JP2015148865A - スキルレベル計測システムの動作方法、スキルレベル計測システムおよびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】実際のトラブルシューティングにおけるユーザの行動からユーザのスキルレベルを計測する技術を提供する。【解決手段】S13:提示情報がユーザに提示されたら、ユーザによる所定の情報の閲覧行動を示す閲覧行動情報を取得する。S15:取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が所定のスキルレベルを有する高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するか否かを判定する。S17:ステップS15でYESと判定したなら、ユーザのスキルレベルを高める。【選択図】図5
Description
本発明は、実際のトラブルシューティングにおけるユーザの行動からユーザのスキルレベルを計測する技術に関するものである。
従来においては、トラブルシューティングを支援すべく、システムが故障診断モデルによりトラブル検知、原因分析を行う方式が提案されている(特許文献1)。しかし、この方法では、ユーザの知識、経験といったスキルに依らず全ユーザに対して同じ情報を提示することとなり、その情報をうまく利用できないユーザ、例えばリテラシが相対的に低いユーザにとっては、継続的にシステムを利用しユーザ自身でトラブルシューティングを実施しようというやる気の低下を招く。このような場合、例えば、スキルの低いユーザには専門的な知識や用語をできるだけ省き、簡単な原因および簡単に実施可能な解決策を提示する一方で、スキルの高いユーザに対しては専門知識や用語を活用し、詳細な原因や、根本的な解決が可能な解決策を提示することで、いずれのユーザにとってもトラブルシューティングを実施する意欲が向上する。こうしたシステムは、トラブルシューティングにおけるスキルをシステムが把握し、それに応じた情報を提示することで実現が可能である。そのために、ユーザのトラブルシューティングにおけるスキルを計測する手法が必要となる。このような技術としては、事前にユーザに設問に回答させることでトラブルシューティングに関する知識を推測する手法がある。
しかし、上記の手法では、ユーザに事前に設問に回答するという負担を強いることになり、またこの回答が行われなければシステムが効果的に動作しない。しかも、トラブルシューティングにおけるスキルは、知識と経験、およびそれらを組み合わせる能力からなるとされており、設問に対する回答のみでは不十分である。そのため、過去の経験や技能について把握するための手法が必要となる。一般的にこうしたパラメータ(知識と経験、およびそれらを組み合わせる力)の把握は実際のユーザの行動を基に行われるが、トラブルシューティングにおいてはこうした手法が存在しない。また、こうした手法の確立にあたり、特別な装置や、特定の行動をユーザに行ってもらい事前に把握する手法を用いるとするとユーザに負担を強いることとなる。そのため、ユーザの負担を減らすためには実際のトラブルシューティングにおけるユーザの行動からスキルを計測する手法が必要となる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、実際のトラブルシューティングにおけるユーザの行動からユーザのスキルレベルを計測する技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、サーバとユーザ利用端末を含むスキルレベル計測システムの動作方法であって、前記サーバは、トラブルIDとスキルレベルの組に対応づけて、当該スキルレベルを有するユーザが当該トラブルIDのトラブルに遭遇した場合に適した提示情報を記憶する提示情報DBを備え、前記ユーザ利用端末は、該ユーザ利用端末のユーザのスキルレベルを記憶するスキルDBを備え、前記動作方法は、前記ユーザ利用端末の情報選択部が、前記ユーザが遭遇したトラブルのトラブルIDと前記スキルDBから読み出したスキルレベルの組に対応する提示情報を前記提示情報DBから取得するステップと、前記ユーザ利用端末の情報提示部が、前記提示情報を前記ユーザに提示するステップと、前記ユーザ利用端末の閲覧行動情報取得部が、前記提示情報が提示された後の前記ユーザによる所定の情報の閲覧行動を示す閲覧行動情報を取得するステップと、前記ユーザ利用端末のスキル計測部が、前記取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が所定のスキルレベルを有する高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するか否かを判定し、前記取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が前記高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するなら、前記スキルDBに記憶されたスキルレベルを高めるステップとを備えることを特徴とする。
第2の本発明は、サーバとユーザ利用端末を含むスキルレベル計測システムであって、前記サーバは、トラブルIDとスキルレベルの組に対応づけて、当該スキルレベルを有するユーザが当該トラブルIDのトラブルに遭遇した場合に適した提示情報を記憶する提示情報DBを備え、前記ユーザ利用端末は、該ユーザ利用端末のユーザのスキルレベルを記憶するスキルDBと、前記ユーザが遭遇したトラブルのトラブルIDと前記スキルDBから読み出したスキルレベルの組に対応する提示情報を前記提示情報DBから取得する情報選択部と、前記提示情報を前記ユーザに提示する情報提示部と、前記提示情報が提示された後の前記ユーザによる所定の情報の閲覧行動を示す閲覧行動情報を取得する閲覧行動取得部と、前記取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が所定のスキルレベルを有する高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するか否かを判定し、前記取得した閲覧行動情報に対応するが前記高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するなら、前記スキルDBに記憶されたスキルレベルを高めるスキル計測部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、実際のトラブルシューティングにおけるユーザの行動からユーザのスキルレベルを計測する技術を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るスキルレベル計測システムを含むユーザサポートシステムの構成図である。
本実施の形態のスキルレベル計測システムは、サーバ1とユーザ利用端末2とを含んで構成される。サーバ1は、通信回線を介して、GW装置3、サポート端末4に接続される。サポート端末4は、サポートセンタなどに配置される。ユーザ利用端末2は、ルータを介して、例えばユーザ利用端末に接続される。
サーバ1は、ユーザに提示する提示情報を記憶する提示情報データベース(以下、データベースを「DB」と略記する)11、提示情報を更新する提示情報更新部12、トラブルの原因と解決策を基に構築される原因・解決策モデルDB13、原因・解決策モデルDB13を構築する原因・解決策学習部14、トラブルの原因を分析する原因分析部15、トラブルを検知するトラブル検知部16を備える。ユーザ利用端末2は、ユーザ利用端末2のユーザのスキルレベルを記憶するスキルDB21、ユーザに提示する提示情報をサーバ1から取得する情報選択部22、提示情報をユーザに提示する情報提示部23、ユーザの行動を検知する行動検知部24、ユーザのスキルレベルを計測するスキル計測部25を備える。行動検知部24は、ユーザ利用端末2の状態やネットワークの状態を取得する端末状態確認部241、ユーザの閲覧行動を示す閲覧行動情報を取得する閲覧行動情報取得部242を備える。GW装置3は、ネットワークやユーザ利用端末のログなどを収集するネットワーク状況検知部31を備える。サポート端末4は、トラブルの解決策をサーバ1に送信する解決策入力部41を備える。
なお、GW装置3、サポート端末4、提示情報更新部12、原因・解決策モデルDB13、原因・解決策学習部14、原因分析部15、トラブル検知部16は、スキルレベル計測システムに含まれないものと考えてもよい。例えば、提示情報更新部12、原因・解決策モデルDB13、原因・解決策学習部14、原因分析部15、トラブル検知部16は、別のサーバに設けてもよい。
ネットワーク状況検知部31は、GW装置3に接続されたネットワークのログやユーザ利用端末のログを収集し、トラブル検知部16に送信する。トラブル検知部16は、ログを基にユーザ利用端末にトラブルが生じているか否かを判定し、例えば、ユーザ利用端末2にトラブルが生じているなら、当該トラブルのトラブルIDを情報選択部22に送信する。原因分析部15は、検知されたトラブルの原因を分析する。解決策入力部41は、サポートセンタなどにおける電話サポートなどで行われた解決策を原因・解決策学習部14に送信する。原因・解決策学習部14は、原因と解決策を基に原因・解決策モデルDB13を構築する。提示情報更新部12は、原因・解決策モデルDB13を基に提示情報DB11を更新する。
図2は、提示情報DB11の一部を例示する図である。
提示情報DB11は、トラブルIDとスキルレベルの組に対応づけて、当該スキルレベルを有するユーザが当該トラブルIDのトラブルに遭遇した場合に適した提示情報を記憶する。図は、1組について示すが、提示情報DB11には、多数のトラブルIDとスキルレベルの組のそれぞれについて提示情報を記憶する。ここでは、スキルレベルを10段階に分け、「1」を最低、「10」を最高とする。
例えば、トラブルID「1」とスキルレベル「1」の組に対応づけて、「ルータが原因です」という原因を示す情報と、再起動方法の提示という解決策と、解決策実施後の正しいユーザ利用端末の状態や正しいネットワークの状態を示す正解データとからなる提示情報が記憶される。
この提示情報の全てまたは一部は、スキルレベル「1」を有するユーザがトラブルID「1」のトラブルに遭遇した場合に適した提示情報として当該ユーザに提示される。
提示情報は、つまり、トラブルシューティングに関するユーザのスキルレベルについての属性情報である。
また、提示情報DB11は、多数のトラブルの各トラブルIDに対応づけて、当該トラブルIDのトラブルを解決する際の難易度を記憶する。図は、例として、トラブルID「1」のトラブルを解決する際の難易度「3」を示す。
図3は、スキルDB21を例示する図である。
スキルDB21は、ユーザ利用端末2のユーザについての現在のスキルレベル(図では「4」)を記憶する。また、スキルDB21は、当該ユーザが過去に遭遇した各トラブルにつき、当該トラブルのトラブルIDと当該トラブルに遭遇したときのスキルレベルの組を記憶する。
図4は、サーバ1またはユーザ利用端末2に設けられる知識構造DBを例示する図である。
知識構造DBは、ウェブ検索の検索語をスキルレベルに応じて体系づけたものであり、木構造になっている。例えば、スキルレベルを4段階に分けた場合、検索語「NWトラブル」は、1段階目(最も低い)のスキルレベルを有するユーザが使用するものと定義される。検索語「ルータ」、「PC」は、2段階目のスキルレベルを有するユーザが使用するものと定義される。検索語「設定」、「物理的故障」などは、3段階目のスキルレベルを有するユーザが使用するものと定義される。検索語「PPPoE」、「MACアドレスフィルタ」などは、4段階目(最も高い)のスキルレベルを有するユーザが使用するものと定義される。
図5は、スキルレベル計測システムの動作を示すフローチャートである。
図の動作前においては、情報選択部22は、トラブル検知部16からトラブルIDを受信したなら、スキルDB21から現在のスキルレベルを読み出し、トラブルIDとスキルレベルの組をサーバ1に送信する。
サーバ1は、トラブルIDとスキルレベルの組を受信し、提示情報DB11から、該組に対応づけられた提示情報を読み出し、ユーザ利用端末2に送信する。
S1:ユーザ利用端末2の情報提示部23は、提示情報に含まれる原因の情報と解決策をユーザ利用端末2の画面などに表示することで、提示情報をユーザに提示する。
S3:ユーザ利用端末2のユーザがトラブルを解消すべく、提示情報に基づいてユーザ利用端末2の状態や設定を変えたなら、端末状態確認部241は、ユーザ利用端末2やネットワークの状態や設定を取得する。例えば、端末状態確認部241は、pingやarpなどの各種ネットワークコマンドや、ルータのウェブ設定画面をスクレイピングすることで、状態や設定を取得する。
S5:次に、端末状態確認部241は、ユーザに提示した提示情報の中の正解データが、取得した状態、設定に整合するか否かを判定する。
S7:スキル計測部25は、ステップS5でYES(整合する)と判定されたなら、今回のトラブルIDと現在のスキルレベルの組は、将来的には過去のものとなるので、過去に遭遇したトラブルのトラブルIDと当該トラブルに遭遇したときのスキルレベルの組として、スキルDB21に記憶させる。
S13:また、提示情報がユーザに提示されたら、閲覧行動情報取得部242は、ユーザによる所定の情報の閲覧行動を示す閲覧行動情報を取得する。
S15:次に、スキル計測部25が、取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が所定のスキルレベルを有する高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するか否かを判定する。
図6は、図5のステップS15で使用される判定式の一例を示す図である。
ユーザ利用端末2のユーザは、トラブルを解消すべく、例えば、ユーザ利用端末2に記憶される、ユーザ利用端末2についての電子マニュアルを利用(閲覧)し、また、いわゆるウェブ検索を行うであろうから、閲覧行動情報には、利用時間Tnと、検索回数Wnが含まれる。
判定式(1)において、Tmin、Tmaxは、ユーザ利用端末2のユーザを含めた全てのユーザについての1トラブルあたりの過去の利用時間の最小値、最大値である。
また、Wmin、Wmaxは、当該全ユーザについての1トラブルあたりの過去の検索回数の最小値、最大値である。
a、b、cは定数であり、例えば、それぞれ0.7448、1.0379、−1.6207である。
スキル計測部25は、判定式の値が0より大きいなら、ステップS15では、YESと判定し、判定式の値が0未満ならNOと判定する。つまり、スキル計測部25は、パラメータTn、Wnを判定式に代入して得た値が所定の条件を満たすなら、取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当すると判定する。
なお、判定式は一例であり、例えば、パラメータTn、Wnの一方のみを代入する判定式を用い、一方のパラメータだけで判定を行ってもよい。
または、ステップS15では、判定式の代わりに、知識構造DBを使用してもよい。
この場合、閲覧行動情報には、ユーザがトラブルを解消すべく行ったウェブ検索の検索語が含まれる。
スキル計測部25は、当該検索語を知識構造DBの検索語に当てはめることにより得たスキルレベルが所定のスキルレベルであったなら、取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当すると判定する。
例えば、ウェブ検索の検索語のほとんどが、図4で4段階目(最も高い)のスキルレベルを有するユーザが使用するものと定義された検索語であったなら、スキル計測部25は、ステップS15では、YESと判定する。
逆に、ウェブ検索の検索語のほとんどが、図4で1〜3段階目のスキルレベルを有するユーザが使用するものと定義された検索語であったなら、スキル計測部25は、ステップS15では、NOと判定する。
図5に戻り、説明を続ける。
S17:スキル計測部25は、ステップS15でYESと判定したなら、スキルDB21における現在のスキルレベルを高める。例えば、スキル計測部25は、サーバ1から、提示情報DB11に記憶された当該トラブルの難易度を取得し、当該難易度と所定の係数(例えば、0.1)の積を、スキルDB21における現在のスキルレベルに加算する。
ステップS5でNOと判定されたなら、または、ステップS7の処理を終えたなら、または、ステップS15でNOと判定されたなら、または、ステップS17の処理を終えたなら、図5のフローチャートの処理を終える。
このように、本実施の形態のスキルレベル計測システムは、ユーザのトラブルシューティングに関するスキルレベルを、トラブルシューティングにおけるユーザの行動から計測するものであり、事前に設問へ回答したり、特別な装置を利用し特定の動作を行うといったユーザの負担を強いずに、ユーザのトラブルシューティングにおけるスキルレベルを計測可能である。また、ユーザのスキルレベルをシステム側で把握することでユーザのスキルレベルに応じた情報を提示することが可能であり、これによってスキルレベルの低いユーザから高いユーザまでを対象として、ユーザ自身でのトラブルシューティングの実施を継続的に促すことが可能となり、サポートセンタへの問合せ数が削減され、サポートセンタ業務におけるコストの削減が見込まれる。また、スキルレベルを把握することにより、スキルレベル別にトラブルシューティングにおける困難となるポイントを把握し、システムへのフィードバックや、担当業務に従事して間もない、スキルレベルの低い保守者、オペレータに対する現場ノウハウ教育への活用も可能である。加えて、電話サポートにおけるユーザのスキルレベル把握に要している時間を短縮することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係るスキルレベル計測システムでは、サーバは、トラブルIDとスキルレベルの組に対応づけて、当該スキルレベルを有するユーザが当該トラブルIDのトラブルに遭遇した場合に適した提示情報を記憶する提示情報DBを備え、ユーザ利用端末は、該ユーザ利用端末のユーザのスキルレベルを記憶するスキルDBを備え、スキルレベル計測システムの動作方法は、ユーザ利用端末の情報選択部が、ユーザが遭遇したトラブルのトラブルIDとスキルDBから読み出したスキルレベルの組に対応する提示情報を提示情報DBから取得するステップと、ユーザ利用端末の情報提示部が、提示情報をユーザに提示するステップと、ユーザ利用端末の閲覧行動情報取得部が、提示情報が提示された後のユーザによる所定の情報の閲覧行動を示す閲覧行動情報を取得するステップと、ユーザ利用端末のスキル計測部が、取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が所定のスキルレベルを有する高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するか否かを判定し、取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するなら、スキルDBに記憶されたスキルレベルを高めるステップとを備えるので、実際のトラブルシューティングにおけるユーザの行動からユーザのスキルレベルを計測する技術を提供できる。
また、サーバまたはユーザ利用端末は、ウェブ検索の検索語をスキルレベルに応じて体系づけた知識構造DBを備え、閲覧行動情報は、ユーザによりなされたウェブ検索の検索語であり、スキル計測部は、当該検索語を知識構造DBの検索語に当てはめることにより得たスキルレベルが所定のスキルレベルであったなら、取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当すると判定するので、ウェブ検索の検索語により、ユーザのスキルレベルを計測できる。
また、閲覧行動情報は、ユーザによりなされたウェブ検索の回数とユーザによるマニュアルの利用時間の一方または両方のパラメータを示すものであり、スキル計測部は、パラメータを所定の判定式に代入して得た値が所定の条件を満たすなら、取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当すると判定するので、ウェブ検索の回数、マニュアルの利用時間の一方または両方により、ユーザのスキルレベルを計測できる。
また、サーバ1は、ユーザが遭遇したトラブルを検知し、当該トラブルのトラブルIDを情報選択部に与え、トラブルの原因と該原因について入力される解決策とに基づいて、提示情報を更新する手段として、提示情報更新部12、原因・解決策モデルDB13、原因・解決策学習部14、原因分析部15、トラブル検知部16を備えるので、提示情報を、情報処理技術や通信技術の進歩に応じたものに更新できる。
なお、スキルレベル計測システムの動作方法をスキルレベル計測システムに実行させるためのコンピュータプログラム、具体的には、サーバ1またはユーザ利用端末2としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1…サーバ
2…ユーザ利用端末
3…GW装置
4…サポート端末
11…提示情報DB
12…提示情報更新部
13…原因・解決策モデルDB
14…原因・解決策学習部
15…原因分析部
16…トラブル検知部
21…スキルDB
22…情報選択部
23…情報提示部
24…行動検知部
25…スキル計測部
31…ネットワーク状況検知部
41…解決策入力部
241…端末状態確認部
242…閲覧行動情報取得部
2…ユーザ利用端末
3…GW装置
4…サポート端末
11…提示情報DB
12…提示情報更新部
13…原因・解決策モデルDB
14…原因・解決策学習部
15…原因分析部
16…トラブル検知部
21…スキルDB
22…情報選択部
23…情報提示部
24…行動検知部
25…スキル計測部
31…ネットワーク状況検知部
41…解決策入力部
241…端末状態確認部
242…閲覧行動情報取得部
Claims (6)
- サーバとユーザ利用端末を含むスキルレベル計測システムの動作方法であって、
前記サーバは、トラブルIDとスキルレベルの組に対応づけて、当該スキルレベルを有するユーザが当該トラブルIDのトラブルに遭遇した場合に適した提示情報を記憶する提示情報DBを備え、
前記ユーザ利用端末は、
該ユーザ利用端末のユーザのスキルレベルを記憶するスキルDBを備え、
前記動作方法は、
前記ユーザ利用端末の情報選択部が、前記ユーザが遭遇したトラブルのトラブルIDと前記スキルDBから読み出したスキルレベルの組に対応する提示情報を前記提示情報DBから取得するステップと、
前記ユーザ利用端末の情報提示部が、前記提示情報を前記ユーザに提示するステップと、
前記ユーザ利用端末の閲覧行動情報取得部が、前記提示情報が提示された後の前記ユーザによる所定の情報の閲覧行動を示す閲覧行動情報を取得するステップと、
前記ユーザ利用端末のスキル計測部が、前記取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が所定のスキルレベルを有する高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するか否かを判定し、前記取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が前記高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するなら、前記スキルDBに記憶されたスキルレベルを高めるステップと
を備えることを特徴とするスキルレベル計測システムの動作方法。 - 前記サーバまたは前記ユーザ利用端末は、ウェブ検索の検索語をスキルレベルに応じて体系づけた知識構造DBを備え、
前記閲覧行動情報は、前記ユーザによりなされたウェブ検索の検索語であり、
前記スキル計測部は、当該検索語を前記知識構造DBの検索語に当てはめることにより得たスキルレベルが所定のスキルレベルであったなら、前記取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が前記高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当すると判定する
ことを特徴とする請求項1記載のスキルレベル計測システムの動作方法。 - 前記閲覧行動情報は、前記ユーザによりなされたウェブ検索の回数と前記ユーザによるマニュアルの利用時間の一方または両方のパラメータを示すものであり、
前記スキル計測部は、前記パラメータを所定の判定式に代入して得た値が所定の条件を満たすなら、前記取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が前記高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当すると判定する
ことを特徴とする請求項1記載のスキルレベル計測システムの動作方法。 - サーバとユーザ利用端末を含むスキルレベル計測システムであって、
前記サーバは、トラブルIDとスキルレベルの組に対応づけて、当該スキルレベルを有するユーザが当該トラブルIDのトラブルに遭遇した場合に適した提示情報を記憶する提示情報DBを備え、
前記ユーザ利用端末は、
該ユーザ利用端末のユーザのスキルレベルを記憶するスキルDBと、
前記ユーザが遭遇したトラブルのトラブルIDと前記スキルDBから読み出したスキルレベルの組に対応する提示情報を前記提示情報DBから取得する情報選択部と、
前記提示情報を前記ユーザに提示する情報提示部と、
前記提示情報が提示された後の前記ユーザによる所定の情報の閲覧行動を示す閲覧行動情報を取得する閲覧行動取得部と、
前記取得した閲覧行動情報に対応する閲覧行動が所定のスキルレベルを有する高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するか否かを判定し、前記取得した閲覧行動情報に対応するが前記高スキルレベルユーザの閲覧行動に該当するなら、前記スキルDBに記憶されたスキルレベルを高めるスキル計測部と
を備えることを特徴とするスキルレベル計測システム。 - 前記サーバは、
前記ユーザが遭遇したトラブルを検知し、当該トラブルのトラブルIDを前記情報選択部に与え、前記トラブルの原因と該原因について入力される解決策とに基づいて、前記提示情報を更新する手段
を備えることを特徴とする請求項4記載のスキルレベル計測システム。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のスキルレベル計測システムの動作方法をスキルレベル計測システムに実行させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014020018A JP2015148865A (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | スキルレベル計測システムの動作方法、スキルレベル計測システムおよびコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014020018A JP2015148865A (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | スキルレベル計測システムの動作方法、スキルレベル計測システムおよびコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014020018A Pending JP2015148865A (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | スキルレベル計測システムの動作方法、スキルレベル計測システムおよびコンピュータプログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015148865A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020198036A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | ユーザ評価システム、ユーザ評価方法及びコンピュータプログラム |
-
2014
- 2014-02-05 JP JP2014020018A patent/JP2015148865A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020198036A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | ユーザ評価システム、ユーザ評価方法及びコンピュータプログラム |
JP7280752B2 (ja) | 2019-06-05 | 2023-05-24 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | ユーザ評価システム、ユーザ評価方法及びコンピュータプログラム |
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