JP2002039113A - 精密圧縮装置 - Google Patents

精密圧縮装置

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JP2002039113A
JP2002039113A JP2000261870A JP2000261870A JP2002039113A JP 2002039113 A JP2002039113 A JP 2002039113A JP 2000261870 A JP2000261870 A JP 2000261870A JP 2000261870 A JP2000261870 A JP 2000261870A JP 2002039113 A JP2002039113 A JP 2002039113A
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JP
Japan
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piston
housing
compression
pressure
stopper
Prior art date
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Application number
JP2000261870A
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English (en)
Inventor
Ryozo Ariizumi
諒三 有泉
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ARIIZUMI SEKKEI KK
Original Assignee
ARIIZUMI SEKKEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮機の信頼性、精度の向上、及びコストの低
減と使い易さを可能にする精密圧縮装置を提供する。 【解決手段】実質的にシリンダとハウジングを連結し、
前記ハウジング内に密閉された圧力室を形成する直径の
異なる複数のピストンを配設し、ハウジングとピストン
の間にストッパーを配設する。更に、ピストンは互いに
連結固定する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピストンの往復動で
物体を圧縮する圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の圧縮装置の一例を示す断面
図である。
【0003】図1において、シリンダ1内には加圧ピス
トン2と加圧ピストン2に固定連結されているロッド3
が設置されており、加圧ピストン2の外周にはシリンダ
1と接触するシール部材A4が取り付けられている。
【0004】シリンダ1の下部にはロッド3を貫通させ
る軸受け5とロッド3に接触するシール部材B6が設置
されている。又、シリンダ1内を加圧ピストン2により
2分割された第1の圧力室7及び第2の圧力室8には圧
力導入管9が取り付けられ、前記圧力導入管9は外部に
設置されている切換弁10と減圧弁11に連通してい
る。
【0005】このような構成のもとに、減圧弁11で所
定の圧力に調整された空気が切換弁10を通り、第1の
圧力室7に導入されると加圧ピストン2は下降する。ロ
ッド3の先端12が物体13に接触すると下降は停止
し、第1の圧力室7の圧力は所定の圧力に到達する。同
時に物体13は所定の圧縮力をうける。
【0006】圧縮が完了すると切換弁10が作動して、
第1の圧力室7の空気は排気され、第2の圧力室8に所
定の圧力に調整された空気が導入されると加圧ピストン
2は上昇して、ロッド3の先端12は物体13から離れ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の圧縮機の構造では、第1の圧力室7に空気が
導入され加圧ピストン2が下降する時に、軸受け5とロ
ッド3の間に摺動抵抗が生じる。
【0008】本発明はこのような実態を改善するために
創案されたものであり、その目的は圧縮装置の信頼性及
び精度の向上及びコストの低減と使い易さを実現した圧
縮装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための手段を図2、図3、図4及び図5を用いて説明
する。
【0010】本発明は、実質的にシリンダ1とハウジン
グ14を連結する構成とする。
【0011】又、加圧ピストン2とロッド3とハウジン
グ14が下降することにより圧縮ピストン15が物体1
3を圧縮する構成とする。
【0012】又、前記ハウジング14内に密閉された圧
力室16を形成するシール材17が装着された受圧ピス
トン18と圧縮ピストン15を配設し、連結材19で互
いに連結固定する構成とする。
【0013】又、停止時において、圧縮ピストン15と
ハウジング14が相対移動をしないように、ストッパー
20を受圧ピストン18とハウジング14の間に設け
る。又、動作時において、圧縮ピストン15と物体13
が接触した時に、移動するハウジング14がストッパー
20を開放し、圧縮ピストン15と相対移動を開始する
ような構成とする。
【0014】図4、図5に示す別の態様として、ロッド
3にハウジング14を連結する。又、ハウジング14内
に圧力室16を形成するシール材17を装着した圧縮ピ
ストン15を配設し、ハウジング14と圧縮ピストン1
5の間にストッパー20を配設した構成とする。
【0015】以下に、上述してきた本発明の精密圧縮装
置の動作及び作用の説明を行う。
【0016】図2において、先ず、減圧弁A22で所定
の圧力に調整された空気を圧力室16へ導入する。次に
減圧弁11で所定の圧力に調整された空気が切換弁10
を通過してシリンダ1内の第1の圧力室7に導入され、
第2の圧力室8の空気が切換弁10から排出されると、
加圧ピストン2とロッド3は下降を開始する。ロッド3
に取り付けられているハウジング14も又、同時に下降
する。
【0017】圧縮ピストン15は物体13に接触すると
下降を停止するが、ハウジング14は更に下降するの
で、ストッパー20がハウジングから外れる。
【0018】次に図3において、ストッパー20が外れ
てから加圧ピストン2がストッパーB21で停止する迄
の間、ハウジング14の圧力室16の容積は減少し続け
ているので、所定の圧力を維持するために、余剰の空気
は減圧弁A22から排気される。又、大気圧室23の空
気は大気孔24から大気へ解放される。
【0019】圧縮ピストン15が物体13を圧縮する力
は圧縮ピストン15に加わる圧力が一定に維持されるた
めに常に一定になり、又同芯性は受圧ピストン18と圧
縮ピストン15の2点で確保されており軸受けは不要に
なるので、従来の技術に見られるロッド3と軸受け5と
の摺動抵抗は無く、精密な圧縮力が得られる。
【0020】圧縮が終了すると、切換弁10が作動して
第1の圧力室7の空気は排気され、第2の圧力室8に所
定の圧力の空気が導入される。加圧ピストン2は上昇を
開始し、ストッパーA25で停止して一連の動作が終了
する。
【0021】受圧ピストン18の直径が圧縮ピストン1
5の直径よりも小さいので、ストッパー20がハウジン
グ14に接触して上方に引き上げられる迄圧縮ピストン
15が物体13から離脱することはない。
【0022】上述の説明では正圧の空気を例に述べた
が、負圧の場合でも作用は同じである。負圧を使用する
時は圧縮ピストン15の直径を受圧ピストン18の直径
より小さくする。
【0023】本発明の別の態様として請求項5の説明を
図4をもとに行う。
【0024】ハウジング14内の圧縮ピストン15はハ
ウジングに設けられたストッパー20で位置固定されて
いる。加圧ピストン2が加圧されてロッド3が下降する
と、圧縮ピストン15は物体13に接触して移動を停止
する。ハウジング14が移動を続けてストッパー20が
外れると、圧縮ピストン15は物体13を所定の力で圧
縮する。この間、圧力室16の容積が減少するので、余
剰の空気は減圧弁A22から排気される。切換弁10が
作動してロッド3とハウジング14が上昇すると、スト
ッパー20が圧縮ピストン15を引き上げる。加圧ピス
トン2がシリンダ1上部のストッパーA25で停止する
と圧縮ピストン15はもとの位置に復帰して、一連の動
作は終了する。
【0025】図5は別の態様として、加圧ピストン2の
動作圧力を連通孔26で圧力室16に導入する構成であ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明は、実質的にシリンダとハウジン
グを連結する構成とし、ハウジングが移動することによ
り圧縮ピストンが物体を圧縮する。又前記ハウジング内
に密閉された圧力室を形成する直径の異なるピストン配
設し、互いに連結固定する。停止時において、圧縮ピス
トンとハウジングが相対移動をしないように、ストッパ
ーを設ける。又、動作時において、圧縮ピストンが物体
と接触した時に、移動するハウジングが前記ストッパー
を開放し、ピストンとハウジングが相対移動を開始する
ように構成されている。同芯性は受圧ピストンと圧縮ピ
ストンの2点で確保されており、軸受けは不要になるの
で、圧縮装置の信頼性及び精度の向上、及びコストの低
減と使い易さを可能にすることが出来るという極めて優
れた効果を実現出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の圧縮機を示す概略断面図である
【図2】本発明の精密圧縮装置の停止状態を示す概略断
面図である。
【図3】本発明の精密圧縮装置の圧縮状態を示す概略断
面図である
【図4】本発明の別の態様を示す概略断面図である。
【図5】本発明の別の態様を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 加圧ピストン 3 ロッド 5 軸受け 13 物体 14 ハウジング 15 圧縮ピストン 16 圧力室 18 受圧ピストン 20 ストッパー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダに連結されたハウジング、シリ
    ンダのロッドが移動することにより、ハウジングの圧縮
    ピストンが物体を圧縮する圧縮装置において、前記ハウ
    ジング内に密閉された圧力室を形成するシール材を装着
    した受圧ピストンと圧縮ピストンを配設する。前記ピス
    トンは、互いに連結固定されている事を特徴とする精密
    圧縮装置。
  2. 【請求項2】 受圧ピストンの直径は圧縮ピストンの直
    径より小さい事を特徴とする精密圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記ピストンとハウジングの間にストッ
    パーを設ける事を特徴とする精密圧縮装置。
  4. 【請求項4】 移動するハウジングは圧縮ピストンと物
    体が接触した時に、前記ストッパーを開放し、ピストン
    とハウジングが互いに相対移動を開始する事を特徴とす
    る精密圧縮装置。
  5. 【請求項5】 ハウジング内に密閉された圧力室を形成
    するシール材を装着した圧縮ピストンを配設し、ハウジ
    ングと圧縮ピストンの間にストッパーを設ける事を特徴
    とする精密圧縮装置。
JP2000261870A 2000-07-28 2000-07-28 精密圧縮装置 Pending JP2002039113A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015147224A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 住友重機械工業株式会社 複動油圧プレス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015147224A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 住友重機械工業株式会社 複動油圧プレス

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