JP2015145749A - リモートコントローラー及び空気調和機 - Google Patents

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【課題】表示情報の視認性を高めつつ、電池寿命を長持ちさせることができるリモコン及び空気調和機を提供する。【解決手段】リモコンは、複数のボタンと、機器の制御を行う制御信号を送信する送信部と、機器設定状態及びリモコン設定状態の少なくともいずれかを表示する表示部と、当該表示部を照らす点灯消灯自在なバックライトと、当該ボタンと当該送信部と当該表示部と当該バックライトとを制御する制御部と、を含み、当該制御部は、当該複数のボタンのうちの押下されたボタンに対応させて予め設定されている設定点灯時間だけ当該バックライトを点灯させる。【選択図】図1

Description

この発明は、機器を制御するリモートコントローラー及び空気調和機に関するものである。
従来より、運転状態等の表示を見易くするためにバックライトを備えるリモートコントローラー(以下、リモコンと称する)が知られている。電池駆動のリモコンでは、バックライトの点灯時間が長いほど電池寿命が短くなる。それゆえ、バックライトの点灯及び消灯時間を調整して、表示を見易くしつつ、電池の持ちを良くする試みがなされている。例えば、特許文献1には、複数の項目を表示する際に、項目単位で所定時間ずつ自動的に切り替え表示する自動表示モードと、ボタンを操作する度に項目を切り替え表示する手動表示モードとを備え、自動表示モードと手動表示モードとで点灯時間を別設定にするリモコンが開示されている。また、特許文献2には、バックライトを表示照明用とキーパッド照明用とに分割し、例えば着信状態であるかメール閲覧状態であるかといった状態に応じてこれらの分割されたバックライトの点灯時間を独立して制御する携帯電話機が開示されている。
特開2012−102953号公報 特開2009−22024号公報
特許文献1に開示されている発明においては、単に表示モードに応じて点灯時間を変えているので、選択された表示モードにおいて表示すべき情報量が多い場合にはユーザーが情報確認している最中にバックライトが消灯してしまい、表示情報を確認し難くなってしまうという問題があった。一方、その表示モードにおける表示情報量が少ない場合であっても、長時間に亘って点灯して電池寿命が短くなってしまう。
また、特許文献2に開示されている発明においては、携帯電話機の状態に応じて点灯時間を制御しているが、例えば着信状態時において表示される情報量が常に一定であるとは限らない。それゆえ、ある1つの状態において、表示情報量が多い場合には情報確認中にバックライトが消灯してしまう一方、表示情報量が少ない場合には点灯時間が長くなって電池寿命が短くなってしまうという問題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、表示情報の視認性を高めつつ、電池寿命を長持ちさせることができるリモコン及び空気調和機を提供することである。
この発明に係るリモートコントローラーは、複数のボタンと、機器の制御を行う制御信号を送信する送信部と、機器設定状態及びリモコン設定状態の少なくともいずれかを表示する表示部と、当該表示部を照らす点灯消灯自在なバックライトと、当該ボタンと当該送信部と当該表示部と当該バックライトとを制御する制御部と、を含み、当該制御部は、当該複数のボタンのうちの押下されたボタンに対応させて予め設定されている設定点灯時間だけ当該バックライトを点灯させることを特徴とする。
また、この発明に係るリモートコントローラーは、複数のボタンと、機器の制御を行う制御信号を送信する送信部と、機器設定状態及びリモコン設定状態の少なくともいずれかを表示する表示部と、当該表示部を照らす点灯消灯自在なバックライトと、当該ボタンと当該送信部と当該表示部と当該バックライトとを制御する制御部と、を含み、設定された待機時間を記憶する設定待機時間記憶手段を含み、当該制御部は、当該バックライトを消灯させた時点及び当該表示部を非表示状態とした時点のいずれかの時点から当該設定された待機時間の経過時点までの間に当該ボタンが押下された場合には当該送信部による送信及び当該表示部による表示の動作を無効とすることを特徴とするリモートコントローラー。
また、この発明に係る空気調和機は、室外機と、制御信号に応じて当該室外機と協働して空気調和を行う室内機と、運転モード設定ボタンと、メニューボタンと、当該室内機の制御を行う制御信号を当該室内機に送信する送信部と、当該運転モード設定ボタンの押下に応じて運転モード設定画面を表示し且つ当該メニューボタンの押下に応じてメニュー画面等を表示する表示部と、当該表示部を照らす点灯消灯自在なバックライトと、当該運転モード設定ボタン及び当該メニューボタンのいずれかが押下されたときに当該バックライトを点灯せしめる制御部と、を含むリモートコントローラーと、を含み、当該制御部は、当該運転モード設定ボタンが押下されたときと、当該メニューボタンが押下されたときとで当該バックライトの点灯時間を異ならせる。
この発明のリモートコントローラー及び空気調和機は、押下されたボタンに応じて当該バックライトの点灯時間を決定するので、表示情報の視認性を高めつつ、電池寿命を長持ちさせることができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1におけるリモコン及びその制御対象機器の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1におけるリモコンの外観図である。 図2のリモコンの表示部に表示される画面の一例である。 図2のリモコンの表示部に表示される画面の別の例である。 図1の設定点灯時間記憶手段に記憶される設定時間テーブルの一例である。 図1のリモコンの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるリモコン及びその制御対象である空気調和機の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態2におけるリモコンにおいて、蓋が開けられた状態のリモコンの外観図である。 この発明の実施の形態2におけるリモコンにおいて、蓋が閉じられた状態のリモコンの外観図である。 図7の設定点灯時間記憶手段に記憶される設定時間テーブルの一例である。 図7のリモコンの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2の変形例におけるリモコン及びその制御対象である空気調和機の機能ブロック図である。 図12の設定点灯時間記憶手段に記憶される設定時間テーブルの一例である。 図12のリモコンの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3におけるリモコン及びその制御対象である空気調和機の機能ブロック図である。 この発明の実施の形態3におけるリモコンの外観図である。 図16のリモコンの表示部に表示される画面の一例である。 図16のリモコンの表示部に表示される画面の別の例である。 図12の設定点灯時間記憶手段に記憶される設定時間テーブルの一例である。 この発明の実施の形態4におけるリモコン及びその制御対象である空気調和機の機能ブロック図である。 図20のリモコンの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5におけるリモコン及びその制御対象である空気調和機の機能ブロック図である。 図22のリモコンの表示部に表示される画面の一例である。 この発明の実施の形態6におけるリモコン及びその制御対象である空気調和機の機能ブロック図である。 図24の画面識別子記憶手段に記憶される識別子対応テーブルの一例である。 図24の設定点灯時間記憶手段に記憶される設定時間テーブルの一例である。 図24のリモコンの動作を示すフローチャートである。 上下ボタン及び決定ボタンを表示ボタンとして含む運転モード設定画面の一例である。 リモコンの表示部に表示される風の調整画面の一例である。 メニュー画面の各項目に対応する設定時間テーブルの一例である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるリモコン1及びその制御対象である本体機器2の機能ブロック図である。リモコン1は、リモコン1に関する各種制御を行う制御部11と、運転モード切替等の制御を行う信号を本体機器2に送信する送信部12と、本体機器2の運転状態や設定状態及びリモコン1の設定状態等についての情報を示す画面を表示する表示部13と、表示部13を照らす消灯自在なバックライト14と、運転モード切替等の動作を実行させるための複数のボタンからなるボタン群15と、を備えている。リモコン1は電池駆動である。以下、本体機器2が空気調和機の室内機21と室外機22からなる場合の例について説明する。室内機21は、リモコン1との間で通信する通信部211と、室内機21と室外機22とを協働させて空気調和を行うための制御を行う制御部212と、を備えている。
制御部11は、後述の設定点灯時間記憶手段17に記憶されている複数の点灯時間のうちから、ボタン群15のうちの押下された1つのボタンに対応する1つの点灯時間を選択する点灯時間選択手段16と、ボタン毎にバックライト14の点灯時間を記憶する設定点灯時間記憶手段17と、バックライト14の点灯時間を計測する点灯時間計測手段18と、を備える。以下、設定点灯時間記憶手段17に記憶されている点灯時間を設定点灯時間と称し、点灯時間計測手段18の計測によって得られる点灯時間を計測点灯時間と称する。設定点灯時間記憶手段17は、表示部13の表示時間も記憶することができる。また、点灯時間計測手段18は、表示部13の表示時間も計測することができる。以下、設定点灯時間記憶手段17に記憶されている表示時間を設定表示時間と称し、点灯時間計測手段18の計測によって得られる表示時間を計測表示時間と称する。また、点灯時間選択手段16を表示時間選択手段16とも称する。設定点灯時間記憶手段17を設定表示時間記憶手段17とも称する。点灯時間計測手段18を表示時間計測手段18とも称する。設定点灯時間及び設定表示時間は、機器メーカーによってあらかじめ設定された時間、又はユーザーによって変更設定された時間であり得る。制御部11は、送信部12と、表示部13と、バックライト14と、ボタン群15と、を制御することができる。
図2は、リモコン1の外観図である。リモコン1の表面には、表示部13、バックライト14及びボタン群15が設けられている。ボタン群15は、空気調和機本体2の運転を開始及び停止するための運転入/切ボタン(運転開始停止ボタンとも称する)15−1と、運転モードを冷房、除湿、及び暖房のいずれかに設定するための運転モード設定ボタン15−2と、温度設定値の増減及びメニュー画面内項目の選択を行うための上下ボタン(変更ボタンとも称する)15−3と、メニュー画面を表示するためのメニューボタン15−4と、メニュー内の選択項目を確定するための決定ボタン15−5と、直前の表示画面又は選択項目に戻るための戻るボタン15−6と、からなる。ユーザーはこれらのボタン15−1〜15−6のいずれか1つを任意に押下することができる。なお、これらのボタンは一例であり、これらに限定されない。
図3は、運転モード設定ボタン15−2の押下によって冷房モードに設定されたときにリモコン1の表示部13に表示される運転モード設定画面41の一例である。当該画面の表示には「冷房」の文字表示41aと、現在時刻41bと、設定温度41c及び設定湿度41dと、が含まれる。
図4は、メニューボタン15−4が押下されたときにリモコン1の表示部13に表示されるメニュー画面42の一例である。当該メニューには、「風の調整」42a、「センサー機能」42b、「べんり機能」42c、「しつど調節」42d、「タイマー」42e及び「設定」42fの項目が含まれる。なお、図3及び図4の表示画面は一例であり、別の表示内容とすることもできる。
図5は、図1の設定点灯時間記憶手段17に記憶される設定時間テーブルの一例である。当該テーブルには、図2の外観図に示されるボタン15−1〜15−6に対応するボタン毎の、表示部13についての設定表示時間及びバックライト14についての設定点灯時間が含まれる。すなわち、設定点灯時間記憶手段17には、ボタン15−1〜15−6の各々に対応させて設定表示時間及び設定点灯時間が予め記憶されている。例えば、運転入/切ボタン15−1に対応する設定表示時間及び設定点灯時間は15秒である。
図6は、実施の形態1の動作を示すフロー図である。以下、図1〜図6を参照しつつ、リモコン1の動作について説明する。リモコン1においては、電池寿命を延ばすために非操作時には表示部13を非表示状態とし且つバックライト14を消灯させている。図6のフロー開始時においても表示部13は非表示状態であり、バックライト14は消灯している前提である。設定点灯時間記憶手段17には、図5に示される設定時間テーブルが記憶されている。以下、設定表示時間と設定点灯時間が同一である前提で説明する。
先ず、制御部11は、ボタン15−1〜15−6が押下されたか否かを判別する(ステップS101)。制御部11は、ボタン15−1〜15−6のうちのいずれか1つのボタンが押下されたと判別した場合には、当該1つのボタンに対応する動作を実行する。例えば、運転モードを冷房に設定する運転モード設定ボタン15−2が押下された場合には、送信部12に運転モードを冷房に設定する制御信号を室内機21に送信させる(ステップS102)。このとき、室内機21の通信部211は、リモコン1から送信された制御信号を受信する。制御部212は、制御信号に応じて運転モード設定等の制御を行う。
また、制御部11は、当該1つのボタンが押下されたされたときに、図3又は図4に示される如き画面を表示部13に表示させるとともに、バックライト14を点灯させる(ステップS103)。また、当該1つのボタンが押下されたされたときに、点灯時間計測手段18が表示部13の表示時間及びバックライト14の点灯時間の計測を開始する(ステップS103)。
次に、点灯時間選択手段16は、当該1つのボタンに対応する1つの設定点灯時間を設定点灯時間記憶手段17から選択する(ステップS104)。
続いて、制御部11は、ボタン15−1〜15−6が更に押下されたか否かを判別する(ステップS105)。制御部11によってボタン押下の判別がなされた場合には、送信部12及び表示部13は、制御部11の指令に応じた動作を行う(ステップS106)。送信部12はステップS102と同様の処理を行う。表示部13は押下されたボタンに対応して表示画面を切り替える。例えば、戻るボタン15−6が押下された場合には、表示部13は、表示画面を現在表示画面から直前表示画面に戻す。点灯時間選択手段16は、押下された1つのボタンに対応する1つの設定点灯時間を設定点灯時間記憶手段17から選択する(ステップS104)。また、点灯時間選択手段16は、押下された1つのボタンに対応する1つの設定表示時間を設定表示時間記憶手段17から選択する(ステップS104)。
制御部11は、ステップS105において、ボタン15−1〜15−6が押下されていないと判別した場合には、点灯時間計測手段18によって得られた計測点灯時間が、点灯時間選択手段16によって選択された1つの設定点灯時間に達したか否かを判別する(ステップS107)。制御部11は、計測点灯時間が当該1つの設定点灯時間に達していないと判別した場合には、ステップS105に戻る。一方、制御部11は、計測点灯時間が当該1つの設定点灯時間に達していると判別した場合には、バックライト14を消灯せしめる(ステップS108)。制御部11は、消灯後、ステップS101に戻って同様の処理を反復する。また、制御部11は、ステップS105において、ボタン15−1〜15−6が押下されていないと判別した場合には、点灯時間計測手段18によって得られた計測表示時間が、点灯時間選択手段16によって選択された1つの設定表示時間に達したか否かを判別することもできる(ステップS107)。制御部11は、計測表示時間が当該1つの設定表示時間に達していないと判別した場合には、ステップS105に戻る。一方、制御部11は、計測表示時間が当該1つの設定表示時間に達していると判別した場合には、表示部13を非表示状態とする(ステップS108)。制御部11は、非表示後、ステップS101に戻って同様の処理を反復する。なお、例えば、ステップS101において上下ボタン15−3が押下された時点から14秒経過後に、ステップS105において更に上下ボタン15−3が押下された場合には、バックライト14は当該押下の時点から更に15秒間に亘って点灯し続ける(ステップS104〜S108)。
上記したように本実施形態のリモコン1においては、ボタン15−1〜15−6毎に所定の表示時間及び点灯時間をあらかじめ設定しておく。ボタン15−1〜15−6のうちの1つのボタンが押下されたときには表示部13に画面を表示させ且つバックライト14を点灯させ、当該1つのボタンに対応する1つの設定表示時間及び1つの設定点灯時間を選択するとともに、ボタン押下時点からの表示時間及び点灯時間を計測する。そして、計測表示時間が設定表示時間に達したときに表示部13を非表示状態とし、計測点灯時間が設定点灯時間に達したときにバックライト14を消灯させる。すなわち、1つの押下ボタンに対応する1つの設定表示時間及び1つの設定点灯時間を決定し、ボタン押下時点から当該設定時間の経過後に、表示部13を非表示状態とし、バックライト14を消灯させる。
かかる構成によれば、ユーザーが表示部13への表示情報を確認するのに要すると予想される時間に応じた表示時間及び点灯時間を確保できる。それによって、ユーザーが表示情報を確認している途中で表示部13が非表示状態となり且つバックライト14が消灯して表示画面が見難くなるといった不都合が生じにくくなるとともに、表示部13の表示時間及びバックライト14の点灯時間が必要以上に長くなることもないので、電池寿命を延ばすことができるという効果を奏する。
図3に示されるような情報量の少ない表示画面の場合には、ユーザーが表示部13を見続ける時間が比較的短いと予想される。この場合、図5に示されるように設定点灯時間を例えば15秒とする。一方、図4に示されるような情報量の多い表示画面の場合には、ユーザーが表示部13を見続ける時間が比較的長いと予想される。この場合、図5に示されるように設定点灯時間を例えば60秒とする。このように、表示画面の情報量の大小に応じて点灯時間を設定することによって上記した効果が得られる。
表示部13には、リモコン1内に予め記憶されている少なくとも2つの画面(例えば、図3に示される運転モード設定画面及び図4に示されるメニュー画面)のうちの1つが択一的に表示される。例えば、相対的に多くの情報量を含む画面を表示させるためのボタン(例えば、メニューボタン15−4)についての設定点灯時間を、相対的に少ない情報量を含む画面を表示させるためのボタン(例えば、運転モード設定ボタン15−2)についての設定点灯時間よりも長くする。情報量は、例えば、表示画面に含まれる文字数又は項目数に基づいて判断できる。一方の表示画面に含まれる文字数が他方の表示画面に含まれる文字数よりも多い場合には、当該一方の画面の情報量が相対的に多いということがいえる。同様に、項目数が多い場合にも情報量が相対的に多いということがいえる。表示時間についても同様に考えることができる。
また、例えば、文字数について1つの閾値をあらかじめ設定しておき、画面に含まれる文字数が当該閾値を下回る場合には当該画面を表示させるためのボタンについては第1の点灯時間を設定し、文字数が当該閾値を上回る場合には当該画面を表示させるための第2のボタンについては第1の設定点灯時間よりも長い第2の点灯時間を設定することができる。文字数に関する閾値は例えば30文字とすることができる。また、例えば第1の閾値及び第2の閾値をあらかじめ設定しておき、画面に表示される文字数が、第1の閾値より大きい場合には第1の点灯時間を設定し、第1の閾値から第2の閾値の間である場合には第2の点灯時間を設定し、第2閾値よりも小さい場合には第3の点灯時間を設定できる。第1の閾値は例えば20文字、第2の閾値は例えば40文字とすることができる。同様に3つ以上の閾値を設定して4つ以上の点灯時間を設定することもできる。また、表示量を項目数に基づいて決定する場合にも同様の設定とすることができる。表示時間についても同様に考えることができる。
また、ユーザーに対して単に情報を提示する画面(例えば図3)を表示させるためのボタンに対しては比較的短い第1の点灯時間を設定し、ユーザーに選択又は決定を促す画面(例えば図4)を表示させるボタンに対しては第1の点灯時間よりも長い第2の点灯時間を設定することによっても上記した効果が得られる。表示時間についても同様に考えることができる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2におけるリモコン1及びその制御対象である空気調和機本体2の機能ブロック図である。以下、実施の形態1と異なる構成について主に説明する。
リモコン1には開閉自在に設けられた蓋30aが設けられている。また、リモコン1は、蓋30aの開閉状態を判別する開閉判別手段19aを含む。開閉判別手段19aは、蓋30aの物理的な位置を検出して開閉状態を判別する。
図8は、この発明の実施の形態2におけるリモコン1において、蓋30aが開かれた状態のリモコン1の外観図である。リモコン1の表面には実施の形態1と同様にボタン15−1〜15−6が設けられている。
図9は、蓋30aが閉じられた状態のリモコン1の外観図である。蓋30aが閉じられた状態においてはボタン15−4〜15−6が覆い隠される。かかる構成により、ボタン15−4〜15−6を操作するためには、ユーザーは蓋30aを開く必要がある。蓋30aの開閉方式としては、例えば回転式、スライド式を採用できる。なお、ボタン15−4〜15−6が押下されたときの表示部13への表示量は、ボタン15−1〜15−3が押下されたときの表示部13への表示量よりも多くなる傾向がある。
図10は、図7の設定点灯時間記憶手段17に記憶される設定時間テーブルの一例である。当該テーブルには、ボタン15−1〜15−6に対応するボタン毎の、表示部13の設定表示時間及びバックライト14の設定点灯時間が含まれる。ボタン15−4〜15−6は、蓋内ボタンとして一括で示されている。また、当該テーブルには、蓋30aを開く動作(以下、蓋開動作と称する)についての設定表示時間及び設定点灯時間も含まれる。蓋内ボタン及び蓋開動作の設定表示時間及び設定点灯時間は60秒であり、他のボタンの設定表示時間及び設定点灯時間15秒よりも長い。これらの時間は、第1の実施形態と同様に、例えば画面に含まれる文字数、項目数など表示量の相対的な多少に基づいて設定されている。例えば、含まれる文字数が相対的に多い方の画面に対応するボタンについては長い第1の設定時間(例えば60秒)とし、含まれる文字数が相対的に少ない方の画面に対応するボタンについては第1の設定時間よりも短い第2の設定時間(例えば15秒)とする。項目数に基づく場合も同様である。なお、蓋開動作では、蓋30a内のボタン15−4〜15−6を選択したり、ボタン名称を読む必要もあるため、画面内の文字数や項目数と同様に考えることができる。
以下、図7〜図11を参照しつつ、リモコン1の動作について説明する。図11のフロー開始時において表示部13は非表示状態であり且つバックライト14は消灯している。また、図11のフロー開始時において、蓋30aは閉じられている。設定点灯時間記憶手段17には、図10に示される設定時間テーブルが記憶されている。以下、設定表示時間と設定点灯時間が同一である前提で説明する。
先ず、開閉判別手段19aは、蓋30aが開かれたか否かを判別する(ステップS201)。蓋30aが開かれたと判別された場合には、制御部11は、表示部13を表示状態とし且つバックライト14を点灯させる。また、点灯時間計測手段18は、表示部13の表示時間及びバックライト14の点灯時間の計測を開始する(ステップS204)。
一方、蓋30aを開く動作がなされなかった場合、制御部11は、ボタン15−1〜15−6が押下されたか否かを判別する(ステップS202)。制御部11は、ボタン15−1〜15−6のうちのいずれか1つのボタンが押下されたと判別した場合には、当該1つのボタンに対応する動作を実行し、送信部12に信号を空気調和機本体2に送信させる(ステップS203)。このとき、空気調和機本体2の通信部211は、リモコン1から送信された信号を受信する。制御部212は、当該信号に応じて設定温度変更等の制御を行う。制御部11は、当該1つのボタンが押下されたされた時に表示部13を表示状態とし且つバックライト14を点灯させる(ステップS204)。また、点灯時間計測手段18が、表示部13の表示時間及びバックライト14の点灯時間の計測を開始する(ステップS204)。
次に、点灯時間選択手段16は、当該1つのボタンに対応する1つの設定点灯時間、又は蓋開動作に対応する1つの設定点灯時間を設定点灯時間記憶手段17から選択する(ステップS205)。また、点灯時間選択手段16は、当該1つのボタンに対応する1つの設定表示時間、又は蓋開動作に対応する1つの設定表示時間を設定点灯時間記憶手段17から選択する(ステップS205)。
蓋30aが開かれずにステップS205に進む場合もあり得るので、開閉判別手段19aは、蓋30aが開かれたか否かを再び判別する(ステップS206)。開閉判別手段19aによって蓋30aが開かれたと判別された場合、点灯時間選択手段16は、蓋開動作に対応する1つの設定表示時間及び1つの設定点灯時間を設定点灯時間記憶手段17から選択し、表示時間及び点灯時間を更新し、表示時間及び点灯時間を再計測し始める(ステップS205)。
ステップS206において、蓋30aが開かれなかったと判別された場合、制御部11は、ボタン15−1〜15−6が押下されたか否かを判別する(ステップS207)。制御部11によってボタン押下の判別がなされた場合には、送信部12及び表示部13は制御部11の指令に応じた動作を行う(ステップS208)。送信部12はステップS202と同様の処理を行う。表示部13は表示画面切替等の動作を行う。また、点灯時間選択手段16は、押下された1のボタンに対応する1つの設定表示時間及び1つの設定点灯時間を設定点灯時間記憶手段17から選択し、表示時間及び点灯時間を更新し、表示時間及び点灯時間を再計測し始める(ステップS205)。
制御部11は、ステップS207において,ボタン15−1〜15−6が押下されていないと判別した場合には、点灯時間計測手段18によって得られた計測点灯時間が、点灯時間選択手段16によって選択された1つの設定点灯時間に達したか否かを判別する(ステップS209)。制御部11は、計測点灯時間が当該1つの設定点灯時間に達していないと判別した場合には、ステップS206に戻る。また、制御部11は、計測点灯時間が当該1つの設定点灯時間に達していると判別した場合には、バックライト14を消灯せしめる(ステップS210)。制御部11は、消灯後、ステップS201に戻って同様の処理を反復する。
また、制御部11は、ステップS207において,ボタン15−1〜15−6が押下されていないと判別した場合には、点灯時間計測手段18によって得られた計測表示時間が、点灯時間選択手段16によって選択された1つの設定表示時間に達したか否かを判別することもできる(ステップS209)。制御部11は、計測表示時間が当該1つの設定表示時間に達していないと判別した場合には、ステップS206に戻る。また、制御部11は、計測表示時間が当該1つの設定表示時間に達していると判別した場合には、表示部13を非表示状態とする(ステップS210)。制御部11は、非表示後、ステップS201に戻って同様の処理を反復する。
上記したように本実施形態のリモコン1においては、ユーザーはボタン15−4〜15−6を操作する前に蓋30aを開く。蓋30aが開かれた場合には制御部11がバックライト14を点灯させる。かかる動作によって、ユーザーは表示画面が見易くなった状態でボタン15−4〜15−6の操作を開始することができる。それによって、ユーザーがボタンを操作するまでに要する時間を短縮できる等使い勝手が向上する。
上記実施例は、蓋30aが開かれた時点から設定消灯時間経過後に表示部13を非表示状態とし、バックライト14を消灯する場合の例であるが、これに限られない。蓋30aが閉じられたと開閉判別手段19aが判定したときに、制御部11が表示部13を非表示状態とし、バックライト14を消灯させる構成とすることもできる。このような構成とした場合、電池寿命を更に延ばすことができる。但し、蓋30aを閉めた時に設定等を確認してほしい場合、蓋30aを閉めた時も一定時間、表示部13及びバックライト14を点灯させても良い。
上記実施形態は、蓋30aが閉じられたときにボタン15−4〜15−6が覆い隠される場合の例であるが、これに限られない。例えば、メニューボタン15−4だけが覆い隠される構成とすることもできる。上記実施形態は、図10の設定時間テーブルにおいてボタン15−4〜15−6を蓋内ボタンとして一括で設定した場合の例であるが、当然、ボタン15−4〜15−6の各々について個別に表示時間及び点灯時間を設定することもできる。
上記実施形態は、リモコン1上に開閉自在に設けられた蓋30aの物理的な位置を開閉判別手段19aが検出してバックライト14を点灯させる場合の例であるが、これに限られない。以下、実施の形態2の変形例について説明する。
図12は、蓋30aの代わりに加速度センサー30bを含み、開閉判定手段19aの代わりに加速度判定手段19bを含む場合のリモコン1及びその制御対象である空気調和機本体2の機能ブロック図である。加速度センサー30bは、リモコン1の移動によって生じる加速度の大きさを判定する。加速度判定手段19bは、当該加速度の大きさが閾値を超えたか否かを判定する。制御部11は、加速度判定手段19bによって当該加速度の大きさが閾値を超えたと判別されたときにバックライト14を点灯させる。
図13は、図12の設定点灯時間記憶手段17に記憶される設定時間テーブルの一例である。当該テーブルには、ボタン15−1〜15−6に対応するボタン毎の、表示部13の設定表示時間及びバックライト14の設定点灯時間が含まれる。また、当該テーブルには、リモコン1の移動動作についての設定表示時間及び設定点灯時間も含まれる。ボタン15−4〜15−6及び移動動作の設定表示時間及び設定点灯時間は60秒であり、ボタン15−1〜15−3の設定表示時間及び設定点灯時間15秒よりも長い。これらの時間は、第2の実施形態と同様に、例えば画面に含まれる文字数、項目数など表示量の相対的な多少に基づいて設定されている。
図14は、図12のリモコン1の動作を示すフローチャートである。以下、図14を参照しつつ、リモコン1の動作について説明する。図14のフロー開始時において表示部13は非表示状態であり且つバックライト14は消灯している。また、図14のフロー開始時において、リモコン1は机上に置かれている。設定点灯時間記憶手段17には、図13に示される設定時間テーブルが記憶されている。
先ず、加速度判定手段19bは、リモコン1が机から持ち上げられるなどの行為によって移動したか否か、すなわち加速度センサー30bによって得られた加速度が閾値を超えているか否かを判別する(ステップS201)。加速度が閾値を超えていると判別された場合には、制御部11は、表示部13を表示状態とし且つバックライト14を点灯させる。また、点灯時間計測手段18は、表示部13を表示時間及びバックライト14の点灯時間の計測を開始する(ステップS204)。
一方、リモコン1が移動しなかった場合、制御部11は、ボタン15−1〜15−6が押下されたか否かを判別する(ステップS202)。制御部11は、ボタン15−1〜15−6のうちのいずれか1つのボタンが押下されたと判別した場合には、当該1つのボタンに対応する動作を実行し、送信部12は制御信号を室内機21に送信する(ステップS203)。制御部11は、当該1つのボタンが押下されたされた時に表示部13を表示状態とし且つバックライト14を点灯させる(ステップS204)。また、点灯時間計測手段18が、表示部13を表示時間及びバックライト14の点灯時間の計測を開始する(ステップS204)。
次に、点灯時間選択手段16は、当該1つのボタンに対応する1つの設定点灯時間、又はリモコン移動動作に対応する1つの設定点灯時間を設定点灯時間記憶手段17から選択する(ステップS205)。また、点灯時間選択手段16は、当該1つのボタンに対応する1の設定表示時間、又はリモコン移動動作に対応する1つの設定表示時間を設定点灯時間記憶手段17から選択する(ステップS205)。
リモコン1が移動せずにステップS205に進む場合もあり得るので、加速度判定手段19bは、リモコン1の移動によって生じた加速度が閾値を超えたか否かを再び判別する(ステップS206)。加速度判定手段19bによって当該加速度が閾値を超えたと判定された場合、点灯時間選択手段16は、リモコン1の移動動作に対応する1の設定表示時間及び1の設定点灯時間を設定点灯時間記憶手段17から選択し、表示時間及び点灯時間を更新し、表示時間及び点灯時間を再計測し始める(ステップS205)。
ステップS206において、リモコン1が移動しなかったと判別された場合、制御部11は、ボタン15−1〜15−6が押下されたか否かを判別する(ステップS207)。ステップS207以下の動作は実施の形態2と同様である。
かかる構成の場合にも、同様の効果を奏することができる。上記変形例は、リモコン1が蓋30a及び開閉判定手段19aを含まない場合の例であるが、次のような構成とすることもできる。すなわち、蓋30aと開閉判定手段19a、及び加速度センサー30bと加速度判定手段19bをともに含み、蓋30aの開閉状態及びリモコン1の移動による加速度変化の少なくとも一方によって、バックライト14を点灯させることができる。また、加速度センサー30bでの表示部13及びバックライト14の点灯は、消灯時のみ有効とし、ステップS206を削除することも可能である。
実施の形態3.
図15は、この発明の実施の形態3におけるリモコン1及びその制御対象である空気調和機本体2の機能ブロック図である。以下、実施の形態1と異なる構成について主に説明する。リモコン1は送受信部31を備えている。また、ボタン群15は、情報取得ボタン15−7(後述の図16)を含む。送受信部31は、ユーザーによって情報取得ボタン15−7が押下されたときに情報の送信を要求する要求信号を空気調和機本体2の室内機21に送信するとともに、室内機21から送信された情報を受信する。当該情報は、例えば、空気調和機の機器情報、現在の運転モード、設定温度及び湿度、室内外における実測温度、実測湿度、消費電力量、電気代、節電及び快適性向上に関するナビゲーション等の情報である。室内機21は、当該情報を保持する情報保持部213を含む。以下、当該情報を保持情報と称する。通信部211は、リモコン1から送信された要求信号に応じて保持情報をリモコン1に送信する。
図16は、この発明の実施の形態3におけるリモコン1の外観図である。リモコン1の表面には情報取得ボタン15−7が設けられている。ユーザーによって情報取得ボタン15−7が押下された場合、図15の送受信部31は、保持情報の送信を要求する要求信号を室内機21に送信する。また、送受信部31は、室内機21から送信された保持情報を受信する。制御部11は、当該保持情報に基づく表示画面を生成して表示部13に表示させる。
図17は、情報取得ボタン15−7の押下によってリモコン1の表示部13に表示される画面の一例である。当該画面は、「おしらせ」項目43a、「電気代」項目43b、「エコ貯金箱」項目43c、「エリア」項目43dのうちの「おしらせ」項目43aが選択された場合の「おしらせナビ画面」43である。当該画面43には、室外気温が低下していることを理由に空気調和運転の停止をユーザーに勧める文章43eと、停止するか否かの選択肢「はい」/「いいえ」及びこれらの一方を選択するためのボタン名「決定」/「戻る」43fとが表示されている。
図18は、情報取得ボタン15−7の押下によって、リモコン1の表示部13に表示される画面の別の例である。当該画面は、「おしらせ」項目44a、「電気代」項目44b、「エコ貯金箱」項目44c、「エリア」項目44dのうちの「電気代」項目44bが選択された場合の「電気代画面」44である。当該画面44には、過去30日分の電気代44eが表示されている。なお、表示部13には、図17及び図18の画面の例えば「エコ貯金箱」又は「エリア」の項目を選択して各項目についての画面を表示することもできる。これらの画面は、上下ボタン15−3の押下によって切り替え自在である。
図19は、図15の設定点灯時間記憶手段17に記憶される設定時間テーブルの一例である。当該テーブルには、ボタン15−1〜15−7に対応するボタン毎の、表示部13の設定表示時間及びバックライト14の設定点灯時間が含まれる。情報取得ボタン15−7の設定表示時間及び設定点灯時間は90秒であり、他のボタンの設定表示時間及び設定点灯時間15秒及び60秒よりも長い。情報取得ボタン15−7の押下によって得られる情報量は多く、ユーザーが当該情報を確認するために相当の時間を要すると考えられるので、比較的長時間の設定としてある。
以下、図6、図15〜図19を参照しつつ、リモコン1の動作について説明する。本実施の形態3のリモコン1の動作フローは、実施の形態1の動作フローと同様であり、図6に示される。以下、図6のステップS101において情報取得ボタン15−7が押下された場合の動作について説明する。なお、図6のフロー開始時点においては、表示部13は非表示状態であり且つバックライト14は消灯している。また、設定点灯時間記憶手段17には、図19に示される設定時間テーブルが記憶されている。
先ず、情報取得ボタン15−7が押下されたと制御部11が判別した場合(ステップS101)、送受信部31は、要求信号を室内機21に送信し、室内機21から送信された保持情報を受信する(ステップS102)。このとき、空気調和機本体2の通信部211は、リモコン1から送信された要求信号を受信し、情報保持部213に保持されている保持情報をリモコン1に送信する。保持情報には、例えば、空気調和機本体2の機器情報等が含まれる。
表示部13は、送受信部31によって受信された保持情報に基づく画面を表示する(ステップS103)。表示部13には、例えば、空気調和機本体2の機器情報等が表示される。また、制御部11は、情報取得ボタン15−7が押下されたされたときにバックライト14を点灯させ、点灯時間計測手段18が、表示部13の表示時間及びバックライト14の点灯時間の計測を開始する(ステップS103)。点灯時間選択手段16は、情報取得ボタン15−7に対応する1の設定表示時間及び1の設定点灯時間を設定点灯時間記憶手段17から選択する(ステップS104)。当該1の設定表示時間及び1つの設定点灯時間は、他のボタン15−1〜15−6の設定表示時間及び設定表示時間15秒よりも長い時間90秒である。以降のステップS105〜S108の動作は、実施の形態1における動作と同様である。
このように、本実施形態のリモコン1には情報取得ボタン15−7が設けられており、リモコン1は、このボタンが操作された場合に室内機21から保持情報を取得して表示する。保持情報には、例えば空気調和機の機器情報、電気代、ナビゲーション等の様々な情報が含まれている。ユーザーがこれらの情報を確認するには相当の時間を要すると考えられる。そのような理由から、情報取得ボタン15−7の設定表示時間及び設定点灯時間は、他のボタンにおけるそれに比較して長い時間に設定されている。
かかる構成によって、画一的に表示時間及び点灯時間をもつリモートコントローラーより電池寿命を延ばすことができることに加えて、ユーザーが空気調和機本体2から取得した多くの情報を確認するための十分な時間を確保できるという効果も奏する。
本実施形態は、情報取得ボタン15−7を押下した時点から設定点灯時間経過した時に表示部13及びバックライト14を消灯させる場合の例であるが、これに限られない。例えば、送受信部31が室内機21から保持情報を受信した時点から、又は保持情報の受信エラーと判定した時点から設定点灯時間経過した時にバックライト14を消灯させることもできる。同様に、送受信部31が室内機21から保持情報を受信した時点から、又は保持情報の受信エラーと判定した時点から設定表示時間経過した時に表示部13を非表示状態とすることもできる。かかる動作によって表示部13の表示時間及びバックライト14の点灯時間が延長されるので、受信遅延が生じた場合であっても表示部13及びバックライト14を十分な時間表示点灯させることができる。
実施の形態4.
図20は、この発明の実施の形態4におけるリモコン1及びその制御対象である空気調和機本体2の機能ブロック図である。以下、実施の形態3と異なる構成について主に説明する。本実施形態の制御部11は、再点灯のための待機時間を記憶する設定待機時間記憶手段32と、表示部13及びバックライト14の消灯時点からの待機時間を計測する待機時間計測手段33と、を含む。待機時間は、例えば10秒以下の比較的短い時間である。以下、設定待機時間記憶手段32に記憶されている待機時間を設定待機時間と称し、待機時間計測手段33の計測によって得られる待機時間を計測待機時間と称する。
制御部11は、計測待機時間が設定待機時間に達する前にボタン群15のうちの1つのボタンが押下されたと判別した場合には、当該1つのボタンに対応する動作を送信部12及び表示部13に実行させることなく、表示部13及びバックライト14を再点灯させる。つまり、表示部13及びバックライト14が消灯する直前の状態となる。一方、制御部11は、計測待機時間が設定待機時間を超えた後に1つのボタンが押下されたと判別した場合には、当該1つのボタンに対応する動作を送信部12及び表示部13に実行させるとともに、バックライト14を再点灯させる。本実施形態のリモコン1の外観図は、実施の形態3のリモコン1の外観図である図16と同様である。ボタン群15は、図16のボタン15−1〜15−7からなる。
図21は、図20のリモコン1の動作を示すフローチャートである。図20のステップS301〜S307の動作は、実施の形態1の動作フローである図6のステップS101〜S107の動作と同様である。以下、図20及び図21を参照しつつ、ステップS308以降の動作について説明する。
制御部11は、計測点灯時間が設定点灯時間に達していると判別した場合には、バックライト14を消灯せしめる(ステップS308)。制御部11は、計測表示時間が設定表示時間に達していると判別した場合には、表示部13を非表示状態とする(ステップS308)。また、待機時間計測手段33は、バックライト14の消灯時点すなわち設定点灯時間の満了時点から経過待機時間の計測を開始する(ステップS308)。
制御部11は、計測待機時間が設定待機時間を超える前に、ボタン群15のうちの1つのボタンが押下されたと判別した場合(ステップS309及びS310)、当該1つのボタンに対応する動作を実行させることなく、すなわち、ステップS302の動作を行うことなく、表示部13を表示状態とし、バックライト14を点灯させる(ステップS303)。例えば、送信部12は、当該1つのボタンに対応する信号を室内機21に送信する動作を行わず、表示部13は、当該1つのボタンが戻る15−6であっても画面表示を切り替える動作を行わない。
一方、制御部11は、ボタン群15が押下されることなく、計測待機時間が設定待機時間を超えたと判別した場合(ステップS309及びS310)、ステップS301に戻る。以下、ボタン群15のうちの1つのボタンが押下された場合、当該1つのボタンに対応する動作を実行させるとともに(ステップS302)、表示部13を表示状態とし、バックライト14を点灯させる(ステップS303)。
このように、本実施形態におけるリモコン1においては、バックライト14の消灯時点から設定待機時間が経過するまでの間にボタン群15が押下された場合、押下ボタンに対応した動作を行わずに表示部13を表示状態とし、バックライト14を点灯させる。一方、バックライト14の消灯後、設定待機時間が経過した後にボタン群15のうちの1つのボタンが押下された場合、押下ボタンに対応した動作を行うとともに、表示部13を表示状態とし、バックライト14を点灯させる。
かかる動作により、表示部13及びバックライト14の再点灯操作に伴う意図しない動作がなされることを防止することができる。ユーザーは、操作継続中に表示部13及びバックライト14が消灯した場合、反射的にボタン押下してしまうことがある。この場合のボタン押下には、押下ボタンに対応する動作を行わせる意図は無い。本実施形態のリモコン1においては、表示部13及びバックライト14の消灯後、短時間の間にボタン押下された場合には、ボタン押下に対応する動作を行わない。それゆえ、ユーザーが反射的にボタン押下した場合であっても、ユーザーの意図しない動作がなされることを防止することができる。一方、表示部13及びバックライト14の消灯後、長時間経過後になされるボタン押下は、反射的なボタン押下ではなく、押下ボタンに対応する動作をさせることを意図したものと考えられる。この場合、通常どおり、押下ボタンに対応した動作を行うとともに表示部13及びバックライト14を点灯させるので、ユーザーの意図した動作が実行される。また、ボタン押下だけでなく、蓋でも同様の効果が得られる。また、上記実施形態は、待機時間計測手段33が、表示部13及びバックライト14の消灯時点すなわち設定点灯時間の満了時点から経過待機時間の計測を開始する場合の例であるが、これに限られない。待機時間計測手段33は、表示部13の非表示状態遷移時点すなわち設定表示時間の満了時点から経過待機時間の計測を開始することもできる。
実施の形態5.
図22は、この発明の実施の形態5におけるリモコン1及びその制御対象である空気調和機本体2の機能ブロック図である。以下、実施の形態1と異なる構成について主に説明する。本実施形態の制御部11は、ユーザーによるボタン群15の操作によって指定された点灯時間を設定点灯時間として設定点灯時間記憶手段17に記憶せしめる時間設定手段34を含む。時間設定手段34は、ユーザーによるボタン群15の操作によって指定された表示時間を設定表示時間として設定点灯時間記憶手段17に記憶させることもできる。
図23は、点灯時間を設定するための時間設定画面45の一例である。当該画面45は、ユーザーによるメニューボタン15−4及び上下ボタン15−3の押下によって表示部13に表示される。当該画面を表示した時点においては、点灯時間の現在設定値45aが表示される。ユーザーは、上下ボタン15−3の押下によって設定点灯時間を変更することができる。表示時間の設定も同様の画面により行うことができる。
以下、本実施形態のリモコン1における時間設定動作について説明する。
先ず、ユーザーは、メニューボタン15−4及び上下ボタン15−3を適宜押下することによって表示部13に時間設定画面を表示させる。次に、ユーザーは、上下ボタン15−3を押下することによって時間設定画面に表示されている時間を任意に増減させる。次に、ユーザーは、所望の時間が表示された時点で決定ボタン15−5を押下する。例えば、時間設定画面の初期表示値が15秒である場合に下ボタン15−3を複数回押下して10秒の表示として、更に決定ボタン15−5を押下することにより、点灯時間として10秒を設定することを決定できる。
時間設定手段34は、決定ボタン15−5の押下によって決定された時間を新たな点灯時間として設定する。これにより、新たな設定点灯時間が設定点灯時間記憶手段17に記憶される。なお、表示部13についての表示時間の設定も同様の手順によって設定できる。
このように、本実施形態のリモコン1は、ユーザーからの時間設定に応じて表示部13の表示時間及びバックパネル14の点灯時間を設定する時間設定手段34を含む。
かかる構成によれば、ユーザーが所望の表示時間及び点灯時間を設定することができる。ユーザーは老若男女様々であり、初期設定値のままでは使い辛いと感じることもあり得る。本実施形態のようにユーザーが所望の表示時間及び点灯時間に設定できることによって、ユーザーの使い勝手が更に向上する。ユーザーは、表示時間及び点灯時間をボタン毎、画面毎に設定することができる。
実施の形態6.
図24は、この発明の実施の形態6におけるリモコン1及びその制御対象である空気調和機本体2の機能ブロック図である。以下、実施の形態1と異なる構成について主に説明する。本実施形態の制御部11は、表示部13に択一的に表示される画面毎に識別子を対応づけて記憶する画面識別子記憶手段35と、表示部13に現在表示されている画面の識別子を保持する現在画面識別子保持手段36と、を含む。本実施形態のリモコン1は、実施の形態1のリモコン1と同様にボタン15−1〜15−6を備える(図2を参照)。
図25は、画面識別子記憶手段35に記憶される識別子対応テーブルである。運転モード設定ボタン15−2の押下に応じて表示部13に表示される運転モード設定画面には画面識別子ID1が対応づけられている。当該テーブルにおいては、メニューボタン15−4の押下に応じて表示部13に表示されるメニュー画面には画面識別子ID2が対応づけられている。画面識別子IDは、画面に含まれる情報量の違いに基づいて設定されている。例えば図4に示される如きメニュー画面に含まれる情報量は、例えば図3に示される如き運転モード設定画面に含まれる情報量よりも多い。
図26は、設定点灯時間記憶手段17に記憶される設定時間テーブルの一例である。当該テーブルには、図2の外観図に示されるボタン15−1〜15−6に対応するボタン毎の、表示部13についての設定表示時間及びバックライト14についての設定点灯時間が含まれる。上下ボタン15−3については、画面識別子毎に設定時間を異ならせている。当該テーブルにおいては、一例として、画面識別子ID1のときの設定時間を15秒、画面識別子ID2のときの設定時間を60秒としている。このように、比較的多くの情報が含まれるメニュー画面が表示部13に表示されているときにボタン押下された場合の表示時間及び点灯時間を、比較的少ない情報が含まれる運転モード設定画面が表示部13に表示されているときにボタン押下された場合の表示時間及び点灯時間よりも長くしている。
画面に含まれる「情報量」の多少は、例えば以下の基準によって判断される。情報量の多少の判断基準の1つは、画面表示される文字の数である。例えば、一定の文字サイズのときに表示部13に表示される画面内に最大で40文字だけ表示できると仮定する。この場合、例えば最大表示文字数の半分である20文字以下からなる文章を表示する画面を「情報量の少ない画面」とし、21文字以上からなる文章を表示する画面を「情報量の多い画面」とすることができる。
表示文字数が20文字以下のとき、すなわち「情報量の少ない画面」が表示されているときに上下ボタン15−3が押下された場合のバックライト14の設定点灯時間を例えば平仮名20文字を読むのに要する時間を5秒と考え、その2倍の時間の余裕を持たせて10秒、又は更に時間に余裕を持たせて3倍の時間15秒として設定点灯時間記憶手段17に記憶させることができる。一方、表示文字数が21文字以上のとき、すなわち「情報量の多い画面」が表示されているときに上下ボタン15−3が押下された場合のバックライト14の設定点灯時間を例えば平仮名40文字を読むのに要する時間を10秒と考え、その2倍の時間の余裕を持たせて20秒、又は更に時間に余裕を持たせて3倍の時間30秒として設定点灯時間記憶手段17に記憶させることができる。また、設定点灯時間は、文章を読むために要すると考えられる時間より長い時間であれば良い。例えば、文章を読むために要すると考えられる時間が10秒の場合に、設定点灯時間を60秒として設定点灯時間記憶手段17に記憶させることもできる。表示時間についても同様に考える事ができる。
この文章を表示する画面は、例えばメニュー画面から選択表示可能な「べんり機能画面」であり、上記基準に照らせば「情報量の多い画面」に該当する。当該画面と画面識別子ID2とを対応づけて画面識別子記憶手段35に記憶することができる。
情報量の多少の判断基準の別の1つは、画面表示される選択肢の数である。例えば、2つ以下の選択肢を表示する画面を「情報量の少ない画面」とし、3つ以上の選択肢を表示する画面を「情報量の多い画面」とすることができる。例えば図3に示される運転モード設定画面のように選択肢を含まない画面すなわち選択肢が0個の画面は「情報量の少ない画面」である。また、例えば「入」/「切」、「はい」/「いいえ」、「戻る」/「進む」などの2択を表示する画面も、「情報量の少ない画面」とすることができる。一方、例えば図4に示されるメニュー画面のように3つ以上の選択肢を表示する画面は「情報量の多い画面」である。なお、図4のメニュー画面には、「風の調節」、「センサー機能」、「べんり機能」、「しつど調節」、「タイマー」、「設定」の項目からなる6つの選択肢が含まれている。
情報量の多少については、文字数又は選択肢数に基づいて判断することもできるし、これらの組み合わせによって判断することもできる。例えば、文字数と選択肢数の両方に基づいて情報量の多少を判断することができる。
以下、図24〜図27を参照しつつ、リモコン1の動作について説明する。図27のフローの開始点において、表示部13は非表示状態であり且つバックライト14が消灯している前提である。設定点灯時間記憶手段17には、図26に示される設定時間テーブルが記憶されている。図27のステップS401〜S403の動作は、実施の形態1の動作フローである図6のステップS101〜S103の動作と同様である。以下、ステップS404以降の動作について説明する。
現在画面識別子保持手段36は、ステップS403において表示部13に表示された画面の識別子を保持する(ステップS404)。例えば、運転モード設定画面が表示されている場合には識別子ID1を保持し、メニュー画面が表示されている場合には識別子ID2を保持する。
次に、点灯時間選択手段16は、当該1つのボタンに対応する1つの設定表示時間及び1つの設定点灯時間を設定点灯時間記憶手段17から選択する(ステップS405)。運転モード設定画面が現在表示されているときに上下ボタン15−3が押下された場合、点灯時間選択手段16は設定時間15秒を選択する。上下ボタン15−3の押下に応じて運転モード設定画面内に表示されている設定温度の数値がボタン押下に応じて増減するが、ボタン押下後においても表示部13に表示される画面は運転モード設定画面のままである。一方、メニュー画面が現在表示されているときに上下ボタン15−3が押下された場合、点灯時間選択手段16は設定時間60秒を選択する。上下ボタン15−3の押下に応じてメニュー画面で選択されている項目は変化するが、ボタン押下後においても表示部13に表示される画面はメニュー画面のままである。
続いて、制御部11は、ボタン15−1〜15−6が更に押下されたか否かを判別する(ステップS406)。制御部11によってボタン押下の判別がなされた場合には、送信部12及び表示部13は制御部11の指令に対応する動作を行う(ステップS407)。送信部12は、ステップS402と同様に室内機21への信号送信を行う。表示部13は、押下ボタンに応じて表示部13の表示を切り替える。例えば、運転モード設定画面が表示されているときにメニューボタン15−4が押下された場合には、表示画面がメニュー画面に切り替わる。
現在画面識別子保持手段36は、ステップS407の表示画面切り替え後に表示部13に表示されている画面の識別子を保持する(ステップS404)。例えば、表示画面が運転モード設定画面からメニュー画面に切り替わった場合には、現在画面識別子保持手段36が保持する識別子はID1からID2に移る。ステップS404以下については同様の動作を行う。また、ステップS408及びS409の動作は、実施の形態1の動作フローである図6のステップS107及びS108の動作と同様である。
このように、本実施形態のリモコン1においては、同一のボタンであっても、押下時点における表示画面に応じて表示部13及びバックライト14の点灯時間を異ならせる。例えば、多くの情報を含むメニュー画面が表示されているときにメニュー項目選択のために上下ボタン15−3が押下された場合、押下後に表示される画面もメニュー画面である。それゆえ、メニュー画面が表示されているときに上下ボタン15−3が押下されたときには、引き続きメニュー画面の情報を確認するために比較的長い表示時間及び点灯時間を確保することが望ましい。一方、例えば運転モード設定画面が表示されているときに設定温度変更のために上下ボタン15−3が押下された場合には、押下後に表示される画面も運転モード設定画面である。運転モード設定画面の情報量は比較的少ないので、表示時間及び点灯時間を短くしてもユーザーに不便はなく、且つ電池寿命を延ばすことができる。かかる動作によって、ユーザーの利便性と電池寿命の延命効果を更に高めることができる。
上記実施形態は、表示部13に表示すべき画面を「情報量の多い画面」と「情報量の少ない画面」の2つに分類した場合の例であるが、これに限られない。画面を3つ以上に分類することもできる。例えば、第1の閾値と、第1の閾値より大きい第2の閾値とを設け、情報量が第1の閾値未満である第1分類画面と、情報量が第1の閾値以上第2の閾値未満である第2分類画面と、情報量が第2の閾値以上である第3分類画面とに画面を分類することができる。例えば、運転モード設定画面41を第1分類画面、メニュー画面42に含まれる項目のうちの「風の調整」42a、「センサー機能」42b、「べんり機能」42c又は「しつど調節」42dを選択したときの表示画面を第2分類画面、メニュー画面42に含まれる項目のうちの「タイマー」42e及び「設定」42fを選択したときの表示画面を第3分類画面とすることができる。
上記のように画面を3分類した場合、第1分類画面と画面識別子ID1、第2分類画面と画面識別子ID2、第3分類画面と画面識別子ID3をそれぞれ対応付けて画面識別子記憶手段35に記憶させる。また、設定点灯時間記憶手段17に記憶される設定時間テーブルにおいては、図26と同様に上下ボタン15−3について、画面識別子毎に設定時間を異ならせる。例えば、画面識別子ID1のときの設定時間を15秒、画面識別子ID2のときの設定時間を30秒、画面識別子ID3のときの設定時間を60秒とすることができる。この場合、点灯時間選択手段16は、上下ボタン15−3が押下されたときに表示されている画面が、例えば運転モード設定画面である場合には設定時間15秒を選択し、メニュー画面の「風の調整」42a項目に基づく画面である場合には設定時間30秒を選択し、メニュー画面の「タイマー」42e項目に基づく画面である場合には設定時間60秒を選択する。
表示画面内に含まれる文字数によって表示量を決定する場合には、例えば、第1の閾値は20文字、第2の閾値は40文字とすることができる。例えば、平仮名20文字を読むのに要する時間を5秒、平仮名40文字を読むのに要する時間を10秒とすると、20未満の文字を含む画面すなわち第1分類画面についての設定点灯時間は例えば5秒の2倍の時間の余裕を持たせて10秒とすることができる。また、20以上40未満の文字を含む画面すなわち第2分類画面についての設定点灯時間は例えば10秒の2倍の時間の余裕を持たせて20秒とすることができる。また、40以上の文字を含む画面すなわち第3分類画面についての設定点灯時間は60秒とすることができる。表示時間についても同様に考える事ができる。
また、表示画面内に含まれる文字数によって表示量を決定する場合の設定点灯時間を文字数に比例するように決定することもできる。例えば、平仮名1文字を含む画面の設定点灯時間は2秒、平仮名2文字を読むために要する時間を4秒、平仮名3文字を読むために要する時間を6秒、・・・というように画面に含まれる平仮名換算文字数の2倍を設定点灯時間とすることもできる。また、所定の閾値以下の文字数を含む各画面の設定時間を一律とし、当該閾値を超える文字数を含む各画面の設定時間を文字数と比例するように決定することもできる。また、所定の閾値以上の文字数を含む各画面の設定時間を一律とし、当該閾値未満の文字数を含む各画面の設定時間を文字数と比例するように決定することもできる。表示時間についても同様に考える事ができる。
上記実施の形態1〜6は、表示部13の表示/非表示及びバックライト14の点灯/消灯各々の切り替えタイミングを同時にした場合の例であるが、これに限られない。例えば、表示部13を非表示状態に切り換えるタイミングより先にバックライト14を消灯させることもできる。すなわち、同一ボタンに関して設定点灯時間を設定表示時間よりも短くすることができる。かかる設定により、電池寿命を更に延ばすことができる。
また、制御部11は、上記各実施形態のタイミングでバックライト14のみを点灯/消灯させる構成とすることもできる。なお、当該構成の場合には、点灯時間選択手段16は、押下ボタンに対応する1つの設定点灯時間のみを設定点灯時間記憶手段17から選択すれば良く、設定表示時間を選択する必要はない。また、当該構成の場合には、点灯時間計測手段18は、バックライト14の点灯時間のみを計測すれば良く、表示部13の表示時間を計測する必要はない。また、当該構成の場合には、制御部11は、表示部13を常時点灯状態とすることもできる。かかる構成により、バックライト14を表示部13とは独立的に制御して、電池寿命を延ばすことができる。
また、上記各実施形態において、リモコン1がバックライト14を含まない構成とし、制御部11が上記各実施形態のタイミングで表示部13を表示状態/非表示状態とさせる構成とすることもできる。当該構成の場合には、設定点灯時間記憶手段17は、当然、バックライト14についての設定点灯時間を記憶する必要はなく、表示部13についての設定表示時間を記憶していれば良い。点灯時間選択手段16は、押下ボタンに対応する1つの設定表示時間を設定点灯時間記憶手段17から選択する。点灯時間計測手段18は、表示部13の表示時間を計測する。かかる構成により、表示部13の表示時間を制御して、電池寿命を延ばすことができる。なお、上記各実施形態において、表示部13としては、例えばフルドット液晶、固定表示液晶を用いることができる。
また、上記実施の形態1〜6において、ボタン群15は、物理的に構成されたボタンに限られない。表示部13をタッチパネル方式のディスプレイとし、ボタン群15をタッチパネル上に表示することもできる。例えば、図16に示される運転入/切ボタン15−1、運転モード設定ボタン15−2、上下ボタン15−3、メニューボタン15−4、決定ボタン15−5、戻るボタン15−6、及び情報取得ボタン15−7のうちの少なくとも1つを含む画面をタッチパネル上に表示することができる。この場合、ユーザーは、タッチパネルに表示されている画面上の表示ボタンへのタッチによってボタン押下することができる。図28は、上下ボタン15−3を表示ボタンとして含む運転モード設定画面41の一例である。当該画面の表示には「冷房」の文字表示41aと、現在時刻41bと、設定温度41cと、上下ボタン15−3と、が含まれる。この場合、ユーザーは、上下ボタン15−3をタッチ押下するだけで設定温度41cの数値を変更し、設定温度として決定することができる。
また、タッチパネル方式とした場合、図4のメニュー画面42に表示される「風の調整」42a、「センサー機能」42b、「べんり機能」42c、「しつど調節」42d、「タイマー」42e及び「設定」42fの各項目をボタンとすることができる。ユーザーはこれらの表示ボタン42a〜42fを個別にタッチすることができる。これらの表示ボタン42a〜42fは、項目名の表示と、図2に示される決定ボタン15−5の機能とを兼ねている。表示ボタン42a〜42fへのタッチは当該項目の選択、及び図2に示される決定ボタン15−5の押下に相当する。ユーザーが、例えば表示ボタン「風の調整」42aを押下したときには、表示部13の表示画面が、図4のメニュー画面42から風量や風向きの調整を行うための風の調整画面46(図29)に切り替わる。風の調整画面46には、「風量」の文字表示46aと、風量の現在設定表示46bと、時刻46cと、表示ボタンである上下ボタン15−3及び決定ボタン15−5とが含まれる。ユーザーは、上下ボタン15−3をタッチ押下して例えば風量設定「強」、「中」、「弱」から1つを選択し、決定ボタン15−5をタッチ押下して選択風量を決定することができる。表示ボタン「センサー機能」42b、「べんり機能」42c、「しつど調節」42d、「タイマー」42e及び「設定」42fをそれぞれ押下した場合にも、各項目に対応する画面が表示部13に切替表示される。これらの画面にも、運転入/切ボタン15−1、運転モード設定ボタン15−2、上下ボタン15−3、メニューボタン15−4、決定ボタン15−5、戻るボタン15−6、及び情報取得ボタン15−7のうちの少なくとも1つが含まれ得る。
図30は、メニュー画面42の各項目に対応する設定時間テーブルの一例である。当該テーブルには、図4のメニュー画面42に含まれる表示ボタン42a〜42fに対応するボタン毎の、表示部13についての設定表示時間及びバックライト14についての設定点灯時間が含まれる。表示ボタン「風の調整」42a、「センサー機能」42b、「べんり機能」42c、「しつど調整」42d、及び「タイマー」42eに対応する設定表示時間及び設定点灯時間は15秒であり、表示ボタン「設定」42fに対応する設定表示時間及び設定点灯時間は60秒である。これらの設定時間は、上記実施の形態と同様に、表示ボタンに対応する表示画面に含まれる表示量に基づいて設定され得る。表示量は、上記実施の形態と同様に例えば文字数又は項目数によって決定され、文字数又は項目数が多いほど設定時間を長くすることができる。設定点灯時間記憶手段17は、図5に示される設定時間テーブルとともに、図30に示される設定時間テーブルを記憶することができる。
制御部11は、上記実施の形態1と同様に、図6のフローチャートに示される動作を行う。すなわち、制御部11は、表示ボタン42a〜42fのうちのいずれか1つのボタンが押下されたと判別した場合には(ステップS101)、当該1つのボタンに対応する画面を表示部13に表示させる(ステップS102)。表示ボタン42a〜42fの押下によって表示部13に表示される画面には、運転入/切ボタン15−1、運転モード設定ボタン15−2、上下ボタン15−3、メニューボタン15−4、決定ボタン15−5、戻るボタン15−6、及び情報取得ボタン15−7のうちの少なくとも1つが含まれ得る。例えば表示ボタン「風の調整」42aが押下されたときには、風の調整画面46(図29)が表示部13に表示される。また、制御部11は、表示ボタン押下時にバックライト14を点灯させる(ステップS103)。点灯時間計測手段18は、表示ボタン押下時点から表示部13の表示時間及びバックライト14の点灯時間の計測を開始する(ステップS103)。点灯時間選択手段16は、押下された1つの表示ボタンに対応する1つの設定表示時間及び1つの設定点灯時間を、設定点灯時間記憶手段17に記憶されている設定時間テーブル(図30)から選択する(ステップS104)。例えば表示ボタン「風の調整」42aが押下された場合には設定時間15秒を選択し、表示ボタン「設定」42fが押下された場合には設定時間60秒を選択する。制御部11は、表示部13に表示されている画面に含まれる表示ボタン15−1〜15−6が押下されないまま、計測点灯時間が当該1つの設定点灯時間に達したと判別した場合には、バックライト14を消灯せしめる(ステップS105〜S108)。制御部11は、表示部13に表示されている画面に含まれる表示ボタン15−1〜15−6が押下されないまま、計測表示時間が当該1つの設定表示時間に達したと判別した場合には、表示部13を非表示状態とする(ステップS105〜S108)。このようにメニュー画面42に含まれる表示項目ボタンの各々についても個別に表示時間及び点灯時間を設定することによって、表示画面を見やすくしつつ、電池の消費量を抑える効果を高めることができる。また、全てのボタンがタッチパネル上にある必要はなく、通常のハードウェアのボタンと併用しても良い。例えば、よく使う運転入切ボタン15−1のみを通常のハードウェアボタンとすることもできる。
また、リモコン1は、表示部13に相当するタッチパネルを備えるスマートフォン(図示せず)の機能の一部として実現することもできる。すなわち、実施の形態1〜6のリモコン1の機能はスマートフォンにインストールされているリモコンアプリケーションの動作によって実現される。リモコンアプリケーションを起動させて、図16のボタン15−1〜15−7の少なくとも1つを表示ボタンとして含む画面をスマートフォンのタッチパネルに表示することができる。例えば、タッチパネルには例えば図28に示される運転モード設定画面41を表示することができる。この場合、ユーザーは、上下ボタン15−3をタッチ押下することによって、設定温度41cを変更することができる。また、リモコンアプリケーションを起動させて、例えば図4に示されるメニュー画面42をタッチパネルに表示することもできる。この場合、ユーザーは、表示ボタン「風の調整」42a、「センサー機能」42b、「べんり機能」42c、「しつど調節」42d、「タイマー」42e及び「設定」42fのいずれか1つを押下して、タッチパネル上の表示画面を、メニュー画面42から各項目に対応する画面に切り替えることができる。この場合にも、制御部11は上記と同様に図6のフローチャートに示される動作を行う。それによって、表示画面を見やすくしつつ、電池の消費量を抑える効果を高めることができる。
また、表示ボタンへのタッチに代えて、タッチパネル上のスワイプやフリック等の操作によって、運転モード切替等の動作を行うようにすることもできる。例えば、制御部11は、タッチパネル上で右側に向かってスワイプ等の操作がなされたと判別した場合には、表示部11に運転モード切替画面を表示させ、左側に向かってスワイプ等の操作がなされたと判別した場合には表示部11に対してメニュー画面を表示させる。送信部12は、右方向スワイプ時には、運転モード切替制御信号を空気調和機本体2に送信する。なお、スワイプは、タッチパネル上に指をふれたまま特定の方向に指を滑らせる操作である。フリックは、タッチパネル上に表示されているボタン等の図像をタップした状態で指を滑らせる操作である。
制御部11は、スワイプ又はフリックの方向に応じてバックライト14の点灯時間を異ならせる。設定点灯時間記憶手段17は、スワイプ等の方向毎に設定された点灯時間を予め記憶することができる。設定点灯時間記憶手段17は、例えば、右方向の場合は15秒、左方向の場合は60秒など上下左右の方向について点灯時間を記憶できる。方向の各々は、運転モード切替やメニュー画面表示などの動作に対応している。設定点灯時間記憶手段17は、表示時間についても同様に記憶することができる。
点灯時間選択手段16は、スワイプ等の操作がなされた1つの方向に対応する1つの設定された点灯時間を選択する。点灯時間計測手段18は、上記実施の形態と同様にバックライト14の点灯時間を計測する。制御部11は、点灯時間計測手段18によって得られる計測された点灯時間が、当該1つの設定された点灯時間に達したときにバックライト14を消灯させる。また、点灯時間選択手段16は、スワイプ等の操作がなされた1つの方向に対応する1つの設定された表示時間を選択することもできる。この場合、点灯時間計測手段18は、上記実施の形態と同様に表示部13の表示時間を計測する。制御部11は、点灯時間計測手段18によって得られる計測された表示時間が、当該1つの設定された表示時間に達したときに表示部13を非表示状態とする。かかる構成によっても、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施の形態1〜6は、設定表示時間及び設定点灯時間をボタン毎に設定した場合の例であるが、これに限られない。例えばボタン15−1〜15−3をまとめて少量表示グループとし、ボタン15−4〜15−7をまとめ大量表示グループとし、グループ毎に複数ボタンをまとめて設定管理することができる。実施の形態5においては、時間設定手段34が表示時間、点灯時間の設定を変更する際にグループ毎に設定変更できる。このような構成とすれば、グループ内の設定時間を一括して変更することができるので、ボタンを個別に設定変更する手間が省けて便利である。なお、ボタン15−1〜15−7を3つ以上のグループに分けることもできる。
上記実施の形態1〜6は、本体機器2が空気調和機である場合の例であるが、これに限られない。本体機器2を例えばテレビ、HDDレコーダー、ステレオセットなどの電気製品とすることもできる。この場合であっても同様の効果を奏することができる。
1 リモコン
2 機器
11 制御部
12 送信部
13 表示部
14 バックライト
15 ボタン群
15−1 運転入/切ボタン
15−2 運転モード設定ボタン
15−3 上下ボタン
15−4 メニューボタン
15−5 決定ボタン
15−6 戻るボタン
15−7 情報取得ボタン
16 点灯時間選択手段
17 設定点灯時間記憶手段
18 点灯時間計測手段
19a 開閉判別手段
19b 加速度判定手段
21 室内機
22 室外機
211 通信部
212 制御部
213 情報保持部
30a 蓋
30b 加速度センサー
31 送受信部
32 設定待機時間記憶手段
33 待機時間計測手段
34 時間設定手段
35 画面識別子記憶手段
36 現在画面識別子保持手段
41 運転モード設定画面
42 メニュー画面
43 おしらせナビ画面
44 電気代画面
45 時間設定画面
46 風の調整画面

Claims (20)

  1. 複数のボタンと、機器の制御を行う制御信号を送信する送信部と、機器設定状態及びリモコン設定状態の少なくともいずれかを表示する表示部と、前記表示部を照らす点灯消灯自在なバックライトと、前記ボタンと前記送信部と前記表示部と前記バックライトとを制御する制御部と、を含むリモートコントローラーであって、
    前記制御部は、前記複数のボタンのうちの押下されたボタンに対応させて予め設定されている設定点灯時間だけ前記バックライトを点灯させることを特徴とするリモートコントローラー。
  2. 前記制御部は、前記複数のボタンのうちの押下されたボタンに対応させて予め設定されている設定表示時間だけ前記表示部を表示状態とすることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラー。
  3. 前記制御部は、
    前記複数のボタンの各々に対応させて設定された複数の設定点灯時間が予め記憶されている設定点灯時間記憶手段と、
    前記設定点灯時間記憶手段に記憶されている前記複数の設定点灯時間のうちから前記押下されたボタンに対応させて予め設定されている設定点灯時間を選択する点灯時間選択手段と、
    前記バックライトの点灯時間を計測する点灯時間計測手段と、を含み、
    当該ボタンが押下されたときに前記バックライトを点灯させ、前記点灯時間計測手段によって得られる計測点灯時間が、前記押下されたボタンに対応させて予め設定されている設定点灯時間に達したときに前記バックライトを消灯せしめることを特徴とする請求項1又は2に記載のリモートコントローラー。
  4. 前記制御部は、
    前記複数のボタンの各々に対応させて設定された複数の設定表示時間が予め記憶されている設定表示時間記憶手段と、
    前記設定表示時間記憶手段に記憶されている前記複数の設定表示時間のうちから前記押下されたボタンに対応させて予め設定されている設定表示時間を選択する表示時間選択手段と、
    前記表示部の表示時間を計測する表示時間計測手段と、を含み、
    当該ボタンが押下されたときに前記表示部を表示状態とし、前記表示時間計測手段によって得られる計測表示時間が、前記押下されたボタンに対応させて予め設定されている設定表示時間に達したときに前記表示部を非表示状態とすることを特徴とする請求項2又は3に記載のリモートコントローラー。
  5. 前記ボタンは、物理的に構成されたボタン又は前記表示部上に表示されたボタンであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のリモートコントローラー。
  6. 閉じられた状態において前記ボタンの少なくとも1つを覆う開閉自在な蓋と、
    前記蓋の開閉状態を判別する開閉判別手段と、を含み、
    前記制御部は、前記開閉判別手段によって前記蓋が開かれていると判別されたときに前記表示部の表示及び前記バックライトの点灯を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のリモートコントローラー。
  7. 当該リモートコントローラーの移動によって生じる加速度の大きさを得る加速度センサーと、
    前記加速度の大きさが閾値を超えたか否かを判定する加速度判定手段と、を含み、
    前記制御部は、前記加速度判定手段によって前記加速度の大きさが閾値を超えたと判別されたときに前記表示部の表示及び前記バックライトの点灯を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のリモートコントローラー。
  8. 前記ボタンの1つは、前記機器から情報を取得するための情報取得ボタンであり、
    前記送信部は、前記情報取得ボタンの押下に応じて前記機器に対して情報の送信を要求する情報要求信号を生成して前記機器に送信し、
    前記リモートコントローラーは、前記機器から送信された情報を受信する受信部を含み、
    前記表示部は、前記受信部によって受信された情報に基づく画面表示をし、
    前記制御部は、前記情報取得ボタンが押下されたときの前記点灯時間を、前記ボタンのうち前記情報取得ボタンを除くいずれかのボタンが押下されたときの前記点灯時間よりも長くすることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のリモートコントローラー。
  9. 前記ボタンの押下によって決定された表示時間を前記設定表示時間として前記設定点灯時間記憶手段に記憶せしめる時間設定手段を含むことを特徴とする請求項4から8のいずれか1項に記載のリモートコントローラー。
  10. 前記設定点灯時間記憶手段には、前記ボタンの少なくとも1つについて前記表示部に択一的に表示される画面毎に設定されている2つ以上の設定点灯時間が予め記憶され、
    前記点灯時間選択手段は、前記押下されたボタンについて画面毎に前記2つ以上の設定点灯時間が設定されている場合には当該2つ以上の設定点灯時間のうち前記表示部に現在表示されている画面に対応する1つを選択することを特徴とする請求項3から9のいずれか1項に記載のリモートコントローラー。
  11. 前記ボタンの1つについて、前記表示部に択一的に表示される第1の画面に対応して設定される設定点灯時間は、前記表示部に択一的に表示され且つ前記第1の画面よりも多くの情報を含む第2の画面に対応して設定される設定点灯時間よりも短いことを特徴とする請求項10に記載のリモートコントローラー。
  12. 前記情報の量は、前記第1の画面及び第2の画面に含まれる文字数及び選択肢数の少なくともいずれかに基づいて決定されたものであることを特徴とする請求項11に記載のリモートコントローラー。
  13. 複数のボタンと、機器の制御を行う制御信号を送信する送信部と、機器設定状態及びリモコン設定状態の少なくともいずれかを表示する表示部と、前記表示部を照らす点灯消灯自在なバックライトと、前記ボタンと前記送信部と前記表示部と前記バックライトとを制御する制御部と、を含むリモートコントローラーであって、
    設定された設定待機時間を記憶する設定待機時間記憶手段を含み、
    前記制御部は、前記バックライトを消灯させた時点及び前記表示部を非表示状態とした時点のいずれかの時点から前記設定待機時間の経過時点までの間に前記ボタンが押下された場合には前記送信部による送信及び前記表示部による表示の動作を無効とすることを特徴とするリモートコントローラー。
  14. 前記ボタンの押下によって決定された点灯時間を前記設定点灯時間として前記設定点灯時間記憶手段に記憶せしめる時間設定手段を含むことを特徴とする請求項3から13のいずれか1項に記載のリモートコントローラー。
  15. 前記制御部は、前記バックライトの点灯時間が前記表示部の表示時間よりも短くなるように前記点灯時間及び前記表示時間を決定することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のリモートコントローラー。
  16. 前記制御部は、前記表示部を常時表示状態とすることを特徴とする請求項15に記載のリモートコントローラー。
  17. 室外機と、制御信号に応じて前記室外機と協働して空気調和を行う室内機と、からなる機器と、
    請求項1から16のいずれか1項に記載のリモートコントローラーと、を含むことを特徴とする空気調和機。
  18. 前記ボタンは、前記室内機及び室外機の運転を開始及び停止させるための運転開始停止ボタン、運転モードを設定するための運転モード設定ボタン、前記室内機及び室外機に関する設定値の増減及び項目の選択を行うための変更ボタン、前記表示部にメニュー画面を表示させるためのメニューボタン、前記室内機及び室外機に関する設定値及び選択項目を決定するための決定ボタン、前記表示部における直前の表示画面に戻るための戻るボタンの少なくとも1つであることを特徴とする請求項17に記載の空気調和機。
  19. 室外機と、
    制御信号に応じて前記室外機と協働して空気調和を行う室内機と、
    運転モード設定ボタンと、メニューボタンと、前記運転モード設定ボタンの押下に応じて運転モード設定制御信号を生成し且つ前記メニューボタンの押下に応じてメニュー表示制御信号を生成して当該制御信号を前記室内機に送信する送信部と、前記運転モード設定ボタンの押下に応じて運転モード設定画面を表示し且つ前記メニューボタンの押下に応じてメニュー画面を表示する表示部と、前記表示部を照らす点灯消灯自在なバックライトと、前記運転モード設定ボタン及び前記メニューボタンのいずれかが押下されたときに前記バックライトを点灯せしめる制御部と、を含むリモートコントローラーと、を含む空気調和機であって、
    前記制御部は、前記運転モード設定ボタンが押下されたときと、前記メニューボタンが押下されたときとで前記バックライトの点灯時間を異ならせることを特徴とする空気調和機。
  20. 前記リモートコントローラーは、前記室内機から機器情報を取得するための情報取得ボタンを含み、
    前記送信部は、前記情報取得ボタンの押下に応じて前記機器情報の送信を要求する要求信号を生成して前記室内機に送信し、
    前記室内機は、前記機器情報を保持する情報保持部と、前記要求信号に応じて前記機器情報を前記リモコンに送信する通信部と、を含み、
    前記リモートコントローラーは、前記室内機から送信された前記機器情報を受信する受信部を含み、
    前記表示部は、前記受信部によって受信された前記機器情報に基づく画面表示をし、
    前記制御部は、前記情報取得ボタンが押下されたときの前記点灯時間を、前記ボタンのうち前記情報取得ボタンを除くいずれかのボタンが押下されたときの前記点灯時間よりも長くすることを特徴とする請求項19に記載の空気調和機。
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