JP2015146471A - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】アンテナケース内にアンテナ素子を収納してなるアンテナ装置において、アンテナケース裏面からの取付金具の突出量を大きくすることなく、壁面取付後のアンテナ方向の調整可能範囲を広げること。【解決手段】アンテナケース4の裏面に、アンテナ装置2の長手方向の中心軸を挟んで線対称となるよう、一対の金具固定部20、30を設け、その2つの金具固定部20、30の何れか一方に、壁面取付金具40を取り付けるようにする。壁面取付金具40には、壁面当接部42から突出されて、金具固定部20、30を挟持可能な一対の挟持片44、46を設け、この一対の挟持片44、46と金具固定部20、30には、それぞれ、固定用ボルト50を挿通可能な孔部44a、36a及びボルト挿通孔24、34が形成する。【選択図】図2
Description
本発明は、取付金具を利用して建造物の壁面に取付可能なアンテナケース内にアンテナ素子を収納してなるアンテナ装置に関する。
従来、地上波テレビ放送受信用のアンテナ装置として、反射器を板状に形成し、その前面に所定の間隔を開けて放射器を配置することにより構成される、薄型のアンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、この種のアンテナ装置は、反射器及び放射器を構成するアンテナ素子が、矩形で薄型のアンテナケース内に順に収納され、アンテナケースの裏面(反射器が配置される側の外壁面)に取付金具を装着することで、取付金具を介して、取付対象物(建造物の壁面や支柱等)に取り付けられる。
また、この種のアンテナ装置は、取付金具を介して建造物の壁面に取り付けた際、放射器による電波の受信方向がテレビ放送信号を送信している送信アンテナに向くよう、壁面に対するアンテナケースの設置角度を調整する必要がある。
このため、アンテナケースの裏面に装着される取付金具は、壁面への取り付け後に、アンテナケースを水平方向に回動させて、アンテナ装置の方向調整を行うことができるように、2つの金具にて構成されている。
つまり、取付金具は、アンテナケースの裏面中央に固定されるケース側金具と、建造物の壁面に取り付けられる壁面側金具とにより構成され、壁面側金具の上下に、固定用ボルトを介してケース側金具を軸支するための一対の支持片を突設することで、壁面に対するアンテナケースの向きを調整できるようにされている。
しかしながら、従来の取付金具は、ケース側金具がアンテナケースの裏面中央に固定されることから、アンテナ方向の調整可能範囲(水平方向の角度)を広げるには、アンテナケース裏面からの取付金具全体の突出量を大きくして、アンテナケースの裏面と壁面との間隔を広げる必要がある。
従って、上記従来のアンテナ装置において、壁面取付時のアンテナ方向の調整可能範囲を広げるには、取付金具を大きくしなければならず、アンテナ装置全体の大型化を招くという問題がある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、アンテナケース内にアンテナ素子を収納してなるアンテナ装置において、アンテナケース裏面からの取付金具の突出量を大きくすることなく、壁面取付後のアンテナ方向の調整可能範囲を広げることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、
電波を透過可能な樹脂にて形成されたアンテナケース内にアンテナ素子を収納してなるアンテナ装置において、
前記アンテナケースの裏面で、当該アンテナ装置の中心軸を挟んで互いに対向する端部2箇所に突設され、前記中心軸に平行な軸方向に固定用ボルトを挿通可能なボルト挿通孔を有する一対の金具固定部と、
前記一対の金具固定部の何れか一方に選択的に装着されて、前記固定用ボルトを介して前記アンテナケースの裏面に固定される壁面取付金具と、
を備え、前記壁面取付金具は、
建造物の壁面に当接して固定可能な板状の壁面当接部と、
該壁面当接部の板面から突出されて前記金具固定部を前記ボルト挿通孔の両端側から挟持可能な一対の挟持片と、
を備え、前記一対の挟持片には、それぞれ、前記金具固定部を挟持した際に前記ボルト挿通孔に連通する孔部が形成されていることを特徴とする。
電波を透過可能な樹脂にて形成されたアンテナケース内にアンテナ素子を収納してなるアンテナ装置において、
前記アンテナケースの裏面で、当該アンテナ装置の中心軸を挟んで互いに対向する端部2箇所に突設され、前記中心軸に平行な軸方向に固定用ボルトを挿通可能なボルト挿通孔を有する一対の金具固定部と、
前記一対の金具固定部の何れか一方に選択的に装着されて、前記固定用ボルトを介して前記アンテナケースの裏面に固定される壁面取付金具と、
を備え、前記壁面取付金具は、
建造物の壁面に当接して固定可能な板状の壁面当接部と、
該壁面当接部の板面から突出されて前記金具固定部を前記ボルト挿通孔の両端側から挟持可能な一対の挟持片と、
を備え、前記一対の挟持片には、それぞれ、前記金具固定部を挟持した際に前記ボルト挿通孔に連通する孔部が形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記壁面当接部の板面は矩形形状であり、
前記一対の挟持片は、前記壁面当接部を形成する一つの辺の両端に設けられていることを特徴とする。
前記壁面当接部の板面は矩形形状であり、
前記一対の挟持片は、前記壁面当接部を形成する一つの辺の両端に設けられていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置において、
前記一対の金具固定部は、前記ボルト挿通孔に支持棒が挿通されることで、前記壁面取付金具に代えて、前記支持棒を備えた支持台を装着可能であることを特徴とする。
前記一対の金具固定部は、前記ボルト挿通孔に支持棒が挿通されることで、前記壁面取付金具に代えて、前記支持棒を備えた支持台を装着可能であることを特徴とする。
請求項1に記載のアンテナ装置においては、アンテナケースの裏面で、アンテナ装置の中心軸を挟んで互いに対向する端部2箇所に、金具固定部が設けられており、その2つの金具固定部の何れか一方に、壁面取付金具を取り付けるように構成されている。
また、壁面取付金具には、壁面当接部から突出されて、金具固定部を挟持可能な一対の挟持片が設けられており、しかも、この一対の挟持片と金具固定部とには、それぞれ、固定用ボルトを挿通可能な孔部及びボルト挿通孔が形成されている。
このため、壁面取付金具を金具固定部に装着して、これら各部を固定用ボルトを介して連結し、固定用ボルトを締め付けることにより、壁面取付金具をアンテナケースにしっかりと固定することができる。
また、その締め付けを緩めることにより、アンテナケースに対する壁面取付金具の取付角度(詳しくは、壁面取付金具の壁面当接部の板面とアンテナケースの裏面との角度)を調整できる。
また、金具固定部は、アンテナケースの端部2箇所に設けられていることから、各金具固定部に壁面取付金具を装着した際に調整可能なアンテナ方向の角度範囲は異なる。
つまり、アンテナケースの裏面の左端に設けられた金具固定部に壁面取付金具を装着した際には、アンテナ方向を、取付対象となる壁面に直交する正面方向から左方向に大きく(例えば、約90度)変化させることができ、アンテナケースの裏面の右端に設けられた金具固定部に壁面取付金具を装着した際には、アンテナ方向を、取付対象となる壁面に直交する正面方向から右方向に大きく(例えば、約90度)変化させることができる。
つまり、アンテナケースの裏面の左端に設けられた金具固定部に壁面取付金具を装着した際には、アンテナ方向を、取付対象となる壁面に直交する正面方向から左方向に大きく(例えば、約90度)変化させることができ、アンテナケースの裏面の右端に設けられた金具固定部に壁面取付金具を装着した際には、アンテナ方向を、取付対象となる壁面に直交する正面方向から右方向に大きく(例えば、約90度)変化させることができる。
従って、本発明のアンテナ装置によれば、アンテナケース裏面からの金具固定部の突出量及び壁面取付金具の壁面当接部からの挟持片の突出量を、これら各部を固定用ボルトにて連結するのに必要な量にするだけで、建造物の壁面の略全域(換言すれば180度の範囲)で、アンテナ方向を調整できるようになり、上記従来のように、アンテナケース裏面からの取付金具の突出量を大きくすることなく、アンテナ方向の調整可能範囲を広げることができる。
ここで、壁面取付金具において、壁面当接部の板面から突出される一対の挟持片は、壁面当接部の板面の中心部分から突出させるようにしてもよいが、アンテナ装置を壁面に固定した際、壁面取付金具がアンテナケースにて隠れるようにするには、請求項2に記載のように、壁面当接部の板面を矩形形状にし、一対の挟持片は、壁面当接部を形成する一つの辺の両端に設けるようにするとよい。
つまり、このようにすれば、アンテナケースの裏面で金具固定部よりも外側に大きくはみ出すことなく、壁面取付金具をアンテナケースの金具固定部に取り付けることができる。よって、請求項2に記載のアンテナ装置によれば、建造物の壁面に設置した際に、壁面取付金具をアンテナケースにて隠し、建造物に対し見栄えよくアンテナ装置を設置することができる。
また、アンテナケースの裏面に設けられる一対の金具固定部は、壁面取付金具の固定専用にする必要はなく、請求項3に記載のように、ボルト挿通孔に支持棒が挿通されることで、壁面取付金具に代えて、支持棒を備えた支持台を装着できるようにしてもよい。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1に示すように、本実施形態のアンテナ装置2は、UHF帯のテレビ放送電波を受信するためのものであり、放射器及び反射器を、電波を透過可能な合成樹脂製で防水型のアンテナケース4内に収納することにより構成されている。
図1に示すように、本実施形態のアンテナ装置2は、UHF帯のテレビ放送電波を受信するためのものであり、放射器及び反射器を、電波を透過可能な合成樹脂製で防水型のアンテナケース4内に収納することにより構成されている。
ここで、アンテナケース4内に収納される放射器は、金属板等からなる導電材料の薄板を、例えば金型を使って打ち抜き成形することにより構成されたスケルトンスロットアンテナにて構成される。
また、反射器も、金属板等からなる導電材料の薄板を、例えば金型を使って所定の形状に打ち抜き成形することにより構成される。そして、放射器及び反射器は、アンテナケース4内に間隔を空けて対向配置される。
このため、アンテナケース4は、厚みのない薄型で矩形の箱形状になっている。なお、こうした放射器及び反射器の構成については、特許文献1に記載されており、本願発明の主要部ではないので、詳細な説明は省略する。
次に、アンテナケース4は、反射器の板面よりも大きい開口部を有する矩形で扁平なケース本体6と、このケース本体6に放射器及び反射器を収納した状態で開口部を閉塞するカバー8とから構成されている。
そして、アンテナ装置2の底面(詳しくはケース本体6の長手方向一端側の側壁)には、アンテナケース4内の放射器の給電点に接続されたF型接栓10を固定すると共に、その固定部分を囲んで、F型接栓10とF型コネクタ(図示せず)との接続部分を保護する端子保護部12が形成されている。
また、端子保護部12を挟んでケース本体6の底部両側には、金具固定部20、30が一体形成されている。
金具固定部20、30は、壁面取付金具40(図2〜図5参照)や支持台60(図6参照)を固定するためのものであり、ケース本体6の裏面から後方に突出するように形成されている。
金具固定部20、30は、壁面取付金具40(図2〜図5参照)や支持台60(図6参照)を固定するためのものであり、ケース本体6の裏面から後方に突出するように形成されている。
また、金具固定部20、30は、アンテナ装置2の長手方向の中心軸を挟んで線対称となるよう、ケース本体6の左右の側壁に沿って形成されており、ケース本体6の裏面から突出した部分は、アンテナ装置2の長手方向に細長い矩形形状になっている。
そして、各金具固定部20、30には、壁面取付金具40の固定用ボルト50を挿通するためのボルト挿通孔24、34、及び、固定用ボルト50をボルト挿通孔24、34に案内するためのガイド部22、32が形成されている。
なお、ボルト挿通孔24、34は、金具固定部20、30の長手方向(換言すれば、アンテナ装置2の中心軸に平行な軸方向)に形成されており、ガイド部22、32は、ボルト挿通孔24、34に対しアンテナ装置2の下方から固定用ボルト50を挿通できるように、ボルト挿通孔24、34の下方の開口端側に形成されている。
次に、壁面取付金具40は、アンテナ装置2を建造物の壁面や支柱に取り付けるためのものであり、板状で矩形形状の壁面当接部42と、壁面当接部42の上下端縁から壁面当接部42の板面と直交する方向に突設された一対の挟持片44、46を備える。
挟持片44、46は、壁面取付金具40を金具固定部20又は30に装着する際、金具固定部20、30をボルト挿通孔24、34の両端側から挟持させるためのものであり、金属板をプレス加工することにより、壁面当接部42と共に一体形成される。このため、壁面当接部42の挟持片44、46間の長さは、金具固定部20、30の長手方向の長さと略一致する。
また、挟持片44、46には、それぞれ、金具固定部20又は30を挟持させた際に、ボルト挿通孔24、34と連通する孔部44a、46aが設けられており、その孔部44a、46aの外側には、固定用ボルト50の先端部分に形成されたねじ山(図5参照)と螺合可能なナット44b、46bが固定されている。
なお、固定用ボルト50は、先端部分に雄ねじとなるねじ山が形成されており、その先端部分から頭部に至る胴部は、ナット44b、46bに挿通できるよう、径が細くなっている。
また、壁面当接部42は、挟持片44、46が突出した側の面とは反対側の面を、アンテナ装置2の取り付け対象となる建造物の壁面に当接させて、ねじ等で固定するものであり、その板面には、壁面固定用のねじを挿通するためのねじ孔42aが設けられている。
また、壁面当接部42の板面には、アンテナ装置2を支柱に固定する際に、支柱に対し壁面取付金具40(延いてはアンテナ装置2)を位置決めするための溝部42b、及び、支柱に対し壁面取付金具40を固定するためのU字ボルト(図示せず)を挿通するための挿通孔42cも設けられている。
このように構成された壁面取付金具40は、例えば、下方の挟持片46に設けられたナット46bに固定用ボルト50の先端部分を螺合させた状態で、金具固定部20に装着し、その後、固定用ボルト50をボルト挿通孔24に挿通して、上方の挟持片44に設けられたナット44bに螺合することにより、アンテナ装置2の一方の金具固定部20に取り付けられる(図3、図4参照)。
この状態では、壁面取付金具40は、固定用ボルト50を中心としてアンテナ装置2に対し回動可能である。従って、壁面取付金具40が建造物の壁面に固定されていれば、図4(a)に点線で示すように、アンテナ装置2の建造物壁面への取り付け角度を、アンテナ装置2からの電波の放射方向を、建造物壁面に直交する方向から、壁面取付金具40が取り付けられた金具固定部20側へと、約90度変化させることができる。
また、固定用ボルト50を更に締め付けることにより、壁面取付金具40をアンテナ装置2にしっかりと固定できることから、壁面取付金具40を建造物の壁面に固定して、上記のようにアンテナ方向を調整した後、固定用ボルト50を締め付ければ、アンテナ装置2を建造物の壁面に対し所望の角度で固定することができる。
なお、壁面取付金具40は、図5に示すように、挟持片44と挟持片46とを上下に配置した際、その間の中心を水平方向に通る軸A−Aを中心として、線対称となるように構成されており、各挟持片44、46は、壁面当接部42において、軸A−Aと直交する一方の辺(図5では右側の辺)側に偏心した端部位置に配置されている。
つまり、壁面取付金具40は、軸A−Aを中心として線対称となるように構成することで、固定用ボルト50の取り付け方向を変更することにより、金具固定部30にも、金具固定部20と同様に装着できるようにしている。
また、挟持片44、46を、壁面取付金具40の左右の辺の中心位置に配置するのではなく、一方の辺側に配置することで、金具固定部20、30に壁面取付金具40を装着した際、壁面取付金具40がアンテナケース4の後ろに隠れて、アンテナ装置2を建造物の壁面に設置したときの見栄えがよくなるようにしている。
次に、支持台60は、2つの金具固定部20を利用してアンテナ装置2の底面に取り付けることで、アンテナ装置2を室内等に設置できるようにするものであり、アンテナ装置2を載置可能に構成された板状部材にて構成されている。
そして、支持台60におけるアンテナ装置2の載置面には、アンテナ装置2を載置した際に、金具固定部20、30のガイド部22、32を通って、ボルト挿通孔24、34に挿通される一対の支持棒62、64が設けられている。
以上説明したように、本実施形態のアンテナ装置2においては、アンテナケース4の裏面に、アンテナ装置2の長手方向の中心軸を挟んで線対称となるよう、一対の金具固定部20、30が設けられており、その2つの金具固定部20、30の何れか一方に、壁面取付金具40を取り付けるように構成されている。
また、壁面取付金具40には、壁面当接部42から突出されて、金具固定部20、30を挟持可能な一対の挟持片44、46が設けられており、しかも、この一対の挟持片44、46と金具固定部20、30には、それぞれ、固定用ボルト50を挿通可能な孔部44a、36a及びボルト挿通孔24、34が形成されている。
このため、壁面取付金具40を金具固定部20又は30に装着して、これら各部を固定用ボルト50を介して連結し、固定用ボルト50を締め付けることにより、壁面取付金具40をアンテナケース4にしっかりと固定することができる。
また、その締め付けを緩めることにより、アンテナケース4に対する壁面取付金具40の取付角度を調整できる。そして、図4に示したように、その取付角度は、一方の金具固定部20において、約90度変化させることができるので、壁面取付金具40を取り付ける金具固定部を変更すれば、取付角度を約180度の範囲で変化させることができる。
よって、本実施形態のアンテナ装置2によれば、アンテナケース4の裏面からの金具固定部20、30の突出量及び壁面取付金具40の壁面当接部42からの挟持片44、46の突出量を、これら各部を固定用ボルト50にて連結するのに必要な量にするだけで、建造物の壁面の略全域(約180度の範囲)でアンテナ方向を調整できるようになる。このため、従来のように、アンテナケース4の裏面からの壁面取付金具の突出量を大きくすることなく、アンテナ方向の調整可能範囲を広げることができる。
また、壁面取付金具40は、図5に示す軸A−Aを中心として線対称となるように構成されており、各挟持片44、46は、その軸A−Aと直交する一方の辺側に偏心した端部位置に配置されていることから、壁面取付金具40は、金具固定部20、30の両方に装着できるだけでなく、金具固定部20、30の何れに装着した際にでも、壁面取付金具40をアンテナケース4の後ろに隠し、アンテナ装置2を建造物の壁面に設置したときの見栄えをよくすることができる。
なお、壁面取付金具40において、ナット44b、46bは、金具固定部20又は30に装着する際、下方に配置されるナット(図2に示すナット46b)が、固定用ボルト550の抜止防止用ナットとして機能し、上方に配置されるナット(図2に示すナット44b)が、固定用ボルト55の締付用ナットとして機能する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、固定用ボルト50は、アンテナ装置2の下方からボルト挿通孔24、34に挿通するものとして説明したが、アンテナ装置2の上方から挿通するようにしてもよい。
例えば、上記実施形態では、固定用ボルト50は、アンテナ装置2の下方からボルト挿通孔24、34に挿通するものとして説明したが、アンテナ装置2の上方から挿通するようにしてもよい。
また、挟持片44、46は、壁面当接部42の一方の辺側に偏心した位置に設けるものとして説明したが、壁面当接部42の中心位置に設けるようにしてもよい。
2…アンテナ装置、4…アンテナケース、6…ケース本体、8…カバー、10…F型接栓、12…端子保護部、20…金具固定部、22…ガイド部、24…ボルト挿通孔、30…金具固定部、32…ガイド部、34…ボルト挿通孔、40…壁面取付金具、42…壁面当接部、42a…ねじ孔、42b…溝部、42c…挿通孔、44,46…挟持片、44a,46a…孔部、44b,46b…ナット、50…固定用ボルト、60…支持台、62…支持棒。
Claims (3)
- 電波を透過可能な樹脂にて形成されたアンテナケース内にアンテナ素子を収納してなるアンテナ装置において、
前記アンテナケースの裏面で、当該アンテナ装置の中心軸を挟んで互いに対向する端部2箇所に突設され、前記中心軸に平行な軸方向に固定用ボルトを挿通可能なボルト挿通孔を有する一対の金具固定部と、
前記一対の金具固定部の何れか一方に選択的に装着されて、前記固定用ボルトを介して前記アンテナケースの裏面に固定される壁面取付金具と、
を備え、前記壁面取付金具は、
建造物の壁面に当接して固定可能な板状の壁面当接部と、
該壁面当接部の板面から突出されて前記金具固定部を前記ボルト挿通孔の両端側から挟持可能な一対の挟持片と、
を備え、前記一対の挟持片には、それぞれ、前記金具固定部を挟持した際に前記ボルト挿通孔に連通する孔部が形成されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 前記壁面当接部の板面は矩形形状であり、
前記一対の挟持片は、前記壁面当接部を形成する一つの辺の両端に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記一対の金具固定部は、前記ボルト挿通孔に支持棒が挿通されることで、前記壁面取付金具に代えて、前記支持棒を備えた支持台を装着可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置。
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