JP2015145219A - モニタ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モニタ4が移動中または突出位置にあるときは、装置本体2内のメインシャーシ6とスライド部材5との間を電気的に接続せず、モニタ4が視聴位置にあるときに、装置本体2内の構造物を収容する導電性のメインシャーシ6とスライド部材5との間を電気的に接続する板バネ部12bを備える。
【選択図】図7
Description
しかしながら、グリスを塗布する場合、グリス塗布量のばらつきや、板バネの先端部とメインシャーシとの間にグリスの油分などが入り込むことで、板バネとメインシャーシとの接触が不安定になりやすく、安定したグランドラインの確保が困難であるという課題があった。
図1は、この発明の実施の形態1に係るモニタ装置を示す斜視図であり、図1(a)はモニタ4が視聴位置にあるときを示しており、図1(b)はモニタ4が引き出し位置にあるときを示している。実施の形態1に係るモニタ装置1は、例えば、車輌などの移動体に搭載されたナビゲーション装置あるいはオーディオ機器のモニタ装置であって、モニタ4が、図1(a)に示すように、装置本体2の前面3に配置される視聴位置と、図1(b)に示すように、傾動しながら装置本体2の前面3から前方に突出した突出位置との間で移動可能である。
板バネ部12bは、スライド部材5がスライド中または装置本体2の前面から突出した状態(モニタ4が移動中または突出位置にあるとき)であるときにはメインシャーシ6とスライド部材5との間を電気的に接続せず、モニタ4が視聴位置にあるときにのみ両者に当接して電気的に接続する接地部材である。
このような接地部材を設けることで、スライド部材5またはメインシャーシ6との接点が摺動しないため潤滑剤の塗布が不要であり、潤滑剤に起因する接触の不安定が解消する。
これにより、モニタ4のグランドラインを的確に確保することが可能となる。
そこで、実施の形態1では、モータ付勢板バネ部材12に対して図5(b)に示すような板バネ部12bを新たに追加する。この板バネ部12bが、モニタ4が視聴位置にあるときにのみ両者に当接して電気的に接続する板バネ部材として機能する。
このようにすることで、既存の構造物を利用してモニタ4が視聴位置にあるときに選択的にスライド部材5とメインシャーシ6の導通をとることができ、本発明を適用する際に必要な構成上の変更を極力低減することができる。
モータユニット7をメインシャーシ6に取り付けると、板バネ部12bの先端部が、図6に示すようにメインシャーシ6に当接する。このとき、板バネ部12bは、スライド部材5がスライド中または装置本体2の前面から突出した状態では当接していない。
一方、スライド部材5が後方にスライドしてモニタ4が視聴位置になると、図7に示すように、板バネ部12bは、先端部がメインシャーシ6に当接したままスライド部材5に当接する。このとき、弾性力によって、板バネ部12bはスライド部材5を圧接した状態となる。このようにしてスライド部材5とメインシャーシ6との導通を確実にとることができる。
また、メインシャーシ6が収容する構造物であるモータユニット7に板バネ部12bを設けることで、本発明を適用する際に必要な構成上の変更を極力低減することができる。
図8はこの発明の実施の形態2に係るモニタ装置におけるモニタ移動機構の構成を概略的に示す図である。図8において、スライド部材5はメインシャーシ6に対して矢印方向にスライドすることができる。板バネ部6aは、メインシャーシ6に設けられ、モニタ4が視聴位置にあるときにスライド部材5に当接する板バネ部材である。
すなわち、板バネ部6aは、スライド部材5がスライド中または装置本体2の前面から突出した状態(モニタ4が移動中または突出位置にあるとき)であるときはスライド部材5に当接せず、モニタ4が視聴位置にあるときにのみ両者に当接して電気的に接続する。
このように構成することで、スライド部材5のスライドに応じて板バネ部6aがメインシャーシ6上を摺動することがなく、潤滑剤が不要であるため、安定したグランドラインの確保が可能である。
図9はこの発明の実施の形態3に係るモニタ装置におけるモニタ移動機構の構成を概略的に示す図である。図9において、スライド部材5はメインシャーシ6に対して矢印方向にスライドすることができる。板バネ部5bは、スライド部材5に設けられ、モニタ4が視聴位置にあるときにメインシャーシ6の片部6bに当接する板バネ部材である。
すなわち、板バネ部5bの先端部は、メインシャーシ6に当接しておらず、モニタ4が視聴位置にあるときのみ、メインシャーシ6の一部を切り起こした片部6bに当接する。
Claims (4)
- 装置本体の前面から出入り自在にスライドする導電性のスライド部材と、前記スライド部材に取り付けられてグランドが電気的に接続されたモニタとを備え、
前記モニタが、前記スライド部材のスライドに応じて前記装置本体の一面に配置される視聴位置と傾動しながら前記装置本体の前面から前方に突出した突出位置との間で移動可能なモニタ装置において、
前記モニタが移動中または前記突出位置にあるときは、前記装置本体内の構造物を収容する導電性のシャーシ部材と前記スライド部材との間を電気的に接続せず、前記モニタが前記視聴位置にあるときに、前記シャーシ部材と前記スライド部材との間を電気的に接続する接地部材を備えたことを特徴とするモニタ装置。 - 前記接地部材は、前記シャーシ部材が収容する構造物に設けられ、前記モニタが前記視聴位置にあるときに、前記シャーシ部材と前記スライド部材との双方に当接する導電性の板バネ部材であることを特徴とする請求項1記載のモニタ装置。
- 前記接地部材は、前記シャーシ部材に設けられ、前記モニタが前記視聴位置にあるときに前記スライド部材に当接する板バネ部材であることを特徴とする請求項1記載のモニタ装置。
- 前記接地部材は、前記スライド部材に設けられ、前記モニタが前記視聴位置にあるときに前記シャーシ部材に当接する板バネ部材であることを特徴とする請求項1記載のモニタ装置。
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-
2014
- 2014-02-04 JP JP2014019489A patent/JP6124814B2/ja active Active
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