JP2015145194A - 乗物用シート - Google Patents

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伸仁 高井
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Abstract

【課題】シートバック本体に対するクッション体の高さ位置をスライド機構を介して昇降可能となっているときでも、この高さ位置の調節を行い易い乗物用シートを提供すること。
【解決手段】乗物用シート1は、シートバック本体3にスライド機構34を介して昇降可能に組み付けられているクッション体4を備えている。スライド機構34は、クッション体4側に組み付けられたスライダガイドと、シートバック本体3側に組み付けられ、スライドガイドに対して相対的にスライド可能なスライダ34とから構成されている。スライダ34には、クッション体4の背面に対して干渉する干渉部34dが形成されている。干渉部34dは、シートバック本体3に対してクッション体4を上昇させていくより下降させていくときの方が、クッション体4の背面に対して作用する抵抗が大きくなるように形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、乗物用シートに関し、詳しくは、シートバック本体にスライド機構を介して昇降可能に組み付けられているクッション体を備えている乗物用シートに関する。
従来、シートバックに組み付けられているクッション体として、例えば、着座者の後頭部から首筋にかけての部位を支持できるネックレストが既に知られている。ここで、下記特許文献1には、例えば、図15に示すように、シートバック本体403に対する高さ位置をスライド(一対のファスナ430、430)によって調節可能なネックレスト404が開示されている。このように高さ位置を調節できると、着座者の適した高さ位置にネックレスト404を設定できるため、ネックレスト404の使用性を高めることができる。
実用新案登録第3138274号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、シートバック本体403に対するネックレスト404の高さ位置をスライド(一対のファスナ430、430)によって調節するため、この調節に要する荷重(調節荷重)が、ネックレスト404を上昇させる時と下降させる時とにおいて異なることとなっていた。例えば、ネックレスト404を上昇させる場合、ネックレスト404の調節荷重は、スライドの摺動荷重にネックレスト404の自重を加算したものとなる。これとは逆に、ネックレスト404を下降させる場合、ネックレスト404の調節荷重は、スライドの摺動荷重にネックレスト404の自重を減算したものとなる。そのため、ネックレスト404を上昇させる場合と下降させる場合とにおいて、ネックレスト404の調節荷重に差が生じるため、ネックレスト404の高さ位置の調節を行い難いものとなっていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、シートバック本体に対するクッション体の高さ位置をスライド機構を介して昇降可能となっているときでも、この高さ位置の調節を行い易い乗物用シートを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、シートバック本体にスライド機構を介して昇降可能に組み付けられているクッション体を備えており、スライド機構は、クッション体側に組み付けられたスライダガイドと、シートバック本体側に組み付けられ、スライドガイドに対して相対的にスライド可能なスライダと、から構成されている乗物用シートであって、スライダには、クッション体の背面に対して干渉する干渉部が形成されており、干渉部は、シートバック本体に対してクッション体を上昇させていくより下降させていくときの方が、クッション体の背面に対して作用する抵抗が大きくなるように形成されていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、シートバック本体に対してクッション体を上昇させたり下降させたりすると、これらクッション体の背面(ネックレスト4側)とスライダの干渉部(シートバック本体側)との間で干渉抵抗が生じることとなる。この干渉部は、上述したように、前倒れ形状となっている。このように前倒れ形状となっていると、この干渉抵抗は、シートバック本体に対してクッション体を上昇させる場合より、下降させる場合の方が大きくなる。そのため、従来技術と比較すると、クッション体を上昇させる場合のスライドの摺動荷重は僅かに大きくなるが、クッション体を下降させる場合のスライドの摺動荷重は顕著に大きくなる。したがって、従来技術と同様に、クッション体の上昇時と下降時とにおいて、クッション体の高さ位置の調節に要する荷重(調節荷重)の差が生じていても、従来技術より、この生じた荷重の差を抑えることができる。結果として、従来技術とは異なり、クッション体の高さ位置の調節を行い易い。
また、請求項2に記載の発明は、シートバック本体にスライド機構を介して昇降可能に組み付けられているクッション体を備えており、スライド機構は、クッション体側に組み付けられたスライダガイドと、シートバック本体側に組み付けられ、スライドガイドに対して相対的にスライド可能なスライダと、から構成されている乗物用シートであって、クッション体の背面には、毛羽立った起毛を有するカバーが設けられており、起毛の毛羽立ち方向は、シートバック本体に対してクッション体を上昇させていくより下降させていくときの方が、クッション体の背面に対して作用する抵抗が大きくなる方向となっていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、請求項1で説明した干渉部を必要とすることなく、請求項1と同様の作用効果を得ることができる。しがたって、簡便な構成で実施できる。
実施例1に係る乗物用シートのシートバックの全体斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図2を背面側から見た斜視図である。 図3のネックレストカバーの背面ピースの内部構造を説明する図である。 図3のネックレストの組み立ての工程を説明する図である。 図1におけるシートバックの縦断面図である。 図1において、ネックレストを大きく上昇させた状態を示す図である。 図1において、ネックレストを大きく下降させた状態を示す図である。 実施例2に係る乗物用シートのシートバックを背面側から見た分解斜視図である。 図9の組み付け状態における縦断面図である。 変形例1に係る乗物用シートのシートバックを背面側から見た分解斜視図である。 図11の組み付け状態における縦断面図である。 変形例2に係る乗物用シートのシートバックを背面側から見た分解斜視図である。 図13の組み付け状態における縦断面図である。 従来技術に係る乗物用シートのシートバックの全体斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
(実施例1)
まず、本発明の実施例1を、図1〜7を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、『乗物用シート』、『クッション体』、『スライド機構』の例として、『車両用シート1』、『ネックレスト4』、『スライドガイド32、スライダ34』を説明することとする。
また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両(図示しない)に組み付けた状態の車両用シート1を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。これらのことは、後述する実施例2および変形例1〜2においても同様である。
まず、図1を参照して、本発明の実施例1に係る車両用シート1の構成を説明する。この車両用シート1は、主として、シートクッション(図示しない)と、シートバック2とから構成されている。これらシートクッションとシートバック2とのうち、シートバック2について詳述していく。なお、シートクッションは、公知のものでよいため、その詳細な説明は省略することとする。
シートバック2は、シートバック本体3と、このシートバック本体3の上部に組み付けられるネックレスト4とから構成されている(図2〜3参照)。以下に、これらシートバック本体3とネックレスト4とを個別に説明していく。まず、シートバック本体3から説明していく。
シートバック本体3は、主として、その骨格を成すバックフレーム(図示しない)と、このバックフレームに対して包着状に組み付けられ軟質性の素材(例えば、ウレタンパッド)から成るシートバックパッド(図示しない)と、このシートバックパッドの表面をカバーリングするシートバックカバー14とから構成されている。このシートバック2により、シートクッションに着座した着座者の背中部を支持できる。
このシートバックカバー14の上部の内面には、硬質性の素材(例えば、樹脂プレートである取付板)から成る矩形状のバックプレート16が縫い付けられている(図2参照)。ここで言うシートバックカバー14の上部とは、シートバック2にネックレスト4が取り付けられる位置(シートバック2に背凭れした着座者の首部に相当する位置)のことである。このバックプレート16には、その厚み方向に貫通するように矩形状の開口16aが形成されている。
なお、この開口16aの下縁は、後述するスライダ34のフック34a、34aが係合可能に形成されている。そのため、このシートバックカバー14には、バックプレート16の開口16aが露出するように矩形状の貫通孔14aが形成されている。また、シートバックカバー14において、貫通孔14aの下側には、面ファスナの一方側の部材である面ファスナ14bが縫い付けられている。なお、この面ファスナ14bは、後述するスライダ34の面ファスナ34b(面ファスナの他方側の部材)に対して着装(取り付け)または脱着(取り外し)可能となっている。
一方、ネックレスト4も、主として、その骨格を成すネックレストフレーム(図示しない)と、このネックレストフレームに対して包着状に組み付けられ軟質性の素材(例えば、ウレタン)から成るネックレストパッド22と、このネックレストパッドの表面をカバーリングするネックレストカバー24とから構成されている。このネックレスト4により、シートバック2に背凭れした着座者の後頭部から首筋にかけての部位を支持できる。
このネックレストカバー24の背面体は、図4から明らかなように、その背面ピース24aと、樹脂プレート24bと、弾性部材であるラミウレタン24cとが積層されて成る3重構造となっている(図4(A)参照)。この3重構造を詳述すると、まず、芯材としての樹脂プレート24bとラミウレタン24cとを重ね合わせる。次に、この重ね合わせた状態で、これら樹脂プレート24bとラミウレタン24cとの各一辺を縫い付ける(図4(B)参照)。図4において、この縫い付け箇所をN1と記す。
次に、この縫い付けた2層の積層体(樹脂プレート24bとラミウレタン24c)を背面ピース24aの内面に重ね合わせる。このとき、背面ピース24aとラミウレタン24cとが向かい合うように重ね合わせる。次に、この重ね合わせた状態で、背面ピース24aの3辺の縁を内側に折り曲げる。最後に、この折り曲げた3片の縁と2層の積層体(樹脂プレート24bとラミウレタン24c)とを縫い付ける(図4(C)参照)。図4において、この縫い付け箇所をN2、N3、N4と記す。
ネックレストカバー24の背面側は、このような3重構造(背面ピース24aと、樹脂プレート24bと、ラミウレタン24cとが積層された構造)からなっている。このネックレスト4のネックレストカバー24の背面ピース24aは、図4(C)から明らかなように、その下側が上側に向けて捲り可能となっている。
ここで、図5を参照して、このネックレスト4の組み立て作業を説明する。まず、図5(A)に示すように、背面ピース24aを捲り上げる作業を行う。次に、スライドガイド32の左右に形成されているガイド溝32a、32aの上端にビスB、Bをそれぞれ留める作業を行う。このスライドガイド32のガイド溝32a、32aは、後述するスライダ34の左右のガイド34c、34cを嵌め合わせることができるように形成されている。これにより、スライドガイド32とスライダ34とを相対的にスライドさせることができる。
次に、捲り上げた状態のまま、両面テープ36を介してネックレスト4の背面側にスライドガイド32を組み付ける作業を行う(図5(B)参照)。次に、捲り上げた背面ピース24aを戻す作業を行う(図5(C)参照)。次に、スライドガイド32のガイド溝32a、32aにスライダ34の左右のガイド34c、34cを嵌め合わせる作業を行う。これにより、スライドガイド32とスライダ34との間に背面ピース24aと、樹脂プレート24bと、ラミウレタン24cとが挿し込まれることとなる。
なお、スライダ34は、その左右のガイド34c、34cをスライドガイド32のガイド溝32a、32aに嵌め合わせると、スライドガイド32に対する隙間が狭くなるように形成されている。そのため、スライドガイド32のガイド溝32a、32aとスライダ34の左右のガイド34c、34cとの間でラミウレタン24cによる弾発力が作用することとなる。また、スライダ34の上縁には、ネックレストカバー24の背面ピース24aに対して干渉するように前倒れ形状の干渉部34dが形成されている。
また、スライダ34には、上述したバックプレート16の開口16aの下縁に係合可能なフック34a、34aが形成されている。また、スライダ34には、面ファスナの他方側の部材である面ファスナ34bが貼り付けられている。なお、この面ファスナ34bと上述した面ファスナ14bとは、スライダ34のフック34a、34aをバックプレート16の開口16aの下縁に係合させると、互いの着装位置となるようにスライダ34とシートバックカバー14とに設けられている。
最後に、この嵌め合わせ状態のまま、スライドガイド32のガイド溝32a、32aの下端にビスB、Bをそれぞれ留める作業を行う(図5(D)参照)。これら4本のビスB留めにより、スライドガイド32とスライダ34との相対的なスライドの脱落を防止できる。すなわち、これら4本のビスBが、スライダ34に対するストッパの役割を果たすこととなる。ネックレスト4は、このようにして組み立てられる。
このようにして組み立てられたネックレスト4は、そのフック34a、34aをバックプレート16の開口16aの下縁に係合させると、面ファスナ14b、34bが互いの着装位置に到達した状態となる。そのため、このフック34a、34aの係合を行うと、これと同時に、面ファスナ14b、34bの着装(取り付け)も行われ、シートバック本体3にネックレスト4が取り付けられる(図6参照)。
このように取り付けられると、フック34aと面ファスナ14b、34bとの2点取付となるため、取り付けたネックレスト4に安定感を持たせることができる。なお、これらフック34a、34aと開口16aの下縁との係合を解消すると共に、面ファスナ14b、34bを脱着(取り外し)すれば、ネックレスト4をシートバック本体3から取り外すことができる。
また、上述した説明から明らかなように、ネックレスト4は、スライドガイド32とスライダ34とを介してシートバック本体3に組み付けられている。そのため、スライダ34に対してスライドガイド32を作動させて、シートバック本体3に対してネックレスト4の高さ位置を高く調節できるだけでなく(図7参照)、逆に、低く調節できる(図8参照)。
このとき、既に説明したように、スライダ34の上縁には、ネックレストカバー24の背面ピース24aに対して干渉するように前倒れ形状の干渉部34dが形成されている。そのため、シートバック本体3に対してネックレスト4を上昇させたり下降させたりすると、これら背面ピース24a(ネックレスト4側)と干渉部34d(シートバック本体3側)との間で干渉抵抗が生じることとなる。この干渉部34dは、既に説明したように、前倒れ形状となっている。
このように前倒れ形状となっていると、この干渉抵抗は、シートバック本体3に対してネックレスト4を上昇させる場合より、下降させる場合の方が大きくなる。そのため、従来技術と比較すると、ネックレスト4を上昇させる場合のスライドの摺動荷重は僅かに大きくなるが、ネックレスト4を下降させる場合のスライドの摺動荷重は顕著に大きくなる。
したがって、従来技術と同様に、ネックレスト4の上昇時と下降時とにおいて、ネックレスト4の高さ位置の調節に要する荷重(調節荷重)の差が生じていても、従来技術より、この生じた荷重の差を抑えることができる。結果として、従来技術とは異なり、ネックレスト4の高さ位置の調節を行い易い。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2を、図9〜10を用いて説明する。この実施例2の車両用シート101は、既に説明した実施例1の車両用シート1と比較すると、スライダ34に干渉部34dを設けることなく実施例1の作用効果を得ることができる形態である。なお、以下の説明にあたって、実施例1と同一または均等な構成の部材には、図面において同一符号を付すことで重複する説明は省略することとする。
図9〜10に示すように、ネックレスト4のネックレストカバー24の背面ピース24aの起毛は、毛羽立った状態となっている。この起毛の毛羽立ち方向は、下向きに設定されている。そのため、シートバック本体3に対してネックレスト4を上昇させたり下降させたりすると、これら毛羽立った起毛(ネックレスト4側)とスライダ34の上縁(シートバック本体3側)との間で干渉抵抗が生じることとなる。
この干渉抵抗は、シートバック本体3に対してネックレスト4を上昇させる場合より、下降させる場合の方が大きくなる。そのため、従来技術と比較すると、ネックレスト4を上昇させる場合のスライドの摺動荷重は僅かに大きくなるが、ネックレスト4を下降させる場合のスライドの摺動荷重は顕著に大きくなる。
したがって、従来技術と同様に、ネックレスト4の上昇時と下降時とにおいて、ネックレスト4の高さ位置の調節に要する荷重(調節荷重)の差が生じていても、従来技術より、この生じた荷重の差を抑えることができる。結果として、従来技術とは異なり、ネックレスト4の高さ位置の調節を行い易い。すなわち、実施例1の車両用シート1と同様の作用効果を得ることができる。なお、このように実施例1の車両用シート1と同様の作用効果を得ることができても、干渉部34dを必要としないため、簡便な構成で実施できる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
各実施例では、『乗物用シート』、『クッション体』の例として、『車両用シート1』、『ネックレスト4』を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、『乗物用シート』は、各種の乗物のシート、例えば、『船舶のシート』、『飛行機のシート』、『鉄道車両のシート』等であっても構わない。これと同様に、『クッション体』は、各種のクッション、例えば、『ヘッドレスト』等であっても構わない。
また、各実施例では、フック34a、34aはスライダ34に形成され、開口16aはシートバックカバー14に縫い付けられたバックプレート16に形成される形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、これとは逆に、開口16aはスライダ34に形成され、フック34a、34aはシートバックカバー14に縫い付けられたバックプレート16に形成されても構わない。
また、実施例1では、干渉部34dは、スライダ34の上縁に前倒れ状に形成されている形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、図11〜12に示すように、干渉部34dは、スライダ34そのものの一部を切り起こす格好で形成されていても構わない(変形例1)。
また、実施例1では、干渉部34dは、スライダ34の上縁に前倒れ状に形成されている形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、図13〜14に示すように、スライダ34が干渉部34dを成すように前倒れ状となっていても構わない(変形例2)。
1 車両用シート(乗物用シート、実施例1)
3 シートバック本体
4 ネックレスト(クッション体)
24 ネックレストカバー
24a 背面ピース
32 スライダガイド(スライド機構)
34 スライダ(スライド機構)
34d 干渉部
101 車両用シート(乗物用シート、実施例2)

Claims (2)

  1. シートバック本体にスライド機構を介して昇降可能に組み付けられているクッション体を備えており、
    スライド機構は、
    クッション体側に組み付けられたスライダガイドと、
    シートバック本体側に組み付けられ、スライドガイドに対して相対的にスライド可能なスライダと、から構成されている乗物用シートであって、
    スライダには、クッション体の背面に対して干渉する干渉部が形成されており、
    干渉部は、シートバック本体に対してクッション体を上昇させていくより下降させていくときの方が、クッション体の背面に対して作用する抵抗が大きくなるように形成されていることを特徴とする乗物用シート。
  2. シートバック本体にスライド機構を介して昇降可能に組み付けられているクッション体を備えており、
    スライド機構は、
    クッション体側に組み付けられたスライダガイドと、
    シートバック本体側に組み付けられ、スライドガイドに対して相対的にスライド可能なスライダと、から構成されている乗物用シートであって、
    クッション体の背面には、毛羽立った起毛を有するカバーが設けられており、
    起毛の毛羽立ち方向は、シートバック本体に対してクッション体を上昇させていくより下降させていくときの方が、クッション体の背面に対して作用する抵抗が大きくなる方向となっていることを特徴とする乗物用シート。



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