JP2015140608A - パネルとパネル連結構造 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載された耐火屋根用パネルは次のような構成になっている。まず、アルミニウム製の一対の表面板があり、この一対の表面板の端部間にはアルミニウム製の枠材が介挿されている。また、上記一対の表面板と枠材とで形成される空間内にはコア材が介挿されている。
また、その連結構造は次のようになっている。まず、隣接する耐火屋根用パネル間であって一方の側には連結部材が介挿されていて、この連結部材の両端は上記枠材に係合されている。また、上記隣接する耐火屋根用パネル間であって他方の側には耐火シール材が充填されている。これら連結部材と耐火シール材とによって、隣接する耐火屋根用パネルを連結するようにしている。
又、特許文献2に記載された耐火屋根用のパネルとパネル連結構造も略同様の構成になっている。
又、上記耐火屋根用パネル同士を連結させて耐火屋根構造が構成されている。上記耐火屋根用パネル同士の連結構造は次のような構成となっている。上記耐火屋根用パネルの枠材には、嵌合溝が形成されており、この嵌合溝にはシール部材が嵌合されている。上記耐火屋根用パネル同士は、このシール部材同士が当接するように連結されている。又、上記耐火屋根用パネル同士の間には、セラミックファイバ、バックアップ材も介挿されている。又、上記耐火屋根用のパネル同士の間であって表面側にはコーキング材が充填されている。
又、上記耐火パネル同士を連結する場合の連結構造は次のようになっている。上記耐火パネルのアルミ製のフレーム材からは外側に向けて連結突条が突出・形成されており、この連結突条の先端側には耐火パネル側に向けて屈曲された鈎形部が形成されている。隣接した耐火パネル同士においては、一方の耐火パネルの鈎型部は他方の耐火パネルのアルミ製のフレーム材に当接されているとともに、他方の耐火パネルの鈎型部は一方の耐火パネルのアルミ製のフレーム材に当接されている。
そして、上記一方の耐火パネルの鈎型部と他方の耐火パネルの鈎型部との間にキープレートが介挿されており、このキープレートによって耐火パネル同士が連結・固定されている。又、上記耐火パネル同士の間の内部には、狭長耐火板が介挿されており、表面側にはコーキング材が充填されている。
まず、特許文献1乃至特許文献4の何れに開示されている耐火パネルも、パネル自体の耐火・耐熱性能が決して十分であるとはいえず、又、遮音性能の点でも問題があった。
又、特許文献1乃至特許文献3に記載された耐火屋根用パネルの連結部においては、表裏それぞれの表面板がアルミニウム製の枠材を介して連続した構成になっている。そのため、表裏何れか一方の側において火炎が発生すると、その熱が何れか一方の側の表面板、枠材を介して、何れか他方の側の表面板に伝達されてしまうという問題があった。
又、火炎によって、何れか一方の側の表面板が溶融してしまった場合には、火炎が何れか他方の側に侵入してしまうことになり、耐火機能が大きく損なわれてしまうという問題があった。
尚、本件特許出願人は、このような課題を解決するものとして、特許出願を行っており(特願2012−244098、未公開)、本願は、これをさらに改良せんとするものである。
又、請求項2に記載されたパネルは、請求項1記載のパネルにおいて、上記表側耐火ボードと裏側耐火ボードの間には中央耐火ボードが設置されていて、上記充填体は上記表側耐火ボードと上記中央耐火ボードの間、上記裏側耐火ボードと上記中央耐火ボードの間に充填されていることを特徴とするものである。
又、請求項3に記載されたパネルは、請求項1又は請求項2記載のパネルにおいて、上記枠体は表側枠体と裏側枠体に分離されていて相互に離間・配置されていることを特徴とするものである。
又、請求項4に記載されたパネルは、請求項1〜請求項3の何れかに記載のパネルにおいて、上記表側枠体と裏側枠体の間には耐火・耐熱性能を備えた厚み調整体が介挿されていて、この厚み調整体により上記表側枠体と裏側枠体とを離間・配置させるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項5によるパネルは、請求項4記載のパネルにおいて、上記厚み調整体の厚みを調整することにより上記パネルの厚みを調整可能に構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項6によるパネルは、請求項1〜請求項5の何れかに記載のパネルを隣接・配置させ、上記パネル間に耐火・耐熱性能を備えた連結用構造部を介挿させ、この連結用構造部を介して上記隣接・配置されたパネル同士を連結するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2に記載されたパネルによると、請求項1記載のパネルにおいて、上記表側耐火ボードと裏側耐火ボードの間には中央耐火ボードが設置されていて、上記充填体は上記表側耐火ボードと上記中央耐火ボードの間、上記裏側耐火ボードと上記中央耐火ボードの間に充填されている構成になっているので、中央耐火ボードが追加された分さらに耐火性能、耐熱性能を向上させることができるとともに遮音性を高めることができる。
又、請求項3に記載されたパネルによると、請求項1又は請求項2記載のパネルにおいて、上記枠体は表側枠体と裏側枠体に分離されていて相互に離間・配置されている構成になっているので、連結構造部を介しての表裏相互間の火炎の浸入、熱の伝達を防止することができる。
又、請求項4に記載されたパネルによると、請求項1〜請求項3の何れかに記載のパネルにおいて、上記表側枠体と裏側枠体の間には耐火・耐熱性能を備えた厚み調整体が介挿されていて、この厚み調整体により上記表側枠体と裏側枠体とを離間・配置させるように構成されているので、上記パネルの一方側から他方側への熱の伝達をより効果的に抑制できる。
又、請求項5によるパネルによると、請求項4記載のパネルにおいて、上記厚み調整体の厚みを調整することにより上記パネルの厚みを調整可能に構成されているので、様々な厚みのパネルに対して容易に対応することができる。
又、請求項6によるパネル連結構造によると、請求項1〜請求項5の何れかに記載のパネルを隣接・配置させ、上記パネル間に耐火・耐熱性能を備えた連結用構造部を介挿させ、この連結用構造部を介して上記隣接・配置されたパネル同士を連結するように構成したので、上記パネル間の連結構造部において、上記パネルの一方側から他方側への熱の伝達を抑制でき、上記パネル連結構造が溶融・破壊されてしまうことを防止できる。
以下、順次詳細に説明する。
因みに、この実施の形態の場合には、図2に示すように、異なる大きさの2枚の側面用パネル21、21を既に述べた正面開閉扉6を挟んで連結した構成になっている。
尚、この第1の実施の形態では、図4(b)に示すように、室内側を裏側、室外側を表側として説明する。
上記表側化粧板23と表側耐火ボード29は接着剤により接着・固定されており、上記裏側化粧板25と裏側耐火ボード31も接着剤により接着・固定されている。そして、表側耐火ボード29と裏側耐火ボード31も上記ウレタン33に対して接着剤により接着・固定されている。
又、上記表側耐火ボード29、裏側耐火ボード31、耐火ボード34、3、36は遮音性能も備えている。
尚、第1の実施の形態ではケイ酸カルシウム板を使用している。
又、上記側部表側枠材35は固定ネジ38により上記耐火ボード36に固定されていて、上記側部裏側枠材37も固定ネジ38により上記耐火ボード36に固定されている。
尚、図5に示すように、上記耐火ボード34、34は固定ネジ42によって上記耐火ボード36に固定されている。
又、上記側部裏側枠材37は、図14に示すような端面形状をなしており、枠材本体37aが設けられていて、この枠材本体37aの端には、溝37cが形成されているとともに溝37d、溝37eが形成されている。この内、溝37eには既に説明した裏側化粧板25(図14中仮想線で示す)の端が係合されている。
又、上記下端枠材40は、図17に示すような端面形状をなしており、枠材本体40aが設けられていて、この枠材本体40aはその横断面形状が略U字形状をなしていて、貫通孔40cが設けられているとともに、溝40d、40dが設けられている。又、上記下端枠材40も複数本の固定ネジ38によって上記耐火ボード36に固定されている。
尚、図7に示すように、上記枠材49には水切り板50が取り付けられている。すなわち、上記T溝49b内にTナット52を内装し、そこに固定ネジ54を螺合することにより、上記水切り板50が取り付けられている。この水切り板50は天井13の全周にわたって取り付けられている。
まず、図5を参照して、正面壁5の側面用パネル21と右側面壁11の側面用パネル21との連結構造(角部の連結構造)から説明する。まず、角部にアルミニウム製の角部外側枠材71が設置されている。この角部外側枠材71は、図20に示すような端面形状をなしており、略L字形状をなし中空状の枠材本体71aと、この枠材本体71aのL字の両端にそれぞれ設けられた溝71c、溝71dとから構成されている。
まず、角部外側枠材71と正面壁5の側面用パネル21の連結構造をみてみると、角部外側枠材71側の溝71dにはガスケット81が設置されているとともに、側面用パネル21の側部表側枠材35の溝35dにもガスケット81が設置されている。又、これら両ガスケット81、81を覆うように、アルミニウム製の塞ぎ部材85が設置されている。
又、上記角部内側枠材73の一方の係合部73cが側面用パネル21の側部裏側枠材37の溝37cに係合している。
尚、上記連結部外側耐火ボード91、連結部中央耐火ボード93、連結部内側耐火ボード95としては、既に説明した表側耐火ボード29、裏側耐火ボード31、耐火ボード34、3、36の場合と同様に、例えば、ケイ酸カルシウム板の使用が考えられる。又、ケイ酸カルシウムの結晶であるゾノトライト、合成樹脂、ガラス繊維等を混合して成形したもので、耐火・耐熱性能を備えたものも考えられ、そのようなものとして、例えば、ゾノトライトを主成分とし合成樹脂やガラス繊維を混合して成形したエースライト(登録商標)がある。
尚、本実施の形態ではケイ酸カルシウム板を使用している。
尚、正面壁5と左側面壁13との角部、背面壁7と左側面壁9との角部、背面壁7と右側面壁11との角部、についても、上記と同様の連結構造をなしている。
又、この場合には、連結部において、上記連結部外側耐火ボード91、連結部内側耐火ボード95のみを使用し、連結部中央耐火ボード93、スポンジ97は使用しない。
尚、正面壁5、背面壁7、左側面壁9における側面用パネル21、21同士の連結構造も同様の連結構造になっている。
尚、正面壁5、背面壁7、右側面壁11の側面用パネル21と天井13の一枚天井用パネル41との連結構造も同様の連結構造になっている。
尚、上記固定ボルト111、111は二列で配置されていて各列複数設置されている。
又、左側面壁9の側面用パネル21と床15の一枚の床用パネル51との間にはゴム製のパッキン114が介挿されていて、室内の液密、気密を保持するようにしている。このパッキン114には複数(この実施の形態の場合には3個)の舌状部114aが突設されている。上記パッキン114は上記床15の一枚の床用パネル51の全周にわたって亘って設置されている。
尚、正面壁5、背面壁7、右側面壁11の側面用パネル21と床15の一枚の床用パネル51との連結構造も同様の連結構造になっている。
まず、天井13の一枚の天井用パネル41の直下には上端枠材131、131が設置されている。この上端枠材131は、枠材本体131aと、T溝131bと、その他の溝131c、131cとから構成されている。これら上端枠材131、131との間には耐火ボード133が設置されていて、上記上端枠材131、131は、この耐火ボード133に固定ネジ135、135によって固定されている。
尚、この上端枠材131は、既に説明した上端枠材39と近似した端面形状になっているが、細部においてその形状が異なっている。
又、上記上端枠材131、131の下方には別の枠材137が設置されていて、この枠材137は窓枠状に設けられていて、その内側にはガラス139が取り付けられている。このガラス139は、いわゆる「嵌め殺し」の状態で設置されていて、このガラス139の下方に、既に説明した正面開閉扉6が開閉自在に設置されている。
まず、側面用パネル21自体の作用から説明する。側面用パネル21は、アルミニウム製の表側化粧板23、裏側化粧板25の内側に、表側耐火ボード29、裏側耐火ボード31、耐火ボード34、34、36をそれぞれ設置し、それら表側耐火ボード29、裏側耐火ボード31、耐火ボード34、34、36の内側に充填体としてのウレタン33を充填した構成になっていて、耐火・耐熱性能が大幅に向上されているので、仮に、内側で火災が発生しても外部に延焼するようなことはない。
特に、アルミニウム製の表側化粧板23と裏側化粧板25は別個独立して設けられており、又、側部表側枠材35と側部裏側枠材37もそれぞれ別個独立なものとして離間・配置されており、表側と裏側の上端枠材39、39もそれぞれ別個独立なものとして離間・配置されており、表側と裏側の下端枠材40、40もそれぞれ別個独立なものとして離間・配置されているので、仮に、裏側化粧板25が溶融してもその影響が表側化粧板23に伝わることはない。
又、アルミニウム製の表側化粧板23、裏側化粧板25の内側に、表側耐火ボード29、裏側耐火ボード31、耐火ボード34、34、36をそれぞれ設置しているので、高い耐火・耐熱性能を得ることができる。
又、アルミニウム製の表側化粧板23、裏側化粧板25の内側に、表側耐火ボード29、裏側耐火ボード31、耐火ボード34、34、36をそれぞれ設置しているので、遮音性能も向上している。
例えば、側面用パネル21の内側において、火災などにより火炎が発生した場合を想定する。このような場合、上記火炎による熱が、アルミニウム製である角部内側枠材73、側面用パネル21の側部裏側枠材37、37には伝達されるが、角部外側枠材71、覆い部材85、側面用パネル21の側部表側枠材35、35側には伝達されない。これは、角部外側枠材71、覆い部材85は角部内側枠材73に対して別個独立したものとして離間・配置されており、又、側部表側枠材35も側部裏側枠材37に対して別個独立なものとして離間・配置されていて、その間には、耐火・耐熱性能を備えた連結部外側耐火ボード91、連結部中央耐火ボード93、連結部内側耐火ボード95が設けられているからである。
これらの作用は、正面壁5、背面壁7、左側面壁9、右側面壁11からなる全ての角部において同じである。
例えば、側面用パネル21、21同士の連結部の裏側において、火災等により火炎が発生した場合を想定する。このような場合、上記火炎による熱が、アルミニウム製である覆い部材91、側面用パネル21の側部裏側枠材37、37、裏側の上端枠材39、裏側の下端枠材40には伝達されるが、覆い部材85、側面用パネル21の側部表側枠材35、35、表側の上端枠材39、表側の下端枠材40側には伝達されない。すなわち、覆い部材85は覆い部材91に対して別個独立したものとして離間・配置されており、同様に、側部表側枠材35も側部裏側枠材37に対して別個独立したものとして離間・配置されており、表側と裏側の上端枠材39、39もそれぞれ別個独立なものとして離間・配置されており、表側と裏側の下端枠材40、40もそれぞれ別個独立なものとして離間・配置されており、その間には、耐火・耐熱性能を備えた連結部外側耐火ボード91、連結部内側耐火ボード95が設けられているからである。
まず、側面用パネル21は、アルミニウム製の表側化粧板23、裏側化粧板25の内側に、表側耐火ボード29、裏側耐火ボード31、耐火ボード34、34、36をそれぞれ設置し、その内側に充填材としてのウレタン33を充填した構成をなしているので、耐火・耐熱性能を大幅に向上させることができる。
又、アルミニウム製の表側化粧板23、裏側化粧板25の内側に、表側耐火ボード29、裏側耐火ボード31、耐火ボード34、34、36をそれぞれ設置することにより、遮音性の向上を図ることができる。
又、側面用パネル21の構造をみると、側部表側枠材35と側部裏側枠材37とが別個独立なものとして離間・配置されていて、同様に、表側と裏側の上端枠材39、39も別個独立なものとして離間・配置されていて、表側と裏側の下端枠材40、40も別個独立なものとして離間・配置されていて、それらの間に表側耐火ボード29、裏側耐火ボード31、耐火ボード34、34、36、ウレタン33が介挿されているので、表裏何れか一方から他方への熱の伝達を抑制することができ、火災の延焼を防止することができる。
又、側面用パネル21、21同士の連結部(角部の連結部と平坦部の連結部)においても、表裏何れか一方から他方への熱の伝達を抑制することができ火災の延焼を防止することができる。
又、厚み調整体、すなわち、耐火ボード34、34、36の厚みを適宜変更することにより、側面用パネル21の厚みを変更することができる。
又、側面用パネル21の厚みの変更に伴い、連結部においてもその厚みを調整する必要があるが、角部にあっては、連結部外側耐火ボード91、連結部中央耐火ボード93、連結部内側耐火ボード95の厚みを適宜調整することにより、平坦部にあっては、連結部外側耐火ボード91、連結部内側耐火ボード95の厚みを適宜調整することにより、容易に対応することができる。
尚、その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同じであり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
例えば、前記第1、第2の実施の形態においては、組立式ハウスの構築にパネルを適用した例を挙げて説明したが、それに限定されるものではなく、様々な建築物の構築に適用可能である。
又、耐火ボード、充填材の材質としては、前記一実施の形態のものに限定されるものではなく、様々な材質の適用が可能であり、所望の耐火・耐熱性能、遮音性能を備えたものであればよい。
又、パネルの連結部の構造についても図示したものに限定されない。
23 表側化粧板
25 裏側化粧板
29 表側耐火ボード
31 裏側耐火ボード
33 ウレタン(充填体)
34 耐火ボート(厚み調整体の一部)
35 側部表側枠材(枠体の一部)
36 耐火ボード(厚み調整体の一部)
37 側部裏側枠材(枠体の一部)
39 上端枠材(枠体の一部)
40 下端枠材(枠体の一部)
71 角部外側枠材(連結用構造部の一部)
73 角部内側枠材(連結用構造部の一部)
91 連結部外側耐火ボード(連結用構造部の一部)
93 連結部中央耐火ボード(連結用構造部の一部)
95 連結部内側耐火ボード(連結用構造部の一部)
97 スポンジ(連結用構造部の一部)
201 中央耐火ボード
Claims (6)
- アルミニウム製の枠体と、上記枠体の表側に設置されたアルミニウム製の表側化粧板と、上記枠体の裏側に設置されたアルミニウム製の裏側化粧板と、上記表側化粧板の内側に設置された表側耐火ボードと、上記裏側化粧板の内側に設置された裏側耐火ボードと、上記表側耐火ボードと裏側耐火ボードの間に設置され耐火・耐熱性能を備えた充填体と、を具備したことを特徴とするパネル。
- 請求項1記載のパネルにおいて、
上記表側耐火ボードと裏側耐火ボードの間には中央耐火ボードが設置されていて、上記充填体は上記表側耐火ボードと上記中央耐火ボードの間、上記裏側耐火ボードと上記中央耐火ボードの間に充填されていることを特徴とするパネル。 - 請求項1又は請求項2記載のパネルにおいて、
上記枠体は表側枠体と裏側枠体に分離されていて相互に離間・配置されていることを特徴とするパネル。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載のパネルにおいて、
上記表側枠体と裏側枠体の間には耐火・耐熱性能を備えた厚み調整体が介挿されていて、この厚み調整体により上記表側枠体と裏側枠体とを離間・配置させるように構成されていることを特徴とするパネル。 - 請求項4記載のパネルにおいて、
上記厚み調整体の厚みを調整することにより上記パネルの厚みを調整可能に構成されていることを特徴とするパネル。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載のパネルを隣接・配置させ、
上記パネル間に耐火・耐熱性能を備えた連結用構造部を介挿させ、
この連結用構造部を介して上記隣接・配置されたパネル同士を連結するようにしたことを特徴とするパネル連結構造。
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