JP2015147224A - 複動油圧プレス - Google Patents

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【課題】可動部材間にホースを使用しない複動油圧プレス装置を提供する。【解決手段】複動油圧プレスの第1シリンダは、第1油室13へ外部から作動油を給排するための第1供給路14と、第1シリンダ10の内周面と第1シリンダロッド12の外周面との間の連絡油路30へ外部から作動油を給排するための第2供給路15とを具備している。第1シリンダロッド12は、連絡油路30と連通すると共に、ロッド内部に形成された第2シリンダ20側の端部まで延びる第1内部油路16を有し、第2シリンダ20は、第2シリンダロッド22のヘッドとの間の第2油室23を有しており、第2油室23と第1内部油路16とを連通するようシリンダ体に形成された第2内部油路26を有する。第1内部油路16と第2内部油路26によって、第2油室23に作動油を供給できるので可能部分のホースレス化ができる。【選択図】図1

Description

本発明は複動油圧プレスに関する。さらに詳しくは、閉塞鍛造などに用いられ、スライドを昇降させる第1シリンダとパンチに加圧力を加える第2シリンダとを備える複動油圧プレスに関する。
閉塞鍛造は、上下金型とパンチを用い、上下金型を型締めしてワークを型空間に閉じ込めた後、ワークにパンチを押し込んで型空間を埋め尽くして成形する方法である。この閉塞鍛造には複動油圧プレスが用いられ、第1シリンダにより上下金型の型締めを行い、第2シリンダによりパンチに加圧力を加えるようにしている。一般に、閉塞鍛造用の複動油圧プレスにおいては、第1シリンダの作動により昇降するスライドに第2シリンダが設けられる。
従来の複動油圧プレスにおいては、スライドに設置される第2シリンダを作動させるために、オイルタンクを備えるプレスフレームとスライドとをホースで接続し、第2シリンダに作動油を供給している。したがって、大型プレスで第2シリンダに高加圧能力が必要な場合や、第2シリンダの加圧速度を速くする必要がある場合には、高圧かつ大流量の作動油を流せるように大径のホースか、あるいは小径のホースを複数本用いてホース配管を行う必要がある。
しかるに、シリンダやピストンの動きにホースは追従して動くので、ホースは劣化しやすくなる。また、劣化したホースの交換には手間がかかるので、可動するシリンダやピストンへ接続するホースは極力少なくしたいというのが使用者側の要望である。
このため、可動するシリンダやピストンへはホースを接続しない複動式のプレス装置も提案されている(特許文献1,2参照)。
特許文献1の従来技術は、2個のラムに対しシリンダを共通化した構造をとっている。すなわち、1個のシリンダを用い、その上方部分でインナーラムが摺動し、その下方部分でアウターラムが摺動するようになっている。油圧源からシリンダへはパイプ配管で作動油を供給し、シリンダ内の油路を介して個々の油室へ作動油を供給するようにしている。
しかるに、この従来技術ではインナーラムが長くなりすぎるという欠点がある。この場合、高い力に耐えるにはインナーラムを太くする必要があり、インナーラムが長尺かつ大径化してしまい構造が大形化するという問題につながっている。
また、特許文献2の従来技術は、メインシリンダ内の油室からサブシリンダ内の油室への経路をシリンダ内に形成した油路を用いるようにしているが、途中にバルブブロックを介在させており、そのバルブブロックはシリンダの外面に取付けている。そして、このバルブブロックの開閉を制御して、サブシリンダ側への作動油の供給を制御している。
しかるに、この従来技術では、バルブの開閉を制御する機構が必要となり、機構が複雑となる。また、バルブブロックで油路が一度シリンダの外に出るため、油漏れが発生した場合には清掃に手間がかかるので油漏れへの防止手段を必要となるという問題もある。
特開昭61−255796号公報 特開2011−156562号公報
本発明は上記事情に鑑み、可動部材間にホースを使用することなく、しかもプレス部品の長大化を抑制した簡易な構成で作動油を供給可能とする複動油圧プレス装置を提供することを目的とする。
第1発明の複動油圧プレスは、プレス本体に固定された第1シリンダと、該第1シリンダの内周面に沿って摺動可能に挿入された第1シリンダロッドと、該第1シリンダロッドに固定された第2シリンダと、該第2シリンダの内周面に沿って摺動可能に挿入された第2シリンダロッドからなる複動油圧プレスであって、前記第1シリンダは、そのヘッド部と前記第1シリンダロッドのヘッドとの間の第1油室へ外部から作動油を給排するための第1供給路と、前記第1シリンダの内周面と前記第1シリンダロッドの外周面との間に形成された連絡油路と、該連結油路へ外部から作動油を給排するための第2供給路とを具備しており、前記第1シリンダロッドは、前記連絡油路と連通すると共に、ロッド内部に形成された前記第2シリンダ側の端部まで延びる第1内部油路を有し、前記第2シリンダは、そのヘッド部と前記第2シリンダロッドのヘッドとの間に第2油室を有しており、該第2油室と前記第1内部油路とを連通するよう前記第2シリンダのシリンダ体に形成された第2内部油路を有することを特徴とする。
第2発明の複動油圧プレスは、第1発明において、前記連絡油路は、前記第1シリンダの内周面に形成された凹部からなり、かつ該凹部は前記第1シリンダロッドの進退方向に延伸して形成されていることを特徴とする。
第3発明の複動油圧プレスは、第1または第2発明において、前記第1シリンダにおける前記連絡油路の形成部分には、前記第1シリンダロッドに摺接するブッシュが取付けられており、該ブッシュには、前記連絡油路と前記第1内部油路とを連通させる油流通路が形成されていることを特徴とする。
第4発明の複動油圧プレスは、第1、第2または第3発明において、前記第2内部油路は、前記第2シリンダのシリンダ体において、前記第2シリンダロッドの進退方向に延びるように直線状に形成されていることを特徴とする。
第5発明の複動油圧プレスは、第4発明において、前記第1内部油路は、前記第1シリンダロッドの中心軸上において延びるように形成され、前記第2内部油路は、前記第2シリンダの中心軸位置において前記第2シリンダロッドの進退方向に延びるように形成されていることを特徴とする。
第6発明の複動油圧プレスは、第1発明において、前記プレス本体は、その上端部にクラウンを有しており、前記第2供給路は前記クラウンよりも上方に設けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、第1シリンダロッド内の第1内部油路と第2シリンダ内の第2内部油路によって、第2シリンダロッドを作動させる第3油室に作動油を供給できる。このため、可能部分である第2シリンダへの作動油供給はホースを用いなくてもよいので、ホース劣化や損傷のおそれがなく、構造の簡素なプレスを実現できる。
第2発明によれば、第1シリンダロッドが進退しても、連絡油路によって第2供給路と第1内部油路との間の連通状態を確保できるので、プレスの加圧動作が支障なく行われる。
第3発明によれば、第1シリンダロッドが進退している間、ブッシュによって、ロッド外周が保持されるので、連絡油路となる空洞が形成されているにも拘らず、同心状態を維持して第1シリンダロッドを進退させることができる。
第4発明によれば、第2内部油路は最短距離を通り、途中にバルブ等なども存在しないので、作動油の給排が迅速に行われ動作遅れが生じない。
第5発明によれば、第1シリンダロッドは円筒形のため第1シリンダ内で自転することがあるが、自転が生じたとしても第1内部油路と第2内部油路とは同心上にあることで連通状態を維持するので、組立作業が容易に行える。
第6発明によれば、第2供給路がクラウンよりも上側にあるので配管スペースを取りやすく、また油もれの発見やメンテナンス作業等の保守管理を容易に行える。
本発明の一実施形態に係る複動油圧プレスの要部断面正面図である。 図1に示す第1シリンダ10および第2シリンダ20の拡大断面図である。 図2に示す連絡油路30およびブッシュ35まわりの拡大図である。 図2に示す連絡油路30とブッシュ35と第1シリンダロッド12の分解断面図である。 伸長状態にある第1シリンダ10および第2シリンダ20の拡大断面図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1に基づき、本発明が適用される複動油圧プレスの基本構造をまず説明する。
プレス本体は公知のプレスと同様に、ベッド1とクラウン2とこれらを連結する アプライト3から構成されている。鍛造用の油圧シリンダはメインシリンダとも云われる第1シリンダ10とサブシリンダとも云われる第2シリンダ20とからなる。第1シリンダ10は第1シリンダ体11とその内部に摺動自在に挿入された第1シリンダロッド12とからなる。第1シリンダ体11はプレス本体の一部であるクラウン2に取付けられている。
前記第1シリンダロッド12の下端には第2シリンダ20が取付けられている。第2シリンダ20は第2シリンダ体21とその内部で摺動自在に上下動する第2シリンダロッド22からなる。第2シリンダ体21にはスライドが取付けられており、プレス本体に設けられたスライドガイドで上下昇降を案内されている。
第2シリンダ体21の内部には第2シリンダロッド22が上下に摺動自在に挿入されており、この第2シリンダロッド22はパンチとなるものである。
スライドが取付けられている第2シリンダ体21の下部にはダイホルダーを介して上金型5が取付けられ、前記ベッド3の上面にはダイホルダーを介して下金型6が設置されている。
上記のような基本構造により、第1シリンダ10の第1シリンダロッド12を下降させるとスライド(および第2シリンダ体21)が下降して上金型5と下金型6とで材料の型締めができ、ついで第2シリンダ20の第2シリンダロッド22を下降させるとパンチ加工による閉塞鍛造を行うことができる。
つぎに、本発明の特徴部分である作動油供給構造を説明する。
本発明の作動油供給構造はホースレス化を達成したところに特徴がある。図2に基づきその概要を説明する。
第1シリンダ体11のヘッド部と第1シリンダロッド12のヘッドとの間の空間は第1油室13であり、この第1油室13へ作動油を給排するための第1供給路14が第1シリンダ体11のヘッド部に形成されている。この第1供給路14への作動油供給はパイプ等の固定配管が用いられる。
また、第1シリンダ体11の側面には後述する連絡油路30や第1内部油路16へ作動油を給排する第2供給路15が形成されている。この第2供給路15にもパイプ等の固定配管が接続される。
この第2供給路15は、図1に示すようにクラウン2よりも上方に設けられていると、配管スペースを取りやすく、また油もれの発見やメンテナンス作業等の保守管理を容易に行える。
第1シリンダロッド12の内部であって、ロッドの中心軸A上には上下に伸びる第1内部油路16が形成されている。この第1内部油路16は第1シリンダロッド12の上端部までは延びず途中で横向きに延びた横油路16aを備えており、前記第2供給路15に通ずるようになっている。そして、第1内部油路16は第1シリンダロッド12の下端まで延び、下端面で開口している。
第1シリンダ体11の上下方向における略中間部位であって、その内周面には連絡油路30が形成されている。
この連絡油路30まわりの詳細を図3および図4に基づき説明する。
連絡油路30は第1シリンダ体11の内周に凹みを形成する形で設けられた油室であり、複数本の縦溝31と、各縦溝31を連通するように環状に形成された3本の横溝32とからなる。もちろん、この連絡油路30には前記第2供給路15が通じている。そして、連絡油路30は、第1シリンダロッド12のストロークに対応させた長さだけ中心軸Aに沿った方向に延伸して形成されている。なお、縦溝31や横溝32は第1シリンダロッド12の外周面に接する油室であればよく、その本数等は任意である。
上記のように連絡油路30を形成した部分であって、第1シリンダ体11の内周にはブッシュ35が取付けられている。
ブッシュ35は概ね円筒状の部材であって、その下端部には取付用のフランジ部35aが形成されている。第1シリンダ体11への固定はこのフランジ部35aを介してボルト止め等の任意の手段で行われる。ブッシュ35の胴部内周面には油流通路38が形成されている。
この油流通路38は縦方向に貫通する貫通孔36と内周面に形成された凹みである環状凹部37とからなる。貫通孔36はブッシュ35の内周において複数個が周方向に間隔をあけ、かつ複数段に形成されている。環状凹部37は全周にわたる凹みであって上下寸法は前記貫通孔36上下段の間隔寸法にほぼ等しい。すなわち、油流通路38は、第1シリンダロッド12のストロークに対応させた長さだけ、中心軸Aに沿った方向に延伸して形成されている。この貫通孔36と環状凹部37からなる油流通路38は、第1シリンダ体11に形成した連絡油路30と第1シリンダロッド12の第1内部油路16とを連通させ、作動油を給排するために設けられている。
上述した連絡油路30も油流通路38も上下方向に延びているのは、第1シリンダロッド12が上下動したどの位置でも作動油給排をできるようにするためである。
また、連絡油路30も油流通路38も環状方向に形成されているのは、第1シリンダ体11内で第1シリンダロッド12が回転しても作動油供給に支障をきたさないようにするためである。
第1シリンダロッド12は上下に進退するが、最下降した状態でも、連絡油路30より上方の第1シリンダ体11内周で、そのロッド外周が保持される。このため、連絡油路30となる空洞が形成されているにも拘らず、同芯状態を維持して第1シリンダロッド12を安定した状態で進退させることができる。
図2に戻り第2シリンダ20の詳細を説明する。
第2シリンダ20は、第2シリンダ体21のヘッド部と第2シリンダロッド22のヘッドとの間の空間に第2油室23を有している。また、第2シリンダ体21には第2油室23に作動油を供給する第2内部油路26が形成されている。この第2内部油路26は第2シリンダ体21のヘッド部で上下に延びている。すなわち第2シリンダロッド22の進退方向に延び直線状に形成されている。そして第2シリンダ体21のヘッド部の上端面でも開口し、下端面すなわち第2油室23に臨む内面でも開口している。
図2に示すように、第1内部油路16は第1シリンダロッド12の中心軸A上において延びるように形成され、第2内部油路26も第2シリンダ体21の中心軸A位置において第2シリンダロッド22の進退方向に延びるように形成されている。
このため、第1シリンダロッド12は円筒形のため第1シリンダ体11内で自転することがあるが、自転が生じたとしても第1内部油路16と第2内部油路26とは同心上にあることで連通状態を維持でき、組立作業が容易に行える。
第1シリンダロッド12は上方部分より下方部分が大径に形成された2段外形ロッドであり、大径ロッド部12aの肩部と第1シリンダ体11の内径を拡大した大径シリンダ部11aとの間には、第1ロッド側油室17が形成されている。この第1ロッド側油室17に作動油を給排するため、第3供給路18が第1シリンダ体11に形成されており、この第3供給路18にはパイプ等の固定配管が連結されるようになっている。
また、第2シリンダ20において、第2シリンダロッド22のロッド側と第2シリンダ体21との間は第2ロッド側油室24であって、この第2ロッド側油室24に作動油を給排するための第4供給路25が第2シリンダ体21の側壁に形成されている。この第2ロッド側油室24と第4供給路25は第2シリンダロッド22を引き込めるときに用いられる。
つぎに、本実施形態の複動油圧プレスの作動要領を説明する。
(1)加圧動作
図2は加圧動作の直前の状態を示している。
この状態で第1供給路14から第1油室13に圧油を供給し、また第3供給路18から第1ロッド側油室17に圧油を供給すると、図5に示すように、第1シリンダロッド11が下降する。
この結果、上下金型で材料の加圧する型締めが行われる。
(2)型締め動作
ついで、第2供給路15から圧油を供給すると、圧油は連絡油路30とブッシュ35の油流通路38(図4参照)を介して第1シリンダロッド12の第1内部油路16に送り込まれる。そして、第1内部油路16を流下して第2内部油路26を介して第2油室23へ作動油が供給される。この結果、図5に示すように第2シリンダロッド22が下降して型締めが行われる。
本実施形態の複動油圧プレスの利点はつぎのとおりである。
(1)第1シリンダロッド12内の第1内部油路16と第2シリンダ体21内の第2内部油路26によって、第2シリンダロッド22を作動させる第2油室23に作動油を供給できる。このように可能部分への作動油供給にホースを用いる必要がないので、ホースの劣化や損傷のおそれがなく、簡易な構成のプレスを実現できる。
(2)第1シリンダロッド12が進退しても、第2供給路15と第1内部油路16との間の連通状態を確保できるので、プレスの加圧動作が支障なく行われる。
(3)第2内部油路26は最短距離を通り、途中にバルブ等なども存在しないので、油漏れ等の不都合が生じず、油路長さも短くなるので作動油の給排が迅速に行われ動作遅れが生じない。
(4)第1シリンダ10と第2シリンダ20はそれぞれ個別のシリンダ体11,21を有し、個別のシリンダロッド12,22を有しているので、一方のシリンダロッドが長大化することが避けられ、構造を簡素化できる。
(他の実施形態)
つぎに、本発明の他の実施形態を説明する。
(1)前記実施形態ではブッシュ35を設けたが、ブッシュ35は設けなくてもよい。この場合、第1シリンダ体11の内周面に形成された連絡油路30によって第2供給路15と第1内部油路16とを連通させればよい。
(2)前記実施形態では、第2供給路15をクラウン2より上方に設けたが、クラウン2より下方に設けてもよく、そのような実施形態も本発明に含まれる。
(3)前記実施形態では、第1内部油路16は直線状であり中心軸A上に位置していたが、直線状ではなくてもよく、中心軸Aからズレた位置に形成してもよい。
同様に第2内部油路26も前記実施形態では直線状であり中心軸A上に位置していたが、直線状ではなく中心軸Aからズレた位置に形成したものであってもよい。たとえば、第2シリンダ20にノックアウトシリンダを組み込む場合、中心軸A上に形成されるであろうノックアウトシリンダを避けて第2内部油路26を形成する必要があるが、この場合、第2内部油路26を途中で曲げたり中心軸Aから離れた場所に通すと、無理なく第2内部油路26を設けることができる。
10 第1シリンダ
11 第1シリンダ体
12 第1シリンダロッド
15 第2供給路
16 第1内部油路
20 第2シリンダ
21 第2シリンダ体
22 第2シリンダロッド
26 第2内部油路
30 連絡油路
35 ブッシュ

Claims (6)

  1. プレス本体に固定された第1シリンダと、該第1シリンダの内周面に沿って摺動可能に挿入された第1シリンダロッドと、該第1シリンダロッドに固定された第2シリンダと、該第2シリンダの内周面に沿って摺動可能に挿入された第2シリンダロッドからなる複動油圧プレスであって、
    前記第1シリンダは、そのヘッド部と前記第1シリンダロッドのヘッドとの間の第1油室へ外部から作動油を給排するための第1供給路と、前記第1シリンダの内周面と前記第1シリンダロッドの外周面との間に形成された連絡油路と、該連結油路へ外部から作動油を給排するための第2供給路とを具備しており、
    前記第1シリンダロッドは、前記連絡油路と連通すると共に、ロッド内部に形成された前記第2シリンダ側の端部まで延びる第1内部油路を有し、
    前記第2シリンダは、そのヘッド部と前記第2シリンダロッドのヘッドとの間に第2油室を有しており、該第2油室と前記第1内部油路とを連通するよう前記第2シリンダのシリンダ体に形成された第2内部油路を有する
    ことを特徴とする複動油圧プレス。
  2. 前記連絡油路は、前記第1シリンダの内周面に形成された凹部からなり、かつ該凹部は前記第1シリンダロッドの進退方向に延伸して形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の複動油圧プレス。
  3. 前記第1シリンダにおける前記連絡油路の形成部分には、前記第1シリンダロッドに摺接するブッシュが取付けられており、
    該ブッシュには、前記連絡油路と前記第1内部油路とを連通させる油流通路が形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の複動油圧プレス。
  4. 前記第2内部油路は、前記第2シリンダのシリンダ体において、前記第2シリンダロッドの進退方向に延びるように直線状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載の複動油圧プレス。
  5. 前記第1内部油路は、前記第1シリンダロッドの中心軸上において延びるように形成され、
    前記第2内部油路は、前記第2シリンダの中心軸位置において前記第2シリンダロッドの進退方向に延びるように形成されている
    ことを特徴とする請求項4記載の複動油圧プレス。
  6. 前記プレス本体は、その上端部にクラウンを有しており、前記第2供給路は前記クラウンよりも上方に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の複動油圧プレス。
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