JP2015151108A - アームレスト - Google Patents

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Abstract

【課題】作業機操作用の押し式の操作部を誤操作し難いアームレストが要望されている。【解決手段】運転座席12の右側部に設けられるアームレスト15であって、手置き用の手置き部22と、肘置き用の肘置き部23と、手置き部22と肘置き部23との間に形成され、手置き部22及び肘置き部23に対して下方に凹入する凹入部24と、ロータリー耕耘装置の昇降操作用の揺動式の昇降スイッチ31と、を備え、昇降スイッチ31は、凹入部24に配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、運転座席の横側部に設けられるアームレストに関する。より詳細には、作業機操作用の押し式の操作部を備えるアームレストに関する。
上記のようなアームレストとして、例えば、特許文献1に記載のアームレスト(文献では、アームレスト〔41〕)が既に知られている。特許文献1に記載のアームレストには、作業機操作用の押し式の操作部として、作業機を所定の上限位置と下限位置との間で昇降移動させるための操作部(文献では、ポンパスイッチ〔43d〕)が備えられている。操作部は、アームレストのうち運転座席(スイベルシート〔31〕)に対して横内側の横側面に配置されている。
特開2005−335429号公報
上記従来のアームレストでは、操作部がアームレストのうち運転座席に対して横内側の横側面に配置されているため、運転者の身体が操作部に当たり易く、操作部を誤操作し易い。例えば、乗降に際して運転者の膝等が操作部に当たって、操作部を誤操作することがある。
上記状況に鑑み、作業機操作用の押し式の操作部を誤操作し難いアームレストが要望されている。
本発明の特徴は、
運転座席の横側部に設けられるアームレストであって、
手置き用の手置き部と、
肘置き用の肘置き部と、
前記手置き部と前記肘置き部との間に形成され、前記手置き部及び前記肘置き部に対して下方に凹入する凹入部と、
作業機操作用の押し式の操作部と、を備え、
前記操作部は、前記凹入部に配置されていることにある。
本特徴構成によれば、操作部が手置き部及び肘置き部に対して下方側に引退しているため、運転者の身体が操作部に当たり難く、操作部を誤操作し難い。例えば、運転者がアームレストに腕を置いた状態で、運転者の腕が操作部に当たり難いし、乗降に際して運転者の肘等が操作部に当たり難い。
さらに、本発明において、
前記凹入部のうち前記操作部に対応する部分は、前記凹入部のうち前記操作部に対応する部分以外の部分に対して、下方に凹入するように形成されていると好適である。
本特徴構成によれば、操作部が凹入部のうちでも更に下方に凹入する部分に位置しているため、運転者の身体が操作部に更に当たり難い。
さらに、本発明において、
前記手置き部に、作業機の昇降操作用の昇降操作具が配置され、
前記昇降操作具の後方に、前記操作部が配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、昇降操作具と操作部とが前後方向に並ぶため、昇降操作具の操作方向と操作部の操作方向とを関連付け易い。例えば、操作部が作業機の昇降操作用の操作部であれば、操作部の操作方向を昇降操作具の操作方向と合わせることで、上昇と下降とが感覚的に分かり易いため、操作部を誤操作し難い。
さらに、本発明において、
前記手置き部に、作業機の昇降操作用の昇降操作具と、変速操作用の変速操作具と、が配置され、
前記変速操作具は、前記昇降操作具よりも前記運転座席に対して横内側に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、昇降操作具と比較して使用頻度の高い変速操作具が、横方向における運転者の近傍に位置しているため、変速操作具に手が届き易く、変速操作具を操作し易い。
さらに、本発明において、
前記手置き部に、作業機の昇降操作用の昇降操作具が配置され、
前記操作部は、作業機の昇降操作用の揺動式のスイッチで構成され、
前記スイッチは、前後方向に揺動するように配置され、
前記スイッチのうち前側の部分は、作業機の下降操作用の部分であり、
前記スイッチのうち後側の部分は、作業機の上昇操作用の部分であると好適である。
通常、トラクタ等の作業車では、昇降操作具を前方側に操作すると、作業機が下降し、昇降操作具を後方側に操作すると、作業機が上昇するように構成されている。本特徴構成によれば、操作部の操作方向を昇降操作具の操作方向と合わせることで、上昇と下降とが感覚的に分かり易いため、操作部を誤操作し難い。
さらに、本発明において、
前記操作部は、前記凹入部のうち前記運転座席に対して横内側寄りの部分に配置されていると好適である。
通常、手置き部に手を置いた状態では、五本の指のうち親指が運転座席に対して横内側に位置する。本特徴構成によれば、親指で操作部を容易に押し操作することができる。例えば、手置き部に置いた手を操作部の側にずらすことにより、親指で操作部を容易に操作することができる。
トラクタを示す右側面図である。 トラクタを示す平面図である。 運転座席及びアームレスト装置を示す右側面図である。 運転座席及びアームレスト装置を示す平面図である。 アームレスト装置を示す右方斜視図である。 高さ調整機構及び跳上げ機構を示す右側面一部断面図である。 高さ調整機構及び跳上げ機構を示す右方斜視図である。 高さ調整機構及び跳上げ機構を示す左方斜視図である。 図6におけるIX−IX断面図である。 図6におけるX−X断面図である。 高さ調整機構及び跳上げ機構を示す背面図である。 アームレストが非使用位置に跳ね上げられた状態を示す右側面一部断面図である。 摩擦保持機構を示す断面図である。 (a)第一の別実施形態に係る昇降スイッチの配置を示す平面図である。(b)第二の別実施形態に係る昇降スイッチの配置を示す平面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。
〔トラクタの全体構成〕
図1及び図2には、作業車としてのトラクタを示している。トラクタは、前輪1及び後輪2を有する走行機体3を備えている。走行機体3の前部には、ボンネット4が設けられている。ボンネット4には、エンジン5が収容されている。エンジン5の後端部には、ミッションケース6が連結されている。ミッションケース6には、エンジン5からの動力を変速する変速装置(図示省略)が収容されている。ミッションケース6の後端部には、ロータリー耕耘装置7(本発明に係る「作業機」に相当)が、リンク機構8を介して昇降可能に連結されている。ロータリー耕耘装置7には、ミッションケース6からの動力がPTO軸9を介して伝達される。
走行機体3の後部には、運転部10が設けられている。運転部10には、ステアリングハンドル11及び運転座席12が設けられている。運転座席12の右側部には、アームレスト装置13が設けられている。
〔運転座席〕
図3に示すように、運転座席12は、運転座席フレーム14に載置支持されている。運転座席12の座部の前端部は、運転座席フレーム14の支持部14aに、左右向きの揺動軸心X1周りに揺動可能に支持されている。運転座席フレーム14は、前後方向に位置調整可能に構成されている。
〔アームレスト装置〕
図3から図5に示すように、アームレスト装置13は、アームレスト15と、高さ調整機構16と、跳上げ機構17と、を備えている。
〔アームレスト〕
アームレスト15には、前記変速装置の変速操作用の変速レバー27(本発明に係る「変速操作具」に相当)と、ロータリー耕耘装置7の昇降操作用の昇降レバー28(本発明に係る「昇降操作具」に相当)と、ロータリー耕耘装置7の昇降操作用の揺動式の昇降スイッチ31(本発明に係る「操作部」、「スイッチ」に相当)と、が備えられている。アームレスト15は、平面視において、前部が後部に対して前端に近付くほど右方側に位置する状態に傾斜するように形成されている。
アームレスト15は、フレーム19と、フレーム19に外装されるカバー18と、を有している。カバー18は、上カバー20と下カバー21とが上下に合わさって構成されている。上カバー20の前部には、手置き用の手置き部22が形成されている。上カバー20の後部には、肘置き用の肘置き部23が形成されている。上カバー20のうち手置き部22と肘置き部23との間には、凹入部24が形成されている。
〔手置き部〕
手置き部22には、互いに高さ位置が異なる高位部25と低位部26とが形成されている。具体的には、手置き部22のうち境界線L1を挟んで左方側の部分に、高位部25が形成され、手置き部22のうち境界線L1を挟んで右方側の部分に、低位部26が形成されている。
高位部25には、変速レバー27が前後方向に揺動するように配置されている。変速レバー27は、昇降レバー28の左方側(昇降レバー28よりも横内側)に配置されている。つまり、変速レバー27は、車幅方向において昇降レバー28よりも運転座席12に近い側に配置されている。また、手置き部22の左側部には、変速レバー27の誤操作を防止するためのガード29が設けられている。
低位部26には、昇降レバー28が前後方向に揺動するように配置されている。昇降レバー28を前方側に操作すると、ロータリー耕耘装置7が下降し、昇降レバー28を後方側に操作すると、ロータリー耕耘装置7が上昇する。
〔凹入部〕
凹入部24は、手置き部22の頂上と肘置き部23の頂上とを結ぶ結線L2に対して下方に凹入するように形成されている。凹入部24のうち境界線L1に対して左方側の部分(左上面部30)に、昇降スイッチ31が配置されている。つまり、凹入部24のうち横内側寄りの部分に、昇降スイッチ31が配置されている。言い換えると、凹入部24のうち車幅方向において運転座席12の側寄りの部分に、昇降スイッチ31が配置されている。また、左上面部30のうち昇降スイッチ31に対応する部分は、左上面部30のうち昇降スイッチ31に対応する部分以外の部分に対して、下方に凹入するように形成されている。つまり、左上面部30には、昇降スイッチ31に対応する部分として凹入部30aが形成されている。凹入部30aは、左方側(横内側)に開口するように形成されている。つまり、凹入部30aは、車幅方向において運転座席12の側に開口するように形成されている。
〔昇降スイッチ〕
昇降スイッチ31は、変速レバー27及び昇降レバー28の後方に配置されている。つまり、昇降スイッチ31は、ガード29よりも後方であって、アームレスト15における前部と後部との屈曲箇所Pよりも前方に配置されている。また、昇降スイッチ31は、いわゆるシーソースイッチで構成され、前後方向に揺動するように配置されている。昇降スイッチ31の揺動方向D1は、昇降レバー28の揺動方向D2と略平行となるように設定されていると共に、変速レバー27の揺動方向D3とも略平行となるように設定されている。
昇降スイッチ31は、ロータリー耕耘装置7の下降操作用の部分31aと、ロータリー耕耘装置7の上昇操作用の部分31bと、を有している。昇降スイッチ31の下降操作用の部分31aを押し操作すると、ロータリー耕耘装置7が最も下方の位置まで自動的に下降し、昇降スイッチ31の上昇操作用の部分31bを押し操作すると、ロータリー耕耘装置7が最も上方の位置まで自動的に上昇する。なお、昇降スイッチ31とは別に、ステアリングハンドル11の周囲にも、昇降スイッチ31のような機能を有するスイッチ(図示省略)を配置してもよい。
昇降スイッチ31のうち前側の部分は、下降操作用の部分31aであり、昇降スイッチ31のうち後側の部分は、上昇操作用の部分31bである。つまり、ロータリー耕耘装置7を下降させるための昇降スイッチ31の揺動方向と昇降レバー28の揺動方向とを、前方側に合わせていると共に、ロータリー耕耘装置7を上昇させるための昇降スイッチ31の揺動方向と昇降レバー28の揺動方向とを、後方側に合わせている。
〔高さ調整機構〕
図6から図10に示すように、高さ調整機構16は、運転座席12に対するアームレスト15の高さを調整するためのものである。高さ調整機構16は、運転座席12の側に設けられるベース32と、アームレスト15の側に設けられるブラケット33と、を有している。
〔ベース〕
ベース32は、運転座席フレーム14の側のフレーム34に、ボルト35によって固定されている。ベース32は、ボルト35が挿通される左右方向に長い長孔(図示省略)により、フレーム34(運転座席フレーム14)に対して左右方向に位置調整可能に構成されている。ベース32には、上下方向に長い第一長孔32a及び上下方向に長い第二長孔32bが形成されている。第一長孔32aは、上下方向に長い略長方形状の長孔(長角孔)によって構成されている。第二長孔32bは、上下方向に長い略長円形状の長孔(長丸孔)によって構成されている。第一長孔32aは、ベース32のうち上端側にオフセットして形成され、第二長孔32bは、ベース32のうち下端側にオフセットして形成されている。第一長孔32aの下端部と第二長孔32bの上端部とは、上下方向に重複している。
〔ブラケット〕
ブラケット33は、ベース32の左方側(ベース32よりも横内側)に配置されている。つまり、ブラケット33は、車幅方向においてベース32よりも運転座席12に近い側に配置されている。また、ブラケット33の後端は、ベース32の後端から後方側に突出している。ブラケット33の前端は、ベース32の前端よりも後方側に引退している。
ブラケット33の上端部には、左方側に屈曲する屈曲部33aが形成されている。屈曲部33a後端部には、支持部33bが形成されている。支持部33bには、左右向きの揺動軸33cが右方側に突出するように設けられている。ブラケット33の後端部には、その右側面と支持部33bとに亘るフランジ部33dが設けられている。ブラケット33のうち第一長孔32aに対応する部分には、ベース32の側(右方側)に突出する略真円形状の突起部33eが形成されている。突起部33eの縁部は、ベース32のうち第一長孔32aの縁部に接触している。
ブラケット33は、第一ボルト36及び第二ボルト37によって、ベース32に固定されている。第一ボルト36は、角根ボルトによって構成され、第一ボルト36のうち角根部分36aが第一長孔32aに嵌合している。第一ボルト36は、ベース32の右方側から第一長孔32a(横内側に向かって第一長孔32a)に差し込まれている。つまり、第一ボルト36は、車幅方向において運転座席12の側に向かって第一長孔32aに差し込まれている。また、第一ボルト36の先端部には、ノブナット38が取り付けられている。つまり、ノブナット38は、ベース32及びブラケット33のうち横内側に位置するブラケット33の側で、第一ボルト36の先端部に取り付けられている。言い換えると、ノブナット38は、ベース32及びブラケット33のうち車幅方向において運転座席12の側に位置するブラケット33の側で、第一ボルト36の先端部に取り付けられている。また、ノブナット38は、第一ボルト36の先端部に取り付けられた状態において、アームレスト15の左側面よりも右方側(アームレストの左右中心の側)に引退している。つまり、ノブナット38は、屈曲部33a下方の空間に入り込んでいる。
第二ボルト37は、段付きボルトによって構成され、第二ボルト37のうち段付き部分(大径部分)37aが第二長孔32bに嵌合している。第二ボルト37は、ベース32の右方側から第二長孔32b(横内側に向かって第二長孔32b)に差し込まれている。つまり、第二ボルト37は、車幅方向において運転座席12の側に向かって第二長孔32bに差し込まれている。また、ブラケット33の左側面には、第二ボルト37に対応するナット39(溶接ナット)が固定されている。
〔高さ調整機構による高さ調整方法〕
先ず、ノブナット38を緩めることにより、ベース32に対するブラケット33の固定を解除する。次に、ブラケット33をベース32に対して上下方向に移動させることにより、運転座席12に対するアームレスト15の高さを変更する。なお、ベース32に対するブラケット33の上下方向の移動を阻害しない程度の締付力によって、第二ボルト37が締め付けられている。最後に、ノブナット38を締めることにより、ブラケット33を変更後の高さでベース32に固定することができる。なお、図3には、アームレスト15が最も上方に位置した状態、図6には、アームレスト15が最も下方に位置した状態を示している。
ここで、上述のように、突起部33eの縁部がベース32のうち第一長孔32aの縁部に接触している。これにより、突起部33eと第一長孔32aの縁部との間に、摩擦力が発生すると考えられる。したがって、第一ボルト36を強く締めなくても、摩擦力により一定の保持力が働くことになる。
また、上述のように、ベース32に第一長孔32a及び第二長孔32bが形成されている。つまり、ベース32及びブラケット33のうち横外側に位置するベース32に、第一長孔32a及び第二長孔32bが形成されている。言い換えると、ベース32及びブラケット33のうち車幅方向において運転座席12とは反対側に位置するベース32に、第一長孔32a及び第二長孔32bが形成されている。この点、仮に、ブラケット33に第一長孔32aに相当する長孔及び第二長孔32bに相当する長孔が形成されている場合、ブラケット33をベース32に対して上下方向に移動させると、これらの長孔に物(例えば、運転座席12に着座している運転者の衣服等)が挟まり易いが、このようなことが起こり難い。
〔跳上げ機構〕
図12に示すように、跳上げ機構17は、アームレスト15を左右向きの揺動軸心X2周りに揺動可能に支持し、アームレスト15を使用位置(実線で示す位置)から非使用位置(二点鎖線で示す位置)に跳ね上げるためのものである。跳上げ機構17は、アームレスト15のうち高さ調整機構16よりも後方の部位、具体的には、アームレスト15の後端部に設けられている。つまり、揺動軸心X2は、アームレスト15の後端部に配置されている。
跳上げ機構17は、アームレスト15を支持するブラケット33と、アームレスト15が揺動可能に取り付けられる左右向きの揺動軸33cと、アームレスト15を揺動軸33cに対して摩擦保持可能な摩擦保持機構40と、を有している。上述のように、高さ調整機構16は、アームレスト15の側に設けられるブラケット33を有しているところ、跳上げ機構17のブラケット33と、高さ調整機構16のブラケット33とは、同一の部材で構成されている。揺動軸33cには、フレーム19のボス部19aが揺動可能に取り付けられている。
〔摩擦保持機構〕
図13に示すように、摩擦保持機構40は、一対の摩擦板41と、一対の皿バネ42と、を有している。一対の摩擦板41は、フレーム19のボス部19aに対して左右両側から作用するように、フレーム19のボス部19aを左右両側から挟むように配置されている。一対の皿バネ42は、一対の摩擦板41をフレーム19のボス部19aに左右両側から押し付けるように、フレーム19のボス部19aの右方側に配置されている。一対の皿バネ42は、一対の平座金43によって左右両側から挟まれている。揺動軸33cの右端部には、皿バネ42の付勢力を調整するためのナット44が取り付けられている。
このような構成によれば、フレーム19のボス部19aの左端とブラケット33の支持部33bとの間、フレーム19のボス部19aの右端と一対の平座金43のうち左方側の平座金43との間で、摩擦力が発現されることにより、アームレスト15を使用位置と非使用位置とに摩擦保持することができる。なお、上記摩擦力を調整するには、ナット44を締緩操作すればよい。
ここで、フレーム19の後端部には、略L字形状に屈曲する屈曲部19bが形成されている。屈曲部19bには、アームレスト装置13における操作系のハーネスを、クランプを介して取り付けることができる。屈曲部19bの後端部には、切欠溝19cが形成されている。
また、図6に示すように、フレーム19には、左右向きのストッパ軸19dが右方側に突出するように設けられている。ストッパ軸19dは、ブラケット33の屈曲部33aの前端部に上方から当接可能な位置に配置されている。ストッパ軸19dには、緩衝用のゴム19eが取り付けられている。
そして、図6に示すように、アームレスト15が使用位置である場合は、ストッパ軸19dがブラケット33の屈曲部33aの前端部に当接している。これにより、アームレスト15の下方への揺動が牽制されている。一方、図12に示すように、アームレスト15が非使用位置である場合は、ブラケット33の後端部が屈曲部19bの切欠溝19cに入り込んだ状態で、切欠溝19cのうち端縁19fがブラケット33の後端に当接している。これにより、アームレスト15の上方への揺動が牽制されている。このように、ブラケット33は、アームレスト15の跳上げ量(アームレスト15の揺動範囲)を決定する部材としての機能を有している。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態において、アームレスト15は、運転座席12の右側部に設けられているが、運転座席12の左側部に設けられていてもよい。
(2)上記実施形態において、「操作部」は、ロータリー耕耘装置7の昇降操作用の昇降スイッチ31であるが、作業機の変速操作用の操作部や作業機のクラッチ操作用の操作部であってもよい。
(3)上記実施形態において、昇降スイッチ31の揺動方向D1は、昇降レバー28の揺動方向D2と略平行となるように設定されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図14(a)に示すように、昇降スイッチ131の揺動方向D1は、昇降レバー28の揺動方向D2に対して斜めに設定されていてもよい。
また、昇降スイッチ31は、凹入部24のうち横内側寄りの部分に配置されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図14(b)に示すように、昇降スイッチ231は、凹入部24のうち横外側寄りの部分に配置されていてもよい。つまり、昇降スイッチ231は、凹入部24のうち車幅方向において運転座席12とは反対側寄りの部分に配置されていてもよい。図14(b)では、昇降レバー28と昇降スイッチ231とが前後方向に並ぶように配置され、昇降スイッチ231の揺動方向D1は、昇降レバー28の揺動方向D2と略同一線上に位置するように設定されている。これにより、昇降レバー28及び昇降スイッチ231の操作性が向上する。なお、昇降スイッチ231の揺動方向D1は、昇降レバー28の揺動方向D2に対して斜めに設定されていても。
また、昇降スイッチ131(231)に対応する部分として凹入部130a(230a)が形成されていてもよい。
(4)上記実施形態において、凹入部24(左上面部30)のうち昇降スイッチ31に対応する部分は、左上面部30のうち昇降スイッチ31に対応する部分以外の部分に対して、下方に凹入する凹入部30aが形成されているが、本発明はこれに限定されない。つまり、凹入部24(左上面部30)のうち昇降スイッチ31に対応する部分は、左上面部30のうち昇降スイッチ31に対応する部分以外の部分に対して略平坦に形成されていてもよい。
(5)上記実施形態において、昇降スイッチ31は、昇降レバー28の後方に配置されているが、昇降レバー28の前方に配置されていてもよい。
また、昇降スイッチ31は、昇降レバー28の左方に配置されているが、昇降レバー28の右方に配置されていてもよい。
なお、昇降スイッチ31を昇降レバー28の左方に配置する場合、変速レバー27の左方に配置してもよい。
(6)上記実施形態において、変速レバー27は、昇降レバー28よりも横内側に配置されているが、昇降レバー28よりも横外側に配置されていてもよい。つまり、変速レバー27は、車幅方向において昇降レバー28よりも運転座席12から遠い側に配置されていてもよい。
(7)上記実施形態において、昇降スイッチ31は、揺動式のスイッチ(シーソースイッチ)であるが、ボタン式のスイッチやトグルスイッチであってもよい。
(8)上記実施形態において、昇降スイッチ31のうち前側の部分は、下降操作用の部分31aであり、昇降スイッチ31のうち後側の部分は、上昇操作用の部分31bであるが、本発明はこれに限定されない。つまり、昇降スイッチ31のうち前側の部分は、上昇操作用の部分であり、昇降スイッチ31のうち後側の部分は、下降操作用の部分であってもよい。
本発明は、トラクタ以外にコンバイン、田植機、建設機械その他の作業車にも利用可能である。
7 ロータリー耕耘装置(作業機)
12 運転座席
15 アームレスト
22 手置き部
23 肘置き部
24 凹入部
28 昇降レバー(昇降操作具)
27 変速レバー(変速操作具)
31 昇降スイッチ(操作部、スイッチ)
31a 下降操作用の部分
31b 上昇操作用の部分

Claims (6)

  1. 運転座席の横側部に設けられるアームレストであって、
    手置き用の手置き部と、
    肘置き用の肘置き部と、
    前記手置き部と前記肘置き部との間に形成され、前記手置き部及び前記肘置き部に対して下方に凹入する凹入部と、
    作業機操作用の押し式の操作部と、を備え、
    前記操作部は、前記凹入部に配置されているアームレスト。
  2. 前記凹入部のうち前記操作部に対応する部分は、前記凹入部のうち前記操作部に対応する部分以外の部分に対して、下方に凹入するように形成されている請求項1に記載のアームレスト。
  3. 前記手置き部に、作業機の昇降操作用の昇降操作具が配置され、
    前記昇降操作具の後方に、前記操作部が配置されている請求項1又は2に記載のアームレスト。
  4. 前記手置き部に、作業機の昇降操作用の昇降操作具と、変速操作用の変速操作具と、が配置され、
    前記変速操作具は、前記昇降操作具よりも前記運転座席に対して横内側に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載のアームレスト。
  5. 前記手置き部に、作業機の昇降操作用の昇降操作具が配置され、
    前記操作部は、作業機の昇降操作用の揺動式のスイッチで構成され、
    前記スイッチは、前後方向に揺動するように配置され、
    前記スイッチのうち前側の部分は、作業機の下降操作用の部分であり、
    前記スイッチのうち後側の部分は、作業機の上昇操作用の部分である請求項1から4のいずれか一項に記載のアームレスト。
  6. 前記操作部は、前記凹入部のうち前記運転座席に対して横内側寄りの部分に配置されている請求項1から5のいずれか一項に記載のアームレスト。
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