JP2015146069A - 基板処理装置、基板処理装置の流体吐出監視方法、および記憶媒体 - Google Patents

基板処理装置、基板処理装置の流体吐出監視方法、および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】処理レシピにより定義されている処理流体の吐出が適切になされているかを正確に監視する。【解決手段】基板処理が行われているときに、ログ監視部(602)が、各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを蓄積する。主制御部(601)から、少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータがログ監視部に送られる。ログ監視部において、蓄積された時刻と関連付けられたログデータから、当該処理ステップが実行された時刻における処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、処理流体の吐出が処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断する。【選択図】図3

Description

本発明は、基板に処理流体を供給することにより基板に所定の処理を施す基板処理装置において、基板に適正に処理流体が供給されているか否かを監視する技術に関する。
半導体装置の製造工程には、基板例えば半導体ウエハに薬液や気体等の処理流体を供給することにより、当該ウエハにエッチング処理、洗浄処理等の処理を施す処理工程が含まれる。このような処理工程は、多数の処理ユニットを含む基板処理装置により実行される。
各処理ユニットでは、所定の処理レシピに従って、ウエハに所定の処理が施される。処理レシピとは、各処理工程において、ウエハに対して施される処理の条件を詳細に定義したデータである。処理レシピにおいて定義され処理条件は、ウエハ回転数、処理時間、処理液や気体の分配(ディスペンス)、ノズル位置等多岐にわたる。
最近では、一台の処理システムで多種多様の処理を実行できるよう、多数の処理レシピが用意される。処理レシピの数が多くなってくると、装置の使用者はレシピ実行プログラムが多数のレシピの各々を適切に実行できることを確認する動作検証に膨大な時間がかかる。
上記の課題を解決するための装置として、特許文献1には、処理レシピデータに従い基板処理装置を動作させるための動作命令を発生するレシピ実行プログラムと、このレシピ実行プログラムが実際に発生した動作命令をログデータとして出力するログ出力プログラムと、ログデータと処理レシピデータに定義された処理内容を比較する比較チェックプログラムとを備えた基板処理装置が記載されている。特許文献1に記載された技術は、装置の使用者によるレシピ実行プログラムのデバッグの大幅な省力化に寄与する。
しかし、特許文献1のような動作命令ログのチェックだけでは、処理レシピの各処理ステップにおいて定義される各デバイスの動作が実際に適切に行われたかまでは正確に判定できない。つまり特許文献1の手法では、動作命令ログにおいて動作命令が適切に発生してさえいれば、各デバイスの処理エラー(例えば、処理液を吐出すべきタイミングでノズルから液が出ていない)が生じたときでも、レシピ自体は適切に実行したと判断してしまう。
特許第4428710号公報
本発明は、処理レシピにより定義されている処理流体の吐出が適切に行われているか否かを正確に判定する技術を提供するものである。
本発明は、基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し、前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの処理ユニットと、処理レシピに基づいて前記処理ユニットの動作を制御する動作命令を発生する主制御部と、前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視部と、を備え、前記ログ監視部は、前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを蓄積し、前記主制御部は、前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記ログ監視部に送り、前記ログ監視部は、前記ログ監視部に蓄積された時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断する、基板処理装置を提供する。
また、本発明は、基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し、前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの処理ユニットと、処理レシピに基づいて前記処理ユニットの動作を制御する動作命令を発生する主制御部と、前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視部と、
を備えた基板処理装置における流体吐出監視方法において、前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを前記ログ監視部に蓄積するステップと、前記主制御部により、前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記ログ監視部に送るステップと、前記ログ監視部により、前記ログ監視部に蓄積された時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における前記処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、前記処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断するステップと、前記ログ監視部による判断の結果を前記主制御部に送信するステップと、を備えた流体吐出監視方法を提供する。
さらに、本発明は、基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生する基板処理制御装置と通信可能であり、前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視装置であって、前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを蓄積する蓄積部と、前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記基板処理制御装置から受信する受信部と、前記蓄積部に蓄積された時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断の結果を前記基板処理制御装置に送信する送信部と、を備えるログ監視装置を提供する。
さらにまた、本発明は、基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生する基板処理制御装置と通信を行い、前記処理流体ノズルの吐出を監視する流体吐出監視方法であって、前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを蓄積部に蓄積する蓄積ステップと、前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記基板処理制御装置から受信する受信ステップと、前記蓄積部に蓄積された時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにおける判断の結果を前記基板処理制御装置に送信する送信ステップと、を備える流体吐出監視方法を提供する。
また、本発明は、基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生する基板処理制御装置と通信を行い、前記処理流体ノズルの流体吐出を監視する上記の流体吐出監視方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体を提供する。
また、本発明は、基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生することができ、前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視装置と通信可能な基板処理制御装置であって、前記処理ユニットにて基板に流体処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを前記ログ監視装置に送信するログデータ送信部と、前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記ログ監視装置に送信する時刻データ送信部と、前記ログ監視装置が受信した時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断した結果を受信する受信部と、を備える基板処理制御装置を提供する。
さらにまた、本発明は、基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生し、前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視装置と通信して流体吐出の監視を行う流体吐出監視方法であって、前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを前記ログ監視装置に送信するログデータ送信ステップと、前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記ログ監視装置に送信する時刻データ送信ステップと、前記ログ監視装置が受信した時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断した結果を受信する受信ステップと、を備える流体吐出監視方法を提供する。
さらにまた、本発明は、基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生し、前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視装置と通信して流体吐出の監視を行う上記の流体吐出監視方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体を提供する。
本発明によれば、処理流体の吐出を監視することにより、処理レシピが適切に実行されているか否かをより確実かつ適切に判定することができる。
基板処理システムの全体構成を示す概略平面図。 処理ユニットおよびそれに付随する処理液供給手段及び制御手段。 主制御部とログ監視部との間でのデータのやりとりを説明するブロック図である。 処理レシピを説明するための図である。 ディスペンス情報を説明するための図である。 レシピステップ情報を説明するための図である。 ログ監視部において行われる判断について説明するための図である。 ログデータに基づいて作成されユーザインタフェイスに表示されるグラフの一例を示す図。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚のウエハWを水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウエハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウエハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウエハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウエハWを取り出し、取り出したウエハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウエハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウエハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウエハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
次に、処理ユニット16の概略構成について図2を参照して説明する。図2は、処理ユニット16の概略構成を示す図である。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウエハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウエハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウエハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源70に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウエハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
次に、処理流体供給部40について詳述する。処理流体供給部40は、ウエハWの表面に薬液A例えばDHF(希フッ酸)を供給する薬液ノズル410A(ノズル1とも呼ぶ)、ウエハWの表面にリンス液としてのDIW(純水)を供給するリンスノズル(ノズル2とも呼ぶ)420A、ウエハWの裏面に薬液Aを供給する薬液ノズル410B、及びウエハWの裏面にリンス液としてのDIW(純水)を供給するリンスノズル420Bを有する。処理流体供給部40には、スピン乾燥処理を行う際にウエハWの表裏面にそれぞれ窒素ガスを供給するガスノズルも含まれるが、図示は省略している。
薬液ノズル410A、410Bには、処理流体供給源70の一部を成す薬液供給源411から、薬液供給機構412を介して薬液が供給される。薬液供給機構412は、薬液ノズル410A、410Bにそれぞれ接続される薬液供給ライン413A、413Bを有しており、これらの薬液供給ラインには、上流側から順にLFC(液体フローコントローラ)414A、414B及び開閉弁415A、415Bがそれぞれ介設されている。薬液供給ライン413A、413Bからそれぞれ、ドレンライン416A、416Bが分岐しており、これらのドレンラインには開閉弁417A、417Bが介設されている。
リンスノズル420A、420Bには、処理流体供給源70の一部を成すリンス液供給源421から、リンス液供給機構422を介してリンス液が供給される。リンス液供給機構422は、リンスノズル420A、420Bにそれぞれ接続されるリンス液供給ライン423A、423Bを有しており、これらの供給ラインには、上流側から順にLFC424A、424B及び開閉弁425A、425Bがそれぞれ介設されている。リンス液供給ライン423A、423Bからそれぞれ、ドレンライン426A、426Bが分岐しており、これらのドレンラインには開閉弁427A、427Bが介設されている。
図2では長方形で概略的に示したLFC(414A、414B、424A、424B)は、フローメータ(流量計)および流量制御弁若しくは圧力制御弁を備えており、当該LFCが介設されたラインを所定の流量の液体が流れるように制御するデバイスである。
薬液ノズル410A及びリンスノズル420Aは、ノズルアーム430Aに取り付けられている。ノズルアーム430Aは、ウエハWの中心部の上方に薬液ノズル410A及びリンスノズル420Aを位置させる処理ポジション(C)と、薬液ノズル410A及びリンスノズル420AをウエハWの上方から外れた位置に位置させるホームポジション(H)の間を移動する。本例では、薬液ノズル410B及びリンスノズル420Bは、固定されていて動かないノズルであるものとする。
この処理ユニット16は、さらに別の処理液をウエハWに供給する処理液ノズルを保持する別のノズルアーム430Bを有している。本明細書において、ノズルアーム430Bをアーム1、ノズルアーム430Aをアーム2と呼ぶこともある。
次に、図1に概略的に示された基板処理システム1の制御装置4の詳細について図2を参照して説明する。
制御装置4は、基板処理システム1の全体の動作を制御する主制御部(MC)601と、ログ監視部(TL)602とを有している。主制御部601は、当該主制御部601の下位コントローラとして薬液供給機構412及びリンス液供給機構422の動作を制御する流れ制御部603を有している。流れ制御部603は、処理ユニット(「モジュール」とも呼ぶ)16毎に設けられている。従って、基板処理システム1は、処理ユニット16の数に応じた流れ制御部603、603’を有する。
主制御部601及びログ監視部602は、別々のコンピュータ、すなわち主制御部601としての機能を実現するためのレシピ実行プログラムをインストールした1つのコンピュータと、ログ監視部602としての機能を実現するためのログ監視プログラムをインストールした他の1つのコンピュータとから構成することができる。この場合、主制御部601とログ監視部602は、有線通信例えば通信ケーブル、または無線通信により交信することができる。主制御部601には、ログ出力プログラムもインストールされている。
主制御部601及びログ監視部602をレシピ実行プログラム及びログ監視プログラム等がインストールされた1つのコンピュータにより構成することも可能である。
複数の基板処理システム1が設置された半導体製造工場においては、基板処理システム1毎に主制御部601(601’)及びログ監視部602(602’)が設けられる。各主制御部601(601’)及びログ監視部602(602’)は、例えば、ローカルエリアネットワークを介してホストコンピュータ(HOST)610に接続されている。各基板処理システム1の主制御部601は、上位コンピュータであるホストコンピュータ610の指令に基づき、当該基板処理システム1に様々な処理を行わせる。
次に、基板処理システム1の作用について説明する。ここで、これから基板処理システム1は、図1に示した複数の処理ユニット16のうちのいずれか一つを用いて、図4に記載された処理レシピにて定義された一連の処理をウエハWに施そうとしているものとする。
図4に記載された処理レシピは、基板処理システム1において、ウエハWに対して、薬液Aを用いた洗浄処理、DIWを用いたリンス処理、及び振り切り乾燥処理を順次行わせるためのものである。図4に記載された処理レシピは、説明の簡略化のため一部が省略されている。
本例では、処理レシピは10工程(10個のステップ)を含んでいる。
各ステップにおいて、時間(秒)、ウエハ回転数(rpm)、ディスペンス状態、流量(ml/min)(ミリリットル/分)、アーム1,2の位置、カップ状態が定義される。
上記の項目について説明する。
「時間」はそのステップの開始から終了までの時間を意味する。
「ウエハ回転数」はそのステップ中におけるウエハWの回転数を意味する。なお、1ステップ中に回転数の増減がある場合もあり、その場合には回転加速度も定義されるが、ここでは説明の簡略化のため回転数は一定とした。
「ディスペンス状態」では、処理流体(処理液)を吐出しているノズル及びそのノズルから吐出される処理液の種類が定義される。
「流量」は対応するノズルからの単位時間当たりの吐出流量を意味する。
「アーム位置」はアーム1、2の位置を意味し、本例では処理ポジション(C)及びホームポジション(H)がある。
「カップ状態」は図2には詳細に図示されていない回収カップ50の状態を定義している。
なお、図4には記載していないが、処理レシピにはFFU21の運転状態や、他の図示していないデバイスの状態も含めることができる。
具体的には、例えば、ステップ1において、項目「ディスペンス状態」「20/アーム2・ノズル1/薬液A」というのは、「アーム2(第2ノズルアーム430A)のノズル1(薬液ノズル410A)を用いて薬液Aを吐出する」という処理液のディスペンス状態を意味しており、左端の「20」は、当該ディスペンス状態に付与されたID番号である。ID番号は、異なるディスペンス状態を区別するためのものであり、同じディスペンス状態に対しては同じID番号が割り当てられる。
また、ステップ1の、「34/裏面ノズル/薬液A」というのは、「裏面ノズル(薬液ノズル410B)を用いて薬液Aを吐出する」という処理液のディスペンス状態を意味しており、左端の「34」は、当該ディスペンス状態に付与されたID番号である。
ステップ1では、5秒間の間、ウエハWを300rpmで回転させ、薬液ノズル410A(ノズル1)から流量1500ml/minでウエハWの表面に薬液Aを供給するとともに、薬液ノズル410B(裏面ノズル)から流量1000ml/minでウエハWの表面に薬液Aを供給する。このとき、薬液ノズル410Aを保持する第2ノズルアーム430A(アーム2)がウエハ中央部上方の処理ポジション(C)に位置し、別のノズルアーム430Bがホームポジション(H)に位置している。
ステップ2以降についても簡単に説明する。ステップ2は、ステップ1に対して、時間及びウエハ回転数のみが異なり他はステップ1と同じである。
ステップ3では、ステップ1では、7秒間の間、ウエハWを500rpmで回転させ、リンスノズル420A(ノズル2)から流量1500ml/minでウエハWの表面にリンス液であるDIW)を供給するとともに、リンスノズル420B(裏面ノズル)から流量1000ml/minでウエハWの表面にDIWを供給する。このときも、薬液ノズル410Aを保持する第2ノズルアーム430A(アーム2)がウエハ中央部上方の処理ポジション(C)に位置し、別のノズルアーム430Bがホームポジション(H)に位置している。
上記と並行して、薬液Aの吐出を終了した薬液ノズル410A、薬液ノズル410Bに関連する供給ライン413A,413Bに接続されたドレンライン416A,416Bに介設された開閉弁417A,417Bが開かれ、ドレンライン416A,416Bのドレンが行われる。この操作と関連するディスペンス状態のID番号は「59」と「45」である。
図4の表に示したステップ9、10は、リンス処理を終えた後に、ウエハWを高速回転させることにより行われる振り切り乾燥工程である。ステップ4〜8の記載は省略している。
主制御部601は、レシピ実行プログラムを実行することにより、上記の処理レシピに基づいて前記処理ユニットの動作を制御する動作命令を発生する。
上記の各ステップにおける各ノズルからの処理液の吐出操作、並びにドレン操作は、主制御部601の下位の制御部である流れ制御部603が、上記の動作命令に基づいてLFC(414A、414B、424A、424B)、開閉弁(415A、415B、425A、425B、417A、417B、427A、427B)等を制御することにより行われる。流れ制御部603は、これらのLFC及び開閉弁に制御信号を送信し、また、LFCに含まれるフローメータ(図示せず)から流量検出信号(流量値を表す信号)を受け取ることができる。
流れ制御部603が受け取った流量検出信号は主制御部601に送られ、主制御部601は、ログ出力プログラムの実行により、流量検出信号をログ監視部602に送ることができる。
以下に流量監視に関する一連にデータ処理の流れについて、図3〜図7を参照して説明する。
ウエハWが処理ユニット16に搬入されるに先立ち、主制御部601は、ログ監視部602に「ディスペンス情報」を送信する(ステップS101)。本実施形態では、「ディスペンス情報」は、主制御部601とログ監視部602が起動したタイミングで一度だけ送信されるが、これに限定されず、実際に液処理のためにウエハWが処理ユニット16に搬入される直前に送信するようにしても良い。ディスペンス情報は、概念として図5の表で示されるようなものであり、ディスペンス状態のID番号と、そのディスペンス状態が実現されているときに、ウエハWに向けて吐出されている処理液の流量を検出することができるフローメータを内蔵したLFC(414A、414B、424A、424B)の番号を関連付ける(紐付けする)ものである。例えば、「ディスペンス状態」のID番号が「20」のときには、薬液ノズル410Aから薬液Aが吐出され、その吐出流量を測定しうるのはLFC414Aを構成するフローメータであることが、図5の表の最上段に示されている。このディスペンス情報は、ログ監視部602の記憶領域に記憶される。なお、ディスペンス情報は各処理ユニット16に紐付く情報である。例えば、各処理ユニット16で薬液ノズル種類が異なれば、ディスペンス情報も異なる。
ウエハWが基板搬送装置17(図1を参照)により処理ユニット16に搬入され、主制御部601はログ監視部602に「トレースデータ」を送信する(ステップS102)。トレースデータには、処理ユニット16内の各種デバイスの運転状態を示すさまざまなパラメータ値が含まれる。トレースデータには、例えば、処理ユニット16内に設けられた任意のセンサの検出データ(アーム位置、駆動部(モータ)33の回転数、ウエハW周辺温度/湿度等)を含めることができる。本実施形態においては、トレースデータは、少なくともLFC414A、414B、424A、424Bのフローメータの検出値を含んでいる。
ログ監視部602は、受け取ったトレースデータを処理液の吐出のログデータとして記憶領域に蓄積する。トレースデータは、後述の監視結果判定を行うに必要十分な精度で判定が行われるような一定の時間間隔、具体的には例えば1秒おきに、主制御部601からログ監視部602に送信される。なお、本実施形態では、トレースデータの送信は、常時実行されているものとするが、これに限らず、ウエハWが処理ユニット16に搬入され、処理ユニット16から搬出されるまでの期間のみ継続されるよう構成してもよい。
ここで、上記のように1秒おきにトレースデータが送信される場合には、時刻HH時MM分SS秒000ミリ秒から時刻HH時MM分SS秒999ミリ秒までの1秒間の時間区間における検出値を、時刻HH時MM分SS秒におけるトレースデータとして送信するものとする。具体的には例えば、16時48分44秒300ミリ秒から16時48分45秒700ミリ秒までの間にLFC414Aにおいて継続的に流れが検出され、16時48分44秒300ミリ秒から16時48分44秒999ミリ秒までの間に500mlの流量が検出され、16時48分45秒000ミリ秒から16時48分45秒700ミリ秒までの間に600mlの流量が検出されたとするなら、LFC414Aの検出値についてのトレースデータは「16時48分44秒/500ml」、「16時48分45秒/600ml」という形式となる。なお、ログ監視部602が流れ制御部603からの流量検出信号を主制御部601を介さずに直接受け取ることができるよう構成するのであれば、ログ監視部602自体が上記のような検出値と時刻との関連付けを行ってもよい。
処理ユニット16に搬入されたウエハWに対して、レシピ実行プログラムを実行する主制御部601の制御の下で、図4に示された処理レシピに従った一連の処理が施される。
処理が開始されると同時に(あるいはその前後に)、主制御部601はログ監視部602に「レシピ情報」を送信し、ログ監視部602はこれを受信する(ステップS103)。レシピ情報とは、図4に示したようなレシピの情報である。
一枚のウエハWに対する一連の処理が終了すると、主制御部601はログ監視部602に「レシピステップ情報」及び「ディスペンス吐出監視結果要求」を送信し、ログ監視部602はこれを受信する(ステップS104)。
レシピステップ情報とは概念として図6の表で示されるようなものであり、各ステップの開始時刻と終了時刻のデータを含んでいる。なお、開始時刻及び終了時刻は、トレースデータと同様に、1秒単位とすることが好ましい。すなわち、開始時刻(終了時刻)が時刻HH時MM分SS秒000ミリ秒から時刻HH時MM分SS秒999ミリ秒までの間にあれば、時刻HH時MM分SS秒を開始時刻(終了時刻)とするものとする。
ディスペンス吐出監視結果要求を受け取ったログ監視部602は、前述した「レシピ情報」(図4参照)、「ディスペンス情報」(図5参照)、ログ監視部602に蓄積されたLFC414A、414B、424A、424Bのフローメータの検出値に関連する「トレースデータ」、並びに「レシピステップ情報」に基づいて、ディスペンス(ノズル410A,410B,420A,420BからのウエハWへの処理液の吐出)が適正に行われているか否かを判定する。
この判定にあたっては、概念として図7に示されるような表が用いられる。 前述したように、各LFCの検出データは、時刻と流量を関連付けたトレースデータとしてログ監視部602に蓄積されている。レシピ情報により、各ステップにおいて処理液の吐出に関連するディスペンス状態のID番号がわかり、ディスペンス情報によりID番号と対応付けすべきLFC(414A、414B、424A、424Bのいずれか)がわかる。さらに、レシピステップ情報により各ステップの実行時刻がわかる。このため、図7の表に示されるような関係を把握することができる。
ここで、図7において、太い黒枠で囲んだ4つの領域R414A、R414B、R424A、R424Bに着目(抽出)する。
領域R414A、R414Bには、ディスペンス状態のID番号20、34(すなわち薬液ノズル410A、410Bからの薬液AのウエハWへの供給に対応)に関連するLFC414A、414Bのフローメータの検出値からなるトレースデータが並んでいる。両方の領域R414A、R414Bにおいて、薬液Aの流れが、時刻16:48:46、16:48:47、16:48:48において確認されている。この場合、薬液ノズル410A、410Bから薬液Aが吐出されていることは明らかであるので、判定結果は「OK」とする。
なお、本実施形態においては、薬液Aの総流量までは問題としないものとするが、総流量を監視するようにしても良い。その場合、薬液Aの総流量が所定範囲内にあるか否かを判断基準とするなら、トレースデータ送信及び蓄積の時間間隔を大幅に短くして検出値の時間に関する積分値を求めることにより精度の高い総流量値を求め基準値と比較しなければならない。
領域R424A、R424Bには、ディスペンス状態のID番号32、38(すなわちリンスノズル420A、420BからのDIWのウエハWへの供給に対応)に関連するLFC424A、424Bのフローメータの検出値からなるトレースデータが並んでいる。
領域R424Bにおいて、DIWの流れが、時刻16:49:06、16:49:07、16:49:08において確認されている。この場合、リンスノズル410BからDIWが吐出されていることは明らかであるので、判定結果は「OK」とする。なお、本実施形態においては、上記と同様の理由により、DIWの総流量までは問題としないものとする。
一方、領域R424Aにおいて、DIWの流れが、ステップ3の実行時間である時刻16:49:04〜16:49:09の間に全く確認されず、この間のトレースデータは全てゼロである。この場合、リンスノズル410AからのDIWが吐出されていないこと明らかであるので、判定結果は「NG」とする。本実施形態では、ゼロの値をとる検出値の存否を判断の基準としているが、これに限らず、所定値、例えば10mlを閾値としてそれ以下の検出値の存否で判断するようにしても良い。また、トレースデータが全てゼロ(所定値以下)の場合に限らず、ステップ期間中における、ゼロ(所定値以下)の検出値が占める割合(例えば、期間中の全検出値の個数が6個であれば半分の3個以上等)等に基づき判断するようにしても良い。
ログ監視部602は、上記の監視結果を主制御部601に送信する。判定結果にNGが含まれるため、ウエハWは適正に処理されていないことが明らかである。この場合、主制御部601は、処理ユニット16からのウエハWの搬出を禁止するとともに、図示しないユーザインタフェイス(ディスプレイ等)あるいは警報装置により、オペレータに処理不良があることを伝える。
なお、ログ監視部602が処理不良が生じた時刻の前後のログデータを用いて図8に示すようなグラフを作成して主制御部601に送り、主制御部601が不図示のユーザインタフェイスに表示するようにしても良い。図8は、ステップ3、すなわち、時刻16:49:04〜16:49:09までの、リンスノズル420Aと420Bの吐出量を並べて示すグラフである。この様なグラフを視覚的に示すことで、装置の使用者は、リンスノズル420Aと420Bのどちらに問題があったか、互いの吐出動作に関連性があるか等を明確に知ることができ、その後の対処に活かすことができる。
一方、判定結果が全てOKの場合には、主制御部601は、処理ユニット16からのウエハWの搬出を許容するとともに、次に処理すべきウエハWの処理ユニット16内への搬入も許容する。新しいウエハWが処理されるときには、上述したものと同様の吐出監視手順が実行される。
なお、上記の説明より明らかなように、基板処理制御装置である主制御部(601)は、
− 処理ユニット(16)にてウエハ(W)に流体処理が行われているときに、各処理流体ノズル(410A等)からの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサ(LFC414A等のフローメータ)の検出値を時刻と関連付けたログデータ(上記トレースデータに対応)をログ監視装置(ログ監視部602)に送信するログデータ送信部(601a)と、
− 処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータ(上記レシピステップ情報に対応)をログ監視装置(ログ監視部602)に送信する時刻データ送信部(601b)と、
− ログ監視装置が受信した時刻と関連付けられたログデータから、処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し(例えば図7に示した形式で抽出する)、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断した結果を受信する受信部(601c)と、
を有していることになる(図2を参照)。
また、ログ監視装置であるログ監視部(602)は、
− 処理ユニット(16)にてウエハ(W)に処理が行われているときに、各処理流体ノズル(410A等)からの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサ(LFC414A等のフローメータ)の検出値を時刻と関連付けたログデータを蓄積する蓄積部(602a)と、
− 処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータ(上記レシピステップ情報に対応)を基板処理制御装置(主制御部601)から受信する受信部(602b)と、
− 蓄積部(602b)に蓄積された時刻と関連付けられたログデータから、処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し(例えば図7に示した形式で抽出)、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断する判断部(602c)と、
− 判断部(602c)による判断の結果を基板処理制御装置(主制御部601)に送信する送信部(602d)と、
を有していることになる(図2を参照)。
上記主制御部601及びログ監視部602に含まれる上記の機能を実現する各部601a〜601c及び602a〜602dは、コンピュータハードウエア上で実行されるプログラムにより実現することができる。
上記の実施形態によれば、レシピ実行プログラムから独立したログ監視プログラムにより処理液の吐出を監視することにより、処理レシピが適切に実行されているか否かをより確実かつ適切に判定することができる。レシピに基づきレシピ実行プログラムが発生させた液吐出の動作命令を下位のデバイス制御プログラムが受け取った後で、下位のデバイス制御プログラムが処理液ノズルが“所定の条件を満たさない”と判定しために動作命令どおりに動かさないことがある。この様な場合、引用文献1の手法を用いると、レシピ実行プログラムの動作命令のログデータ上では正しく動作命令が発行したことになりレシピは適切に実行されたことになる。本実施形態では、レシピ実行プログラムが動作命令のログデータを監視してレシピ実行の適切さを判断するのではなく、ログ監視プログラムがフローメータの検出値をログデータとして監視しレシピ実行の適切さを判断するようにした。したがって、上記のように実際に液吐出動作が実行されなかった事実を漏らすことなく検出することができ、レシピが適切に実行されたか否かを判断できる。なお、ここでの処理液ノズルの“所定の条件を満たさない”とは、例えば、「ウエハの上方に処理液ノズルが無いときに処理液の吐出をしないこと」といった、レシピ上では管理しきれない機構上の条件等である。
また、本実施形態では、レシピ実行プログラムに不具合があったとしても、その不具合を原因とする処理不良の発生を最小限に抑制することができる。また、レシピ実行プログラムから処理液吐出監視機能を除外するか必要最低限のものとして、レシピ実行プログラムの構成を単純化することができるため、レシピ実行プログラムの実行速度、安定性を高めることもできる。
また、ログ監視部602からホストコンピュータ610に処理液の吐出の不具合があった旨を通知することにより、ホストコンピュータ610が同じレシピを実行しているか実行しようとしている他の基板処理システムに警告を送るか、当該他の基板処理システムでの処理を禁止する制御信号を送信することができ、これにより、処理不良が生じる可能性のある処理の実行を未然に防止することができる。
上記実施形態においては、1つの処理レシピに含まれる処理ステップの全てが実行されてから吐出の不具合の有無を判定したが、これに限定されるものではなく、1つの処理ステップが終了する度に吐出の不具合の有無を判定してもよい。
上記実施形態において、「時刻」は、時分秒により表される絶対時刻である必要はない。ある基準となる時点からの経過時間が表現されている数値は「時刻と解釈することができる。
上記実施形態においては、処理対象の基板は半導体ウエハであったが、これに限定されるものではなく、ガラス基板、セラミック基板等の他の基板であってもよい。また、上記実施形態では、処理液の吐出を監視対象としていたが、これに限定されるものではなく、NガスやIPA蒸気等の気体も、ノズルから吐出される処理流体として監視対象としても良い。
1 基板処理装置(基板処理システム)
16 処理ユニット
40,412,422 処理液供給機構
410A,410B,420A,420B 処理液ノズル
414A,414B,424B,424B 流量センサ(を含むLFM)
601 主制御部、基板処理制御装置
601a ログデータ送信部
601b 時刻データ送信部
601c 受信部
602 ログ監視部、ログ監視装置
602a 蓄積部
602b 受信部
602c 判断部
602d 送信部

Claims (15)

  1. 基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し、前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの処理ユニットと、
    処理レシピに基づいて前記処理ユニットの動作を制御する動作命令を発生する主制御部と、
    前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視部と、
    を備え、
    前記ログ監視部は、前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを蓄積し、
    前記主制御部は、前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記ログ監視部に送り、
    前記ログ監視部は、前記ログ監視部に蓄積された時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断する、基板処理装置。
  2. 前記ログ監視部は、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における所定値以下でない流量を示すログデータの存否の状態に応じて、当該処理ステップにおける処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断する、請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記ログ監視部は、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻においてゼロでない流量を示すログデータが存在するときには、当該処理ステップにおける処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたものと判断し、ゼロでない流量を示すログデータが1つも存在しないときには、当該処理ステップにおける処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されなかったものと判断する、請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記ログ監視部は、前記処理液の吐出を伴う前記処理ステップが複数の時刻にわたって実行されている場合、前記複数の時刻のうちの少なくとも1つの時刻においてゼロでない流量を示すログデータが存在するときには、当該処理ステップにおける処理液の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたものと判断し、ゼロでない流量を示すログデータが1つも存在しないときには、当該処理ステップにおける処理液の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されなかったものと判断する、請求項2記載の基板処理装置。
  5. 前記主制御部は、予め定められた時間間隔を空けて前記センサの出力値を前記ログ監視部に出力し、前記ログ監視部は、前記予め定められた時間間隔と同じ時間間隔で前記制御部から受け取った検出値を前記ログデータとして蓄積する、請求項1記載の基板処理装置。
  6. 前記主制御部は、前記処理流体の吐出を伴う処理ステップにおいて基板に処理流体を吐出するノズルに対応するセンサを特定するための情報を、前記ログ監視部に送信する、請求項1記載の基板処理装置。
  7. 前記主制御部及び前記ログ監視部は、それぞれ別のコンピュータにより構成され、有線または無線通信により相互に交信可能である、請求項1から6のうちのいずれか一項に記載の基板処理装置。
  8. 前記主制御部及び前記ログ監視部は、同一のコンピュータ上で実行される主制御プログラムとログ監視プログラムにより実現される、請求項1から6のうちのいずれか一項に記載の基板処理装置。
  9. 基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し、前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの処理ユニットと、
    処理レシピに基づいて前記処理ユニットの動作を制御する動作命令を発生する主制御部と、
    前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視部と、
    を備えた基板処理装置における流体吐出監視方法において、
    前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを前記ログ監視部に蓄積するステップと、
    前記主制御部により、前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記ログ監視部に送るステップと、
    前記ログ監視部により、前記ログ監視部に蓄積された時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における前記処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、前記処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断するステップと、
    前記ログ監視部による判断の結果を前記主制御部に送信するステップと、
    を備えた流体吐出監視方法。
  10. 基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生する基板処理制御装置と通信可能であり、前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視装置であって、
    前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを蓄積する蓄積部と、
    前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記基板処理制御装置から受信する受信部と、
    前記蓄積部に蓄積された時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断する判断部と、
    前記判断部による判断の結果を前記基板処理制御装置に送信する送信部と、を備えるログ監視装置。
  11. 基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生する基板処理制御装置と通信を行い、前記処理流体ノズルの吐出を監視する流体吐出監視方法であって、
    前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを蓄積部に蓄積する蓄積ステップと、
    前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記基板処理制御装置から受信する受信ステップと、
    前記蓄積部に蓄積された時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおける判断の結果を前記基板処理制御装置に送信する送信ステップと、を備える流体吐出監視方法。
  12. 基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生する基板処理制御装置と通信を行い、前記処理流体ノズルの流体吐出を監視する流体吐出監視方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体であって、流体吐出監視方法は、
    前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを蓄積部に蓄積する蓄積ステップと、
    前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記基板処理制御装置から受信する受信ステップと、
    前記蓄積部に蓄積された時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおける判断の結果を前記基板処理制御装置に送信する送信ステップと、を備える記憶媒体。
  13. 基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生することができ、前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視装置と通信可能な基板処理制御装置であって、
    前記処理ユニットにて基板に流体処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを前記ログ監視装置に送信するログデータ送信部と、
    前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記ログ監視装置に送信する時刻データ送信部と、
    前記ログ監視装置が受信した時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断した結果を受信する受信部と、
    を備える基板処理制御装置。
  14. 基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生し、前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視装置と通信して流体吐出の監視を行う流体吐出監視方法であって、
    前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを前記ログ監視装置に送信するログデータ送信ステップと、
    前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記ログ監視装置に送信する時刻データ送信ステップと、
    前記ログ監視装置が受信した時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断した結果を受信する受信ステップと、
    を備える流体吐出監視方法。
  15. 基板に処理流体を吐出する少なくとも1つの処理流体ノズルと、前記各処理流体ノズルに処理流体を供給する処理流体供給機構とを有し前記処理流体により基板に処理を施す少なくとも1つの前記処理ユニットの動作を処理レシピに基づいて制御する動作命令を発生し、前記処理ユニットの動作に関するログデータを監視するログ監視装置と通信して流体吐出の監視を行う流体吐出監視方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体であって、流体吐出監視方法は、
    前記処理ユニットにて基板に処理が行われているときに、前記各処理流体ノズルからの処理流体の吐出流量に対応する流量を検出するセンサの検出値を時刻と関連付けたログデータを前記ログ監視装置に送信するログデータ送信ステップと、
    前記処理レシピにより定義される複数の処理ステップのうちの少なくとも処理流体の吐出を伴う処理ステップが実行された時刻のデータを前記ログ監視装置に送信する時刻データ送信ステップと、
    前記ログ監視装置が受信した時刻と関連付けられたログデータから、前記処理流体の吐出を伴う前記処理ステップが実行された時刻における当該処理流体の吐出に関連するログデータを抽出し、この抽出したログデータに基づいて、当該処理流体の吐出が前記処理レシピに定義されている通りに実行されたか否かを判断した結果を受信する受信ステップと、
    を備える記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4428710B2 (ja) * 2005-09-09 2010-03-10 東京エレクトロン株式会社 基板処理システム、基板処理方法、検証プログラム及び検証プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2011077243A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置、基板処理装置のための検査装置、ならびに検査用コンピュータプログラムおよびそれを記録した記録媒体

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