JP6072544B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機に関する。
近年は、使い勝手を良くするために掃除機本体の小型軽量化および狭小化が望まれている。
これに関し、特許文献1には、掃除機本体の前部に配置された吸込口体と、前記吸込口体の後方に円筒の中心軸が掃除機本体の左右方向に水平となる姿勢で配置されたサイクロン方式の集塵室と、前記集塵室の円筒の中心軸方向に並設された電動送風機および電源供給部(充電パックまたはコードリール装置)とを備え、前記電動送風機から出た空気流を、基板が配置された短い空気流路を介して排気すると共に、電動送風機と電源供給部を前記集塵室の円筒の中心軸方向に並設して小型化を図った電気掃除機が記載されている。
また、特許文献1には、掃除機本体の後方に集塵室を配置し、その前部に送風機と電源供給部(充電パック)を配置したものが記載されている。
特開2004−16607号公報
しかしながら、従来の電気掃除機では前方に集塵室が、後方に電動送風機および電源供給部が配置されるために掃除機本体の質量が後方に集中する。そのため、掃除機本体が吸引ホース部に牽引されるときに前輪が浮き上がってバウンドしやすくまた走行方向が不安定で、掃除機本体の走行追従性が良くないという問題があった。
また、特許文献1に記載されているように、掃除機本体の後方に集塵室を配置し、その前部に送風機と電源供給部を配置した場合には、重量が大きい送風機と電源供給部の両方が掃除機本体の前方に配置されることとなり、掃除機本体が吸引ホース部に牽引されるときに前輪が段差を乗り越え難くなり、結局、これによっても掃除機本体の走行追従性が良くないという問題があった。
本発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、掃除機本体の小型軽量化および狭小化を図りつつ走行追従性を改善した電気掃除機を提供するものである。
この本発明は、吸引ホース部と、掃除機本体とを備え、
前記掃除機本体は、
筐体と、
前記吸引ホース部を介して吸引した塵埃を集塵する集塵ユニットと、
前記集塵ユニットの前方に配置され前記吸引ホース部から前記集塵ユニットを介して空気を吸引する電動送風機と、
前記集塵ユニットの後方に配置され前記電動送風機へ電力を供給するための蓄電池と、
前記電動送風機と電気的に接続された回路基板と、
前記筐体内に設けられ、前記電動送風機からの排気を後方に導く排気流路とを備え、
前記蓄電池は、前記排気流路に配置されている電気掃除機を提供する。
また、本発明の別の観点によれば、吸引ホース部と、掃除機本体とを備え、
前記掃除機本体は、
筐体と、
前記吸引ホース部を介して吸引した塵埃を集塵する集塵ユニットと、
前記集塵ユニットの前方に配置され前記吸引ホース部から前記集塵ユニットを介して空気を吸引する電動送風機と、
前記集塵ユニットの後方に配置され前記電動送風機へ電力を供給するための蓄電池と、
前記電動送風機と電気的に接続された回路基板と、
車輪とを備え、
前記車輪は、リング状車輪と、前輪および後輪とを備えてなり、
前記掃除機本体は、自由状態において前記リング状車輪および前記後輪によって支持され、前記吸引ホースにて前方へ引かれた状態において前記リング状車輪および前記前輪によって支持される電気掃除機が提供される。
本発明の電気掃除機は、掃除機本体の前方側に電動送風機が配置されると共に、電動送風機の後方側に蓄電池が配置されるので、掃除機本体の質量が一箇所に集中せずに分散される。よって、吸引ホース部に牽引されても掃除機本体の前方側が浮き上がりにくく、かつ掃除機本体が床面の段差を容易に乗り越えることができ、この結果、掃除機本体の走行が安定する。それに加え、空気が電動送風機から下部流路および後部流路を通って排気口から外部へ排気されるため、電動送風機から下流側の空気の流れがスムーズとなり、電動送風機の負荷を低減しながら蓄電池および回路基板を冷却することができて冷却の効率化が図れる。
この発明の実施形態1に係る電気掃除機の外観斜視図である。 図1に示す電気掃除機の掃除機本体の平面図である。 図1に示す電気掃除機の掃除機本体の側面図である。 図1に示す電気掃除機の掃除機本体の正面図である。 図1に示す電気掃除機の掃除機本体の後方斜め下方から視た斜視図である。 図2の掃除機本体が吸引ホースと接続された状態でのA−A矢視断面図である 。 は図3の掃除機本体が吸引ホースと接続された状態でのB−B矢視断面図で ある。 図2に示す掃除機本体の要部分解斜視図である。 図2に示す掃除機本体の要部分解斜視図である。 図2に示す掃除機本体の要部分解斜視図である。 図3に示す掃除機本体のリング状車輪の構成を示す要部断面図である。 図6の掃除機本体を反対側から視た電動送風機の周辺構造を示す部分断面図である。 掃除機本体の後部筐体を取り外した状態を後方斜め下方から視た部分斜視図である。 図3に示す掃除機本体に備えられる集塵ユニットの外観斜視図である。 図11に示す集塵ユニットの縦断面図である。 図2の掃除機本体を充電する充電台を示す斜視図である。 図16(A)の充電台に掃除機本体をセットした状態を示す斜視図である。 図6に示す掃除機本体における空気流の流路を示す説明図である。 実施形態2の掃除機本体における空気流の流路を示す説明図である。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(実施形態1)
〔電気掃除機の全体説明〕
図1はこの発明の実施形態1に係る電気掃除機の外観斜視図であり、図2、図3および図4は図1に示す電気掃除機の掃除機本体の平面図、側面図および正面図であり、図5は図1に示す電気掃除機の掃除機本体の後方斜め下方から視た斜視図である。また、図6は図2の掃除機本体が吸引ホースと接続された状態でのA−A矢視断面図であり、図7は図3の掃除機本体が吸引ホースと接続された状態でのB−B矢視断面図である。
これらの図に示すように、電気掃除機1は、サイクロン方式の集塵ユニット500を離脱可能に内蔵した車輪を有する掃除機本体100Aと、吸引ホース部300とを備える。
吸引ホース部300は、吸引ホース301と、延長パイプ302と、延長パイプ302の先端に接続される吸込口体303と、手元ハンドル304と、手元ハンドル304に付設された操作部305と、接続部306を備える。
吸引ホース301は接続部306を介して掃除機本体100Aの前方に離脱可能に接続され、ユーザーは手元ハンドル304を手で保持しながら延長パイプ302の先端の吸込口体303を床面に接触させながら移動させることができる。
掃除機本体100Aにおいて、車輪は、左右両側面に配置された一対の大型リング状の車輪140と、前方下部に配置された小型ローラ形の前輪117と、後方下部に配置された後輪としての回転・旋回自在なキャスターである自在車輪118とを有してなる。そのため、使用者が手元ハンドル304を手で保持して移動するとき、掃除機本体100Aはその動作に追随することができる。
なお、掃除機本体100Aが床面上を走行可能に接地した状態において、前方とは掃除機本体100Aを前進させる方向であり、後方とは掃除機本体100Aを後退させる方向であり、上方とは床面と反対側の方向であり、下方とは床面側の方向であり、左右方向とは前後方向に対して両側へ直交する方向である。
また、前記掃除機本体100Aは、図3に示す自由状態において一対の車輪140および後輪118によって支持され、図6の示す吸引ホース301にて前方へ引かれた状態において一対の車輪140および前輪117によって支持される。すなわち、図3に示す状態のときに前輪117は床面Fから浮き上がり、図6に示す状態のときに自在車輪118は床面Fから浮き上がる。
なお、リング状の車輪140は、この発明の具体的な一態様である。
掃除機本体100Aは、床面の塵挨を空気と共に吸込口体303から延長パイプ302と吸引ホース301を介して集塵ユニット500へ吸引するようになっている。集塵ユニット500の左右両側にはリング状車輪本体110が配されている。
ユーザーは掃除機本体100A内部の集塵ユニット500の集塵状況をリング状車輪本体110の中央開口141から目で確認し、適宜、集塵ユニット500を掃除機本体100Aの上部から引出して集塵ユニット500に集められた塵挨を廃棄することができる。
また、掃除機本体100Aは手提げハンドル115を備えるので、ユーザーは手提げハンドル115を把持し、掃除機本体100Aを持ち上げて運搬することが可能である。
図8〜図10は掃除機本体100Aの分解斜視図である。また、図11は図3に示す掃除機本体100Aのリング状車輪140の構成を示す要部断面図であり、図12は図6の掃除機本体100Aを反対側から視た電動送風機106の周辺構造を示す部分断面図であり、図13は掃除機本体100Aの後部筐体を取り外した状態を後方斜め下方から視た部分斜視図である。
以下、図6〜図13を用いて掃除機本体100Aの構成を説明する。
掃除機本体100Aは、複数の部材からなる筐体を備えると共に、吸引ホース部301が接続され旋回気流によって集塵する前記集塵ユニット500と、集塵ユニット500の前方に配置され吸引ホース部301から集塵ユニット500を介して空気を吸引する電動送風機106と、電動送風機106へ電力を供給するための蓄電池Bと、電動送風機106と電気的に接続された回路基板K1、K2とを前記筐体の内部に備える。
詳しく説明すると、掃除機本体100Aを構成する筐体には、主となる第1筐体101(図8参照)と、第1筐体101の前方に設置され電動送風機106を収容するための第1部材102aおよび第2部材102bからなるファンカバー102(図9参照)と、第1筐体101の中央に設置されて集塵ユニット500を収容する第2筐体103(図8参照)とが含まれる。
筐体には、さらに、集塵ユニット500と電動送風機106とを接続して空気を流通させる下部中継ダクト104および上部中継ダクト105(図10参照)と、第1筐体101の前方に配置される第3筐体107(図10参照)と、第3筐体107の上方に配置される第4筐体108(図10参照)と、第1筐体101の後方に蓄電池Bとイオン発生器PとLED基板Lと充電用コネクタ端子ユニットCを収容するように設置され、収容された箇所を含めてカバーをするための第5筐体109a(図8参照)およびLEDカバー109bとが含まれる。
掃除機本体100Aの筐体内における集塵ユニット500の下部および後部に電動送風機106からの排気を排気口133に導く下部流路138および後部流路139が形成されている(図6、17参照)。そして、下部流路138と後部流路139とを有する排気流路内に回路基板K1、K2および蓄電池Bが配置されている。
第1筐体101は、底壁101aと、底壁101aと連設された下部前壁101bと、底壁101aと連設された後壁101cとを備えると共に、上部に上部開口101dを、両側面に窓101eを、窓101eの周囲にリング状の窓枠101fをそれぞれ備える。
底壁101aは、図8と図12に示すように、集塵ユニット500が設置される主面部101a1と、主面部101a1から前方へ斜め上に傾斜した傾斜面部101a2とを有する。主面部101a1と傾斜面部101a2との境界に形成された凹部に前輪117のローラ117aが軸117bを介して回転自在に設けられると共に、傾斜面部101a2に形成された凹部にピン116aがピン固定部材116bにて固定されている。このピン116は、図示しない肩掛けベルトの両端をフックにて取り付けるためのピンである。肩掛けベルトは、階段などを掃除する際にユーザーが掃除機本体100Aを持ち上げるのに用いられる。この場合、掃除機本体100Aの前面側に設けられた後述の手提げハンドル115に肩掛けベルトを通してその両端をピン116に取り付けることにより、掃除機本体100Aを安定した姿勢としながらユーザーの肩に肩掛けベルトを掛けることができる。
第1筐体101の後壁101cは、第2筐体103と第5筐体109aとの間に配置され、後壁101cの下部には下部流路138を通過した空気を後部流路139へ逃がすための複数のスリット101c1(図13参照)が形成されている。また、後壁101cにおける複数のスリット101c1よりも上部は後退して蓄電池Bを収納するための電池収納凹部を形成している。さらに、その電池収納凹部の後壁外面には後方および下方に開口した囲い壁101c3が形成されると共に、囲い壁101c3の両側に複数の通気口101c4が形成されている。イオン発生器Pは後壁101cにおける囲い壁101c3の下方に配置され、コネクタ端子ユニットCがイオン発生器Pの下方に配置され、LED基板Lは囲い壁101c3の上方に配置されている。
第1筐体101の中央に設置される第2筐体103(図8参照)は、上部に上部開口103aを有すると共に、両側面に窓103bをそれぞれ有する。
図5と図8と図13に示すように、第5筐体109aは、自在車輪118が取り付けられる底壁109a1と、底壁109a1の後端から上方へ円弧状に延設される円弧状後壁109a2とを有する。なお、自在車輪118は、車輪118aと、車輪118aを回転自在に保持する円盤形状の自在フレーム118bとを有する。
底壁109a1には、自在車輪118の自在フレーム118bをボルト・ナット結合にて旋回自在に取り付けるための中心孔を有する円形凹部が形成されている。
円弧状後壁109a2には、排気口133およびイオン放出口134が形成されると共に、コネクタ端子ユニットCを外部に露出させる開口部が形成されている。円弧状後壁109a2において、排気口133は通気口101c4に対向した位置とイオン発生器Pに対向した位置に配置され、イオン放出口134は囲い壁101c3で囲まれた領域に対向した位置に配置されている。
図2と図8に示すように、LED基板Lは、バッテリー表示ランプL1、お知らせ表示ランプL2およびECO表示ランプL3を備える(図2参照)。LEDカバー109bは、これらのランプL1〜L3の光を透過させる透光性部分を有している。
バッテリー表示ランプL1は、発光色の変わるLEDを用いて蓄電池Bが供給する電池電圧のレベルや充電完了を表示する。一例では、満充電後電池電圧が十分高いときは緑色に点灯し、使用に伴って蓄電池Bの残容量が減り電池電圧が降下するにつれて表示色が緑色から黄色を経て赤色に変わり、充電が必要な時期をユーザーに知らせる。さらに充電中は赤色点滅し、充電が完了すると緑色に点灯して充電の完了をユーザーに知らせる。お知らせ表示ランプL2は、ユーザーへのお知らせがあるときに点灯する。お知らせ表示ランプL2が点灯した状態で操作部305(図1参照)の「切」ボタンが操作されると、回路基板K1またはK2に設けられた制御部は、お知らせの内容に対応した音声データを再生してユーザーに知らせる。ECO表示ランプL3は、操作部305の「入」ボタンが操作されてエコモードで動作中に点灯する。エコモードは、掃除の場所が絨毯かフローリングかに応じて制御部が電動送風機106の吸込力を切換えるモードである。さらに、エコモードで動作中に吸込口体303が床から離れると、制御部はそれに応答して吸込口体303に設けられた図示しないブラシ駆動モータを停止させる。制御部は、ブラシ駆動モータの負荷によって掃除の場所を判断する。
図16(A)は図2の掃除機本体を充電する充電台を示す斜視図であり、図16(B)は図16(A)の充電台に掃除機本体をセットした状態を示す斜視図である。
掃除機本体100Aの蓄電池Bに充電する充電台600は、掃除機本体100Aの後部が安定的に嵌め込まれる凹部601aを有する台本体601と、凹部601aに設けられたコネクタ端子ユニット602と、コネクタ端子ユニット602と電気的に接続される一端と室内の商用電源(コンセント)に差し込まれる他端に設けられたプラグとを有する電気コード603とを備える。なお、図16(A)において、電気コード603の他端側は図示が省略されている。
掃除機本体100Aの蓄電池Bに充電する際は、商用電源に電気的に接続された充電台600の凹部601a上に、掃除機本体100aをコネクタ端子ユニットCを下に向けた状態で設置する。このとき、ユーザーが手提げハンドル115を握って掃除機本体100Aを持ち上げると自然に後部が下向きとなるため、その状態で掃除機本体100Aを充電台600上に置けばよい。これにより、掃除機本体100Aのコネクタ端子ユニットCと充電台600のコネクタ端子ユニット602とが電気的に接続し、掃除機本体100Aの蓄電池Bが充電される。
なお、雄型と雌型のプラグを両端に有する電気コードの雄型プラグを商用電源に接続し、雌型プラグを掃除機本体100Aのコネクタ端子ユニットCに接続し、商用電源からの電力によって電動送風機106を駆動して掃除しながら蓄電池Bを充電するようにしてもよい。このようにすれば、掃除中に電池残量がゼロとなった場合でも掃除を継続することができる。
第1筐体101に第5筐体109aおよびLEDカバー109bが接合されることにより、後部流路139が形成される(図6および図17参照)。この後部流路139は、空気が第1筐体101の前記電池収納凹部側を通る第1後部流路139aと、空気が第5筐体139a側を通る第2後部流路139bとからなる分岐流路である。なお、第1後部流路139aを下方から上方へ向かって流れた空気は、前記複数の通気口101c4を通って第2後部流路139bへ流入する。掃除機本体100A全体の空気の流れについて詳しくは後述する。
ファンカバー102(図9参照)は、電動送風機106の外周部の前部を覆いかつ下部流路138(図17参照)の下半部を構成する第1部材102aと、電動送風機106の外周部の後部を覆いかつ下部流路138の上半部を構成する第2部材102bとを有してなる。
電動送風機106は、第1部材102aの中にその回転軸方向、つまり送風方向が重力方向を向くように、かつ電動送風機106の下部と第1部材102aの底部との間に隙間を設けることで、第1部材102aの底部に対して電動送風機106が浮き上がるように、電動送風機106の外周部に装着されたリング状弾性部材401を介して設置される。なお、この隙間は、電動送風機106と回路基板K1、K2と接続するリード線が配設されるスペースとなる。
詳しく説明すると、リング状弾性部材401が装着される電動送風機106の外周部は径方向に突出した円環状突出部106aを有している。
また、リング状弾性部材401は、電動送風機106の円環状突出部106aの下面と密着する外鍔部401aおよび円環状突出部の下面の下の外周面と密着する短筒部401bとを有してなる。
また、ファンカバー102の第1および第2部材102a、102bは、リング状弾性部材401の外鍔部401aと密着する円弧状段部102a1、102b1と、リング状弾性部材401の短筒部401bと密着する円弧状壁部102a2、102b2とを有する電動送風機収容部と、電動送風機収容部分の底部から後方へ延設された回路基板収容部分とを備える。なお、第1および第2部材102a、102bの回路基板収容部分の後部には空気を流通させる空気孔102a3、102b3が形成されている。
ファンカバー102を組み立てる際は、例えば、リング状弾性部材401が装着された電動送風機106を第1部材102aの電動送風機収容部分へ嵌め込み、回路基板K1、K2を第1部材102aの回路基板収容部分に横に並べてビスで固定し、配線作業を経た後、電動送風機106の後部および回路基板K1、K2を覆うように第2部材102bを第1部材102aに接合する。組み立てることによりファンカバー102には円弧状段部102a1、102b1からな円環状段部が形成され、この円環状段部の上に電動送風機106の円環状突出部106aがリング状弾性部材401を介して乗せられる。そのため、電動送風機106は、その下部が第1部材102aの底部に接触せずに浮き上がった状態で支持されている。
また、ファンカバー102を組み立てることにより、第1および第2部材102a、102bの回路基板収容部分によって回路基板K1、K2を収納する空間が形成され、この空間が下部流路138とされる。
下部中継ダクト104(図10参照)は上面に横中継ダクト104aと縦中継ダクト104bとを備える。上部中継ダクト105はパッキン124を介して集塵ユニット500の流出ダクト571(図14参照)を下部中継ダクト104の縦中継ダクト104b(図10参照)に接続するために設けられている。
下部中継ダクト104の縦中継ダクト104bは、上部中継ダクト105を電動送風機106に接続するために設けられる。このとき、電動送風機106の上端と縦中継ダクト104bとの間にはリング状弾性シール部材402が設けられる。また、下部中継ダクト104の横中継ダクト104a(図10参照)の出入口にはそれぞれパッキン125、126が装着されている。
下部中継ダクト104の横中継ダクト104aは吸引ホース部300の接続部306(図1、図6および図7参照)を集塵ユニット500の流入口503(図14参照)にパッキン125、126を介して接続するために設けられている。
これによって、吸引ホース部300の接続部306から下部中継ダクト104の横中継ダクト104aを介して集塵ユニット500の流入口503に至る流路と、集塵ユニット500の流出ダクト571から上部中継ダクト105および下部中継ダクト104の縦中継ダクト104bを介して電動送風機106に至る流路が形成される。
また、集塵ユニット500の流出ダクト571からの流出口と接続される上部中継ダクト105の流入口と吸引ホース部300の接続部306から下部中継ダクト104の横中継ダクト104aの流入口とが同一面側に形成されている。これは、掃除をする際に電動送風機106の吸引力により流入口が同一方向に引っ張られることで集塵ユニット500が安定する状態になりやすい。
また、電動送風機106は、その外周部および上端がリング状弾性部材401およびリング状弾性シール部材402にて支持され、かつその下部が第1部材102aの底部に接触せずに浮き上がった状態であるため、駆動時の振動が第1筐体101および一対のリング状車輪140を介して床面Fに伝わりにくい。
下部中継ダクト104の前側を覆う第3筐体107(図10参照)は、その前面側に、吸引ホース部300の接続部306を挿入させて下部中継ダクト104の横中継ダクト104aとパッキン126を介して接続させるための開口部107aと、接続部306の端子(図示せず)を掃除機本体100Aと接続するターミナル部107bと、手提げハンドル115の両端が取り付けられる一対の取付凹部107cとを有している。掃除機本体100Aの回路基板K1、K2と吸引ホース部300の操作部305とは、吸引ホース部300の接続部306の前記端子およびターミナル部107bを介した配線で接続される。
第4筐体108は第3筐体107の上方に配置されて第3筐体107の上部および上部中継ダクト105を覆う。
手提げハンドル115は、下部品115aと上部品115bとを組み合わせてU字形に構成されており、その両端が第3筐体107の一対の取付凹部107cに係合する。
図1と図3と図8と図11に示すように、車輪140は、第1筐体101のリング状の窓枠101fの外周部に嵌め込まれたリング状車輪ガイド111と、車輪ガイド111の外周部に摺動可能に嵌め込まれるリング状車輪本体110と、窓枠101fの内周部に嵌め込まれて車輪本体110の車輪ガイド111からの脱落を防止するリング状車輪カバー112と、窓枠101fの上半外周部に嵌め込まれる円弧状化粧カバー113と、車輪カバー112の外周部に嵌め込まれるリング状化粧カバー114とを備え、中央開口141を中央に有するリング状に形成されている。
この車輪140において、車輪本体110はその下部がリング状化粧カバー114よりも下方に突出し、床面Fと接触する。この車輪140の大きさを占める割合が、通常の電気掃除機本体の全体の大きさに対して大半を占めるように形成されている。これは、掃除機本体100Aの高さと略同じ長さの直径を有する車輪140が形成されている。そして、車輪140が掃除機本体100A全体の略中央部分に配置されており、この車輪140が大きいことにより安定感を感じて見え、略中央部分に車輪140があるので常に目につきやすく両サイドにある車輪140の中央部分から集塵ユニット500に集積された塵埃の状況を目視確認することができる。
本実施形態においては、車輪140がその中央部において中央開口141を有する場合について説明したが、本発明は、それだけに限定されない。例えば、リング状車輪カバー112の代わりに、中央に開口を有さず掃除機本体100A側面の中央部を覆うように構成された車輪カバーを用いてもよい。この場合には、該車輪カバーの内少なくとも一部を、例えば透明性を有する樹脂等で形成することによって、本実施形態と同様に、集塵ユニット500の集塵状況を目視可能とすることができる。また、このように構成することによって、掃除機本体100Aの横幅を小さく保ったまま、掃除機本体100Aの長手方向の剛性を補強することができる。
図4に示すように、左右両側のリング状車輪カバー112は、掃除機本体100Aの前面側に湾曲する前方湾曲板部112aを有している。また、それらの前方湾曲板部112aの一方の内面側には、その内面と対向するようにスピーカーSが設けられると共に、前方湾曲板部112aにおけるスピーカーSからずれた位置にスピーカー用小孔112a1が形成されている。本実施形態では、ターミナル部107b側の前方湾曲板部112aにスピーカー用小孔112a1が形成されて場合を例示している。
スピーカーSはスピーカーホルダSHにて保持されており、このスピーカーホルダSHが第1筐体101の前部に設けられた凹部に取り付けられている。また、スピーカーホルダSHは、スピーカーSの外周の一部に、リング状車輪カバー112の前方湾曲板部112aの内面との間に空洞を形成する凹部を有しており、この凹部の位置に前記スピーカー用小孔112a1が配置される。すなわち、スピーカーSから少しずれた位置にスピーカー用小孔112a1が配置される。これにより、例えば、スピーカー用小孔112a1に例えば針のように先端が細いもので差し込まれることによってスピーカーSが破壊されるといったトラブルを防止することができる。なお、スピーカーSは、前記お知らせの内容に対応した音声データを再生する。
図14は、集塵ユニット500の外観斜視図である。図15は、集塵ユニット500の図2に示すA−A矢視断面図である。集塵ユニット500は、カップカバーユニット570、フィルターユニット550、内筒ユニット530および有底円筒状のダストカップ501を有する。
ダストカップ501は集塵状況が外部から目視可能なように透明または半透明の樹脂で形成される。図14に示すようにダストカップ501の前部の周面には吸引ホース部300(図1参照)からの空気流が流入する流入口503が設けられる。
図7を参照すると、吸引ホース部300の接続部306は、円筒状のダストカップ501の内部円周面にその接線方向から真直ぐに空気が流入するように掃除機本体100Aの中心から偏って屈曲している。
図15を参照すると、内筒ユニット530は、フィルターユニット550を収容する上部のカップカバー537、下部のダスト仕切り535およびその間を接続する内筒533からなる。内筒533が接続されるカップカバー537の底部には開口が形成されている。内筒533の周にはスリット状の流出口533bが形成され、流出口533bにはメッシュ状のフィルター(図示せず)が配置されている。ダスト仕切535は内筒533より外径の大きいフランジ部535a、フランジ部の外周を囲む大径筒部535bおよびダストカップ501の底面中央部に下端が接する小径筒部535cからなる。
電動送風機106が作動すると、空気流は接続部306と横中継ダクト104aを介してダストカップ501に周接線方向に真直ぐに流入し、ダストカップ501内に高速の旋回気流を形成する。
これにより、空気流に含まれる塵埃が遠心分離される。集塵ユニット500は、形成する旋回気流の中心軸が重力方向を向くように設置されているので、遠心分離された塵埃のうち、重いものは重力の作用によりフランジ部535aの下方に集積される。
ここで、集塵ユニット500の旋回気流の中心軸が重力方向を向くとは、旋回気流の中心軸が真下を向いている必要はなく、集塵ユニット500が縦方向にて掃除機本体100Aに配置されていればよい。
軽いものは空気流と共に流出口533bに配置されたメッシュ状フィルターで濾過される。また、微少な塵埃は流出口533bを介して内筒533を上昇しフィルターユニット550によりろ過される。フィルターユニット550は山部と谷部とが連続するプリーツフィルタから構成される。ろ過された空気流は流出ダクト571を介して電動送風機106へ吸引される。
なお、集塵ユニット500は、塵埃を遠心分離して集塵するものであるがこれに限定するものではない。例えば、紙パックを使用して集塵するものでもよい。
このように構成された掃除機本体100Aは、図3に示すように、吸引ホース301が取り外された自由状態において一対の車輪140の車輪本体110および自在車輪118によって支持され、図6に示すように、吸引ホース301にて前方へ引かれた状態において一対の車輪140の車輪本体110および前輪117によって支持される。すなわち、このような状態となるように、掃除機本体100Aの重心位置が設定されている。このようにすれば、掃除機本体100Aの前方側の浮き上がりを抑えながら段差乗り越え性能を高めることができる。
図17は図6に示す掃除機本体100Aにおける空気流の流路を示す説明図である。図17に示すように、吸引ホース301からの空気流は、接続部306を介して電動送風機106の上方を通って集塵ユニット500へ流入する。
流入した空気流は集塵ユニット500のダストカップ501内で旋回流となる。そして、集塵の遠心分離が行われた後、空気流は内筒533の内部を上昇し、フィルターユニット550を通過して電動送風機106を通り、集塵ユニット500の下方の下部流路138に入る。旋回軸は鉛直方向に対して上方がやや後方へ傾いている。図17のように側面から見た場合、接続部306からダストカップ501へ流入する流路は旋回軸とほぼ直交している。
そして、空気流は下部流路138内を回路基板K1、K2を冷却しながら通過した後、空気流の一部は後部流路139の第1後部流路139a内に流入し蓄電池Bを冷却して排気口133から外部へ排出する。一方、下部流路138を通過した空気流の残部は、第2後部流路139b内に流入して排気口133から外部へ排出する。このとき、第2後部流路139b内を通過する空気流の一部は、前記囲い壁101c3で(図13参照)囲まれた領域に流入し、イオン発生器Pにて発生したイオンと共にイオン放出口134(図5参照)から外部へ排出する。イオンは、後部流路139からの多量の空気流によって外部へ放出されず、囲い壁101c3で囲まれた領域に限定された少量の空気流にて高濃度のイオンがイオン放出口134から外部へ放出される。
また、電動送風機106から空気流に乗って外へ出ようとする騒音は、集塵ユニット500の下方の長い下部流路138によって減衰されると共に、下部流路138中の回路基板K1、K2および後部流路139内の蓄電池B、コネクタ端子ユニットC、イオン発生器P等の障害物によって分散・吸収される。これによって、掃除機本体100Aから外へ出る電動送風機106の騒音は効果的に低下する。
また、図17に示すように、空気流の流路は掃除機本体100Aの上部と下部に分けて設けられ、側面部分に設けられていないので、掃除機本体100Aの横幅は最小限に小さくなっている。
なお、実施形態1では、回路基板K1、K2および蓄電池Bが全体的に排気流路の内部に収納された場合を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、回路基板K1、K2および蓄電池Bは、それらの一部が排気流路の壁部を構成し、それらの残部が排気流路の外部に配置されてもよい。
(実施形態2:参考例
図18は実施形態2の掃除機本体100Bにおける空気流の流路を示す説明図である。なお、図18において、図17中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
実施形態2の掃除機本体100Bは、蓄電池Bが下部流路138内に配置され、回路基板K1、K2が後部流路139内に配置されたこと以外は、実施形態1の掃除機本体100Aと同様である。
このようにすれば、蓄電池Bが回路基板K1、K2よりも上流側で冷却されるため、蓄電池Bの冷却効果を高めることができると共に、掃除機本体100Bが低重心となって走行時の安定性が向上する。
(まとめ)
本発明の電気掃除機1は、吸引ホース部300と、掃除機本体100Aとを備え、
前記掃除機本体100Aは、
筐体と、
前記吸引ホース部300を介して吸引した塵埃を集塵する集塵ユニット500と、
前記集塵ユニット500の前方に配置され前記吸引ホース部300から前記集塵ユニット500を介して空気を吸引する電動送風機106と、
前記集塵ユニット500の後方に配置され前記電動送風機106へ電力を供給するための蓄電池Bと、
前記電動送風機106と電気的に接続された回路基板K1、K2と、
前記筐体内に設けられ、前記電動送風機106からの排気を後方に導く排気流路とを備え、
前記蓄電池Bは、前記排気流路に配置されている。
本発明の電気掃除機1は、次のように構成されてもよい。
(1)前記排気流路は、前記筐体内における前記集塵ユニット500の下部および後部に配置された下部流路138および後部流路139を有し、
前記回路基板K1、K2が前記下部流路138に配置され、前記蓄電池Bが前記後部流路139に配置されてもよい。
このようにすれば、掃除機本体の前方側と後方側に電動送風機と蓄電池が配置されるため、掃除機本体の質量がより分散される。よって、掃除機本体の前方側の浮き上がりを抑えながら段差乗り越え性能を高めることができる。
また、本発明は、吸引ホース部300と、掃除機本体100Aとを備え、
前記掃除機本体100Aは、
筐体と、
前記吸引ホース部300を介して吸引した塵埃を集塵する集塵ユニット500と、
前記集塵ユニット500の前方に配置され前記吸引ホース部300から前記集塵ユニット500を介して空気を吸引する電動送風機106と、
前記集塵ユニット500の後方に配置され前記電動送風機106へ電力を供給するための蓄電池Bと、
前記電動送風機106と電気的に接続された回路基板K1、K2と、
車輪とを備え、
前記車輪は、リング状車輪140と、前輪117および後輪118とを備えてなり、
前記掃除機本体100Aは、自由状態において前記リング状車輪140および前記後輪118によって支持され、前記吸引ホース300にて前方へ引かれた状態において前記リング状車輪140および前記前輪117によって支持される電気掃除機1を提供する。
このようにしても、掃除機本体の前方側の浮き上がりを抑えながら段差乗り越え性能を高めることができる。
この場合、前記リング状車輪140が、左右一対であり、
前記前輪117が、左右方向の軸心廻りに回転するローラであり、
前記後輪118が、上下方向の軸心廻りに回転する自在車輪であってもよい。
このようにすれば、掃除機本体の段差乗り越え性能を高めながら、掃除機本体の左右への旋回性能を高めることができる。
本発明の電気掃除機1において、前記掃除機本体100Aは、前記筐体の内面に対面するように配置されたスピーカーSを備えてもよい。掃除機本体にスピーカーを設けることにより、例えば、集塵ユニット内のゴミ量が許容量を超えたことをユーザーに知らせるといった報知を行うことができる。
このとき、前記筐体における前記スピーカーSからずれた位置にスピーカー用小孔112a1が形成されてもよい。このようにすれば、例えば、スピーカー用小孔に差し込まれた針によってスピーカーが破壊されるといったトラブルを防止することができる。
この場合、前記掃除機本体100Aは、前記スピーカーSと前記スピーカー用小孔112a1との間に空洞を有していてもよい。
このようにすれば、スピーカーから発せられる報知音や報知音声が外部に放射され易くなり、ユーザーが報知音や報知音声を聞き取り易くなる。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1:電気掃除機 100A、100B:掃除機本体 101:第1筐体
101c3:囲い壁 102a:第1部材 102b:第2部材 102:ファンカバー 103:第2筐体 104:下部中継ダクト 105:上部中継ダクト
106:電動送風機 107:第3筐体 108:第4筐体 109a:第5筐体
109b:LEDカバー 140:車輪 110:リング状車輪本体
112a1:スピーカー用小孔 115:手提げハンドル 117:前輪
118:後輪(自在車輪) 133:排気口 134:イオン放出口
138:下部流路 139:後部流路 139a:第1後部流路
139b:第2後部流路 300:吸引ホース部 401:リング状弾性部材
402:リング状弾性シール部材 500:集塵ユニット 600:充電台 B:蓄電池
C:コネクタ端子ユニット K1、K2:回路基板 L:LED基板 P:イオン発生器
S:スピーカー SH:スピーカーホルダ

Claims (4)

  1. 吸引ホース部と、掃除機本体とを備え、
    前記掃除機本体は、
    筐体と、
    前記吸引ホース部を介して吸引した塵埃を集塵する集塵ユニットと、
    前記集塵ユニットの前方に配置され前記吸引ホース部から前記集塵ユニットを介して空気を吸引する電動送風機と、
    前記集塵ユニットの後方に配置され前記電動送風機へ電力を供給するための蓄電池と、
    前記電動送風機と電気的に接続された回路基板と、
    前記筐体内に設けられ、前記電動送風機からの排気を後方に導く排気流路とを備え、
    前記蓄電池は、前記排気流路に配置されていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記排気流路は、前記筐体内における前記集塵ユニットの下部および後部に配置された下部流路および後部流路を有し、
    前記回路基板が前記下部流路に配置され、前記蓄電池が前記後部流路に配置されている請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 吸引ホース部と、掃除機本体とを備え、
    前記掃除機本体は、
    筐体と、
    前記吸引ホース部を介して吸引した塵埃を集塵する集塵ユニットと、
    前記集塵ユニットの前方に配置され前記吸引ホース部から前記集塵ユニットを介して空気を吸引する電動送風機と、
    前記集塵ユニットの後方に配置され前記電動送風機へ電力を供給するための蓄電池と、
    前記電動送風機と電気的に接続された回路基板と、
    車輪とを備え、
    前記車輪は、リング状車輪と、前輪および後輪とを備えてなり、
    前記掃除機本体は、自由状態において前記リング状車輪および前記後輪によって支持され、前記吸引ホースにて前方へ引かれた状態において前記リング状車輪および前記前輪によって支持されることを特徴とする電気掃除機。
  4. 前記リング状車輪が、左右一対であり、
    前記前輪が、左右方向の軸心廻りに回転するローラであり、
    前記後輪が、上下方向の軸心廻りに回転する自在車輪である請求項に記載の電気掃除機。
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