JP2015141608A - 画像形成システム、印刷システム、画像形成システム用サーバ、画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄な電力消費を極力抑えつつユーザの待ち時間を有効に削減できる印刷システムを提供する。
【解決手段】この印刷システムにおけるロケーションフリー機能を持つと共に、各種の制御プログラム、アプリケーションプログラム等が格納されるHDD4が接続されたサーバ2は、プリンタドライバ機能を持つ各クライアント端末1A、1Bから送信された画像形成指示を含む印刷ジョブ(画像形成指示)を受信すると、画像形成指示を特定可能な識別情報として、例えば省電力モードが想定される各プリンタ3A、3Bのうちの印刷ジョブの送付元を特定するための識別情報に応じて頻度高く使用される装置を推定する使用装置推定手段と、認証手段による認証前に使用装置推定手段で推定された装置に対して省エネルギー状態から画像形成を含む印刷が可能な状態へ遷移させる指示を行うウォームアップ指示手段と、を機能上で備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種情報機器がネットワークに接続されたオフィス環境下において、クライアント端末からの画像形成指示を一旦サーバに預け、任意のタイミングで任意の画像形成装置により画像形成の処理を実行することができる所謂ロケーションフリー機能を持つ画像形成システム、印刷システム、画像形成システム用サーバ、画像形成方法に関する。
従来、この種のロケーションフリー機能を持つ印刷システムは、セキュリティや省エネルギー等の面でメリットがあると考えられている。画像形成装置がプリンタ機能、複写機機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を一つの筐体に纏めたデジタル複合機である多機能周辺装置(MFP:Multifunction Peripheral/Printer/Product)仕様のものであり、ネットワーク環境下で個人認証機能を持つMFPシステムであれば、サーバへ印刷ジョブを投入してネットワークに接続された任意のMFPで認証処理を行い、自身に投入された印刷ジョブをそのMFPで印刷することができる。
この周知のロケーションフリー機能の印刷システムでは、省エネルギーの観点からMFPの省エネルギーモード移行時間を最小にしている場合が多く、多くの場合にはユーザが印刷をしようとするタイミングでMFPが省エネルギーモード状態になっているため、MFPが省エネルギーモードから復帰するまでユーザはマシンの前で待たされることを余儀なくされる。
ここで、印刷ジョブ投入から印刷指示までのそれまでの履歴から良く利用するマシン名、並びに印刷ジョブ投入から印刷指示までの時間の統計情報を利用し、ユーザが印刷ジョブを投入してから適切な時間に良く利用するマシンを省エネルギー状態から復帰させ、その間に省エネルギー状態に落ちそうなときには省エネルギーへの移行時間を遅延させる機能を持たせれば、セキュリティの確保や省エネルギー化の実用面で有効になる。このような関連技術の周知例として、ユーザの利便性を考慮しつつ印刷装置の省エネルギー化を図る「印刷装置の制御装置、印刷装置、印刷装置制御方法、およびコンピュータプログラム」(特許文献1参照)が挙げられる。
上述した特許文献1に係る技術は、印刷ジョブ投入時点で印刷可能な画像形成装置を全てスタンバイ状態にし、印刷するマシンが確定したら残りのマシンを全て省エネルギーに落とすことで、ユーザがどの画像形成装置を選択したとしても、待ち時間なくスムーズに印刷を実行できるものであるが、印刷ジョブ投入時点で印刷可能な画像形成装置を全てスタンバイ状態にする機能であれば、無駄に多くのウォームアップ電力が発生して消費することになるため、十分に省エネルギー化(節電)が図られていないという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、無駄な電力消費を極力抑えつつユーザの待ち時間を有効に削減できる画像形成システム、印刷システム、画像形成システム用サーバ、画像形成方法を提供することにある。
上記技術的課題を達成するため、本発明の第1の手段は、画像形成指示の送信を行う複数のクライアント端末と、複数のクライアント端末から画像形成指示を受信するサーバと、サーバから画像形成指示を受信して画像形成を行うと共に、当該画像形成の終了から所定の時間が経過すると消費エネルギーの小さい省エネルギー状態へ移行する複数の画像形成装置と、を備え、画像形成指示を特定可能な識別情報に基づいて当該画像形成指示の画像形成の認証を行う認証手段を有する画像形成システムであって、サーバは、識別情報に応じて複数の画像形成装置のうちの頻度高く使用される装置を推定する使用装置推定手段と、認証手段による認証前に使用装置推定手段で推定された装置に対して省エネルギー状態から画像形成が可能な状態へ遷移させる指示を行うウォームアップ指示手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第2の手段は、画像形成指示を特定可能な識別情報に基づいて当該画像形成指示の画像形成の認証を行う認証手段を有する画像形成システムに適用され、当該画像形成指示を受信して画像形成を行うと共に、当該画像形成の終了から所定の時間が経過すると消費エネルギーの小さい省エネルギー状態へ移行する複数の画像形成装置に対して、複数のクライアント端末から送信された当該画像形成指示の受信時に当該画像形成指示を送信して当該複数の画像形成装置での当該画像形成に供する画像形成システム用サーバであって、識別情報に応じて複数の画像形成装置のうちの頻度高く使用される装置を推定する使用装置推定手段と、認証手段による認証前に使用装置推定手段で推定された装置に対して省エネルギー状態から画像形成が可能な状態へ遷移させる指示を行うウォームアップ指示手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第3の手段は、複数のクライアント端末により、画像形成指示の送信を行う画像形成指示送信ステップと、サーバにより、複数のクライアント端末から画像形成指示を受信する画像形成指示受信ステップと、複数の画像形成装置により、サーバから画像形成指示を受信して画像形成を行う画像形成ステップと、複数の画像形成装置により、画像形成の終了から所定の時間が経過すると消費エネルギーの小さい省エネルギー状態へ移行する省エネルギー移行ステップと、認証手段により、画像形成指示を特定可能な識別情報に基づいて画像形成指示の画像形成の認証を行う認証ステップと、を有する画像形成方法であって、画像形成指示受信ステップは、使用装置推定手段により、識別情報に応じて複数の画像形成装置のうちの頻度高く使用される装置を推定する使用装置推定ステップと、ウォームアップ指示手段により、認証ステップでの認証前に使用装置推定ステップで推定された装置に対して省エネルギー状態から画像形成が可能な状態へ遷移させる指示を行うウォームアップ指示ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、無駄な電力消費を極力抑えつつユーザの待ち時間を有効に削減でき、節電とユーザの使い勝手とを従来に無く両立できるようになる。
本発明の実施例に係るロケーションフリー機能を持つ印刷システムの基本構成を例示した概略図である。 図1に示す印刷システムで用いられる各種データのデータ構造を例示した模式図である。 図1に示す印刷システムのプリンタに対する画像形成指示の識別情報に関連付けられる関連情報を例示したデータ相関図である。 図1に示す印刷システムのサーバにおけるジョブ投入の監視処理動作を示したフローチャートである。 図1に示す印刷システムのサーバにおける時間推定処理動作を示したフローチャートである。 図1に示す印刷システムのサーバにおける認証処理動作を示したフローチャートである。 図1に示す印刷システムのサーバにおけるジョブ送付確認処理動作を示したフローチャートである。 図1に示す印刷システムのサーバにおける印刷処理時間更新処理動作を示したフローチャートである。
以下に、本発明の画像形成システム、印刷システム、画像形成システム用サーバ、画像形成方法について、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係るロケーションフリー機能を持つ印刷システムの基本構成を例示した概略図である。この印刷システムは、画像形成指示を含む印刷ジョブの送信を行う2台のパーソナルコンピュータPCによるクライアント端末1A、1Bと、各クライアント端末1A、1Bから画像形成指示を含む印刷ジョブを受信するロケーションフリー(LF)機能を持つと共に、各種の制御プログラム、アプリケーションプログラム等が格納されるHDD(Hard Disk Drive)4が接続されたサーバ2と、サーバ2から印刷ジョブを受信して画像形成を含む印刷を行うと共に、印刷の終了から所定の時間が経過すると消費エネルギーの小さい省エネルギー状態へ移行する2台のプリンタ3A、3Bと、がネットワークNWで接続されて構成されている。
尚、図1に示す印刷システムの構成は、あくまでも一例であり、クライアント端末及びプリンタについては3台以上にしても良い他、ネットワークNWに無線用のモデムを接続してクライアント端末からプリンタへ無線通信で印刷ジョブを投入するように構成することも可能である。また、各プリンタ3A、3Bにおける画像形成の処理に着目すれば、係る印刷システムは、画像形成システムの一形態に属されるものとみなすことができる。更に、各プリンタ3A、3Bについては、画像形成装置の一形態とみなせる他、画像形成装置にはデジタル複合機であるMFPを適用でき、この場合にはMFPシステムとなる。
ここでのサーバ2は、画像形成指示を特定可能な識別情報(ID)に基づいて画像形成指示の画像形成の認証を行う認証手段としての機能を有する以外、具体的には印刷ジョブ(画像形成指示)の送付元、送付者、印刷者等を特定する識別情報(ID)に応じて各プリンタ3A、3Bのうちの頻度高く使用される装置(汎用的には最も頻度高く使用される装置)を推定する使用装置推定手段と、認証手段による認証前に使用装置推定手段で推定された装置に対して省エネルギー状態から画像形成が可能な状態へ遷移させる指示を行うウォームアップ指示手段と、を機能上で備える点を特色としている。尚、ここでの画像形成の認証は、ユーザが各プリンタ3A、3Bの前で行うものであるが、認証手段については、認証情報を保持していればサーバ2以外の情報処理機能を持つ他の機器に持たせることも可能である。例えば各プリンタ3A、3Bが認証情報を同期して保持していると仮定すれば、システム機能上ではクライアント端末1A、1Bで認証を行った後、サーバ2に対してジョブ送付確認処理の送付依頼を出すように構築することも可能である。
使用装置推定手段は、識別情報として、印刷ジョブを処理する際に副産物として生成される副産情報を利用して各プリンタ3A、3Bの推定を行う。ウォームアップ指示手段は、使用装置推定手段で推定した装置の印刷実行タイミング情報を示すと共に、過去の各プリンタ3A、3Bに対する印刷ジョブの投入から印刷を行うまでの平均時間に基づいてウォームアップ指示を行う。
上述した副産情報には、ユーザID、印刷の種類、印刷ジョブを作成したクライアント端末1A、1Bの機器名、印刷ジョブを作成したクライアント端末1A、1Bでの時刻、印刷ジョブを実行したプリンタ3A、3Bの機器名、印刷ジョブを実行したプリンタ3A、3Bでの時刻、プリンタ3A、3Bの稼動状況に関する情報が含まれる。そこで、サーバ2では、ユーザIDと関連付けてプリンタ3A、3Bの過去に使用した履歴情報を保存する。この履歴情報には、プリンタ3A、3Bを特定するID、プリンタ3A、3Bの使用回数におけるランキング、プリンタ3A、3Bの印刷処理を実行するに要した時間、印刷ジョブを作成したクライアント端末1A、1Bの機器名に関する情報が含まれる。
この印刷システムでは、基本動作として、ユーザが認証済みのクライアント端末1A、1Bのプリンタドライバ機能により印刷ジョブをサーバ2に投入し、印刷出力させたいプリンタ3A、3Bまで出向いて認証処理を行い、指定した印刷ジョブを実行するものであるが、これらの一連の動作の流れについては様々な実施手法があり、既に商品化も行われているために詳述しない。簡単に云えば、サーバ2では、クライアント端末1A、1Bを使用する際の認証IDと印刷ジョブとの関連付けを行い、プリンタ3A、3B側での認証処理に使用されたIDと一致するIDに関連付けされた印刷ジョブ一覧をプリンタ3A、3B側へ送付し、ユーザが表示されたリストから実行したい印刷ジョブを選択すると、その印刷ジョブがサーバ2からプリンタ3A、3Bへと送られて出力される。
このとき、プリンタ3A、3Bは、省電力モード(省エネルギー状態)になっている場合が想定されるが、これは昨今の社会的な電力状況よりユーザ環境における節電ニーズが高く、プリンタ3A、3Bについても省電力モードが多用される傾向にあるためである。このようにプリンタ3A、3Bが省電力モードになっている場合、既存の印刷システムであればユーザがプリンタ3A、3Bの近くに行ってから認証処理のためにプリンタ3A、3Bのコントローラが最初に復帰し、認証処理が成功した後にウォームアップ動作の開始となり、それと並行してサーバ2との通信を行って印刷ジョブリストの取得を行う。これにより、ユーザは印刷ジョブリストから実行したい印刷ジョブを選択するが、そのときにプリンタ3A、3Bがまだウォームアップ完了前であるか、或いはウォームアップが完了していても各機器の稼動状況により印刷ジョブの転送に時間を要する場合があり、こうした場合にユーザはプリンタ3A、3Bの前で暫く待たされることになり、使い勝手を損ねてしまう。
そこで、実施例の印刷システムでは、サーバ2に上述した各手段を機能上で持たせることにより、サーバ2へ印刷ジョブが投入された際、認証手段による認証前に識別情報(ユーザの印刷処理の履歴情報)から頻度高く使用されているプリンタ3A、3Bのうちの1台を推定し、また印刷ジョブの投入から印刷実行までの平均時間を算出して、その平均時間に基づいて該当する装置(プリンタ3A、3Bの何れか一方を示す)に対してウォームアップ指示し、省エネルギー状態からの復帰指示又は省エネルギー状態の移行遅延の指示を行う。これにより、ユーザが印刷を実行する際に頻度高く利用する装置が即時に印刷可能な状態になり、節電と使い勝手との両立が図られる。
図2は、実施例の印刷システムで用いられる各種データのデータ構造を例示した模式図である。このデータ構造は、画像形成指令の識別情報(ID)、印刷ジョブ、ステータス、印刷条件、印刷ジョブの作成元端末、印刷ジョブの作成時刻、印刷ジョブの投入先機器、印刷ジョブの投入時刻、各機器の稼動状況を有して構成されている。本実施例では、近年のビッグデータと呼ばれる概念が広がりを見せ、目的となるサービスを提供する際に副産物として生成される種々データを活用して組み合わせることが新しいサービスの創造に繋がるものと期待されている点を注視し、ビッグデータを構成する要素と云えるドキュメントを印刷する際に生成される副産物である副産情報として、ユーザID、印刷の種類、印刷ジョブを作成した機器(クライアント端末1A、1B)、印刷ジョブを作成した機器(クライアント端末1A、1B)の時刻、印刷ジョブを実行した機器(プリンタ3A、3B)、印刷ジョブを実行した機器(プリンタ3A、3B)の時刻、印刷機器の状態(プリンタ3A、3Bの稼動状況)を利用する。
ユーザIDは、印刷システムでユーザの操作に応じてオンデマンドで印刷ジョブをプリンタ3A、3Bに投入する際、セキュリティ性を確保するために第三者の印刷物が出力されないようユーザを特定する必要があるために使用される識別情報である。個々のユーザを一意に特定できれば何でも良いが、汎用的には社員登録番号等を使用する場合が多い。印刷システムでは、印刷ジョブをサーバ2に送る際にユーザIDと印刷ジョブとの関連付けが行われ、プリンタ3A、3B側ではユーザ自身のユーザIDに関連付けされた印刷ジョブのみが表示される。尚、本実施例の印刷システムでは、サーバ2が使用頻度の高い装置へウォームアップを指示するために画像形成指示を特定できる識別情報を用いれば良いので、例えばクライアント端末1A、1Bの識別情報(端末ID)等をユーザIDに代用させることも可能である。
印刷の種類は、印刷をする際にドキュメントの出力形態には何らかの指定が行われるので、その指定内容を示すものである。例えば印刷部数、用紙サイズ、印刷色(モノクロ/カラー等)、印刷面(片面/両面)、綴じ条件(左上/中央2か所綴じ等)、パンチ(一穴/二穴等)等が挙げられる。プリンタ3A、3Bによっては、速度が遅かったり、モノクロ機だったり、用紙サイズが限られたり、両面機能がなかったり、後処理周辺機がなかったりする。即ち、印刷の種類は、ユーザが新しい印刷ジョブを実行するに際して、どのプリンタ3A、3Bを選択する可能性が高いのかを推定するために使用する。
印刷ジョブを作成した機器(クライアント端末1A、1B)は、ユーザが印刷ジョブをサーバ2に送信するのに使用したクライアント端末1A、1Bの何れかを示すものである。オフィス環境ではパーソナルコンピュータ(PC)を使用する場合が多いので、各機器に割り振られたIPアドレスや各機器固有のMACアドレスに基づいて機器を特定する。多くの場合では、各ユーザに専用の機器が割り当てられており、固定アドレスのオフィスならばクライアント端末1A,1Bの設置場所とプリンタ3A、3Bの設置場所との関係は一定と考えられ、もっとも近い場所のプリンタ3A、3Bが選択される場面が多くなることが推測される。即ち、印刷ジョブを作成した機器(クライアント端末1A、1B)は、ユーザが印刷ジョブの出力を行う際に、どのプリンタ3A、3Bをこれから選択する可能性が高いかを推定するために使用する。
印刷ジョブを作成した機器(クライアント端末1A、1B)の時刻は、ユーザがクライアント端末1A、1Bで作成した印刷ジョブをサーバ2に送信した時刻を示す。この時刻のデータ、並びに印刷ジョブを実際に出力した時刻のデータから印刷ジョブを作成してから印刷ジョブの出力を行うまでの時間が判明する。1〜数ページ程度の少部数印刷の場合、今すぐその印刷物がほしいという場合が多い。ユーザは印刷ジョブをサーバへ投げてすぐにプリンタへ向かう行動をすると考えられる。クライアント端末1A、1Bとプリンタ3A、3Bとの距離が一定の関係であるならば、印刷ジョブをサーバ2に送信してからユーザがプリンタ3A、3Bへ赴いて出力処理をするまでの時間には、一定の傾向がみられることが期待できる。即ち、印刷ジョブを作成した機器(クライアント端末1A、1B)の時刻は、ユーザが印刷ジョブをサーバ2へ送信してから、プリンタ3A、3Bで出力処理を実行するまでの時間を推定するために使用する。
印刷ジョブを実行した機器(プリンタ3A、3B)は、ユーザが印刷ジョブを実行したプリンタ3A、3Bの何れかを示す。通常は、印刷ジョブを作成したクライアント端末1A、1Bと最も近い場所にあるプリンタ3A、3Bが選択されることが多い。即ち、印刷ジョブを実行した機器(プリンタ3A、3B)は、印刷ジョブを作成したクライアント端末1A、1Bと印刷ジョブを実行したプリンタ3A、3Bとの組み合わせで、最も頻度高く利用されているプリンタ3A、3Bを特定し、次回の印刷ジョブを実行する際にどのプリンタ3A、3Bが選択される可能性が高いか推定するために使用する。
印刷ジョブを実行した機器(プリンタ3A、3B)の時刻は、ユーザが印刷ジョブをプリンタ3A、3Bで実行した時刻を示す。この時刻のデータ、並びに印刷ジョブを作成した機器(クライアント端末1A、1B)の時刻のデータから印刷ジョブを作成してから印刷ジョブの出力を行うまでの時間が判明する。1〜数ページ程度の少部数印刷であれば、今すぐその印刷物が欲しいという場合が多いので、ユーザは印刷ジョブをサーバ2へ投げてすぐにプリンタ3A、3Bへ向かう行動をすると考えられる。クライアント端末1A、1Bとプリンタ3A、3Bとの距離が一定の関係であるならば、印刷ジョブをサーバ2に送信してからユーザがプリンタ3A、3Bへ赴いて出力処理をするまでの時間には、一定の傾向がみられることが期待できる。即ち、印刷ジョブを実行した機器(プリンタ3A、3B)の時刻は、ユーザが印刷ジョブをサーバ2へ送信してから、プリンタ3A、3Bで出力処理を実行するまでの時間を推定するために使用する。
印刷機器の状態(プリンタ3A、3Bの稼動状況)は、プリンタ3A、3Bが常に使用可能とは限らないので、そうした場合にも対応させるプリンタ3A、3Bの選択や印刷処理時間を示すものである。例えばプリンタ3A、3Bについて、他のユーザが使用中だったり、用紙が切れていたり、トナーが切れていたり、故障していたりすれば、そのプリンタ3A、3Bをすぐに使用することができない。その場合にはユーザは代替となるマシンを選択するか、いつものプリンタ3A、3Bが使用可能になるまで待つことになる。そのような状況では、ユーザが選択するプリンタ3A、3Bや、印刷ジョブ作成から印刷ジョブ実行までの時間がいつもとは異なる結果となる可能性が高い。即ち、印刷機器の状態(プリンタ3A、3Bの稼動状況)は、プリンタ3A、3Bが通常状態ではないときのプリンタ3A、3Bの選択や印刷処理時間を、次の印刷ジョブを実行する際のプリンタ選択の推定や印刷処理時間の推定に影響を及ぼさないように省くために使用する。
図3は、印刷システムのプリンタ3A、3Bに対する画像形成指示の識別情報に関連付けられる関連情報を例示したデータ相関図である。図3では、プリンタ3A、3Bに対する画像形成指示の識別情報(ID)であるユーザIDに関連付けられた情報として、プリンタに関するエントリがあり、ここには過去に利用したことのあるプリンタに関する情報を格納するようにして、プリンタID、ランキング、印刷までの時間、PC(クライアント端末1A、1B)を関連付けたデータ相関の様子を示している。
プリンタIDは、印刷システムを構成するプリンタ3A、3Bに一意に割り振られた識別情報を示すものである。プリンタIDには、更に実際のプリンタ3A、3Bに関する情報として、プリンタ名やIPアドレス等のプリンタ情報、省電力モードから復帰するために必要とするウォームアップタイム(WUT)、現状のプリンタ3A、3Bがどのような状態になっているかを示すステータスが関連付けられている。
ランキングは、プリンタ3A、3Bの利用頻度を順序付けしたものである。最も頻度高く使用されるプリンタ3A、3Bを次でも選択される可能性が高いものとして扱う。印刷ジョブを投入する際に使用されたクライアント端末1A、1Bの情報と組み合わせれば、より高精度での推定が可能となる。
印刷までの時間は、プリンタ3A、3B毎に印刷ジョブをサーバ2へ投入してから実際にプリンタ3A、3Bで印刷処理を実行するまでの印刷処理時間を計測し、その印刷処理時間の平均値(平均時間)をサーバ2で格納する。この平均時間を利用して、次のジョブの印刷タイミングを推定する。
PC(クライアント端末1A、1B)は、印刷ジョブをサーバ2へ投入する際に使用したクライアント端末1A、1Bの何れかを示すものである。次の印刷ジョブの印刷に使用されるプリンタ3A、3Bを推定する補強情報とみなすことができる。
図4は、実施例に係る印刷システムのサーバ2におけるジョブ投入の監視処理動作を示したフローチャートである。図4を参照すれば、ジョブ投入の監視処理動作では、サーバ2側が常時印刷ジョブの投入を監視し、ジョブ投入であるか否かの判定(ステップS401)を行う。この判定の結果、ジョブ投入でなければ係る判定(ステップS401)の前に戻って判定を継続するが、ジョブ投入であれば、ジョブを投入したユーザIDを与えて時間推定処理の呼び出し(ステップS402)を行った後、係る判定(ステップS401)の前に戻って判定を継続する。ここでは、時間推定処理の終了を待っていると次の印刷ジョブ投入への対処が遅れてしまうため、時間処理推定処理の呼び出し(ステップS402)が済むと直ちにジョブ投入監視に戻る。
図5は、実施例に係る印刷システムのサーバ2における時間推定処理動作を示したフローチャートである。図5を参照すれば、時間推定処理動作では、サーバ2側の使用装置推定手段の機能により、ユーザIDに関連付けられた使用可能なプリンタ3A、3Bの履歴情報から最も頻度高く使用される可能性の高いプリンタ3A、3Bを推定するプリンタ推定(ステップS501)の処理を行う。通常は、ジョブ投入に使用されたクライアント端末1A、1Bの情報及び印刷設定の内容に基づいてそのクライアント端末1A、1Bで投入された印刷ジョブを印刷するために使用された最も頻度高い(ランキング1位)のプリンタ3A、3Bを選択する。例えば或るユーザIDがプリンタ3Aを最も頻度高く使用している場合、ステップS501ではプリンタ3Aが選択される。
次に、同じく関連付けられた印刷ジョブ投入から印刷ジョブの実行までのこれまでのユーザの印刷処理時間についての平均時間T1を取得(ステップS502)した後、プリンタ3A、3Bに関連付けられた情報として、そのプリンタ3A、3Bのウォームアップタイム(WUT)T2を取得(ステップS503)してから印刷ジョブ投入した現時刻T3を取得(ステップS504)する。この印刷ジョブ投入した現時刻T3については、後文で図8を参照して説明する印刷処理時間更新処理において使用されるものである。例えばステップS501で或るユーザIDとプリンタ3Aとが選択された場合、ステップS502ではそのユーザIDに関する印刷処理時間についての平均時間T1を取得し、ステップS503では少なくともプリンタ3AのウォームアップタイムT2を取得する。
引き続き、取得済みのウォームアップタイムT2と平均時間T1とを比較し、T1≦T2であるか否かの判定(ステップS505)を行う。この判定の結果、T1≦T2であれば、サーバ2側のウォームアップ指示手段の機能により、直ちにウォームアップ指示を含む印刷ジョブをプリンタ3A、3Bに送信するジョブ送信(ステップS506)を行ってから処理動作を終了するが、T1≦T2でなければ(T1>T2であれば)、節電の観点からなるべくプリンタ3A、3Bの稼働時間を短く抑えたいため、ユーザの履歴情報から印刷ジョブを実行する印刷時刻T4を推定(ステップS507)した後、印刷時刻T4からウォームアップタイムT2を減算したT4−T2まで待機(ステップS508)してから上述したウォームアップ指示を含む印刷ジョブをプリンタ3A、3Bに送信するジョブ送信(ステップS506)を行ってから処理動作を終了する。ここでは、推定した印刷時刻T4からウォームアップタイムT2分だけ減算することで、ウォームアップタイムT2のタイミングぎりぎりとなる時刻を逆算し、その時刻になるまで待機してからウォームアップ指示を含む印刷ジョブをプリンタ3A、3Bに送る。
因みに、この後はプリンタ3A、3Bにおいて、印刷ジョブに含まれるウォームアップ指示に従ってウォームアップが行われる。プリンタ3A、3Bには印刷ジョブが送られてくると省電力から復帰する機能が備えられているため、印刷ジョブが送られて来たら直ちに省電力から復帰してウォームアップ動作を開始する。これにより、ユーザがプリンタ3A、3Bの場所へ赴いた時点ではウォームアップ動作が丁度完了して、認証処理さえ済ませれば直ちに印刷可能な状態となる。但し、プリンタ3A、3Bの稼動状況により、何らかの異常を発生している場合や、既に先行して使用されている場合には、別のプリンタが選択される可能性が高いことや、既に使用されている状態であればウォームアップ済みであることが期待できるため、認証に先立って印刷ジョブを送信する必要性が薄れるため、こうした場合には印刷ジョブの送信を行わない。
尚、図5に示す時間推定処理動作では、印刷ジョブにウォームアップ指示が含まれるものとして説明したが、実用上では印刷ジョブの送信タイミングが遅れても使用頻度の高いプリンタ3A、3Bを対象として、それに先行してウォームアップが行われれば機能上において問題がないため、印刷ジョブの送信とは別途にサーバ2が識別情報に基づいて使用頻度の高いプリンタ3A、3Bへウォームアップの指示のみを送信してウォームアップを行わせるようにしても良い。こうした場合には、図5で説明した場合のように印刷ジョブの投入から印刷を行うまでの平均時間T1に基づいてぎりぎりのタイミングでウォームアップが行われるのではなく、直ちにウォームアップ指示を受信したプリンタ3A、3Bで直ちにウォームアップが行われることになるが、省エネルギーの観点からは図5で説明したようにぎりぎりのタイミングでウォームアップが行われる機能とした方が好ましい。
図6は、実施例に係る印刷システムのサーバ2における認証処理動作を示したフローチャートである。図6を参照すれば、認証処理動作では、プリンタ3A、3B側からのユーザの操作による認証処理要求が届くのを待ち、認証要求があるか否かの判定(ステップS601)を行う。この判定の結果、認証要求がなければ係る判定(ステップS601)の前に戻って判定を継続するが、認証要求があれば、ジョブ送付確認処理の呼び出し(ステップS602)を行った後、係る判定(ステップS601)の前に戻って判定を継続する。ここでは、ジョブ送付確認処理の完了を待っていると他のユーザからの認証要求に応えることができずに利便性を損なうため、ジョブ送付確認処理の呼び出し(ステップS602)が済むとその完了を待たずに直ちに次の認証要求待ちになる。
図7は、実施例に係る印刷システムのサーバ2におけるジョブ送付確認処理動作を示したフローチャートである。図7を参照すれば、ジョブ送付確認処理動作では、何れのプリンタ3A、3Bからの認証要求であったかを特定するプリンタ特定(ステップS701)の処理を行った後、ユーザIDの認証を行って認証OKであるか否かの判定(ステップS702)を行う。この判定の結果、認証OKでなければ(認証No Goodであれば)、認証NGをプリンタ3A、3Bに対して応答(ステップS703)してから動作処理を終了するが、認証OKであれば、プリンタ3A、3Bに対して認証OKを応答(ステップS704)してから印刷ジョブについてジョブ送付済みであるか否かの判定(ステップS705)を行う。この判定の結果、ジョブ送付済みであれば、その時点の実際の印刷実行時刻T4のみを取得(ステップS706)するが、ジョブ送付済みでなければ、速やかに印刷ジョブを送信(ステップS707)してからその時点の実際の印刷実行時刻T4を取得(ステップS706)する。この後は、印刷処理時間更新(ステップS708)の処理を呼び出し、更新が完了すると処理動作を終了する。
図8は、実施例に係る印刷システムのサーバ2における印刷処理時間更新の処理動作を示したフローチャートである。図8を参照すれば、印刷処理時間更新の処理動作では、それ以前の処理で印刷ジョブ投入した現時刻T3及び実際の印刷実行時刻T4が特定されているため、この二つの時刻に基づいて実際の印刷実行時刻T4から印刷ジョブ投入した現時刻T3を減算することで印刷ジョブの投入から印刷ジョブの実行までにかかる時間T5をT5=T4−T3なる関係で算出(ステップS801)した後、算出した時間T5を使って、ユーザ履歴の印刷処理時間を更新(ステップS802)して処理動作を終了する。ここでの更新は、これまでのユーザ履歴に対する重み(履歴数)との比で行われる。例えばユーザ履歴に10回分の印刷処理から得られた印刷処理時間の平均値が格納されている場合には、履歴時間を10/11した値に今回の時間を1/11した値を加算して得られた値を新たな印刷処理時間の平均値として格納する。
以上に説明した実施例に係るロケーションフリー機能の印刷システムでは、各クライアント端末1A、1Bからサーバ2へ印刷ジョブが投入された際、サーバ2が印刷ジョブに含まれる画像形成指示を特定可能な識別情報(ID)として、例えば各プリンタ3A、3Bの送付元を特定するための識別情報(ユーザの印刷処理の履歴情報)に応じて頻度高く使用されるプリンタ3A、3Bを推定すると共に、推定したプリンタ3A、3Bの印刷実行タイミング情報を示す印刷ジョブ投入から印刷実行までの平均時間を算出し、その平均時間に基づいて該当するプリンタ3A、3Bに対して認証手段による認証前にウォームアップの指示を行う。これにより、プリンタ3A、3Bの省エネルギーからの復帰指示、或いは省エネルギーへの移行遅延の指示が適確に実施され、無駄な電力消費を極力抑えつつプリンタ3A、3Bが省エネルギーモードから復帰するまでのユーザの待ち時間を有効に削減でき、節電とユーザの使い勝手とを従来に無く両立できるようになる。
ところで、上述した実施例に係る印刷システムにおける基本機能上の前提事項は、各クライアント端末1A、1Bにより、画像形成指示の送信を行う画像形成指示送信ステップと、サーバ2により、各クライアント端末1A、1Bから画像形成指示を受信する画像形成指示受信ステップと、各画像形成装置(各プリンタ3A、3B)により、サーバ2から画像形成指示を受信して画像形成を行う画像形成ステップと、各画像形成装置(各プリンタ3A、3B)により、画像形成の終了から所定の時間が経過すると消費エネルギーの小さい省エネルギー状態へ移行する省エネルギー移行ステップと、認証手段により、画像形成指示を特定可能な識別情報(ID)に基づいて画像形成指示の画像形成の認証を行う認証ステップと、を有する画像形成方法として換言することができる。
この場合の画像形成方法の技術的特徴は、画像形成指示受信ステップについて、(サーバ2の)使用装置推定手段により、識別情報に応じて各画像形成装置(各プリンタ3A、3B)のうちの頻度高く使用される装置を推定する使用装置推定ステップと、(サーバ2の)ウォームアップ指示手段により、認証ステップでの認証前に使用装置推定ステップで推定された装置に対して省エネルギー状態から画像形成が可能な状態へ遷移させる指示を行うウォームアップ指示ステップと、を有するものとなる。
尚、本発明の画像形成システム、印刷システム、画像形成システム用サーバ、画像形成方法は、実施例で説明した印刷システムにおける各部の構成数や諸機能を種々変更できるため、開示した形態に限定されない。
1A、1B クライアント端末
2 サーバ
3A、3B プリンタ
4 HDD
NW ネットワーク
特開2012−8711号公報

Claims (9)

  1. 画像形成指示の送信を行う複数のクライアント端末と、前記複数のクライアント端末から前記画像形成指示を受信するサーバと、前記サーバから前記画像形成指示を受信して画像形成を行うと共に、当該画像形成の終了から所定の時間が経過すると消費エネルギーの小さい省エネルギー状態へ移行する複数の画像形成装置と、を備え、
    前記画像形成指示を特定可能な識別情報に基づいて当該画像形成指示の画像形成の認証を行う認証手段を有する画像形成システムであって、
    前記サーバは、前記識別情報に応じて前記複数の画像形成装置のうちの頻度高く使用される装置を推定する使用装置推定手段と、前記認証手段による前記認証前に前記使用装置推定手段で推定された前記装置に対して前記省エネルギー状態から前記画像形成が可能な状態へ遷移させる指示を行うウォームアップ指示手段と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1記載の画像形成システムにおいて、前記複数のクライアント端末では、前記画像形成指示を含む印刷ジョブを設定し、前記サーバでは、前記識別情報に基づいて前記印刷ジョブを認証し、前記複数の画像形成装置を前記印刷ジョブの受信時に前記画像形成を含む印刷を行うと共に、当該印刷の終了から所定の時間が経過すると前記省エネルギー状態へ移行する複数のプリンタとしたことを特徴とする印刷システム。
  3. 請求項2記載の印刷システムにおいて、前記サーバの前記ウォームアップ指示手段は、前記使用装置推定手段で推定した前記装置の印刷実行タイミング情報を示すと共に、過去の前記複数のプリンタに対する前記印刷ジョブの投入から前記印刷を行うまでの平均時間に基づいて前記ウォームアップ指示を行うことを特徴とする印刷システム。
  4. 請求項2又は3記載の印刷システムにおいて、前記サーバの前記使用装置推定手段は、前記識別情報として、前記印刷ジョブを処理する際に副産物として生成される副産情報を利用して前記プリンタの推定を行うことを特徴とする印刷システム。
  5. 請求項4記載の印刷システムにおいて、前記副産情報には、ユーザID、印刷の種類、前記印刷ジョブを作成した前記クライアント端末の機器名、前記印刷ジョブを作成した前記クライアント端末での時刻、前記印刷ジョブを実行した前記プリンタの機器名、前記印刷ジョブを実行した前記プリンタでの時刻、前記プリンタの稼動状況に関する情報が含まれることを特徴とする印刷システム。
  6. 請求項5記載の印刷システムにおいて、前記サーバは、前記ユーザIDと関連付けて前記プリンタの過去に使用した履歴情報を保存することを特徴とする印刷システム。
  7. 請求項6記載の印刷システムにおいて、前記履歴情報には、前記プリンタを特定するID、前記プリンタの使用回数におけるランキング、前記プリンタの印刷処理を実行するに要した時間、前記印刷ジョブを作成した前記クライアント端末の機器名に関する情報が含まれることを特徴とする印刷システム。
  8. 画像形成指示を特定可能な識別情報に基づいて当該画像形成指示の画像形成の認証を行う認証手段を有する画像形成システムに適用され、当該画像形成指示を受信して画像形成を行うと共に、当該画像形成の終了から所定の時間が経過すると消費エネルギーの小さい省エネルギー状態へ移行する複数の画像形成装置に対して、複数のクライアント端末から送信された当該画像形成指示の受信時に当該画像形成指示を送信して当該複数の画像形成装置での当該画像形成に供する画像形成システム用サーバであって、
    前記識別情報に応じて前記複数の画像形成装置のうちの頻度高く使用される装置を推定する使用装置推定手段と、前記認証手段による前記認証前に前記使用装置推定手段で推定された前記装置に対して前記省エネルギー状態から前記画像形成が可能な状態へ遷移させる指示を行うウォームアップ指示手段と、を備えたことを特徴とする画像形成システム用サーバ。
  9. 複数のクライアント端末により、画像形成指示の送信を行う画像形成指示送信ステップと、サーバにより、前記複数のクライアント端末から前記画像形成指示を受信する画像形成指示受信ステップと、複数の画像形成装置により、前記サーバから前記画像形成指示を受信して画像形成を行う画像形成ステップと、前記複数の画像形成装置により、前記画像形成の終了から所定の時間が経過すると消費エネルギーの小さい省エネルギー状態へ移行する省エネルギー移行ステップと、認証手段により、前記画像形成指示を特定可能な識別情報に基づいて当該画像形成指示の前記画像形成の認証を行う認証ステップと、を有する画像形成方法であって、
    前記画像形成指示受信ステップは、使用装置推定手段により、前記識別情報に応じて前記複数の画像形成装置のうちの頻度高く使用される装置を推定する使用装置推定ステップと、ウォームアップ指示手段により、前記認証ステップでの前記認証前に前記使用装置推定ステップで推定された前記装置に対して前記省エネルギー状態から前記画像形成が可能な状態へ遷移させる指示を行うウォームアップ指示ステップと、を有することを特徴とする画像形成方法。
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