JP2015148056A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】火災発生時に框が熱により変形することで生じる隙間を確実に塞ぐことができる建具とする。
【解決手段】枠体2に建具体(第1障子3、第2障子4)を開閉自在に取り付け、建具体の框(第1障子3の召合せ框32)と被施錠用部材(第2障子4の召合せ框42)を錠(クレセント錠5)で施錠する建具とし、框と被施錠用部材との間における錠の近くである長さ方向中間部に高温で発泡する第1加熱発泡材6aを設け、錠と遠くである長さ方向両端部に第1加熱発泡材6aよりも低温で発泡する第2・第3加熱発泡材6b,6cを設け、火災時に框と被施錠用部材との間に生じる隙間を加熱発泡材6a,6bで確実に塞ぐことができるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、引き違い窓、片引き窓、上げ下げ窓、開き窓、ドア等の錠を備えた建具に関する。
引き違い窓においては、室内側障子と室外側障子を閉じ位置とした状態で、室内側障子の召合せ框と室外側障子の召合せ框が室内外側方向に重なり合う。
かかる引き違い窓は火災時に召合せ框は、加熱面側からの熱による伸び、反りが生じることで、召合せ框が互いに室内外側方向に離れるように変形する。このために、召合せ框間に隙間が生じ、その隙間を炎が通るから防火性能が劣る。
このことを解消しようとする引き違い窓が特許文献1に開示されている。
この引き違い窓は、室内側障子の召合せ框及び室外側障子の召合せ框に熱膨張性耐火材のシートを設け、火災時に熱膨張性耐火材のシートが熱膨張することで、召合せ框間に生じた隙間を塞ぎ、炎が通ることがないようにしたものである。
特開2005−351008号公報
引き違い窓においては、室内側障子の召合せ框と室外側障子の召合せ框の長手方向中央付近にクレセント錠などの錠を取り付け、障子を閉じた状態で、両方の召合せ框相互を錠で施錠するようにしている。
このために、召合せ框の中央付近は、互いに室内外側方向に離れようとすることが錠で拘束されるので、火災発生初期には召合せ框が互いに室内外側方向に離れるように変形することが抑制されるが、火災発生から時間経過することで、熱により錠が溶けるなどして前述の拘束が弱くなってくると、召合せ框は互いに室内外側方向に離れるように変形を始め、召合せ框間に隙間が生じる。
一方、召合せ框の上端部及び下端部は錠により拘束されていないので、召合せ框の中央付近に比べ互いに室内外側方向に離れるように変形し易く、火災発生から早い時期に召合せ框間に隙間が生じる。
つまり、召合せ框相互を錠で施錠するようにした引き違い窓においては、召合せ框の錠で施錠する中央付近と、召合せ框の錠で施錠しない上端部及び下端部とでは、火災発生から隙間が生じるまでに時間差がある。
このようであるから、召合せ框に設けた熱膨張耐火材のシートの熱膨張開始する温度を高くすることで、召合せ框の中央付近に隙間に生じたときに熱膨張耐火材のシートが熱膨張開始するようにすると、召合せ框の上端部、下端部に隙間が生じたときに熱膨張耐火材が熱膨張しないので、その隙間を炎が通ってしまう。
これとは逆に、召合せ框に設けた熱膨張耐火材のシートの熱膨張開始する温度を低くし、召合せ框の上端部、下端部に隙間が生じたときに膨張耐火材が熱膨張開始し、その隙間を塞ぐようにすると、召合せ框の中央付近に設けた熱膨張耐火材のシートは、召合せ框間に隙間が生じていない状態で熱膨張開始するので、その熱膨張で召合せ框の中央付近が離れるように変形しようとするから錠による拘束が弱められてしまう。
しかも、火災発生から時間が経過して召合せ框の中央付近が互いに室内外側方向に離れるように変形開始したときには熱膨張耐火材のシートの熱膨張が終了しており、その後に召合せ框の中央付近が互いに室内外側方向に離れるように変形することで生じた隙間を塞ぐことができず、その隙間を炎が通ってしまう。
本発明は、前述の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、火災発生時に障子の框が熱により変形することで生じる隙間を確実に塞ぐことができるようにした建具とすることである。
本発明は、建具体の框を、当該框と長さ方向全長に渡り対向した被施錠用部材に施錠する錠を備えた建具であって、
前記框の長さ方向中間部と前記被施錠用部材の長さ方向中間部とに渡って前記錠を取り付け、
前記框の長さ方向中間部と前記被施錠用部材の長さ方向中間部との間に、加熱発泡材を設け、
前記框の長さ方向両端部と前記被施錠用部材の長さ方向両端部との間に、前記長さ方向中間部に設けた加熱発泡材よりも低温で発泡開始する加熱発泡材を設けたことを特徴とする建具である。
本発明の建具は、前記長さ方向中間部に設けた加熱発泡材と、前記長さ方向両端部に設けた加熱発泡材は、長さ方向に連続することができる。
本発明の建具は、前記建具体は、枠体に開き位置と閉じ位置とに渡って移動自在に取り付けた第1障子及び第2障子とし、
前記第1障子の召合せ框の長さ方向中間部と、第2障子の召合せ框の長さ方向中間部とに渡って錠を取り付け、
前記第1障子の召合せ框の面外方向一側面と、第2障子の召合せ框の面外方向他側面の少なくとも一方に加熱発泡材を設けることができる。
本発明によれば、火災発生から早い時間帯に框、被施錠用部材の長さ方向両端部に設けた加熱発泡材が発泡開始し、框の長さ方向両端部と被施錠用部材の長さ方向両端部との間に生じた隙間を塞ぐことができる。
火災発生から時間が経過した遅い時間帯に框、被施錠用部材の長さ方向中間部に設けた加熱発泡材が発泡開始し、錠による変形の抑制がなくなり、框と被施錠用部材との間に生じた隙間を塞ぐことができる。
したがって、火災発生時に障子の框が熱により変形することで生じる隙間を確実に塞ぐことができる。
本発明の第1の実施の形態を示す引き違い窓の正面図である。 図1のA−A断面図である。 図1の縦断面図である。 図1の横断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す上げ下げ窓の正面図である。 図1のB−B断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示すすべり出し窓の正面図である。 図7のC−C断面図である。 本発明の第4の実施の形態を示すたてすべり出し窓の正面図である。 図9のD−D断面図である。
図1に示すように、建具1は、枠体2と、枠体2に開閉自在に取り付けた建具体を備えている。
図1に示す建具1は、枠体2の室内側に開閉自在に取り付けた第1障子3と、枠体2の室外側に取り付けた第2障子4が建具体である。
枠体2は、上枠2aと下枠2bと第1縦枠2cと第2縦枠2dで方形状である。
第1障子3及び第2障子4は、枠体2の上枠2a、下枠2bの長さ方向に移動自在で、閉じ位置と開き位置とに渡って引き違いに移動する。
これにより、建具1は引き違い窓としてある。
第1障子3は、上框30と下框31と召合せ框32と戸当り框33を方形状に連結し、その内部に面材34が装着してある。
第2障子4は、上框40と下框41と召合せ框42と戸当り框43を方形状に連結し、その内部に面材44が装着してある。
第1障子3の召合せ框32の長さ方向中間部(上下中間部)と第2障子4の召合せ框42の長さ方向中間部(上下中間部)とに渡って錠、例えばクレセント錠5が取り付けてある。
第1障子3及び第2障子4を閉じ位置とすることで、召合せ框32,42相互が室内外側方向に重なり合い、第1障子3の戸当り框33が第1縦枠2cに当接し、第2障子4の戸当り框43が第2縦枠2dに当接する。
クレセント錠5は図2に示すように、第1障子3の召合せ框32の長さ方向中間部に取り付けたクレセント50と、第2障子4の召合せ框42の長さ方向中間部に取り付けたクレセント受51を備え、ハンドル52でクレセント50を回動することで、クレセント50をクレセント受51に係合することで、第1障子3の召合せ框32の長さ方向中間部と第2障子4の召合せ框42の長さ方向中間部を施錠する。
つまり、一方の召合せ框32又は42が障子の框で、他方の召合せ框42又は32が被施錠用部材で、障子の框と被施錠用部材は長さ方向全長が対向する。
これにより、召合せ框32,42のクレセント錠5で施錠した長さ方向中間部(クレセント錠5に近く)が互いに室内外側方向に離れようとすることが拘束され、召合せ框32,42のクレセント錠5近くが、熱による伸び、反りでの互いに室内外側方向に離れるように変形することが抑制される。
召合せ框32,42の長さ方向一端部及び長さ方向他端部(クレセント錠5と遠く)は互いに室内外側方向に離れようとすることが拘束されていないので、召合せ框32,42のクレセント錠5と遠くの長さ方向両端部は、熱による伸び、反りでの互いに室内外側方向に離れるように変形することは抑制されず、加熱された側の召合せ框が図2に仮想線で示すように、自由に変形する。
図3及び図4に示すように、第1障子3の各框30,31,32,33及び第2障子4の上框40、下框41、戸当り框43は、金属、例えばアルミ合金押し出し形材より成る室外側部材60と、合成樹脂、例えば合成樹脂押し出し形材より成る室内側部材61を有した金属樹脂複合タイプである。第2障子4の召合せ框42は金属、例えばアルミ合金押し出し形材より成る。
図4に示すように、第1障子3及び第4障子4を閉じ位置とした状態で、第1障子3の召合せ框32の面外方向一側面(室外側面)32aの長さ方向全長と、第2障子4の召合せ框42の面外方向他側面(室内側面)42aの長さ方向全長が室内外側方向に相対向する。
そして、面外方向一側面32aと面外方向他側面42aとの間に耐火性を有した加熱発泡材6が各召合せ框32,42の長さ方向全長に渡って設けてある。
例えば、加熱発泡材6をシート状とし、第1障子3の召合せ框32の面外方向一側面32aの長さ方向全長と、第2障子4の召合せ框42の面外方向他側面42aの長さ方向全長とに接着剤で接着する。
なお、第1障子3の召合せ框32の面外方向一側面32aと第2障子4の召合せ框42の面外方向他側面42aのどちらか一方にのみ加熱発泡材6を設けても良い。
前記加熱発泡材6は図3に示すように、召合せ框32,42のクレセント錠5で施錠される部分及び施錠される部分に近い長さ方向中間部(つまり、クレセント錠5の近く)、例えば上下方向中間部に設けた第1加熱発泡材6aと、召合せ框32,42のクレセント錠5で施錠される部分と離れた長さ方向一端部(つまり、クレセント錠5と遠く)、例えば上端部に設けた第2加熱発泡材6bと、召合せ框32,42のクレセント錠5で施錠される部分と離れた長さ方向他端部(つまり、クレセント錠5と遠く)、例えば下端部に設けた第3加熱発泡材6cを備えている。
第1加熱発泡材6aは高温で発泡するものである。
第2加熱発泡材6b及び第3加熱発泡材6cは、第1加熱発泡材6aよりも低い温度、つまり低温で発泡するものである。
このようであるから、室外で火災が発生したときには第2障子の召合せ框42の室外側面が加熱され、召合せ框42は伸び、反りが生じる。このために、召合せ框42の長さ方向上端部及び長さ方向下端部は火災発生から早い時間帯で第1障子の召合せ框32と離れるように変形し、火災発生から早い時間帯で隙間が生じる。
各召合せ框32,42の長さ方向中間部はクレセント錠5で互いに室内外側方向に離れようとすることが拘束されているから、第2障子4の召合せ框42の長さ方向中間部は火災発生から早い時間帯では第1障子4の召合せ框32と離れるように変形しない。
火災発生から時間が経過した遅い時間帯でクレセント錠5が溶けるなどして拘束が弱まると、召合せ框42の長さ方向中間部が召合せ框32と離れるように変形開始するので、各召合せ框32,42の長さ方向中間部は火災発生から遅い時間帯で隙間が生じる。
第2加熱発泡材6b及び第3加熱発泡材6cは第1加熱発泡材6aよりも低温で発泡開始するから、火災発生から早い時間帯で発泡開始するので、各召合せ框32,42の長さ方向上端部と長さ方向下端部とで生じた隙間を塞ぐことができる。
第1加熱発泡材6aは第2・第3加熱発泡材6b,6cよりも高温で発泡開始するから、火災発生から時間が経過した遅い時間帯で発泡開始し、各召合せ框32,42の長さ方向中間部に生じた隙間を塞ぐことができる。
以上のようであるから、本発明の引き違い窓によれば、火災時に第1障子3の召合せ框32と第2障子4の召合せ框42との間に生じた隙間を加熱発泡材6で塞ぎ、炎が通ることがないので、防火性に優れた引き違い窓である。
本発明は、引違い窓に限ることはなく、種々の窓、ドアにも適用できる。
上げ下げ窓の場合には、図5に示すように第1障子3、第2障子4は、召合せ框32,42が横方向に向かう。
クレセント錠5は召合せ框32,42の長さ方向中間部、つまり、左右方向の中間部に取り付けられる。
図6に示すように、第1障子3の召合せ框32の面外方向一側面(室外側面)32aと第2障子4の召合せ框42の面外方向他側面(室内側面)42aとの間に耐熱性を有する加熱発泡材6を設ける。例えば、第1障子3の召合せ框32の面外方向一側面32aと第2障子4の召合せ框42の面外方向他側面42aとに、加熱発泡材6をシートとしたものを接着して設ける。
この加熱発泡材6は、第1の実施の形態と同様に、長さ方向中間部に第1加熱発泡材6aを設け、長さ方向両端部に第2・第3加熱発泡材6b、6cを設ける。
このようにすることで、火災発生時に召合せ框32,42間に生じる隙間を加熱発泡材6で確実に塞ぐことができる。
すべり出し窓の場合には、図7に示すように枠体2に1つの障子7を室外側にすべり出し可能に取り付け、枠体2の下枠2bの長さ方向中間部(左右中間部)と障子7の下框70の長さ方向中間部(左右中間部)に渡って錠5を取り付けてある。
すべり出し窓の場合には下框70が障子の框で、下枠2bが被施錠用部材である。
錠5は図8に示すように、下框70の室内側部材61に取り付けたハンドル53を有した錠杆54と、下枠2bに取り付けた錠受55を備え、ハンドル53で錠杆54を回動することで、錠杆54を錠受55に係止することで、障子7の下框70の長さ方向中間部を枠体2の下枠2bの長さ方向中間部に施錠する。
下框70は、下枠2bの室外側に向かう面2b−1と対向する下向壁71を有している。
下向壁71と下枠2bとの間に加熱発泡材6が設けてある。例えば、加熱発泡材6のシートを、下向壁71における下枠2bの面2b−1と対向した面外方向一側面(室内側面)71aに接着剤で接着して設ける。
加熱発泡材6は、図7に示すように、下向壁71の長さ方向中間部(左右中間部)に、高温で発泡開始する第1加熱発泡材6aを設け、下向壁71の長さ方向一端部(左端部)に、第1加熱発泡材6aよりも低温で発泡開始する第2加熱発泡材6bを設け、下向壁71の長さ方向他端部(右端部)に、第1加熱発泡材6aよりも低温で発泡開始する第3加熱発泡材6cを設ける。
このようにすることで、火災発生時に下框70と下枠2bとの間に生じる隙間を加熱発泡材6で確実に塞ぐことができる。
たてすべり出し窓の場合には、図9に示すように枠体2の第1縦枠2cの長さ方向中間部(上下中間部)と障子7の縦框72の長さ方向中間部(上下中間部)とに渡って錠5を取り付け、縦框72の長さ方向中間部と第1縦枠2cの長さ方向中間部を施錠する。
つまり、障子7の縦框72が障子の框で、第1縦枠2cが被施錠用部材である。
図10に示すように、召合せ框72は第1縦枠2cの室外側に向かう面2c−1と対向した横向壁73を有している。
横向壁73と第1縦枠2cとの間に加熱発泡材6が設けてある。
例えば、横向壁73における第1縦枠2cの面2c−1と対向した面外方向一側面(室内側面)73aに加熱発泡材6のシートを接着剤で接着して設ける。
加熱発泡材6は図9に示すように、横向壁73の長さ方向中間部(上下中間部)に、高温で発泡開始する第1加熱発泡材6aを設け、横向壁73の長さ方向一端部(上端部)に、低温で発泡開始する第2加熱発泡材6bを設け、横向壁73の長さ方向他端部(下端部)に、低温で発泡開始する第3加熱発泡材6cを設ける。
このようにすることで、火災発生時に召合せ框72と第1縦枠2cとの間に生じる隙間を加熱発泡材6で確実に塞ぐことができる。
開き窓、開きドアの場合には、図示を省略するが、たてすべり出し窓と同様に、障子(扉)の召合せ框の長さ方向中間部と縦枠の長さ方向中間部とに渡って錠が取り付けられ、召合せ框は縦枠の室外側に向かう面と対向した横向壁を有するので、横向壁と縦枠の面との間に加熱発泡材を設ける。
そして、横向壁の長さ方向中間部には、高温で発泡する第1加熱発泡材を設け、横向壁の長さ方向一端部、長さ方向他端部には、第1加熱発泡材よりも低温で発泡開始する第2・第3加熱発泡材を設ける。
このようにすることで、火災発生時に召合せ框と縦枠との間に生じる隙間を加熱発泡材で確実に塞ぐことができる。
錠はクレセント錠に限ることはなく、障子の戸先框を縦枠に施錠する戸先錠でも良い。この場合には戸先框が障子の框で、縦枠が被施錠用部材である。
1…建具、2…枠体、2b…下枠(施錠用枠部材)、2c…第1縦枠(施錠用枠部材)、3…第1障子(建具体)、4…第2障子(建具体)、5…クレセント錠(錠)、6…加熱発泡材、6a…第1加熱発泡材、6b…第2加熱発泡材、6c…第3加熱発泡材、7…障子(建具体)、32…召合せ框(障子の框)、42…召合せ框(被施錠用部材)、70…下框(障子の框)、72…縦框(障子の框)。

Claims (3)

  1. 建具体の框を、当該框と長さ方向全長に渡り対向した被施錠用部材に施錠する錠を備えた建具であって、
    前記框の長さ方向中間部と前記被施錠用部材の長さ方向中間部とに渡って前記錠を取り付け、
    前記框の長さ方向中間部と前記被施錠用部材の長さ方向中間部との間に、加熱発泡材を設け、
    前記框の長さ方向両端部と前記被施錠用部材の長さ方向両端部との間に、前記長さ方向中間部に設けた加熱発泡材よりも低温で発泡開始する加熱発泡材を設けたことを特徴とする建具。
  2. 前記長さ方向中間部に設けた加熱発泡材と、前記長さ方向両端部に設けた加熱発泡材は、長さ方向に連続している請求項1記載の建具。
  3. 前記建具体は、枠体に開き位置と閉じ位置とに渡って移動自在に取り付けた第1障子及び第2障子とし、
    前記第1障子の召合せ框の長さ方向中間部と、第2障子の召合せ框の長さ方向中間部とに渡って錠を取り付け、
    前記第1障子の召合せ框の面外方向一側面と、第2障子の召合せ框の面外方向他側面の少なくとも一方に加熱発泡材を設けた請求項1又は2記載の建具。
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