JP2015143802A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Kokichi Terajima
厚吉 寺嶋
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HUIZHOU DAYABAY OPTICAL TECH CO Ltd
Huizhou Dayawan Ever Bright Electronic Industry Co Ltd
JSS Optical Technology Co Ltd
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Abstract

【課題】レンズホルダーが移動した場合でも、チルト現象が生じることのないレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】後側バネ部材14Bについては、レンズホルダー13に接続された内側保持部14aと同一平面をなすように外側保持部14bを後側ケース12に接続し、前側バネ部材14Aについては、レンズホルダー13に接続された内側保持部14aよりも外側保持部14bが光軸方向の後方にオフセットするように前側ケース11に接続して、レンズホルダー13を光軸方向の後方に付勢するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、バネ部材により懸架支持されたレンズホルダーを電磁駆動手段により光軸方向に移動させるレンズ駆動装置に関するものである。
図7(a)は従来の電磁駆動手段を備えたレンズ駆動装置20を示す分解斜視図であり、図7(b)はレンズ駆動装置20に使用されるバネ部材24を示す平面図である。
このレンズ駆動装置20は、円筒形状の前側ケース21と、前側ケース21が接続される後側ケース22と、前側ケース21の内周側に配設されるレンズホルダー23と、同一形状をなしてレンズホルダー23に取り付けられる前側バネ部材24A及び後側バネ部材24Bよりなるバネ部材24とを備える。前側バネ部材24Aは、図示しないレンズの光軸方向をZ軸方向としたときに、レンズホルダー23の光軸(Z軸)方向前側(+Z側)に配置される。これに対し、後側バネ部材24Bは、レンズホルダー23の光軸(Z軸)方向後側(−Z側)に配置されている。
前側ケース21は、軟磁性体よりなり、磁気ヨークとして機能するものである。前側ケース21は、略コ字形状の断面を有し、外周部21aと、内周部21bと、外周部21a及び内周部21bを+Z側で連結する天面部21cとにより構成される。前側ケース21の外周部21aの内壁には、円弧柱状をなして円筒状に配置された永久磁石25が取付けられている。コイル26は、永久磁石25と前側ケース21の内周部21bとの間に互いに空隙を隔てて対向するように配置され、レンズホルダー23の外周部23aの+Z側の面に固定される。レンズホルダー23の外周部23aは、前側ケース21の内周部21bの−Z側に入り込んでおり、コイル26は、前側ケース21の内周部21bと天面部21cと永久磁石25とによって囲まれた空間内をZ方向に移動可能である。
後側ケース22は、前側ケース21の外周部21aに沿って設けられた外周壁22aと、レンズホルダー23の後側(−Z側)に位置する基底部22bとを有しており、後側ケース22の外周壁22aの内周側に前側ケース21が固定される。また、基底部22bには、後側バネ部材24Bの外側保持部24bが固定される。
レンズホルダー23は、内部に図示しないレンズを収納可能な円筒形状をなしている。レンズホルダー23は、前側ケース21の内周部21bの内周側を光軸(Z軸)方向に沿って移動可能に取り付けられている。
図7(b)に示すように、バネ部材24は、全体として環状をなす板バネである。バネ部材24は、レンズホルダー23側に取付けられる円環状の内側保持部24aと、後側ケース22側に取付けられる外側保持部24bと、内側保持部24aと外側保持部24bとの間に配置されて周方向に延長する複数の腕部24cと、内側保持部24aと腕部24cの一方の端部とを連結する内側連結部24mと、外側保持部24bと腕部24cの他方の端部とを連結する外側連結部24nとを備える。
前側バネ部材24Aの内側保持部24aは、レンズホルダー23の+Z側の接続端23cの+Z側の面に固定され、外側保持部24bは、前側ケース21の天面部21cの+Z側の面に固定される。
後側バネ部材24Bの内側保持部24aは、レンズホルダー23の外周部23aの−Z側の面に固定され、外側保持部24bは、後側ケース22の基底部22bの+Z側の面に固定される。
バネ部材24を構成する前側バネ部材24Aと後側バネ部材24Bとは、組み立て前の自然な状態(負荷がかかっていない状態)においてX方向及びY方向に延長した平坦な形状である。これに対して、図8(d)に示すように、バネ部材24の組み付け後には、外側保持部24bが内側保持部24aよりも−Z側に位置し(オフセットし)、腕部24cが撓んだ状態となる。
レンズホルダー23には、バネ部材24の組み付けにより腕部24cの復元力による−Z向きの付勢力が加わる。レンズホルダー23の後端部23dは、コイル26に通電していない時に後側ケース22の基底部22bに当接し、レンズの光軸がZ軸方向を向く。そして、レンズホルダー23の後端部23dは、コイル26への通電に伴い、バネ部材24による−Z向きの付勢力を越えた+Z向きの駆動力が生じることにより、基底部22bから離れて+Z方向に浮上する。
特開2004−280031号公報 特開2005−128392号公報
図8(a)〜図8(d)はレンズ駆動装置20の組立工程を示す模式図である。
図8(a)に示すように、後側バネ部材24Bの内側保持部24aをレンズホルダー23の外周部23aの−Z側の面に固定する。図8(b)に示すように、レンズホルダー23と後側ケース22との中心が一致するように位置決めした後に、後側バネ部材24Bの内側保持部24aが接続されたレンズホルダー23の後端部23dを、後側ケース22の基底部22bの前側に当接させる。後側バネ部材24Bの外側保持部24bが、内側保持部24aよりも−Z側に距離Dだけ押圧され、オフセットした状態で基底部22bの+Z側の面に押し付けられて固定される。
後側バネ部材24Bの外側保持部24bが−Z側にオフセットされることにより、内側保持部24aは、腕部24cの復元力によって−Z向きに付勢される。後側バネ部材24Bの内側保持部24aには、レンズホルダー23の外周部23aの−Z側の面から引き離す力が作用するため、外側保持部24bを後側ケース22の基底部22bに固定する前に、内側保持部24aをレンズホルダー23の外周部23aの−Z側の面に固定しておく必要がある。
図8(c),(d)に示すように、前側ケース21には、外周部21aの内壁に永久磁石25が取付けられ、レンズホルダー23を囲むようにして基底部22bの+Z側に固定される。レンズホルダー23の+Z側の接続端23cの+Z側の面には、前側バネ部材24Aの内側保持部24aが固定され、前側バネ部材24Aの外側保持部24bが内側保持部24aよりも−Z側に距離Dだけオフセットした状態で天面部21cの+Z側の面に押し付けられて固定される。
図9に示すように、レンズ駆動装置20は、コイル26への通電に伴い、レンズホルダー23が後側ケース22から離れて浮上を開始するときに、レンズホルダー23に傾きが生じてチルト現象を引き起こす。このチルト現象が発生する原因としては、後側バネ部材24Bの腕部24cにZ軸と直角な方向に生じた残留応力に起因する可能性が高い。
すなわち、図7(c)に断面模式図を示すように、後側バネ部材24Bは、内側保持部24aがレンズホルダー23の外周部23aの−Z側の面に固定され、外側保持部24bが固定されていない状態である。このため、外側保持部24bが自重により垂下して傾き、外側保持部24bの中心Obが、内側保持部24aの中心OfからZ軸と直角な方向に距離Sだけずれて偏心する。そして、後側バネ部材24Bは、偏心した状態で後側ケース22の基底部22bに押し付けられて固定されるため、外側保持部24bが偏心した状態のままとなる。外側保持部24bが偏心した状態であると、内側保持部24aと外側保持部24bとを連結する後側バネ部材24Bの腕部24cには、Z軸と直角な方向に歪みが生じて、Z軸と直角な方向に向けた応力が残留する。
図8(c),(d)の組立工程を経た後のレンズホルダー23は、−Z向きに付勢されて後端部23dが後側ケース22の基底部22bに押し付けられているので、後側バネ部材24Bの腕部24cには、Z軸と直角な方向を向いた応力が残留したままの状態となる。そして、レンズホルダー23は、コイル26への通電により浮上したときに、後側バネ部材24Bの腕部24cに残留した応力が解放されて、偏心した状態で固定された外側保持部24bの中心に向けて内側保持部24aが移動して偏心量が小さくなり、Z軸と直角な軸周りに回転して傾くこととなる。
このように、レンズホルダー23に保持されたレンズは、レンズホルダー23がチルト現象を引き起こすことにより傾くため、合焦された画像が歪曲して色の滲みやボケ、像の歪み等の画質の劣化を引き起こすという問題があった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、レンズホルダーが移動した場合でも、チルト現象が生じることのないレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
本願発明は、被写体側を光軸方向前側とするレンズを内側に保持するレンズホルダーと、レンズホルダーの外側に設けられるケースと、レンズホルダーとケースとを接続し、レンズホルダーをレンズの光軸方向に移動可能に懸架支持する板状のバネ部材と、レンズホルダーを光軸方向に駆動する電磁駆動手段とを備えたレンズ駆動装置であって、バネ部材は、レンズホルダーの光軸方向前側を支持する前側バネ部材、及びレンズホルダーの光軸方向後側を支持する後側バネ部材よりなり、前側バネ部材及び後側バネ部材は、腕部と、当該腕部の内側に設けられて、レンズホルダーに接続される内側保持部と、腕部の外側に設けられて、ケースに接続される外側保持部とを備え、腕部は、一方の端部が内側保持部に連結され、他方の端部が外側保持部に連結されており、後側バネ部材の外側保持部が、レンズホルダーに接続された内側保持部と同一平面をなすようにケースに接続され、前側バネ部材の外側保持部が、レンズホルダーに接続された内側保持部よりも光軸方向後方に位置した状態でケースに接続されることにより、レンズホルダーが光軸方向の後方に付勢されることを特徴とするものである。
このように後側バネ部材の外側保持部をレンズホルダーに接続した内側保持部と同一平面をなすようにケースに接続し、前側バネ部材の外側保持部をレンズホルダーに接続した内側保持部よりも光軸方向の後方にオフセットさせてケースに接続して、前側バネ部材によってのみレンズホルダーを光軸方向の後方に付勢するようにしたので、後側バネ部材の外側保持部がケースと接続された場合でも偏心が生じなくなり、腕部にZ軸と直角な方向の応力が残留することがない。これにより、コイルに通電してレンズホルダーを浮上させたときに、光軸に対して直角な軸周りの回転が生じることを抑制でき、レンズホルダーを傾きにくくすることが可能となる。
また、本願発明は、被写体側を光軸方向前側とするレンズを内側に保持するレンズホルダーと、レンズホルダーの外側に設けられるケースと、レンズホルダーとケースとを接続し、レンズホルダーをレンズの光軸方向に移動可能に懸架支持する板状のバネ部材と、レンズホルダーを光軸方向に駆動する電磁駆動手段とを備えたレンズ駆動装置であって、バネ部材は、レンズホルダーの光軸方向前側を支持する前側バネ部材、及びレンズホルダーの光軸方向後側を支持する後側バネ部材よりなり、前側バネ部材及び後側バネ部材は、複数の腕部と、複数の腕部の内側に設けられて、レンズホルダーに接続される内側保持部と、複数の腕部の外側に設けられて、ケースに接続される外側保持部とを備え、複数の腕部は、一方の端部が内側保持部に連結され、他方の端部が外側保持部に連結されており、後側バネ部材の外側保持部が、レンズホルダーに接続された内側保持部と同一平面をなすようにケースに接続され、前側バネ部材の外側保持部が、腕部ごとに設けられ、光軸と直角な平面と非平行な状態でケースに接続されることにより、レンズホルダーが光軸方向の後方に付勢されることを特徴とする。
このように後側バネ部材の外側保持部をレンズホルダーに接続した内側保持部と同一平面をなすようにケースに接続し、前側バネ部材の外側保持部を複数の腕部ごとに分割し、Z軸と直角な平面と非平行な角度をなしてケースに接続して、前側バネ部材によってのみレンズホルダーを光軸方向の後方に付勢するようにしたので、後側バネ部材の外側保持部がケースと接続された場合でも偏心が生じなくなり、腕部にZ軸と直角な方向の応力が残留することがない。これにより、コイルに通電してレンズホルダーを浮上させたときに、光軸に対して直角な軸周りの回転が生じることを抑制でき、レンズホルダーを傾きにくくすることが可能となる。
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
本発明の実施の形態1に係るレンズ駆動装置及びバネ部材を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るレンズ駆動装置の組立工程を示す断面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る他のレンズ駆動装置を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るレンズ駆動装置及びバネ部材を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るレンズ駆動装置の組立工程を示す断面模式図である。 本発明の実施の形態2に係る他のレンズ駆動装置を示す図である。 従来のレンズ駆動装置及びバネ部材を示す図である。 従来のレンズ駆動装置の組立工程を示す断面模式図である。 従来のレンズ駆動装置の動作を示す断面模式図である。
以下、実施の形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また、実施の形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1(a)は、本実施の形態1に係るレンズ駆動装置10の構成を示す分解斜視図であり、図1(b)はレンズ駆動装置10に用いられるバネ部材14を示す平面図である。また、図2は、本発明の実施の形態1に係るレンズ駆動装置10の組立工程を示す断面模式図である。
レンズ駆動装置10は、円筒形状の前側ケース11と、前側ケース11が接続される後側ケース12と、前側ケース11の内周側に配設され、レンズを保持するレンズホルダー13と、レンズホルダー13に取り付けられる前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bよりなるバネ部材14とを備える。本実施形態の説明において、図示しないレンズの光軸方向をZ(Z軸)方向とし、被写体側を光軸(Z軸)方向前側(+Z側)とする。前側バネ部材14Aはレンズホルダー13の光軸方向前側(+Z側)に配置され、後側バネ部材14Bは光軸方向後側(−Z側)に配置されている。
前側ケース11は軟磁性体よりなり、レンズホルダー13の外周側に設けられ、磁気ヨークとして機能する。前側ケース11は、略L字形状の断面を有し、外周部11aと、外周部11aの+Z側から内径方向に折り曲げられた天面部11cとにより構成される。永久磁石15は、円弧柱状をなし、前側ケース11の外周部11aの内壁に円筒形状を形成するように配置される。円筒状のコイル16は、永久磁石15の内周側に空隙を隔てて径方向に対向するように配置され、レンズホルダー13の外周側面に固定される。そして、コイル16と永久磁石15とにより、レンズホルダー13を光軸方向に駆動する電磁駆動手段が構成される。レンズホルダー13は、永久磁石15の内周側空間をZ方向に沿って移動可能である。
後側ケース12は、レンズホルダー13の光軸方向後側に設けられる。後側ケース12は、中央部が円形に開口しており、前側ケース11の外周部11aに沿って設けられた外周壁12aと、レンズホルダー13の後側(−Z側)に位置する基底部12bとにより構成される。後側ケース12の外周壁12aの前端部には、前側ケース11が固定される。また、外周壁12aには、後側バネ部材14Bの外側保持部14bが固定される。
レンズホルダー13は、円筒形状であり、内部に図示しないレンズを収納可能である。レンズホルダー13は、前側ケース11の内周側に光軸(Z軸)方向に沿って移動可能に取り付けられている。
図1(b)に示すように、バネ部材14は、全体として環状をなす板バネであり、レンズホルダー13をレンズの光軸方向に移動可能に懸架支持する。バネ部材14は、レンズホルダー13側に取付けられる円環状の内側保持部14aと、後側ケース12側に取付けられる外側保持部14bと、内側保持部14a及び外側保持部14bの間に配置されて周方向に延長する複数の腕部14cと、内側保持部14a及び腕部14cの一方の端部を連結する内側連結部14mと、外側保持部14b及び腕部14cの他方の端部を連結する外側連結部14nとを備える。
前側バネ部材14Aは、内側保持部14aがレンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に固定され、外側保持部14bが前側ケース11の天面部11cの+Z側の面に固定される。また、後側バネ部材14Bは、内側保持部14aがレンズホルダー13の−Z側の接続端13bの−Z側の面に固定され、外側保持部14bが後側ケース12の外周壁12aの+Z側の面に固定される。
以下、図2を参照し、レンズ駆動装置10の基本的な組み立て手順を説明する。
図2(a)に示すように、後側バネ部材14Bの内側保持部14aを、コイル16が装着されたレンズホルダー13の−Z側の接続端13bに固定する。次に、図2(b)に示すように、レンズホルダー13の中心と後側ケース12の中心とが一致するように位置合わせした後に、後側バネ部材14Bの内側保持部14aが接続されたレンズホルダー13を基底部12bの前側に当接させる。そして、外側保持部14bと内側保持部14aとのZ方向の高さが同じになるように、外側保持部14bを後側ケース12の外周壁12aの+Z側の面に押し付けて固定する。
この状態において、後側バネ部材14Bの内側保持部14aと、外側保持部14bと、腕部14cとは同一平面上にあり、内側保持部14aと外側保持部14bとの中心は同一である。このため、腕部14cには、Z軸と直角な方向に歪みが生じることがなく、Z軸と直角な方向を向いた応力が残留しない。また、後側バネ部材14Bの腕部14cには、−Z向きの復元力が発生しない。
次に、図2(c)に示すように、外周部11aの内壁に永久磁石15を取付けた前側ケース11を、後側ケース12の外周壁12aの+Z側にレンズホルダー13を囲むようにして固定する。
次に、前側バネ部材14Aの内側保持部14aをレンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に乗せた後、前側バネ部材14Aの外側保持部14bを−Z側に距離Gだけ離れた位置にある前側ケース11の天面部11cの+Z側の面に押し付ける。
このとき、前側バネ部材14Aの内側保持部14aは、レンズホルダー13の+Z側の接続端13cに乗せられただけであり固定されていないので、外側保持部14bを前側ケース11の天面部11cに押し付けたときに外側保持部14bがZ軸と直角な方向(X軸方向またはY軸方向)にずれても、腕部14cと内側保持部14aとが外側保持部14bとともにずれることとなる。よって、腕部14cには、Z軸と直角な方向に応力が残留せず、内側保持部14aと外側保持部14bとが偏心した状態になることがない。
この後、前側バネ部材14Aの内側保持部14aをレンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に固定し、前側バネ部材14Aの外側保持部14bを前側ケース11の天面部11cの+Z側の面に固定する。つまり、前側バネ部材14Aの外側保持部14bは、レンズホルダー13に接続された前側バネ部材14Aの内側保持部14aよりもレンズの光軸(Z軸)方向後方に位置した状態で、前側ケース11に対して接続される。
これにより、前側バネ部材14Aの腕部14cには、Z軸と直角な方向(X軸方向またはY軸方向)の残留応力が生じることなく、−Z方向に撓んだ状態でレンズホルダー13及び前側ケース11に接続される。
その結果、後側バネ部材14B及び前側バネ部材14Aの両方の腕部14cには、Z軸と直角な方向に残留応力が生じることなく、レンズホルダー13に−Z向きの付勢力を加えることができる。
コイル16に通電されない時に、レンズホルダー13の後端部13dは、レンズの光軸がZ軸方向に向いた状態で後側ケース12の基底部12bに当接する。これに対し、コイル16に通電されると、コイル16には前側バネ部材14Aによる−Z向きの付勢力を越える+Z向きの駆動力が生じ、レンズホルダー13は後側ケース12の基底部12bから離れて+Z方向に浮上する。
このとき、前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bの腕部14cには、Z軸と直角な方向の残留応力が存在しないため、前側バネ部材14Aの内側保持部14a及び外側保持部14bが偏心することなく、後側バネ部材14Bの内側保持部14a及び外側保持部14bも偏心しない。このため、前側バネ部材14Aの内側保持部14aの中心は、レンズホルダー13が浮上しても、Z軸と直角な方向(X軸方向またはY軸方向)に移動せず、後側バネ部材14Bの内側保持部14aの中心もZ軸と直角な方向に移動しないので、レンズホルダー13がZ軸と直角な軸周りに回転して傾くことがない。
なお、上記実施の形態1においては、前側バネ部材14Aについて、外側保持部14bを−Z方向に押し付けて内側保持部14aをレンズホルダー13の+Z側の接続端13cに固定した後、外側保持部14bを前側ケース11の天面部11cに固定したが、後側バネ部材14Bの内側保持部14aと外側保持部14bと腕部14cとが同一平面上に配置されるように取付けられていれば、内側保持部14aをレンズホルダー13の+Z側の接続端13cに固定した後で外側保持部14bを−Z方向に押し付けて前側ケース11の天面部11cに固定するようにしても良く、いずれの場合でもレンズホルダー13が浮上したときのチルト現象の発生を軽減することができる。
図3は、実施の形態1の変形例を示す分解斜視図である。本変形例のレンズ駆動装置10のバネ部材14は、腕部14cがX軸方向またはY軸方向に湾曲した形状である。
レンズ駆動装置10は、四角枠状の前側ケース11と、前側ケース11が接続される四角板状の後側ケース12と、前側ケース11の内周側に配設され、レンズを保持するレンズホルダー13と、レンズホルダー13に取り付けられる前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bよりなるバネ部材14とを備える。
永久磁石15は、四角柱状をなし、前側ケース11の内壁に四辺状に配置される。円筒状のコイル16は、永久磁石15の内側に空隙を隔てて径方向に対向するように配置され、レンズホルダー13の外周側面に固定される。そして、コイル16と永久磁石15とにより、レンズホルダー13を光軸方向に駆動する電磁駆動手段が構成される。レンズホルダー13は、永久磁石15の内側の空間をZ方向に沿って移動する。
後側ケース12は、レンズホルダー13の光軸方向後側に設けられる。後側ケース12は、中央部が円形に開口しており、前側ケース11に沿って設けられた外周壁12aと、レンズホルダー13の後側(−Z側)に位置する基底部12bとにより構成される。後側ケース12の外周壁12aの前端部には、前側ケース11が固定される。また、外周壁12aには、後側バネ部材14Bの外側保持部14bが固定される。
レンズホルダー13は、円筒形状であり、その内部に図示しないレンズを収納可能である。レンズホルダー13は、前側ケース11の内周側に光軸(Z軸)方向に沿って移動可能に取り付けられている。
バネ部材14は、全体として環状をなす板バネであり、レンズホルダー13をレンズの光軸方向に移動可能に懸架支持する。バネ部材14は、レンズホルダー13側に取付けられる円環状の内側保持部14aと、各辺が中央部で分離されていて後側ケース12側に取付けられる四角枠状の外側保持部14bと、内側保持部14a及び外側保持部14bの間に配置されて、周方向及び径方向に蛇行して延長する複数の腕部14cとを備える。なお、後側バネ部材14Bの外側保持部14bは、各辺が分離されることなく、四角枠状に閉じた形状としてもよい。
前側バネ部材14Aは、内側保持部14aがレンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に固定され、外側保持部14bが前側ケース11の前端部11dに固定される。また、後側バネ部材14Bは、内側保持部14aがレンズホルダー13の−Z側の接続端13bの−Z側の面に固定され、外側保持部14bが後側ケース12の外周壁12aの+Z側の面に固定される。
本変形例のレンズ駆動装置10の組立手順としては、図2で説明した場合と同様に、後側バネ部材14Bの内側保持部14aをコイル16が装着されたレンズホルダー13の−Z側の接続端13bに固定する。次に、レンズホルダー13の中心と後側ケース12の中心とが一致するように位置決めした後に、後側バネ部材14Bの内側保持部14aが接続されたレンズホルダー13を基底部12bの前側に当接させる。そして、後側バネ部材14Bの外側保持部14bを内側保持部14aとZ方向に同じ高さとなるように、外周壁12aの+Z側の面に押し付け、固定する。
この状態において、後側バネ部材14Bの内側保持部14aと、外側保持部14bと、腕部14cとが同一平面上にあり、内側保持部14aと外側保持部14bとの中心が同一となる。このため、腕部14cには、Z軸と直角な方向に歪みが生じることがなく、Z軸と直角な方向を向いた応力が残留することがない。また、後側バネ部材14Bの腕部14cには、−Z向きの復元力は発生しない。
内壁に永久磁石15が取付けられた前側ケース11を、レンズホルダー13を囲むようにして後側ケース12の外周壁12aの+Z側に固定する。レンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に、前側バネ部材14Aの内側保持部14aを乗せる。そして、前側バネ部材14Aの外側保持部14bを−Z側に押圧し、オフセットした状態で前側ケース11の前端部11dに押し付ける。
このとき、前側バネ部材14Aの内側保持部14aは、レンズホルダー13の+Z側の接続端13cに固定されていないので、外側保持部14bが前側ケース11の天面部11cに押し付けられたときに、外側保持部14bがZ軸と直角な方向(X軸方向またはY軸方向)にずれても、腕部14cと内側保持部14aとが外側保持部14bとともにずれることとなる。よって、腕部14cには、Z軸と直角な方向に応力が残留せず、内側保持部14aと外側保持部14bとが偏心した状態になることがない。
この後、前側バネ部材14Aの内側保持部14aをレンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に固定し、前側バネ部材14Aの外側保持部14bを前側ケース11の前端部11dに固定する。つまり、前側バネ部材14Aの外側保持部14bは、レンズホルダー13に接続された前側バネ部材14Aの内側保持部14aよりもレンズの光軸(Z軸)方向後方に位置した状態で、前側ケース11に対して接続される。
これにより、前側バネ部材14Aは、腕部14cにZ軸と直角な方向(X軸方向またはY軸方向)に残留応力を生じることなく、−Z方向に撓んだ状態でレンズホルダー13と前側ケース11とに接続される。
その結果、後側バネ部材14B及び前側バネ部材14Aの両方の腕部14cには、Z軸と直角な方向に残留応力が生じることなく、レンズホルダー13に−Z向きの付勢力を加えることができる。
そして、コイル16に通電されない時に、レンズホルダー13の後端部13dは、レンズの光軸がZ軸方向に向いた状態で後側ケース12の基底部12bに当接する。これに対し、コイル16に通電されると、コイル16には前側バネ部材14Aによる−Z向きの付勢力を越える+Z向きの駆動力が生じ、レンズホルダー13は後側ケース12の基底部12bから離れて+Z方向に浮上する。
このとき、前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bの腕部14cには、Z軸と直角な方向の残留応力が存在しないため、前側バネ部材14Aの内側保持部14a及び外側保持部14bが偏心することなく、後側バネ部材14Bの内側保持部14a及び外側保持部14bも偏心しない。このため、前側バネ部材14Aの内側保持部14aの中心は、レンズホルダー13が浮上しても、Z軸と直角な方向(X軸方向またはY軸方向)に移動せず、後側バネ部材14Bの内側保持部14aの中心もZ軸と直角な方向に移動しないので、レンズホルダー13がZ軸と直角な軸周りに回転して傾くことがない。
このように、腕部14cが周方向及び径方向に蛇行して延長するバネ部材14を用いたレンズ駆動装置10であっても、レンズホルダー13が浮上したときにZ軸と直角な軸周りに回転することを防止できる。
図4(a)は、本実施の形態2に係るレンズ駆動装置10の構成を示す分解斜視図であり、図4(b)は、レンズ駆動装置10に用いられるバネ部材14としての前側バネ部材14Aを示す平面図である。また、図5は、本発明の実施の形態2に係るレンズ駆動装置10の組立工程を示す断面模式図である。
レンズ駆動装置10は、四角枠状の前側ケース11と、前側ケース11が接続される四角板状の後側ケース12と、前側ケース11の内周側に配設され、レンズを保持するレンズホルダー13と、レンズホルダー13に取り付けられる前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bよりなるバネ部材14とを備える。本実施形態の説明において、図示しないレンズの光軸方向をZ(Z軸)方向とし、被写体側を光軸(Z軸)方向前側(+Z側)とする。前側バネ部材14Aはレンズホルダー13の光軸方向前側(+Z側)に配置され、後側バネ部材14Bは光軸方向後側(−Z側)に配置されている。
前側ケース11は、レンズホルダー13の外周側に設けられる。前側ケース11の+Z側には、Z軸と直角をなして角部に形成された前端部11dと、前端部11dから各枠辺の中央に向けて−Z方向に傾斜した傾斜部11sとが設けられている。永久磁石15は、四角柱状をなし、前側ケース11の内壁に四辺状に配置されている。円筒状のコイル16は、永久磁石15の内側に空隙を隔てて径方向に対向するように配置され、レンズホルダー13の外周側面に固定される。そして、コイル16と永久磁石15とにより、レンズホルダー13を光軸方向に駆動する電磁駆動手段が構成される。レンズホルダー13は、永久磁石15の内側の空間をZ方向に沿って移動可能である。
後側ケース12は、レンズホルダー13の光軸方向後側に設けられる。後側ケース12は、中央部が円形に開口しており、前側ケース11に沿って設けられた外周壁12aと、レンズホルダー13の後側(−Z側)に位置する基底部12bとにより構成される。後側ケース12の外周壁12aの前端部には、前側ケース11が固定される。また、外周壁12aには、後側バネ部材14Bの外側保持部14bが固定される。
レンズホルダー13は、円筒形状であり、内部に図示しないレンズを収納可能である。レンズホルダー13は、前側ケース11の内周側を光軸(Z軸)方向に沿って移動可能に取り付けられている。
バネ部材14は、全体として環状をなす板バネであり、レンズホルダー13をレンズの光軸方向に移動可能に懸架支持する。前側バネ部材14Aは、レンズホルダー13側に取付けられる円環状の内側保持部14aと、各辺が中央部で分離されていて後側ケース12側に取付けられる四角枠状の外側保持部14bと、内側保持部14a及び外側保持部14bの間に配置されて、周方向及び径方向に蛇行して延長する複数の腕部14cとを備える。
後側バネ部材14Bは、レンズホルダー13側に取付けられる2つに分割された円弧状の内側保持部14aと、各辺が中央部で分離されていて後側ケース12側に取付けられる四角枠状の外側保持部14bと、内側保持部14a及び外側保持部14bの間に配置されて、周方向及び径方向に蛇行して延長する複数の腕部14cとを備える。なお、後側バネ部材14Bは、内側保持部14aを円弧状とせずに円環状としてもよい。また、後側バネ部材14Bの外側保持部14bの各辺を分離せずに、四角枠状に閉じた形状としてもよい。
前側バネ部材14Aは、内側保持部14aがレンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に固定され、外側保持部14bが前側ケース11の傾斜部11sに固定される。後側バネ部材14Bは、内側保持部14aがレンズホルダー13の−Z側の接続端13bの−Z側の面に固定され、外側保持部14bが後側ケース12の外周壁12aの+Z側の面に固定される。
以下、図5を参照し、本実施形態のレンズ駆動装置10の組み立て手順を説明する。
図5(a)に示すように、後側バネ部材14Bの内側保持部14aを、コイル16が装着されたレンズホルダー13の−Z側の接続端13bに固定する。次に、図5(b)に示すように、レンズホルダー13の中心と後側ケース12の中心とが一致するように位置決めした後に、後側バネ部材14Bの内側保持部14aが接続されたレンズホルダー13を基底部12bの前側に当接させる。そして、後側バネ部材14Bの外側保持部14b及び内側保持部14aのZ方向の高さが同じになるように、外側保持部14bを後側ケース12の外周壁12aの+Z側の面に押し付けて固定する。
この状態において、後側バネ部材14Bの内側保持部14aと、外側保持部14bと、腕部14cとは同一平面上にあり、内側保持部14aと外側保持部14bとの中心は同一である。このため、腕部14cには、Z軸と直角な方向に歪みが生じることがなく、Z軸と直角な方向に向けた応力が残留しない。また、後側バネ部材14Bの腕部14cには、−Z向きの復元力が発生しない。
次に、図5(c)に示すように、内壁に永久磁石15を取付けた前側ケース11を、後側ケース12の外周壁12aの+Z側にレンズホルダー13を囲むようにして固定する。次に、前側バネ部材14Aの内側保持部14aをレンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に乗せる。
このとき、前側バネ部材14Aの外側保持部14bは、前側ケース11の前端部11dのZ方向高さがレンズホルダー13の+Z側の接続端13cと同じであり、−Z方向に垂れ下がることなく平坦な状態で配置することができる。そして、図5(c),(d)に示すように、内側保持部14aを接続端13cに固定する前に、外側保持部14bを−Z方向に角度Kだけ傾斜した前側ケース11の傾斜部11sに押し付ける。つまり、前側バネ部材14Aの外側保持部14bが、光軸と直角な平面と非平行な状態で前側ケース11の傾斜部11sと接続される。
このとき、前側バネ部材14Aの内側保持部14aは、レンズホルダー13の+Z側の接続端13cに固定されていないので、外側保持部14bを前側ケース11の前端部11dに押し付けたときに外側保持部14bがZ軸と直角な方向(X軸方向またはY軸方向)にずれても腕部14c及び内側保持部14aが外側保持部14bとともにずれる。よって、腕部14cには、Z軸と直角な方向に応力が残留せず、内側保持部14aと外側保持部14bとが偏心した状態になることがない。また、前側ケース11に固定する前の前側バネ部材14Aを、平坦な状態で配置することができるので、外側保持部14bの垂れ下がりによる偏心も生じない。
この後、前側バネ部材14Aの内側保持部14aをレンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に固定し、前側バネ部材14Aの外側保持部14bを前側ケース11の傾斜部11sに固定する。つまり、前側バネ部材14Aの外側保持部14bは、レンズホルダー13に接続された前側バネ部材14Aの内側保持部14aよりもレンズの光軸(Z軸)方向後方に傾いた状態で、前側ケース11に対して接続される。
これにより、前側バネ部材14Aは、腕部14cにZ軸と直角な方向(X軸方向またはY軸方向)の残留応力が生じることなく、−Z方向に撓んだ状態でレンズホルダー13及び前側ケース11に接続される。その結果、後側バネ部材14B及び前側バネ部材14Aの両方の腕部14cには、Z軸と直角な方向に残留応力が生じることなく、レンズホルダー13に−Z向きの付勢力を加えることができる。
コイル16に通電されない時に、レンズホルダー13の後端部13dは、レンズの光軸がZ軸方向を向いた状態で後側ケース12の基底部12bに当接する。これに対し、コイル16に通電されると、コイル16には前側バネ部材14Aによる−Z向きの付勢力を越える+Z向きの駆動力が生じ、レンズホルダー13は後側ケース12の基底部12bから離れて+Z方向に浮上する。
このとき、前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bの腕部14cには、Z軸と直角な方向の残留応力が存在しないため、前側バネ部材14Aの内側保持部14a及び外側保持部14bが偏心することなく、後側バネ部材14Bの内側保持部14a及び外側保持部14bも偏心しない。このため、前側バネ部材14Aの内側保持部14aの中心は、レンズホルダー13が浮上しても、Z軸と直角な方向に移動せず、後側バネ部材14Bの内側保持部14aの中心もZ軸と直角な方向に移動しないので、レンズホルダー13がZ軸と直角な軸周りに回転して傾くことがない。
図6は、実施の形態2の変形例を示す分解斜視図である。本変形例のレンズ駆動装置10のバネ部材14は、腕部14cが周方向に延長した形状である。
レンズ駆動装置10は、円筒形状の前側ケース11と、前側ケース11が接続される後側ケース12と、前側ケース11の内周側に配設され、レンズを保持するレンズホルダー13と、レンズホルダー13に取り付けられる前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bよりなるバネ部材14とを備える。
前側ケース11は軟磁性体よりなり、レンズホルダー13の外周側に設けられ、磁気ヨークとして機能する。前側ケース11は、略L字形状の断面を有し、外周部11aと、外周部11aの+Z側で内径方向に折り曲げられた天面部11cとにより構成される。天面部11cには、周方向に沿って−Z方向に傾斜した傾斜部11sが設けられている。
永久磁石15は、円弧柱状をなし、前側ケース11の外周部11aの内壁に円筒状に配置される。円筒状のコイル16は、永久磁石15の内周側に空隙を隔てて径方向に対向するように配置されて、レンズホルダー13の外周側面に固定される。そして、コイル16と永久磁石15とにより、レンズホルダー13を光軸方向に駆動する電磁駆動手段が構成される。レンズホルダー13は、永久磁石15の内周側空間をZ方向に沿って移動可能である。
後側ケース12は、レンズホルダー13の光軸方向後側に設けられる。後側ケース12は、中央部が円形に開口しており、前側ケース11の外周部11aに沿って設けられた外周壁12aと、レンズホルダー13の後側(−Z側)に位置する基底部12bとにより構成される。後側ケース12の外周壁12aの前端部には、前側ケース11が固定される。また、外周壁12aには、後側バネ部材14Bの外側保持部14bが固定される。
レンズホルダー13は、円筒形状であり、内部に図示しないレンズを収納可能である。レンズホルダー13は、前側ケース11の内周側を光軸(Z軸)方向に沿って移動可能に取り付けられている。
バネ部材14は、全体として環状をなす板バネであり、レンズホルダー13をレンズの光軸方向に移動可能に懸架支持する。バネ部材14は、レンズホルダー13側に取付けられる2つに分離された円弧状の内側保持部14aと、後側ケース12側に取付けられる4つに分離された円弧状の外側保持部14bと、内側保持部14a及び外側保持部14bの間に配置され周方向に延長する複数の腕部14cとを備える。そして、前側バネ部材14Aは、外側保持部14bが腕部14cごとに独立するように分割されている。なお、前側バネ部材14Aの外側保持部14bは4つに分割される必要があるが、内側保持部14aは連続した環状であってもよい。また、後側バネ部材14Bの内側保持部14aは、連続した環状であってもよく、後側バネ部材14Bの外側保持部14bも連続した環状であってもよい。
前側バネ部材14Aは、内側保持部14aがレンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に固定され、外側保持部14bが前側ケース11の傾斜部11sに固定される。後側バネ部材14Bは、内側保持部14aがレンズホルダー13の−Z側の接続端13bの−Z側の面に固定され、外側保持部14bが後側ケース12の外周壁12aの+Z側の面に固定される。
本変形例におけるレンズ駆動装置10の組立手順としては、後側バネ部材14Bの内側保持部14aをコイル16が装着されたレンズホルダー13の−Z側の接続端13bに固定する。そして、レンズホルダー13と後側ケース12との中心が一致するように位置決めした後に、後側バネ部材14Bの内側保持部14aが接続されたレンズホルダー13を基底部12bの前側に当接させる。後側バネ部材14Bの外側保持部14bを内側保持部14aとZ方向に同じ高さとなるように、外周壁12aの+Z側の面に押し付け、固定する。
この状態において、後側バネ部材14Bは、内側保持部14aと外側保持部14bと腕部14cとが同一平面上にあり、内側保持部14aと外側保持部14bとの中心が同一となる。このため、腕部14cには、Z軸と直角な方向に歪みが生じることがなく、Z軸と直角な方向に向いた応力が残留することがない。また、後側バネ部材14Bの腕部14cには、−Z向きの復元力は発生しない。
次に、外周部11aの内壁に永久磁石15が取付けられた前側ケース11を、レンズホルダー13を囲むようにして後側ケース12の外周壁12aの+Z側に固定する。レンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に、前側バネ部材14Aの内側保持部14aを乗せる。
このとき、前側バネ部材14Aの外側保持部14bは、前側ケース11の天面部11cのZ方向高さがレンズホルダー13の+Z側の接続端13cと同じであることから、−Z方向に垂れ下がることなく、平坦な状態で配置することができる。
そして、内側保持部14aを接続端13cに固定する前に、外側保持部14bを−Z方向に傾斜した前側ケース11の傾斜部11sに押し付ける。
このように、前側バネ部材14Aの内側保持部14aは、レンズホルダー13の+Z側の接続端13cに固定されていないため、外側保持部14bを前側ケース11の傾斜部11sに押し付けたときに外側保持部14bがZ軸と直角な方向(X軸方向またはY軸方向)にずれても腕部14c及び内側保持部14aが外側保持部14bとともにずれる。よって、腕部14cには、Z軸と直角な方向に応力が残留せず、内側保持部14aと外側保持部14bとが偏心した状態にはなることがない。また、前側ケース11に固定する前の前側バネ部材14Aを、平坦な状態で配置することができるので、外側保持部14bの垂れ下がりによる偏心も生じない。
この後、前側バネ部材14Aの内側保持部14aをレンズホルダー13の+Z側の接続端13cの+Z側の面に固定し、前側バネ部材14Aの外側保持部14bを前側ケース11の傾斜部11sに固定する。つまり、前側バネ部材14Aの外側保持部14bは、レンズホルダー13に接続された前側バネ部材14Aの内側保持部14aよりもレンズの光軸(Z軸)方向後方に傾斜した状態で、前側ケース11に対して接続される。
これにより、前側バネ部材14Aは、腕部14cがZ軸と直角な方向(X軸方向またはY軸方向)に残留応力を生じることなく、−Z方向に撓んだ状態でレンズホルダー13及び前側ケース11に接続される。
その結果、後側バネ部材14B及び前側バネ部材14Aの両方の腕部14cには、Z軸と直角な方向に残留応力を生じさせることなく、レンズホルダー13に−Z向きの付勢力を加えることができる。
コイル16に通電されない時に、レンズホルダー13の後端部13dは、レンズの光軸がZ軸方向を向けた状態で後側ケース12の基底部12bに当接する。これに対し、コイル16に通電されると、コイル16には前側バネ部材14Aによる−Z向きの付勢力を越える+Z向きの駆動力が生じ、レンズホルダー13は後側ケース12の基底部12bから離れて+Z方向に浮上する。
このとき、前側バネ部材14A及び後側バネ部材14Bの腕部14cには、Z軸と直角な方向の残留応力が存在しないため、前側バネ部材14Aの内側保持部14a及び外側保持部14bが偏心することなく、後側バネ部材14Bの内側保持部14a及び外側保持部14bも偏心しない。このため、前側バネ部材14Aの内側保持部14aの中心は、レンズホルダー13が浮上しても、Z軸と直角な方向(X軸方向またはY軸方向)に移動せず、後側バネ部材14Bの内側保持部14aの中心もZ軸と直角な方向に移動しないので、レンズホルダー13がZ軸と直角な軸周りに回転して傾くことがない。
このように、腕部14cが周方向に延長するバネ部材14を用いたレンズ駆動装置10であっても、レンズホルダー13が浮上したときにZ軸と直角な軸周りに回転することを防止できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に記載の範囲には限定されない。前記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者にも明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
10 レンズ駆動装置、11 前側ケース、12 後側ケース、13 レンズホルダー、
14 バネ部材、14A 前側バネ部材、14B 後側バネ部材、
15 永久磁石、16 コイル。

Claims (2)

  1. 被写体側を光軸方向前側とするレンズを内側に保持するレンズホルダーと、
    前記レンズホルダーの外側に設けられるケースと、
    前記レンズホルダーと前記ケースとを接続し、前記レンズホルダーをレンズの光軸方向に移動可能に懸架支持する板状のバネ部材と、
    前記レンズホルダーを光軸方向に駆動する電磁駆動手段と、
    を備えたレンズ駆動装置であって、
    前記バネ部材は、前記レンズホルダーの光軸方向前側を支持する前側バネ部材、及び前記レンズホルダーの光軸方向後側を支持する後側バネ部材よりなり、
    前記前側バネ部材及び後側バネ部材は、
    腕部と、
    前記腕部の内側に設けられて、前記レンズホルダーに接続される内側保持部と、
    前記腕部の外側に設けられて、前記ケースに接続される外側保持部と、
    を備え、
    前記腕部は、一方の端部が前記内側保持部に連結され、他方の端部が前記外側保持部に連結されており、
    前記後側バネ部材の前記外側保持部が、前記レンズホルダーに接続された前記内側保持部と同一平面をなすように前記ケースに接続され、
    前記前側バネ部材の前記外側保持部が、前記レンズホルダーに接続された前記内側保持部よりも前記光軸方向後方に位置した状態で前記ケースに接続されることにより、前記レンズホルダーが前記光軸方向の後方に付勢されることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 被写体側を光軸方向前側とするレンズを内側に保持するレンズホルダーと、
    前記レンズホルダーの外側に設けられるケースと、
    前記レンズホルダーと前記ケースとを接続し、前記レンズホルダーを前記レンズの光軸方向に移動可能に懸架支持する板状のバネ部材と、
    前記レンズホルダーを光軸方向に駆動する電磁駆動手段と、
    を備えたレンズ駆動装置であって、
    前記バネ部材は、前記レンズホルダーの光軸方向前側を支持する前側バネ部材、及び前記レンズホルダーの光軸方向後側を支持する後側バネ部材よりなり、
    前記前側バネ部材及び後側バネ部材は、
    複数の腕部と、
    前記複数の腕部の内側に設けられて、前記レンズホルダーに接続される内側保持部と、
    前記複数の腕部の外側に設けられて、前記ケースに接続される外側保持部と、
    を備え、
    前記複数の腕部は、一方の端部が前記内側保持部に連結され、他方の端部が前記外側保持部に連結されており、
    前記後側バネ部材の前記外側保持部が、前記レンズホルダーに接続された前記内側保持部と同一平面をなすように前記ケースに接続され、
    前記前側バネ部材の前記外側保持部が、前記腕部ごとに設けられ、光軸と直角な平面と非平行な状態で前記ケースに接続されることにより、前記レンズホルダーが前記光軸方向の後方に付勢されることを特徴とするレンズ駆動装置。
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