JP2015144434A - マルチ・キャリア動作のためのpcfich設計 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信システムにおいて、1又は複数の成分キャリアのための制御情報を伝送することを容易にする方法を提供する。【解決手段】1または複数の成分キャリアが評価され、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報が識別される502。1又は複数の成分キャリアから、アンカー成分キャリアが識別される504。アンカー成分キャリアに関連するPCFICH情報と、1又は複数の成分キャリアの各々に関連するPCFICH情報とが、アンカ成分キャリアによって通信される506。各々の成分キャリアにおけるPCFICH情報の復号を回避するために、PCFICH情報がアンカ成分キャリアのために復号され、追加のキャリアのPCFICH情報が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のマルチ・キャリア(MC)許可に含まれる。【選択図】図5

Description

関連出願に対する相互参照
この出願は、2009年4月30日に出願された「マルチ・キャリア動作のためのPCFICH設計」(PCFICH DESIGN FOR MULTICARRIER OPERATION)と題された米国仮特許出願61/174,437号の利益を主張する。上記出願の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
以下の記載は一般に無線通信に関し、さらに詳しくは、マルチ・キャリアのためのキャリア間動作および制御情報の配信に関する。
無線通信システムはさまざまなタイプの通信を提供するために広く開発され、例えば、音声および/またはデータが、そのような無線通信システムによって提供されうる。一般的な無線通信システムすなわちネットワークは、複数のユーザへ、1または複数の共有リソース(例えば、帯域幅、送信電力)に対するアクセスを提供しうる。例えば、システムは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、符号分割多重化(CDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)のようなさまざまな多元接続技術を使用することができる。
通常、無線多元接続通信システムは、複数のモバイル・デバイスのための通信を同時にサポートすることができる。おのおののモバイル・デバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して、1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局からモバイル・デバイスへの通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、モバイル・デバイスから基地局への通信リンクを称する。
無線通信システムはしばしば、有効範囲領域を提供する1または複数の基地局を使用する。一般的な基地局は、ブロードキャスト・サービス、マルチキャスト・サービス、および/またはユニキャスト・サービスのために複数のデータ・ストリームを送信することができる。これらデータ・ストリームは、モバイル・デバイスに対して興味のある独立した受信からなるデータのストリームでありうる。そのような基地局の有効範囲領域内のモバイル・デバイスは、合成ストリームによって搬送された1つ、複数、あるいはすべてのデータ・ストリームを受信するために使用されうる。同様に、モバイル・デバイスは、基地局あるいは別のモバイルのデバイスへデータを送信しうる。
無線通信システム内のエリア・トラッキングによって、ユーザ機器(例えば、モバイル・デバイス、モバイル通信装置、セルラ・デバイス、スマート・フォン等)のトラッキング・エリア・ロケーションを定義できるようになる。一般に、ネットワークは、ユーザ機器(UE)がそのようなトラッキング・エリア位置を用いて応答するUEに対して要求またはページしうる。これによって、UEのトラッキング・エリア位置が、ネットワークへ通信され、さらに更新されるようになる。
マルチ・キャリア・システムはしばしば、良好なシステム・パフォーマンスを提供するキャリア間動作を適用する。厳しい干渉シナリオでは、インパクトを受けたキャリアにおける制御接続は、信頼性が低く、存在できない。さらに、制御接続が存在しないことは、これらキャリアにおけるデータ送信を妨げうる。言い換えれば、マルチ・キャリア・システムは、制御を受信したどのキャリアが適用可能であるかを区別することができない。
以下は、1または複数の実施形態の基本的な理解を提供するために、そのような実施形態の簡単な概略を示す。この概要は、考えられるすべての実施形態の広範囲な概観ではなく、すべての実施形態の重要要素や決定的要素を特定することも、何れかまたはすべての実施形態のスコープを線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、簡略化された形式で1または複数の実施形態のいくつかの概念を表すことである。
関連する態様は、1または複数のダウンリンク成分キャリアのための制御情報を伝送することを容易にする方法である。この方法は、1または複数の成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別することを含みうる。さらに、この方法は、1または複数の成分キャリアによって、1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信することを含みうる。
別の態様は、無線通信装置に関する。この無線通信装置は、1または複数のダウンリンク成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別し、1または複数の成分キャリアによって、1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含みうる。さらに、この無線通信装置は、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリを含みうる。
さらに別の態様は、1または複数の成分キャリアのための制御情報を伝送する無線通信装置に関する。この無線通信装置は、1または複数の成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別する手段を含みうる。さらに、この無線通信装置は、1または複数の成分キャリアによって、1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信する手段を含みうる。
また別の態様は、少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数のダウンリンク成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別することと、1または複数の成分キャリアによって、1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信することとを実行させるためのコードを格納したコンピュータ読取可能媒体を備えたコンピュータ・プログラム製品に関する。
他の態様によれば、1または複数の成分キャリアのための制御情報を利用することを容易にする方法に関する。この方法は、1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信することを備えうる。さらに、この方法は、PCFICH情報を復号して、1または複数の成分キャリアのための制御情報を識別することを備えうる。
別の態様は、無線通信装置に関する。この無線通信装置は、1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信し、PCFICH情報を復号して、1または複数の成分キャリアのための制御情報を識別するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含みうる。さらに、この無線通信装置は、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリを含みうる。
別の態様は、1または複数の成分キャリアのための制御情報を利用する無線通信装置に関する。無線通信装置は、1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信する手段を備えうる。さらに、無線通信装置は、PCFICH情報を復号して、1または複数の成分キャリアのための制御情報を識別する手段を備えうる。
また別の態様は、少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信することと、PCFICH情報を復号して、1または複数の成分キャリアのための制御情報を識別することと、を実行させるためのコードを格納したコンピュータ読取可能媒体を備えたコンピュータ・プログラム製品に関する。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、以下に十分説明され、特に特許請求の範囲で指摘される特徴を備える。次の記載および添付図面は、1または複数の実施形態のある実例となる態様を詳細に記載する。しかしながら、これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方法のうちの僅かしか示しておらず、記載された実施形態は、そのようなすべての局面およびそれらの均等物を示すことが意図されている。
図1は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがう無線通信システムの例示である。 図2は、無線通信環境において適用される通信装置の例示である。 図3は、制御領域のサイズを定義するために、複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を通信することを容易にする無線通信システムの例の図示である。 図4は、複数の成分キャリアのための制御情報を、別のキャリアによって伝送することを容易にするシステムの例の図示である。 図5は、1または複数の成分キャリアのための制御情報を伝送することを容易にする方法の例示である。 図6は、1または複数の成分キャリアのための制御情報を利用することを容易にする方法の例示である。 図7は、無線通信システムにおいて、複数の成分キャリアのための制御情報を識別することを容易にするモバイル・デバイスの例示である。 図8は、無線通信環境において、複数の成分キャリアのためのPCFICH情報をパッケージすることを容易にするシステムの例示である。 図9は、本明細書に記載されたさまざまなシステムおよび方法と共に適用されうる無線ネットワーク環境の例示である。 図10は、1または複数の成分キャリアのための制御情報を伝送することを容易にするシステムの例示である。 図11は、無線通信環境における1または複数の成分キャリアのための制御情報を利用するするシステムの例示である。
さまざまな実施形態が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。次の記載では、説明の目的のために、多数の特定の詳細が、1または複数の実施形態についての完全な理解を提供するために記載される。しかしながら、そのような実施形態は、これら具体的な詳細なしで実現されうることが明白でありうる。他の事例では、1または複数の実施形態の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるような用語「モジュール」、「キャリア」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図される。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピューティング・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピューティング・デバイスとの両方が構成要素となりうる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、複数のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを経由して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
本明細書に記述された技術は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムに使用することができる。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新リリースであり、ダウンリンクではOFDMAを用い、アップリンクではSC−FDMAを用いる。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、シングル・キャリア変調および周波数ドメイン等値化を用いる。SC−FDMAは、OFDMAシステムと類似の性能を有し、本質的に全体的に同等の複雑さを有する。SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造により、より低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、例えば、より低いPAPRが送信電力効率の観点からアクセス端末に非常に役立つアップリンク通信で使用されうる。したがって、SC−FDMAは、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)すなわちイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続性スキームとして実施されうる。
さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、モバイル・デバイスに関連して記載される。モバイル・デバイスはまた、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、あるいはユーザ機器(UE)とも称されうる。モバイル・デバイスは、セルラ電話、コードレス電話、セッション初期化プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有する携帯型デバイス、コンピュータ・デバイス、あるいは無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、基地局に関連して記載される。基地局はモバイル・デバイスと通信するために利用することができ、アクセス・ポイント、ノードBあるいはその他の用語で称されうる。
さらに、本明細書に記載のさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、DVD等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。さらに、本明細書に記載されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定されることなく、無線チャネル、および、命令群および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することができるその他任意の媒体を含みうる。
図1に示すように、本明細書に記載されたさまざまな実施形態にしたがった無線通信システム100が例示されている。システム100は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局102を含む。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか例示されていないが、2本より多いアンテナ、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。基地局102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えうる。
基地局102は、例えばモバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122のような1または複数のモバイル・デバイスと通信しうる。しかしながら、基地局102は、モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122に類似した実質的に任意の数のモバイル・デバイスと通信しうることが理解されるべきである。モバイル・デバイス116、122は例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム100を介して通信するのに適切なその他任意のデバイスでありうる。図示するように、モバイル・デバイス116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信している。ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク118によってアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク120によってアクセス端末116から情報を受信する。さらに、モバイル・デバイス122はアンテナ104およびアンテナ106と通信している。ここで、アンテナ104およびアンテナ106は、順方向リンク124でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク126でアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用し、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク124および逆方向リンク126は、共通の周波数帯域を使用することができる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、基地局102のセクタと称されうる。例えば、基地局102によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末に通信するように、複数のアンテナが設計されうる。順方向リンク118および順方向リンク124による通信では、基地局102の送信アンテナは、アクセス端末116およびアクセス端末122のための順方向リンク118および順方向リンク124の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを適用することができる。また、基地局102が、関連付けられた有効通信範囲にランダムに散在したモバイル・デバイス116、122に送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のモバイル・デバイスは、すべてのモバイル・デバイスに対して単一のアンテナによって送信している基地局に比べて、少ない干渉しか被らない。
基地局102(および/または基地局102のおのおののセクタ)は、1または複数の多元接続技術(例えば、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA)を使用しうる。例えば、基地局102は、対応する帯域幅においてモバイル・デバイス(例えば、モバイル・デバイス116、122)と通信するために特定の技術を利用しうる。さらに、基地局102によって、1より多くの技術が適用される場合、おのおのの技術は、それぞれの帯域幅に関連付けられうる。本明細書に記載された技術は下記を含みうる。グローバル・システム・フォー・モバイル(GSM(登録商標))、汎用パケット・ラジオ・サービス(GPRS)、エンハンスト・データ・レート・フォーGSMイボリューション(EDGE)、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)、cdmaOne(IS−95)、CDMA2000、イボリューション−データ・オプティマイズド(EV−DO)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、ワールドワイド・インタオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMAX)、MediaFLO、デジタル・マルチメディア・ブロードキャスティング(DMB)、デジタル・ビデオ・ブロードキャスティング−ハンドヘルド(DVB−H)等。前述した技術のリストは、例として与えられたものであって、権利主張される主題はそれに限定されないことが認識されるべきである。実質的に任意の無線通信技術が、特許請求の範囲内にあることが意図されること
基地局102は、第1の技術を用いて第1の帯域幅を利用しうる。さらに、基地局102は、第1の技術に対応するパイロットを、第2の帯域幅で送信しうる。例示によれば、第2の帯域幅は、基地局102、および/または、通信のために任意の第2の技術を利用する別の基地局(図示せず)によって導入されうる。さらに、パイロットは、第1の技術の存在を(例えば、第2の技術によって通信しているモバイル・デバイスへ)示しうる。例えば、パイロットは、第1の技術の存在に関する情報を伝送するビットを使用しうる。さらに、例えば、第1の技術を利用するセクタのセクタID、第1の周波数帯域幅を示すキャリア・インデクス等のような情報がパイロットに含まれうる。
別の例によれば、パイロットは、ビーコン(および/またはビーコンのシーケンス)でありうる。ビーコンは、OFDMシンボルでありうる。ここでは、電力の大部分が、1つのサブキャリアまたは少数のサブキャリア(例えば、少ない数のサブキャリア)で送信される。したがって、ビーコンは、モバイル・デバイスによって観察されうる強いピークをもたらすが、同時に、帯域幅の狭い部分において、データと干渉する(例えば、帯域幅の残りの部分は、ビーコンによって影響されない)。この例によれば、第1のセクタは、第1の帯域幅で、CDMAによって通信し、第2のセクタは、第2の帯域幅で、OFDMによって通信しうる。したがって、第1のセクタは、第2の帯域幅においてOFDMビーコン(またはOFDMビーコンのシーケンス)を(例えば、第2の帯域幅においてOFDMを利用して動作しているモバイル・デバイスへ)送信することによって、第1の帯域幅におけるCDMAの利用可能性を示しうる。
主題とするイノベーションは、おのおのの特有の成分キャリアの制御領域のサイズ(例えば、アンカ成分キャリアの制御領域のサイズ、および、追加の成分キャリアの制御領域のサイズ)を識別するために、アンカ成分キャリアおよび追加の成分キャリアの物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)を通信しうる。アンカ・キャリアは、ユーザ機器(UE)のための同期、アクセス、アイドル状態キャンピング、および信頼できる制御有効通信範囲を可能にするキャリアでありうる。セルのアンカ・キャリアで送信されたマルチ・キャリアの制御(キャリア間制御動作として知られる)は、制御が高い信頼性で送信されない他のキャリアのための制御を提供しうる。特に、UEが、PCFICH情報を復号して、制御のための多くのシンボルを識別できるようにするために、アンカ・キャリアが利用され、PCFICH情報が通信される。さらに、アンカ成分キャリアは、追加の成分キャリアのためのPCFICH情報を含みうる。これは、おのおのの追加の成分キャリアのためのPCFICH情報を復号することなく識別されうる。一例では、おのおのの成分キャリアのPCFICH情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で送信される許可に含まれうる。この許可は、1つのキャリアのためのデータ割当を伝送しうるシングル・キャリアでありうるか、または、設定されたすべてのキャリアのためのデータ割当を伝送するマルチ・キャリア(MC)許可でありうる。別の例において、PCFICH情報は、パッケージされ、アンカ成分キャリアによって、個別のチャネルで通信されうる。一般に、主題とするイノベーションは、アンカ成分キャリアのためのPCFICH情報と、追加のキャリア(単数または複数)のためのそれぞれのPCFICH情報とを通信するために、アンカ成分キャリアを利用しうる。
図2に移って、無線通信環境内で適用される通信装置200が例示される。通信装置200は、基地局またはその一部であるか、モバイル・デバイスまたはその一部であるか、無線通信環境で送信されたデータを受信する実質的に任意の通信装置でありうる。通信システムでは、通信装置200は、おのおのの成分キャリアの制御のシンボル・サイズの復号および識別を最適化するために、以下に示す構成要素を適用し、複数の成分キャリアのためのPCFICH情報をパッケージしうる。
通信装置200は、アンカ・キャリアを識別するために、1または複数の成分キャリアを評価しうる評価モジュール202を含みうる。評価モジュール202はさらに、(例えば、1または複数の成分キャリア、アンカ・キャリア等のような)おのおののキャリアに関連付けられた物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別するために、1または複数の成分キャリア、および/または、アンカ・キャリア(例えば、アンカ成分キャリア)を評価しうることが認識されるべきである。通信装置200はさらに、おのおののキャリアのPCFICH情報を、アンカ・キャリアへパッケージしうるパッケージ・モジュール204を含みうる。
例えば、PCFICH情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のマルチ・キャリア(MC)許可のうちの少なくとも1つへパッケージされうる。別の例において、パッケージ・モジュール204は、PCFICH情報が、1または複数の成分キャリアおよび/またはアンカ・キャリアのために普遍的になるように、PCFICH情報のパッケージを生成しうる。また別の例では、パッケージ・モジュール204は、おのおののキャリアのPCFICH情報の復号を省くために、PCFICH情報のパッケージを生成し、個別のチャネルによって通信しうる。
さらに、図示していないが、通信装置200は、1または複数の成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別することと、1または複数の成分キャリアからアンカ成分キャリアを識別することと、アンカ成分キャリアに関連するPCFICH情報と、1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報とをアンカ成分キャリアによって通信すること等に関連する命令群を保持するメモリを含みうることが認識されるべきである。さらに、通信装置200は、(例えば、メモリ内に保持された命令群、別のソースから取得された命令群のような)命令群を実行することに関連して利用されるプロセッサを含みうる。
さらに、図示していないが、通信装置200は、アンカ成分キャリアによってPCFICH情報を受信することと、PCFICH情報を復号して、アンカ成分キャリアのための制御情報を識別することと、アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報を識別することと等に関連する命令群を保持するメモリを含みうること認識されるべきである。ここで、PCFICH情報は、アンカ成分キャリアによって受信される、さらに、通信装置200は、(例えば、メモリ内に保持された命令群、別のソースから取得された命令群のような)命令群を実行することに関連して利用されるプロセッサを含みうる。
図3に示すように、制御領域のサイズを定義するために、複数の成分キャリアのPCFICH情報を通信を提供する無線通信システム300が例示される。このシステム300は、ユーザ機器(UE)304(および/または、(図示しない)任意の数の他のユーザ機器)と通信する基地局302を含む。基地局302は、順方向リンク・チャネルでユーザ機器304に情報を送信しうる。さらに、基地局302は、逆方向リンク・チャネルでユーザ機器304から情報を受信しうる。さらに、システム300は、MIMOシステムでありうる。さらに、システム300は、OFDMA無線ネットワーク、3GPP LTE無線ネットワーク等において動作しうる。さらに、基地局302内において図示および以下に説明される構成要素および機能は、一例において、逆に、ユーザ機器304内にも存在することができるが、そして、図示する構成は、説明を簡単にするために、これら構成要素を除外している。
基地局302は、PCFICH情報(例えば、制御領域のサイズ、制御領域のシンボル等)を識別するために、キャリアを評価しうる評価モジュール306を含む。さらに、評価モジュール306は、キャリアのセットから、アンカ・キャリアを識別しうる。基地局302はさらに、おのおののキャリアのPCFICH情報を、アンカ・キャリアにパッケージしうるパッケージ・モジュール308を含みうる。パッケージ・モジュール308は、おのおののキャリアのPCFICH情報を、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のマルチ・キャリア(MC)許可のうちの少なくとも1つへパッケージしうる。パッケージ・モジュール308は、PCFICH情報が、1または複数の成分キャリアおよび/またはアンカ・キャリアのために普遍的になるように、PCFICH情報のパッケージを生成しうる。パッケージ・モジュール308は、おのおののキャリアのPCFICH情報の復号を省くために、PCFICH情報のパッケージを生成し、個別のチャネルによって通信しうる。基地局302はさらに、PCFICH情報を、識別されたアンカ・キャリアへ通信しうるか、および/または、識別されたアンカ・キャリアを用いて通信しうる、送信モジュール310を含みうる。
ユーザ機器(UE)304は、アンカ・キャリアから情報を受信しうる受信モジュール312を含みうる。この情報は、アンカ・キャリアおよび少なくとも1つの追加のキャリアに関連するPCFICH情報でありうる。言い換えれば、おのおののキャリアに対応するPCFICH情報は、受信モジュール312を用いて、アンカ・キャリアを介して受信されうる。ユーザ機器304はさらに、受信したPCFICH情報を検査し、どのPCFICH情報がどのキャリアに対応しているかを確認しうるアンパック・モジュール314を含みうる。アンパック・モジュール314は、アンカ・キャリアのPCFICH情報を復号して、制御情報を識別し、さらに、おのおののキャリアのためのおのおののPCFICH情報を復号することなく、他のキャリアのためのPCFICH情報を識別しうる。例えば、アンパック・モジュール314は、個別のチャネルにおけるパッケージから、または、(例えば、MC許可、個別に符号化されたPCFICH情報等である)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)から、PCFICH情報を識別しうる。それに加えて、アンパック・モジュール314は、ユーザ機器304によって利用されるアンカ・キャリアおよび追加のキャリアに普遍的であるPCFICH情報を識別しうる。
LTE下位互換性成分キャリアでは、おのおののキャリアで送信された個別の物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)が存在する。LTE非下位互換性成分キャリアでは、PCFICH送信が存在しないことがありうる。おのおのの成分キャリアにおけるPCFICHの復号を回避するために、(MC許可が送信されたキャリアとは異なる)他の設定されたキャリアにおけるPCFICH情報が、MC許可に組み込まれうる。時間変動する下位互換性/非下位互換性のキャリア動作の場合、PCFICHは、それぞれオン/オフとなりうる。
マルチ・キャリアのためのPCFICHは、共通のPCFICHまたは独立したPCFICHとして設計されうる。共通のPCFICHによって、すべての成分キャリアが、同じサイズのDL制御領域(PDCCH)を有するようになる。さらに、すべてのキャリアについて、同じPCFICH値が強制されうる(例えば、実質的に同じPCFIC信号が、すべての成分キャリアから送信されうる)。独立したPCFICHは、キャリア毎に独立したサイズのPDCCHを可能とし、制御領域は、成分キャリア毎に個々に調節されうる。
共通のPCFICHは、LTE−A UEのための広範な帯域幅動作を簡略化しうる。さらに、共通のPCFICHは、リリース8 UEのためのスケジューリング制約を課する。共通のPCFICHは、非効率的なリソース利用をもたらしうる。それに加えて、共通のPCFICHは、LTE−Aのみのキャリアのための賢明な解決策でありうる。ここで、制御チャネルは、いくつかのキャリアにわたって分配される。制御受信が害される非アンカ・キャリアでは、対応するPCFICH(単数または複数)を明示的に復号することなく、対応するキャリアにおいて固定されたPCFICH値が仮定されうる。この値は、可能な最大値として、3シンボルに設定されうる。PDSCH復号のための固定されたPCFICH値は、ブロードキャストされ、専用シグナリングによってシグナルされるか、あるいは、1つの値でハード符号化されうる。
独立したPCFICHは、特に、成分キャリア間のトラフィック負荷が異なる場合に、PDCCHオーバヘッドを最適化する、好適なアプローチでありうる。独立したPCFICHは、(パフォーマンス利点を達成するために、UEを、比較的弱いDL受信信号(RSRP)を有するセルに関連付ける)範囲拡張のために必要とされうる。
おのおのの成分キャリアにおけるPCFICHの復号を回避するために、他の設定されたキャリアにおけるPCFICH情報が、MC許可に組み込まれうる。ここでは、設定されたキャリアは、MC許可を受信するキャリアとは異なる(例えば、MC許可が送信されるキャリアとは異なる)。非下位互換性キャリアは、TDM制御を有していない場合がある。この場合、PCFICHは、設定されない(例えば、データRBは、第1のOFDMシンボルにおいて始まる)。これは、キャリア間動作を仮定しうる。シングル・キャリア許可は、1つのキャリア(例えば、アンカ成分キャリア)で送信され、他の設定されたキャリアのためのデータ割当を伝送しうる。マルチ・キャリア許可は、1つのキャリア(例えば、アンカ成分キャリア)で送信され、設定されたすべてのキャリアのためのデータ割当を伝送しうる。言い換えれば、マルチ・キャリアのためのPCFICH情報が、シングル・キャリアで送信されうる。これは、キャリア間動作を仮定しうる。例えば、これは、マルチ・キャリアPCFICH(設定されたすべてのキャリアのための情報を含む単一のPCFICH)、または、複数のシングル・キャリアPCFICHの形態をとりうる。ここで、1つのPCFICHおよびその内部は、設定されたすべてのキャリアのためのPCFICHでありうる。
シングル・キャリアによって、PCFICHによって伝送される制御情報およびその他の情報の送信が可能となりうる。ここでは、このような送信は、適用されるべき進化したICIC技術を可能にしうる。しかし、これは、劣悪な干渉条件に至りうるヘテロジニアスなネットワーク構成に関する可能なシナリオでありうる。例えば、リリース8では、制御チャネルに関しICICはプロビジョンされない。それに加えて、準固定の/適応性のあるICICが、データ上の干渉を管理するために使用されうる。さらに、制御チャネルのために、比較的固定されたICICが必要とされる。干渉「保護された」(アンカ)キャリアでのマルチ・キャリア動作によって、制御が、このキャリアで高い信頼性で送信されるようになり、他のキャリアの制御を提供する。ここでは、制御の物理送信が、高信頼性/可能ではない場合がありうる。これは、範囲拡張を可能にし、ピコ・セルの範囲を拡張できるように、マクロ・セルが、1つのキャリアで、低電力でPDCCHを送信する。さらに、非下位互換性キャリアは、設定されたPCFICHが存在しないTDM制御を持たない場合がありうる。ここでは、データRBは、常に、第1のOFDMシンボルで始まる。
時間変動する下位互換性/非下位互換性のキャリア動作の場合、PCFICHは、それぞれオン/オフとなりうる。下位互換性のあるキャリア動作モードの場合、PCFICHが存在し、どれだけ多くのOFDMシンボルがPDCCHによって取得されるかを明示する目的を提供する。キャリアが非下位互換性モードで動作している場合、共通の制御チャネルおよびCRSを備えるブランク・サブフレームが適用され、PCFICHは存在しない。ブランク・サブフレームによって、LTEユーザ機器(UE)は、いずれのデータも専用制御も受信することなく、存在できる(例えば、測定値、キャンピング等)ようになりうる。存在しないPCFICHの場合、LTE−A UEは復号を試みず、LTE UEは復号を行い、データRBは、(例えば、LTE−AのみのUEに向けられた)第1のOFDMシンボルから始まる。
さらに、図示していないが、基地局302は、1または複数の成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別することと、1または複数の成分キャリアからアンカ成分キャリアを識別することと、アンカ成分キャリアに関連するPCFICH情報と、1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報とをアンカ成分キャリアによって通信すること等に関連する命令群を保持するメモリを含みうることが認識されるべきである。さらに、通信装置200は、(例えば、メモリ内に保持された命令群、別のソースから取得された命令群のような)命令群を実行することに関連して利用されるプロセッサを含みうる。
さらに、図示していないが、基地局302は、アンカ成分キャリアによってPCFICH情報を受信することと、PCFICH情報を復号して、アンカ成分キャリアのための制御情報を識別することと、アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報を識別すること等に関連する命令群を保持するメモリを含みうることが認識されるべきである。ここでは、PCFICH情報は、アンカ成分キャリアによって受信される。さらに、通信装置200は、(例えば、メモリ内に保持された命令群、別のソースから取得された命令群のような)命令群を実行することに関連して利用されるプロセッサを含みうる。
図4に示すように、無線通信システム400の例は、複数の成分キャリアのための制御情報を、アンカ・キャリアによって伝送しうる。システム400は、例えば、キャリア1 406、キャリア2 408、およびキャリアN 410のようなマルチ・キャリア(例えば、キャリアは、多くのリソース、リソースの集合、多くの帯域幅等)を導入しうるユーザ機器404を含みうる。例えばキャリア1 406乃至キャリアN 410のような任意の適切な数のキャリアが存在しうることが認識されるべきである。ここで、Nは、正の整数である。マルチ・キャリア・オペレーションでは、複数のキャリアに関連する情報を通信するために、アンカ・キャリア402が適用されうる。システム400では、キャリア1 406は、少なくとも複数のキャリアに関連する情報を通信しうるアンカ・キャリア402である。
主題とするイノベーションの態様によれば、ユーザ機器404は、おのおののキャリアのPCFICH情報を識別しうる。ここで、PCFICH情報は、おのおののキャリアのために、アンカ・キャリア402によって通信される。したがって、ユーザ機器404は、第1のキャリアに対する制御情報1 412と、第2のキャリアに対する制御情報2 414等を識別しうる。ユーザ機器404は、例えば、制御情報1乃至制御情報Nのように、任意の適切な数のキャリアのためのアンカ・キャリア402から、PCFICH情報を識別しうることが認識されるべきである。ここで、Nは、正の整数である。
図5乃至図6を参照して、PCFICH情報の通信の提供に関連する方法が例示される。説明を単純にする目的で、これら方法は、一連の動作として示され説明されているが、これら方法は、1または複数の実施形態にしたがって、幾つかの動作が本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他の動作と同時に生じうるので、動作の順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、これら方法はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するだろう。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法を実現するために、必ずしも例示されたすべての動作が必要とされる訳ではない。
図5に移って、1または複数の成分キャリアのための制御情報を伝送することを容易にする方法500が例示されている。参照番号502では、1または複数の成分キャリアが評価され、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報が識別されうる。参照番号504では、1または複数の成分キャリアから、アンカ成分キャリアが識別されうる。参照番号506では、アンカ成分キャリアに関連するPCFICH情報と、1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報とが、アンカ成分キャリアによって通信されうる。
1または複数の成分キャリアのための制御情報を利用することを容易にする方法600である図6を参照されたい。参照番号602では、PCFICH情報が、アンカ成分キャリアを介して受信されうる。参照番号604では、PCFICH情報が復号され、アンカ成分キャリアのための制御情報が識別されうる。参照番号606では、アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報が識別されうる。ここで、PCFICH情報は、アンカ成分キャリアによって受信される。
図7は、無線通信システムにおいて、複数のキャリアのための制御情報を識別することを容易にするモバイル・デバイス700の例示である。モバイル・デバイス700は、例えば(図示しない)受信アンテナから信号を受信し、受信した信号について一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート等)を実行し、これら調整された信号をデジタル化してサンプルを得る受信機702を備えうる。受信機702は、受信したシンボルを復調し、それらをチャネル推定のためにプロセッサ706へ提供する復調器704を備えうる。プロセッサ706は、受信機702によって受信された情報を分析すること、および/または、送信機716による送信のための情報を生成することに特化されたプロセッサ、モバイル・デバイス700の1または複数の構成要素を制御するプロセッサ、および/または、受信機702によって受信された情報を分析することと、送信機716による送信のための情報を生成することと、モバイル・デバイス700のうちの1または複数の構成要素を制御することとのすべて行うプロセッサでありうる。
モバイル・デバイス700はさらにメモリ708を備えうる。このメモリ708は、プロセッサ706に動作可能に接続され、送信されるデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関連する情報、分析された信号および/または干渉強度に関連付けられたデータ、割り当てられたチャネルや電力やレート等に関連する情報、および、チャネルの推定やチャネルを介した通信のために適切なその他任意の情報を格納しうる。メモリ708はさらに、(例えば、パフォーマンス・ベース、キャパシティ・ベース等での)チャネルの推定および/または利用に関連付けられたアルゴリズムおよび/またはプロトコルを格納しうる。
本明細書に記載されたデータ・ストア(例えば、メモリ708)は、揮発性メモリであるか、あるいは不揮発性メモリである。あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるだろう。限定ではなく例示によって、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能PROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含みうる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含みうる。限定ではなく例示によって、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM(登録商標))のような多くの形態で利用可能である。主題となるシステムおよび方法のメモリ708は、限定される訳ではないが、これらおよびその他任意の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。
プロセッサ706はさらに、評価モジュール710および/またはアンパック・モジュール712に動作可能に接続されうる。評価モジュール710は、アンカ・キャリアから情報を識別しうる。この情報は、アンカ・キャリアおよび少なくとも1つの追加のキャリアに関連するPCFICH情報でありうる。アンパック・モジュール712はさらに、受信したPCFICH情報を検査し、どのPCFICH情報がどのキャリアに対応しているかを確認しうる。例えば、アンパック・モジュール712は、個別のチャネルにおけるパッケージから、または、(例えば、MC許可、個別に符号化されたPCFICH情報等である)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)から、PCFICH情報を識別しうる。それに加えて、アンパック・モジュール712は、アンカ・キャリアおよび追加のキャリアに普遍的であるPCFICH情報を識別しうる。
モバイル・デバイス700はさらに、信号を変調する変調器714と、この信号を例えば基地局、他のモバイル・デバイス等へ送信する送信機716とを備える。プロセッサ606と別に示されているが、評価モジュール710、アンパック・モジュール712、復調器704、および/または、変調器714は、プロセッサ706または複数のプロセッサ(図示せず)の一部でありうることが認識されるべきである。
図8は、前述したように、無線通信環境において、複数の成分キャリアのためのPCFICH情報のパッケージングを容易にするシステム800の例示である。このシステム800は、複数の受信アンテナ806によって1または複数のモバイル・デバイス804から信号を受信する受信機810と、送信アンテナ808によって1または複数のモバイル・デバイス804へ信号を送信する送信機824とを備える、基地局802(例えば、アクセス・ポイント)を備える。受信機810は、受信アンテナ806から情報を受信する。さらに、受信した情報を復調する復調器812と動作可能に関連付けられている。復調されたシンボルは、図7に関連して上述されたプロセッサと類似のプロセッサ814によって分析される。プロセッサ814は、信号(例えばパイロット)強度および/または干渉強度を推定することに関連する情報、モバイル・デバイス804(または(図示しない)別の基地局)へ/から送信される/受信されたデータ、および/または、本明細書に記載されたさまざまな動作および機能を実行することに関連するその他任意の適切な情報を格納するメモリ816に結合されている。プロセッサ814はさらに、モバイル・デバイス804がタイミング更新を必要とするかを確認しうるタイミング調節判定部818に接続されている。さらに、プロセッサ814は、特定された必要性にしたがって、モバイル・デバイス804のタイミングを更新するタイミング調節コマンドを生成しうるタイミング調節評価部820に接続されうる。
プロセッサ814はさらに、評価モジュール818および/またはパッケージ・モジュール820に接続される。評価モジュール818は、PCFICH情報(例えば、制御領域のサイズ、制御領域の1または複数のシンボル等)を識別するために、キャリアを評価しうる。さらに、評価モジュール818は、キャリアのセットから、アンカ・キャリアを識別しうる。パッケージ・モジュール820は、おのおののキャリアのPCFICH情報を、アンカ・キャリアにパッケージしうる。さらに、プロセッサ814と別に示されているが、評価モジュール818、パッケージ・モジュール820、復調器812、および/または、変調器822は、プロセッサ814または複数のプロセッサ(図示せず)のうちの一部でありうることが認識されるべきである。
図9は、無線通信システム900の例を示す。無線通信システム900は、簡潔さの目的で、1つの基地局910と1つのモバイル・デバイス950とを示している。しかしながら、システム900は、1より多い基地局、および/または、1より多いモバイル・デバイスを含むことができ、これら追加の基地局および/またはモバイル・デバイスは、以下に説明する基地局910およびモバイル・デバイス950の例と実質的に同じでも、別のものでもありうることが認識されるべきである。それに加えて、基地局910および/またはモバイル・デバイス950は、その間の無線通信を容易にするために、本明細書に記載されたシステム(図1乃至図3、図7および図8)、技術/構成(図4)、および/または方法(図5および図6)を適用しうることが認識されるべきである。
基地局910では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース912から送信(TX)データ・プロセッサ914へ提供される。一例によれば、おのおののデータ・ストリームが、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ914は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、その代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するためにモバイル・デバイス950において使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ930によって実行または提供される命令によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ920に提供される。TX MIMOプロセッサ920はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)922a乃至922tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ920は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機922は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機922a乃至922tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ924a乃至924tそれぞれから送信される。
モバイル・デバイス950では、送信された変調信号が、N個のアンテナ952a乃至952rによって受信され、おのおののアンテナ952から受信した信号が、それぞれの受信機(RCVR)954a乃至954rへ提供される。おのおのの受信機954は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ960は、N個の受信機954からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ960は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ960による処理は、基地局910におけるTX MIMOプロセッサ920およびTXデータ・プロセッサ914によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ970は、上述したように、どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ970は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームに関するトラフィック・データをデータ・ソース936から受け取るTXデータ・プロセッサ938によって処理され、変調器980によって変調され、送信機954a乃至954rによって調整され、基地局910へ送り戻される。
基地局910では、モバイル・デバイス950からの変調信号が、アンテナ924によって受信され、受信機922によって調整され、復調器940によって復調され、RXデータ・プロセッサ942によって処理されることにより、モバイル・デバイス950によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ930は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ930およびプロセッサ970は、基地局910およびモバイル・デバイス950それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)する。プロセッサ930およびプロセッサ970はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ932およびメモリ972に関連付けられうる。プロセッサ930およびプロセッサ970はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
本明細書に記載された実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組み合わせで実現されうることが理解されるべきである。ハードウェアで実現する場合、処理ユニットは、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、あるいはこれらの組み合わせ内に実装されうる。
これら実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアあるいはマイクロコード、プログラム・コードあるいはコード・セグメントで実現される場合、これらは、例えば記憶素子のような機械読取可能媒体に格納されうる。コード・セグメントは、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または、命令、データ構造、あるいはプログラム文からなる任意の組み合わせを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容の引渡および/または受信を行うことによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を用いて引渡、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載のこれら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手続き、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装されうる。プロセッサ外部に実装される場合、メモリ・ユニットは、当該技術分野で周知のさまざまな手段によってプロセッサと通信可能に接続されうる。
図10を参照して、1または複数の成分キャリアのための制御情報を伝送するシステム1000が例示される。例えば、システム1000は、基地局、モバイル・デバイスなどの中に少なくとも部分的に存在しうる。システム1000は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム1000は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1002を含む。論理グループ1002は、1または複数の成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別するための電子構成要素1004を含みうる。それに加えて、論理グループ1002は、1または複数の成分キャリアから、アンカ成分キャリアを識別するための電子構成要素1006備えうる。さらに、論理グループ1002は、アンカ成分キャリアに関連するPCFICH情報と、1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報とをアンカ成分キャリアによって通信するための電子構成要素1008を含みうる。さらに、システム1000は、電子構成要素1004、1006、1008に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1010を含みうる。メモリ1010の外側にあると示されているが、電子構成要素1004、1006、1008のうちの1または複数は、メモリ1010内に存在しうることが理解されるべきである。
図11に移って、無線通信環境において、1または複数のキャリアのための制御情報を利用するシステム1100が例示される。システム1100は、例えば、基地局、モバイル・デバイス等に存在しうる。図示するように、システム1100は、プロセッサ、ソフトウェア、または(例えば、ファームウェアのような)これらの組み合わせによって実現される機能を表しうる。論理グループ1102は、アンカ成分キャリアによってPCFICH情報を受信するための電子構成要素1104を含みうる。さらに、論理グループ1102は、PCFICH情報を復号して、アンカ成分キャリアのための制御情報を識別するための電子構成要素1106を含みうる。さらに、論理グループ1102は、アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報を識別するための電子構成要素1108を備えうる。ここで、PCFICH情報は、アンカ・キャリアによって受信される。さらに、システム1100は、電子構成要素1104、1106、1108に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1110を含みうる。メモリ1110の外部にあるとして示されているが、電子構成要素1104、1106、1108は、メモリ1110の内部に存在しうることが理解されるべきである。
上述したものは、1または複数の実施形態の一例しか含んでいない。もちろん、上述した実施形態を説明する目的で、構成要素または方法の考えられるすべての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな実施形態のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された実施形態は、特許請求の範囲の精神およびスコープ内にあるそのようなすべての変更、変更、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは特許請求の範囲のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈される用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。
上述したものは、1または複数の実施形態の一例しか含んでいない。もちろん、上述した実施形態を説明する目的で、構成要素または方法の考えられるすべての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな実施形態のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された実施形態は、特許請求の範囲の精神およびスコープ内にあるそのようなすべての変更、変更、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは特許請求の範囲のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈される用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
1または複数のダウンリンク成分キャリアのための制御情報を伝送することを容易にする、無線通信システムで使用される方法であって、
1または複数の成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別することと、
前記1または複数の成分キャリアによって、前記1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信することとを備える方法。
[C2]
前記1または複数の成分キャリアからアンカ成分キャリアを識別することと、
前記アンカ成分キャリアに関連するPCFICH情報と、前記1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報とを前記アンカ成分キャリアによって通信することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記1または複数の成分キャリアにおいて、固定されたPCFICH情報値を利用することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記PCFICH情報値は、前記アンカ成分キャリアとは異なる1または複数の成分キャリアについて固定されており、前記アンカ成分キャリアは、前記アンカ成分キャリアで送信されたPCFICHを復号することによって、アンカPCFICHによって伝送されるPCFICH情報を有する、C3に記載の方法。
[C5]
前記固定されたPCFICH情報値を、ブロードキャストすること、または、専用シグナリングによってUEへシグナルすることをさらに備える、C3に記載の方法。
[C6]
前記1または複数の成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を含むパッケージを、前記アンカ成分キャリアの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)へ組み込むことをさらに備え、
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、C1に記載の方法。
[C7]
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、C4に記載の方法。
[C8]
前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含むパッケージを、個別のチャネルへ組み込むことをさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記パッケージは、ともに符号化されたPCFICH情報を含む、C8に記載の方法。
[C10]
前記パッケージは、個別に符号化されたPCFICH情報を含む、C8に記載の方法。
[C11]
前記アンカ成分キャリアと前記1または複数の成分キャリアのための普遍的なPCFICH情報を含めるように、前記PCFICH情報を生成することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記普遍的なPCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアと前記1または複数の成分キャリアとについて、ダウンリンク(DL)制御領域に関して共通のサイズを含む、C11に記載の方法。
[C13]
ロング・ターム・イボリューション(LTE)ユーザ機器(UE)をサポートする下位互換性成分キャリア動作モードを生成することと、ここで、前記下位互換性成分キャリア動作モードは、制御のための1または複数のシンボルを識別するために、前記PCFICH情報を利用し、
前記PCFICH情報を利用しない非下位互換性成分キャリア動作モードを生成することと、
ユーザ機器(UE)に基づいて、前記下位互換性成分キャリア動作モードと、前記非下位互換性成分キャリア動作モードとのうちの少なくとも1つを適用することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C14]
無線通信装置であって、
1または複数のダウンリンク成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別し、
前記1または複数の成分キャリアによって、前記1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを備える無線通信装置。
[C15]
前記1または複数の成分キャリアからアンカ成分キャリアを識別し、
前記アンカ成分キャリアと、前記1または複数の成分キャリアのおのおのと関連するPCFICH情報を、前記アンカ成分キャリアによって通信するように構成された少なくとも1つのプロセッサをさらに備える、C12に記載の無線通信装置。
[C16]
前記1または複数の成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を含むパッケージを、前記アンカ成分キャリアの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)へ組み込むように構成された少なくとも1つのプロセッサをさらに備える、C14に記載の無線通信装置。
[C17]
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、C16に記載の無線通信装置。
[C18]
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、C17に記載の無線通信装置。
[C19]
1または複数の成分キャリアのための制御情報を伝送する無線通信装置であって、
1または複数の成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別する手段と、
前記1または複数の成分キャリアによって、前記1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信する手段とを備える無線通信装置。
[C20]
前記1または複数の成分キャリアからアンカ成分キャリアを識別する手段と、
前記アンカ成分キャリアと、前記1または複数の成分キャリアのおのおのと関連するPCFICH情報を、前記アンカ成分キャリアによって通信する手段とをさらに備える、C19に記載の無線通信装置。
[C21]
前記1または複数の成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を含むパッケージを、前記アンカ成分キャリアの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)へ組み込む手段をさらに備える、C19に記載の無線通信装置。
[C22]
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、C21に記載の無線通信装置。
[C23]
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、C21に記載の無線通信装置。
[C24]
前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含むパッケージを、個別のチャネルへ組み込む手段をさらに備える、C19に記載の無線通信装置。
[C25]
前記パッケージは、ともに符号化されたPCFICH情報を含む、C24に記載の無線通信装置。
[C26]
前記パッケージは、個別に符号化されたPCFICH情報を含む、C24に記載の無線通信装置。
[C27]
前記アンカ成分キャリアと前記1または複数の成分キャリアのための普遍的なPCFICH情報を含めるように、前記PCFICH情報を生成する手段をさらに備える、C19に記載の無線通信装置。
[C28]
前記普遍的なPCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアと前記1または複数の成分キャリアとについて、ダウンリンク(DL)制御領域に関して共通のサイズを含む、C27に記載の無線通信装置。
[C29]
ロング・ターム・イボリューション(LTE)ユーザ機器(UE)をサポートする下位互換性成分キャリア動作モードを生成する手段と、ここで、前記下位互換性成分キャリア動作モードは、制御のための1または複数のシンボルを識別するために、前記PCFICH情報を利用し、
前記PCFICH情報を利用しない非下位互換性成分キャリア動作モードを生成する手段と、
ユーザ機器(UE)に基づいて、前記下位互換性成分キャリア動作モードと、前記非下位互換性成分キャリア動作モードとのうちの少なくとも1つを適用する手段とをさらに備える、C19に記載の無線通信装置。
[C30]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数のダウンリンク成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別させるためのコードと、
少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数の成分キャリアによって、前記1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信させるためのコードとを備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C31]
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記1または複数の成分キャリアからアンカ成分キャリアを識別させるためのコードと、
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記アンカ成分キャリアと、前記1または複数の成分キャリアのおのおのと関連するPCFICH情報を、前記アンカ成分キャリアによって通信させるためのコードと、を備えるコンピュータ読取可能媒体をさらに備える、C30に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C32]
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記1または複数の成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を含むパッケージを、前記アンカ成分キャリアの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)へ組み込ませるためのコードを備えるコンピュータ読取可能媒体をさらに備える、C30に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C33]
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、C32に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C34]
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、C32に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C35]
1または複数の成分キャリアのための制御情報を利用することを容易にする、無線通信システムにおいて使用される方法であって、
1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信することと、
前記PCFICH情報を復号して、前記1または複数の成分キャリアのための制御情報を識別することとを備える方法。
[C36]
1または複数の成分キャリアは、アンカ成分キャリアであり、前記アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報を識別することをさらに備え、前記PCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアによって受信される、C35に記載の方法。
[C37]
前記アンカ成分キャリアに関連するPCFICH情報を利用して、このアンカ成分キャリアの制御のための1または複数のシンボルを識別することと、
前記成分キャリアに対応するPCFICH情報を利用して、この成分キャリアの制御のための1または複数のシンボルを識別することとをさらに備える、C36に記載の方法。
[C38]
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を復号して、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含むパッケージを識別することをさらに備える、C35に記載の方法。
[C39]
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、C38に記載の方法。
[C40]
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、C38に記載の方法。
[C41]
前記アンカ構成要素キャリアによって個別のチャネルから受信したパッケージを復号することをさらに備え、前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含む、C35に記載の方法。
[C42]
前記パッケージは、ともに符号化されたPCFICH情報を含む、C41に記載の方法。
[C43]
前記パッケージは、個別に符号化されたPCFICH情報を含む、C41に記載の方法。
[C44]
前記PCFICH情報を、前記アンカ成分キャリアおよび前記少なくとも1つの成分キャリアに対応する普遍的なPCFICH情報として識別することをさらに備える、C35に記載の方法。
[C45]
前記普遍的なPCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアと前記少なくとも1つの成分キャリアとについて、ダウンリンク(DL)制御領域に関して共通のサイズを含む、C44に記載の方法。
[C46]
前記PCFICH情報は、アップリンクおよびダウンリンクのうちの少なくとも1つのために利用される、C44に記載の方法。
[C47]
ユーザ機器(UE)を、下位互換性であるか、非下位互換性であるかのうちの少なくとも一方であるとして識別することと、
ロング・ターム・イボリューション(LTE)ユーザ機器(UE)をサポートする下位互換性成分キャリア動作モードを、前記ユーザ機器(UE)のために適用することと、ここで、前記下位互換性成分キャリア動作モードは、前記ユーザ機器が下位互換性である場合、制御のための1または複数のシンボルを識別するために、前記PCFICH情報を利用し、
前記ユーザ機器(UE)が、非下位互換性である場合、前記ユーザ機器(UE)のために、非下位互換性成分キャリア動作モードを適用し、前記PCFICH情報を利用しないこととをさらに備える、C35に記載の方法。
[C48]
無線通信装置であって、
1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信し、
前記PCFICH情報を復号して、1または複数の成分キャリアのための制御情報を識別する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを備える無線通信装置。
[C49]
1または複数の成分キャリアは、アンカ成分キャリアであり、
前記アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報を識別するように構成された少なくとも1つのプロセッサをさらに備え、
前記PCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアによって受信される、C48に記載の無線通信装置。
[C50]
1または複数の成分キャリアのための制御情報を利用する無線通信装置であって、
1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信する手段と、
前記PCFICH情報を復号して、1または複数の成分キャリアのための制御情報を識別する手段とを備える無線通信装置。
[C51]
1または複数の成分キャリアは、アンカ成分キャリアであり、前記アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報を識別する手段をさらに備え、
前記PCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアによって受信される、C50に記載の無線通信装置。
[C52]
前記アンカ成分キャリアに関連するPCFICH情報を利用して、このアンカ成分キャリアの制御のための1または複数のシンボルを識別する手段と、
前記成分キャリアに対応するPCFICH情報を利用して、この成分キャリアの制御のための1または複数のシンボルを識別する手段とをさらに備える、C51に記載の無線通信装置。
[C53]
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を復号して、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含むパッケージを識別する手段をさらに備える、C50に記載の無線通信装置。
[C54]
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、C53に記載の無線通信装置。
[C55]
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、C53に記載の無線通信装置。
[C56]
前記アンカ構成要素キャリアによって個別のチャネルから受信したパッケージを復号することをさらに備え、
前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含む、C50に記載の無線通信装置。
[C57]
前記PCFICH情報を、前記アンカ成分キャリアおよび前記少なくとも1つの成分キャリアに対応する普遍的なPCFICH情報として識別する手段をさらに備える、C53に記載の無線通信装置。
[C58]
前記普遍的なPCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアと前記少なくとも1つの成分キャリアとについて、ダウンリンク(DL)制御領域に関して共通のサイズを含む、C57に記載の無線通信装置。
[C59]
ユーザ機器(UE)を、下位互換性であるか、非下位互換性であるかのうちの少なくとも1つとして識別する手段と、
ロング・ターム・イボリューション(LTE)ユーザ機器(UE)をサポートする下位互換性成分キャリア動作モードを、前記ユーザ機器(UE)のために生成する手段と、ここで、前記下位互換性成分キャリア動作モードは、前記ユーザ機器が下位互換性である場合、制御のための1または複数のシンボルを識別するために、前記PCFICH情報を利用し、
前記ユーザ機器(UE)が、非下位互換性である場合、前記ユーザ機器(UE)のために、非下位互換性成分キャリア動作モードを適用し、前記PCFICH情報を利用しない手段とをさらに備える、C50に記載の無線通信装置。
[C60]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信させるためのコードと、
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記PCFICH情報を復号して、1または複数の成分キャリアの制御情報を識別させるためのコードとを備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C61]
1または複数の成分キャリアは、アンカ成分キャリアであり、
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報を識別させるためのコードを備える前記コンピュータ読取可能媒体をさらに備え、
前記PCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアによって受信される、C60に記載のコンピュータ・プログラム製品。

Claims (61)

  1. 1または複数のダウンリンク成分キャリアのための制御情報を伝送することを容易にする、無線通信システムで使用される方法であって、
    1または複数の成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別することと、
    前記1または複数の成分キャリアによって、前記1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信することと
    を備える方法。
  2. 前記1または複数の成分キャリアからアンカ成分キャリアを識別することと、
    前記アンカ成分キャリアに関連するPCFICH情報と、前記1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報とを前記アンカ成分キャリアによって通信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1または複数の成分キャリアにおいて、固定されたPCFICH情報値を利用することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記PCFICH情報値は、前記アンカ成分キャリアとは異なる1または複数の成分キャリアについて固定されており、前記アンカ成分キャリアは、前記アンカ成分キャリアで送信されたPCFICHを復号することによって、アンカPCFICHによって伝送されるPCFICH情報を有する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記固定されたPCFICH情報値を、ブロードキャストすること、または、専用シグナリングによってUEへシグナルすることをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  6. 前記1または複数の成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を含むパッケージを、前記アンカ成分キャリアの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)へ組み込むことをさらに備え、
    前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、請求項4に記載の方法。
  8. 前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含むパッケージを、個別のチャネルへ組み込むことをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記パッケージは、ともに符号化されたPCFICH情報を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記パッケージは、個別に符号化されたPCFICH情報を含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記アンカ成分キャリアと前記1または複数の成分キャリアのための普遍的なPCFICH情報を含めるように、前記PCFICH情報を生成することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記普遍的なPCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアと前記1または複数の成分キャリアとについて、ダウンリンク(DL)制御領域に関して共通のサイズを含む、請求項11に記載の方法。
  13. ロング・ターム・イボリューション(LTE)ユーザ機器(UE)をサポートする下位互換性成分キャリア動作モードを生成することと、ここで、前記下位互換性成分キャリア動作モードは、制御のための1または複数のシンボルを識別するために、前記PCFICH情報を利用し、
    前記PCFICH情報を利用しない非下位互換性成分キャリア動作モードを生成することと、
    ユーザ機器(UE)に基づいて、前記下位互換性成分キャリア動作モードと、前記非下位互換性成分キャリア動作モードとのうちの少なくとも1つを適用することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  14. 無線通信装置であって、
    1または複数のダウンリンク成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別し、
    前記1または複数の成分キャリアによって、前記1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと
    を備える無線通信装置。
  15. 前記1または複数の成分キャリアからアンカ成分キャリアを識別し、
    前記アンカ成分キャリアと、前記1または複数の成分キャリアのおのおのと関連するPCFICH情報を、前記アンカ成分キャリアによって通信する
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサをさらに備える、請求項12に記載の無線通信装置。
  16. 前記1または複数の成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を含むパッケージを、前記アンカ成分キャリアの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)へ組み込むように構成された少なくとも1つのプロセッサをさらに備える、請求項14に記載の無線通信装置。
  17. 前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、請求項16に記載の無線通信装置。
  18. 前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、請求項17に記載の無線通信装置。
  19. 1または複数の成分キャリアのための制御情報を伝送する無線通信装置であって、
    1または複数の成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別する手段と、
    前記1または複数の成分キャリアによって、前記1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信する手段と
    を備える無線通信装置。
  20. 前記1または複数の成分キャリアからアンカ成分キャリアを識別する手段と、
    前記アンカ成分キャリアと、前記1または複数の成分キャリアのおのおのと関連するPCFICH情報を、前記アンカ成分キャリアによって通信する手段と
    をさらに備える、請求項19に記載の無線通信装置。
  21. 前記1または複数の成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を含むパッケージを、前記アンカ成分キャリアの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)へ組み込む手段をさらに備える、請求項19に記載の無線通信装置。
  22. 前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、請求項21に記載の無線通信装置。
  23. 前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、請求項21に記載の無線通信装置。
  24. 前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含むパッケージを、個別のチャネルへ組み込む手段をさらに備える、請求項19に記載の無線通信装置。
  25. 前記パッケージは、ともに符号化されたPCFICH情報を含む、請求項24に記載の無線通信装置。
  26. 前記パッケージは、個別に符号化されたPCFICH情報を含む、請求項24に記載の無線通信装置。
  27. 前記アンカ成分キャリアと前記1または複数の成分キャリアのための普遍的なPCFICH情報を含めるように、前記PCFICH情報を生成する手段をさらに備える、請求項19に記載の無線通信装置。
  28. 前記普遍的なPCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアと前記1または複数の成分キャリアとについて、ダウンリンク(DL)制御領域に関して共通のサイズを含む、請求項27に記載の無線通信装置。
  29. ロング・ターム・イボリューション(LTE)ユーザ機器(UE)をサポートする下位互換性成分キャリア動作モードを生成する手段と、ここで、前記下位互換性成分キャリア動作モードは、制御のための1または複数のシンボルを識別するために、前記PCFICH情報を利用し、
    前記PCFICH情報を利用しない非下位互換性成分キャリア動作モードを生成する手段と、
    ユーザ機器(UE)に基づいて、前記下位互換性成分キャリア動作モードと、前記非下位互換性成分キャリア動作モードとのうちの少なくとも1つを適用する手段と
    をさらに備える、請求項19に記載の無線通信装置。
  30. コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数のダウンリンク成分キャリアを評価して、その間の関連する物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を識別させるためのコードと、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数の成分キャリアによって、前記1または複数の成分キャリアのおのおのに関連するPCFICH情報を通信させるためのコードと
    を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  31. 少なくとも1つのコンピュータに対して、前記1または複数の成分キャリアからアンカ成分キャリアを識別させるためのコードと、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、前記アンカ成分キャリアと、前記1または複数の成分キャリアのおのおのと関連するPCFICH情報を、前記アンカ成分キャリアによって通信させるためのコードと、
    を備えるコンピュータ読取可能媒体をさらに備える、請求項30に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  32. 少なくとも1つのコンピュータに対して、前記1または複数の成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報を含むパッケージを、前記アンカ成分キャリアの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)へ組み込ませるためのコードを備えるコンピュータ読取可能媒体をさらに備える、請求項30に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  33. 前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、請求項32に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  34. 前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、請求項32に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  35. 1または複数の成分キャリアのための制御情報を利用することを容易にする、無線通信システムにおいて使用される方法であって、
    1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信することと、
    前記PCFICH情報を復号して、前記1または複数の成分キャリアのための制御情報を識別することと
    を備える方法。
  36. 1または複数の成分キャリアは、アンカ成分キャリアであり、前記アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報を識別することをさらに備え、前記PCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアによって受信される、請求項35に記載の方法。
  37. 前記アンカ成分キャリアに関連するPCFICH情報を利用して、このアンカ成分キャリアの制御のための1または複数のシンボルを識別することと、
    前記成分キャリアに対応するPCFICH情報を利用して、この成分キャリアの制御のための1または複数のシンボルを識別することと
    をさらに備える、請求項36に記載の方法。
  38. 物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を復号して、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含むパッケージを識別することをさらに備える、請求項35に記載の方法。
  39. 前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、請求項38に記載の方法。
  40. 前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、請求項38に記載の方法。
  41. 前記アンカ構成要素キャリアによって個別のチャネルから受信したパッケージを復号することをさらに備え、前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含む、請求項35に記載の方法。
  42. 前記パッケージは、ともに符号化されたPCFICH情報を含む、請求項41に記載の方法。
  43. 前記パッケージは、個別に符号化されたPCFICH情報を含む、請求項41に記載の方法。
  44. 前記PCFICH情報を、前記アンカ成分キャリアおよび前記少なくとも1つの成分キャリアに対応する普遍的なPCFICH情報として識別することをさらに備える、請求項35に記載の方法。
  45. 前記普遍的なPCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアと前記少なくとも1つの成分キャリアとについて、ダウンリンク(DL)制御領域に関して共通のサイズを含む、請求項44に記載の方法。
  46. 前記PCFICH情報は、アップリンクおよびダウンリンクのうちの少なくとも1つのために利用される、請求項44に記載の方法。
  47. ユーザ機器(UE)を、下位互換性であるか、非下位互換性であるかのうちの少なくとも一方であるとして識別することと、
    ロング・ターム・イボリューション(LTE)ユーザ機器(UE)をサポートする下位互換性成分キャリア動作モードを、前記ユーザ機器(UE)のために適用することと、
    ここで、前記下位互換性成分キャリア動作モードは、前記ユーザ機器が下位互換性である場合、制御のための1または複数のシンボルを識別するために、前記PCFICH情報を利用し、
    前記ユーザ機器(UE)が、非下位互換性である場合、前記ユーザ機器(UE)のために、非下位互換性成分キャリア動作モードを適用し、前記PCFICH情報を利用しないことと
    をさらに備える、請求項35に記載の方法。
  48. 無線通信装置であって、
    1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信し、
    前記PCFICH情報を復号して、1または複数の成分キャリアのための制御情報を識別する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと
    を備える無線通信装置。
  49. 1または複数の成分キャリアは、アンカ成分キャリアであり、
    前記アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報を識別するように構成された少なくとも1つのプロセッサをさらに備え、
    前記PCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアによって受信される、請求項48に記載の無線通信装置。
  50. 1または複数の成分キャリアのための制御情報を利用する無線通信装置であって、
    1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信する手段と、
    前記PCFICH情報を復号して、1または複数の成分キャリアのための制御情報を識別する手段と
    を備える無線通信装置。
  51. 1または複数の成分キャリアは、アンカ成分キャリアであり、
    前記アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報を識別する手段をさらに備え、
    前記PCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアによって受信される、請求項50に記載の無線通信装置。
  52. 前記アンカ成分キャリアに関連するPCFICH情報を利用して、このアンカ成分キャリアの制御のための1または複数のシンボルを識別する手段と、
    前記成分キャリアに対応するPCFICH情報を利用して、この成分キャリアの制御のための1または複数のシンボルを識別する手段と
    をさらに備える、請求項51に記載の無線通信装置。
  53. 物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を復号して、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含むパッケージを識別する手段をさらに備える、請求項50に記載の無線通信装置。
  54. 前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報、または、前記1または複数の成分キャリアのための割当データを含むマルチ・キャリア許可である、請求項53に記載の無線通信装置。
  55. 前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのおのおののために、個別に符号化された物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、おのおののPDCCHは、それぞれの成分キャリアのための物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)情報と、それぞれの成分キャリアのための割当データとを含む、請求項53に記載の無線通信装置。
  56. 前記アンカ構成要素キャリアによって個別のチャネルから受信したパッケージを復号することをさらに備え、
    前記パッケージは、前記1または複数の成分キャリアのためのPCFICH情報を含む、請求項50に記載の無線通信装置。
  57. 前記PCFICH情報を、前記アンカ成分キャリアおよび前記少なくとも1つの成分キャリアに対応する普遍的なPCFICH情報として識別する手段をさらに備える、請求項53に記載の無線通信装置。
  58. 前記普遍的なPCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアと前記少なくとも1つの成分キャリアとについて、ダウンリンク(DL)制御領域に関して共通のサイズを含む、請求項57に記載の無線通信装置。
  59. ユーザ機器(UE)を、下位互換性であるか、非下位互換性であるかのうちの少なくとも1つとして識別する手段と、
    ロング・ターム・イボリューション(LTE)ユーザ機器(UE)をサポートする下位互換性成分キャリア動作モードを、前記ユーザ機器(UE)のために生成する手段と、ここで、前記下位互換性成分キャリア動作モードは、前記ユーザ機器が下位互換性である場合、制御のための1または複数のシンボルを識別するために、前記PCFICH情報を利用し、
    前記ユーザ機器(UE)が、非下位互換性である場合、前記ユーザ機器(UE)のために、非下位互換性成分キャリア動作モードを適用し、前記PCFICH情報を利用しない手段と
    をさらに備える、請求項50に記載の無線通信装置。
  60. コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数のダウンリンク成分キャリア成分キャリアでPCFICH情報を受信させるためのコードと、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、前記PCFICH情報を復号して、1または複数の成分キャリアの制御情報を識別させるためのコードと
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  61. 1または複数の成分キャリアは、アンカ成分キャリアであり、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、前記アンカ成分キャリアに加えて、少なくとも1つの成分キャリアに対応するPCFICH情報を識別させるためのコードを備える前記コンピュータ読取可能媒体をさらに備え、
    前記PCFICH情報は、前記アンカ成分キャリアによって受信される、請求項60に記載のコンピュータ・プログラム製品。
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