JP2015140014A - チェーンソー - Google Patents

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博幸 齋藤
Hiroyuki Saito
博幸 齋藤
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Abstract

【課題】簡単な構成にて確実に流量調整ができる信頼性の高いオイル供給装置を備えるチェーンソーを提供する。【解決手段】ガイドバー10に沿ってソーチェーン11を回転させ、オイル供給装置を有するチェーンソー1において、オイル供給装置は、オイルタンク31と、オイルタンク31からオイルを吸引するオイルポンプ50と、オイルポンプ50のピストン43を駆動するカム機構(41、42)により構成される。オイルポンプ50のシリンダ本体部の外周にネジ螺合させたダイヤル38を設け、ダイヤル38を回すことによってシリンダの本体側をカムフォロア42に接続されるピストン43に対して、長手方向にスライド可能とした。このスライドによってよってオイルの流量を調整することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、ソーチェーンにオイルを供給するオイル供給装置を備えるチェーンソーに関する。
樹木や枝等を切断する携帯型動力作業機としてエンジン駆動又は電気モータ駆動のチェーンソーが広く用いられている。チェーンソーでは、特許文献1にて知られているように動力源を収容するハウジングに作業部としてのソーチェーンとガイドバーとからなるソーチェーンセットが取り付けられる。ソーチェーンはガイドバーの外周案内面を摺動せしめられるので、回転するソーチェーンの焼き付きを防止するために、ガイドバー及びソーチェーンの摺接面にオイル(潤滑油)を供給するオイル供給装置を備える。オイル供給装置は動力源による回転力又は電力を用いて駆動されるオイルポンプ(給油ポンプ)を用いて実現される。オイルポンプは、ハウジングに設けられているオイルタンクからオイルを吸い込んで所要の場所(作業部)に吐出して供給する。供給されるオイルの量は、適正に調整されることが望ましく、そのために何らかのオイルの吐出量や流量の調整機構を有する。
図9は従来のオイルの流量調整機構の一例を説明するための図であって、(1)はオイルの流量を最大に設定した状態を示し、(2)はオイルの流量を最小近くにまで絞った状態を示す。ここで示す従来例においてはオイルタンクからオイルポンプへ接続するのに用いられる給油用の弾性チューブ133の流路、又は、オイルポンプからガイドバー及びソーチェーンの摺接面に至る流路のいずれかを絞ることにより流路断面積を増減させることによりオイルの流量を調整する。この流路断面積を増減させるために、給油用の弾性チューブ133の一部に、垂直方向に押さえ部材142の押さえ用のピン部142bを当接させ、ピン部142bを矢印の方向に昇降させることで、オイルが流れる弾性チューブ133をピン部142bとチューブ案内面135との間で押しつぶして流路断面積を絞ることにより流量調整を行う。押さえ部材142にはフランジ付ボルト141のネジ部(雄ねじ)に対応するネジ部(雌ねじ)を有し、内側がナット143によってギヤケース105側に保持される。フランジ付ボルト141のマイナスネジ頭が形成されている端部をドライバーによって回転させる事により、押さえ部材142がフランジ付ボルト141に対して相対的に軸方向に移動する。ここで、押さえ部材142はギヤケース105及び左サイドカバー113の取付部分によってフランジ付ボルト141の回転方向に回らないように保持させるため、フランジ付ボルト141を回転させるとネジ溝にそってピン部142bが矢印の方向のいずれかに移動する。
特開2013−163326号公報
図9にて示した従来の流量調整機構によると、図示しないオイルポンプにより、常にオイルを吸引又は送出し続けるため、フランジ付ボルト141を回すことにより押さえ部材142による弾性チューブ133の潰し量をかなり潰さないとオイルの流量減少が起きてこないことがあった。また、部品の取り付け状況や部品寸法のばらつき等により、オイルの最大流量にもばらつきがあり、オイル抽出量の多い製品や少ない製品ができてしまう可能性があった。例えば、図9(1)のように押さえ部材142が図中で最上端にあるが、(2)のように押さえ部材142が最下端に位置するように押さえ部材142を移動させるには、フランジ付ボルトを数回転させなければならないが、その回転を半分以上回転させてから初めてオイルの流量減少が起きるという現象が見られた。これはオイル量を絞ったつもりなのに実際には流量減少がなされていないという現象が発生する恐れがある。このように、図9に示した従来の流量調整機構は簡単な構成ではあるが、ポンプ側で吐出量を調整するのでは無く、吸入口以前又は吐出口以後の流路面積(断面積)を変更することによって流体量を調整していたため、流量調整の確実性や信頼性の面から更なる改良の余地があった。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的はソーチェーンの潤滑用のオイルの流量調整を精度良く行うことができ、信頼性の高いオイル供給装置を備えたチェーンソーを提供することにある。
本発明の他の目的は、ドライバー等の調整工具を用いることなく容易かつ確実にソーチェーンの潤滑用のオイルの流量調整を行うことができるチェーンソーを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ソーチェーンの潤滑用のオイル供給の設定レベルを外部から視認できるようにした使い勝手の良いチェーンソーを提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、ハウジングと、ハウジング内に収納された動力源と、ガイドバーに案内されながら動力源によって回転駆動されるソーチェーンと、オイルタンクと、オイルタンクからオイルをソーチェーンに供給するオイル供給装置を有するチェーンソーにおいて、オイル供給装置はオイルを吸引して送出するオイルポンプを有し、オイルポンプは、オイルを吸入するための吸入口と吸入したオイルを吐き出すための吐出口を有するシリンダ部と、シリンダ部内で往復移動することによりオイルの吸入及び吐き出しを行うピストンと、シリンダ部内に形成され吐出口近傍にオイルの逆流を防止する逆止弁を有し、シリンダ部の固定位置をピストンの摺動方向に移動させる流量調整手段を設け、流量調整手段はピストンに対するシリンダ部の位置を変更することによって吐出口から吐出されるオイルの流量を調整するように構成した。このように流量の調整を、オイルポンプのシリンダ部とピストンとの間隔(相対距離)の調整によって行うようにしたので、流量調整が確実で信頼性が高く、また、流量の微調整を可能としたオイル供給装置を備えるチェーンソーを実現できた。
本発明の他の特徴によれば、流量調整機構はピストンの摺動方向にシリンダ部をスライドされる可動手段を有し、可動手段はハウジングに対する軸方向の動きが規制され、可動手段が操作されることによってシリンダ部の固定位置を変更できるので、オイルポンプにおけるピストンの有効移動量を容易に変更でき、それによってオイルポンプの吐出量を直接変更することができる。また、可動手段はハウジングの外部にその一部又は全部が露出する回転ダイヤルであって、回転ダイヤルに形成されたネジ部がシリンダ部に形成されたネジ部と螺合させるので、作業者はハウジングの外部に露出するダイヤルを回転させるだけで容易に流量を調整することができる。さらに、回転ダイヤルに、その回転位置がわかるようにインジケータを設けたので、作業者は絶対的な流量設定値を容易に認識することができる。この際、回転ダイヤルの回転角度と吐出口からのオイルの吐出量が比例する関係になるようにオイルポンプの吐出特性と設定すれば、作業者による操作量(ダイヤルの回転角)と流量の変化が比例する関係となるので、作業者にとってたいへん使いやすいオイル供給装置を実現できる。
本発明のさらに他の特徴によれば、シリンダ部の移動範囲を制限するストッパ、又は、回転ダイヤルの回転範囲を制限するストッパを設けたので、オイルポンプのシリンダ部とピストンを最適な相対位置範囲で使用することができ、オイルポンプの性能を十分引出すことができる。また、ピストンを往復移動させるためのカム機構を設け、ピストンは水平方向に対してわずかな仰角を有する方向に摺動し、シリンダ部の吐出口が吸入口よりも上方に位置するので、オイルポンプ停止時に重力の影響によるオイル漏れを効果的に抑止できる。
本発明のさらに他の特徴によれば、ハウジングと、ハウジング内に収納されたモータと、ガイドバーに案内されながらモータによって回転駆動されるソーチェーンと、オイルタンクと、オイルタンクからオイルをソーチェーンに供給するオイル供給装置を有するチェーンソーにおいて、オイル供給装置はオイルを吸引して送出するオイルポンプを有し、オイルポンプの吐出量を調整する回転ダイヤルを設け、回転ダイヤルの一部または全部がハウジングの外部に露出するように配置し、回転ダイヤルにはオイル供給量を示すインジケータを設けたので、作業者は回転ダイヤルを指で操作するだけで容易にオイルポンプの吐出量を調整することができる。また、回転ダイヤルの回転軸の軸線は、モータの回転軸と仰角を有するように配置されたので、ハウジング内の狭い空間内においてオイルポンプを効率よく実装でき、チェーンソー本体の全長が長くなることを効果的に防止できる。
本発明によれば、オイル供給装置を備えたチェーンソーにおいて、オイル供給流量を簡単な機構で、かつ高い信頼度で確実に調整可能にできた。
本発明の実施例に係るチェーンソー1の右側側面図である。 本発明の実施例に係るチェーンソー1の左側側面図である。 本発明の実施例に係るチェーンソー1の上面図であり、一部を図1のA−A部の横断面で示す図である。 本発明の実施例に係るチェーンソー1のオイルを供給する開口39a付近の部分側面図である。 本発明の実施例に係るチェーンソー1のオイルポンプ50付近の構造を示す部分断面図である。 図5のB−B部の断面図である。 本実施例のオイルポンプの詳細構造を示す断面図であって、流量を最大に設定した状態を示す図である。 本実施例のオイルポンプの詳細構造を示す断面図であって、流量を最小に設定した状態を示す図である。 従来のチェーンソーにおける流量調整機構の一例を説明するための図であって、(1)はオイルの流量を最大に設定した状態の要部断面図であり、(2)はオイルの流量を最小近くにまで絞った状態の要部断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後左右、上下の方向は図中に示す方向であるとして説明する。
図1は本発明の実施例に係るチェーンソー1の右側側面図である。チェーンソー1は、電源コード27によって供給される商用電源(例えばAC100V50Hz)を用いて後述する電気モータによってガイドバー10に巻き付けられたソーチェーン11を回転させる。チェーンソー1の主要構成要素は、樹脂製の本体ハウジング2とギヤケース5と右サイドカバー14と左サイドカバー13(後述)からなるハウジングの内部に収容される。本体ハウジング2の前方側は円筒状であってモータを収容するための胴体部2aが形成され、後方側には作業者が把持するためのハンドル部2bが設けられる。ハンドル部2bは作業者が右手で把持するためのハンドルであり、サブハンドル16は作業者が左手で把持するためのハンドルである。サブハンドル16の前方側には、ハンドガード17が設けられる。ハンドガード17は、作業者の手に、枝や切断物などがあたらないように保護する役割をする。さらに、本体ハウジング2の前方側が跳ね上がった際には、ハンドガード17が作業者の手にあたって前方に傾くことによりソーチェーン11の回転を停めるブレーキ(図示せず)を作用させることができる。ハンドル部2bの下方にはモータ3を起動させてソーチェーン11を回転させるためのスイッチ4が設けられる。ハウジングの上方から左側側方には、サブハンドル16が設けられる。ガイドバー10はハウジングの右側に位置するように設けられ、ハウジングから前方側に延在する。ガイドバー10は、後述するギヤケース5と右サイドカバー14に挟まれるように位置し、右サイドカバー14に装着されているガイドバー固定用のダイヤル12を回すことによって、ガイドバー10がギヤケース5と右サイドカバー14に挟み込まれて固定される。
図2は本発明の実施例に係るチェーンソー1の左側面図である。本体ハウジング2の内部には、ソーチェーン11が回転する際のガイドバー10との摩擦を軽減するためのオイル(潤滑油)を貯蔵するオイルタンク31が設けられ、オイルタンク31への給油口はキャップ32にて密封される。オイルタンク31はハウジングの内部であって左サイドカバー13の内側の空間内に配置された透明又は半透明の樹脂製の容器であり、その一部が左サイドカバー13に設けられた窓13aを介して確認できるように構成され、オイルの残量を外部から目視できるように構成される。キャップ32の後方側には後述するオイル供給装置の流量を調整する流量調整手段を構成するダイヤル38が設けられる。ダイヤル38は円盤状であって、外周部には作業者が指で回し易いように回転軸と平行に形成された複数のぎざぎざ状の複数の溝と、回転位置を示す数字(1〜6)が刻印される。左サイドカバー13の設けられた三角マーク等の指標と、ダイヤルの数字を元に、オイルの供給量が最小(1)から最大(6)のいずれに設定されているかを容易に設定及び識別することができる。ここで回転するダイヤル38の回転の中心軸は図2にて示すように水平方向(ガイドバー10の長手方向からやや仰角を有する様に配置することによってダイヤル38がキャップ32と干渉しないように斜めに配置される。尚、このダイヤル38の回転中心軸を斜めに配置することは、後述するオイルポンプの吸入口と吐出口の位置関係(吐出口が吸入口よりも上に位置する)を実現するためにも好適な配置となるものである。
図3は本発明の実施例に係るチェーンソー1の上面図であり、一部を横断面図で示す図である。本実施例では動力源として電力により動作するモータ3を用いた電気チェーンソーを示すが、動力源としてエンジンを用いても良い。これらの図に示すように、モータ3の回転軸が前後方向に延在するように本体ハウジング2の略円筒形の胴体部2aの内部に配置される。モータ3の回転軸にはモータを冷却するための冷却ファン18が設けられ、冷却ファン18の前方に延びる出力軸に固着されたギヤ6が、ギヤ7と係合(噛み合う)する。ギヤ6とギヤ7は、直交する伝達軸へ伝達する場合に用いられる傘歯車であって、円錐状の外形であり周囲に歯が形成される。このギヤ6とギヤ7の歯車比によってモータ3の回転数が減速されてスピンドル8が回転する。スピンドル8はソーチェーン11を駆動するための駆動軸となると共に、オイルポンプ50を駆動するための駆動軸となる。ギヤ7はギヤケース5により回転自在に支持されたスピンドル8に固着される。スピンドル8のギヤ7と反対側の端部には、ソーチェーン11を駆動するためのスプロケット9が固定される。
スピンドル8の左側(スプロケット9と反対側)には、ソーチェーン11の焼付防止のためにオイル供給装置30を有する。オイル供給装置30は、オイルタンク31と、オイルタンク31内のオイルを吸い出して給油管路39に供給するオイルポンプ50と、これらを接続する通路(弾性チューブ33、34)によって主に構成される。オイルポンプ50は、後述するシリンダ部と、シリンダ部の内部で往復移動(摺動)するピストン43により主に形成され、シリンダ部には吸入口52と吐出口54が形成される。吸入口52は弾性チューブ33によってオイルタンク31と接続され、吐出口54は弾性チューブ34によって給油管路39に接続される。弾性チューブ33、34は、例えばウレタンチューブ、耐油性合成ゴムホース、柔軟フッ素ホースを用いることができる。給油管路39はギヤケース5からインナカバー15にかけて形成された貫通穴であって、インナカバー15のガイドバー10の取付け面に、オイルの出口となる開口39aが形成される。ガイドバー10には開口39aに対応させて給油口が形成されている。給油口に供給されたオイルは、ガイドバー10に沿って広がってソーチェーン11に供給されることになる。
ギヤケース5には、オイルポンプ50を前後方向に保持する固定リブ5aが形成され、それらリブの間にオイルポンプ50を前後方向にわずかに移動させるための回転式のダイヤル38が配置される。オイルポンプ50とダイヤル38は、ギヤケース5と左サイドカバー13によって挟持されることによりハウジングの内部に保持される。オイルポンプ50のピストン43の往復移動は、スピンドル8と連動して回転する偏芯カム41でカムフォロア42をピストンの長手方向に往復運動させることで行う。このピストン43の往復動によってオイルポンプ50のシリンダ部内の圧力室の有効ストローク長が変化することにより、オイルポンプ50の圧力室に開口した吸入口と吐出口を開閉させることにより所定量のオイルを吐出口から弾性チューブ33に吐き出す。オイルの吐出量はピストン43の有効ストローク長と往復移動速度にほぼ比例する。
図4は本発明の実施例に係るチェーンソー1のソーチェーン11にオイルを供給する開口39a付近の部分側面図であって、右サイドカバー14を外した状態を示す図である。通常、ガイドバー10のギヤケース5(後述)への取付部分と、ソーチェーン11の駆動部は右サイドカバー14によって覆われる。ソーチェーン11は、チェーンソー1の本体の右側に取り付けられているガイドバー10に案内され、スプロケット9に架け渡される。スピンドル8(図3参照)の右側端部に固定されるスプロケット9の回転によりソーチェーン11はガイドバー10に沿って走行する。この際、スピンドル8の回転に連動してオイルポンプ50が動作するので、オイルポンプ50から吐出されたオイルが給油管路39の開口39aからガイドバー10に向けて供給される。
図5は本発明の実施例に係るチェーンソー1のオイルポンプ50付近の構造を示す部分断面図である。オイルタンク31はハウジングの表面に開口した給油口を有し、給油口にはこれを閉じるキャップ32(図2参照)が螺合される。オイルタンク31の底部の開口31aはオイルの取出し口であり、開口31aには弾性チューブ33の一端33aが接続される。ギヤケース5の左側を構成する左サイドカバー13の内壁にリブ状に形成されたチューブ案内路35が形成される。オイルタンク31に一端が接続された弾性チューブ33はチューブ案内路35内を通り、その反対側の端部がオイルポンプ50の吸入口52に接続される。オイルポンプ50のオイルの吐出口54は給油用の弾性チューブ34(図3参照)の一端が接続される。オイルポンプ50は、取付用のリブ58によって図中のB−B線の方向にギヤケース5に対して微少距離だけ移動可能に保持されるので、弾性チューブ33及び弾性チューブ34(図3参照)を弾性力のある材質でオイルの流路が形成され、オイルポンプ50のハウジングに対する微少な移動が許容される。
オイルポンプ50の駆動は、スピンドル8と連動して回転する偏芯カム41でカムフォロア42を往復運動させることで行う。すなわち、カムフォロア42でオイルポンプ50内のピストン43を往復動させ、吐出口54よりオイルを送出する。ここで、ピストン43を往復動の方向(ストローク方向)はB−B線の方向であって、ストローク方向が水平線に対して仰角θを有する様にオイルポンプ50がハウジングのギヤケース5に斜めに保持される。このようにオイルポンプ50のストローク方向を斜めに配置したことにより、図5(又は図1、図2)のようにチェーンソー1を水平に保持したり、地面等に載置した際に、吸入口52の先端位置が吐出口54の先端位置よりも下側に位置するような位置関係とした。この配置により、オイルポンプ50が停止しているときに重力により吐出口54からオイルが流れて開口39aから漏れる恐れを大幅に低減させることができる。
オイルポンプ50のピストン43の外周側を覆うシリンダ部の外側には、ダイヤル38が設けられる。ダイヤル38の外周部には、回転軸の軸線と平行に形成された多数の溝(ギザギザ)が形成されており、作業者の指が滑らないようにして操作性を向上させるように構成した。また、ダイヤル38の外周面には数字が刻印されている。ダイヤル38の一部はハウジング(左サイドカバー13から外部に露出しており、また、露出部分に三角マーク等の図示しない位置マークが刻印されているので、作業者はダイヤルの数字と位置マークとの相対位置によってオイルポンプの吐出量がどの程度に設定されているかを、即座に、しかも定量的に識別することができる。
図6は図5のB−B部の断面図である。スピンドル8は、直径がやや細くされた中径部8aにギヤ7が固定され、中径部8aよりもさらに細く形成された細径部8bに偏芯カム41が固定される。カムフォロア42及びピストン43は、スピンドル8と垂直な平面内で往復移動するように配置され、そのピストン43の移動空間(圧力室)を形成するシリンダ本体51が、ピストン43を覆うように配置される。シリンダ本体51の外周部には雄ねじであるネジ部51bが形成され、ダイヤル38の内周部には雌ねじであるネジ部38aが形成され、これらのネジ部の作用によりシリンダ部をスライドさせる可動手段が実現される。ここで、ダイヤル38は回転軸方向にギヤケース5と固定リブ5aとの間であって軸方向に移動不能に保持されるので、この状態でダイヤル38を回転させると、ネジ部38a、51bの作用によりダイヤル38が移動できないためにオイルポンプ50のシリンダ本体51が軸方向に移動する。オイルポンプ50の吐出口54には給油用の弾性チューブ34が接続される。尚、シリンダ本体51がスライドしても弾性チューブ33、34が自由に動ける空間があり、何にも干渉しない構成とすると好ましい。
図7は本実施例のオイルポンプ50の詳細構造を示す断面図であって、流量を最大に設定した状態を示す図である。図7に示す通り、オイルポンプ50のシリンダ部は、シリンダ本体51と吐出口54が形成されたキャップ53によって形成される。シリンダ本体51はピストン43が摺動する円筒形の空間(圧力室)を形成する細径部分と、逆流防止のための逆止弁たるスチールボール55とスプリング56を収容する空間(逆止弁室)を形成する太径部分が形成される。逆止弁室はシリンダ本体51の太径部と、その内側に嵌合されるキャップ53によって構成され、キャップ53には吐出口54が形成され、キャップ53とシリンダ本体51との間にはオイルの漏れを防ぐためのOリング57が設けられる。スチールボール55はスプリング56によってピストン43側に付勢され、ピストン43がスチールボール55側に近づく方向に移動する際にはスチールボール55がスプリング56の付勢力に抗して移動することによりピストン43が摺動する空間(圧力室)側から逆止弁室側へのオイルの流入を許容する(逆止弁が開いた状態)。一方、ピストン43がスチールボール55から離れる方向に移動する際には、スチールボール55がスプリング56の付勢力によって圧力室から逆止弁室側への移動を阻止するため、オイルの逆流を阻止する事ができる(逆止弁が開いた状態)。
シリンダ本体51の圧力室内はピストン43との位置によって容積が変化するように構成された空間であり、ピストン43が往復移動(摺動)する。図7の例ではピストン43は上死点に位置している。ピストン43の先端の移動範囲は、図7に図示する上死点から下死点の範囲となるが、このストロークの範囲内の側面に吸入口52に連通される開口が設けられ、オイルポンプ50の吸入口52から入ってきたオイルをカムフォロア42に接続されたピストン43がどれだけ押し出しているかによってオイルの流量が決定される。つまり、オイルの圧送に有効なのは吸入口52側の開口からスチールボール55の間の領域におけるピストン43の移動量であるので、ピストン43の有効移動量X1が大きいほどオイル流量も多くなる。ここで有効移動量X1とは、吸入口52のピストン側の開口の端部(スピンドル8から離れた側の端部)からピストン43の上死点までの距離であり、「上死点」とはピストン43がシリンダ本体51内に最も押し込まれた位置のことである。ピストン43のストロークは図示のように有効移動量X1よりもピストン43のストロークの方が大きい。このような構造のオイルポンプ50を用いることで、ピストン43とオイルポンプ50とのピストン43の長手方向距離がオイルの流量を決定させることができる。図7の例ではダイヤル38を回転させて、シリンダ部(シリンダ本体51とキャップ53等)がスピンドル8側に最も近づいている状態であり、シリンダ本体51の端部51aはリブ58のストッパ壁58aに接触しているため、ダイヤルをこれ以上回すことはできない。この状態では有効移動量X1が最も大きくなるので、オイルポンプ50から吐出されるオイルの量が最大となる。尚、本実施例ではシリンダ本体51がリブ58のストッパ壁58a、58bに接触することで、シリンダ本体51の移動範囲を制限するストッパの機能を実現したが、回転ダイヤル側の回転角を制限することによってシリンダ本体51の可動範囲を制限するように構成しても良い。
図8は、ダイヤル38を回転させて、シリンダ部(シリンダ本体51とキャップ53等)をスピンドル8から最も遠ざけた状態を示す。偏心カム41の回転位置すなわちピストン43の軸方向位置は図7と同じであり、ピストン43は上死点に位置する。この状態ではダイヤル38を回転させて、シリンダ部(シリンダ本体51とキャップ53等)がスピンドル8から最も遠ざかった状態であり、シリンダ本体51はリブ58のストッパ壁58b側に接触しているため、ダイヤルをこれ以上回すことはできない。この場合は、有効移動量X2がX1に比べて十分小さくなり、オイルポンプ50から吐出されるオイルの量が最小(又はほぼゼロ)となる。このように、本実施例ではダイヤル38を回転させてシリンダ本体51をピストン43の長手方向にスライドさせるだけで、オイルポンプの吐出量(流量)を自在に変更できるようにした。この流量の調整もシリンダ部の移動によって行うようにし、オイルポンプ50のシリンダ本体51の外周にネジ部51bを形成し、ダイヤル38の内側にネジ部38aを形成してこれらをねじ螺合させたので、ダイヤル38を回すことによりオイルポンプ50の移動量がリニアになるため、オイルの流量もリニアに調整できる。本実施例では、シリンダ本体51のスライド量は2mmもあれば流量をほぼ0から最大量まで調整可能であり、微調整が容易で、ダイヤル38を回すだけで確実に吐出量を調整でき、信頼性の高いチェーンソーを提供することができる。
以上の実施の形態において、ハンドル部2bに設けられたスイッチ4をオンにしてモータ3に通電すれば、スプロケット9が回転して、ガイドバー10に沿ってソーチェーン11が走行し、被切断材の切断動作を行うことができる。この際、モータ3の通電とともにスピンドル8が回転するために、偏芯カム41とカムフォロア42からなるカム機構を介してオイルポンプ50も作動を開始し、オイルタンク31から給油用の弾性チューブ33を介してオイルを吸引し、吐出用の弾性チューブ34を介して、ギヤケース5及びインナカバー15を左右方向に貫通する給油管路39にオイルを供給し、インナカバー15(図3参照)の開口39aを経てガイドバー10及びソーチェーン11にオイルが供給されることになる。
その際の給油量は、ダイヤル38を指で回転させることにより容易に調整できる。本実施例ではオイルの給油量はダイヤルの回転量に比例して増減するので、流量の微調整も簡単に行える。特に、回転式のダイヤル38とシリンダ本体51は、ダイヤル内周側の雌ねじをシリンダ部の外周側の雄ねじとの螺合を利用しているので、ダイヤル回転角度と流量の関係をリニアに調整することができる。また、オイルポンプ50の吐出量を簡単な流量調整用の回転式のダイヤル(回転ダイヤル)で構成したので、ダイヤルに回転角度を示す何らかの指針(インジケータ)を設けておけば、作業者が一目で給油量設定状況を確認することができる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、流量調整機構のダイヤル部材も雄ネジ部材に螺合できスライド可能であれば、任意の形状を採用できる。さらに、上述の実施例ではダイヤルと螺合する雄ネジ部材としてシリンダ部の外周を用いたが、これに限定されずに図9の押さえ部材142によってシリンダ部を固定して、フランジ付ボルト141を回転させる事によってシリンダ部を移動させるように構成しても良い。また、上述の実施例では、電気モータで駆動されるソーチェーンを説明したが、駆動源は電気モータだけに限られずに、2サイクル又は4サイクルエンジンであっても良い。さらに、電気モータの電源を商用電源だけでなく、リチウムイオン電池等の充電可能な電池パックを用いるように構成しても良い。
1 チェーンソー 2 本体ハウジング
2a 胴体部 2b ハンドル部
3 モータ 4 スイッチ
5 ギヤケース 5a 固定リブ
5b カムカバー 6、7 ギヤ
8 スピンドル 8a 中径部
8b 細径部 9 スプロケット
10 ガイドバー 11 ソーチェーン
12 ダイヤル 13 左サイドカバー
13a 窓 14 右サイドカバー
15 インナカバー 16 サブハンドル
17 ハンドガード 18 冷却ファン
27 電源コード 30 オイル供給装置
31 オイルタンク 31a 開口
32 キャップ 33 弾性チューブ
33a 一端 34 弾性チューブ
35 チューブ案内路 38 ダイヤル
38a ネジ部 39 給油管路
39a 開口 41 偏芯カム
42 カムフォロア 43 ピストン
44a〜44d オイルの流れ 50 オイルポンプ
51 シリンダ本体 51a 端部
51b ネジ部 52 吸入口
53 キャップ 54 吐出口
55 スチールボール 56 スプリング
57 Oリング 58 リブ
58a、58b ストッパ壁 105 ギヤケース
113 左サイドカバー 133 弾性チューブ
135 チューブ案内面 141 フランジ付ボルト
142 押さえ部材 142b ピン部
143 ナット

Claims (10)

  1. ハウジングと、前記ハウジング内に収納された動力源と、ガイドバーに案内されながら前記動力源によって回転駆動されるソーチェーンと、オイルタンクと、前記オイルタンクからオイルを前記ソーチェーンに供給するオイル供給装置を有するチェーンソーにおいて、
    前記オイル供給装置はオイルを吸引して送出するオイルポンプを有し、
    前記オイルポンプは、オイルを吸入するための吸入口と吸入したオイルを吐き出すための吐出口を有するシリンダ部と、前記シリンダ部内で往復移動することによりオイルの吸入及び吐き出しを行うピストンを有し、
    前記シリンダ部の前記ハウジングに対する固定位置をピストンの摺動方向に移動させる流量調整手段を設け、前記流量調整手段は前記ピストンに対する前記シリンダ部の位置を変更することによって前記吐出口から吐出されるオイルの流量を調整することを特徴とするチェーンソー。
  2. 前記流量調整手段は、前記ピストンの摺動方向に前記シリンダ部をスライドさせる可動手段を有し、前記可動手段は前記ハウジングに対する軸方向の動きが規制され、前記可動手段が操作されることによって前記シリンダ部の固定位置を変更できることを特徴とする請求項1に記載のチェーンソー。
  3. 前記可動手段は、前記ハウジングの外部にその一部又は全部が露出する回転ダイヤルであって、前記回転ダイヤルに形成されたネジ部が前記シリンダ部に形成されたネジ部と螺合することを特徴とする請求項2に記載のチェーンソー。
  4. 前記回転ダイヤルに、その回転位置がわかるようにインジケータを設けたことを特徴とする請求項3に記載のチェーンソー。
  5. 前記回転ダイヤルの回転角度と前記吐出口からのオイルの吐出量が比例する関係にあることを特徴とする請求項4に記載のチェーンソー。
  6. 前記シリンダ部の移動範囲を制限するストッパ、又は、前記回転ダイヤルの回転範囲を制限するストッパを設けたことを特徴とする請求項5に記載のチェーンソー。
  7. 前記吸入口及び前記吐出口には、弾性力のあるチューブが接続されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のチェーンソー。
  8. 前記ピストンを往復移動させるためのカム機構を設け、前記ピストンは水平方向に対してわずかな仰角を有する方向に摺動し、
    前記シリンダ部の前記吐出口が前記吸入口よりも上方に位置することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のチェーンソー。
  9. ハウジングと、前記ハウジング内に収納されたモータと、ガイドバーに案内されながら前記モータによって回転駆動されるソーチェーンと、オイルタンクと、前記オイルタンクからオイルを前記ソーチェーンに供給するオイル供給装置を有するチェーンソーにおいて、
    前記オイル供給装置はオイルを吸引して送出するオイルポンプを有し、
    前記オイルポンプの吐出量を調整する回転ダイヤルを設け、前記回転ダイヤルの一部または全部が前記ハウジングの外部に露出するように配置し、
    前記回転ダイヤルにはオイル供給量を示すインジケータを設けたことを特徴とするチェーンソー。
  10. 前記回転ダイヤルの回転軸の軸線は、水平面と所定の仰角を有するように配置されることを特徴とする請求項9に記載のチェーンソー。
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