JP2015154439A - 画像読み取り装置及び位置決定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 キャリブレーションシートへのマーク部分の印刷工程を省略可能な画像読み取り装置を提供すること。
【解決手段】 媒体を載置可能に構成された媒体載置台と、前記媒体に光を照射可能に構成された光源と、前記媒体からの反射光を検出可能に構成された光センサと、前記光源及び前記光センサを所定の方向に移動可能に構成された駆動部と、前記光源からの光を透過可能な矩形状の孔部が形成されたシート部材と、を備え、前記光センサは、前記光源から照射された光によって投影された該孔部の端部の影を検出可能であることを特徴とする画像読み取り装置を提供する。
【選択図】 図4

Description

本発明の一態様は、載置台に置かれた媒体を読み取って電子データに変換する画像読み取り装置に関する。
載置台に置かれた媒体を光学的に読み取って電子データに変換する画像読み取り装置では、ホーム位置(ホームポジション)を検出し、位置のずれを調整するためのマークが設けられたシート部材が、載置台の内面側に設けられている。そして、ホーム位置の調整のときは、光センサがこのシート部材に設けられたマークを読み取ることで位置を検出し、ホーム位置の調整を実行していた。
特許文献1には、シート部材に上記のマークに相当する透孔を設け、ホーム位置の調整時には、この透孔部分を読み取る際に検出される黒色部分を利用することで、ホーム位置を正確に検出する技術について開示されている。
特開2006−295499号公報
しかしながら、上記特許文献1を含む従来の構成では、シート部材に設けられるマーク部分とそれ以外の部分との濃度差を明確にするために、マーク、または透孔を介して光センサが検出する部分を、黒く印刷するなどの加工が必要であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、マーク部分などを印刷する印刷工程を省略可能な画像読み取り装置を提供することを目的のひとつとする。
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の手段1は、
媒体(例えば紙)を載置可能に構成された媒体載置台(ガラス130)と、
前記媒体に光を照射可能に構成された光源(210)と、
前記媒体からの反射光を検出可能に構成された光センサ(230)と、
前記光源及び前記光センサを所定の方向に移動可能に構成された駆動部(240)と、
前記光源からの光を透過可能な矩形状の孔部(スリット110)が形成されたシート部材(キャリブレーションシート100)と、を備え、
前記光センサは、前記光源から照射された光によって投影された該孔部の端部の影(500)を検出可能である
ことを特徴とする画像読み取り装置である。
また、本発明の手段4は、
光を透過可能な矩形状の孔部が形成されたシート部材に対して光を照射するステップと、
前記媒体からの反射光を検出するステップと、
検出された前記反射光に基づいて、前記孔部の端部によって生じた影を検出するステップと、
検出された前記影の位置に基づいて、ホーム位置を決定するステップと、を備える
ことを特徴とする位置決定方法である。
上記の構成または方法によれば、光源(210)から照射された光によって投影された孔部(スリット110)の端部の影(500)をスキャンすることによって、位置合わせのキャリブレーションが可能となる。ひいては、黒い部分を印刷するなどの製造工程を必要としない画像読み取り装置を提供することができる。
本発明の手段2は、
前記光センサ(230)によって検出された前記孔部(スリット110)の端部の影(500)に基づいてホーム位置を決定可能な制御部(CPU300)をさらに備える
ことを特徴とする手段1の画像読み取り装置である。
上記の構成によれば、光源(210)から照射された光によって投影された孔部(スリット110)の端部の影(500)をスキャンすることによって、ホーム位置の決定が可能となる。ひいては、黒い部分を印刷するなどの製造工程を必要とすることなく、ホーム位置の調整が可能な画像読み取り装置を提供することができる。
本発明の手段3は、
前記孔部(図6のスリット110)は、前記シート部材の端部に接する切り欠き状に形成されている
ことを特徴とする手段1または手段3の画像読み取り装置である。
上記の構成によれば、シート部材に穴を形成するより容易な方法で切り欠きを形成し、この切り欠き状の部分を利用して、ホーム位置の特定などが可能となる。
キャリブレーションシートの構成を示す図。 キャリブレーションシート及びCISの断面を示す図。 画像読み取り装置の構成を示す図。 キャリブレーションシート及びCISの動作例を示す図。 キャリブレーションシートの読み取り結果の具体例を示す図。 実施形態2のキャリブレーションシートの構成を示す図。 実施形態2のキャリブレーションシート及びCISの断面を示す図。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態1
(1)キャリブレーションシート及びCISの構成例
(2)画像読み取り装置の構成例
(3)キャリブレーション処理時の動作例
(4)画像読み取り装置の特徴
2.実施形態2
3.補足事項
<1.実施形態1>
まず、本発明の実施形態1について、図1乃至図5を参照しながら説明する。
<(1)キャリブレーションシート及びCISの構成例>
図1は、本実施形態のキャリブレーションシートの構成を示す図である。図1に示すように、キャリブレーションシート100には、その幅方向の中央付近に、矩形状のスリット110が設けられている。ここでのスリット110は、キャリブレーションシート100を貫通する孔として形成されているが、スリット110には透明なガラスまたはプラスチックなど、透過性を有する材料で充填されていてもよい。
図2は、図1のキャリブレーションシート及びCIS(Contact Image Sensor)を、a−b(図1に記載)のラインで見た断面図である。図1にも示したように、キャリブレーションシート100には、スリット110が形成されている。また、図2に示すように、キャリブレーションシート100の上方にはキャビネット120が配置されている。また、キャリブレーションシート100の下方には、ガラス130が形成される。ガラス130の下方には、CIS200が配置される。図2において、図面の横方向は走査方向であり、CIS200は図示した矢印方向、または矢印とは逆方向に移動可能に構成される。
<キャリブレーションシート100>
キャリブレーションシート100は、キャビネット120とガラス130とに挟まれるように配置されており、画像読み取り装置を上面側からユーザが見ても視認できない、キャビネット120の下方に配置されている。キャリブレーションシート100は、キャリブレーションシート100には、その幅方向の中心付近に矩形状のスリット110が形成されている。その全体が白色で形成されている。なお、スリット110は必ずしもキャリブレーションシート100の幅方向の中心付近に形成される必要はなく、キャリブレーションシート100状のどの位置であっても構わない。
<キャビネット120>
キャビネット120は、画像読み取り装置(スキャナ装置)の筐体部分であり、画像読み取り装置を上面から見た四方に枠として形成されている。画像読み取り装置を上方から見ると、キャビネット120の内側にガラス130が形成されており、その下にCIS200が配置されている。キャリブレーションシート100は、キャビネット120の走査方向の終端部分に形成されており、上述の様にユーザが上方から見ても視認できない位置に配置されている。キャビネット120は、少なくともCIS200と対向する部分が白色で形成されている。
<ガラス130>
ガラス130は、透過性と強度を有したガラスであり、CIS200とキャリブレーションシート100とを区画するよう配置され、紙などの媒体を載置可能に構成されている。画像読み取り装置は、ガラス130に載置された媒体の画像を、CIS200に用いることによって読み取り可能に構成される。
<CIS200>
CIS200は、光源210、ロッドレンズ220、及び光センサ230をユニットとして含んで構成される。図2に示すように、光源210と光センサ230とは、走査方向に並べて配置される。CIS200は、後述の駆動部240の制御によって、図2に示す矢印方向または矢印とは逆方向に移動可能である。CIS200は、上方から見て走査方向と垂直な画像読み取り装置の幅方向に延びるよう形成されており、ガラス130に載置されうる媒体の幅よりも長い長さを有する。すなわち、CIS200は、その長さ方向にそれぞれアレイ状に複数並べられた光源210、ロッドレンズ220、及び光センサ230を備えている。
<光源210>
光源210は、複数のLEDまたはランプによって構成され、ガラス130に載置された媒体に対して光を照射可能に構成されている。なお、光源210は必ずしも複数のLEDなどで構成される必要はなく、CIS200の幅とほぼ同じ長さ、または所定の長さを有する蛍光灯などで構成されてもよい。
<ロッドレンズ220>
ロッドレンズ220は、光源210が媒体に照射した光の反射光を入射可能であり、入射された光を光センサ230に透過可能に構成される。
<光センサ230>
光センサ230は、上記ロッドレンズ220によって透過された、光源210が媒体に照射した光の反射光を検出可能に構成される。光センサ230は、受光した光に基づいて媒体による光の反射状態を検出可能に構成される。すなわち、光センサ230は、媒体上の特定の箇所の色を検出可能であり、この箇所に黒色で印刷がされていたり、赤色で印刷がされていたりする状態を検出可能である。なお、光センサ230は必ずしも色を特定する機能を備える必要はなく、媒体の濃淡を検出して白、黒、またはこの中間色のみを検出可能なものであってもよい。
<(2)画像読み取り装置の構成例>
図3は、本実施形態の画像読み取り装置の構成例を示す図である。図3に示すように、画像読み取り装置は、光源210、光センサ230、駆動部240、CPU300、操作入力部310、及びメモリ320を含んで構成される。なお、光源210及び光センサ230については既に説明しているため、ここでは説明を省略する。
<駆動部240>
駆動部240は、モータ等の可動部品を備えており、CPU300からの指示によってCIS200を走査方向に移動可能に構成される。駆動部240がCIS200を移動させることによって、CIS200に含まれる光源210及び光センサ230も同じように移動させられる。
<CPU300>
CPU300は、操作入力部310から入力されるユーザからの指示信号に基づいて、設定処理、画像読み取り処理、およびキャリブレーション処理などを実行可能に構成される。また、CPU300は、画像読み取り処理またはキャリブレーション処理における読み取り結果を、メモリ320に記憶させることが可能である。本実施形態で特徴的なキャリブレーション処理において、CPU300は、駆動部240、光源210及び光センサ230に指示し、CIS200にキャリブレーションシート100の読み取りを実行させることができる。この、キャリブレーション処理の具体例については後述する。
<操作入力部310>
操作入力部310は、キー(ボタン)等を備えて構成されており、ユーザによるキー入力を検出し、検出したキー入力を指示信号に変換してCPU300に出力可能に構成される。
<メモリ320>
メモリ320は、CIS200による媒体またはキャリブレーションシート100の読み取り結果を記憶可能に構成されている。また、メモリ320は、CPU300からの要求に応じて、記憶している情報をCPU300に出力可能に構成される。また、メモリ320は、設定情報などの各種情報をも記憶可能に構成される。
<(3)キャリブレーション処理時の動作例>
次に、画像読み取り装置がキャリブレーション処理を実行するときの動作について具体的に説明する。
図4は、キャリブレーション処理実行時のキャリブレーションシート100及びCIS200等の動作を説明する図である。まず、操作入力部310は、ユーザからのキャリブレーション指示を示す入力を検出し、キャリブレーション処理の実行を指示する信号をCPU300に対して出力する。CPU300は、この信号に基づいて、駆動部240、光源210、及び光センサ230に対して、キャリブレーション処理を実行するための指示をする。具体的には、駆動部240に対しては、キャリブレーションシート100の位置までCIS200を移動させ、キャリブレーションシート100に形成されたスリット110を含む部分での走査方向への移動をするよう指示する。光源210及び光センサ230に対しては、駆動部240の動作に同期して、それぞれ光の照射、及び反射光の検出(光の照射、及び反射光の検出を合わせて「スキャン」という場合がある)を実行するよう指示する。なお、キャリブレーション処理は、上記のようにユーザからの指示で開始されるだけではなく、スキャン開始時、電源投入時、または所定の時間ごとに実行されてもよい。これらの場合、それぞれの処理に対応したタイミングでキャリブレーション処理の実行を指示する信号が、CPU300に対して出力される。
上記のCPU300からの指示に応答して、図4に示すように、CIS200はキャリブレーションシート100のスリット110を含む部分に対する読み取り(スキャン)を実行する。すなわち、CIS200は図4に示された矢印方向に移動し、光源210は矢印400で示される方向に、光をキャリブレーションシート100に向かって照射し、ロッドレンズ220及び光センサ230は、矢印410で示される方向から入射されるキャビネット120からの反射光を検出する。反射光の検出結果は、光センサ230からCPU300に対して出力され、メモリ320に記憶される。
ここで、キャリブレーションシート100に対して光源210が光を照射すると、キャリブレーションシート100及びキャビネット120はいずれも白色で形成されているため、全体が白色で検出される。ただし、図4に示すように、光源210と光センサ230とは、走査方向に並べて配置されているため、光センサ230は、キャリブレーションシート100に形成されたスリット110によって投影された影を検出する。具体的には、図4上部に示すR1の部分については、キャリブレーションシート100に対するスキャンであって、すべて白色の検出結果となる。R3の部分については、キャビネット120に対するスキャンであるが、この位置では影は検出されず、白色の検出結果となる。R2の部分については、光源210から照射された光が、スリット110のエッジ部分(端部)によってキャビネット120に影が形成される部分であって、光センサ230はこのR2の部分を黒色であると検出する。
図5は、上記のようにして検出されたキャリブレーションシート100の読み取り結果を示す図である。図5に示すように、読み取り結果は、キャリブレーションシート100に形成されたスリット110のうち、光源210が位置する方向の端部に影500を検出する。
上記のようにして検出された影500の位置は、キャリブレーションシート100に形成されたスリットの端部を示している。また、この影500の大きさは、キャリブレーションシート100の厚みによって決定される。したがって、この影500の位置と大きさとを、予め設定された基準と比較することによって、CIS200と、キャビネット120、キャリブレーションシート100、及びガラス130との、相対的な位置合わせが可能となり、ホーム位置の特定及び調整が可能となる。
<(4)画像読み取り装置の特徴>
本実施形態の画像読み取り装置は、上記のように、媒体を載置可能に構成されたガラス130と、媒体に光を照射可能に構成された光源210と、媒体からの反射光を検出可能に構成された光センサ230と、光源210及び光センサ230を所定の方向に移動可能に構成された駆動部240と、光源210からの光を透過可能な矩形状のスリット110が形成されたキャリブレーションシート100と、を備え、光センサ230は、光源210から照射された光によって投影されたスリット110の端部の影500を検出可能な画像読み取り装置である。
また、本実施形態の画像読み取り方法は、上記のように、光を透過可能な矩形状のスリット110が形成されたキャリブレーションシート100に対して光を照射するステップと、媒体からの反射光を検出するステップと、検出された反射光に基づいて、スリット110の端部によって生じた影500を検出するステップと、検出された影500の位置に基づいて、ホーム位置を決定するステップと、を備えることを特徴とする位置決定方法である。
これらの構成または方法によれば、光源210から照射された光によって投影されたスリット110の端部の影500をスキャンすることによって、位置合わせのキャリブレーションが可能となる。ひいては、黒い部分を印刷するなどの製造工程を必要としない画像読み取り装置を提供することができる。
また、本実施形態の画像読み取り装置は、光センサ230によって検出されたスリット110の端部の影に基づいてホーム位置を決定可能なCPU300をさらに備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、光源210から照射された光によって投影されたスリット110の端部の影をスキャンすることによって、ホーム位置の決定が可能となる。ひいては、黒い部分を印刷するなどの製造工程を必要とすることなく、ホーム位置の調整が可能な画像読み取り装置を提供することができる。
<2.実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について、図6及び図7を参照しながら説明する。実施形態1と比較して、本実施形態では、スリット110の位置が相違している。具体的には、本実施形態では、スリット110が、キャリブレーションシート100に形成された狭義の孔ではなく、キャリブレーションシート100の端部に切り欠き状に形成されている。
図6は、本実施形態のキャリブレーションシート100の構成を示す図である。図6に示すように、キャリブレーションシート100には、その端部に接するように切り欠き状のスリット110が形成されている。なお、このスリットは、CIS200における光センサ230が配置される側の、キャリブレーションシート100の端部に形成される必要がある。
図7は、本実施形態のキャリブレーションシート100及びCIS200の断面を示す図である。図7に示されるように、キャリブレーションシート100には、その端部に接する切り欠き状のスリット110が形成されている。図7から判るように、スリット110が、CIS200における光センサ230が配置されている側の、キャリブレーションシート100の端部に形成されていることで、光源210と、このスリット110とによって生じた影を光センサ230が検出可能できるようになる。
上記のように、本実施形態の画像読み取り装置では、スリット110は、キャリブレーションシート100の端部に接する切り欠き状に形成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、キャリブレーションシート100に穴(孔)を形成するより容易な方法で切り欠き状のスリット110を形成し、この切り欠き状のスリット110を利用して、ホーム位置の特定などが可能となる。
<3.補足事項>
以上、本発明の各実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
上記実施形態では、キャリブレーションシート100とCIS200との間にガラス130が配置される例について説明したが、ガラス130とCIS200との間にキャリブレーションシート100が配置されてもよい。
また、光センサ230は影500における白黒の濃淡のみを検出しているように説明しているが、カラーを検出するようにしてもよい。カラーを検出する場合には、影の端部に発生する微妙な色の違いをも検出することが可能となり、より精度の高い位置検出が可能となる。
また、キャリブレーションシート100及びキャビネット120のCISと対向する部分が白色で形成される例について説明したが、必ずしも白色でなくてもよい。ただし、光源210とスリット110とによって生じた影500を検出する必要があるため、この500を検出しやすい色であることが好ましいため、白色、または略白色であることが好ましい。
また、本実施形態では、ガラス130を備える構成について説明したが、このガラス130は透過性を有するプラスチック等の材料と置き換え可能である。
本発明は、画像読み取り装置、または画像読み取り機能を備えた印刷機などに好適に適用される。
100…キャリブレーションシート
110…スリット
120…キャビネット
130…ガラス
210…光源
220…ロッドレンズ
230…光センサ
240…駆動部
310…操作入力部
320…メモリ
400…矢印
500…影

Claims (4)

  1. 媒体を載置可能に構成された媒体載置台と、
    前記媒体に光を照射可能に構成された光源と、
    前記媒体からの反射光を検出可能に構成された光センサと、
    前記光源及び前記光センサを所定の方向に移動可能に構成された駆動部と、
    前記光源からの光を透過可能な矩形状の孔部が形成されたシート部材と、を備え、
    前記光センサは、前記光源から照射された光によって投影された該孔部の端部の影を検出可能である
    ことを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記光センサによって検出された前記孔部の端部の影に基づいてホーム位置を決定可能な制御部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 前記孔部は、前記シート部材の端部に接する切り欠き状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読み取り装置。
  4. 光を透過可能な矩形状の孔部が形成されたシート部材に対して光を照射するステップと、
    前記媒体からの反射光を検出するステップと、
    検出された前記反射光に基づいて、前記孔部の端部によって生じた影を検出するステップと、
    検出された前記影の位置に基づいて、ホーム位置を決定するステップと、を備える
    ことを特徴とする位置決定方法。
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