JP2015148094A - 管推進装置 - Google Patents

管推進装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015148094A
JP2015148094A JP2014021584A JP2014021584A JP2015148094A JP 2015148094 A JP2015148094 A JP 2015148094A JP 2014021584 A JP2014021584 A JP 2014021584A JP 2014021584 A JP2014021584 A JP 2014021584A JP 2015148094 A JP2015148094 A JP 2015148094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propulsion
pipe
guide
tube
gantry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014021584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6309290B2 (ja
Inventor
久 三角
Hisashi Misumi
久 三角
弘人 室伏
Hiroto Murofushi
弘人 室伏
秀雄 須藤
Hideo Sudo
秀雄 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUYUZAKI KOGYO KK
Kandenko Co Ltd
Original Assignee
TSUYUZAKI KOGYO KK
Kandenko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TSUYUZAKI KOGYO KK, Kandenko Co Ltd filed Critical TSUYUZAKI KOGYO KK
Priority to JP2014021584A priority Critical patent/JP6309290B2/ja
Publication of JP2015148094A publication Critical patent/JP2015148094A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6309290B2 publication Critical patent/JP6309290B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】推進管列を直進状態で地中に押し込むことができるとともに、地中において安定させて推進させることができるようにする。【解決手段】複数の推進管から成る推進管列12を地中に押し込み、推進させる管推進装置において、推進管列12の推進方向に延在させて配設された架台33と、架台33の後端に配設され、複数の推進管のうちの後尾の推進管を押すことによって、各推進管を前方に移動させる元押し装置と、元押し装置より前方に配設され、架台33上の推進管を支持するガイド装置とを有する。ガイド装置は、架台33上の各推進管が前方に移動させられるのに伴って、推進管を1箇所以上で支持した状態で前方に移動させられる複数のガイド台車36を備える。複数のガイド台車36が、推進管を1箇所以上で支持した状態で前方に移動させられるので、推進管が左右に振れることがなくなる。【選択図】図1

Description

本発明は、管推進装置に関するものである。
従来、電力ケーブル、通信ケーブル等のケーブルを地中に敷設する場合、地面を所定の深さに開削して溝を形成し、該溝内にブロック本体を並べて配設し、続いて、ブロック本体内にケーブルを延在させた後、蓋部材をブロック本体上に載置し、地面を埋め戻す開削工法が用いられている。
ところが、該開削工法においては、地面を開削し、その後埋め戻す必要があるので、作業時間、すなわち、工期が長くなるだけでなく、道路に沿って地中にケーブルを敷設する場合、作業が行われている間、道路上の交通を妨げてしまう。
そこで、地面を開削することなく、元押し装置によって、複数の推進管を地中に押し込んで推進させることにより、ケーブルを地中に敷設するようにした推進工法が提供されている。
該推進工法においては、先頭の推進管の後方に、継手を介して複数の推進管が順次接続され、前記各推進管が地中に押し込まれ、ケーブルが敷設される経路に沿って推進させられる。
そのために、ケーブルが敷設される経路の一端側に発進立坑が、他端側に到達立坑が形成され、発進立坑内に前記元押し装置が配設される。
図2は従来の管推進装置の例を示す第1の図、図3は推進管を連結する差込継手を示す図、図4は従来の管推進装置の例を示す第2の図、図5は推進管を連結するピン継手を示す図、図6は従来の推進工法を説明するための図である。
図において、11は管推進装置、12は地中に押し込まれ、推進させられる推進管列、hi(i=1、2、…)は複数の推進管であり、該各推進管hiを順次接続することによって前記推進管列12が構成される。前記推進管hiのうちの先頭の推進管h1は、地中の土砂を押し退ける掘削推進管(先導体)として機能する。また、ji(i=1、2、…)は、各推進管hi間を端面で接続する差込継手、ki(i=1、2、…)は、各推進管hi間をピンp1で揺動自在に接続するピン継手である。
そして、14は発進立坑、15は該発進立坑14内に配設された元押し装置、17は各推進管hiを案内するガイド装置である。前記元押し装置15は、図示されない油圧装置を備え、該油圧装置によってジャッキを前進させ、各推進管hiのうちの後尾の推進管を押し、推進管列12を前方に移動させる。
前記ガイド装置17は、前記元押し装置15より前方における所定の推進管の左右に配設された一対のガイドgd1、gd2から成り、該各ガイドgd1、gd2は、前記所定の推進管の下部を両側で支持するとともに、各推進管hiを案内する。
そして、推進管列12が到達立坑に到達すると、先頭の推進管h1が回収され、空洞体となった推進管列内にケーブルが敷設される。
なお、ケーブルが敷設される経路が湾曲している場合は、図6に示されるように、各推進管hiをピン継手kiによって連結し、推進管列12を経路に沿って湾曲させて推進させるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2013−217194号公報
しかしながら、前記従来の推進工法においては、各推進管hiがピン継手kiによって連結された推進管列12を地中に押し込んで推進させる際、図4に示されるように、元押し装置15とガイド装置17との間において、ピン継手kiによって接続された推進管hiが左右(矢印方向)に振れることがある。
その場合、推進管列12を直進状態で地中に押し込むことができなくなり、その結果、推進管列12を地中において安定させて推進させることができなくなってしまう。
本発明は、前記従来の推進工法の問題点を解決して、推進管列を直進状態で地中に押し込むことができるとともに、地中において安定させて推進させることができる管推進装置を提供することを目的とする。
本発明の管推進装置においては、複数の推進管から成る推進管列を地中に押し込み、推進させるようになっている。
そして、推進管列の推進方向に延在させて配設された架台と、該架台の後端に配設され、前記複数の推進管のうちの後尾の推進管を押すことによって、各推進管を前方に移動させる元押し装置と、該元押し装置より前方に配設され、前記架台上の推進管を支持するガイド装置とを有する。
また、該ガイド装置は、前記架台上の各推進管が前方に移動させられるのに伴って、推進管を1箇所以上で支持した状態で前方に移動させられる複数のガイド台車を備える。
本発明によれば、管推進装置においては、複数の推進管から成る推進管列を地中に押し込み、推進させるようになっている。
そして、推進管列の推進方向に延在させて配設された架台と、該架台の後端に配設され、前記複数の推進管のうちの後尾の推進管を押すことによって、各推進管を前方に移動させる元押し装置と、該元押し装置より前方に配設され、前記架台上の推進管を支持するガイド装置とを有する。
また、該ガイド装置は、前記架台上の各推進管が前方に移動させられるのに伴って、推進管を1箇所以上で支持した状態で前方に移動させられる複数のガイド台車を備える。
この場合、架台上の各推進管が前方に移動させられるのに伴って、複数のガイド台車が、推進管を1箇所以上で支持した状態で前方に移動させられるので、推進管が左右に振れることがなくなる。したがって、推進管列を直進状態で地中に押し込むことができるとともに、地中において安定させて推進させることができる。
本発明の実施の形態におけるガイド台車の正面図である。 従来の管推進装置の例を示す第1の図である。 推進管を連結する差込継手を示す図である。 従来の管推進装置の例を示す第2の図である。 推進管を連結するピン継手を示す図である。 従来の推進工法を説明するための図である。 本発明の実施の形態における管推進装置の側面図である。 本発明の実施の形態における管推進装置の平面図である。 本発明の実施の形態における管推進装置の正面図である。 本発明の実施の形態におけるガイド台車の平面図である。 本発明の実施の形態におけるガイド台車の左側面図である。 本発明の実施の形態におけるガイド台車の要部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態におけるケーブルの敷設方法を説明するための第1の図である。 本発明の実施の形態におけるケーブルの敷設方法を説明するための第2の図である。 本発明の実施の形態におけるケーブルの敷設方法を説明するための第3の図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図7は本発明の実施の形態における管推進装置の側面図、図8は本発明の実施の形態における管推進装置の平面図、図9は本発明の実施の形態における管推進装置の正面図である。
図において、12は地中に押し込まれ、推進させられる推進管列、hi(i=1、2、…)は複数の推進管であり、該各推進管hiを順次接続することによって前記推進管列12が構成される。前記推進管hiのうちの先頭の推進管h1は、地中の土砂を押し退ける掘削推進管(先導体)として機能する。
また、ki(i=1、2、…)は、各推進管hi間をピンp1で接続するピン継手である。
そして、31は管推進装置であり、該管推進装置31は、第1の立坑としての発進立坑14内において推進管列12の長手方向、すなわち、推進方向に延在させて配設された架台33、前記発進立坑14内における後端(図7及び8における右端)、すなわち、架台33の後端に配設された元押し装置35、及び前記発進立坑14内における元押し装置35より前方において、それぞれ、架台33に対して前後方向に移動自在に配設された複数の、本実施の形態においては、4個のガイド台車36を備える。該各ガイド台車36によってガイド装置が構成される。
前記架台33は、前記推進管列12の移動に伴って前記各ガイド台車36を走行させるために、幅方向における左右に、所定の幅を有し、推進管列12の推進方向に沿って延在させて形成された帯状の第1、第2の走行軌道Lg、Rgを備え、該各第1、第2の走行軌道Lg、Rg間に所定の深さの溝38が形成される。そして、前記ガイド台車36は、第1、第2の走行軌道Lg、Rg間に架設される。
前記元押し装置35は、油圧装置43を備え、該油圧装置43によって図示されないジャッキを前進させ、各推進管hiのうちの後尾の推進管を前方に押すことによって、推進管列12を前方に移動させる。
なお、各推進管hiのうちの後尾の推進管が前方に押されると、ジャッキは後退させられ、後尾の推進管とジャッキとの間にスペースが形成される。そして、作業者が、前記スペースに新たな推進管を置き、後尾の推進管と新たな推進管とをピン継手によって連結し、元押し装置35が、ジャッキを前進させ、再び各推進管hiのうちの後尾の推進管を前方に押す。このようにして、推進管列12の後端に新たな推進管を連結することによって、推進管列12を次第に長くし、地中に押し込み、推進させることができる。
また、元押し装置35が推進管列12を地中に押し込み、推進させる間、各ガイド台車36は、所定の推進管、本実施の形態においては、架台33上の推進管が前方に移動させられるのに伴って、推進管を支持した状態で各第1、第2の走行軌道Lg、Rgに沿って走行させられ、前方に移動させられる。そして、発進立坑14内においてガイド台車36が架台33の前端に到達すると、ガイド台車36は、架台33から外され、発進立坑14内の所定の箇所に退避させられる。退避させられたガイド台車36は作業者によって回収され、発進立坑14の後端に搬送され、前記後尾の推進管とジャッキとの間に形成されたスペースの架台33上に載置される。したがって、前記新たな推進管は、架台33上に載置されたガイド台車36上にセットされ、ガイド台車36によって支持される。
ところで、元押し装置35によって推進管列12を前方に移動させるに当たり、ピン継手kiによって接続された推進管が左右に振れると、推進管列12を直進状態で地中に押し込むことができなくなり、推進管列12を地中において安定させて推進させることができなくなってしまう。
そこで、本実施の形態においては、架台33上に配設された推進管hiのうちの、前端又は後端が他の推進管とピン継手kiによって連結された推進管を、長手方向の少なくとも1箇所でガイド台車36によって支持し、架台33上に配設された推進管hiのうちの、前端及び後端が他の推進管とピン継手kiによって連結された推進管を、長手方向の複数箇所でガイド台車36によって支持するようにしている。
すなわち、本実施の形態においては、図7に示されるように、推進管h1〜h3が架台33上に配設される場合、推進管h1は、後端が推進管h2とピン継手k1によって連結されるので、長手方向の1箇所でガイド台車36によって支持され、推進管h2は、前端が推進管h1とピン継手k1によって連結され、後端が推進管h3とピン継手k2によって連結されるので、長手方向の2箇所でガイド台車36によって支持され、推進管h3は、前端が推進管h2とピン継手k2によって連結されるので、長手方向の1箇所でガイド台車36によって支持される。
この場合、推進管h2が、ピン継手k1、k2間の領域AR1において、二つのガイド台車36によって支持されるので、ピン継手k1、k2によって接続される推進管h1〜h3が左右に振れることがない。したがって、ピン継手k1より前方の推進管h1、及びピン継手k2より後方の推進管h3がそれぞれ一つのガイド台車36によって支持されていても、推進管h1〜h3を安定させて支持することができる。
その結果、推進管列12を直進状態で地中に押し込むことができるとともに、地中において安定させて推進させることができる。
なお、図7に示される管推進装置31においては、推進管h1が長手方向の1箇所でガイド台車36によって支持され、推進管h2が長手方向の2箇所でガイド台車36によって支持され、推進管h3が長手方向の1箇所でガイド台車36によって支持されるようになっているが、ガイド台車36の台数に応じて、推進管h1〜h3をそれぞれ長手方向の2箇所以上で支持することができる。
次に、各ガイド台車36について説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるガイド台車の正面図、図10は本発明の実施の形態におけるガイド台車の平面図、図11は本発明の実施の形態におけるガイド台車の左側面図、図12は本発明の実施の形態におけるガイド台車の要部を示す斜視図である。なお、図1、10及び12はガイド台車36を架台33上に載置した状態を示す。
図において、12は推進管列、14は発進立坑、33は架台、Lgは第1の走行軌道、Rgは第2の走行軌道、36はガイド台車、38は第1、第2の走行軌道Lg、Rg間に形成された溝である。
前記ガイド台車36は、第1、第2の走行軌道Lg、Rg間に延在させられる本体部51、該本体部51の頂面51aにおいて、所定の間隔を置いて、上方に向けて立ち上げて形成され、推進管列12の各推進管Liを左右から挟持して支持する推進管支持部としての一対の挟持部52、該各挟持部52を補強する補強部としてのステー53、前記本体部51の両端において、端面から元押し装置35の幅方向に突出させて形成された取っ手54、前記本体部51の両端に配設され、ガイド台車36を第1、第2の走行軌道Lg、Rgに沿って走行させるための、第1のローラとして走行ローラ66、66’をそれぞれ備えた一対の走行ローラユニット60、及び前記本体部51の両端における前記走行ローラユニット60より内側に配設され、ガイド台車36を、第1、第2の走行軌道Lg、Rgに対して位置決めし、直進させた状態で走行させるための、位置調整部79、79’及び第2のローラとしての手気位置決めローラ77、77’をそれぞれ備えた一対の台車位置決めユニット70を備える。該台車位置決めユニット70は、元押し装置15の推進軸と推進管の推進方向の軸を一致させるための調整をする。
前記各走行ローラユニット60は、本体部51の前側に配設された第1のローラユニット61、及び本体部51の後側に配設された第2のローラユニット62を備える。
そして、前記第1のローラユニット61は、三角形の形状を有し、前記本体部51の前面51bから前方に向けて突出させて形成された前方のローラ支持部としての一対のブラケット65、及び該各ブラケット65によって挟持され、架台33の幅方向に延びる軸を中心として回転自在に配設された前方の第1のローラとしての走行ローラ66を備える。また、前記第2のローラユニット62は、三角形の形状を有し、前記本体部51の背面51cから後方に向けて突出させて形成された後方のローラ支持部としての一対のブラケット65’、及び該各ブラケット65’によって挟持され、架台33の幅方向に延びる軸を中心として回転自在に配設された後方の第1のローラとしての走行ローラ66’を備える。
前記第1、第2のローラユニット61、62の各走行ローラ66、66’は、ガイド台車36の走行方向において互いに所定の距離を置いて配設される。また、各走行ローラ66、66’の外周面の下端は、前記本体部51よりわずかに下方に突出させられ、ガイド台車36を架台33上に載置したときに、第1、第2の走行軌道Lg、Rgの第1の当接面としての上面Suと当接させられる。
また、各台車位置決めユニット70は、本体部51の前側に配設された第1の位置決めユニット71、及び本体部51の後側に配設された第2の位置決めユニット72を備える。
そして、前記第1の位置決めユニット71は、本体部51の前面51bに対して架台33の幅方向に移動自在に配設された前方の位置変更部材としてのスライダ75、該スライダ75から前方に向けて突出させて形成された前方のローラ支持部材としての保持部材76、該保持部材76によって、垂直方向に延びる軸を中心として回転自在に支持され、外周面が第1、第2の走行軌道Lg、Rgの内側の第2の当接面としての側面Swと当接させられる前方の第2のローラとしての位置決めローラ77、前記スライダ75を所定の位置で本体部51に固定するための固定部78、前記スライダ75を架台33の幅方向に移動させることによって、前記ガイド台車36を第1、第2の走行軌道Lg、Rgに対して位置決めするとともに、ガイド台車36の位置を微調整する位置調整部79等を備える。
前記固定部78は、スライダ75に、架台33の幅方向に延在させて形成された長孔81、及び該長孔81を貫通して前記本体部51の前面51bに取り付けられる一対のねじ82を備える。また、前記位置調整部79は、本体部51に対する位置決めローラ77の位置を調整するために、前記本体部51の前面51bから前方に突出させて形成されたブラケット85、該ブラケット85を貫通し、先端を保持部材76に当接させて配設された前方の当接部材としてのボルト86、及び前記ブラケット85を挟んでボルト86と螺合させられる前方の調整部材としての一対のナット87を備える。
そして、前記第2の位置決めユニット72は、本体部51の背面51cに対して架台33の幅方向に移動自在に配設された後方の位置変更部材としての図示されないスライダ、該スライダから後方に向けて突出させて形成された後方のローラ支持部材としての保持部材76’、該保持部材76’によって、垂直方向に延びる軸を中心として回転自在に支持され、外周面が第1、第2の走行軌道Lg、Rgの内側の前記側面Swと当接させられる後方の第2のローラとしての位置決めローラ77’、前記スライダを所定の位置で本体部51に固定するための図示されない固定部、前記スライダを架台33の幅方向に移動させることによって、前記ガイド台車36を第1、第2の走行軌道Lg、Rgに対して位置決めするとともに、ガイド台車36の位置を微調整する位置調整部79’等を備える。
前記固定部は、スライダに、架台33の幅方向に延在させて形成された図示されない長孔、及び該長孔を貫通して前記本体部51の背面51cに取り付けられる図示されない一対のねじを備える。また、前記位置調整部79’は、本体部51に対する位置決めローラ77’の位置を調整するために、前記本体部51の背面51cから後方に突出させて形成されたブラケット85’、該ブラケット85’を貫通し、先端を保持部材76’に当接させて配設された後方の当接部材としてのボルト86’、及び前記ブラケット85’を挟んでボルト86’と螺合させられる後方の調整部材としての一対のナット87’を備える。
作業者は、ガイド台車36を架台33上に載置するに当たり、前記各台車位置決めユニット70の第1、第2の位置決めユニット71、72において、固定部78、78’の各ねじを緩めて、各スライダを本体部51に対して移動自在な状態に置き、ナット87、87’を回転させてボルト86、86’の位置を変更し、各スライダ及び保持部材76、76’を架台33の幅方向に移動させ、走行ローラ66、66’を第1、第2の走行軌道Lg、Rgの上面Suと当接させ、位置決めローラ77、77’を第1、第2の走行軌道Lg、Rgの側面Sw間に置く。
続いて、作業者は、ガイド台車36を架台33の幅方向において所定の位置に置いた後、前記ナット87、87’を回転させてボルト86、86’の位置を変更し、位置決めローラ77、77’を第1、第2の走行軌道Lg、Rgの側面Swと当接させ、固定部78、78’の各ねじを締めて、各スライダを本体部51に固定する。
このようにして、ガイド台車36を架台33に対して位置決めし、架台33に対するガイド台車36の位置を調整することができる。
次に、前記管推進装置31を使用して推進工法によって図示されないケーブルを敷設する方法について説明する。
図13は本発明の実施の形態におけるケーブルの敷設方法を説明するための第1の図、図14は本発明の実施の形態におけるケーブルの敷設方法を説明するための第2の図である。
図において、hiは推進管、12は推進管列、14は発進立坑、15は元押し装置、84は第2の立坑としての到達立坑である。
まず、図13に示されるように、前記元押し装置15を作動させることによって、推進管列12が地中に押し込まれ、推進させられる。そして、図14に示されるように、推進管列12の先頭の推進管h1が到達立坑84に到達すると、先頭の推進管h1が回収され、空洞体となった推進管列12内にケーブルが敷設される。
ピン継手kiを用いた推進管列12の場合は、図15に示されるように、到達立坑84内において、先頭の推進管h1と、空洞体から成る推進管列88とを引込治具89を介して連結し、元押し装置15を逆方向に作動させることによって、推進管列12を後退させ、地中から抜き出すことにより、空洞体から成る推進管列と置き換えることによって、推進管列内にケーブルを敷設することもできる。
このように、本実施の形態においては、架台33上の各推進管hiが前方に移動させられるのに伴って、複数のガイド台車36が、推進管を複数箇所で支持した状態で前方に移動させられるので、推進管が左右に振れることがなくなる。したがって、推進管列12を直進状態で地中に押し込むことができるとともに、地中において安定させて推進させることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
12 推進管列
31 管推進装置
33 架台
35 元押し装置
36 ガイド台車
hi 推進管

Claims (6)

  1. 複数の推進管から成る推進管列を地中に押し込み、推進させる管推進装置において、
    (a)推進管列の推進方向に延在させて配設された架台と、
    (b)該架台の後端に配設され、前記複数の推進管のうちの後尾の推進管を押すことによって、各推進管を前方に移動させる元押し装置と、
    (c)該元押し装置より前方に配設され、前記架台上の推進管を支持するガイ ド装置とを有するとともに、
    (d)該ガイド装置は、前記架台上の各推進管が前方に移動させられるのに伴って、推進管を1箇所以上で支持した状態で前方に移動させられる複数のガイド台車を備えることを特徴とする管推進装置。
  2. 前記架台は、前記推進管列の移動に伴って前記各ガイド台車を走行させるための、幅方向における左右に形成された第1、第2の走行軌道を備える請求項1に記載の管推進装置。
  3. 前記ガイド台車は、前記第1、第2の走行軌道間に延在させられる本体部、推進管を支持する推進管支持部、及びガイド台車を第1、第2の走行軌道に沿って走行させるための一対の走行ローラユニットを備える請求項1又は2に記載の管推進装置。
  4. 前記各走行ローラユニットは、架台の幅方向に延びる軸を中心に回転自在に配設された第1のローラ、及び架台の垂直方向に延びる軸を中心に回転自在に配設され、外周面が第1、第2の走行軌道の当接面と当接させられる第2のローラを備える請求項3に記載の管推進装置。
  5. 前記ガイド台車は、架台に対するガイド台車の位置を調整するための一対の位置調整ユニットを備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の管推進装置。
  6. 前記各位置調整ユニットは、前記第2のローラの本体部に対する位置を調整することによって架台に対するガイド台車の位置を調整する位置調整部を備える請求項5に記載の管推進装置。
JP2014021584A 2014-02-06 2014-02-06 管推進装置 Active JP6309290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014021584A JP6309290B2 (ja) 2014-02-06 2014-02-06 管推進装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014021584A JP6309290B2 (ja) 2014-02-06 2014-02-06 管推進装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015148094A true JP2015148094A (ja) 2015-08-20
JP6309290B2 JP6309290B2 (ja) 2018-04-11

Family

ID=53891671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014021584A Active JP6309290B2 (ja) 2014-02-06 2014-02-06 管推進装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6309290B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342891U (ja) * 1989-08-30 1991-04-23
JPH06129185A (ja) * 1992-10-14 1994-05-10 Okumura Corp 管体の接合方法およびその装置
JPH06185289A (ja) * 1992-12-17 1994-07-05 Okumura Corp 管体推進装置
JPH08184294A (ja) * 1994-12-27 1996-07-16 Iseki Tory Tech Inc 管推進装置
JP2008190222A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Okumura Corp 発進立坑における推進管の横移動台車
JP2008291433A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Alpha Civil Engineering:Kk 推進管移動装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342891U (ja) * 1989-08-30 1991-04-23
JPH06129185A (ja) * 1992-10-14 1994-05-10 Okumura Corp 管体の接合方法およびその装置
JPH06185289A (ja) * 1992-12-17 1994-07-05 Okumura Corp 管体推進装置
JPH08184294A (ja) * 1994-12-27 1996-07-16 Iseki Tory Tech Inc 管推進装置
JP2008190222A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Okumura Corp 発進立坑における推進管の横移動台車
JP2008291433A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Alpha Civil Engineering:Kk 推進管移動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6309290B2 (ja) 2018-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3186011U (ja) 集水パイプ設置のための削孔装置
JP4318042B2 (ja) トンネル工法
JP6309290B2 (ja) 管推進装置
JP4859697B2 (ja) 発進立坑における横移動設備
JP4827759B2 (ja) 発進立坑における推進管の横移動台車
JP2007303212A (ja) トンネル掘削システム及びトンネル掘削工法
JP4469967B2 (ja) セグメント組立・取外し方法及びこの方法で用いる装置
CN205821982U (zh) 自行式隧道仰拱栈桥
JP4986819B2 (ja) トンネル拡張用掘削装置
JP5156523B2 (ja) シールドトンネルにおける搬送システム。
US4134620A (en) Channelling machine for cutting a preliminary groove around the working face of a tunnel
WO2014010359A1 (ja) トンネル掘削補助装置
JP5497585B2 (ja) シールドトンネルにおけるセグメント形状保持装置
US2566641A (en) Road grading machine
JP6714137B1 (ja) 推進敷設工法用管押込装置及び推進敷設工法用管押込装置を用いた推進敷設工法
JP2006322167A (ja) シールド機の発進用推進装置
US3144833A (en) Railroad track working equipment
JP4034442B2 (ja) エレクタ連動式セグメント組立足場
JP2007262680A (ja) 地下構造物の施工方法
JP6274903B2 (ja) セグメント搬送台車および非開削工法
CN103437788B (zh) 小直径开敞式tbm无轨后配套台车跨越拱架的方法
CN104227284A (zh) 钢管桩内纵缝的焊接方法及其焊接装置
KR20110091968A (ko) 선체블록 내부의 격자 자동용접을 위한 자율이동장치
US794635A (en) Apparatus for erecting tunnels.
CN215442018U (zh) 用于综合管廊拼装定位的调姿车

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6309290

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250