JP2015154869A - 電気掃除機の吸口体及びその吸口体を用いた電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機の吸口体及びその吸口体を用いた電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】
吸口体に近い床面を効率的に照らすことのできる電気掃除機の吸口体及び、その吸口体を用いた電気掃除機を提供する。
【解決手段】
吸口体本体ケ−スと、該本体ケースにおいて前方に配置された発光ランプと、前記本体ケースにおいて前記発光ランプの前方へ配置された光屈折手段と、を備え、前記光屈折手段の前記吸口体後方側(入射面側)と前記吸口体前方側(出射面側)の少なくとも一方が凸形状である。
【選択図】図14

Description

本発明は、電気掃除機の吸口体及びその吸口体を用いた電気掃除機に関する。
床面を清掃する電気掃除機としては、床移動形(「キャニスタ型」ともいう。)電気掃除機や、ほうき形(「縦型」または「スティック型」ともいう。)電気掃除機が知られている。
これらの電気掃除機においては、床面に溜まった塵挨を吸い込むための吸口体が先端へ設けられている。
吸口体は、床面を清掃するために、その内部に回転清掃体とその駆動部を備え、この回転清掃体を回転させることで、床面の塵埃を掻きあげて、これを吸引する構造となっている。
しかしながら、暗い箇所(ベッドの下等)においては床面の塵挨を確認し難く、取り残す恐れがあった。
そこで、特許文献1(特許第04309925号公報)に記載の電気掃除機では、吸口体へ照明ランプを備え、吸口体の相対的な方向の変化に応じて前記照明ランプの点灯、消灯を自動に切り替え制御するスイッチ回路を備えたものが提案されている。
また、特許文献2(特開平5―245084号公報)に記載の電気掃除機では、床ノズル(吸口体)の上方にランプを内蔵し、ランプの周囲に反射板を設け、照明光を放射する窓を配設して、吸口体の前面、回転ブラシ等必要な箇所のみ照明するものが提案されている。
特許第04309925号公報 特開平5―245084号公報
特許文献1、特許文献2に記載の吸口体は、照明ランプの位置が床面から遠く、また、発生する光はその距離により拡散するため、その結果床面を照らす光量が減ってしまう恐れがある。更に、照明ランプの位置が吸口体の上方向にあるため、吸口体自身により床面方向へ向かう光のいくらかは遮断される恐れがある。その結果、最も光を照射したい吸口体に近い位置の正面側床面においては、効果的に床面を照らすことができず(光が届かない又は、弱い光の照射となる)、塵挨を取り残す恐れが生じる。
そこで、本発明では、吸口体に近い床面を効率的に照らすことのできる電気掃除機の吸口体及び、その吸口体を用いた電気掃除機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、吸口体本体ケ−スと、該本体ケースにおいて前方に配置された発光ランプと、前記本体ケースにおいて前記発光ランプの前方へ配置された光屈折手段と、を備え、前記光屈折手段の前記吸口体後方側(入射面側)と前記吸口体前方側(出射面側)の少なくとも一方が凸形状であることを特徴とする。
更に、前記光屈折手段は、前記吸口体後方側と前記吸口体前方側の両方が凸形状であり、前記吸口体後方側の凸形状頂点が、前記吸口前方側の凸形状頂点よりも上側に位置することを特徴とする。
更に、前記光屈折手段は、少なくとも前記吸口体後方側が凸形状であり、前記吸口体後方側の凸形状頂点が、前記発光ランプにおける発光面の中心軸より上方に位置することを特徴とする。
前記吸口体本体ケースの前方にバンパを備え、前記バンパにおける前方上端は、前方側が下がるように傾斜する斜面部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、吸口体に近い床面を効率的に照らすことのできる電気掃除機の吸口体及び、その吸口体を用いた電気掃除機を提供することができる。
更に、床面へ向かう光の光路を遮らないようにバンパの上端を正面側が下がるように傾斜させたことにより、より吸口体の近傍を照らすことが可能となる。
(a)は本実施形態に係る電気掃除機の斜視図であり、(b)は本実施形態に係る電気掃除機の断面図である。 本実施形態に係る電気掃除機が備える吸口体の斜視図である。 本実施形態に係る電気掃除機が備える吸口体の下面図である。 回転清掃体を取り外した状態における吸口体の下面図である。 (a)は図3のA−A線断面図であり、(b)は図4のB−B線断面図である。 図3のC−C線断面図のうち、吸口体の下面側付近を拡大した部分拡大断面図である。 吸口体を床面に接触させた状態における吸口体の側面図である。 図3のC−C線断面図であり、(a)は吸口継手を寝かせた状態であり、(b)は吸口継手を直立させた状態である。 上ケースを取り外した状態における吸口体の斜視図である。 上ケースを取り外した状態における吸口体の側面図であり、(a)は吸口継手を寝かせた状態であり、(b)は吸口継手を直立させた状態である。 吸口体の吸口継手を寝かせた状態において、第2の可動軸に沿って吸口継手を動かした状態を示す上面図である。 本実施形態に係る電気掃除機が備える吸口体の正面図である。 図3のD部拡大図である。 図12のE−E線断面図のうち、LEDガイドの付近を拡大した部分拡大断面図である。 軸受保持部材を下ケースから取り外した状態における吸口体の下面側斜視図である。 駆動モータ(電動機)のユニット部を説明する図であり、(a)は駆動モータ(電動機)のユニット部を上から見た図であり、(b)は(a)のF−F線断面図である。 上ケースを取り外した状態における吸口体の上面図である。 図3のF−F線断面図である。 冷却風の流れを説明する上ケースを取り外した状態における吸口体の上面図である。 図17のG−G線断面図である。 LEDから発生した光の光路を簡易的に示した図である。 レンズがない際のLEDから発生した光の光路を簡易的に示した図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
≪電気掃除機≫
まず、本実施形態に係る電気掃除機1について、図1を用いて説明する。図1(a)は、本実施形態に係る電気掃除機1の斜視図であり、図1(b)は、本実施形態に係る電気掃除機1の断面図である。なお、図1(a)では、電気掃除機1を固定するとともに後述する蓄電池2d(図1(b)参照)を充電する充電スタンド6に、電気掃除機1を載置した状態を図示している。また、図1(b)では、電気掃除機1が自立した状態を図示している。
図1(a)に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、ほうき形(「縦型」または「スティック型」ともいう。)電気掃除機であり、ハンディ本体2と、スティックハンドル3と、吸口体4とを、一体にして、備えている。
図1(b)に示すように、ハンディ本体(掃除機本体)2は、ハンディ本体入口管2aと、ダストケース2bと、電動送風機2cと、蓄電池2dと、を備えている。また、ハンディ本体2には、電気掃除機1を搬送する際に使用者が把持するハンディハンドル2eが設けられている。なお、図1(b)の符号Gは、電気掃除機1の重心を示す。
スティックハンドル3は、電気掃除機1を用いて掃除をする際に使用者が把持するハンドルであり、ハンディ本体2の上方に設けられている。また、スティックハンドル3には、電気掃除機1(電動送風機2c)の動作/停止を切り替える電源ボタン3aが設けられている。
吸口体4は、ハンディ本体2のハンディ本体入口管2aに取り付けられている。そして、吸口体4、ハンディ本体入口管2a、ダストケース2b、電動送風機2cへと空気が流通可能な流路5が形成されている。
このように構成された電気掃除機1は、使用者が電源ボタン3aをONにすると、蓄電池2dから供給された電力で電動送風機2cが動作して負圧を発生させる。この負圧により吸口体4から空気とともにごみ(塵埃)が吸引され、吸引された空気とごみは流路5を通ってダストケース2bへ流入する。ダストケース2bでは空気とごみが分離され、ごみがダストケース2bに回収され、ごみが除去された空気は電動送風機2cへ吸引され、電気掃除機1の機外へと排気される。
≪吸口体4≫
次に、本実施形態に係る電気掃除機1が備える吸口体4について、図2から図16を用いて説明する。なお、以下の説明において、吸口体4の長手方向を吸口体4の左右方向とし、吸口体4を水平な床面に置いた状態で、後述する回転清掃体収納室30(図3参照)が形成された側を下面側とし、後述する回転清掃体収納室30(図3参照)が形成された側と反対側を上面側とし、吸口体4の前進方向側を正面側とし、吸口体4の後退方向側を背面側とする。
図2は、本実施形態に係る電気掃除機1が備える吸口体4の斜視図である。
図2に示すように、吸口体4は、上ケース11と、下ケース12と、吸口継手13と、バンパ14と、LEDガイド15と、を備えている。
吸口継手13の上端の流路管13Aは、ハンディ本体2のハンディ本体入口管2a(図1(b)参照)に連通し、流路5に挿入され、吸口クランプ13Bにより固定される。また、吸口継手13には、導電性の2つの吸口端子13Cが設けられており、吸口継手13をハンディ本体2のハンディ本体入口管2aに連通し、流路5に固定することにより、蓄電池2d(図1(b)参照)からの電力が供給されるようになっている。
図3は、本実施形態に係る電気掃除機1が備える吸口体4の下面図である。
図3に示すように、吸口体4(下ケース12)の下面には、車輪21,22と、後方車輪23と、刷毛部材24,25と、床面検出車輪26と、固定刷毛27と、が設けられている。また、吸口体4(下ケース12)の下面には、固定刷毛逃げ凹部28と、下面後方部29と、回転清掃体収納室30と、が形成されている。また、回転清掃体収納室30には、回転清掃体40が配置されている。また、図12および図13を用いて後述するが、吸口体4の下ケース12の正面側に集塵空間50が形成されている。また、図15を用いて後述するが、取り外し可能な軸受保持部材18が取り付けられている。
車輪21,22は、吸口体4の左右に配置されており、回転清掃体40(回転清掃体収納室30)よりも正面側(前進方向側)に配置されている。後方車輪23は、吸口体4の左右方向における中央に配置されており、回転清掃体40よりも背面側(後退方向側)に配置されている。後方車輪(車輪)23は、左右両側と比較して中央の径が小さい形状となっている。また、吸口体4の下面側から見て、車輪21〜23を結んだ三角形(台形)の中に、回転清掃体40(回転清掃体収納室30)の中心が配置されている。
車輪21,23が床面に接地し、車輪22が浮き上がった状態(電気掃除機1が左斜め後方に傾いている状態)において、吸口体4の下ケース12の下面が床面に接触する位置に、刷毛部材24が設けられている。また、車輪22,23が床面に接地し、車輪21が浮き上がった状態(電気掃除機1が右斜め後方に傾いている状態)において、吸口体4の下ケース12の下面が床面に接触する位置に、刷毛部材25電気掃除機1が設けられている。ここで、吸口体4は、基本的には車輪21〜23で床面と接触し、電気掃除機1(図1参照)の重さを支えるようになっている。このため、刷毛部材24,25は床面と常に接触するものではなく、刷毛部材24,25の面積は小さくてよい。刷毛部材24,25により、吸口体4が不安定な姿勢となった場合でも、下ケース12が床面に直接接触することを防止して、床面が傷つくことを防止する。
床面検出車輪26は、吸口体4が床面に設置されているかを検出するためのものである。床面検出車輪26が床面に接触すると、ケース(上ケース11,下ケース12)内に設けられた自動復帰型の検知スイッチ66(後述する図9参照)を押して、吸口端子13C(図2参照)から回転清掃体40を回転駆動させる駆動モータ(電動機)20(後述する図16参照)への電力供給線(図示せず)を接続するようになっている。一方、床面検出車輪26が床面から離れると、検知スイッチ66(後述する図9参照)が復帰して、吸口端子13C(図2参照)から駆動モータ(電動機)20(後述する図16参照)への電力供給線(図示せず)を遮断するようになっている。駆動モータ(電動機)20は、電気掃除機1を操作するための力を低減するだけの操作力を与えている。これにより、操作性がよい電気掃除機を提供することができる。
固定刷毛27は、回転清掃体40が配置される回転清掃体収納室30よりも背面側(後退方向側)に配置されている。固定刷毛27は、床面を掃いてごみを集めるとともに、回転清掃体収納室30より背面側(後退方向側)で吸口体4の下面と床面との間を閉塞するようになっている。また、下ケース12の固定刷毛27の背面側(後退方向側)には、前述のように、固定刷毛逃げ凹部28が形成されている。また、下ケース12の固定刷毛逃げ凹部28よりも後方には、下面後方部29が形成されている。回転清掃体40の下面は吸口体4における最下面に位置する。これにより、回転清掃体40が床面と接し、駆動モータ(電動機)20により回転した回転清掃体40が、電気掃除機1を操作するための力を低減し、操作性がよい電気掃除機を提供することができる。
回転清掃体収納室30は、流路管13A(図2参照)と連通する空間であり、床面のごみが空気とともに吸引される空間である。また、回転清掃体収納室30には、回転清掃体40が回転可能に配置されている。
回転清掃体40は、清掃刷毛41と、清掃刷毛41の左右両端に設けられた筒状刷毛(自走刷毛)42,43と、を備えており、駆動モータ(電動機)20(後述する図16参照)により、吸口体4が前進する方向(後述する図6において、時計回り)に、回転駆動するようになっている。
清掃刷毛41は、筒状の基体44(後述する図5(a)参照)の外周面から外方(径方向)に突出する繊維等による刷毛である。なお、図3において、清掃刷毛41はらせん状に突出して設けられているが、これに限定されるものではない。
筒状の基体44(後述する図5(a)参照)の両端には、基体44よりも大径の筒状の刷毛台45,46(後述する図5(a)参照)が設けられており、刷毛台45,46の外周面に筒状刷毛42,43が設けられている。筒状刷毛42,43の密度は、清掃刷毛41の密度よりも大きくなっている。また、基体44から筒状刷毛42,43の最外部までの高さ(長さ)は、基体44から清掃刷毛41の最外部までの高さ(長さ)よりも大きくなっている。
このように、回転清掃体40の清掃刷毛41が回転することにより、電気掃除機1のごみをとる性能を向上させることができる。加えて、回転清掃体40の筒状刷毛42,43が回転することにより、電気掃除機1の自走性(操作性)が向上する。
<回転清掃体収納室>
次に、回転清掃体収納室30の形状について、図4から図6を用いて説明する。図4は、回転清掃体40を取り外した状態における吸口体4の下面図である。図5(a)は、図3のA−A線断面図であり、図5(b)は、図4のB−B線断面図である。図6は、図3のC−C線断面図のうち、吸口体4の下面側付近を拡大した部分拡大断面図である。
図4に示すように、回転清掃体収納室30の天面は、回転清掃体収納室30の左右方向における中央の収納室天面31と、左右両端の刷毛逃げ部32,33と、で形成されている。また、回転清掃体収納室30の左右方向における中央で、回転清掃体収納室30の背面側(後退方向側)壁面から回転清掃体収納室30の天面に亘って、吸込口34が設けられている。吸込口34は、ホース13D(図6参照)を介して、流路管13A(図2参照)と連通する。また、回転清掃体収納室30の背面側(後退方向側)壁面から回転清掃体収納室30の収納室天面31に亘って、集塵リブ35〜38が設けられている。
図5(b)に示すように、左右両端の刷毛逃げ部32,33は、中央の収納室天面31よりも上側に設けられている。換言すれば、回転清掃体収納室30の天面は、左右の両端に中央の天面(収納室天面31)よりも凹んだ刷毛逃げ部32,33が設けられている。さらに換言すれば、図5(a)に示すように、中央の収納室天面31は、左右の天面(刷毛逃げ部32,33)よりも、回転清掃体40(清掃刷毛41)に接近するように設けられている。さらに換言すれば、回転清掃体収納室30は、左右両端側の内径が中央側の内径よりも大きくなっている。
そして、図5(a)に示すように、刷毛逃げ部32,33は、筒状刷毛(自走刷毛)42,43と対応する天面の領域を含んで設けられている。また、収納室天面31は、清掃刷毛41と対応する天面の領域に含まれて設けられている。
このように、左右両端の刷毛逃げ部32,33を設けることにより、筒状刷毛42,43と回転清掃体収納室30の天面(刷毛逃げ部32,33)との隙間を保ち、摩擦係数の高い筒状刷毛42,43が回転清掃体収納室30の天面と接触して駆動モータ(電動機)20(後述する図16参照)に負荷がかかることを防止することができる。これにより、電気掃除機1の自走性(操作性)が向上する。
また、中央の収納室天面31を回転清掃体40(清掃刷毛41)に接近するように設けることにより、回転清掃体収納室30での吸引される空気の流速を高く保つことができ、動圧を確保することができるため、電気掃除機1のごみをとる性能を向上させることができる。
図4に示すように、吸口体4の下面側から見て、集塵リブ35〜38は、背面側(後退方向側)よりも正面側(前進方向側)の方が、左右方向の中央に向かうように、斜めに設けられている。また、図6に示すように、回転清掃体40の回転軸方向に見て、集塵リブ37(35,36,38についても同様)の形状は、回転清掃体40の形状に沿うように形成されている。
床面のごみは、回転する回転清掃体40の清掃刷毛41により、清掃刷毛41の背面側(後退方向側)で掻き上げられるが、掻き上げられたごみは集塵リブ35〜38に沿って中央側に向かい、最終的には中央に設けられた吸込口34に吸引させることができる。
また、図4に示すように、刷毛逃げ部32,33の形状も吸口体4の下面側から見て、背面側(後退方向側)よりも正面側(前進方向側)の方が広くなるように形成することが望ましい。このように、刷毛逃げ部32,33を形成することにより、刷毛逃げ部32,33の内部にごみが溜まることを防止することができる。
<床面との接地>
次に、吸口体4の床面との接地について、図6および図7を用いて説明する。図7は、吸口体4を床面Sに接触させた状態における吸口体4の側面図である。
図6に示すように、吸口体4が床面と接触していない状態では、回転清掃体40の筒状刷毛(自走刷毛)42(43)は、車輪21(22)および後方車輪23よりも下側に突き出すようになっている。このため、図7に示すように、吸口体4を床面Sに接触させた状態では、床面Sに接触した筒状刷毛42,43は変形して、筒状刷毛42,43と床面Sとの接地面積が大きくなる。回転清掃体40が回転駆動することによる電気掃除機1の自走性を確保して、電気掃除機1の操作性を向上させることができる。
一方で、吸口体4は、車輪21〜23で床面Sに接地する。そして、図3で前述したように、車輪21,22は回転清掃体40よりも正面側(前進方向側)に配置され、後方車輪23は回転清掃体40よりも背面側(後退方向側)に配置されている。このような構成により、筒状刷毛42,43と床面Sとの接地面積が広がりすぎないようになっている。これにより、回転清掃体40を回転駆動する駆動モータ(電動機)20(後述する図16参照)の負荷の増大を防止し、駆動モータ(電動機)20の過度の発熱を防止することができる。
また、図6および図7に示すように、吸口体4の下面後方部29の高さは、固定刷毛27より前方側(前進方向側)の吸口体4の下面(回転清掃体収納室30周辺の下面)に比較して、一段高くなっている。また、図3で前述したように、後方車輪23は、左右両側と比較して中央の径が小さい形状となっている。これにより、固定刷毛27と後方車輪23との間にごみが溜まることを防止することができる。
<吸口継手の回動>
次に、吸口継手13の回動について、図8から図11を用いて説明する。図8は、図3のC−C線断面図であり、(a)は吸口継手13を寝かせた状態であり、(b)は吸口継手13を直立させた状態である。
図8(a)および図8(b)に示すように、吸口継手13は、吸口体4の長手方向の回動軸(図示せず)で、回動することができるようになっている。
また、図8(b)に示すように、吸口継手13を直立させた状態では、吸口継手13の係止面13Eと、上ケース11の係止面11Aが当接して、これ以上、吸口継手13を前方向に回動することができないようになっている。
ここで、図1(b)に示すように、電気掃除機1を直立させた状態(吸口継手13を直立させた状態)において、電気掃除機1(回動軸Rで回動するハンディ本体2側)の重心Gが回動軸Rよりも前方向になるようになっている。また、吸口体4の下面側から見て、車輪21〜23を結んだ三角形(台形)の中に、重心Gが配置されるようになっている。これにより、電気掃除機1を直立させた状態で、安定して直立させることができるようになっている。
図9は、上ケース11を取り外した状態における吸口体4の斜視図である。図10は、上ケース11を取り外した状態における吸口体4の側面図であり、(a)は吸口継手13を寝かせた状態であり、(b)は吸口継手13を直立させた状態である。
図9に示すように、吸口継手13の側面から吸口体4の長手方向に係合ピン13Fが立設されている。また、下ケース12から立設する係合板バネ13Gが、下ケース12にネジで固定されている。
図10(a)に示すように、吸口継手13を寝かせた状態において、係合ピン13Fは、係合板バネ13Gと係合していない。そして、図10(b)に示すように、吸口継手13を直立させた状態において、係合ピン13Fが係合板バネ13Gと係合して、係合板バネ13Gの弾性力により、吸口継手13を直立させた状態で付勢するようになっている。このように、係合ピン13Fと係合板バネ13Gで継手ロック機構が構成されており、この継手ロック機構により、電気掃除機1を直立させた状態で、より安定して直立させることができるようになっている。
図11は、吸口体4の吸口継手13を寝かせた状態において、第2の可動軸に沿って吸口継手13を動かした状態を示す上面図である。
図11(a)および図11(b)に示すように、吸口継手13は、下部体13Iと、上部体13Jと、で構成されており、これらの間で、流路管13Aの軸を回転軸として、回動することができるようになっている。
このように、吸口継手13は、図8および図10に示す吸口体4の長手方向を第1の回動軸とする回動と、図11に示す流路管13Aの軸を第2の回転軸とする回動と、を行うことができるようになっている。このように、吸口体4は、2軸で回動することができるようになっており、吸口体4の下面を床面に好適に接触させることができるようになっている。
これにより、電気掃除機1を持ち上げた状態において、吸口体4のケース(上ケース11,下ケース12)は、第1の回動軸によりピッチング方向に揺動することができ、第2の回転軸により略ローリング方向に揺動することができるようになっている。
<集塵空間>
次に、集塵空間50について、図12および図13を用いて説明する。図12は、本実施形態に係る電気掃除機1が備える吸口体4の正面図である。図13は、図3のD部拡大図である。
図12に示すように、集塵空間50は、吸口体4の下ケース12の正面側に形成されている空間であり、吸口体4を前進方向に移動させた際、ごみを一時的に溜める空間である。図13に示すように、吸口体4の下面側から見て、集塵空間50は、正面側(前進方向側)が広いお椀を半分に切ったような形状となっており、ごみを溜めることができるようになっている。また、図12に示すように、吸口体4を正面から見て、バンパ14の先端(下端)が集塵空間50に架かるようになっている。これにより、集塵空間50に溜められたごみを集塵空間50から逃がしにくくなっている。
そして、集塵空間50と回転清掃体収納室30とを接続する流路である取込口51は、狭くなっている。これにより、取込口51を流れる空気の流速を速くして、集塵空間50に溜められたごみを回転清掃体収納室30に吸い込みやすくするようになっている。
<LED>
図14は、図12のE−E線断面図のうち、LEDガイド15の付近を拡大した部分拡大断面図である。また、図21はLED16から発生した光の光路を簡易的に示している。
ケース(上ケース11,下ケース12)の内部には、LED基板17に実装された発光ランプ16(本実施例ではLED16とする)が設けられている。LEDガイド15は、透明の樹脂で形成されており、光屈折手段15L(本実施例ではレンズ15Lとする)が形成されている。
レンズ15Lは、LED16より発せられる光の入射側103・出射側104の中央付近が凸形状となっている。また、LED16の中心は、LEDガイド15(レンズ15L)の入射面の中心から下側に位置するように配置されている。言い換えると、レンズ15Lの吸口体後方側(入射面側)の凸形状頂点が、LED16における発光面の中心軸よりも上方に位置するように配置されている。また、LEDガイド15(レンズ15L)の出射面の中心は、LEDガイド15(レンズ15L)の入射面の中心よりも下側に配置されている。言い換えると、レンズ15Lの吸口体後方側(入射面側)の凸形状頂点が、吸口前方側(出射面側)の凸形状頂点よりも上側に位置するように配置されている。
また、バンパ14の前方上端には、正面側(前方側)が下がるように傾斜する斜面部14Aが形成されている。
LED16が発光すると、レンズ15Lの入射側頂点より上側に入射される光はレンズ15Lにより屈折し、床面を照らす。また。レンズ15Lの入射側頂点より下側より入射される光は、その入射角により床面Sを照らす光と、上方向へ抜けていく光とに分けられる。具体的にはLED16の上部・中央部・下部で発生した光はそれぞれ次の様になる。
<上部>
点線で示すLED16上部の光100(点線)は、一部上方向へ抜けるが、レンズ15Lへ入射する光は屈折し、床面Sを照らす光となる。
<中央>
破線で示すLED16中央から出る光101において、上方向へ向かう光は、レンズ15Lを通り屈折し床面Sを照らす光となる。また、下方向へ向かう光においても、レンズ15Lを通り屈折することで、吸口体4に当たることなく床面Sを照らす光となる。
<下部>
二点鎖線で示すLED16下部から出る光102においては、発生する光がレンズ15Lを通らないか、レンズ15Lを通り抜けても上方向へ向かう光となるため床面Sを照らすことはない。
ここで、LED16の上部から出る光100、中央から出る光101、下部から出る光102の間から出る光に関しては連続的に変化する。したがって、LED16が発光するとレンズ15Lにより光が屈折し、後述するレンズ15Lを構成しない際と比較し、吸口体4の正面側床面を効率よく照らすことが可能となり、床面の清掃状態を容易に確認することができる。
また、LED基板17を斜めに配置せずに吸口体4の正面側床面を照らすことができるため、LED基板17の配置を複雑にすることなく作成することができる。
図22にレンズ15Lを形成しない場合の光路を示す。
これによると、LED16より発生する光は均等に拡散するため、床面Sへ向かう光はLED16にて発生する光の半分となる。更に、吸口体4自身より床面方向へ向かう光のいくらかは遮断される。これより、先述したレンズ15Lを構成した場合と比較すると、床面を照らす光量が少なくなることが分かる。
なお、本実施例において、レンズ15Lは光の入射側・出射側共に凸形状としているが、少なくとも一方が凸形状であれば、吸口体に近い床面を効率的に照らすことのできる電気掃除機の吸口体及び、その吸口体を用いた電気掃除機を提供することができる。
<軸受保持部材>
図15は、軸受保持部材18を下ケース12から取り外した状態における吸口体4の下面側斜視図である。
図15に示すように、軸受47は、下ケース12と軸受保持部材18で挟まれて固定される。軸受47は、図5(a)に示すように、回転清掃体40の筒状の基体44の筒内に挿入され、回転清掃体40は、軸受47に対して回転することができるようになっている。
図15に示すレバー19を押し込むように操作すると、孔19Aから係止部材(図示せず)が軸受保持部材18の方向に突出するようになっている。軸受保持部材18を下ケース12に取り付けて、レバー19を操作することにより、軸受保持部材18を下ケース12に固定することができるようになっている。一方、レバー19を引っ張るように操作すると、係止部材(図示せず)が孔19Aの内部に引っ込むため、軸受保持部材18を下ケース12から取り外すことができるようになっている。そして、軸受保持部材18を取り外すことにより、回転清掃体40を回転清掃体収納室30から取り外すことができるようになっている。
<駆動モータ(電動機)ユニット>
図16は、駆動モータ(電動機)20のユニット部を説明する図であり、図16(a)は駆動モータ(電動機)20のユニット部を上から見た図であり、図16(b)は図16(a)のF−F線断面図である。
駆動モータ(電動機)ユニットは、駆動モータ(電動機)20と、嵌合部48と、ユニットケース60と、小プーリ61と、大プーリ62と、ベルト63と、シャフト64に対して回転可能に設けられたテンショナ65と、を備えている。また、駆動モータ(電動機)20のハウジングには、磁力の漏れを低減するように補助ヨーク20Aが取り付けられている。
図16(b)に示すように、駆動モータ(電動機)20が回転すると、小プーリ61が回転するようになっている。小プーリ61の回転は、ベルト63を介して大プーリ62に伝達される。ここで、小プーリ61と大プーリ62の径の比率を大きくして、小型の駆動モータ(電動機)20でも、高いトルクを出力することができるようになっている。また、テンショナ65を設けることにより、小プーリ61とベルト63との接触面積を広くし、大プーリ62とベルト63との接触面積を広くして、ベルト63が滑ることを抑制して、高いトルクを出力することができるようになっている。
なお、操作力低減のために、駆動モータ(電動機)20と回転清掃体40の減速比を大きくし、また、歯飛びを防止するためにテンショナ65が設けられている。この場合の減速比は2.9以上が望ましい。
なお、操作力低減のために、掃除面(床面)との摩擦抵抗を下げることが望ましい。掃除面との摩擦抵抗を下げるために、吸口体4の底面と掃除面とのギャップを大きくすることが望ましい。本実施形態では、車輪21,22と吸口体4の底面との距離を2mm以上にしている。言い換えると、掃除面(床面)と、下ケース12との距離を2mm以上にしている。これにより、吸口体4と掃除面との摩擦抵抗を下げることができ、操作力を低減することができる。
なお、吸口体4の摩擦抵抗は、日本工業規格「JIS C 9108」に規定された絨毯で18N(往路(前進)は12N)以下となるのが望ましい。(摩擦抵抗は、次の測定方法により測定する。操作方向と同方向に推力を与える機構を有するもの、例えば回転ブラシ等は回動自在とし(例えばタイミングベルトを除去する等にて)、「JIS C 9108」の操作抵抗試験に準拠し測定する。)
なお、操作力低減のためには、摩擦抵抗を下げることの他に回転ブラシの軸トルクが大きいほうが望ましい。「JIS C 9108」に規定された絨毯での往路(前進)の軸トルクは、30mN・m以上が望ましい。
操作力低減の効果を奏する場合の操作力は、「JIS C 9108」に規定された操作力測定方法により14N以下となるのが望ましい。
「JIS C 9108」に規定された絨毯と接触し、軸トルク30mN・m以上で、かつブラシ回転速度が3000rpm以下であると、操作力を低減(操作性を向上)させることができる。
上記構成であれば、復路(後進)の操作抵抗よりも、往路(前進)の操作抵抗が低くなる。
そして、大プーリ62が回転することにより、嵌合部48が回転するようになっている。嵌合部48は、図5(a)に示すように、回転清掃体40の刷毛台45側端部と嵌合することができるようになっている。これにより、嵌合部48の回転力を回転清掃体40に伝達することができるようになっている。
また、駆動モータ(電動機)ユニットが、ユニットケース60で一体に形成されていることにより、ロスなく駆動モータ(電動機)20の回転力を嵌合部48(回転清掃体40)に伝達することができる。
<駆動モータ(電動機)の配置>
次に、駆動モータ(電動機)20の配置について、図17を用いて説明する。図17は、上ケース11を取り外した状態における吸口体4の上面図である。
検知スイッチ66は、自動復帰型のスイッチであり、床面検出車輪26(図3参照)が床面に接触すると、検知スイッチ66が押されるようになっている。
回路基板67は、リード線13Hを介して、吸口端子13Cと電気的に接続されている。検知スイッチ66が押されている状態において、回路基板67から駆動モータ(電動機)20に給電するようになっている。一方、検知スイッチ66が押されていない状態において、回路基板67から駆動モータ(電動機)20への給電を遮断するようになっている。
また、下ケース12には、図17、図20に示すようにリード線13Hを固定するツメ部(リード線係止部)13Kが形成されている。
ツメ部13Kは下ケースの外郭壁13Lより内側かつ、継手ロック機構(係合ピン13Fと係合板バネ13G)よりも下方に配置されている。
また、ツメ部13Kは形成されたツメの上部からリード線13Hを押し込んで固定できるようツメ斜面部13Mが形成されており、組み立ての際にはリード線13Hをツメ斜面部13Mに対して上部から押し込み、ツメ部13Kにリード線13Hを引っかけて固定する。つまり、ツメ部13Kにリード線13Hを固定した際には、ツメ部13Kは、リード線13Hと継手ロック機構(係合ピン13Fと係合板バネ13G)との間に位置する。
このとき、下ケース12に配置されたリード線支持リブ13Nと外郭壁13Lとの隙間は、リード線13Hの外れを防止するために、リード線13Hの線径より狭いことが望ましい。
これにより、リード線13Hは継手ロック機構(係合ピン13Fと係合板バネ13G)を大きく迂回するようにツメ部13Kに固定されるため、リード線13Hを継手ロック機構(係合ピン13Fと係合板バネ13G)に噛みこむことなく配線することができる。
また、回路基板67は、LED基板17と電気的に接続されており、LED16に給電するようになっている。なお、LED16への給電は、駆動モータ(電動機)20と同様に検知スイッチ66に連動して点灯/消灯するようになっていてもよく、検知スイッチ66に連動せず電源ボタン3aに連動して点灯/消灯するようになっていてもよい。
図17に示すように、検知スイッチ66、床面検出車輪26(図3参照)、回路基板67、継手ロック機構(係合ピン13Fと係合板バネ13G)は、吸口体4の長手方向(図17の紙面の左右方向)にみて、重量物である駆動モータ(電動機)20とは逆側に配置されている。つまり、モータ(電動機)20は、吸口体4の長手方向の一方側に配置され、検知スイッチ66、床面検出車輪26(図3参照)、回路基板67、継手ロック機構(係合ピン13Fと係合板バネ13G)は、吸口体4の長手方向の他方側に配置されている。
ここで、図11に示すように、吸口体4のケース(上ケース11,下ケース12)は第2の回転軸により略ローリング方向に揺動することができるようになっている。これに対して、本実施形態の吸口体4は、図17に示すように、吸口体4の長手方向(図17の紙面の左右方向)の一方に駆動モータ(電動機)20を配置し、他方に検知スイッチ66、床面検出車輪26(図3参照)、回路基板67、継手ロック機構(係合ピン13Fと係合板バネ13G)を固めて配置している。これにより、吸口体4の左右の重量バランスをとることができる。
このため、本実施形態に係る電気掃除機1を持ち上げた状態において、吸口体4のケース(上ケース11,下ケース12)が第2の回転軸により略ローリング方向に回転することを防止でき、操作性がよい電気掃除機1を提供することができる。
<駆動モータ(電動機)の冷却>
次に、駆動モータ(電動機)20の冷却について、図18から図19を用いて説明する。図18は、図3のF−F線断面図である。図19は、冷却風の流れを説明する上ケース11を取り外した状態における吸口体4の上面図である。
図9および図17に示すように、下ケース12には、ケース(上ケース11,下ケース12)の内部に外気を取り込むための吸気口12A,12Bが形成されている。また、図3および図17に示すように、ケース(上ケース11,下ケース12)の内部の空気を回転清掃体収納室30に排気するための排気口12C,12Dが形成されている。
図18に示すように、排気口12C(12D)は、前側が高く、後側が低くなるように、傾斜する傾斜部12Eに設けられている。これにより、回転清掃体収納室30の後方側壁面に設けられた排気口12C(12D)にごみが詰まることを低減するようになっている。
図19に、冷却風の流れを矢印(実線・破線)で示す。電動送風機2c(図1参照)が動作して負圧を発生させることにより、吸気口12Aからケース(上ケース11,下ケース12)の内部に吸気された空気は、駆動モータ(電動機)20の内部を流れ、駆動モータ(電動機)20を冷却する。そして、駆動モータ(電動機)20を冷却した空気は、排気口12Cから回転清掃体収納室30(図4参照)へと流れ、吸込口34(図4参照)へと吸い込まれるようになっている。
また、吸気口12Bからケース(上ケース11,下ケース12)の内部に吸気された空気は、回路基板67を冷却する。そして、回路基板67を冷却した空気は、排気口12Dから回転清掃体収納室30(図4参照)へと流れ、吸込口34(図4参照)へと吸い込まれるようになっている。
なお、本実施形態では、蓄電池2dを用いた電気掃除機1であるものとして説明したがこれに限られるものではない。上記構成及び効果を備えれば、電源コードを直付けとしたり、コードリールを備え、壁等のコンセントから電力を得る電気掃除機でもよいし、蓄電池とコードリールの両方を備え、状況に応じて電力を得る電気掃除機でもよい。
なお、本実施形態では、筒状刷毛42,43(自走刷毛)が清掃刷毛41の両端に設けられているがこの限りではない。操作力を低減するという効果を奏すれば固定刷毛27を備えない電気掃除機でもよい。
なお、本実施例の携帯ではほうき型電気掃除機に取り付ける吸口体4して述べているが、床移動型電気掃除機等、他のタイプの電気掃除機に取り付ける吸口体としても良い。
1 電気掃除機
2 ハンディ本体(掃除機本体)
2a ハンディ本体入口管
2b ダストケース
2c 電動送風機
2d 蓄電池
2e ハンディハンドル
3 スティックハンドル
3a 電源ボタン
4 吸口体
5 流路
6 充電スタンド
11 上ケース(ケース)
11A 係止面
12 下ケース(ケース)
13 吸口継手
13A 流路管
13B 吸口クランプ
13C 吸口端子
13D ホース
13E 係止面
13F 係合ピン(継手ロック機構)
13G 係合板バネ(継手ロック機構)
13H リード線
13I 下部体
13J 上部体
13K ツメ部
13L 外郭壁
13M ツメ斜面部
13N リード線支持リブ
14 バンパ
14A 斜面部
15 LEDガイド
15L 光屈折手段(レンズ)
16 発光ランプ(LED)
17 LED基板
18 軸受保持部材
19 ロックレバー
20 駆動モータ(電動機)
20A 補助ヨーク
21,22 車輪
23 後方車輪
24,25 刷毛部材
26 床面検出車輪
27 固定刷毛
28 固定刷毛逃げ凹部
29 下面後方部
30 回転清掃体収納室
31 収納室天面
32,33 刷毛逃げ部
34 吸込口
35〜38 集塵リブ
40 回転清掃体
41 清掃刷毛
42,43 筒状刷毛(自走刷毛)
44 基体
45,46 刷毛台
47 軸受
48 嵌合部
50 集塵空間
51 取込口
61 小プーリ
62 大プーリ
63 ベルト
64 シャフト
65 テンショナ
66 検知スイッチ
67 回路基板
100 発光ランプ上部から出る光の光路
101 発光ランプ中央部から出る光の光路
102 発光ランプ下部から出る光の光路
103 光がレンズへ入る入射面
104 光がレンズを出る出射面
G 重心
S 床面
R 回動軸

Claims (5)

  1. 吸口体本体ケ−スと、該本体ケースにおいて前方に配置された発光ランプと、前記本体ケースにおいて前記発光ランプの前方へ配置された光屈折手段と、を備え、
    前記光屈折手段の前記吸口体後方側(入射面側)と前記吸口体前方側(出射面側)の少なくとも一方が凸形状であることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  2. 前記光屈折手段は、前記吸口体後方側と前記吸口体前方側の両方が凸形状であり、
    前記吸口体後方側の凸形状頂点が、前記吸口前方側の凸形状頂点よりも上側に位置することを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機の吸口体。
  3. 前記光屈折手段は、少なくとも前記吸口体後方側が凸形状であり、
    前記吸口体後方側の凸形状頂点が、前記発光ランプにおける発光面の中心軸より上方に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の電気掃除機の吸口体。
  4. 前記吸口体本体ケースの前方にバンパを備え、
    前記バンパにおける前方上端は、前方側が下がるように傾斜する斜面部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電気掃除機用吸口体。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の電気掃除機の吸口体を有する電気掃除機。
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