JP2015145737A - 加湿機能付き空気清浄機 - Google Patents

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Tetsuya Yamashita
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【課題】加湿機能付き空気清浄機の空気清浄フィルタ及び加湿フィルタに対するメンテナンスのために設置場所が制限されるのを緩和する。【解決手段】室内からの空気の吸込口および室内への空気の吹出口が形成されている本体ケーシング11は、前面にメンテナンス用の開閉扉16を有する。塵埃除去のためにシロッコファンから吹出される正圧の空気が通過する集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15は、開閉扉16を開いた状態で本体ケーシング11の前面側から着脱できるように取り付けられている。加湿のためにシロッコファンから吹出される正圧の空気が通過する加湿フィルタ21は、開閉扉16を開いた状態で本体ケーシング11の前面側から着脱できるように取り付けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、空気清浄フィルタと加湿フィルとを備える加湿機能付き空気清浄機に関する。
近年、特許文献1(特開2008−39317号公報)及び特許文献2(特開2010−32189号公報)に記載されているような加湿機能付き空気清浄機が広く普及している。これら空気清浄機は、本体の背面側から室内の空気を吸い込み、背面側から空気清浄フィルタと加湿フィルタとを通ってファンに吸い込まれ、清浄化された空気がファンから室内に吹出される構成となっている。
これら特許文献1及び特許文献2に記載されている空気清浄機では、メンテナンスのために空気清浄機の正面側の扉が開けるようになっており、正面から水を貯留するタンクを取り出すことができるように構成されている
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載されている空気清浄機では、上述のような構成を採っていることから、メンテナンスのために空気清浄機の正面側の扉が開けるようになっていて正面から水を貯留するタンクを取り出すことができるものの、空気清浄フィルタのメンテナンスを正面から行なうことができない。特許文献1及び特許文献2に記載されている空気清浄機は比較的小型のため、空気清浄機を移動して背面側からメンテナンスを行なうことに困難はないが、空気清浄機が大型化すると、空気清浄機の移動が難しくなってメンテナンスを行なうためのスペースを確保しなければならなくなることに起因して空気清浄機の設置場所に制約が生まれる。
本発明の課題は、加湿機能付き空気清浄機の空気清浄フィルタに対するメンテナンスのために設置場所が制限されるのを緩和することである。
本発明の第1観点に係る加湿機能付き空気清浄機は、前面にメンテナンス用の開閉扉を有し、室内からの空気の吸込口および室内への空気の吹出口が形成されているケーシングと、ケーシング内に設けられ、吸込口を通して空気を吸い込むためのファンと、ケーシング内に設けられ、開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられ、塵埃除去のためにファンから吹出される正圧の空気が通過する空気清浄フィルタと、ケーシング内に設けられ、開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられ、加湿のためにファンから吹出される正圧の空気が通過する加湿フィルタとを備える。
第1観点の加湿機能付き空気清浄機では、開閉扉を開いた状態で空気清浄フィルタと加湿フィルタとを前面側から取り出すことができるので、空気清浄フィルタ及び加湿フィルタに対するメンテナンスが前面で行なえ、空気清浄機の側面や背面にメンテナンスのためのスペースを確保する必要がなくなる。
本発明の第2観点に係る加湿機能付き空気清浄機は、第1観点の加湿機能付き空気清浄機であって、ケーシング内に設けられ、開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられ、加湿フィルタに供給される水を貯留するための加湿用タンクをさらに備える、ものである。
第2観点の加湿機能付き空気清浄機では、開閉扉を開いた状態で加湿用タンクを前面側から取り出すことができるので、前面から加湿用タンクを取り出して給水ができる。
本発明の第3観点に係る加湿機能付き空気清浄機は、第2観点の加湿機能付き空気清浄機であって、加湿用タンクは、開閉扉に対向して加湿フィルタよりも前面手前側に配置されている、ものである。
第3観点の加湿機能付き空気清浄機では、加湿フィルタよりも加湿用タンクが前面手前側に配置されているので、頻繁に取り外しを行なう加湿用タンクが手前にあって加湿用タンクを取り外すために加湿フィルタを取り外す必要がないことから加湿フィルタを取り外す手間が省ける。
本発明の第4観点に係る加湿機能付き空気清浄機は、第2観点又は第3観点の加湿機能付き空気清浄機であって、ケーシング内に設けられ、開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられ、加湿フィルタに吸水させるために加湿用タンクから供給される水を貯留する加湿用トレイをさらに備える、ものである。
第4観点の加湿機能付き空気清浄機では、加湿用トレイが開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられているので、前面から加湿用トレイを取り出して清掃できる。
本発明の第5観点に係る加湿機能付き空気清浄機は、第1観点から第4観点のいずれかの加湿機能付き空気清浄機であって、ケーシング内に設けられ、開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられ、ファンに吸い込まれる空気に対する塵埃除去のために吸込口とファンとの間に配置されているプレフィルタをさらに備える、ものである。
第5観点の加湿機能付き空気清浄機では、プレフィルタが開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられているので、前面側からプレフィルタを取り出して清掃できる。
本発明の第6観点に係る加湿機能付き空気清浄機は、第1観点から第5観点のいずれかの加湿機能付き空気清浄機であって、開閉扉は、当該開閉扉の側端をケーシングの前面開口部の側端に連結するヒンジを有する、ものである。
第6観点の加湿機能付き空気清浄機では、開閉扉の側端とケーシングの前面開口部の側端がヒンジで連結されているので、開閉扉を開いた状態でも開閉扉がケーシングに連結されて支持されることになるから、メンテナンスを行なう者が開閉扉を支えたり、開閉扉を取り外したりする必要がなくなり、開閉扉を開いた状態で保ち易くなる。
本発明の第7観点に係る加湿機能付き空気清浄機は、第1観点から第6観点のいずれかの加湿機能付き空気清浄機であって、開閉扉の端辺がケーシングの前面開口部の端辺から離れたことを検知して電源を切るための安全スイッチをさらに備える、ものである。
第7観点の加湿機能付き空気清浄機では、安全スイッチによって開閉扉の端辺がケーシングの前面開口部の端辺から離れたときに電源が切られるので、開閉扉を開いたときにファンなどの電動機器を停止させることができる。
本発明の第1観点に係る加湿機能付き空気清浄機では、空気清浄機の側面側や背面側にある障害物まで側面や背面を近づけることができるので、空気清浄機の設置場所の制約が緩和される。
本発明の第2観点に係る加湿機能付き空気清浄機では、前面から加湿用タンクを取り出して給水が行なえ、メンテナンス性が向上する。
本発明の第3観点に係る加湿機能付き空気清浄機では、加湿用タンクを前面から取り出して行なうメンテナンスが容易になる。
本発明の第4観点に係る加湿機能付き空気清浄機では、加湿用トレイに対するメンテナンスが容易になる。
本発明の第5観点に係る加湿機能付き空気清浄機では、プレフィルタに対するメンテナンスが容易になる。
本発明の第6観点に係る加湿機能付き空気清浄機では、開閉扉が開いた状態を維持させ易いことからメンテナンスを行ない易くなる。
本発明の第7観点に係る加湿機能付き空気清浄機では、空気清浄フィルタ及び加湿フィルタを取り出す際の安全性が向上する。
本発明の実施形態に係る加湿機能付き空気清浄機の外観斜視図。 図1の空気清浄機のI−I線断面図。 図1の空気清浄機の開閉扉を開けた状態を示す斜視図。 図1の空気清浄機の組立図。 図1に示されている加湿装置の斜視図。 図1に示されている加湿装置の平面図。 図6のII−II線断面図。 図1に示されている加湿装置の保持フレームの斜視図。 図1の空気清浄機の制御系統を示すブロック図。
(1)加湿機能付き空気清浄機の概要
以下、本発明の一実施形態に係る加湿機能付き空気清浄機について図を用いて説明する。図1は、一実施形態に係る加湿機能付き空気清浄機の斜視図であり、図2は、図1のI−I線断面である。図3には、加湿機能付き空気清浄機の開閉扉この明細書においては、加湿機能付き空気清浄機10についての上下方向、前後方向及び左右方向が、図1及び図2において図中に矢印で示されている方向であるものとして説明する。空気清浄機10は、本体ケーシング11、プレフィルタ12、シロッコファン13、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタなどの集塵フィルタ14、脱臭フィルタ15及び加湿装置20を備えている。
(2)詳細構成
(2−1)本体ケーシング11
本体ケーシング11は、形状が直方体状であり、前面11F、後面11B、右側面11R、左側面11L、底面11U及び上面11Tを持っている。本体ケーシング11の右側面11R、左側面11L及び後面11Bはプラスチック製であって一体的に成形されている。
本体ケーシング11の内部は、下から順に、送風室R1,空気清浄室R2及び加湿室R3に分かれている。送風室R1には、プレフィルタ12及びシロッコファン13が収納されている。空気清浄室R2には、集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15が収納されている。また、加湿室R3には、加湿装置20が収納されている。さらに、本体ケーシング11の内部には、制御装置90(図9参照)が収納されている。
本体ケーシング11には、空気清浄機10が室内空気を吸い込むために、下方(送風室R1)の右側面11R及び左側面11Lに吸込口11a,11bがそれぞれ設けられている。また、空気清浄機10が本体ケーシング11の内部で清浄化し、さらには必要に応じて加湿した空気を吹出すために、本体ケーシング11の上面11Tの前方側に吹出口11cが設けられている。
本体ケーシング11の前面11Fは、ほぼ全面が開閉扉16になっている。図3に示されているように、開閉扉16の左辺16aにはヒンジ(図示せず)が取り付けられており、このヒンジによって開閉扉16が左側面11Lに開閉可能に取り付けられている。従って、開閉扉16は、左辺16aに沿って上下に延びる回転軸の周りを回転して開閉される。その結果、メンテナンスを行なう作業者は、手で開閉扉16を支えたり開閉扉16を取り外したりすることなく、開閉扉16を開いた状態で、前方から本体ケーシング11の中の機器に対するメンテナンスが行なえる。
本体ケーシング11の前面開口部11wの右辺には接触スイッチ91が取り付けられている。接触スイッチ91は、開閉扉16が完全に閉じた状態で開閉扉16に接触する。
(2−2)送風室R1の器材
送風室R1の右側面11R及び左側面11Lには、それぞれ吸込口11a,11bが形成されている。本体ケーシング11の吸込口11a,11bをそれぞれ覆うように、本体ケーシング11の左右側面の内側には、例えば薄くて柔らかい樹脂製のネット12aで形成されるプレフィルタ12が1枚ずつ取り付けられている。
プレフィルタ12は、ネット12aの周りに比較的剛性の高い樹脂製の枠体12bが形成されている。例えば、本体ケーシング11の右側面11R及び左側面11Lの内面に取り付けられているガイド(図示せず)に枠体12bを湾曲させて嵌め込むことによって、本体ケーシング11の右側面11R及び左側面11Lの内面にプレフィルタ12をそれぞれ装着できるように構成されている。このように、プレフィルタ12は、開閉扉16を開いた状態で、前面11Fの側(正面側)から容易に着脱することができるように構成されている。このように、プレフィルタ12を本体ケーシング11から前方に抜き出すことができることで、本体ケーシング11の前方においてプレフィルタ12のメンテナンスを行なうことができる。
また、送風室R1において、本体ケーシング11の底面11Uには、両側吸い込み式のシロッコファン13が設置されている。シロッコファン13の2つの吸込口は、それぞれ1枚のプレフィルタ12を挟んで吸込口11a,11bに対面している。シロッコファン13が駆動されると、吸込口11a,11bの両方から本体ケーシング11の内部に室内空気が吸い込まれ、その際にプレフィルタ12によって比較的大きな塵埃が取り除かれる。プレフィルタ12のよって塵埃が取り除かれた室内空気は、シロッコファン13の吸込口から吸い込まれてシロッコファン13の上方にある吹出口から吹出される。
本体ケーシング11の内部において、シロッコファン13の下流にある空気清浄室R2及び加湿室R3の気圧は、室内の気圧よりも高くなる。つまり、集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15並びに加湿フィルタ21を正圧の空気が通過する。このように、空気清浄室R2及び加湿室R3を送風室R1の下流が配置されて、空気清浄室R2が送風室R1の上に配置され、さらに空気清浄室R2の上に加湿室R3が配置されることで、本体ケーシング11は、上下に長い直方体の形状を呈する。その結果、本体ケーシング11の底面積が小さくなり、水平方向に送風室や空気清浄室や加湿室が並ぶ従来の加湿機能付きの空気清浄機に比べれば、空気清浄機10は設置面積が小さくて済む。このような構造を持つ空気清浄機10では、シロッコファン13のファンモータのように重量の大きな機材が、最も下方にある送風室R1に設置されることで、安定性が向上し、本体ケーシング11が倒れにくくなる。
(2−3)空気清浄室R2の器材
シロッコファン13の上方の空気清浄室R2には、集塵フィルタ14が配置され、集塵フィルタ14の上方にはさらに脱臭フィルタ15が配置されている。このような構成によって、シロッコファン13のファン吹出口13aから上方に向かって吹出される空気流は、集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15を順に通過する。集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15を通過する空気流からは、プレフィルタ12を通過した比較的小さな塵埃が集塵フィルタ14で取り除かれ、臭いの元になる化学物質が脱臭フィルタ15で取り除かれる。
図3に示されているように開閉扉16を開いた状態では、集塵フィルタ14は、本体ケーシング11から前面11Fに向かって露出する。そして、集塵フィルタ14が前後にスライド可能に本体ケーシング11に嵌め込まれているため、図4に示されているように、前面11Fから前方に向かって抜き出すことができる。このような取り扱いを可能にするには、例えば、本体ケーシング11の右側面11R及び左側面11Lの内面にそれぞれ断面C字形のガイドレール(図示せず)を取り付けて、そのガイドレールに集塵フィルタ14を嵌め込み、集塵フィルタ14を前後にスライドさせることができるように構成すればよい。上述のように、集塵フィルタ14を本体ケーシング11から前方に抜き出すことができることで、本体ケーシング11の前方において集塵フィルタ14のメンテナンスを行なうことができる。
同様に、開閉扉16を開いた状態では、脱臭フィルタ15は、本体ケーシング11から前面11Fに向かって露出する。そして、脱臭フィルタ15が前後にスライド可能に本体ケーシング11に嵌め込まれているため、図4に示されているように、前面11Fから前方に向かって抜き出すことができる。このような取り扱いを可能にするには、例えば、本体ケーシング11の右側面11R及び左側面11Lの内面にそれぞれ断面C字形のガイドレール(図示せず)を取り付けて、そのガイドレールに脱臭フィルタ15を嵌め込み、脱臭フィルタ15を前後にスライドさせることができるように構成すればよい。上述のように、脱臭フィルタ15を本体ケーシング11から前方に抜き出すことができることで、本体ケーシング11の前方において脱臭フィルタ15のメンテナンスを行なうことができる。
(2−4)空気清浄室R2の器材
脱臭フィルタ15の上方の加湿室R3には、加湿装置20が配置されている。つまり、加湿装置20は、空気の流れ方向において、集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15の下流側に位置する。従って、加湿装置20は、集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15によって清浄化された空気を加湿する。脱臭フィルタ15を通過した空気流は、加湿装置20と通って本体ケーシング11の吹出口11cから室内に向けて吹出される。加湿装置20は、加湿機能を発揮する状態と、加湿機能を停止する状態とを切り替えられるように構成されている。そのため、加湿装置20が加湿機能を発揮している状態のときに吹出口11cから吹出される空気は、加湿装置20によって加湿されるので、清浄化と加湿の両方の処理を受けた調和空気である。一方、加湿装置20が加湿機能を停止している状態のときに吹出口11cから吹出される空気は、加湿装置20からの加湿を受けないので、清浄化の処理のみを受けた調和空気である。
(2−4−1)加湿装置20の構成
図5および図6に、本実施形態に係る加湿装置20を示す。図5は、加湿装置20の斜視図である。図6は、加湿装置20の平面図である。加湿装置20は、図5および図6に示されているように、加湿フィルタ21、貯水トレイ22、貯水タンク23及び水車25を備えている。
(a)貯水タンク23
貯水タンク23は、図1および図2に示されているように、本体ケーシング11の内部において、吹出口11cの近傍に配置される。また、貯水タンク23は、図2に示されているように、空気の流れ方向において、加湿フィルタ21の下流側に配置される。
貯水タンク23は、加湿フィルタ21に供給するための水を貯留する。この貯水タンク23は、タンク本体280及び蓋部281を備えている。そして、タンク本体280は、底面282、前面283、後面284、右側面285及び左側面286を持っている。貯水タンク23は、蓋部281に注水口23aを有する(図2参照)。注水口23aには、給水弁(図示せず)が取り付けられている。給水弁は、弁体をバネによって弁口に押し付ける構造であり、このような構造は従来から周知である。
貯水タンク23は、使用時、貯水トレイ22に載せられる。貯水タンク23は、給水弁のある蓋部280を下方にして貯水トレイ22のタンク受け部270に装着される。装着時、貯水タンク23は、給水弁が鉛直下方に向けられた状態で、貯水トレイ22の押し込みピン(図示せず)に押し当てられる。これにより、貯水タンク23自身の重みによって押し込みピンが給水弁を開状態にする。
また、貯水タンク23の前面283は、垂直方向に延び、前面283に対向する後面284は、その上端部が前面283の側に近づくように傾斜している。前面283は、本体ケーシング11の開閉扉16に沿って配置され、開閉扉16に対向している。後面284は、後述する加湿フィルタ21に対向する位置に配置される。後面284は、下端部が前面283と同様に上方に向かって垂直に延びている。後面284は、加湿フィルタ21を通過した空気を吹出口11cに導くため、後面284の上端部が前面283に向けてなだらかに傾いている。この傾きによって吹出口11cに向かって進む気流は、スムーズに加湿フィルタ21を通過することができる。
貯水タンク23の右側面285及び左側面286は、それぞれ本体ケーシング11の右側面11R及び左側面11Lに沿って極めて小さな隙間が開くように配置される。極めて小さな隙間が設けられているのは、本体ケーシング11の内部に貯水タンク23を取り付けやすくすると同時に、吹出口11cに向かって進む気流が、本体ケーシング11と貯水タンク23の間にできた隙間に入って騒音の発生などが生じないようにするためである。
(b)貯水トレイ22
貯水トレイ22は、後述する加湿フィルタ21に水を供給するため、貯水タンク23から供給された水を受け取って一時的に水を溜めおく器材である。貯水トレイ22は、図6に示されているように、平面視で、矩形の形状を有する。貯水トレイ22は、図2および図5に示されているように、タンク受け部270、水供給部276、軸受け部277を有する。
タンク受け部270には、上述の貯水タンク23が載置される。タンク受け部270には、支持部と押し込みピンとが設けられている。支持部は、蓋部280などの貯水タンク23の所定の箇所を支持して貯水タンク23が動かないように支える。タンク受け部270に貯水タンク23が載置されると、貯水タンク23が自重で降下し、押し込みピンが給水弁にあたって、給水弁31bが押し開けられる。その結果、貯水タンク23の水が、タンク受け部270に供給される。
水供給部276は、貯水タンク23から供給された水を、加湿フィルタ21に対して導く水路である。水供給部276は、タンク受け部270に供給された水を一時的に溜めながら、加湿フィルタ21に水を供給する。水供給部276では、加湿フィルタ21を浸漬させるために、喫水線DLの高さまで水が溜められる。喫水線DLの高さは、後述する水車25の柄杓252によって汲み上げられる水位であって、直接加湿フィルタ21を濡らさない水位に設定されている。水供給部276に溜められる水は、貯水タンク23内に水がある限り、喫水線DLの高さの水位を維持するように自動的に調節される。
軸受け部277は、後述する水車25の回転軸255を受ける部分である。軸受け部277は、水供給部276の側壁から鉛直上方へ延びる一対の柱である。軸受け部277の上端には、回転軸255を回転可能に支持するために、U字状の窪みが形成されている(図5参照)。
(c)加湿フィルタ21
加湿フィルタ21は、気化部材220と、気化部材220を支えるとともに気化部材220に水を導くための保持フレーム230からなる。加湿フィルタ21は、供給された水を気化させて空気を加湿する。気化部材220は、不織布及び/または織布で形成される。
加湿フィルタ21には、貯水トレイ22に溜められた水が、後述する水車25によって供給される。図5に示されているように、加湿フィルタ21は、貯水トレイ22の底面に対して垂直に立てて貯水トレイ22の上方に配置されており、水車25が貯水トレイ22から汲み上げて供給する水を気化させて空気を加湿する。
加湿フィルタ21は、シロッコファン13によって発生する正圧の空気の流路に固定して配置される。具体的に、加湿フィルタ21は、空気の流路の流れ方向に対して交差するように配置される。すなわち、加湿フィルタ21は、空気の流れに対してフィルタ面が対向するように配置される。
ここで、加湿フィルタ21は、空気の流路の断面形状(略矩形)に合わせた矩形の形状を有する。加湿フィルタ21の上縁は、水車25の外縁上部よりも上方にある。すなわち、加湿フィルタ21は、水車25の高さ方向上端よりも高い位置に、加湿フィルタ21の上端が位置するように配置される。
保持フレーム230は、加湿フィルタ21を保持する。図7および図8に、本実施形態に係る保持フレーム230が示されている。図7は、図6に示す加湿装置20のII−II断面図である。図7には、保持フレーム230と、空気の流れ方向において、保持フレーム230の上流側に配置される水車25の一部の構成とが示されている。図8は、保持フレーム230の斜視図である。
図7および図8に示されているように、保持フレーム230は、正面視において全体的な形状が矩形であり、気化部材220の前後左右を支えるために垂直に延びる6つの面によって構成されている立体である。保持フレーム230の上端には、平面視において気化部材220の細長い矩形形状よりも少し大きな細長い矩形の開口241が形成される。この開口241から、気化部材220が保持フレーム230の内部空間に挿し込まれる。
保持フレーム230の前面と後面には、図7に示されているように、気流を通過させながら気化部材220を支えるために、一対の格子状242が形成されている。一対の格子状242は、所定の間隔をあけて平行に並ぶ直線状の多数の縦桟と横桟で構成され、これらの縦桟と横桟が気化部材220の前面と後面に接触する。
また、保持フレーム230には、水受け部243が取り付けられている。水受け部243は、図7に示されているように、後方の格子242に取り付けられている。言い換えると、水受け部243は、空気の流れ方向上流側に配置される格子242に取り付けられるということである。水受け部243は、水車25によって散水された水を受け取り、受け取った水を加湿フィルタ21に誘導するのであるから、空気の流れに沿って水が移動する空気の流れ方向上流側に配置されるのが好ましい。
水受け部243は、図8に示されているように、誘導面246とガイド部247と導水リブ248とによって構成されている。誘導面246は、格子242から空気の流れ方向上流側に突出する面である。誘導面246は、水平面に対して空気の流れ方向上流側の端部が下流側の端部よりも上方位置にあり、誘導面246の上流側端部よりも下流側端部が下方に若干傾いた面である。ガイド部247は、誘導面246の空気の流れ方向上流側端部に設けられ、上流側端部から垂直上方に向かって延びている。ガイド部247があることによって、水車25により散水された水は、空気流れ方向上流側にはこぼれず、気化部材220の方に向かって流れる。導水リブ248は、誘導面246に設けられ、誘導面246の突出方向に延びている。導水リブ248は、誘導面246に供給された水を、加湿フィルタ21に導水する効果を高める。
図5、図7及び図8に示されているように、水受け部243は、保持フレーム230の幅方向に湾曲しながら延びており、正面視においてアーチ型の形状を呈する。このようなアーチ型の形状を持つ水受け部243は、水車本体251の内周縁の近傍において、内周縁に沿って配置される。本実施形態では、水受け部243は、水車本体251の内周縁の直下に配置される。
(d)水車
水車25は、加湿フィルタ21に対して水を供給する。水車25は、加湿フィルタ21における異なる複数の箇所に水を供給するために駆動される。水車25は、旋回することにより、加湿フィルタ21における複数の箇所に水を供給する。水車25は、貯水トレイ22の水供給部276に溜められた水を汲み上げて、当該水を加湿フィルタ21に対して散水する。水車25によって汲み上げられた水は、直接加湿フィルタ21に散水されると共に、水受け部243を介して加湿フィルタ21に散水される。
図5または図7に示されているように、水車25は、環状の水車本体251と、複数の柄杓252と、駆動ギア253とを有する。
水車本体251は、円形の枠と、枠の直径方向に渡される複数の支持部材とからなる。複数の支持部材が交差する部分は、水車本体251の中心となる。水車本体251の中心には、回転軸255が設けられる(図5参照)。回転軸255は、上述したように、軸受け部277によって回転可能に保持されている。水車本体251は、回転軸255を基準に回転する。
水車本体251は、最外周に、図示しない歯車を有する。歯車には、駆動ギア253が噛み合わされる。水車本体251は、駆動ギア253にモータ254からの回転力が伝達されて駆動ギア253がモータ254によって駆動されることにより回転する。
複数の柄杓252は、水車25の外縁に沿って、等間隔で配置される。すなわち、複数の柄杓252は、水車25の周縁に沿って、円形に配置される。柄杓252は、貯水トレイ22の水供給部276に溜められた水を汲み上げて汲み上げた水を水受け部243に受け渡すことによって加湿フィルタ21に散水する。
モータ254は、図9に示されている制御装置90に記憶されたプログラムに基づいて、駆動ギア253を所定の回転速度および所定の回転方法で制御する。具体的に、モータ254は、加湿フィルタ21の幅方向に渡って満遍なく水が供給されるように、水車25の回転速度および回転方向を制御する。
(3)空気清浄機の動作
本実施形態に係る空気清浄機10は、上述したように、空気清浄機能と加湿機能とを有する。空気清浄機10の本体ケーシング11の外面には、制御装置90の一部である操作パネル(図示せず)が設置されている。ユーザが、操作パネルを使って加湿機能を選択しなかった場合には、空気清浄機10では空気清浄機能のみが有効に機能する。また、ユーザが操作パネルを使って加湿機能が選択した場合には、空気清浄機10では空気清浄機能と共に加湿機能が有効に機能する。
(3−1)空気清浄動作
操作パネルにおいて、空気清浄機10の電源がオンされて空気清浄機能が設定されると、その設定に応じて制御装置90がシロッコファン13のファンモータ131を駆動させる。回転するファンロータ132は空気を遠心方向に吹き出して回転軸周りの圧力が低下し、空気はファンロータ132の左右両側に位置するシロッコファン13の吸込口に吸い込まれる。その結果、吸込口11a,11bからシロッコファン13の両側の吸込口に向かう空気の流れが発生する。制御装置90は、設定に応じてシロッコファン13のファンロータ132の回転数を制御し、送風する空気の量を調節する。
シロッコファン13のファン吹出口13aから吹き出された空気は、空気清浄室R2に入る。空気清浄室R2に入った空気は、集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15の順で、集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15を通過する。シロッコファン13の両側の吸込口から吸い込まれる前に、プレフィルタ21で空気に含まれる比較的粒子の大きな埃などが除去されている。ファン吹出口13aから吹出される空気は、次に、集塵フィルタ14で粒子の小さい埃が除去される。さらにその後、空気は、脱臭フィルタ15によって、不快な臭い成分が吸着される。集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15を通過した空気は、空気清浄室R2と加湿室R3との間の開口部11gを通って加湿室R3に入る。なお、空気清浄室R2では、送風室R1から押し寄せる空気によって集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15全面に正圧が作用する。
(3−2)加湿動作
操作パネルにおいて、空気清浄機10の電源がオンされて加湿機能が選択されると、制御装置90は、モータ254を駆動して水車25を回転させる。水車15が回転することによって柄杓252が周回し、貯水トレイ22から加湿フィルタ21に水が供給される。空気清浄室R2から加湿室R3に入った空気は、加湿フィルタ21に吸収された水の気化を促進させ、加湿空気となる。この加湿空気が吹出口11cから吹き出される。もし、操作パネルにおいて加湿機能が選択されなかった場合には、制御装置90がモータ254を回転させないので、加湿フィルタ21への水の供給が停止され、加湿フィルタ21が乾くことによって加湿機能が停止する。
(4)空気清浄機10のメンテナンス
プレフィルタ12、集塵フィルタ14、脱臭フィルタ15及び加湿装置20は、図4に示されているように、直方体状の本体ケーシング11の前面11Fを形成する開閉扉16を開いて、本体ケーシング11から前方に取り出すことができるように構成されている。メンテナンスのために、作業者が図3に示されているように開閉扉16を開こうとすると、まず、接触スイッチ91と開閉扉16との接触が断たれる。開閉扉16と接触スイッチ91との接触が断たれると、接触スイッチ91から制御装置90に接触が断たれたことを伝達するための信号が送信される。接触スイッチ91から信号を受信した制御装置90は、空気清浄機10の電源をオフする。空気清浄機10の電源がオフされた状態では、作業者が本体ケーシング11の内部の機器の露出している部分に触れても動作している機器に巻き込まれたり感電したりしないような状況を実現できる。このように、開閉扉16を開くだけで、作業者が怪我や感電をし難い状況になるので安全にメンテナンスを行うことができる。そして、開閉扉16が図3のように開かれた状態ではヒンジによって開閉扉16が支持されているので、作業者は、両手を使って、プレフィルタ12、集塵フィルタ14、脱臭フィルタ15及び加湿装置20に対するメンテナンスを行なうことができる。
加湿装置20は、上述のように貯水トレイ22の上に加湿フィルタ21と貯水タンク23と水車25が載っているので、貯水トレイ22を前方に引き出すことによって、モータ254及び駆動ギア253を除く全体を本体ケーシング11の外に取り出すことができる。なお、水車25を回転させるためのモータ254及び駆動ギア253は、本体ケーシング11に取り付けられており、貯水トレイ22を引き出してもモータ254及び駆動ギア253は本体ケーシング11に残る。
また、加湿装置20は、貯水タンク23のみが貯水トレイ22の上に載置されているだけであるため、本体ケーシング11の開閉扉16を開いた状態で簡単に着脱できる。特に、貯水タンク23は、本体ケーシング11の開閉扉16に対向しており、加湿フィルタ21よりも前面手前側に配置されている。このような構造であることから、貯水タンク23を取り出すときに加湿フィルタ21が邪魔になることはない。タンク本体280への給水のために貯水タンク23が頻繁に取り出されることになるので、このような構造にすることでメンテナンス性が向上する。
(5)特徴
(5−1)
以上説明したように、加湿機能付き空気清浄機10においては、本体ケーシング11(ケーシングの例)が前面11Fにメンテナンス用の開閉扉16を有している。本体ケーシング11の内部には、シロッコファン13(ファンの例)と集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15(空気清浄フィルタの例)と加湿フィルタ21とが設けられている。シロッコファン13から吹出される正圧の空気が通過する集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15は、開閉扉16を開いた状態で本体ケーシング11の前面側から着脱できるように取り付けられている。シロッコファン13から吹出される正圧の空気が通過する加湿フィルタ21も、開閉扉16を開いた状態で、貯水タンク23を前面側から取り除いてから、本体ケーシング11の前面側から着脱できるように取り付けられている。
開閉扉を開いた状態で集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15並びに加湿フィルタ21を前面側から取り出すことができるので、集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15並びに加湿フィルタ21に対するメンテナンスが本体ケーシング11の前面で行なえ、加湿機能付きの空気清浄機10の側面や背面にメンテナンスのためのスペースを確保する必要がなくなる。その結果、加湿機能付き空気清浄機10の側面側や背面側にある障害物まで側面や背面を近づけることができるので、加湿機能付き空気清浄機10の設置場所の制約が緩和される。
(5−2)
加湿フィルタ21に供給される水を貯留するための貯水タンク23(加湿用タンクの例)は、開閉扉16を開いた状態で本体ケーシング11の前面の側から着脱できるように取り付けられている。従って、本体ケーシング11の前面の側から貯水タンク23を取り出して給水ができ、メンテナンス性が向上する。
(5−3)
貯水タンク23は、開閉扉16に対向して加湿フィルタ21よりも前面手前側に配置されている。このような構造であることから、頻繁に取り外しを行なう貯水タンク23が手前にあって貯水タンク23を取り外すために加湿フィルタ21を取り外す必要がないことから、貯水タンク23への給水の度に加湿フィルタを取り外す手間が省ける。その結果、貯水タンク23を前面側に取り出して行なうメンテナンスが容易になる。
(5−4)
加湿フィルタ21に吸水させるために貯水タンク23から供給される水を貯留する貯水トレイ22(加湿用トレイの例)は、開閉扉16を開いた状態で本体ケーシング11の前面側から着脱できるように取り付けられている。従って、本体ケーシング11の前面から貯水トレイ22を取り出して清掃でき、貯水トレイ22に対するメンテナンスが容易になる。
特に、貯水トレイ22を引き出すと、その上に載置されている貯水タンク23、加湿フィルタ21及び水車25も一緒に引き出せるので、加湿装置20に対するメンテナンスが行い易い。
(5−5)
シロッコファン13に吸い込まれる空気に対する塵埃除去のために本体ケーシング11の吸込口11a,11bとシロッコファン13との間に配置されているプレフィルタ12は、開閉扉16を開いた状態で本体ケーシング11の前面側から着脱できるように取り付けられている。従って、本体ケーシング11の前面側からプレフィルタ12を取り出して清掃でき、プレフィルタ12に対するメンテナンスが容易になる。
(5−6)
開閉扉16は、開閉扉16の左辺16a(側端の例)を本体ケーシング11の前面開口部11wの側端に連結するヒンジを有する。このような構造であるため、開閉扉16を開いた状態でも開閉扉16が本体ケーシング11に連結されて支持されることになるから、メンテナンスを行なう者が開閉扉16を支えたり、開閉扉16を取り外したりする必要がなくなり、開閉扉16を開いた状態で保持し易くなる。その結果、開閉扉16を開けてメンテナンスを行ない易くなる。
(5−7)
接触スイッチ91は、開閉扉16の端辺が本体ケーシング11の前面開口部11wの端辺から離れたことを検知して電源を切るための安全スイッチである。この接触スイッチ91によって開閉扉16の端辺が本体ケーシング11の前面開口部11wの端辺から離れたときに接触スイッチ91から制御装置90に信号が送信されて制御装置90によって電源が切られるので、開閉扉16を開いたときにシロッコファン13などの電動機器を停止させることができる。その結果、集塵フィルタ14及び脱臭フィルタ15並びに加湿フィルタ21を取り出す際の安全性が向上する。
(6)変形例
(A)
上記実施形態では、空気清浄フィルタとして、集塵フィルタ14と脱臭フィルタ15が用いられているが、空気清浄フィルタとして集塵フィルタ14と脱臭フィルタ15以外に他のフィルタを追加してもよく、必ずしも両方が必要であるわけではなく、例えば集塵フィルタ14だけであってもよい。
(B)
上記実施形態では、加湿フィルタ21に水を供給する手段に水車25を用いているが、加湿フィルタ21に水を供給する手段は水車25には限られない。
10 加湿機能付き空気清浄機
11 本体ケーシング(ケーシング)
12 プレフィルタ
13 シロッコファン(ファン)
14 集塵フィルタ(空気清浄フィルタ)
15 脱臭フィルタ(空気清浄フィルタ)
16 開閉扉
20 加湿装置
21 加湿フィルタ
22 貯水トレイ(加湿用トレイ)
23 貯水タンク(加湿用タンク)
91 接触スイッチ(安全スイッチ)
特開2008−39317号公報 特開2010−32189号公報

Claims (7)

  1. 前面にメンテナンス用の開閉扉(16)を有し、室内からの空気の吸込口および室内への空気の吹出口が形成されているケーシング(11)と、
    前記ケーシング内に設けられ、前記吸込口を通して空気を吸い込むためのファン(13)と、
    前記ケーシング内に設けられ、前記開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられ、塵埃除去のために前記ファンから吹出される正圧の空気が通過する空気清浄フィルタ(14,15)と、
    前記ケーシング内に設けられ、前記開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられ、加湿のために前記ファンから吹出される正圧の空気が通過する加湿フィルタ(21)と
    を備える、加湿機能付き空気清浄機。
  2. 前記ケーシング内に設けられ、前記開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられ、前記加湿フィルタに供給される水を貯留するための加湿用タンク(23)をさらに備える、
    請求項1に記載の加湿機能付き空気清浄機。
  3. 前記加湿用タンクは、前記開閉扉に対向して前記加湿フィルタよりも前面手前側に配置されている、
    請求項2に記載の加湿機能付き空気清浄機。
  4. 前記ケーシング内に設けられ、前記開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられ、前記加湿フィルタに吸水させるために前記加湿用タンクから供給される水を貯留する加湿用トレイ(22)をさらに備える、
    請求項2又は請求項3に記載の加湿機能付き空気清浄機。
  5. 前記ケーシング内に設けられ、前記開閉扉を開いた状態で前面側から着脱できるように取り付けられ、前記ファンに吸い込まれる空気に対する塵埃除去のために前記吸込口と前記ファンとの間に配置されているプレフィルタ(12)をさらに備える、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の加湿機能付き空気清浄機。
  6. 前記開閉扉は、当該開閉扉の側端を前記ケーシングの前面開口部の側端に連結するヒンジを有する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の加湿機能付き空気清浄機。
  7. 前記開閉扉の端辺が前記ケーシングの前記前面開口部の端辺から離れたことを検知して電源を切るための安全スイッチをさらに備える、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の加湿機能付き空気清浄機。
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