JP2015149963A - 携帯用作業機 - Google Patents

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信一 深山
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【課題】適正でない状態で回転部材が組み付けられることが抑制され、かつ回転部材の組み付け作業を容易に行うことができる。【解決手段】この構成においては、刃受け金具16に対して、ボス162が刈刃開口部111に嵌合するように刈刃11が装着される。3本のピン173が3つのピン挿入孔164に挿入されるように刃押さえ金具17を刃受け金具16に装着すれば、刃押さえ金具17と刃受け金具16の位置関係も適正となる。この際、3本のピン173もボス162と同様に刈刃開口部111内を通過するために、刃押さえ金具17と刈刃11との間の位置関係も適正に保たれる。このため、刃押さえ金具17、刈刃11を刃受け金具16に対して適正な位置関係で装着することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、交換可能な回転部材(例えば刈刃)を駆動軸に装着して回転させる構成を具備する携帯用作業機に関する。
携帯用作業機の一種である刈払機においては、細長いシャフトの先端部に刈刃が設けられ、この刈刃を回転させることによって草木等の刈払い作業が行われる。刈刃は略円板形状であり、その外周部には刃付け加工がなされている。図12は、こうした刈払機の構成を示す斜視図である。この刈払機(携帯用作業機)300においては、前後方向に細長い操作棹(シャフト)301の一端(前端)側に、回転する刈刃(回転部材)11が装着されたギヤケース310が設けられ、操作棹301の他端(後端)側には、エンジン302及び燃料タンク303が設けられる。このエンジン302の回転運動は操作棹301内の伝達軸(図示せず)に伝達され、伝達軸の回転運動はギヤケース310内に設けられた駆動軸(図示せず)に伝達される。駆動軸の下端側には刈刃11が装着されるため、この刈刃11はエンジン302によって駆動される。なお、エンジン302のクランク軸と伝達軸との間の回転運動の伝達は遠心クラッチを介して行われる。操作棹301における長手方向の中央付近には、作業時に作業者が把持するハンドル304が設けられる。作業者は、ハンドル304を把持し、この刈り払い機300を操作することによって、回転する刈刃11を草木等に当接させ、刈払い作業を行うことができる。
刈刃11は消耗品であり、これが摩耗や破損した際には、作業者によって交換される。また、作業の内容に応じて、最適な刃先形状のものの選択等を行った上で駆動軸に装着して使用する場合もあり、この場合においても、作業者によって刈刃11の交換が行われる。このため、刈刃11と駆動軸との間の接続部分やギヤケース310内の構造は、この交換作業が容易となるような構成とされる。この構造は、例えば特許文献1に記載されている。
この構造においては、駆動軸に固定された刃受け金具との間で刈刃11を挟持するように刃押さえ金具が下側から駆動軸に装着され、かつ刈刃11の下側部分を覆うカバーもその下側から駆動軸に装着された状態で、駆動軸の下端にナットが装着される。これによって、駆動軸(刃受け金具)に対して刈刃11、刃押さえ金具、カバーが固定される。このため、このナットを取り外した状態で刈刃11の交換を行い、その後で再び刃押さえ金具、カバー、ナットを装着することによって、刈刃11の交換作業を容易に行うことができた。
特開2012−249526号公報
上記のように刈刃11の交換作業を容易に行うことができる一方で、作業者によって、刈刃11と駆動軸との間の位置関係が適正でない状態、例えば刈刃11の中心と駆動軸の中心がずれた状態で組み立てられる場合があった。こうした偏心した刈刃11を回転させた場合には、刈刃11が回転に伴って激しく振動するために刈払い作業を適正に行うことができない、あるいはこの振動のために操作棹301も激しく共振して大きな負担がかかり、その耐久性を損なうことがあった。
このように適正でない状態で刈刃(回転部材)が組み付けられることが抑制され、かつその組み付け作業を容易に行うことができる刈払機(携帯用作業機)を得ることは困難であった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、上記の問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の携帯用作業機は、回転する駆動軸に対して固定された受け金具と、前記駆動軸に装着されることによって前記受け金具との間で回転部材を下側から挟持する押さえ金具と、を具備し、前記回転部材を前記駆動軸に従って回転させる携帯用作業機であって、前記回転部材には開口部が設けられ、前記受け金具又は前記押さえ金具には、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に前記開口部と嵌合する凸部であるボスが設けられ、前記受け金具、前記押さえ金具のうちの一方には、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に前記開口部に対応した領域内において、前記受け金具、前記押さえ金具のうちの他方側に向かって突出するピンが設けられ、前記受け金具、前記押さえ金具のうちの他方には、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に、前記ピンが挿入されるピン挿入孔が設けられたことを特徴とする。
本発明の携帯用作業機は、平面視において、前記開口部は、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に、前記駆動軸の中心軸を中心とする円形状であることを特徴とする。
本発明の携帯用作業機において、前記ピンは、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に、前記駆動軸の中心軸を中心とした円周上に複数設けられたことを特徴とする。
本発明の携帯用作業機において、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に、複数の前記ピンは前記開口部に内接することを特徴とする。
本発明の携帯用作業機において、前記ピン及び前記ピン挿入孔は、前記中心軸の回りの前記円周上において等間隔で複数組設けられたことを特徴とする。
本発明の携帯用作業機は、前記ピン及び前記ピン挿入孔が3組以上設けられたことを特徴とする。
本発明の携帯用作業機は、前記駆動軸に対して、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された状態で前記押さえ金具の下側からカバーが装着され、前記カバーの下側に突出した前記駆動軸の下端側にナットが装着されることによって前記回転部材、前記押さえ金具、及び前記カバーが前記駆動軸に固定される構成とされ、前記開口部と前記ボスとが嵌合しない状態で前記押さえ金具及び前記カバーが前記駆動軸に装着された際の前記カバーの下側に突出した前記駆動軸の長さが2mm以下とされたことを特徴とする。
本発明の携帯用作業機は、少なくとも、前記ボスの外面、前記ピンの外面、前記ピン挿入孔の内面のいずれかの断面がテーパー形状とされたことを特徴とする。
本発明の携帯用作業機において、前記ピンは、弾性をもつ金属材料がロール状に加工されて形成されたスプリングピンであり、前記ピンは、前記受け金具、前記押さえ金具のうちの一方に形成されたピン固定孔に嵌入されて固定されたことを特徴とする。
本発明の携帯用作業機は、前記回転部材を刈刃とした刈払機であることを特徴とする。
本発明は以上のように構成されているので、適正でない状態で回転部材が組み付けられることが抑制され、かつ回転部材の組み付け作業を容易に行うことができる。
本発明の実施の形態となる刈払機におけるギヤケース周辺の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態となる刈払機において用いられる刃受け金具の断面図(a)、平面図(b)である。 本発明の実施の形態となる刈払機において用いられる刃受け金具の部分断面図である。 本発明の実施の形態となる刈払機において用いられる刃押さえ金具の断面図(a)、平面図(b)である。 本発明の実施の形態となる刈払機において用いられる刃押さえ金具の部分断面図である。 本発明の実施の形態となる刈払機において、刈刃が適正に装着されなかった場合のギヤケース内の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態となる刈払機の第1の変形例におけるギヤケース周辺の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態となる刈払機の第2の変形例におけるギヤケース周辺の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態となる刈払機の第3の変形例における刃押さえ金具の断面図(a)、平面図(b)である。 本発明の実施の形態となる刈払機の第3の変形例における刃押さえ金具の部分拡大図である。 本発明の実施の形態となる刈払機の第3の変形例における刃押さえ金具の製造方法を示す部分断面図である。 刈払機の構成を示す斜視図である。
本発明の実施の形態となる携帯用作業機(刈払機)の構成について説明する。この刈払機における刈刃の取り付け部分以外の構成は、例えば特許文献1に記載された刈払機と同様である。このため、刈払機全体の構成は、図12に示された刈払機300と同様であり、以下では刈刃の取り付けに関わる構造について主に説明する。
図1は、このギヤケース10内における。刈刃(回転部材)11が固定される駆動軸12の中心軸に沿った断面図である。ここでは、上下方向に沿った駆動軸12の下端側に刈刃11が装着される。このため、刈刃11は、図1における水平面内で回転する。
図1において、図12中の操作棹301内部に設けられた伝達軸20が図中右上から左下側に向かって延び、ギヤケース10内でベアリング21によって支持されている。伝達軸20の先端には、ベベルギヤ22が固定されている。ギヤケース10において、駆動軸12は上側、下側でそれぞれベアリング13、14によって回転自在に支持され、上側でベアリング13で支持された部分の下側にベベルギヤ15が固定されている。ベベルギヤ22とベベルギヤ15とが噛合することによって、伝達軸20の回転運動が、上下方向に設けられた駆動軸12に伝達される。
駆動軸12はギヤケース10の下側に突出し、ベアリング14の下側において、刃受け金具(受け金具)16が固定されている。図2は、刃受け金具16の断面図(a)、図1中の下側から見た平面図(b)である。図2(a)の断面は、図2(b)におけるA−A方向の断面を示しており、図1における形態を反時計回りに90°回転させた形態を示している。また、図2(a)における点線で囲まれたBの領域の拡大図が図3(a)であり、Cの領域の拡大図が図3(b)である。
図1、2に示されるように、刃受け金具16の中心には、駆動軸12が嵌合して固定される開口である駆動軸固定部161が設けられる。刃受け金具16の下側における駆動軸固定部161の周囲の周囲には、下側(図2(a)における右側)に向かって凸形状とされたボス162が設けられている。ボス162は平面視(図2(b))においては略円環状であり、ボス162の更に外側は、平面視において円環状の刃受け部163とされる。刃受け部163の図1における下側(図2(a)における右側)の表面は平面で構成され、この表面が刈刃11の装着時には刈刃11の上側の表面と面接触する。ボス162は、刃受け部163よりも下側に凸形状とされ、刈刃11の中心に形成された円形の開口である刈刃開口部(開口部)111に嵌合するように設けられる。このため、この刈刃開口部111とボス162とが嵌合した状態で、駆動軸12の中心と刈刃11の中心とが正確に一致する構成とされる。この形態が、刈刃11が刃受け金具16あるいは駆動軸12に適正に装着された状態となる。
この状態で、更に刃押さえ金具(押さえ金具)17が図1における下側から駆動軸12に装着される。図4は、刃押さえ金具17の断面図(a)、図1中の上側から見た平面図(b)である。図4(a)の断面は、図4(b)におけるA−A方向の断面を示しており、この方向は図2(a)における方向と同一である。図4(a)は、図1における形態を反時計回りに90°回転させた形態を示している。また、図4(a)における点線で囲まれた領域Dの拡大図が図5である。図1、図4に示されるように、刃押さえ金具17の中央部には駆動軸12が貫通する駆動軸貫通孔171が設けられ、その最外周には刃受け部163と同様に平面視(図1、図4(b))で円環状の刃押さえ部172が設けられる。刃押さえ部172の図1における上側(図4(a)における右側)の表面は平面で構成され、この表面が刈刃11の装着時には刈刃11の下側の表面と面接触する。また、刃押さえ金具17の刃押さえ部172よりも内側は、前記の下側に凸形状とされたボス162に対応して、下側に凹形状とされる。このため、図1に示されるように、刃押さえ金具17を、刈刃11、刃受け金具16と適正な位置関係とすることによって、刃受け金具16(刃受け部163)と刃押さえ金具17(刃押さえ部172)の間で刈刃11を挟時することができる。
図1における駆動軸12の下端部(駆動軸下端部12A)側にはネジ切り加工が施され、ナット18が装着可能とされる。また、図1に示されるように、刃受け金具16、刈刃11、刃押さえ金具17が上記の関係とされた状態で、更に下側からカバー19が駆動軸12に装着される。この際、カバー19の下面の中央は上側に向かって大きく凹形状とされ、この凹部の中で駆動軸下端部12Aは下側に5mm以上の長さで突出する。このため、駆動軸12におけるこの突出した部分にナット18を装着することができ、これによって、カバー19、刃押さえ金具17、刈刃11が駆動軸12(刃受け金具16)に固定される。この際、カバー19に設けられた凹部内にナット18や駆動軸下端部12Aは収まるように設定されるため、駆動軸12及びナット18は、ナット18が適正に装着された状態ではカバー19よりも下側に突出することはない。カバー19によって刈刃11の下側の中心付近は覆われ、刈り取られた草木等が駆動軸12に巻き付くこと等が抑制される。
ここで、前記の通り、刈刃11が駆動軸12に対して適正な位置にある場合には、刈刃11における刈刃開口部111が刃受け金具16におけるボス162と嵌合し、この外側において刈刃11が刃受け部163及び刃押さえ部172と面接触し、挟持される。刃受け金具16、刈刃11、刃押さえ金具17の位置関係が図1に示された通りになっていない状態で刃押さえ金具17等が駆動軸12に固定された場合には、作業時に刈刃11は偏心した状態で回転するが、本発明の刈払機においては、以下に説明するように、こうした適正でない状態においては刃受け金具16側に刃押さえ金具17を装着して固定することができない。
本発明の刈払機においては、刃押さえ金具17において、3本のピン173が設けられる。これに対応して、刃受け金具16における3箇所にピン挿入孔164が設けられ、図2(b)に示されるように、ピン挿入孔164は、駆動軸12の中心軸の回り、特にボス162の外周を構成する円に内接するように中心軸の回りで等間隔に設けられる。本実施の形態においては、3本のピン173は、それぞれ刃押さえ金具17に形成された孔に対して圧入により固定されて設けられる。ただし、これに限らず、ピンを溶接により接合する、あるいは鋳造や鍛造によりピンを一体に成形しても構わない。また、刃押さえ金具17には、3本のピン173とともにカバー19を一体に成形してもよく、これによれば部品点数を削減し、組立性を向上させることができる。
この構成においては、まず、前記の通り、刃受け金具16に対して、ボス162が刈刃開口部111に嵌合するように刈刃11が装着される。このとき、刈刃11の刃受け金具16に対する位置がずれている場合(刈刃11が偏心している場合)、刃押さえ金具17を駆動軸12に装着することで刈刃11がそのままボス162に乗り上げて傾斜した状態で固定される可能性がある。これに対して、上記の構成においては、3本のピン173が3つのピン挿入孔164に挿入されるように刃押さえ金具17を刃受け金具16に装着すれば、刃押さえ金具17と刃受け金具16の位置関係も適正となる。この際、3本のピン173もボス162と同様に刈刃開口部111内を通過するために、刃押さえ金具17と刈刃11との間の位置関係も適正に保たれる。このため、図1に示されるように、刃押さえ金具17、刈刃11を刃受け金具16に対して適正な位置関係で装着することができる。
更に、この状態でカバー19、ナット18が駆動軸12に装着されるが、この際にも、刃押さえ金具17は3本のピン173によって刃受け金具16に仮留めされた状態となっているため、上記の位置関係は保たれる。このため、刈刃11を駆動軸12に対して適正に固定することができる。
図6は、上記の構成において、刈刃11が適正に刃受け金具16に装着されていない状態(刈刃開口部111がボス162に嵌合していない状態)において、刃押さえ金具17等が更に装着された場合の形態を図1に対応させて示す。この状態においては、刈刃11の中心と駆動軸12の中心がずれている。この状態において刃押さえ金具17を刃受け金具16に装着する場合には、刈刃11によって遮られるピン挿入孔164(図6における駆動軸12の左側のピン挿入孔164)が存在し、このピン挿入孔164にピン173を挿入することができない。このため、図6に示されるように、刃押さえ部172は刈刃11から浮いた状態となる。この状態は、作業者が目視で容易に確認することができる。
ここで、駆動軸下端部12Aのカバー19の下側に突出する長さが、図1の状態においてはナット18を装着できる程度に長く(例えば5mm以上)、かつ図6の状態においてはナット18を装着できない程度に短く(例えば2mm以下)なるように駆動軸12の長さを設定することができる。これによって、図1の形態となった場合でのみナット18を駆動軸12に装着することができる構成とすることができる。すなわち、この構成においては、刈刃11、刃押さえ金具17を刃受け金具16(駆動軸12)に対して適正に装着した場合以外には、ナット18を駆動軸12に装着することができない。このため、刈刃11が適正でない状態で駆動軸12に固定されることが抑制される。
また、刈払機を長時間使用する際には、振動によって刃押さえ金具が刃受け金具に対してわずかに回転することがあり、この回転に伴ってナット18が緩む可能性がある。これに対して、上記の構成においては、3組のピン173、ピン挿入孔164によって刃押さえ金具17と刃受け金具16の位置関係が固定されるため、刃押さえ金具17が刃受け金具16に対して回転する動作が抑制され、ナット18の緩みも抑制される。このため、駆動軸12に対する刈刃11の固定の信頼性も向上する。
また、上記の構造においては、刈刃11、刃押さえ金具17を刃受け金具16に対して装着しやすい構成とされている。図3においては、刃受け金具16の部分的な拡大図が示されている。まず、図3(a)においては、ボス162におけるピン挿入孔164が形成されていない端部(図2(a)における領域Bの部分)の構造が示されている。刈刃11を刃受け金具16に装着しやすくするために、ボス162の外面は、図1における下側(図2(a)における右側)に向かって径が小さくなるようなテーパー形状とされる。前記の通り、ボス162には刈刃11の刈刃開口部111が嵌合するため、刈刃開口部111を構成する刈刃11の側面と、ボス162の側面であるボス側面165は、共に図1における上下方向(図3(a)における左右方向)に沿って形成される。ここでは、ボス162をテーパー形状とするために、ボス162の端部が面取りされたボス端部傾斜面166が設けられている。この構造によって、図2(a)において右側から刈刃11を刃受け金具16側に装着する作業が容易となる。
図3(b)においては、ボス162におけるピン挿入孔164が形成された端部(図2(a)における領域Cの部分)の構造が示されている。ピン173をピン挿入孔164に挿入しやすくするために、ピン挿入孔164の内面は、図1における上側(図2(a)における左側)に向かって内径が小さくなるテーパー形状とされる。前記の通り、ピン挿入孔164はボス162の外周部に設けられ、その内面の大部分はピン173の側面と同様に図1における上下方向に平行とされる。この際に、ピン挿入孔164の間口が面取りされたピン挿入孔傾斜面167が設けられている。この構造によって、図2(a)において右側からピン173をピン挿入孔164に挿入する作業が容易となり、刃押さえ金具17を刃受け金具16に装着する作業が容易となる。
図5においては、刃押さえ金具17におけるピン174の先端部分(図4(a)における領域Dの部分)の構造が示されている。ピン173をピン挿入孔164に挿入しやすくするために、ピン挿入孔164が前記のようなテーパー形状とされたのに加え、ピン173の先端部の外面にも端部が面取り加工されたピン傾斜面174が設けられる。これによって、ピン173も、図1における上側(図4(a)における左側)に向かって径が細くなるテーパー形状とされる。これによって、3本のピン173をそれぞれピン挿入孔164に容易に挿入することができる。また、ピン173の先端をテーパー形状としたことで、ピン挿入孔164に挿入したときにギヤケース10の内側との接触を抑制できる。ただし、ピン、ピン挿入孔のうちの一方のみをテーパー形状としてもよい。また、複数ずつ設けられたピン、ピン挿入孔のうちの一部のみをテーパー形状とすることもできる。
上記の刈払機においては、上記の構成により、刈刃11を駆動軸12側に装着する作業を確実かつ容易に行うことができる。この際、刈刃11が適正でない状態で駆動軸12側に装着・固定されることが抑制される。
上記の構成においては、刃押さえ金具17側にピン173を、刃受け金具16側にピン挿入孔164を設けた。しかしながら、これとは逆に、刃受け金具16側にピンを、刃押さえ金具17側にピン挿入孔を設けても、同様の効果を奏することは明らかである。図7は、こうした構成を具備する第1の変形例における駆動軸12周囲の構造を示す図1に対応した断面図である。
この構成においては、刃受け金具(受け金具)116のボス162の外周部分において、ピン168が下側に向かって設けられている。図7においてピン168は1本しか記載されていないが、実際には図4におけるピン173と同様に、ボス162の外周部に沿って、駆動軸12の中心に対して対称に3つ設けられている。一方、刃押さえ金具(押さえ金具)117においては、ピン168に対応して3つのピン挿入孔175が設けられている。この場合には、刈刃開口部111中に3本のピン168を通し、刈刃11の刈刃開口部111をボス162に嵌合させることによって刈刃11を刃受け金具116に装着し、その後に、ピン168がピン挿入孔175に挿入されるように刃押さえ金具117を下側から刃受け金具116に装着することができる。これによって、刃受け金具116、刈刃11、刃押さえ金具117の位置関係を適正にすることができる。
更に、この構成においては、ピン168がピン挿入孔175を下側に貫通して、刃押さえ金具117の下側に突出する構成とすることができる。この場合には、カバー119において、3つのピン168に対応したピン挿入孔120を設けることができる。これによって、刃押さえ金具117の下側に突出したピン168とピン挿入孔120を整合させてカバー119を装着することができる。このため、図1の構成と同様に刈刃11、刃押さえ金具117の装着を高精度かつ容易に行うことができることに加え、カバー119の装着も高精度かつ容易に行うことができる。
また、上記の例では、ボス162が設けられた刃受け金具に刈刃11が装着され、その後で刃押さえ金具が装着された。しかしながら、ボスを刃押さえ金具側に設け、刈刃11が装着された刃押さえ金具を刃受け金具(駆動軸12)側に装着することもできる。図8は、こうした第2の変形例における駆動軸12周囲の構造を示す図1、7に対応した断面図である。
この構成においては、刃押さえ金具(押さえ金具)217の上面に凸形状とされたボス176が設けられ、このボス176に刈刃開口部111を嵌合させることができる。また、ボス176の外周部分には、上側に向かって3本(図示の範囲では1本)のピン177が設けられている。このため、3本のピン177を刈刃開口部111に対して下側から貫通させ、ボス176を下側から刈刃開口部111に嵌合させた状態で、刃押さえ金具217に刈刃11を装着(仮留め)することができる。この状態で、刃受け金具(受け金具)216側に設けられたピン挿入孔169にピン177が挿入されるように刃押さえ金具217側を刃受け金具216に装着することができる。この状態でカバー19、ナット18を装着することによって、刈刃11が駆動軸12側に固定される。この場合においても、図1、7の構成と同様に刈刃11、刃押さえ金具217の装着を高精度かつ容易に行うことができる。
なお、図7、8の構成においても、図1の構成と同様に、刈刃11が適正に装着されなかった場合においてはナット18が装着できないように駆動軸12の長さを設定することができる。
このように、刈刃11における刈刃開口部111に嵌合するボスを、刃受け金具、刃押さえ金具のうちのどちらか一方に設けることができる。また、ピンは、このうちボスの設けられた側、あるいはボスが設けられなかった側のどちら側に設けてもよく、この場合には、刃受け金具、刃押さえ金具のうちのピンが設けられなかった側に、ピン挿入孔を設ければよい。ボスが設けられた側にピンを設ける場合には、図8に示されるように、凸形状とされたボスにおいて、更に凸形状とされたピンを設けることができる。こうした構成によっても同様の効果を得ることができる。
また、ここで使用されるピンとして、スプリングピンを用いた場合には、特にこれを刃押さえ部あるいは刃受け部に固定することが容易であり、かつその固定が強固となる。図9は、こうしたスプリングピン(ピン)178が用いられた刃押さえ金具317の構成を示す図4に対応する断面図(a)、平面図(b)である。また、図10は、図9(b)における点線で囲まれた領域Eの拡大図である。スプリングピン178は、弾性をもつ金属の平板がロール状に曲げ加工されることによって形成されるため、その長手方向に垂直な形状は、図10に示されるように、円環が一部で途切れた形状となっている。スプリングピン178は、図4の場合と同様に、3本設けられている。
図11は、このスプリングピン178を刃押さえ金具317に固定する際の形態を示す図であり、図9(a)における点線で囲まれた領域Fに対応する箇所の断面形状が示されている。ここでは、まず、図11(a)に示されるように、刃押さえ金具317を上下方向(図9(a)、図11)における左右方向に貫通するピン固定孔179が形成される。その後、図11(b)に示されるようにロール状に加工されたスプリングピン178をこのピン固定孔179に嵌入すれば、スプリングピン178を広げる方向に働く弾性力によって、スプリングピン178はピン固定孔179中で強固に固定される。このため、接合材(ろう材等)を用いてスプリングピン178を固定するための工程は不要であり、特に容易かつ低コストでこの刃押さえ金具317を製造することができる。
なお、上記の例では、刈刃11における刈刃開口部111が円形状であり、刈刃11及び刃押さえ金具の装着時には3本のピンがこの刈刃開口部111に内接するものとした。しかしながら、適正でない形態で刃押さえ金具が装着されることを抑制できる限りにおいて、ピンが刈刃開口部111に内接する必要はなく、ピンが刈刃開口部111を単に貫通するだけの構成とすることもできる。また、上記の例では、3本のピンが駆動軸の中心軸を中心とした円周上に等間隔で設けられた対称性のある構成とされた。このため、駆動軸(刃受け金具)に対する刃押さえ金具の装着可能な水平面内の方向は3通りあり、このうち、どの場合においても、刈刃を適正に装着することができる。このため、刃押さえ金具の装着が容易である。同様の効果を得るために、ピンの数よりもピン挿入孔の数を多くしてもよい。逆に、この装着方向が一通りに限定された形態で用いる場合には、3本のピンを、こうした対称性のない配置とすることによって、この装着方向も一通りに限定される。
また、刈刃開口部やボスが円形状である必要はなく、適正でない形態で刈刃が刃受け金具あるいは刃押さえ金具に装着されることを抑制できる限りにおいて、この形状は任意である。ただし、これらが円形状の場合には、回転中の刈刃に急激に大きな負荷が加わった場合において、刈刃が駆動軸に固定された刃受け金具あるいは刃押さえ金具から空回りすることが可能となるため、この際の衝撃が緩和される。一方、刈刃開口部やボスを円形状以外の形状とした場合には、この空回りを抑制することができる。また、刈刃開口部とボスの形状が嵌合可能な限りにおいて、刈刃開口部とボスの平面形状が同一である必要もない。
3本のピンの配置は、刈刃開口部及びボスの形状に依存するが、必ずしも刈刃開口部に内接する必要はないことは、いずれの形状においても同様である。また、ピン及びピン挿入孔の数は、3組である必要はなく、2組、あるいは4組以上としてもよい。あるいは、1組であっても、これらが設けられない場合と比べて、適正でない形態で刃押さえ金具が装着される可能性を大きく低下させることができることは明らかである。
また、図1、7、8に示された構成においては、特許文献1等に記載された従来の刈払機とは、駆動軸に固定される刃受け金具と刃押さえ金具のみが異なり、他の構成、例えば刈刃や、ギヤケース内における駆動軸に関わる構造は、従来の刈払機と変わるところがない。このため、従来の刈払機をベースとして、上記の刈払機を安価に製造することができる。
上記においては、刈払機について記載したが、上記の刈刃と同様に受け金具、押さえ金具を用いて駆動軸に装着される回転部材が用いられる携帯用作業機であれば、上記の構成が適用できることは明らかである。こうした場合においても、上記の構成によって同様の効果を奏する。
10、310 ギヤケース
11 刈刃(回転部材)
12 駆動軸
12A 駆動軸下端
13、14、21 ベアリング
15、22 ベベルギヤ
16、116、216 刃受け金具(受け金具)
17、117、217、317 刃押さえ金具(押さえ金具)
18 ナット
19、119 カバー
20 伝達軸
111 刈刃開口部(開口部)
161 駆動軸固定部
162、176 ボス
163 刃受け部
120、164、175、169 ピン挿入孔
165 ボス側面
166 ボス端部傾斜面
167 ピン挿入孔傾斜面
168、173、177 ピン
171 駆動軸貫通孔
172 刃押さえ部
174 ピン傾斜面
178 スプリングピン(ピン)
179 ピン固定孔
300 刈払機(携帯用作業機)
301 操作棹
302 エンジン
303 燃料タンク
304 ハンドル

Claims (10)

  1. 回転する駆動軸に対して固定された受け金具と、前記駆動軸に装着されることによって前記受け金具との間で回転部材を下側から挟持する押さえ金具と、を具備し、前記回転部材を前記駆動軸に従って回転させる携帯用作業機であって、
    前記回転部材には開口部が設けられ、
    前記受け金具又は前記押さえ金具には、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に前記開口部と嵌合する凸部であるボスが設けられ、
    前記受け金具、前記押さえ金具のうちの一方には、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に前記開口部に対応した領域内において、前記受け金具、前記押さえ金具のうちの他方側に向かって突出するピンが設けられ、
    前記受け金具、前記押さえ金具のうちの他方には、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に、前記ピンが挿入されるピン挿入孔が設けられたことを特徴とする携帯用作業機。
  2. 平面視において、前記開口部は、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に、前記駆動軸の中心軸を中心とする円形状であることを特徴とする請求項1に記載の携帯用作業機。
  3. 前記ピンは、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に、前記駆動軸の中心軸を中心とした円周上に複数設けられたことを特徴とする請求項2に記載の携帯用作業機。
  4. 前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された際に、複数の前記ピンは前記開口部に内接することを特徴とする請求項3に記載の携帯用作業機。
  5. 前記ピン及び前記ピン挿入孔は、前記中心軸の回りの前記円周上において等間隔で複数組設けられたことを特徴とする請求項3又は4に記載の携帯用作業機。
  6. 前記ピン及び前記ピン挿入孔が3組以上設けられたことを特徴とする請求項4又は5に記載の携帯用作業機。
  7. 前記駆動軸に対して、前記押さえ金具と前記受け金具の間に前記回転部材が挟持された状態で前記押さえ金具の下側からカバーが装着され、前記カバーの下側に突出した前記駆動軸の下端側にナットが装着されることによって前記回転部材、前記押さえ金具、及び前記カバーが前記駆動軸に固定される構成とされ、
    前記開口部と前記ボスとが嵌合しない状態で前記押さえ金具及び前記カバーが前記駆動軸に装着された際の前記カバーの下側に突出した前記駆動軸の長さが2mm以下とされたことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の携帯用作業機。
  8. 少なくとも、前記ボスの外面、前記ピンの外面、前記ピン挿入孔の内面のいずれかの断面がテーパー形状とされたことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の携帯用作業機。
  9. 前記ピンは、弾性をもつ金属材料がロール状に加工されて形成されたスプリングピンであり、前記ピンは、前記受け金具、前記押さえ金具のうちの一方に形成されたピン固定孔に嵌入されて固定されたことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の携帯用作業機。
  10. 前記回転部材を刈刃とした刈払機であることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の携帯用作業機。
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