JP2015145795A - 検体情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで効率よく標本作成作業を行うことができるとともにラベル貼付作業の際の人為的な検体取り違えを防止する検体情報管理システムを提供する。【解決手段】検体容器13に表示された検体識別情報16を読み取る読取手段5と、読取手段5によって取得された情報を記憶する記憶手段4と、記憶手段4によって記憶されている情報に基づいて検体識別情報16を出力表示できるようにした制御部3と、により標本作成器具20に検体識別情報18を表示させるシステムであって、制御部3は、標本作成器具20が所定位置に配置されたことを感知する感知手段9からの情報を受信する受信手段と、受信手段からの信号を受けることで、読取手段5によって取得された記憶手段4に記憶されている情報に基づいて、印刷手段10に対して検体識別情報16をラベル19に印刷するように指示する指示手段と、印刷の完了したラベル19を所定位置に配置されている標本作成器具20に貼り付けるように貼着手段11に対して貼り付け実行を指示する指示手段とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、検体容器に表示される検体識別情報を管理する検体情報管理システムに関する。
従来、医療分野では生体組織の確定診断を行うために、組織を採取し組織標本を作成して顕微鏡を用いた診断が行われている。この確定診断までのフローは、まず臨床医によって患者の組織が採取され、次に病理にてその組織の切り出し、薬液処理、包埋、薄切、染色がなされ、最後に病理医によって確定診断がなされる。検体は、このような処理工程を経ていくうちに形状が変化し、複数の異なる容器に入れ替えられ、なおかつその作業も複数の人によって行われることになり、人為的な検体取り違えが起こる可能性が高いものとなっている。実際に起こった病理に関連する医療事故の原因としては、検体の混入、紛失、取り違え等が報告されているが、その中でも検体取り違えが一番多いことが「医療事故情報収集等事業 第22回報告書」で報告されている(財団法人日本医療機能評価機構 平成22年10月13日 P78〜89)。
このような病理に関連する人為的な取り違えを防止するために、標本に関する情報を有するラベルを用い標本を管理する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、最近では容器に情報を直接印字する印字機が開発され、この情報によって検体を管理するシステムがある。
特開2000−221199号公報(第2〜3頁、第1図)
しかしながら特許文献1にあっては、ラベルが人為的に管理されるとともに作業員が容器にラベルを貼る作業を行うため、ラベルが紛失、あるいはラベルが必要以上に印刷されることによりラベル貼り付け作業時等に人為的なミスを招き、検体取り違えが起こる虞があった。
また、容器に情報を直接印字して検体を管理するシステムにおいては、印字機や専用の容器(標本作成器具)を揃える必要がありコストがかかるものとなっていた。また、印字した情報が容器(標本作成器具)に定着するまで時間を要するため作業時間を要していた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、低コストで効率よく標本作成作業を行うことができるとともにラベル貼付作業の際の人為的な検体取り違えを防止する検体情報管理システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の検体情報管理システムは、
検体容器に表示された検体識別情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって取得された情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段によって記憶されている情報に基づいて前記検体識別情報を出力表示できるようにした制御部と、により標本作成器具に前記検体識別情報を表示させるシステムであって、
前記制御部は、
前記標本作成器具が所定位置に配置されたことを感知する感知手段からの情報を受信する受信手段と、
前記受信手段からの信号を受けることで、前記読取手段によって取得された前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、印刷手段に対して前記検体識別情報をラベルに印刷するように指示する指示手段と、
前記印刷の完了したラベルを所定位置に配置されている前記標本作成器具に貼り付けるように貼着手段に対して貼り付け実行を指示する指示手段と、を有することを特徴としている。
この特徴によれば、標本作成器具が必要となる都度、所定位置に置かれた対象となる標本作成器具をターゲットに検体識別情報のラベルが印刷され、自動的にその標本作成器具にラベルが貼り付けられるため、標本作成者の作業効率が向上するとともに、配置された一つの標本作成器具に対して一枚のラベルのみが発行されることでラベルの貼り間違えによる人為的な検体取り違えを防止することができることになる。
前記検体情報管理システムは、少なくとも前記標本作成器具を所定の固定位置に配置したときに、読取手段によって最後に読み込んだ直近の情報を表示画面上に表示することを特徴としている。
この特徴によれば、作業者はどのような情報をもつ検体が準備されているかについて表示画面で確認しながら標本作成器具に印字できるため、検体情報の管理が確実なものとなる。
前記標本作成器具はスライドであり、前記感知手段は、透明体判別センサーによってスライドの所定部位を感知することを特徴とする。
この特徴によれば、透明体判別センサーによって透明材を含むスライドが確実に配置されたことを感知することができ、誤動作を低減できることになる。
前記標本作成器具はスライドであり、前記感知手段は、センサーによってスライド中央部を感知できるようになっていることを特徴とする。
この特徴によれば、スライド中央部が透明か否かを感知してラベルを貼ることができるのでラベル自動貼付装置の誤動作がない。
前記標本作成器具はスライドであり、前記感知手段は、センサーによって前記スライドに前記ラベルが貼り付けられているか否かを感知できるようになっていることを特徴とする。
この特徴によれば、ラベルが貼り付けられているか否かを感知してラベルが貼られていないスライドのみラベルを貼ることができるので、人為的ミスでラベルが二重に貼られることを防止することができる。
前記読取手段は、前記検体を薄切する薄切処理装置内又は薄切処理装置自体に取り付けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、薄切処理装置から出てくる検体は、読取手段によって最後に読み込んだ記憶部に記憶されている直近の情報を持つことになるため、検体取り違えを確実に防止することができる。
前記記憶手段は、前記検体識別情報が前記読取手段によって読み込まれた時間を保存することを特徴としている。
この特徴によれば、読み込まれた検体識別情報の内容、読込日時等を遡って確認することが可能となり検体取り違えを防止することができる。
前記記憶手段は、前記検体識別情報が前記ラベルに印刷された枚数を保存することを特徴としている。
この特徴によれば、スライドに貼り付けられたラベルの連続印刷枚数を確認することが可能となり検体取り違えを防止することができる。
検体情報管理システムを示すブロック図である。 実施例1における検体情報管理システムの検体識別情報の表示態様を示す図である。 ラベル自動貼付機を示す図である。 標本作成作業における検体の移動を示す図である。 実施例1における検体情報管理処理を示すフローチャートである。 実施例1における検体情報貼付処理を示すフローチャートである。 変形例における読取手段がミクロトーム内に取り付けられた状態を示す図である。 (a)は、実施例2における表示画面上に表示された読込履歴を示す図であり、(b)は、(a)が表示された時の作業テーブル上のスライドを示す図である。 実施例2における検体情報管理処理を示すフローチャートである。 (a)は、耐液体性シートの分解斜視図であり、(b)は、耐液体性シートをスライドに貼り付けたときの積層構成を示す断面図である。
本発明に係る検体情報管理システムを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る検体情報管理システムにつき、図1から図5を参照して説明する。本実施例における検体情報管理システム1は、確定診断に必要な標本作成において、包埋ブロックBに台木として取り付けられた包埋カセット(検体容器)13に表示された検体識別情報16を、その後の包埋ブロックBの薄切処理の際に用いられるスライド(標本作成器具)20に表示して管理することにより人為的な検体取り違えを防止するために用いられるシステムである。
図1及び図2に示されるように、検体情報管理システム1は、パソコン本体2とラベル自動貼付機8から主に構成されている。パソコン本体2は、検体識別情報16を読み取るバーコードリーダー(読取手段)5と、読み取られた情報を記憶する記憶部(記憶手段)4と、表示手段であるディスプレイ6と、バーコードリーダー5による読取時間を管理するクロック7と、連続印刷枚数をカウントするカウンター12と、制御部3Aとを有している。
ラベル自動貼付機8は、スライド20が所定の固定位置に配置されたことを感知する感知部(感知手段)9と、検体識別情報16をラベル19に印刷するラベル印刷部(印刷手段)10と、ラベル19をスライド20に貼り付ける貼着部(貼着手段)11と、制御部3Bとを有している。パソコン本体2とラベル自動貼付機8は、ケーブルや無線LAN等で接続されている。
また、制御部3A又は3Bは、スライド20が所定位置に配置されたことを感知する感知手段9からの情報を受信する受信手段と、受信手段からの信号を受けることで、読取手段5によって取得された記憶手段4に記憶されている情報に基づいて、印刷手段10に対して検体識別情報18をラベルに印刷するように指示する指示手段と、印刷の完了したラベル19を所定位置に配置されているスライドに貼り付けるように貼着手段11に対して貼り付け実行を指示する指示手段とを有している。
なお、ラベル自動貼付機8の制御部3Bは、印刷手段10や貼着手段11や感知手段9を制御している場合を示しているが、これに限定されるものではなく、例えばパソコン本体2の制御部3Aのみによってラベル自動貼付機8の印刷手段10や貼着手段11や感知手段9等を制御するようにしても良く、またラベル自動貼付機8の制御部3Bのみによって読取手段5や記憶手段4や表示手段6等を制御するようにしても良い。
包埋カット13は、図2の拡大図に示されるように、検体14がパラフィン15で包埋された包埋ブロックBが固定されている。この包埋ブロックBは、包埋皿(図示省略)にパラフィン15が流し込まれ、その中に検体14を収容し包埋カセット13の底部13bで上から押さえ、パラフィン15を冷却固化させた後包埋皿を取り外して作成されたものであり、薬液処理で検体収容容器として使用していた包埋カセット13を台木にして形成されたものである。この包埋ブロックBの傾斜部13aには検体識別情報16が表示され、作業者はこの検体識別情報16を確認することで包埋カセット13に固定された包埋ブロックBの情報を識別できるようになっている。
検体識別情報16は、患者名、ID番号、性別、採取日又は採取部位若しくはそれらの情報がコード化されたバーコード等であり、例えば、患者組織が臨床医によって採取される際、あるいは患者組織が病理に移され、病理医により切り出しが行われた検体14が包埋カセット13に収容される際に検体の情報を管理するものとして予め付与されるものである。なお、検体識別情報16は上述したバーコード等に限られることはなく、番号等の文字情報や二次元コード等のパターンであっても良く、レイアウトは適宜変更可能である。
バーコードリーダー5は、パソコン本体2にケーブル等により接続され、上述した検体識別情報16を読込むための読取装置であり、図2に示されるような手持ち型の他、機器組込に適した固定型(ボックス型)やハンドフリー読込が可能な定置型(卓上型)としてもよい。
次に、ラベル自動貼付機8について図3を用いて説明すると、ラベル自動貼付機8は、スライド20が載せられるスライドセット台25と、スライド20がラベル自動貼付機8の所定のセット位置に配置されたことを感知する感知手段であるセンサー9と、スライド20に貼着されるラベル19,19,・・・と、ラベル19,19,・・・に印字する印刷手段であるサーマルヘッド10と、ラベル19をスライド20に貼り付ける貼着手段である押圧ローラー11とを有している。
スライドセット台25は、挿入されたスライド20を所定位置まで案内するようスライド20の幅の凹溝25aと、スライド端部20aの挿入を規制する規制部25bが形成され、規制部25bの近傍には、スライドセット台25の下部に配置されるセンサー9の光素子9aが通過する開口部25cが形成されている。
センサー9は、紫外線センサーや超音波センサー等の透明体判別センサーであり、検出物の色彩や表面凹凸加工の有無に関わらず、透明材を含む物体を短時間かつ高精度に検出することができる。これらのセンサーによってスライド端部20aが所定の位置に配置されたことを感知することが可能となる。
ラベル19は、ゲル状の保護粘着層を有する耐液体性シートを用いることによりその後の有機溶媒や高濃度アルコール等による薬液処理で剥がれることがなく、染色後の病理医による鏡検や標本保管においても同ラベルを用いて標本を管理することが可能となっている。なお、図10(a)(b)は、その耐液体性シート19’の分解斜視図と耐液体性シートをスライドに貼り付けたときの積層構成を示す断面図の一例を示したものであるが、耐液体性シート19’をスライド20に貼り付けることによって保護粘着層41と粘着層43との間に自然に空気層44が構成されている。そのため外シート40及びスライド20の表面から薬液が侵入したとしても、保護粘着層41と粘着層43との間の空気層8によるラビリンス効果で、多量の液体が粘着層43へ到達せず、長時間にわたり粘着層43の粘着機能を維持できるようになっている。また、耐液体性シート19’は、粘着層43と保護粘着層41との間に内シート42が形成されているためシートの強度を増すことができるとともに、シートの平滑度を高め、印刷適性を向上させることができる。
印字部10は、熱転写方式のサーマルヘッドであり、サーマルヘッドがリボン(図示省略)に熱を加えラベル19に検体識別情報16が印字される。
押圧ローラー11は、スライドセット台25の上部に配置される弾性変形可能な回転体であり、押圧ローラー11を支持するアーム24,24がスライド20の抜き差し方向と平行に回転しながら移動することにより押圧ローラー11がスライドセット台25上を往復できるようになっている。なお、押圧ローラー11を支持するアーム24,24に取り付けられたスプリング(図示省略)により、スライド20やラベル19の厚みの変化に応じて位置変更可能となっている。
続いて、検体情報管理システム1の使用方法について検体識別情報16の表示態様を示す図2及び図4乃至図6を用いて説明する。検体情報管理システム1は、作業者が包埋カセット13の検体識別情報16をバーコードリーダー5を用いて読み込むことで、検体情報読込処理が開始される。
まず検体情報読込処理について図5を用いて説明すると、パソコン本体2の制御部3Aは、バーコードリーダー5により包埋カセット13の検体識別情報16が読み込まれたか否かを判断する(ステップ01)。検体識別情報16が読み込まれた場合、制御部3Aが読み込まれた検体識別情報16を受信する(ステップ02)。尚、制御部3Aは、バーコードリーダー5により包埋カセット13の検体識別情報16が読み込まれるまで初期状態に戻る待機状態を繰り返すことになる。
制御部3Aは、クロック7から検体識別情報16を読み込んだ読み込み日時を受信する(ステップ02)。制御部3Aは、ステップ01の検体識別情報16の読込判断とほぼ同時にステップ01にて読み込んだ検体識別情報16を復号化し、復号化した検体識別情報を前記ステップ02で受信した読み込み日時とともに記憶部4に保存する(ステップ03)。
次に、制御部3Aは、記憶部4に保存されている最も直近の検体識別情報に基づく情報17及び、それに対応する読み込み日時をディスプレイ6に表示させ、検体情報読込処理を終了する(ステップ04)。なお、ディスプレイ6には、バーコードリーダー5によって最後に読み込まれた直近の情報が表示されるようになっており、次に検体識別情報16が読み込まれるまで終始表示されることになる。
このディスプレイ6の表示によって、作業者はどのような情報をもつ検体について作業を行うかということを目で確認しながら作業に移ることができるため検体情報の管理が確実になる。また、ディスプレイ6の入力欄21にキーボード22やマウス23を用いて備考事項を入力することができるため、各種検体の標本作成作業のイレギュラーな作業について追記し記憶部4に保存することができる。
作業者は、各種染色を施すための前準備として、包埋ブロックBをミクロトーム(薄切処理装置)30にて薄切する。作業者は、作業側に包埋ブロックBが配置されるよう包埋カセット13をミクロトーム30の固定器にセットし、ハンドル33を回転させて固定器31にセットされた包埋カセット13を上下に移動させる。包埋ブロックBは、固定器31の下に配置されたミクロトーム刃32によって数ミクロンの切片S(パラフィン15で囲まれた検体14で、以下単に「切片」という)に薄切され、切片Sが試料台34上に滑り落ちる。作業者は、切片Sをパラフィン伸展器付き水槽35の蒸留水36上に浮かせる。
次に作業者は、切片Sを掬う準備をするためスライド20をラベル自動貼付機8のスライドセット台25に配置し、凹溝25aに沿って挿入が規制部25bで規制されるまで差し込むことによりスライド20を固定位置にセットする。スライド20が固定位置にセットされると、スライドセット台25の下部に設置されたセンサー(感知部)9によって、開口部25cに存在するスライド20を感知し、検体情報貼付処理が開始される。
検体情報貼付処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。まず、制御部3Bは、センサー9によって、開口部25cに存在するスライド20が感知されたか否かを判断する(ステップ05)。センサー9によって、開口部25cに存在するスライド20が感知された場合、制御部3Bがセンサー9からの情報を受信手段により受信し、パソコン本体2の制御部3Aに対して記憶部4に最も直近に記憶された検体識別情報を要求する(ステップ06)。なお、制御部3Bは、センサー9がスライド20を感知するまで初期状態に戻る待機状態を繰り返すことになる。
パソコン本体2の制御部3Aは、ステップ06にて要求された検体識別情報を記憶部4より読み込み(ステップ07)、ラベル自動貼付機8の制御部3Bに当該検体識別情報16を送信する(ステップ08)。このとき制御部3Aは、カウンター12によって印刷枚数をカウントし記憶部4に保存する(ステップ09)。
次に、制御部3Bは、印刷手段10に対して記憶部4から読み込んだ検体識別情報の印刷を行うよう指示手段により指示する(ステップ10)。印刷手段であるサーマルヘッド10は、受信した検体識別情報をラベル19に印刷する(ステップ11)。
次に制御部3Bは、印刷が完了したことを判断した後ラベル19をスライド20に貼り付けるように押圧ローラー11に対して指示手段により貼り付け実行を指示し(ステップ12)、ラベル19を送り出し、ラベル19がエッジ(図示省略)によってセパレーター26から剥離され、傾斜して送り出されたラベル19の端部をスライド20に貼りつけ、スライドセット台25上を回転する押圧ローラー11を往復させてラベル19をスライド20に貼りつけ(ステップ13)、検体情報貼付処理が終了する。
なお、スライド20を所定の固定位置に配置したときには、バーコードリーダー5によって最後に読み込んだ直近の情報がディスプレイ6に表示されていることで、作業者はどのような情報をもつ切片S、即ち検体14が準備されているかということをディスプレイ6で確認しながらスライド20に印字できるため検体情報の管理が確実になる。
次に作業者は、先に述べたスライド20を用いて切片Sを掬い載せ、所定温度に設定された伸展板37の上で切片Sを乾燥させる。乾燥後のスライド20は、例えば図7に示すスライドラック38に収容され、脱パラフィン、脱水、透徹、封入等の染色処理が行われ、顕微鏡で観察されることになる。なお、固定器31にセットされた包埋カセット13は、固定器31から取り外した後に一定期間保管され、スライド20も同様に、病理医による顕微鏡観察後にラベル19が貼られた状態で一定期間保管されることになる。
このように、スライド20が必要となる都度検体識別情報16をもつラベル19が印刷されて自動でスライド20に貼り付けられるため、標本作成者の作業効率が向上するとともに、配置された一つのスライド20に対して一枚のラベル19のみが発行されることでラベル19の貼り間違えによる人為的な検体取り違えを防止することができる。
また、ラベル19が自動で貼り付けられるため、ラベル19が斜めに貼られることやラベル19を貼る位置を間違えたことによるラベル再印刷をする必要がなく再印刷による印刷情報と検体14の不一致を防ぐことができる。
また、作業者がスライド20が必要なときに、即時にラベル19の貼られたスライド20が自動で準備され、即時にスライド20を用いた作業を行うことができるため、その作業が完結するまで次の検体識別情報16が読み込まれることはなく、検体取り違えを防止することができる。
次に読取手段5の取り付け位置を固定した場合の変形例について図7を用いて説明する。図7は、包埋ブックBを薄切して切片Sを得るためのミクロトーム30内にバーコードリーダー5が取り付けられている。作業者は、包埋カセット13の検体識別情報16をミクロトーム30内のバーコードリーダー5を用いて読み込む(ステップ01)。その後の処理は前述したステップと同様であるが、包埋カセット13が固定器31に取り付けられる直前に包埋カセット13の検体識別情報16を読込むことになるため、他の包埋カセット13が間違えて読み込まれることがない。そのため、ミクロトームから出てくる切片Sが載せられるスライド20には、ステップ07で読取手段によって最後に読み込んだ記憶部4に記憶されている直近の情報、即ち固定器31に取り付けられている包埋カセット13の検体識別情報16と同じ情報をもつラベル19が貼られることになるため、確実に検体取り違えを防止することができる。
なお、ミクロトーム30内にバーコードリーダー5が取り付けられている他の例としては、固定器31自体がバーコードリーダー5になっており、固定器31に取り付けられた包埋カセット13の傾斜部13aを読込むようになっているものがある。このように、作業者側から包埋カセット13の検体識別情報16が確認できず、またその包埋カセット13から分離した情報を持たない切片Sを取り扱うにあたって、前述に述べた通りディスプレイ6にはその検体情報が表示されて視覚で確認でき、更にその視覚で確認された情報をもつラベル19がスライド20に自動で貼り付けられて準備されるため包埋カセット13とラベル19の情報が一致していることをその都度確認する必要がなく作業効率が向上するとともに検体取り違えを確実に防止することができる。
次に、実施例2に係る検体情報管理システムにつき、図8及び図9を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施例は、一つの検体14に対して複数のスライド20が準備される例であり、記憶部4に保存されているラベル連続印刷枚数を検体識別情報とともにディスプレイ6に表示させるものである。先ず、検体情報読込処理は前記実施例と同様にステップ01からステップ04の処理がなされる。次に作業者が一枚目のスライド20をスライドセット台25の固定位置にセットすると、センサー9によってスライド20が感知されステップ05からステップ12の処理がなされ、検体識別情報18が印刷されたラベル19をスライド20に貼りつける(ステップ13)。最後に、記憶部4に保存されている、ステップ09にてカウントされたラベル19の印刷枚数「1」が検体識別情報とともにディスプレイ6に表示(ステップ14)され検体情報貼付処理が終了する。
次に、作業者によって二枚目のスライド20が固定位置にセットされると、前述と同様に検体情報貼付処理によって、ラベル19に一枚目と同じ情報が印刷されて二枚目のスライド20に貼り付けられ(ステップ05〜ステップ13)、最後に、記憶部4に保存されているラベル連続印刷枚数「2」を検体識別情報とともにディスプレイ6に表示(ステップ14)して検体情報貼付処理が終了する。このように、スライド20が固定位置に配置されると、ラベル19が自動で貼り付けられる処理が標本作成に必要なスライド20の枚数分だけ繰り返され、その連続印刷枚数が記憶部4で保存される。
このラベル連続印刷枚数がディスプレイ6に検体識別情報16とともに表示されることによって、作業者は、表示画面のラベル連続印刷枚数と実際印刷されたラベルの枚数が一致していることを確認することができるため検体取り違え等を防止することができる。また、新たに包埋カセット13の検体識別情報16が読み込まれた場合、連続印刷枚数が「0」に戻ることによって、作業者は新たな検体識別情報16が確実に読み込まれたことを確認することができる。
なお作業者は、例えば表示メニューからディスプレイ6の表示内容を「検体識別情報」から「読込履歴」に変更することによって図8(a)に示すような検体識別情報の内容、読込日時、連続印刷枚数等の履歴をディスプレイ6に表示することができ、(b)に示すように実際の作業テーブル上のラベル19に表示された検体識別情報18”,18”,・・・、18’,18’,・・・や印刷枚数が、ディスプレイ6の検体識別情報17”,17”,・・・、17’,17’,・・・や印刷枚数117”,117’と一致していることを確認することによって、検体取り違えを防止することができる。
このような読込履歴の表示は、標本作成作業中に会議や電話等によって作業が中断した場合や、引き継ぎで他の担当者に作業を依頼する際に、どの検体をどこまで作業したか作業者の記憶だけでなく表示画面上で確認することでその中断した作業過程から確実に継続して作業をすることができることになり検体取り違えを防止することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、バーコードリーダー5は、パソコン本体2に接続されている例を示したが、バーコードリーダー5がラベル自動貼付機8に直接接続されていてもよく、その場合は、ラベル自動貼付機8の制御部3Bが読取手段5、記憶部4、表示手段6、印刷手段10、貼着手段11及び感知手段9等を制御している。
また、前記実施例では、センサー9を用いてスライド端部20aの存在を感知することについて述べたが、スライド端部20aの存在を感知する前述のセンサー9とは別に、スライド20が所定位置にセットされたときのスライド20の中央周辺を認識し、透明材のみからなるスライド中央部20bを感知するようなセンサーを配置することも可能である。センサーの一例としては、例えばLEDを光源とする色判別センサーがあり、これは対象物の色を予め記憶して同色が検出されたときに感知するもので、投光側で赤、青、緑の各色光源を交互にパルス点灯し、その各々の反射量を受光部で検出することにより対象物色を判別するものである。この光源の反射量によって透明材、即ち色が無いことを感知することによって透明材のスライド中央部20bを感知できるようになっている。この場合、スライド中央部20bが透明材であって、スライド端部20aが透明材を含む物体の存在を感知したときのみラベル19がスライド20に貼られることになるので、例えば竹串(検体の薄切処理の際に巻き込みを防ぐために使用する実験用具)等の異物に反応してラベル19のみがスライドセット台25に貼られることによってセンサー9の光素子9aが通過する開口部25cを覆ってしまうこと等によるラベル自動貼付機8の故障や誤動作を低減することができる。
またこの他、スライド20が所定位置にセットされたときのスライド端部20a近傍にラベル19が貼り付けられているか否かを感知するようなセンサーを配置することも可能である。センサーの一例としては、前述の様な色判別センサーを用いることによって判別することが可能となる。また、例えば、スライド端部20aが黄色であり、ラベル19が白である場合には、これらの色を判別してラベル19が貼り付けられているか否かを感知し、ラベル19が貼られていないスライド20の場合のみラベル19を貼るようにすることができるため、人為的ミスでラベル19が二重に貼られることを防止することができる。なお、スライド端部20aがラベル19と同色の白である場合を考慮し、ラベル19に表示されたバーコードの有無や所定のマーク等を判別することによってラベル19が貼られているか否かを判別するセンサーやカメラとしてもよい。
また、前記実施例では、作業者がスライド20をスライドセット台25に配置し、凹溝25aに沿って規制部25bで規制されるまで差し込まれることによりスライド20が固定位置にセットされることを説明したが、これに限らず、ある程度スライド20が差し込まれると自動で所定の固定位置まで搬送し、ラベル19に印字がされて押圧ローラー11によって貼着されるように搬送する搬送ローラーを有するものであっても良い。
また、前記実施例では、クロック7は包埋カセット13の読込日時を読み込むことについて説明したが、これに限らず、ラベル自動貼付機8内のクロック7が印刷日時を読み込んで制御部3Bに保存するようなものであっても良い。
また、前記実施例では、制御部3Aがカウンター12によってラベル連続印刷枚数をカウントし、記憶部4に保存することについて説明したが、これに限らず、ラベル自動貼付機8内のカウンター12がラベル連続印刷枚数をカウントし、制御部3Aに送信して記憶部4に保存するようなものであっても良い。
また、前記実施例では、ディスプレイ6の入力欄21にキーボード22やマウス23を用いて備考事項を入力することについて説明したが、半永久的に保管される包埋カセット13やスライド20を収納する棚番号をディスプレイ6の入力欄21にキーボード22やマウス23を用いて入力し、記憶部4に保存することとしても良い。このようにすることで、再試験が必要になった検体14について、オーダー表に示された検体14の検体識別情報をバーコードリーダー5で読み込み、収納位置の情報をディスプレイ6に表示させ、収納棚から検体14が包埋された包埋カセット13やスライド20を容易に取り出すことが可能となる。
1 検体情報管理システム
2 パソコン本体
3A パソコン本体の制御部
3B ラベル自動貼付機の制御部
4 記憶部(記憶手段)
5 バーコードリーダー(読取手段)
6 ディスプレイ(表示手段)
8 ラベル自動貼付機
9 センサー(感知手段)
10 サーマルヘッド(印刷手段)
11 押圧ローラー(貼着手段)
13 包埋カセット(検体容器)
14 検体
16 検体識別情報(包埋カセットに表示)
18 検体識別情報(ラベルに表示)
19 ラベル
20 スライド(標本作成器具)
B 包埋ブロック(検体とパラフィン)

Claims (8)

  1. 検体容器に表示された検体識別情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって取得された情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段によって記憶されている情報に基づいて前記検体識別情報を出力表示できるようにした制御部と、により標本作成器具に前記検体識別情報を表示させるシステムであって、
    前記制御部は、
    前記標本作成器具が所定位置に配置されたことを感知する感知手段からの情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段からの信号を受けることで、前記読取手段によって取得された前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、印刷手段に対して前記検体識別情報をラベルに印刷するように指示する指示手段と、
    前記印刷の完了したラベルを所定位置に配置されている前記標本作成器具に貼り付けるように貼着手段に対して貼り付け実行を指示する指示手段と、
    を有することを特徴とする検体情報管理システム。
  2. 少なくとも前記標本作成器具を所定の固定位置に配置したときに、読取手段によって最後に読み込んだ直近の情報を表示画面上に表示することを特徴とする請求項1に記載の検体情報管理システム。
  3. 前記標本作成器具はスライドであり、前記感知手段は、透明体判別センサーによってスライドの所定部位を感知することを特徴とする請求項1または2に記載の検体情報管理システム。
  4. 前記標本作成器具はスライドであり、前記感知手段は、センサーによってスライド中央部を感知できるようになっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の検体情報管理システム。
  5. 前記標本作成器具はスライドであり、前記感知手段は、センサーによって前記スライドに前記ラベルが貼り付けられているか否かを感知できるようになっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の検体情報管理システム。
  6. 前記読取手段は、前記検体を薄切する薄切処理装置内又は薄切処理装置自体に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の検体情報管理システム。
  7. 前記記憶手段は、前記検体識別情報が前記読取手段によって読み込まれた時間を保存することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の検体情報管理システム。
  8. 前記記憶手段は、前記検体識別情報が前記ラベルに印刷された枚数を保存することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の検体情報管理システム。
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