JP2015154727A - 収穫タイミング判断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない労力で、植物の収穫対象物を収穫すべきタイミングを精度よく判断できるようにする。
【解決手段】収穫タイミング判断装置10は、画像データ取得部110、トリミング部120、及び判断部130を有している。画像データ取得部110は、測定領域の画像データを取得する。測定領域には、複数の収穫対象物Fが含まれている。収穫対象物Fは、例えば植物Pの実である。トリミング部120は、画像データから複数の部分データを切り出す。部分データは、収穫対象物Fに対応している領域の画像データである。複数の部分データは、互いに異なる収穫対象物Fに対応している。そして判断部130は、複数の部分データを用いて、複数の収穫対象物Fのそれぞれを収穫すべきか否かを判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、収穫タイミング判断装置に関する。
果物などの植物の収穫対象物の経済的価値は、収穫対象物に含まれる特定の成分の含有量(例えば糖度)によって大きく左右される。一般的には、糖度が重要視される収穫対象物は、収穫された後、近赤外光照射と光センサによって糖度が測定される。
例えば特許文献1には、収穫対象物に対して光源を相対的に回転させながら、その収穫対象物に対して光を照射し、その収穫対象物を透過した光を分光分析することにより、収穫対象物における糖度の分布を測定することが記載されている。
特開2007−24651号公報
上記したように、果物などの植物の収穫対象物の経済的価値は、収穫対象物に含まれる特定の成分の含有量によって大きく左右される。このため、収穫対象物の経済的価値は、その収穫対象物を収穫したタイミングで決定される。しかし、一般的には、収穫対象物の収穫タイミングは、農作業者が自身の経験によって決めている場合が多い。従って、収穫対象物が最適なタイミング以外で収穫される可能性がある。
本発明が解決しようとする課題としては、少ない労力で、植物の収穫対象物を収穫すべきタイミングを精度よく判断できるようにすることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、
複数の収穫対象物が含まれる測定領域の画像データを取得する画像データ取得部と、
前記画像データから、前記複数の収穫対象物のそれぞれに対応する領域のデータである複数の部分データを切り出すトリミング部と、
前記複数の部分データを用いて、前記複数の収穫対象物のそれぞれを収穫すべきか否かを判断する判断部と、
を備える収穫タイミング判断装置である。
実施形態に係る収穫タイミング判断装置の構成を示す図である。 収穫タイミング判断装置の動作の一例を示すフローチャートである。 実施例1に係る収穫タイミング判断装置の構成を示す図である。 実施例2に係る収穫タイミング判断装置の構成を示す図である。 実施例3に係る収穫タイミング判断装置の構成を示す図である。 実施例4に係る収穫タイミング判断装置の構成を示す図である。 図6に示した収穫タイミング判断装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
なお、以下に示す説明において、収穫タイミング判断装置10の各構成要素は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。例えば収穫タイミング判断装置10の画像データ取得部110、トリミング部120、判断部130、及び制御部150、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶メディア、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置には様々な変形例がある。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る収穫タイミング判断装置10の構成を示す図である。収穫タイミング判断装置10は、画像データ取得部110、トリミング部120、及び判断部130を有している。画像データ取得部110は、測定領域の画像データ、たとえば近赤外線による画像データを取得する。測定領域には、複数の収穫対象物Fが含まれている。収穫対象物Fは、例えば植物Pの実である。トリミング部120は、画像データから複数の部分データを切り出す。部分データは、収穫対象物Fに対応している領域の画像データである。複数の部分データは、互いに異なる収穫対象物Fに対応している。そして判断部130は、複数の部分データを用いて、複数の収穫対象物Fのそれぞれを収穫すべきか否かを判断する。収穫対象物Fは、例えばメロン、スイカ、桃、りんご、マンゴーなどの果実であるが、これらに限定されない。収穫タイミング判断装置10は、例えば植物工場で使用されるが、これに限定されない。以下、詳細に説明する。
画像データ取得部110は、近赤外線による画像を生成するための撮像部から、画像データを取得する。画像データ取得部110は、この撮像部を有していても良い。この撮像部は、たとえば近赤外線カメラ又はハイパースペクトルカメラであり、近赤外線を電気信号に変換する撮像素子を有している。
トリミング部120は、画像データ取得部110が取得した画像データから、収穫対象物Fを含む領域のデータ(部分データ)を切り出す。画像データ取得部110が取得した画像データにおける複数の収穫対象物Fそれぞれの位置は、収穫対象物Fの特徴量(例えば形状)を用いた画像処理によって認識されても良い。この画像処理の対象となる画像データは、近赤外光による画像データであっても良いし、可視光における画像データであっても良い。画像データ取得部110がハイパースペクトルカメラを有している場合、画像データ取得部110は、可視光における画像データを容易に得ることができる。
なお、収穫対象物Fの位置を画像処理によって認識する場合、画像データ取得部110は、互いに離れて設置された複数の撮像素子を有していても良い。この場合、収穫対象物Fの位置は、複数の撮像素子のそれぞれが生成した画像データを処理することにより、生成される。このようにすると、収穫対象物Fの位置の精度は高くなる。
なお、トリミング部120は、部分データのそれぞれに識別情報(例えば識別番号)を付しても良い。
判断部130は、部分データを処理することにより、その部分データに対応する収穫対象物Fを収穫すべきか否かを判断する。例えば判断部130は、部分データにおける画素の輝度を統計処理し(例えば積分や平均)、この処理結果の値が基準を満たす場合に、収穫対象物Fを収穫すべきと判断する。そして判断部130は、判断結果を出力する。例えば判断部130は、収穫すべき収穫対象物Fの位置を示す情報を出力する。
判断部130は、例えば画像データ取得部110が取得した画像データを、収穫すべき収穫対象物Fの色を変えた後に出力しても良い。この場合、判断部130は、収穫対象物Fの色を、収穫タイミングまでの予想期間(すなわちあとどれくらいで収穫できるか)に基づいて異ならせても良い。例えば判断部130は、収穫すべき収穫対象物Fについては赤色で出力し、その次に収穫タイミングがくると思われる収穫対象物Fについてはピンク色で出力し、さらに期間が必要な収穫対象物Fについては黄色で出力しても良い。この場合、判断部130は、さらに、その収穫対象物Fに含まれる特定成分の濃度の現在値を出力しても良い。
ここで、収穫対象物Fに通信機能(例えば無線通信機能)を有する表示装置が取り付けられていてもよい。この場合、判断部130は、この表示装置に、収穫タイミングまでの予想期間や特定成分の濃度の現在値を送信して表示させても良い。この場合、作業者は、表示装置を見ることで、最適な収穫タイミングを容易に判断することができる。
また、複数の部分データのそれぞれに識別情報が付されている場合、判断部130は、収穫すべき収穫対象物Fに対応する識別情報を出力しても良い。
図2は、収穫タイミング判断装置10の動作の一例を示すフローチャートである。図2に示す処理は、例えば定期的に行われる。まず画像データ取得部110は、画像データを取得する(ステップS10)。次いで、トリミング部120は、画像データ取得部110が取得した画像データから部分データを切り出す(ステップS20)。そして判断部130は、トリミング部120が切り出した部分データを処理して、その部分データに対応する収穫対象物Fを収穫すべきか否かを判断する(ステップS30)。
以上、本実施形態によれば、トリミング部120は、画像データ取得部110が取得した画像データから、収穫対象物Fを含む領域のデータ(部分データ)を切り出す。そして判断部130は、部分データを処理することにより、その部分データに対応する収穫対象物Fを収穫すべきか否かを判断する。従って、収穫タイミング判断装置10を用いると、少ない労力で、収穫対象物Fを収穫すべきタイミングを精度よく判断できる。
(実施例1)
図3は、実施例1に係る収穫タイミング判断装置10の構成を示す図である。本実施例に係る収穫タイミング判断装置10は、位置情報記憶部125及び基準記憶部132を有している点を除いて、実施形態に係る収穫タイミング判断装置10と同様の構成である。
位置情報記憶部125は、画像データにおける収穫対象物Fの位置情報を記憶している。この位置情報は、例えば、収穫対象物Fの特徴量(例えば形状)を用いた画像処理によって生成される。この画像処理はトリミング部120によって行われても良い。そしてトリミング部120は、位置情報記憶部125が記憶している位置情報を用いて、画像データから部分データを切り出す。例えば位置情報が、画像データにおけるxy座標である場合、トリミング部120は、そのxy座標を中心にした一定の範囲のデータを、部分データとして切り出す。なお、位置情報は長方形の4つの頂点のxy座標を示すデータであってもよい。
基準記憶部132は、収穫対象物Fを収穫すべきタイミングにおける部分データの標準データを記憶する。この標準データは、部分データを処理した後のデータ、例えば、部分データにおける画素の輝度を統計処理した結果の基準値であってもよい。そして基準記憶部132は、この標準データと部分データとを比較することにより、その部分データに対応する収穫対象物Fを収穫すべきか否かを判断する。
本実施例によっても、実施形態と同様の効果が得られる。また、位置情報記憶部125を有しているため、トリミング部120が部分データを切り出すときの処理が速くなる。また、基準記憶部132を有しているため、基準記憶部132のデータを更新することにより、収穫対象物Fの収穫タイミングを判断するための基準を容易に更新することができる。
なお、画像データ取得部110は、撮像素子の前に、光学的なズーム機構を有していても良い。この場合、ズーム機構を制御することにより、画像データにおける収穫対象物Fの占有率を大きくすることができる。具体的には、位置情報記憶部125には、ズーム機構で拡大する前の画像データにおける収穫対象物Fの位置情報が記憶されている。そして画像データ取得部110は、位置情報記憶部125に記憶されている位置情報に基づいて、撮像素子の向きを制御する。そして画像データ取得部110は、得られた画像データを処理しながらズーム機構を制御することにより、収穫対象物Fを拡大しながら画像データのフォーカスを収穫対象物Fに合わせる。
(実施例2)
図4は、実施例2に係る収穫タイミング判断装置10の構成を示す図である。本実施例に係る収穫タイミング判断装置10は、履歴記憶部134を備える点を除いて、実施形態又は実施例1に係る収穫タイミング判断装置10と同様の構成である。本図は、実施例1と同様の場合を示している。
本実施例において、判断部130は、部分データを用いて、その部分データに対応する収穫対象物Fの成熟度合いを示すデータ、例えばその収穫対象物Fにおける特定成分(例えば糖分)の濃度を算出する。そして判断部130は、算出値を、その収穫対象物Fを互いに識別する識別情報(例えばその収穫対象物Fに対応する部分データの位置情報)、及び部分データの元になった画像データの測定タイミングを示す情報(測定タイミング情報)に対応付けて履歴記憶部134に記憶させる。測定タイミング情報は、画像データを生成した撮像部によって生成され、画像データ取得部110によって取得される。なお、収穫対象物Fを互いに識別する識別情報は、部分データの位置情報、例えば収穫対象物Fそれぞれに付与された識別情報(収穫対象物識別情報)であってもよい。この場合、位置情報記憶部125は、部分データの位置情報を、収穫対象物識別情報に対応付けて記憶している。
そして、判断部130は、新たな部分データに基づいて収穫対象物Fの測定結果(算出値)を新たに算出すると、履歴記憶部134から過去の算出値を読み出す。そして、判断部130は、最新の算出値と、過去の算出値に基づいて、その収穫対象物Fを収穫すべきか否かを判断する。例えば判断部130は、最新の算出値と、そのひとつ前の算出値との差分が基準値以下になったときに、その収穫対象物Fを収穫すべきと判断する。なお、ここで用いられる基準値は、例えば基準記憶部132によって記憶されている。
本実施例によっても、実施形態又は実施例1と同様の効果が得られる。また、収穫対象物Fの測定結果の履歴に基づいて収穫対象物Fの収穫タイミングを判断することができるため、収穫対象物Fの種類によっては、さらに適切な収穫タイミングを把握することができる。
(実施例3)
図5は、実施例3に係る収穫タイミング判断装置10の構成を示す図である。本実施例に係る収穫タイミング判断装置10は、第1照明部140及び制御部150を備えている点を除いて、実施形態及び実施例1,2のいずれかに係る収穫タイミング判断装置10と同様の構成である。本図は、実施例2と同様の場合を示している。
第1照明部140は、近赤外光を照射する光源を有しており、植物Pが存在している領域(測定領域)を介して画像データを生成する撮像部とは逆側に位置している。第1照明部140が有する光源は、例えばLEDや有機EL素子である。そして制御部150は、第1照明部140の照射タイミングを制御している。本図に示す例では、画像データ取得部110は撮像部を有している。そして制御部150は、画像データ取得部110が有している撮像部の撮像タイミングに同期して、第1照明部140を動作させる。この場合、第1照明部140の消費エネルギーを少なくすることができる。
なお、第1照明部140は、光源のみではなく、光源から照射された光を収穫対象物Fに集光するための光学系(例えばレンズ)を含んでいてもよい。また、上記した説明では、画像データ取得部110は収穫対象物Fを透過した光を撮像していたが、画像データ取得部110は、収穫対象物Fを反射した光を撮像しても良い。この場合、収穫対象物Fを中心として第1照明部140と撮像部(例えば画像データ取得部110)は略90度となるように配置されているのが好ましい。このようにすると、収穫対象物Fによって反射された光のうち撮像部に入射する光の量は最大になるため、収穫タイミング判断装置10の精度は特に高くなる。
本実施例によっても、実施形態又は実施例1,2と同様の効果が得られる。
(実施例4)
図6は、実施例4に係る収穫タイミング判断装置10の構成を示す図である。本実施例に係る収穫タイミング判断装置10は、条件調整部160を備えている点を除いて、実施形態及び実施例1〜3のいずれかに係る収穫タイミング判断装置10と同様の構成である。本図は、実施例3と同様の場合を示している。
条件調整部160は、植物Pの生育条件を調整する。条件調整部160は、例えば第2照明部162を有している。第2照明部162は、光源としてLED又は有機EL素子を有しており、植物Pの育成に好適な波長の光を照射する。また条件調整部160は、植物Pの周囲の空気に含まれる二酸化炭素や酸素の濃度を調整しても良いし、植物Pの周囲の空気の温度や湿度を調整しても良いし、植物Pに与える水の量を調整しても良いし、植物Pに与える肥料の量を調整しても良い。
そして制御部150は、判断部130の判断結果に基づいて、条件調整部160を制御する。例えば制御部150は、複数の収穫対象物Fが収穫タイミングでないと判断された場合、収穫対象物Fの生育速度が速くなるように、植物Pの生育条件を調整する。
ここで、条件調整部160は、複数の収穫対象物Fそれぞれの周囲における生育条件を個別に制御できるようになっていても良い。例えば、複数の第2照明部162が互いに異なる方向から植物Pを照射する場合、条件調整部160は、生育速度を速めるべき収穫対象物Fの周囲に光を照射する第2照明部162を制御する。この場合、条件調整部160は、収穫タイミングでないと判断された収穫対象物Fの周囲のみ、生育条件を変更することができる。
図7は、本実施例における収穫タイミング判断装置10の動作の一例を示すフローチャートである。収穫タイミング判断装置10は、本図に示す処理を一定期間(例えば1日から数日)ごとに行う。
まず、画像データ取得部110は画像データを取得する(ステップS100)。次いで、トリミング部120は、画像データ取得部110が取得した画像データから部分データを切り出す(ステップS102)。ここで、トリミング部120は、新たな収穫対象物Fがトリミングされた場合、その収穫対象物Fの位置情報を算出した上で、その収穫対象物Fに識別情報を付与する(ステップS104)。そして、トリミング部120は、その収穫対象物Fの識別情報を、その収穫対象物Fの位置情報に対応付けて位置情報記憶部125に記憶させる。
そして判断部130は、トリミング部120が切り出した部分データを処理して、その部分データに対応する収穫対象物Fにおける特定成分の濃度を算出し(ステップS106)、収穫すべき収穫対象物Fを認識する(ステップS108)とともに、収穫タイミングになっていない収穫対象物Fの有無を判断する(ステップS110)。収穫タイミングになっていない収穫対象物Fがある場合(ステップS110:Yes)、制御部150は、条件調整部160を制御することにより、その収穫対象物Fの生育条件(例えば光量、波長、二酸化炭素及び酸素の濃度、空気の温度及び湿度、ならびに水及び肥料の量)を最適化する(ステップS112)。
その後、判断部130は、判断結果を出力する(ステップS114)。この出力は、ディスプレイに画像データを出力する処理であっても良いし、収穫対象物Fの収穫装置に、収穫すべき収穫対象物Fの位置情報を出力する処理であっても良い。
本実施例によっても、実施形態又は実施例1〜3と同様の効果が得られる。また、条件調整部160を備えているため、収穫対象物Fの収穫タイミングを早めることができる。
なお、第1照明部140が、近赤外光とともに植物Pの育成に好適な波長の光を発光する場合、収穫タイミング判断装置10は第2照明部162を有していなくても良い。この場合、制御部150は、第2照明部162の代わりに第1照明部140を発光させればよい。これにより、収穫タイミング判断装置10の製造コストを低くすることができる。
この場合、第1照明部140の位置及び数は、判断部130による判断結果の精度が高くなるように、かつ、第1照明部140による植物Pの育成効果が高くなるように、最適化されているのが好ましい。また、第1照明部140が光源として可撓性を有する有機EL素子を有している場合、光源を、収穫対象物Fや植物Pを囲むように曲げながら配置しても良い。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 収穫タイミング判断装置
110 画像データ取得部
120 トリミング部
125 位置情報記憶部
130 判断部
132 基準記憶部
134 履歴記憶部
140 第1照明部
150 制御部
160 条件調整部
162 第2照明部

Claims (7)

  1. 複数の収穫対象物が含まれる測定領域の画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記画像データから、前記複数の収穫対象物のそれぞれに対応する領域のデータである複数の部分データを切り出すトリミング部と、
    前記複数の部分データを用いて、前記複数の収穫対象物のそれぞれを収穫すべきか否かを判断する判断部と、
    を備える収穫タイミング判断装置。
  2. 請求項1に記載の収穫タイミング判断装置において、
    前記画像データにおける前記収穫対象物の位置情報を記憶する位置情報記憶部を備え、
    前記トリミング部は、前記位置情報を用いて前記画像データから前記部分データを切り出す収穫タイミング判断装置。
  3. 請求項1又は2に記載の収穫タイミング判断装置において、
    前記収穫対象物を収穫すべきタイミングにおける前記部分データの標準データを記憶する基準記憶部を備え、
    前記判断部は、前記基準記憶部が記憶している前記標準データと前記部分データを用いて、前記収穫対象物を収穫すべきか否かを判断する収穫タイミング判断装置。
  4. 請求項1又は2に記載した収穫タイミング判断装置において、
    前記判断部は、前記部分データに基づいて、前記収穫対象物に含まれる特定の成分の濃度を示す濃度データを算出し、
    前記濃度データを、その測定タイミングを示す測定タイミング情報に対応付けて記憶する履歴記憶部を備え、
    前記判断部は、新たに取得された前記画像データから切り出された前記部分データから算出された前記濃度データと、前記履歴記憶部が記憶している情報に基づいて、前記収穫対象物を収穫すべきか否かを判断する収穫タイミング判断装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の収穫タイミング判断装置において、
    前記測定領域に前記画像データを生成するための光を照射する第1照明部を備える収穫タイミング判断装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の収穫タイミング判断装置において、
    前記収穫対象物を有する植物の生育条件を調整する条件調整部と、
    前記判断部の判断結果に基づいて、前記条件調整部を制御する制御部と、
    を備える収穫タイミング判断装置。
  7. 請求項6に記載の収穫タイミング判断装置において、
    前記生育条件には光量が含まれ、
    前記条件調整部は、前記植物に光を照射する第2照明部を有する収穫タイミング判断装置。
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