを取得する。さらに、絞込部21cの機能により制御部20は、発生地点の位置が走行予定経路R上に存在するか否かに基づいて優先度を決定する。そのために、制御部20は、案内事象の発生地点の位置が走行予定経路R上に存在するか否かを判定する。そして、制御部20は、図2のスコア情報30cを参照することにより、発生地点の位置が走行予定経路R上に存在するか否に応じて異なる第2スコアを取得する。本実施形態において、制御部20は、発生地点の位置がよく通る経路T上に存在するか否かも判定する。そして、制御部20は、発生地点の位置が走行予定経路R上に存在する場合と、発生地点の位置がよく通る経路T上に存在する場合と、発生地点の位置が走行予定経路R上とよく通る経路T上以外に存在する場合とで、異なる値の第2スコアを取得する。
そして、絞込部21cの機能により制御部20は、案内事象Gの属性と程度との組み合わせごとに規定された第1スコアと、発生地点が走行予定経路上に存在するか否かに応じて規定された第2スコアとを乗算することにより、総合スコアを算出し、当該総合スコアが大きいほど大きくなるように優先度を決定する。具体的に、制御部20は、第1スコアと第2スコアとを乗算した値を優先度の値として取得する。図3Aの例においては、発生地点に対応する案内事象G1〜G5のそれぞれについて優先度が取得されることとなる。発生地点が主要地方道路上である場合、主要地方道路かつ走行予定経路Rを発生地点とする事故である案内事象G4についての優先度は、図2にてハッチングで示すように、第1スコア"10"と第2スコア"10"とを乗算した値"100"となる。
次に、制限期間について説明する。絞込部21cの機能により制御部20は、車両の走行履歴および走行予定経路Rに基づいて、第1期間の長さを推定し、当該第1期間の長さを制限期間の長さとして設定する。第1期間とは、ナビゲーション端末100が経路情報を経路案内システム10に送信してから車両が移動を開始するまでの移動開始期間と、出発地から最初に幹線道路に進入するまでの走行予定経路R上の区間である初期移動区間Lを走行する初期移動期間との合計である。
移動開始期間は、履歴情報30dにおいて車両ごとに記録されている。制御部20は、経路情報を送信した車両に対応する移動開始期間を履歴情報30dから取得する。初期移動期間は、出発地(経路情報を送信した車両のユーザの自宅S)から最初に幹線道路に進入する交差点Nまでの走行予定経路R上の区間である初期移動区間Lを、基準車速(例えば20km/時)で走行するのに要する期間である。すなわち、制御部20は、初期移動区間Lの長さを地図情報30aに基づいて取得し、当該初期移動区間Lの長さを基準車速で除算することにより、初期移動期間を取得する。なお、基準車速は、ユーザによって設定されてもよいし、初期移動区間Lの道路種別や制限車速や渋滞度等に基づいて設定されてもよい。
絞込部21cの機能により制御部20は、移動開始期間と初期移動期間とを合計することにより第1期間を推定する。そして、制御部20は、当該第1期間を制限期間として取得するとともに、案内情報を案内した場合の所要期間が制限期間以下となるように、優先度に基づいて案内対象の案内情報を絞り込む。制御部20は、走行予定経路Rに関して取得した案内情報を案内した場合の所要期間の合計が制限期間以下となるまで、優先度が小さい順に案内情報を案内対象から除外する処理を繰り返す。そして、制御部20は、除外されなかった案内情報を案内対象の案内情報として取得する。
案内制御部21dは、案内対象の案内情報を車両のユーザI/F部460に案内させる機能を制御部20に実現させるモジュールである。すなわち、案内制御部21dの機能により制御部20は、案内対象の案内情報を案内情報DB30bから取得し、当該案内対象の案内情報をナビゲーション端末100に送信する。これにより、ナビゲーション端末100は案内対象の案内情報に基づいて案内事象Gごとに音声メッセージをユーザI/F部460にて出力する。
例えば、図3Aの例において、案内事象G2,G3,G4についての案内情報が案内対象として絞り込まれ、残りの案内事象G1,G5についての案内情報が案内対象から除外されていたとする。この場合、制御部20は、案内事象G2,G3,G4についての案内情報を、案内対象の案内情報としてナビゲーション端末100に送信する。このような絞り込みを行うことにより、図3Bに示すように、ナビゲーション端末100は、案内事象G2,G3,G4についての案内情報が示す音声メッセージをユーザI/F部460にて出力できる。
また、案内制御部21dの機能により制御部20は、車両が走行を開始する第1期間において、案内対象の案内情報を案内させる。具体的に、制御部20は、案内対象の案内情報が示す音声メッセージの出力を即座に開始するように、ナビゲーション端末100に指示する。すなわち、ナビゲーション端末100は、経路情報の応答として経路案内システム10から案内情報を受信すると、即座に音声メッセージの出力を開始する。本実施形態において、ナビゲーション端末100が経路情報を経路案内システム10に送信してから、経路案内システム10が案内情報を応答するまでの期間は無視できることとする。従って、経路案内システム10から案内情報を受信してから、即座に音声メッセージの出力を開始することにより、経路情報を送信してから交差点Nにて車両が最初に幹線道路に進入するまでの第1期間内において音声メッセージの出力を終了させることができる。なお、ナビゲーション端末100が案内対象の案内事象G2,G3,G4についての案内情報を案内する順序は優先度が大きい順であってもよいし、発生地点が出発地から近い順であってもよい。
以上説明した本実施形態において、案内情報を案内した場合の所要期間が所定の制限期間以下となるように、案内対象の案内情報を絞り込むため、案内情報を案内する所要期間が大きくなりすぎることを防止できる。また、案内事象Gの属性と発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定するため、重要な属性の案内事象Gについての案内情報や、重要な位置に存在する発生地点についての案内情報を優先して案内できる。
また、案内事象Gの属性と程度と発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度が決定されるため、案内事象Gの程度も考慮して優先度を決定できる。すなわち、同一の属性の案内事象Gについての案内情報であって、程度が大きい案内事象Gについての案内情報と、程度が小さい案内事象Gについての案内情報とが存在する場合に、程度が大きい案内事象Gについての案内情報の優先度を大きく設定できる。また、発生地点の位置が走行予定経路R上に存在するか否かに基づいて優先度を決定することにより、走行予定経路R上に存在する発生地点、すなわち車両が走行する可能性が大きい発生地点についての案内情報を優先して案内できる。なお、走行予定経路R上でなくても車両が頻繁に走行する経路(よく通る経路T)上の地点は他の地点よりも車両が走行する可能性が大きい。従って、よく通る経路T上に発生地点が存在するか否かに基づいて優先度を決定することにより、車両が走行する可能性が大きい発生地点についての案内情報を優先して案内できる。具体的に、案内事象Gの属性と程度との組み合わせごとに規定された第1スコアと、発生地点が走行予定経路上に存在するか否かに応じて規定された第2スコアとを乗算することにより、案内事象Gの属性と程度との組み合わせ、および、発生地点が走行予定経路上に存在するか否かを考慮した総合スコアを得ることができる。
また、第1期間において案内対象の案内情報を案内させることにより、車両が走行を開始する期間において、優先度の大きい案内情報の案内を行うことができ、走行予定経路Rの要点を事前に認知できる。すなわち、走行予定経路Rを走行する期間の早い段階で、走行予定経路Rに関する案内情報のうち優先度の大きい情報を案内しておくことができる。また、走行予定経路Rに基づいて、走行予定経路R上において車両が走行を開始する第1期間の長さを推定できる。また、車両の走行履歴、すなわち過去において車両が走行を開始のに要した期間(経路情報の送信から移動を開始するまでの移動開始期間)の長さに基づいて、車両が走行を開始する第1期間の長さを推定できる。
(2)経路案内処理:
次に、経路案内システム10にて実行される経路案内処理について説明する。図4は、経路案内処理のフローチャートである。経路案内処理は、要求車両のナビゲーション端末100から経路情報を受信した場合に実行される処理である。経路情報は、予め探索された走行予定経路Rを示す情報であり、経路情報を送信した車両を識別する情報も含まれる。
案内情報取得部21bの機能により制御部20は、案内情報DB30bから走行予定経路Rに関する案内情報を取得する(ステップS100)。具体的に、制御部20は、経路情報が示す走行予定経路R上および当該走行予定経路Rの周辺に発生地点が存在する案内事象Gについての案内情報を取得する。走行予定経路Rの周辺とは、走行予定経路Rからの最短距離が閾値(例えば1km)以下であることを意味する。なお、ステップS100にて取得したすべての案内情報は、初期段階における案内対象の案内情報となる。ただし、後述する処理において案内対象から除外されると、当該除外された案内情報は案内対象ではなくなる。
次に、制御部20は、案内情報が取得できたか否かを判定する(ステップS105)。
すなわち、制御部20は、走行予定経路Rに関する案内情報が1個でも取得できたか否かを判定する。案内情報が取得できたか否かを判定しなかった場合(ステップS105:N)、制御部20は、経路案内処理を終了する。すなわち、経路情報を送信した車両にて案内すべき案内情報は存在しないとして、案内情報を送信することなく、経路案内処理を終了する。
案内情報が取得できたと判定しなかった場合(ステップS105:N)、絞込部21cの機能により制御部20は、第1期間(制限期間)の長さを推定する(ステップS110)。具体的に、制御部20は、ナビゲーション端末100が経路情報を経路案内システム10に送信してから車両が移動を開始するまでの移動開始期間を履歴情報30dから取得する。さらに、制御部20は、出発地(経路情報を送信した車両のユーザの自宅S)から最初に幹線道路に進入する交差点Nまでの走行予定経路R上の区間である初期移動区間Lの長さを、基準車速(例えば20km/時)で除算した期間である初期移動期間を取得する。そして、制御部20は、移動開始期間の長さと初期移動期間の長さとを合計値を、第1期間(制限期間)の長さとして推定する。
次に、絞込部21cの機能により制御部20は、案内の所要期間を取得する(ステップS115)。具体的に、制御部20は、ステップS100にて取得した案内情報の個々を案内した場合の所要期間を案内情報DB30bから取得し、当該所要期間の合計値を全体の案内の所要期間として取得する。次に、絞込部21cの機能により制御部20は、案内の所要期間が制限期間以下であるか否かを判定する(ステップS120)。すなわち、制御部20は、車両が走行を開始する期間である第1期間内に案内情報の案内が完了できるか否かを判定する。
案内の所要期間が制限期間以下であると判定した場合(ステップS120:Y)、案内制御部21dの機能により制御部20は、案内対象の案内情報を送信する(ステップS165)。案内対象の案内情報の送信先は、経路情報を送信した車両のナビゲーション端末100である。ステップS100にて取得したすべての案内情報が初期段階における案内対象の案内情報となるため、最初から案内の所要期間が制限期間以下である場合、ステップS100にて取得したすべての案内情報がナビゲーション端末100に送信されることとなる。ここで、経路案内処理の実行期間は無視できるため、ナビゲーション端末100が経路情報を送信した直後に、ユーザI/F部460にて音声メッセージの出力を開始できる。従って、車両が幹線道路に進入するまでの第1期間において、案内情報の案内を終了させることができる。
一方、案内の所要期間が制限期間以下であると判定しなかった場合(ステップS120:N)、絞込部21cの機能により制御部20は、案内情報に対応する案内事象Gごとに第1スコアを取得する(ステップS125)。すなわち、制御部20は、図2に示すスコア情報30cを参照することにより、ステップS100にて取得した案内情報のそれぞれについて属性と程度に対応する第1スコアを取得する。
次に、絞込部21cの機能により制御部20は、案内情報に対応する案内事象Gごとに第2スコアを取得する(ステップS130)。すなわち、制御部20は、図2に示すスコア情報30cを参照することにより、ステップS100にて取得した案内情報のそれぞれの発生地点が存在する道路に対応する第2スコアを取得する。すなわち、制御部20は、発生地点が走行予定経路R上に存在するか否かに応じて異なる値の第2スコアを取得する。また、制御部20は、発生地点がよく通る経路T上に存在するか否かに応じて異なる値の第2スコアを取得する。なお、発生地点が走行予定経路R上、かつ、よく通る経路T上である場合、制御部20は、走行予定経路R上に対応する第2スコアを取得すればよい。
次に、絞込部21cの機能により制御部20は、案内情報に対応する案内事象Gごとに総合スコアを算出する(ステップS145)。すなわち、制御部20は、ステップS100にて取得した案内情報のそれぞれについて、第1スコアと第2スコアとを乗算することにより、優先度としての総合スコアを算出する。
次に、絞込部21cの機能により制御部20は、優先度が最小の案内事象Gに対応する案内情報を案内対象から除外する(ステップS150)。すなわち、初期段階においては、ステップS100にて取得した案内情報のすべてが案内対象となっているが、最も優先度が小さい案内情報が案内対象から除外される。次に、絞込部21cの機能により制御部20は、案内の所要期間を更新する(ステップS155)。すなわち、制御部20は、案内対象から除外されていない案内情報の個々を案内した場合の所要期間を案内情報DB30bから取得し、当該所要期間の合計値を更新後の案内の所要期間として取得する。結果として、除外した案内情報を案内するための所要期間分だけ、全体の案内の所要期間が短縮されることとなる。
次に、絞込部21cの機能により制御部20は、案内の所要期間が制限期間以下であるか否かを判定する(ステップS160)。すなわち、制御部20は、案内の所要期間を短縮したことによって、当該案内の所要期間が制限期間以下となったか否かを判定する。案内の所要期間が制限期間以下であると判定しなかった場合(ステップS160:N)、絞込部21cの機能により制御部20は、ステップS150に戻る。すなわち、案内の所要期間を短縮が不十分であるとして、最も優先度が小さい案内情報を案内対象から除外する処理(ステップS150)を、再度、実行する。以上の処理を繰り返して実行することにより、案内の所要期間が制限期間以下となるまで、案内対象の案内情報を絞り込んでいくことができる。
そして、案内の所要期間が制限期間以下であると判定した場合(ステップS160:Y)、案内制御部21dの機能により制御部20は、案内対象の案内情報を送信する(ステップS165)。すなわち、制御部20は、経路情報を送信した車両のナビゲーション端末100に対して、除外されることなく残った案内対象の案内情報を送信する。これにより、ステップS100にて取得したすべての案内情報が示す音声メッセージが即座にユーザI/F部460にて出力されることとなる。すなわち、車両が幹線道路に進入するまでの第1期間において、案内情報の案内を終了させることができる。
(3)他の実施形態:
案内対象から除外された案内情報は第1期間において案内しないようにすればよく、第1期間とは別の期間において案内対象から除外された案内情報を案内するようにしてもよい。例えば、案内制御部21dの機能により制御部20は、第1期間の経過後に車両が幹線道路を走行する第2期間において、案内対象ではない案内情報を案内させてもよい。具体的に、案内制御部21dの機能により制御部20は、案内対象から除外された案内情報もナビゲーション端末100に対して送信するとともに、案内対象から除外された案内情報について案内開始条件を指定する情報を添付してもよい。例えば、制御部20は、車両が幹線道路上の巡航を開始した場合に案内対象から除外された案内情報の案内を開始するように案内開始条件を指定してもよい。すなわち、車両が幹線道路上の巡航を開始した時刻から第2期間が開始してもよい。ここで、車両が幹線道路上を巡航するとは、次の交差点までの距離が閾値以上である状態において、単位時間あたりの車速の変動が所定値以下であることであってもよい。これにより、優先度の小さい案内情報については、幹線道路の走行中のゆとりがある第2期間に案内できる。ただし、車両が幹線道路上の巡航を開始した時刻において、車両がすでに案内対象から除外された案内情報に対応する発生地点を通過している場合、ナビゲーション端末100は、当該通過した発生地点に対応する案内情報を案内しないようにしてもよい。
絞込部21cの機能により制御部20は、必ずしも案内事象の属性と程度と発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定しなくてもよく、案内事象の属性のみに基づいて優先度を決定してもよい。この場合でも、優先度を決定でき、当該案内対象とする案内情報を絞り込むことができる。さらに、絞込部21cの機能により制御部20は、案内事象の属性と程度との組み合わせ、すなわち第1コストのみに基づいて優先度を決定しなくてもよい。むろん、案内情報取得部21bの機能により制御部20は、走行予定経路R上に発生地点が存在する案内事象についての案内情報のみを取得してもよい。
絞込部21cの機能により制御部20は、必ずしも第1スコアと第2スコアとを乗算することにより総合スコアを取得しなくてもよく、例えば第1スコアと第2スコアとを合計することにより総合スコアを取得してもよい。さらに、制御部20は、第1スコアと第2スコアのそれぞれに応じて単調増加する関数によって総合スコアを取得してもよい。また、制御部20は、必ずしも第1スコアと第2スコアとを取得しなくてもよく、スコア情報30cにおいて、案内事象の属性と程度と発生地点の位置との組み合わせごとに総合スコアが規定されていてもよい。また、制御部20は、案内事象Gの発生地点がよく通る経路T上であるか否かに応じて異なる第2スコアを取得したが、案内事象Gの発生地点がよく通る経路T上であるか否かに拘わらず同一の第2スコアを取得してもよい。
第1期間は、車両が走行を開始する期間であればよく、車両が移動を開始するまでの移動開始期間であってもよい。この場合、車両が移動を開始するまでの間に、案内情報の案内を終了させることができる。さらに、第1期間は、必ずしも車両が走行を開始する期間でなくてもよい。すなわち、第1期間は、車両が走行予定経路Rを走行する期間のうち、他の期間よりもゆとりのある期間であればよく、例えば車両が幹線道路上の巡航する期間であってもよい。この場合、制御部20は、車両が幹線道路上の巡航する期間の長さを走行予定経路Rや走行履歴に基づいて推定し、当該推定した期間の長さを制限期間の長さとして案内対象の案内情報を絞り込む処理を実行すればよい。
制御部20は、必ずしも車両の走行履歴および走行予定経路Rに基づいて、第1期間の長さを推定しなくてもよく、車両の走行履歴のみに基づいて、第1期間の長さを推定してもよい。また、制御部20は、走行予定経路Rのみに基づいて、第1期間の長さを推定してもよい。さらに、制御部20は、必ずしも第1期間の長さを推定しなくてもよく、予めユーザによって設定された期間の長さを第1期間の長さとして取得してもよい。
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。案内情報取得手段は、走行予定経路に関する案内事象を示す複数の案内情報を取得すればよく、走行予定経路上にて生じている案内事象や走行予定経路の周辺にて生じている案内事象を示す案内情報を取得すればよい。走行予定経路とは、車両が走行する予定の経路であり、例えば公知の経路探索手法によって探索された目的地までの経路であってもよい。案内事象とは、走行予定経路を走行する車両に何らかの影響を与え得る事象であればよく、走行予定経路を走行する車両にて生じたり、当該車両が巻き込まれたりする事象であってもよい。具体的に、案内事象は、車両の安全走行に影響を与える事象であってもよいし、走行予定経路の走行に要する期間に影響を与える事象であってもよいし、車両の燃費に影響を与える事象であってもよい。本発明では、複数の属性の案内事象を定義され、案内情報取得手段は、複数の属性の案内事象を示す案内情報を取得する。なお、案内事象とは、過去生じた事象であってもよいし、現在生じている事象であってもよいし、将来生じ得る事象であってもよい。従って、案内事象の発生地点とは、過去に生じた案内事象の発生地点であってもよいし、現在生じている案内事象の発生地点であってもよいし、将来生じ得る案内事象の発生地点であってもよい。ここで、走行予定経路の周辺(例えば所定距離以内)にて生じた案内事象であっても、走行予定経路を走行する車両まで影響を与える場合や、発生地点が走行予定経路上に移動する可能性もあるため、案内情報取得手段は、走行予定経路の周辺にて生じている案内事象を取得してもよい。
絞込手段は、案内事象の属性と案内事象の発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定すればよく、案内事象の属性と案内事象の発生地点の位置との双方に基づいて優先度を決定すればよい。すなわち、絞込手段は、属性が同一の2個の案内事象であっても発生地点の位置が異なれば、互いに異なる優先度を設定すればよい。同様に、絞込手段は、発生地点が同一の2個の案内事象であっても発生地点の位置が異なれば、互いに異なる優先度を設定すればよい。ここで、案内情報は、どのようなを案内事象であるかを示す情報(属性)と、どこで生じる案内事象であるかを示す情報(発生地点)とを少なくとも含んでいればよい。絞込手段は、車両への影響度が大きい案内事象の属性ほど優先度を大きくしてもよいし、予めユーザが指定した重視度が大きい案内事象の属性ほど優先度を大きくしてもよいし。さらに、絞込手段は、走行予定経路に近い案内事象の発生地点ほど優先度を大きくしてもよいし、案内事象の発生地点の範囲が広いほど優先度を大きくしてもよいし、走行予定時刻が早い案内事象の発生地点ほど優先度を大きくしてもよい。
さらに、絞込手段は、案内情報を案内した場合の所要期間が制限期間以下となるように、優先度に基づいて案内対象の案内情報を絞り込めばよく、案内情報取得手段が取得した案内情報の一部を案内対象から除外すればよい。具体的に、絞込手段は、優先度が大きい案内情報ほど、案内対象となりやすくなるように案内情報を絞り込めばよい。ここで、案内情報を案内した場合の所要期間とは、ユーザに対する案内情報の伝達に要する期間である。例えば、音声で案内情報を案内する場合、当該音声を出力する期間を所要期間としてもよい。制限期間は、ユーザによって設定された期間であってもよいし、走行予定経路に基づいて設定された期間であってもよい。案内制御手段は、案内対象の案内情報を案内部に案内させればよく、車両に備えられた案内部に案内対象の案内情報を案内させればよい。
ここで、経路案内システムは、車両に搭載された車載端末と通信可能に接続されたサーバであってもよい。すなわち、案内情報取得手段はサーバに備えられ、当該案内情報取得手段は、走行予定経路に関する案内事象を示す複数の案内情報を取得してもよい。さらに、絞込手段はサーバに備えられ、当該絞込手段は、案内事象の属性と案内事象の発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定し、案内情報を案内した場合の所要期間が所定の制限期間以下となるように、優先度に基づいて案内対象の案内情報を絞り込んでもよい。また、案内制御手段はサーバに備えられ、当該案内制御手段は、案内対象の案内情報を車載端末に送信してもよい。むろん、案内情報取得手段と絞込手段と案内制御手段とが車載端末に備えられてもよいし、案内情報取得手段と絞込手段と案内制御手段とがサーバと車載端末に分散して備えられてもよい。
また、案内情報は、案内事象の属性と程度とを示す構成において、絞込手段は、案内事象の属性と程度と発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定してもよい。かかる構成によれば、案内事象の程度も考慮して、優先度を決定できる。すなわち、同一の属性の案内事象についての案内情報であって、程度が大きい案内事象についての案内情報と、程度が小さい案内事象についての案内情報とが存在する場合に、程度が大きい案内事象についての案内情報の優先度を大きく設定できる。ここで、案内事象の程度とは、車両への影響度がどの程度であるかを示す指標であってもよい。
さらに、発生地点は、走行予定経路上に存在する地点と当該走行予定経路上に存在しない地点とを含む構成において、絞込手段は、発生地点の位置が走行予定経路上に存在するか否かに基づいて優先度を決定してもよい。これにより、走行予定経路上に存在する発生地点、すなわち車両が走行する可能性が大きい発生地点についての案内情報を優先して案内できる。なお、走行予定経路上でなくても車両が頻繁に走行する経路上の地点は他の地点よりも車両が走行する可能性が大きい。従って、絞込手段は、車両が頻繁に走行する経路上に発生地点が存在するか否かに基づいて優先度を決定してもよい。車両が頻繁に走行する経路とは、過去における走行回数が所定回数以上の経路であってもよいし、よく通る経路としてユーザが設定した経路であってもよい。
さらに、案内制御手段は、車両が走行を開始する第1期間において、案内対象の案内情報を案内させてもよい。これにより、車両が走行を開始する第1期間において、優先度の大きい案内情報の案内を行うことができ、走行予定経路の要点を事前に認知できる。すなわち、走行予定経路を走行する期間の早い段階で、走行予定経路に関する案内情報のうち優先度の大きい情報を案内しておくことができる。ここで、第1期間は、車両が走行を開始する期間であればよく、車両が最初の交差点やカーブに到達するまでの期間であってもよいし、車両が最初の幹線道路に到達するまでの期間であってもよいし、最初に車速が閾値を上回るまでの期間であってもよいし、パーキングブレーキが解除されるまでの期間であってもよいし、パーキングブレーキが解除されるまでの期間であってもよいし、パーキングやニュートラルやリバース以外へと最初にシフトチェンジされるまでの期間であってもよい。幹線道路とは、高規格幹線道路と地域高規格道路と主要地方道のいずれかまたは組み合わせであってもよい。
また、案内制御手段は、第1期間の経過後に車両が幹線道路を走行する第2期間において、案内対象ではない案内情報を案内させてもよい。これにより、優先度の小さい案内情報については、幹線道路の走行中のゆとりがある第2期間に案内できる。
ここで、絞込手段は、車両の走行履歴および/または走行予定経路に基づいて、第1期間の長さを推定し、当該第1期間の長さを制限期間の長さとして設定してもよい。走行予定経路に基づいて、走行予定経路上において車両が走行を開始する第1期間の長さを取得できる。また、車両の走行履歴、すなわち過去において車両が走行を開始のに要した期間の長さに基づいて、車両が走行を開始する第1期間の長さを取得できる。
さらに、絞込手段は、案内事象の属性と程度との組み合わせごとに規定された第1スコアと、発生地点が走行予定経路上に存在するか否かに応じて規定された第2スコアとを乗算することにより、総合スコアを算出し、当該総合スコアが大きいほど大きくなるように優先度を決定してもよい。これにより、案内事象の属性と程度との組み合わせ、および、発生地点が走行予定経路上に存在するか否かを考慮した総合スコアを得ることができる。
さらに、本発明のように、案内事象について案内を行う手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような装置を備えたナビゲーションシステム、走行履歴情報の管理システムや方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…経路案内システム、20…制御部、21…経路案内プログラム、21a…案内事象登録部、21b…案内情報取得部、21c…絞込部、21d…案内制御部、22…通信部、30…記録媒体、30a…地図情報、30b…案内情報DB、30c…スコア情報、30d…履歴情報、50…環境事象情報提供サーバ、100…ナビゲーション端末、200…制御部、210…ナビゲーションプログラム、210a…車両事象情報送信部、210b…経路案内部、220…通信部、300…記録媒体、300a…地図情報、410…GPS受信部、420…車速センサ、430…ジャイロセンサ、450…カメラ、450…部、460…ユーザI/F部、G…案内事象、L…初期移動区間、N…交差点、R…走行予定経路、S…自宅、T…よく通る経路、V…勤務地、Z…目的地。

Claims (9)

  1. 走行予定経路に関する案内事象を示す複数の案内情報を取得する案内情報取得手段と、
    前記案内事象の属性と前記案内事象の発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定し、前記案内情報を案内した場合の所要期間が所定の制限期間以下となるように、前記優先度に基づいて案内対象の前記案内情報を絞り込む絞込手段と、
    前記案内対象の前記案内情報を案内部に案内させる案内制御手段と、
    を備える経路案内システム。
  2. 前記案内情報は、前記案内事象の属性と程度とを示し、
    前記絞込手段は、前記案内事象の属性と程度と前記発生地点の位置との組み合わせに基づいて前記優先度を決定する、
    請求項1に記載の経路案内システム。
  3. 前記発生地点は、前記走行予定経路上に存在する地点と当該走行予定経路上に存在しない地点とを含むとともに、
    前記絞込手段は、前記発生地点の位置が前記走行予定経路上に存在するか否かに基づいて前記優先度を決定する、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の経路案内システム。
  4. 前記案内制御手段は、車両が走行を開始する第1期間において、前記案内対象の前記案内情報を案内させる、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の経路案内システム。
  5. 前記案内制御手段は、
    前記第1期間の経過後に車両が幹線道路を走行する第2期間において、前記案内対象ではない前記案内情報を案内させる、
    請求項4に記載の経路案内システム。
  6. 前記絞込手段は、車両の走行履歴および/または前記走行予定経路に基づいて、前記第1期間の長さを推定し、当該第1期間の長さを前記制限期間の長さとして設定する、
    請求項4に記載の経路案内システム。
  7. 前記絞込手段は、前記案内事象の属性と程度との組み合わせごとに規定された第1スコアと、前記発生地点が前記走行予定経路上に存在するか否かに応じて規定された第2スコアとを乗算することにより、総合スコアを算出し、当該総合スコアが大きいほど大きくなるように前記優先度を決定する、
    請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の経路案内システム。
  8. 走行予定経路に関する案内事象を示す複数の案内情報を取得する案内情報取得工程と、
    前記案内事象の属性と前記案内事象の発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定し、前記案内情報を案内した場合の所要期間が所定の制限期間以下となるように、前記優先度に基づいて案内対象の前記案内情報を絞り込む絞込工程と、
    前記案内対象の前記案内情報を案内部に案内させる案内工程と、
    を含む経路案内方法。
  9. 走行予定経路に関する案内事象を示す複数の案内情報を取得する案内情報取得機能と、
    前記案内事象の属性と前記案内事象の発生地点の位置との組み合わせに基づいて優先度を決定し、前記案内情報を案内した場合の所要期間が所定の制限期間以下となるように、前記優先度に基づいて案内対象の前記案内情報を絞り込む絞込機能と、
    前記案内対象の前記案内情報を案内部に案内させる案内機能と、
    をコンピュータに実現させる経路案内プログラム。
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