JP2015139059A - 放送通信連携触覚提示システム、サービスサーバおよびプログラム、並びに、携帯端末 - Google Patents

放送通信連携触覚提示システム、サービスサーバおよびプログラム、並びに、携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】放送通信連携サービスにおいて、番組コンテンツの内容に合わせて触覚情報を提示する。【解決手段】放送通信連携触覚提示システム1000において番組コンテンツに対応するアプリケーションを提供するサービスサーバ3は、放送局1から放送された番組コンテンツを受信する受信機4と携帯端末5とを関連付けた情報を記憶する。そして、サービスサーバ3は、受信機4から触覚情報が提示される番組コンテンツのアプリケーション取得要求を受け取ると、触覚提示アプリケーションをその受信機4に関連付けた携帯端末5に送信する。携帯端末5は、サービスサーバ3が放送局1から受け取った番組コンテンツの触覚情報を受信し、サービスサーバ3または受信機4から取得した触覚情報提示タイミングに従い、触覚情報を出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、放送波により提供される放送サービスと通信ネットワークを介して提供される通信サービスとを融合した放送通信連携サービスにおいて、視覚および聴覚以外の感覚の情報を、コンテンツに同期させて提供する技術に関する。
Hybridcast(登録商標)などの放送通信連携サービスが開始され対応受信機が発売されている。放送通信連携サービスでは、一例として、受信機が、放送番組に対応付けられたアプリケーションをアプリケーション管理サーバから取得して実行することによって、サービスサーバから配信コンテンツデータ(例えば、放送番組の内容に関する詳細情報)を取得する。そして、受信機は、放送波を受信することにより取得した番組コンテンツデータ(放送番組の映像や音声)と、ネットワーク通信により取得した配信コンテンツデータとを対応付けて再生する。
この放送通信連携サービスによれば、受信機は、放送番組に対応付けられたアプリケーション(配信コンテンツデータを取得するためのプログラム)や、視聴者による要求に応じた配信コンテンツデータをサービスサーバから取得し、例えば、番組コンテンツデータと配信コンテンツデータとを同期させて再生することができる。
一方、視覚および聴覚以外の感覚情報(臭い、味覚、温度・湿度など)をセンサを用いて測定し、その感覚情報を放送データに含めて送信し、受信した感覚情報に対応する感覚を与えるための提示装置を用いてコンテンツの感覚情報を再現する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−194597号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、感覚情報を再現するために専用提示機器が必要となる。
一方で、放送通信連携サービスにより、触覚(ものに触れたときに感じる振動や加速度などの感覚)情報を、専用提示機器を用いずに、市販の放送通信連携テレビ受信機(以下、単に、「受信機」または「テレビ受信機」と称す。)と携帯端末(携帯電話やスマートフォンなど)の組み合わせにより提示することが理論上可能となった。
この触覚情報は、特許文献1において示されるような、特有のセンサを用いて測定される情報ではなく、番組コンテンツ(放送番組)の収録時に、音声振幅と時間情報とからなる音声波情報(音声情報)として同時に収録できる。即ち、触覚情報は、番組コンテンツ収録時に、通常のマイクロフォン等により音声情報として収録したものを使用することができる。ここで、音声情報は映像情報に比べ、非常にデータ量が少ないため、収録直後に触覚情報用の音声情報を転送し、通信網を使って配信するための時間は、映像情報のエンコード/デコードにかかる時間と比較して十分に小さいため、リアルタイムでの中継でも配信できることがわかっている。これらの状況から、専用ゲーム機などで提示される作り込みの触覚情報や、専用センサを使い、専用提示装置で提示されるサンプリングの欠損を含む触覚情報等とは違った、リアリティのある触覚の情報伝達が期待できる。
そして、実際の振動振幅・速度・加速度などの情報を含んだデータ(触覚情報)としての音声波情報(音声情報)は、音声周波数帯域として、1Hz〜2000Hzの物理特性を有する。さらに、触覚情報に関するデータの大部分は、主に1Hz〜100Hzの低周波数成分に集中している。
しかし、この物理特性を有する触覚情報を、専用提示機器を用いずに市販の放送通信連携テレビ受信機と携帯端末との組み合わせにより実際に提示する際には、市販のテレビ受信機と携帯端末の音声再生周波数帯域に関して、以下のような問題が存在する。
即ち、デジタル放送用の放送波の音声情報は、規格により20Hz以下がカットオフされており、テレビ受信機の音声再生もこれに合わせ、低周波数帯域が出力されない仕組みになっている。また、テレビ受信機の音声再生周波数帯域と同様に、携帯端末の音声再生周波数帯域も低周波数帯域の出力が抑えられている。しかしながら、携帯端末の音声再生周波数帯域の低周波数帯域における出力逓減率は、テレビ受信機ほど極端なものではない。携帯端末毎の設計による差異はあるが、どの携帯端末にも共通して備え付けられているハードウェアによる音声再生音量を最大にすると、1Hz〜100Hzの低周波数音声情報が再生できることが分かっている。但し、アプリケーションをユーザが利用する度に、ハードウェアによる音声再生音量を最大にするという動作を各ユーザに強いることは難しいため、現状では、番組コンテンツの内容に合わせて携帯端末を用いて触覚情報をユーザに提示することはできていない。
本発明は、以上のような問題を鑑みてなされたものであり、放送通信連携サービスにおいて、番組コンテンツの内容に合わせて触覚情報を提示することができる、放送通信連携触覚提示システム、サービスサーバおよびプログラム、並びに、携帯端末を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の放送通信連携触覚提示システムは、番組コンテンツを送信する放送局と、番組コンテンツに対応するアプリケーションを送信するサービスサーバと、番組コンテンツを受信して出力する受信機と、サービスサーバおよび受信機に接続し、番組コンテンツの音声情報に含まれ、振動振幅、速度、加速度の情報を音声波形として収録した触覚情報を出力する携帯端末と、を備える構成とした。
かかる構成において、放送局は、番組コンテンツ、当該番組コンテンツの触覚情報および当該触覚情報を提示するタイミングを示す触覚情報提示タイミングを送信する。
また、サービスサーバは、受信機と当該受信機に出力される番組コンテンツの触覚情報を出力する携帯端末とから登録要求を受け付けて、当該受信機と当該携帯端末とを関連付ける機器関連付け情報を生成する。
また、サービスサーバは、受信機から触覚情報が提示される番組コンテンツに対応するアプリケーションの取得要求を受信した場合に、機器関連付け情報を参照し、当該受信機に関連付けた携帯端末に触覚情報を提示させるための触覚提示アプリケーションを送信する。
さらに、サービスサーバは、放送局から受信した当該番組コンテンツの触覚情報を、当該受信機に関連付けた携帯端末に送信する。
そして、受信機に関連付けた携帯端末は、サービスサーバから受信した触覚提示アプリケーションを実行することにより、サービスサーバから触覚情報を受信し、放送局が送信した触覚情報提示タイミングを受信した、サービスサーバまたは受信機から当該触覚情報提示タイミングを取得し、当該取得した触覚情報提示タイミングに従って、受信した触覚情報を出力する。
これによって、放送通信連携触覚提示システムは、番組コンテンツに対応するアプリケーションを提供するサービスサーバが、放送局から放送された番組コンテンツを受信する受信機と携帯端末とを関連付けた機器関連付け情報を記憶する。そして、サービスサーバは、受信機から触覚情報が提示される番組コンテンツのアプリケーション取得要求を受け取ると、触覚提示アプリケーションをその受信機に関連付けた携帯端末に送信する。携帯端末は、サービスサーバが放送局から受け取った番組コンテンツの触覚情報を受信し、サービスサーバまたは受信機から取得した触覚情報提示タイミングに従い、触覚情報を出力する。
よって、放送通信連携触覚提示システムは、受信機に出力される番組コンテンツの内容に合わせて、その受信機に関連付けた携帯端末において、当該番組コンテンツの触覚情報をユーザに提示することができる。また、放送通信連携触覚提示システムは、番組コンテンツの収録時に触覚情報を音声情報として取得するため、触覚情報を再現するための専用提示機器を用いることなく、一般的な携帯端末により、番組コンテンツに連動した触覚情報をユーザに提示することができる。
本発明によれば、放送通信連携サービスにおいて、番組コンテンツの内容に合わせて触覚情報を提示することができる、放送通信連携触覚提示システム、サービスサーバおよびプログラム、並びに、携帯端末を提供することができる。
本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システムの全体構成図である。 本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システムの処理の全体の流れを説明する図である。 本実施形態に係るサービスサーバの構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る受信機の構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る携帯端末の構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システムが行う機器関連付け処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システムが行う触覚提示アプリケーションの起動処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態に係る携帯端末が行う再生環境テストの処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)について図面を参照して説明する。
<放送通信連携触覚提示システムの概要>
最初に、本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システム1000の概要について説明する。
図1は、本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システム1000の全体構成図である。図1に示すように、放送通信連携触覚提示システム1000は、放送局1と、放送用アンテナ2と、サービスサーバ3と、受信機4と、携帯端末5とを含んで構成される。この放送通信連携触覚提示システム1000では、受信機4において、ISDB(Integrated Services Digital Broadcasting:統合デジタル放送サービス)方式によって放送局1から提供される放送サービスと、インターネット等により構成される通信ネットワーク6を介してサービスサーバ3から提供される通信サービスとが連携される。これにより、放送通信連携サービスが受信機4のユーザに提供される。
なお、本実施形態では、放送通信連携サービスを実現する一例として、Hybridcastシステムを例として説明する。Hybridcastとは、同報性、高品質、高信頼という放送の特徴と、視聴者の個別の要求に応えることができるという通信の特徴とを生かしたシステムを構築する仕組みである。Hybridcastシステムは、放送サービスを中心に置きながら、通信の活用によってサービスを強化するという観点で、放送と通信の連携サービスを実現することができる。
本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システム1000では、放送通信連携サービスにおいて提供される番組コンテンツと連携し、図1に示すように、サービスサーバ3および受信機4と接続された携帯端末5において触覚情報を提示させるものである。
なお、本実施形態において、番組コンテンツと連動して携帯端末5により提示される触覚情報とは、例えば、以下のようなケースでの提示が考えられる。サッカーボールの内部にマイクロフォンを組み込んだり、また、現状のサッカー中継と同様に、ボールを保持するサッカー選手にマイクロフォンを向けることにより、サッカー選手がそのサッカーボールを蹴る瞬間の振動を、マイクロフォンを用いて音声として収録し、携帯端末5を手に持つユーザにサッカー試合の放送番組の中で、その振動を提示する。ゴルフ番組において、プロゴルファーがゴルフクラブを使ってゴルフボールを打つ瞬間(ショット)の振動の情報を、携帯端末5を手に持つユーザに提示する。体操の床運動の競技大会において、床にマイクロフォンを設置し、体操選手の動きに連動した床の振動を、携帯端末5を手に持つユーザに提示する。また、スポーツ以外の番組においても、例えば、ホラー映画において恐怖シーンの効果を高めるために触覚情報を用いたり、報道番組において、台風や竜巻による振動を伝えるため、携帯端末5に触角情報を提示したりすることができる。このように、受信機4により提供される番組コンテンツの内容(映像・音声)とタイミングを合わせて、振動振幅・速度・加速度からなる触覚情報を携帯端末5により提示することにより、より豊かなコンテンツ表現を提供することができる。
≪放送通信連携触覚提示システムの処理の概要≫
次に、本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システム1000の処理の概要について説明する。
本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システム1000では、携帯端末5は、サービスサーバ3がその携帯端末5の低周波数帯域の出力特性に基づき調整(ミキシング)した触覚情報を取得する。そして、携帯端末5は、受信機4等を介して取得した番組コンテンツのタイミング(後記する「触覚情報提示タイミング」)に合わせて、取得した触覚情報を出力してユーザに提示する。
具体的には、携帯端末5は、携帯端末5それぞれにおいて、音声再生周波数特性、つまり、設定されているハードウェアによる低周波数帯域の再生環境が異なるため、番組コンテンツ配信前に予め再生環境の自己テスト(後記する「再生環境テスト」)を行い、当該携帯端末5に特有な低周波数帯域の出力逓減率を求める。そして、サービスサーバ3が、再生環境テストの結果に基づき、触覚情報を最適に提示(再現)するために周波数ごとに調整(ミキシング)した触覚情報(後記する「調整済触覚情報」)を生成し携帯端末5に送信する。携帯端末5は、サービスサーバ3から取得した調整済触覚情報を、触覚情報提示タイミングに従い、番組コンテンツに合わせて触覚情報として提示する。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システム1000の処理の全体の流れ(概要)を説明する。
まず、受信機4および携帯端末5は、触覚提示サービス登録要求をサービスサーバ3に送信する(ステップS1)。これにより、サービスサーバ3が、受信機4と携帯端末5とを関連付ける。つまり、受信機4と触覚情報を提示する携帯端末5とを関連付ける情報(後記する「機器関連付け情報」)を予めサービスサーバ3に登録しておく。なお、この処理は、後記する図6(機器関連付け処理)において詳細に説明する。
続いて、受信機4は、触覚情報が提示される番組コンテンツを取得するためのアプリケーション取得要求をサービスサーバ3に送信し、放送番組に対応付けられたアプリケーションをサービスサーバ3から取得する(図示省略)。また、サービスサーバ3は、触覚情報を提示させるためのアプリケーション(後記する「触覚提示アプリケーション」)を、機器関連付け情報を参照し、アプリケーション取得要求を送信してきた受信機4に関連付けられた携帯端末5に送信する(ステップS2)。なお、触覚提示アプリケーションの起動処理の詳細は、後記する図7において詳細に説明する。
次に、携帯端末5は、触覚提示アプリケーションを実行することにより、触覚情報を提示するための再生テスト(再生環境テスト)を実行する(ステップS3)。携帯端末5は、この再生環境テストにより、その携帯端末5に特有な低周波数帯域の再生環境に関する情報(低周波数帯域の出力逓減率)を取得する。なお、この処理は、後記する図8(再生環境テスト)において詳細に説明する。
そして、携帯端末5は、その再生環境テスト結果に、自身の携帯端末5に固有な端末IDを付してサービスサーバ3に送信する(ステップS4)。
続いて、放送局1から放送用アンテナ2を介して送信された放送波を受信することにより、受信機4は、番組コンテンツと触覚情報提示タイミングとを取得する(ステップS5)。
次に、受信機4は、触覚情報提示タイミングの情報を受信機4自身と関連付けられた携帯端末5に送信する(ステップS6)。
一方、サービスサーバ3は、放送局1から、番組コンテンツ収録時に音声情報として収録された触覚情報を受信し(ステップS7)、携帯端末5から受信した再生環境テスト結果を基に、その携帯端末5において最適となるように触覚情報を調整(ミキシング)する(ステップS8)。続いて、サービスサーバ3は、調整後の触覚情報(調整済触覚情報)を携帯端末5に送信する(ステップS9)。
そして、調整済触覚情報を受信した携帯端末5は、受信機4から受信した触覚情報提示タイミングに従いその調整済触覚情報を出力する。これにより、受信機4から出力される番組コンテンツ(映像・音声)に連動して、携帯端末5により触覚情報が提示される。
このようにすることで、本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システム1000によれば、放送通信連携サービスにおいて、番組コンテンツの内容に合わせた触覚情報を、携帯端末5により出力しユーザに提示することができる。
次に、放送通信連携触覚提示システム1000を構成する各装置について具体的に説明する。
≪放送局1≫
放送局1は、番組編成設備と、番組送出設備と、送信設備とを含んで構成される一般的なデジタル放送用の放送設備(図示省略)を備える。
放送局1は、放送設備によって、コンテンツや、イベント情報(EIT:Event Information Table)、アプリケーション管理情報(AIT:Application Information Table)等を制作する。そして、放送局1は、放送設備によって、これらのコンテンツ、イベント情報(EIT)、アプリケーション管理情報(AIT)等を多重化した放送信号を生成し、その放送信号を放送波に変調して放送用アンテナ2から送信する。
イベント情報(EIT)は、番組コンテンツの名称、番組コンテンツの放送日時、番組コンテンツの説明等のコンテンツに関するメタ情報を含む。また、本実施形態においては、番組コンテンツ内の触覚情報提示タイミングの情報を含むこともできる。
アプリケーション管理情報(AIT)は、受信機4や携帯端末5において実行可能なアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」と記載する。)を管理するための情報である。アプリケーション管理情報(AIT)には、1以上のアプリケーションそれぞれに対応し、当該1以上のアプリケーションそれぞれを管理するための個別管理情報が含まれる。この個別管理情報には、管理対象のアプリケーションを識別するアプリケーションID、当該アプリケーションの所在を示すロケーション情報等が含まれる。
アプリケーションにより提供されるコンテンツには、番組コンテンツに連動するコンテンツと、番組コンテンツに連動しないコンテンツが含まれる。なお、番組コンテンツとは、放送スケジュールに従って放送される番組を構成する映像や音声の各データを含むコンテンツを意味する。番組コンテンツに連動しないコンテンツは、例えば、放送番組には関係なく提供される天気情報や交通情報等がある。以下、アプリケーションにより提供されるコンテンツを「アプリ用コンテンツ」と記載する。
放送信号は、従来のデジタル放送の放送信号と同一であり、ARIB(登録商標)(社団法人電波産業会:Association of Radio Industries and Broadcast)標準規格で規定される。また、デジタル放送によって提供される映像、音声等の各種データは、国際標準規格MPEG−2 Systemsで規定されるTSパケット(トランスポートストリームパケット)に格納されて、時分割で多重伝送される。TSパケットには、セクション(Section)に対して、PSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)が規定されている。PSI/SIには、TSパケットに格納されているデータの種別を示す情報や、コンテンツの種別を示す情報が含まれる。また、上述のイベント情報(EIT)は、このSIに含まれるものである。
TSパケットによるデータ伝送は、セクションを用いてデータを伝送する方式と、PES(Packetized Elementary Stream)パケットを用いてデータを伝送する方式(データストリーム伝送方式)とに分類される。セクションを用いて伝送する方式には、データカルーセル伝送方式と、イベントメッセージ伝送方式がある。
データカルーセル伝送方式は、1以上のデータを一定周期で繰り返し伝送する伝送方式である。データカルーセル伝送方式によって伝送される個々のデータ(モジュール)には、それらを一意に識別するための識別情報が付されている。データカルーセル伝送方式は、受信機4側に個々のデータを任意のタイミングで取得させるために用いられる。
イベントメッセージ伝送方式は、放送局1から受信機4に対して、トリガ信号を送るための方式である。イベントメッセージ伝送方式は、データ量が少ないメッセージを放送局1から受信機4に伝送する場合に用いられる。本実施形態における触覚情報提示タイミングの情報は、このイベントメッセージ伝送方式により送信するようにしてもよい。
また、データストリーム伝送方式は、伝送するデータをPESパケットに収容してストリームとして伝送する伝送方式である。データストリーム伝送方式は、映像、音声、字幕データ等のリアルタイム型のデータや、他のストリームとの同期を要するデータの伝送に用いられる。
ここで、アプリケーション管理情報(AIT)は、TSパケットを用いて様々方法で伝送することが可能である。例えば、アプリケーション管理情報(AIT)を、TSパケットのSIに含まれるイベント情報(EIT)に格納して伝送する。アプリケーション管理情報(AIT)を、セクションを用いてデータカルーセル伝送方式により伝送する。アプリケーション管理情報(AIT)を、PESとしてコンテンツの映像や音声に多重させて伝送する。アプリケーション管理情報(AIT)を、バイナリ表現またはXML(Extensible Markup Language)によるテキスト表現で記述して、TSパケットに格納して伝送する。本実施形態では、アプリケーション管理情報(AIT)の伝送が、例えば、これらの伝送方法のいずれかを用いることにより実現される。
また、放送局1は、サービスサーバ3とネットワークや専用回線等により接続される。そして、放送局1は、番組コンテンツの収録時に音声情報として収録した触覚情報をアプリ用コンテンツに含めて、サービスサーバ3に送信する。
このようにすることにより、放送局1は、番組コンテンツを放送波として受信機4に送信すると共に、その放送番組に対応したアプリケーション管理情報(AIT)および触覚情報提示タイミングを受信機4に送信する。また、放送局1は、番組コンテンツに対応した触覚情報をサービスサーバ3に送信する。なお、放送局1は、番組コンテンツをサービスサーバ3を介して受信機4に送信するようにしてもよい。
≪サービスサーバ3≫
次に、サービスサーバ3について説明する。
サービスサーバ3は、受信機4や携帯端末5において動作する各種のアプリケーションを配信するアプリケーション配信機能と、アプリケーションにより提供されるコンテンツ(アプリ用コンテンツ)を配信するコンテンツ配信機能とを備える。なお、サービスサーバ3は、これらのアプリケーションやアプリ用コンテンツを、放送局1から受信したり、入出力部(図示省略)から取得して、記憶部(図示省略)に記憶しておく。
このサービスサーバ3は、受信機4に対しアプリケーション管理情報(AIT)を送信する。例えば、放送局1から受信した番組コンテンツにアプリケーション管理情報(AIT)を多重化させて受信機4に送信したり、受信機4からのアプリケーション管理情報(AIT)の取得要求に応じて受信機4に対しアプリケーション管理情報(AIT)を送信したりする。また、サービスサーバ3は、受信機4からアプリケーションの取得要求を受け付けたことに応じて、受信機4に対してアプリケーションを送信する。さらに、サービスサーバ3は、受信機4においてアプリケーションが実行されている場合に、映像や音声等の各データを含むアプリ用コンテンツを受信機4に送信する。
また、サービスサーバ3は、携帯端末5に対しアプリケーション管理情報(AIT)を送信し、携帯端末5からのアプリケーション(触覚情報を提示するための触覚提示アプリケーション)の取得要求を受け付けたことに応じて、携帯端末5に対してアプリケーション(触覚提示アプリケーション)を送信する。
さらに、サービスサーバ3は、放送局1から番組コンテンツの収録時に音声情報として収録した触覚情報を放送局1から受け取り、個々の携帯端末5の再生環境テスト結果に基づき、各携帯端末5において最適となるように触覚情報を調整(ミキシング)して、調整後の触覚情報(調整済触覚情報)をその携帯端末5に送信する。
次に、図3を参照して、本実施形態に係るサービスサーバ3の構成例について詳細に説明する。
サービスサーバ3は、放送通信連携サービスを実現するための通常の機能である受信機4に対するアプリケーションやコンテンツの配信機能(図示省略)に加えて、本実施形態に特有な機能として、図3に示すように、触覚アプリケーション制御部310と触覚情報送信制御部311とを備える。
触覚アプリケーション制御部310は、受信機4および携帯端末5それぞれからユーザIDと機器IDとを含む触覚提示サービス登録要求を受信し、その受信機4と携帯端末5とを関連付けた情報(以下、機器関連付け情報)を記憶部(図示省略)に記憶する。つまり、受信機4の映像や音声情報と連動して触覚情報を提示させる携帯端末5を対応付ける(詳細は、図6参照)。
また、触覚アプリケーション制御部310は、受信機4から触覚情報が提示される放送番組に対応したアプリケーションの取得要求を受信すると、記憶部(図示省略)に記憶されたアプリケーション(触覚情報提示タイミングを携帯端末5に送信する機能を含むアプリケーション)を受信機4に送信する。それと共に、触覚アプリケーション制御部310は、受信機4から触覚情報が提示される放送番組に対応したアプリケーションの取得要求を受信した場合に、その受信機4に関連付けられた携帯端末5にアプリケーション管理情報(AIT)を送信する。これにより、触覚アプリケーション制御部310は、送信したアプリケーション管理情報(AIT)に対応した、触覚情報を提示するためのアプリケーション(触覚提示アプリケーション)の取得要求を携帯端末5から受信し、その携帯端末5に触覚提示アプリケーションを送信する。なお、この触覚提示アプリケーションは、その携帯端末5に特有な低周波数帯域の再生環境をテストする処理や、触覚情報提示タイミングに基づき触覚情報を番組コンテンツと同期させて出力する処理を実行させるアプリケーションである。
さらに、触覚アプリケーション制御部310は、放送局1から、音声情報として収録した触覚情報を含むアプリ用コンテンツを受信し、その収録した触覚情報を触覚情報送信制御部311に出力する。また、触覚アプリケーション制御部310は、放送局1から番組コンテンツと共に触覚情報提示タイミングの情報を取得した場合には、それらの情報を、受信機4に送信する。
触覚情報送信制御部311は、携帯端末5から、その携帯端末5のID(端末ID)が付された再生環境テスト結果を受信する。そして、触覚情報送信制御部311は、その再生環境テスト結果に基づき、放送局1から受信した収録した触覚情報を調整(ミキシング)し、調整済触覚情報を生成して、その携帯端末5に送信する。
このようにすることで、サービスサーバ3は、携帯端末5に対し触覚提示アプリケーションを提供し、その携帯端末5から再生環境テスト結果を受信する。そして、サービスサーバ3は、再生環境テスト結果に基づき、放送局1から受信した触覚情報を、その携帯端末5において最適となるように調整(ミキシング)し、調整済触覚情報を携帯端末5に送信することができる。
なお、このサービスサーバ3の触覚アプリケーション制御部310および触覚情報送信制御部311の各機能は、例えば、サービスサーバ3の記憶部(図示省略)に格納されたプログラムを、CPU(Central Processing Unit)(図示省略)がメインメモリであるRAM(Random Access Memory )(図示省略)に展開し実行することで実現される。
≪受信機4≫
次に、受信機4について説明する。
受信機4は、放送局1からの放送またはサービスサーバ3との通信を介して番組コンテンツを受信し、その番組コンテンツの映像情報および音声情報を同期して出力する。また、受信機4は、アプリケーション管理情報(AIT)に基づいてアプリケーションをサービスサーバ3から取得し、取得したアプリケーションを実行する。そして、受信機4は、実行しているアプリケーションによりサービスサーバ3からアプリ用コンテンツの映像情報や音声情報等を取得し、番組コンテンツの映像情報および音声情報に連携させて出力する。さらに、受信機4は、放送局1またはサービスサーバ3から触覚情報提示タイミングの情報を取得し、携帯端末5に送信する。
図4は、本実施形態に係る受信機4の構成例を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、受信機4は、放送波受信部410と、第1分離部411と、放送AIT取得部412と、第2分離部413と、通信AIT取得部414と、放送通信アプリケーション制御部415と、通信部420と、AIT記憶部430と、メモリ431と、スピーカ440と、ディスプレイ441とを含んで構成される。
放送波受信部410は、放送用アンテナ2を介して放送局1から放送されている放送波を受信する。
第1分離部411は、放送波受信部410により受信した放送波を復調し、放送波から放送信号、即ち、TSパケットを抽出する。そして、第1分離部411は、TSパケットのPSI/SIを参照して、TSパケットに含まれている情報の種別を判別し、映像、音声、イベント情報(EIT)等の各種データを抽出する。また、第1分離部411は、予め設定されているアプリケーション管理情報(AIT)の伝送方法に応じて、セクションやPESを参照しアプリケーション管理情報(AIT)を抽出する。
また、第1分離部411は、TSパケットに含まれている情報が音声情報である場合に、その音声情報をスピーカ440に出力する。さらに、第1分離部411は、TSパケットに含まれている情報が映像情報である場合に、その映像情報をディスプレイ441に出力する。
そして、第1分離部411は、抽出したイベント情報(EIT)やその他の各種データをメモリ431に記憶させる。このイベント情報(EIT)には、上述したように触覚情報提示タイミングの情報を含めるようにしてもよい。
また、第1分離部411は、アプリケーション管理情報(AIT)を抽出した場合、抽出したアプリケーション管理情報(AIT)を放送AIT取得部412に出力する。
放送AIT取得部412は、第1分離部411から出力されたアプリケーション管理情報(AIT)を取得し、AIT記憶部430に記憶させる。
通信部420は、通信ネットワーク6を介してサービスサーバ3や携帯端末5との間で情報の送受信を行う通信インタフェースである。
第2分離部413は、通信部420により受信された情報の種別を判別する。この第2分離部413は、受信した情報がアプリケーション管理情報(AIT)であると判別した場合、このアプリケーション管理情報(AIT)を通信AIT取得部414に出力する。また、第2分離部413は、受信した情報がアプリケーションやアプリ用コンテンツであると判別した場合、その情報をメモリ431に記憶させる。この第2分離部413は、サービスサーバ3から触覚情報提示タイミングの情報を受信したと判別した場合も、その情報をメモリ431に記憶させる。
通信AIT取得部414は、第2分離部413から出力されたアプリケーション管理情報(AIT)を取得し、AIT記憶部430に記憶させる。
放送通信アプリケーション制御部415は、キーボードやリモコンからなる入力部(図示省略)等に、携帯端末5に触覚情報を提示するサービスを受ける旨の情報(ユーザの設定情報)が入力されたこと等を契機として、触覚提示サービス登録要求をサービスサーバ3に送信する。これにより、受信機4と携帯端末5とを関連付ける(詳細は図6参照)。
また、放送通信アプリケーション制御部415は、AIT記憶部430を監視し、新たにアプリケーション管理情報(AIT)が記憶された場合に、そのアプリケーション管理情報(AIT)に記述されているロケーション情報をアプリケーションの取得先として、サービスサーバ3からアプリケーションを取得する。そして、放送通信アプリケーション制御部415は、取得したアプリケーションを実行し、サービスサーバ3からアプリ用コンテンツを取得することによって、アプリ用コンテンツの音声情報をスピーカ440に出力し、アプリ用コンテンツの映像情報をディスプレイ441に出力する。
ここで、放送通信アプリケーション制御部415は、新たに取得したアプリケーション管理情報(AIT)に基づき、現在視聴している(これから視聴しようとしている)放送番組が、触覚情報が提示される番組であることを検知した場合には、触覚情報が提示される番組コンテンツに対応したアプリケーションの取得要求をサービスサーバ3に送信する。そして、受信機4は、触覚情報提示タイミングを携帯端末5に送信する機能を含むアプリケーションを取得する。そして、放送通信アプリケーション制御部415は、取得したそのアプリケーションを実行し、メモリ431に記憶された触覚情報提示タイミングの情報を携帯端末5に送信する。
このようにすることで、受信機4は、触覚情報が提示される番組コンテンツに対応したアプリケーションをサービスサーバ3から取得し、そのアプリケーションを実行することにより、触覚情報提示タイミングの情報を携帯端末5に送信することができる。
≪携帯端末5≫
次に、携帯端末5について説明する。
携帯端末5は、サービスサーバ3から触覚提示アプリケーションを受信し、その携帯端末5において、触覚情報の再生環境を事前にテスト(再生環境テスト)し、その再生環境テスト結果をサービスサーバ3に送信する。これにより、携帯端末5は、サービスサーバ3から、当該携帯端末5の低周波数帯域の出力特性に合わせて調整(ミキシング)された調整済触覚情報を取得する。そして、携帯端末5は、受信機4から取得した触覚情報提示タイミングに従い、その調整済触覚情報を出力することにより触覚情報を提示する。
図5は、本実施形態に係る携帯端末5の構成例を示す機能ブロック図である。
携帯端末5は、携帯電話やスマートフォン等としての基本的な機能(図示省略)に加えて、本実施形態に特有な機能として、図5に示すように、アプリケーション実行制御部510と、触覚提示制御部511と、再生環境テスト部512とを含んで構成される。
アプリケーション実行制御部510は、キーボードやタッチパネルからなる入力部(図示省略)等に、当該携帯端末5に触覚情報を提示するサービスを受ける旨の情報(ユーザの設定情報)が入力されたこと等を契機として、触覚提示サービス登録要求をサービスサーバ3に対して送信する。これにより、携帯端末5と受信機4とを関連付ける(詳細は図6参照)。
また、アプリケーション実行制御部510は、サービスサーバ3から触覚情報を提示するためのアプリケーション(触覚提示アプリケーション)に対応したアプリケーション管理情報(AIT)を受信する。そして、アプリケーション実行制御部510は、この触覚提示アプリケーションをすでに取得しているか否かを判定し、取得していない場合には、そのアプリケーション管理情報(AIT)に記述されているロケーション情報をアプリケーションの取得先として、サービスサーバ3にアプリケーション取得要求を送信し、サービスサーバ3から触覚提示アプリケーションを取得する。次に、アプリケーション実行制御部510は、取得した触覚提示アプリケーションを実行することにより、再生環境テスト部512を起動し、再生環境テストを実行させる。
また、アプリケーション実行制御部510は、受信機4から触覚情報提示タイミングの情報を受信し、その触覚情報提示タイミングの情報を触覚提示制御部511に出力する。
触覚提示制御部511は、再生環境テスト部512から再生環境テストの指示情報を受け取ると、その指示に基づき、再生環境テストを実行する。具体的には、触覚提示制御部511は、予め既知の、低周波数帯域を含むテスト音声情報に基づき、このテスト音声情報をスピーカ540から再生する。
また、触覚提示制御部511は、サービスサーバ3から調整(ミキシング)後の触覚情報(調整済触覚情報)を受信し、アプリケーション実行制御部510から取得した触覚情報提示タイミングに従い、その調整済触覚情報をスピーカ540から出力することにより、触覚情報を提示する。
再生環境テスト部512は、アプリケーション実行制御部510から指示により起動すると、触覚提示制御部511に対し指示情報を出力し、テスト音声情報を出力する再生環境テストを実行させる。
そして、再生環境テスト部512は、スピーカ540から再生されるテスト音声情報を録音することにより、再生環境テスト結果を取得する。この録音の際、外部の音源を拾ってしまうことを考慮し、テスト音声情報は、数秒程度の短い触覚情報を繰り返し再生するようにする。再生環境テスト部512は、繰り返し再生された音声を所定回数録音すると、再生環境テスト結果としてその録音された音声情報を、自身の携帯端末5のID(端末ID)を付してサービスサーバ3へ送信する。
このようにすることにより、携帯端末5は、その携帯端末5自身の触覚情報の再生環境を事前にテスト(再生環境テスト)し、その再生環境テスト結果をサービスサーバ3に送信することにより、当該携帯端末5の低周波数帯域の出力特性に合わせて調整(ミキシング)された調整済触覚情報をサービスサーバ3から取得する。そして、携帯端末5は、受信機4から取得した触覚情報提示タイミングに従い、その調整済触覚情報を出力することができる。
<放送通信連携触覚提示システムの動作>
次に、放送通信連携触覚提示システム1000の動作について詳細に説明する。なお、放送通信連携触覚提示システム1000の処理の全体の流れについては、図2を参照して説明したため、ここでは省略し、(1)携帯端末5と受信機4とを関連付ける機器関連付け処理、(2)触覚提示アプリケーションの起動処理、(3)再生環境テストについて説明する。
≪機器関連付け処理≫
まず、本実施形態に係るサービスサーバ3に対し、携帯端末5と受信機4とを関連付ける機器関連付け処理について説明する。
図6は、本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システム1000が行う機器関連付け処理の流れを示すシーケンス図である。
図6に示すように、まず、携帯端末5(アプリケーション実行制御部510)は、サービスサーバ3に対し触覚提示サービス登録要求を送信する(ステップS10)。
続いて、サービスサーバ3(触覚アプリケーション制御部310)は、携帯端末5から触覚提示サービス登録要求を受信すると、登録用アプリケーションをその携帯端末5に送信する(ステップS11)。
次に、携帯端末5(アプリケーション実行制御部510)は、登録用アプリケーションを実行することにより、当該携帯端末5のユーザIDおよび当該携帯端末5に固有なIDである機器IDを組にし、登録情報としてサービスサーバ3へ通知する(ステップS12)。
サービスサーバ3(触覚アプリケーション制御部310)は、携帯端末5からユーザIDと機器IDとの組の登録情報を取得すると、そのユーザIDが既に登録済みか否かを判定し、登録済みでない場合は、新たに取得した登録情報(ユーザIDと機器IDとの組。例えば、図6の登録情報701参照)を記憶部(図示省略)に記憶する(ステップS13)。
一方、受信機4(放送通信アプリケーション制御部415)は、サービスサーバ3に対し触覚提示サービス登録要求を送信する(ステップS14)。
続いて、サービスサーバ3(触覚アプリケーション制御部310)は、受信機4から触覚提示サービス登録要求を受信すると、登録用アプリケーションをその受信機4に送信する(ステップS15)。
次に、受信機4(放送通信アプリケーション制御部415)は、登録用アプリケーションを実行することにより、当該受信機4のユーザIDおよび当該受信機4に固有なIDである機器IDを組にし、登録情報としてサービスサーバ3へ通知する(ステップS16)。
サービスサーバ3(触覚アプリケーション制御部310)は、受信機4からユーザIDと機器IDとの組の登録情報を取得すると、そのユーザIDが既に登録済みか否かを判定し、そのユーザIDが既に登録されている場合には、当該ユーザIDの登録情報に、取得した機器IDを追加して登録し、機器関連付け情報(例えば、図6の機器関連付け情報702参照)を生成する(ステップS17)。
続いて、サービスサーバ3(触覚アプリケーション制御部310)は、受信機4に対して、機器関連付け情報で関連付けられた携帯端末5のアドレスを通知する(ステップS18)。そして、受信機4(放送通信アプリケーション制御部415)は、携帯端末5に対し自身(受信機4)のアドレスを通知する(ステップS19)。
このようにすることで、サービスサーバ3は、受信機4と携帯端末5とが関連付けられていることを知ることができる。また、受信機4は、サービスサーバ3から携帯端末5のアドレスの通知を受け、携帯端末5は、その受信機4のアドレスの通知を受けることで、互いに関連付けられた状態を知ることができる。
≪触覚提示アプリケーションの起動処理≫
次に、触覚提示アプリケーションの起動処理について説明する。
図7は、本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システム1000が行う触覚提示アプリケーションの起動処理の流れを示すシーケンス図である。ここでは、既に図6において示した機器関連付け処理が行われ、サービスサーバ3、受信機4および携帯端末5との間の関連付けができているものとする。
まず、受信機4は、放送波を受信し、アプリケーション管理情報(AIT)を取得する(ステップS20)。例えば、受信機4は、データカルーセル伝送方式により伝送されたアプリケーション管理情報(AIT)を取得する。このアプリケーション管理情報(AIT)を受信することにより、受信機4は、現在視聴している(これから視聴しようとしている)番組が、触覚情報が提示される番組であることを検知する。そして、受信機4(放送通信アプリケーション制御部415)は、サービスサーバ3に対し、触覚情報が提示される放送番組に対応したアプリケーションの取得要求を送信する(ステップS21)。
続いて、アプリケーション取得要求を受信したサービスサーバ3(触覚アプリケーション制御部310)は、その受信機4に対し、触覚情報を提示するための機能(例えば、触覚情報提示タイミングを携帯端末5に送信する機能)を備えたアプリケーションを送信する(ステップS22)。一方、サービスサーバ3(触覚アプリケーション制御部310)は、機器関連付け情報を参照し、アプリケーション取得要求を送信してきた受信機4と関連付けられた携帯端末5を抽出する。そして、サービスサーバ3(触覚アプリケーション制御部310)は、その抽出した携帯端末5に対して、触覚提示アプリケーションを送信する(ステップS23)。
触覚提示アプリケーションを受信した携帯端末5は、再生環境テストを実行する(ステップS24:後記する図8参照)。そして、携帯端末5(再生環境テスト部512)は、その再生環境テスト結果に自身の携帯端末5のID(端末ID)を付してサービスサーバ3に送信する(ステップS25)。
続いて、サービスサーバ3(触覚情報送信制御部311)は、番組コンテンツの触覚情報を、再生環境テスト結果を基に調整し、調整済触覚情報を生成して携帯端末5に送信する(ステップS26)。携帯端末5(触覚提示制御部511)は、受信した調整済触覚情報を記憶部(図示省略)に記憶する。
また、受信機4(放送通信アプリケーション制御部415)は、放送局1からの放送波を介して、または、サービスサーバ3を介して、触覚情報提示タイミングの情報を取得する。この触覚情報提示タイミングは、例えば、図7の触覚情報提示タイミング800に示すように、触覚情報を提示する番組の番組IDと、その番組のスタート時点からの触覚情報の提示タイミング(開始タイミング〜終了タイミング)を示す情報である。そして、受信機4(放送通信アプリケーション制御部415)は、取得したこの触覚情報提示タイミングの情報を携帯端末5に送信する(ステップS27)。携帯端末5(触覚提示制御部511)は、受信した触覚情報提示タイミングの情報を記憶部(図示省略)に記憶する。
携帯端末5(触覚提示制御部511)は、記憶部(図示省略)に記憶した触覚情報提示タイミングに従って調整済触覚情報を記憶部(図示省略)から抽出し、スピーカ540を介して出力する(ステップS28)。
なお、図7においては、放送番組(番組コンテンツ)が事前に収録され編集された番組(収録番組)や映画等のコンテンツであり、ステップS26において、携帯端末5が、サービスサーバ3から予め調整済触覚情報を取得し記憶部に記憶する。また、触覚情報提示タイミングについても、携帯端末5が、ステップS27において、受信機4から予め取得し記憶部に記憶する。そして、携帯端末5の触覚提示制御部511が、触覚情報提示タイミングに従って、記憶部から調整済触覚情報を抽出し出力するものとした。
これに対し、放送番組(番組コンテンツ)がライブ映像(生中継)の場合には、携帯端末5は、サービスサーバ3からデータストリーム伝送方式により、アプリケーション管理情報(AIT)や調整済触覚情報を受信し、その伝送データに触覚情報提示タイミングの情報を多重化させて取得することにより、リアルタイムに調整済触覚情報を出力するようにする。このとき、サービスサーバ3(触覚情報送信制御部311)は、放送局1から配信されてくる触覚情報を、その携帯端末5の再生環境テスト結果に基づき、リアルタイムに調整(ミキシング)し、つまりフィルタリングすることにより調整済触覚情報を生成し、携帯端末5に送信する。
≪再生環境テスト≫
次に、携帯端末5が実行する再生環境テストについて説明する。
携帯端末5が音声情報をスピーカ540で再生する際の低周波数領域の出力逓減率は、携帯端末5の設計の相違等により異なっており、各携帯端末5において統一された基準等に基づき設定されてはいない。そこで、サービスサーバ3は、既知の低周波数帯域を含むテスト音声情報をアプリケーション(再生環境テストアプリケーション)として携帯端末5に送信する。なお、この再生環境テストアプリケーションは、上述の触覚提示アプリケーションに含めてサービスサーバ3から携帯端末5に送信される。携帯端末5の再生環境テスト部512は、このテスト音声情報をスピーカ540から出力させ、その音声情報を録音することにより、その携帯端末5に特有の低周波数帯域の再生環境を示す再生環境テスト結果を取得する。以下、具体的に説明する。
図8は、本実施形態に係る携帯端末5が行う再生環境テストの処理を説明するフローチャートである。
まず、携帯端末5がサービスサーバ3から触覚提示アプリケーション(再生環境テストアプリケーションを含む)を取得すると、その触覚提示アプリケーションをアプリケーション実行制御部510が実行することにより、再生環境テスト部512(図5参照)を起動する(ステップS30)。
そして、再生環境テスト部512は、触覚提示制御部511に対し、再生環境テストアプリケーションに基づきテスト音声情報の出力を指示する。ここで、触覚提示制御部511は、このテスト音声情報を、上述のように、数秒程度の短い触覚情報を繰り返してスピーカ540から再生(出力)する(ステップS31)。
続いて、再生環境テスト部512は、繰り返し再生されたテスト音声情報を所定回数録音する(ステップS32)。ここで、複数回にわたってテスト音声情報を録音するのは、再生環境テスト部512が、スピーカ540から出力された音声情報を録音するため、外部の音源からの音声情報も同時に拾ってしまうことを考慮したものである。これにより、サービスサーバ3において、多くの雑音を含む音声情報(再生環境テスト結果)を削除したり、複数の音声情報(再生環境テスト結果)の平均をとり、その携帯端末5における低周波数領域の出力逓減率を決定したりすることができる。
そして、再生環境テスト部512は、再生環境テスト結果として録音された音声情報を、自身の携帯端末5のID(端末ID)を付してサービスサーバ3へ送信する(ステップS33)。
この再生環境テスト結果を受信したサービスサーバ3の触覚情報送信制御部311は、再生環境テスト結果として受信した音声情報から、低周波数領域のサンプリング周波数ごとの再生出力の大きさを検出し、音声再生周波数帯域の再生出力の大きさがフラットに近づくように触覚情報を調整(ミキシング)する。つまり、触覚情報送信制御部311は、周波数帯域別に触覚情報の出力を調整する。このようにすることにより、携帯端末5は、その携帯端末5に特有の低周波数帯域の再生環境を応じて調整した触覚情報をサービスサーバ3から受信し、その調整済触覚情報に基づき、より適切に触覚情報を出力することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る放送通信連携触覚提示システム1000、サービスサーバ3およびプログラム、並びに、携帯端末5によれば、放送通信連携サービスにおいて、番組コンテンツの内容に合わせた触覚情報を携帯端末5により適切に出力(再現)し、ユーザに提示することができる。
また、本発明は、ここで説明した実施形態に限定されるものではない。
本実施形態においては、受信機4に出力される番組コンテンツの映像・音声データに合わせて、携帯端末5において触覚情報を提示するものとして説明した。しかしながら、携帯端末5が、放送通信連携サービスにおける番組コンテンツの映像・音声データの出力機能を備えている場合には、受信機4ではなく、携帯端末5において番組コンテンツを視聴しながら、その携帯端末5が本実施形態に係る触覚情報をユーザに提示するようにしてもよい。
1 放送局
2 放送用アンテナ
3 サービスサーバ
4 受信機(放送通信連携テレビ受信機)
5 携帯端末
310 触覚アプリケーション制御部
311 触覚情報送信制御部
410 放送波受信部
411 第1分離部
412 放送AIT取得部
413 第2分離部
414 通信AIT取得部
415 放送通信アプリケーション制御部
420 通信部
430 AIT記憶部
431 メモリ
440,540 スピーカ
441 ディスプレイ
510 アプリケーション実行制御部
511 触覚提示制御部
512 再生環境テスト部
1000 放送通信連携触覚提示システム

Claims (9)

  1. 番組コンテンツを送信する放送局と、前記番組コンテンツに対応するアプリケーションを送信するサービスサーバと、前記番組コンテンツを受信して出力する受信機と、前記サービスサーバおよび前記受信機に接続し、前記番組コンテンツの音声情報に含まれ、振動振幅、速度、加速度の情報を音声波形として収録した触覚情報を出力する携帯端末と、を備える放送通信連携触覚提示システムであって、
    前記放送局は、前記番組コンテンツ、当該番組コンテンツの触覚情報および当該触覚情報を提示するタイミングを示す触覚情報提示タイミングを送信しており、
    前記サービスサーバは、
    前記受信機と当該受信機に出力される前記番組コンテンツの触覚情報を出力する前記携帯端末とから登録要求を受け付けて、当該受信機と当該携帯端末とを関連付ける機器関連付け情報を生成し、
    前記受信機から前記触覚情報が提示される番組コンテンツに対応するアプリケーションの取得要求を受信した場合に、前記機器関連付け情報を参照し、当該受信機に関連付けた携帯端末に触覚情報を提示させるための触覚提示アプリケーションを送信し、
    前記放送局から受信した当該番組コンテンツの触覚情報を、当該受信機に関連付けた携帯端末に送信し、
    前記受信機に関連付けた携帯端末は、
    前記サービスサーバから受信した前記触覚提示アプリケーションを実行することにより、前記サービスサーバから前記触覚情報を受信し、前記放送局が送信した前記触覚情報提示タイミングを受信した、前記サービスサーバまたは前記受信機から当該触覚情報提示タイミングを取得し、当該取得した触覚情報提示タイミングに従って、前記受信した触覚情報を出力すること
    を特徴とする放送通信連携触覚提示システム。
  2. 前記サービスサーバは、
    前記受信機から前記触覚情報が提示される番組コンテンツに対応するアプリケーションの取得要求を受信した場合に、当該受信機に関連付けた携帯端末の触覚情報の再生環境をテストする再生環境テストアプリケーションを含む前記触覚提示アプリケーションを、当該受信機に関連付けた携帯端末に送信することにより、当該携帯端末の前記再生環境のテスト結果を受信し、
    前記放送局から受信した当該番組コンテンツの触覚情報を、当該受信機に関連付けた携帯端末の前記再生環境のテスト結果に応じて低周波数帯域が出力されるように調整して調整済触覚情報を生成し、前記放送局から受信した当該番組コンテンツの触覚情報の代わりに、前記生成した調整済触覚情報を当該受信機に関連付けた携帯端末に送信し、
    前記受信機に関連付けた携帯端末は、
    前記サービスサーバから受信した前記再生環境テストアプリケーションを実行することにより、当該携帯端末の前記触覚情報の再生環境のテストを実行し、当該再生環境のテスト結果を前記サービスサーバに送信し、
    前記サービスサーバから前記調整済触覚情報を受信し、前記取得した触覚情報提示タイミングに従って、前記受信した調整済触覚情報を出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の放送通信連携触覚提示システム。
  3. 前記受信機に関連付けた携帯端末は、
    前記再生環境テストアプリケーションを実行することにより、既知の低周波数帯域を含むテスト音声情報を当該携帯端末のスピーカから出力し、当該出力した結果である音声情報を録音し、前記再生環境のテスト結果とすること
    を特徴とする請求項2に記載の放送通信連携触覚提示システム。
  4. 番組コンテンツを送信する放送局と、前記番組コンテンツに対応するアプリケーションを送信するサービスサーバと、前記番組コンテンツを受信して出力する受信機と、前記サービスサーバおよび前記受信機に接続し、前記番組コンテンツの音声情報に含まれ、振動振幅、速度、加速度の情報を音声波形として収録した触覚情報を出力する携帯端末と、を備える放送通信連携触覚提示システムの前記サービスサーバであって、
    前記受信機と当該受信機に出力される前記番組コンテンツの触覚情報を出力する前記携帯端末とから登録要求を受け付けて、当該受信機と当該携帯端末とを関連付ける機器関連付け情報を生成し、
    前記受信機から前記触覚情報が提示される番組コンテンツに対応するアプリケーションの取得要求を受信した場合に、前記機器関連付け情報を参照し、当該受信機に関連付けた携帯端末に触覚情報を提示させるための触覚提示アプリケーションを送信し、
    前記放送局から当該番組コンテンツの触覚情報を受信して、当該受信機に関連付けた携帯端末に送信すること
    を特徴とするサービスサーバ。
  5. 前記受信機から前記触覚情報が提示される番組コンテンツに対応するアプリケーションの取得要求を受信した場合に、当該受信機に関連付けた携帯端末の触覚情報の再生環境をテストする再生環境テストアプリケーションを含む前記触覚提示アプリケーションを、当該受信機に関連付けた携帯端末に送信することにより、当該携帯端末の前記再生環境のテスト結果を受信し、
    前記放送局から当該番組コンテンツの触覚情報を受信し、前記受信した触覚情報を、当該受信機に関連付けた携帯端末の前記再生環境のテスト結果に応じて低周波数帯域が出力されるように調整して調整済触覚情報を生成し、前記受信した触覚情報の代わりに、前記生成した調整済触覚情報を当該受信機に関連付けた携帯端末に送信すること
    を特徴とする請求項4に記載のサービスサーバ。
  6. 請求項4または請求項5に記載のサービスサーバの機能をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 番組コンテンツを送信する放送局と、前記番組コンテンツに対応するアプリケーションを送信するサービスサーバと、前記番組コンテンツを受信して出力する受信機と、前記サービスサーバおよび前記受信機に接続し、前記番組コンテンツの音声情報に含まれ、振動振幅、速度、加速度の情報を音声波形として収録した触覚情報を出力する携帯端末と、を備える放送通信連携触覚提示システムの前記携帯端末であって、
    前記サービスサーバから前記触覚情報を提示させるための触覚提示アプリケーションを受信し、当該触覚提示アプリケーションを実行することにより、前記サービスサーバが前記放送局から受け取った前記番組コンテンツの触覚情報を当該サービスサーバから受信し、当該触覚情報を提示するタイミングを示す触覚情報提示タイミングを前記サービスサーバまたは前記受信機から取得し、当該取得した触覚情報提示タイミングに従って、前記受信した触覚情報を出力すること
    を特徴とする携帯端末。
  8. 前記携帯端末は、
    前記サービスサーバから、前記携帯端末の触覚情報の再生環境をテストする再生環境テストアプリケーションを含む前記触覚提示アプリケーションを受信し、前記再生環境テストアプリケーションを実行することにより、当該携帯端末自身の前記触覚情報の再生環境のテストを実行し、当該再生環境のテスト結果を前記サービスサーバに送信し、
    前記サービスサーバから、前記番組コンテンツの触覚情報を、当該携帯端末の前記再生環境のテスト結果に応じて低周波数帯域が出力されるように調整した調整済触覚情報を受信し、前記取得した触覚情報提示タイミングに従って、前記受信した調整済触覚情報を出力すること
    を特徴とする請求項7に記載の携帯端末。
  9. 前記携帯端末は、
    前記再生環境テストアプリケーションを実行することにより、既知の低周波数帯域を含むテスト音声情報を当該携帯端末のスピーカから出力し、当該出力した結果である音声情報を録音し、前記再生環境のテスト結果とすること
    を特徴とする請求項8に記載の携帯端末。
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